寒い季節になると、うどんすきがとっても美味しいですよね。自宅で美味しいうどんすきを食べたいなら、うどんすき鍋を入手してみてはいかがでしょう。うどんすきが美味しく食べられる専用の鍋は、本格的な味に仕上がりますよ。そこで今回は、おすすめの人気うどんすき鍋をランキング形式でご紹介します。また、鍋の素材によって使い勝手が異なるので、素材別の知識が必要です。うどんすき以外にも使えるタイプや、うどんすきに特化した本格派もあるのでこれから購入を検討したい方は参考にしてみてくださいね。
うどんすき鍋とは？
うどんと共にエビや鶏肉など10種類以上の具材を煮込んだ鍋料理
うどんすき鍋とは、鶏肉、ハマグリ、野菜やエビなど10種類以上の具材をうどんと共に煮込んだ鍋料理です。すき焼きにうどんを入れたものと勘違いしそうですが、まったく別物ですよ。うどんは煮込むので少し太めで、具材のだしをたっぷり吸って贅沢な味わいになります。
料亭美々卯の登録商標で大阪を代表する名物料理
うどんすき鍋は大阪を代表する名物料理であり、200年以上続く老舗料亭である美々卯で考案されたものです。うどんすきの名称は商標登録されていますが、今や全国的に広まる人気メニューの名前として認知されています。大阪名物としてさまざまな店舗で異なる味わいが楽しめますよ。
鍋焼きうどんとの違いは通常のお鍋の手順で食べること
うどんすきは鍋焼きうどんと非常に似ていますが、全く別の料理です。というのも、鍋焼きうどんは短時間で煮込み熱々の状態で食べますが、うどんすきは一般的なお鍋と同様で具材を順番にだし汁に入れながら食べ、だし汁に旨味がたっぷりと出たところでうどんを投入して楽しみます。その味は、鍋焼きうどんより深い味わいです。
うどんすき鍋の種類
銅製
ムラなく加熱できて本格的なうどんすき鍋を楽しめる
具材に対して均一に熱を通すことができる銅製は、うどんすき鍋として最も適しているといえます。短い時間でだし汁が沸騰するので、手際よく具材や麺に火が通り味が染み込みます。本格的なうどんすきを味わいたい方におすすめですよ。
銅製は洗ったらしっかりと乾燥させてから保存する必要があります。塩分や酸に弱いのでお手入れは丁寧にしましょう。多少手間がかかる分、鍋の美味しさは格別です。比較的軽量なので、持ち運びにも便利。使う度に味のある趣になります。
ステンレス製
耐久性が高くお手入れがしやすい
鍋素材としてメジャーな人気を誇るのはやはりステンレス製。耐久性が高く焦げづらく錆びづらいので、調理器具全般において人気のある素材ですよね。しっかりとお手入れしていれば、常に新品のような美しさが保てますよ。
シンプルで光沢のある美しい外観も人気がある要因のひとつです。長い間美しい状態で愛用できるお鍋が欲しい方におすすめの素材ですよ。お手入れのしやすさも特徴のひとつ。手間暇かかる作業を省略したい方に最適です。
アルミ製
短時間で加熱ができ軽量なので扱いやすい
アルミ製は熱伝導率が高いのが特徴で、煮たり茹でたりする鍋に最適な素材です。短い時間で具材やうどんに熱が通るので、うどんすき鍋としておすすめです。うどんすきの具材はさまざまですが、根菜など固い具材を多く入れたい方はアルミ製がおすすめですよ。
軽量なので扱いやすいのもおすすめポイント。食べ終わったあとの後片付けや手入れの際に、ストレスがありません。ただし摩耗しやすく衝撃に弱い側面もあるので、アルマイト加工などがされた耐久性の高いタイプにすると良いでしょう。
鉄製
高い保温性で温かさをキープできる
鉄製は保温力が高く、常に熱々のお鍋を美味しく食べられるのが利点です。卓上コンロなどで温かさをキープせずとも、鉄の保温力で食べごろの温かさを保ってくれますよ。火加減などを気にせずゆっくり長く楽しみたい方におすすめです。
鉄製のお鍋は、お手入れにひと手間かかります。錆びやすいので、洗った後に空焚きなどをしてしっかりと乾燥させる必要がありますよ。そして、しまう前に薄く油をしいておくようにしましょう。お鍋の雰囲気を盛り上げてくれる鉄製鍋は、手間を惜しまず丁寧に扱うことで長く使用できます。
うどんすき鍋の選び方
サイズで選ぶ
5～6人の大勢で楽しみたい場合は直径40cm前後の大サイズ
うどんすき鍋を大勢で楽しみたい方や、ファミリー層には、鍋の直径が40cm前後の大きなサイズがおすすめです。複数人で楽しむ場合、小ぶりな鍋だと具材を取るのに気兼ねしてしまったり、何度も食材を入れる手間がありますよね。大きなお鍋で豪快に食材とうどんを入れて、ひとりひとりがたくさん食べられるサイズにし、作る手間も無くしましょう。
一人で楽しみたい場合は直径27cm前後の小サイズ
一人暮らしなど一人でゆっくりうどんすき鍋を堪能したい方は、直径27cm前途の小ぶりな鍋がおすすめです。収納スペースをとらず、お手入れも楽なのがメリット。ちょっと贅沢感のある鍋にしたいなら、銅や鉄などの趣のある素材の鍋が良いでしょう。ゲストが来た際には、他の料理と一緒に小さなうどんすき鍋を出すのも素敵ですよ。
形状で選ぶ
うどんを小皿に移しやすくするには縁の幅がせり出した形状
うどんすき鍋にもさまざまな形がありますが、基本の形はうどんを鍋から取り皿に滑らせて取りやすい、縁の幅がせり出した形状です。そして深さがなく浅い形状だと、具材なども取りやすい形といえるでしょう。また、せり出した縁の部分にフランジという模様があると湯切りができてとても便利です。購入する際は、縁の幅や模様などをよくチェックしてみてくださいね。
食卓を華やかにしたいなら花モチーフなどで曲線を活かした形状
うどんすき鍋はベーシックなタイプだと円状のものが主流ですが、中には菊型などの花びらを思わせる形状があります。曲線が多いのと、花のような形状であることでテーブルに置くと優しく華やかな雰囲気になります。明るい空間を演出したい場合はおすすめですよ。ステンレスやアルミなどの素材で多くありますので、チェックしてみましょう。
汎用性の有無で選ぶ
効率的な収納をしたいなら1個でいろいろな鍋が楽しめる仕様
例えば、縁が4cmから5cm程度せり出したうどんすき鍋だと、うどんの他にもくずきりや豆腐なども小皿に移しやすいことがあります。湯豆腐や寄せ鍋など一つの鍋でいろいろなメニューを楽しめれば、複数の鍋を保管する必要がなくなり、スペース確保が楽になりますよね。収納スペースを効率よく使用したいのであれば、高い汎用性のあるうどんすき鍋を選びましょう。
本格的なうどんすき鍋を楽しみたいなら専用鍋がおすすめ
うどんすきを極めたい、本格的なうどんすき鍋を作りたいということであれば、うどんすき専用鍋がおすすめです。銅製であればムラなく具材に熱が入り、短時間で美味しいうどんすきが出来上がります。さらに、幅の広い縁がせり出した浅いタイプのうどんすき鍋を選びましょう。具材の取り出しがしやすく、味も満足できますよ。
うどんすき鍋のおすすめブランド・メーカー
谷口金属工業
安心の日本製で取り扱いやすい仕様
鍋やフライパンなど家庭用調理器具の企画販売を手掛けるメーカー。安心の日本製で高い信頼度と品質を誇るうどんすき鍋は、縁にフランジがついており麺が取りやすいのが特徴です。アルミ製で素早く熱が通り、軽量なうどんすき鍋が欲しい方におすすめですよ。
丸新銅器
老舗メーカーの確かな品質と高い汎用性
銅製の鍋などの厨房用品を製造する丸新銅器は、70年以上の歴史ある老舗メーカーです。うどんすき鍋は、サイズのバリエーションが豊富で他の鍋料理にもマッチする高い汎用性が魅力。確かな品質で、いろいろなメニューに活用できるうどんすき鍋をお探しの方におすすめです。
厨房の匠
豊富なラインナップとリーズナブルな価格
プロが使う業務用の調理道具を幅広く取り扱っています。うどんすき鍋はステンレス製、鉄製、IH対応タイプなどさまざまな種類がありますよ。どれにしようか迷っている方は、こちらでいろいろなタイプの鍋を見て選ぶと良いでしょう。リーズナブルな価格も魅力のひとつです。
中尾アルミ製作所
鍋のベンツと称されるプロも認める高品質
業務用鍋などの老舗である中尾アルミ製作所は、50年以上の歴史を誇ります。鍋のベンツとも称される高い品質は、ガスとIH両方に対応可能な独自の新素材を用いており高い耐久性があります。プロも認める品質と機能性のあるうどんすき鍋で、本格的なうどんすきを楽しみたい方におすすめです。
おすすめ＆人気のうどんすき鍋ランキング
銅製でおすすめのうどんすき鍋
雑貨屋ココウキ-燕三条製 うどんすき鍋（7,667円）
銅イオンの殺菌作用があり衛生的
金物の町と呼ばれる燕三条製の国産うどんすき鍋です。具材が底に沈むことがないように浅く作られています。うどんを小皿に盛るたびに汁が飛び散らないように、縁の部分が幅広くなっていてうどんすき鍋として最適です。
熱伝導率が高く省エネ効果があり、食材にも均一に熱が通ります。まろやかで美味しい本格的なうどんすき鍋を作りたい方におすすめですよ。また、銅イオンの殺菌効果があり鍋を衛生的に保ってくれます。内径27cmで一人用としておすすめです。
島倉堂-鎚起銅器 うどんすき鍋（25,410円）
使い込むほど美しさが増す一生モノの高級手作り鍋
小ぶりな一人用の高級うどんすき鍋です。鎚起とは銅板を焼いてなましを繰り返し金槌で鍛え上げ創り上げていく鍛金技術です。使い込むほど美しい艶が生まれ、独特の風合いと光沢が楽しめますよ。一生モノのうどんすき鍋が欲しい方におすすめです。
鉄の5倍の熱伝導率があるとされる銅は、料理を美味しくまろやかに仕上げてくれます。見ためにも美しく、美味しく仕上げてくれる燕三条製の上質鍋で美味しいうどんすきを楽しんでみてくださいね。ひとつひとつ手作りの風合いで、若干の個体差があるのも素敵です。
丸新銅器-SA銅うどんすき鍋槌目入（5,412円）
他の鍋料理にも使える高い汎用性が魅力
銅製ならではの美しい外観で、表面にある槌目加工の独特な模様が特徴のうどんすき鍋です。縁の幅がしっかりあるので、くずきりや豆腐なども取り出しやすく使い勝手が良いでしょう。他の鍋料理でも活用できるタイプとしておすすめです。
こちらは3人用のサイズですが、6人用までバリエーションがあるので、家族の人数やパーティ用など、用途に応じて選んでくださいね。他のお鍋もできる汎用性を求める方には非常に便利なお鍋です。浅い形状で具材が取り出しやすいので、大人数でも手間取りませんよ。
ステンレス製でおすすめのうどんすき鍋
赤川器物製作所-燕三条製 うどんすき鍋（3,740円）
耐久性と耐腐食性の高い18-8ステンレスを使用
金物の町として信頼の高い燕三条製のうどんすき鍋です。美しいステンレスの光沢が特徴で、テーブルも洗練された雰囲気になります。縁はしっかりと幅があり浅いつくりなので、うどんや具材を取り出しやすい形状になっていますよ。
素材は耐久性と耐腐食性の高い18-8ステンレスを使用しているので、長く愛用したい方におすすめです。安心の日本製で、品質の高さは生産地からみてもお墨付きといってよいでしょう。すき焼き鍋としても活用できるのでお試しくださいね。
厨房の匠-うどんすき鍋（1,144円）
和洋中どんな鍋にもマッチする汎用性の高さが魅力
独特の模様と風合いが特徴のあられ鍋です。ステンレスのあられ鍋は水炊きや刺身鉢としても用いられ、さまざまなメニューで使えるので便利ですよ。うどんすきだけでなく、他の料理でも活用できるものが欲しい方におすすめです。
うどんすき以外のメニューでは、韓国チゲ、ポトフ、寄せ鍋、カレー鍋など、ジャンルを問わず調理可能です。どんな鍋料理でもしっくりくるデザインも魅力。うどんすきに欲しいせり出した縁はありませんが、高い汎用性で便利に使えます。
中尾アルミ製作所-うどんすき鍋（30,788円）
プロの手による最高級研磨仕上げ
ガスとIH両方に対応したうどんすき鍋です。独自の新素材を使っているので電磁波の吸収の仕方が良く、スムーズに加熱してくれます。さらに独自の強力加工が施されており、高い耐久性で長く愛用できる高品質のお鍋です。
また、板厚で保温性が高いのも嬉しいポイントです。花びらのようにみえる縁のデザインは食卓を華やかにし、温かいお鍋がより温かく感じますよ。最高級の研磨仕上げで非常に美しい外観も魅力。機能性、デザイン性共に高いうどんすき鍋が欲しい方におすすめです。
IH対応でおすすめのうどんすき鍋
谷口金属工業-槌目加工うどんすき鍋（2,700円）
熱伝導率の高いアルミニウム素材で信頼の日本製
熱伝導率の高いアルミ製で、安心の国産うどんすき鍋です。縁の部分にフランジがついているので、うどんなどの麺類をお皿に移す時に便利な仕様ですよ。ちゃんこ鍋やすき焼きなどにも活用できるので、最後に麺を入れるのがお好きな方に最適です。
アルミ製で軽く取り扱いがしやすいのも嬉しいポイントです。重い鍋を持ち上げてお手入れしなくて済むので楽ですよ。また、IH対応なので引っ越しなどで熱源が変わっても安心です。使い勝手が良く汎用性の高い鍋としておすすめです。
カンダ-燕三条製 うどんすき鍋（3,086円）
高い耐久性と耐腐食性で他の鍋メニューにも使える
信頼の日本製で、燕三条で作られたステンレス製うどんすき鍋です。IH対応で高い熱伝導率があり、うどん麺がのびないうちに他の具材に効率良く火が通ります。だし汁がたっぷり染み込んだ熱々のうどんすき鍋を楽しめますよ。
ステンレスは耐久性と耐腐食性に優れた種類で、取り扱いがしやすく長く使用できます。業務用でも家庭用でも使えて、店舗経営をしている方にもおすすめですよ。うどんすき鍋だけでなく、すき焼きなど他のメニューにも使用可能です。
中尾アルミ製作所-菊型うどんすき鍋（13,228円）
食卓を華やかに演出する菊型
縁の部分が菊の花びらのような形状になっており、テーブルを華やかに演出してくれるうどんすき鍋です。ちゃんこ鍋や寄せ鍋などにもおすすめで、いろいろな鍋料理とマッチします。お鍋をより楽しく明るい雰囲気にさせてくれるデザインですよ。
錆びづらくいつまでも美しいステンレス素材です。年月が経ってもお手入れを丁寧にしていれば、常に新品のような外観を保てるのが利点でもあります。チャームポイントの菊型形状をいつまでも美しく保つことで、常にうどんすきを楽しむひと時を盛り上げてくれるでしょう。
鉄製でおすすめのうどんすき鍋
厨房の匠-万能珍味鍋 蓋付（1,538円）
蓋付きで保温性に優れた一人用サイズ
鉄製の風情たっぷりの蓋付きうどんすき鍋です。蓋があるので、少し時間をおいても冷めづらく、卓上コンロがなくても食べごろの温度を長い間キープできますよ。常に熱々の美味しいうどんすきを、ゆっくりと堪能したい方におすすめです。
非常に小ぶりな一人用サイズで、他の料理と一緒に出すと豪華さがでます。業務用としても非常に美しく、見栄えがしますよ。万能鍋として使用できるので、すき焼きや湯豆腐など他の鍋メニューでも活躍してくれるでしょう。
愛宕山工業-鍛冶屋鍋（8,100円）
高い保温性でムラなく火が通り鉄分を上手に摂取できる
厚さが6mmあるがっしりとした鉄板鍋タイプのうどんすき鍋です。一般的な鍋より高い保温性があり、調理温度が高いのが特徴。取っ手やボルトには錆びづらく熱が伝わりにくいステンレスを使用しているので、熱々の鍋を運ぶ際も安心ですよ。
鉄の鍋は、体に吸収されやすい二価鉄という鉄分が熱を加えることで溶出されるのをご存じでしょうか。テフロン加工などが施された鍋からはほとんど鉄分を摂取することはできませんが、この鍋であれば不足しがちな鉄分を上手く取り入れられます。美味しいうどんすき鍋で鉄分摂取したい方はおすすめです。
東伸販売株式会社-五進 鉄しゃぶ鍋（14,722円）
IH対応でうどんすき以外にも使える便利な一人暮らし向け
IHにも対応している鉄製のうどんすき鍋です。しゃぶしゃぶ鍋やちり鍋などにも活用できて、何役も果たしてくれるお鍋として重宝します。蓋付きなので保温性が高く、外径25cmで一人用として最適なサイズです。
一人でちょっと贅沢なうどんすき鍋を食べたい方にはうってつけのお鍋です。鉄の趣が具材やうどんをさらに美味しそうに演出してくれますよ。小ぶりなので収納スペースもとらず、お手入れも複数人用と比べると楽にできます。
まとめ
高い汎用性がありお手入れがしやすいうどんすき鍋がおすすめ
うどんすき鍋は、うどんすきだけに特化した専用鍋も良いですが、収納面や手入れのしやすさを考えると汎用性の高いものもおすすめです。他の鍋料理にも使えるものだと一つの鍋でさまざまな鍋料理を楽しめて、収納面もスペースをとらず助かります。さらに、ステンレスやアルミなどで軽量かつ手入れがしやすいタイプは、片付けに手間がかかりません。収納スペースが広くあり丁寧な手入れが常にできるのであれば、銅や鉄素材で本格的なうどんすき鍋を楽しむのも良いでしょう。今回は、おすすめのうどんすき鍋をランキング形式でご紹介しました。ぜひご自宅の食卓にぴったりのうどんすき鍋を入手して、心も体もぽかぽかと温まるひと時を過ごしてみてくださいね。
