おやつや付け合せなどの様々な料理に使われるポテトは、子供から大人まで幅広い層に人気があります。そんなポテトを手軽にカットすることができたら嬉しいですよね。今回はおすすすめのポテトカッターをランキング形式でご紹介します。ポテトカッターには大きく分けてカットタイプと押し出しタイプの2タイプがあり、選び方にもポイントがあるので詳しく解説します。是非自分に合ったポテトカッターを見つけて、自宅で揚げたてのポテトフライを味わってみてくださいね。
ポテトカッターの特徴
ポテトを均一の薄さや大きさにカットできる
ポテトカッターを使うことで、ポテトを均一の薄さや大きさにカットすることが可能です。それにより火の入り方が均等になり、固さや食感が均一になります。また、フライドポテトを作る際にも同じ大きさになっていると最後の調味用の塩がまぶしやすく、味のばらつきがありません。
カットする時間を短縮できる
包丁でポテトを同じ形と大きさに1つ1つカットするのは、意外と時間がかかる作業です。パーティーなどで大人数のフライドポテトを作る時に、ポテトカッターがあればポテトを短い時間でカットすることができて便利です。また、かわいい飾り切りも手軽に作ることができますよ。
ポテトカッターの種類
カットタイプ
使い方が簡単でコンパクト
カットタイプは使い方がわかりやすく、コンパクトで収納時にも場所をとりません。包丁やスライサー、ピーラー型の3種類が主流で、使い勝手が良いです。料理初心者やポテトカッターを初めて購入しようと考えている人におすすめしたいのはカットタイプです。
カットタイプでは一度にたくさんのポテトをカットすることはできませんが、波型やワッフルカットなどのおしゃれな形にカットできるタイプが多くあります。ポテトの形がかわいいと、調理も食事も楽しくなりますね。付け合せのポテトや飾り切りを少量作る時に適しています。
押し出しタイプ
一度に多くのポテトをカットすることができる
フライドポテトの定番の形であるスティック状のポテトを作りたい人におすすめなのが、押し出しタイプ。一度にたくさんのポテトをカットすることができて便利です。調理時間の短縮にもなるので、パーティーの準備などにも活躍してくれますよ。
じゃがいもをセットし上から力を加えて作る押し出しタイプ。カットするには力が必要なので、力が弱い小さいこどもが使うには不向きです。しかし、一度にたくさんの量をカットできるので、大量のポテトをカットしたい人や頻繁にポテトカッターを使用したい人におすすめですよ。
ポテトカッターの選び方
安全性で選ぶ
滑り止めがついていると安心
ポテトカッターには鋭利な刃がついているので、使用時や収納時には刃に気をつけなければなりません。カットタイプのスライサー型や押し出しタイプのレバー操作のものを選ぶ時は、底面に滑り止めがついているかどうかを確認しましょう。またスライサー型には、じゃがいもを固定する安全ホルダーがついていると刃が手に触れて怪我をする心配がありません。安全性の高いポテトカッターを選ぶことで、こどもに料理を手伝ってもらうことができます。
切れ味が良いものが効率的
切れ味の良いポテトカッターを選んで使用することで、安全かつ効率的にポテトをカットすることができます。ポテトカッターの刃は錆びにくく耐久性の高いステンレス製のものが多いですが、セラミック製のものだとより切れ味が落ちにくいです。特に力が必要な押し出しタイプのポテトカッターは、ストレスなく不要な力をかけずにカットできるものを選ぶようにしましょう。
カットしたい形状で選ぶ
スタンダードなストレートカットタイプ
定番のフライドポテトの形と言えば、ハンバーガーショップでおなじみのストレートカットタイプですよね。カリッと揚げた表面の食感とじゃがいものホクホクとした食感が楽しめる、人気が高い形状です。特に細くカットしたフライドポテトはシューストリングカットと呼ばれています。おやつや付け合せにもぴったりな老若男女に愛されるフライドポテトをたくさん作りたい時は、押し出しタイプのポテトカッターがおすすめです。
料理を華やかにみせるなら波型のクリンクルカット
ギザギザした波型のクリンクルカットは滑らかな口当たりで、ハッシュドポテトのようなホクホクとした特徴的な食感をしています。アメリカでは主流の形状で、ソースやケチャップをディップするとよく絡んで美味しいですよ。そんなクリンクルカットのポテトを作るには、カットタイプの包丁型が便利です。他の野菜にも使用でき、食卓を華やかにしてくれます。
パーティーにおすすめのトルネードカット
韓国発祥のじゃがいもを螺旋状にカットしたトルネードカットは、見た目のインパクトが強いのでパーティーなどにおすすめです。一般的に油であげた後にコンソメやチーズ、はちみつなどのフレーバーパウダーを振りかけて食べます。トルネードカット用のポテトカッターは1つ作るのに手間と時間がかかりますが、フライドポテト好きなら一度は食べてみたい食べごたえ十分の形状ですね。
手入れのしやすさで選ぶ
洗いやすい簡単な構造なら手入れしやすい
デンプンが多いため、カットした後にぬめりが残りやすいじゃがいも。ぬめりが残っていると、そこから雑菌が繁殖しかねません。ポテトカッターを清潔に保つためにも、洗いやすさは選ぶポイントのひとつではないでしょうか。カットタイプの包丁型のような簡単な構造のポテトカッターは刃にじゃがいもがつまらないので、洗いやすく手入れもしやすいです。
分解できると細かいゴミも取り除きやすい
じゃがいもを皮付きのままカットしてから油であげたフライドポテトは、シャキシャキとした皮の食感とじゃがいも本来の味わいを楽しむことができます。じゃがいもを皮付きのままカットした場合、細かいゴミがポテトカッターに入り込んでしまうことがあります。そんな時に便利なのが分解できるポテトカッター。分解することで狭い隙間に入ってしまった細かいゴミを取り除くことができ、ポテトカッターを清潔に保つことができますよ。購入する際には、分解のしやすさもチェックしてみてください。
ポテトカッターのおすすめブランド・メーカー
下村工業
老舗刃物メーカーならではの切れ味
ヴェルダン包丁で有名な老舗刃物メーカー、下村工業。野菜や果物を食材や調理法ごとにカットする様々なアイデア商品を多く手掛けていて、かゆいところに手が届くような調理器具を多く扱っています。クリンクルカット用の包丁型と押し出しタイプの2種類のポテトカッターを作っています。
Borner(ベルナー)
ドイツ製の手持ちスライサー
高性能な、手持ちの野菜スライサーに力を入れているドイツのベルナー社。家庭用としても販売されていますが、大手レストランチェーン店でも使われる実力派です。ワッフルスライサーを作った元祖とも言われています。
MATFER (マトファー)
プロも愛用する製菓と調理具の老舗メーカー
フランス創業のMatferは、料理人なら一度は聞いたことがある製菓と調理器具のメーカー。美食の国と言われるフランス国内の70%の市場占有率を誇ります。プロのために作る完璧な商品は、世界中の料理人から圧倒的な支持を得ています。
BAOSHISHAN(バオシャン)
業務用の電動式ポテトカッター
油を使わずに揚げ物を作ることができるエアウェーブフライヤーで有名なBAOSHISHAN。業務用の手動式と電動式のポテトカッターを製造しています。本格的なポテトカッターを購入したい人におすすめのメーカーです。
おすすめ&人気のポテトカッターランキング
カットタイプでおすすめのポテトカッター
下村工業-フルベジ なみじゃがナイフFV-616 (1,237円)
波型のクリンクルカットのポテトが作れる包丁型
刃がギザギザになっている、包丁型の小ぶりなポテトカッターです。切るだけで、じゃがいもがかわいいクリンクルカットに。小さいですが、持ち手の凹凸のおかげで握りやすいうえに力を入れやすく、サクサク切れます。
なみじゃがナイフは離乳食を作るお母さんにも人気があります。クリンクルカットはスティック状よりもつかみやすいため、赤ちゃんでも手に持って食べやすことから離乳食の手づかみ食べ用に適しているのです。じゃがいも以外の他の野菜も切ってみたくなる、料理が楽しくなるアイテムですよ。
ベルナー-PL ワッフルスライサー「デコスターDEKO」 (2,750円)
安全ホルダー付きの手持ちのワッフルスライサー
ワッフルのような網目状にカットしたいなら、ベルナー社のワッフルスライサーがおすすめ。食材を角度をつけて交互にスライスすることで網目状になり、同じ角度でスライスすると、波切りのウェーブカットになります。3つの厚さのプレートが付いているので、プレートを交換することでお好みの厚さにカットできます。
スライサーの刃で手指を傷つける心配がない、専用の安全ホルダーが付きなのは嬉しいですね。スライサーは色素が移りやすいにんじんの色が目立たないように、オレンジ色で作られています。些細な部分にも配慮された、切れ味の良いワッフルスライサーです。
AG Logistics(エージーロジスティクス)-トルネードポテトカッター スパイラル ポテトカッター ハリケーンポテト (3,130円)
見た目のインパクトが強いトルネードポテトが作れる
このポテトカッターがあれば、お祭りの屋台で人気のトルネードポテトが自宅で作ることができます。じゃがいもの中心に串を刺してポテトカッターにセットし、ハンドルを回すとじゃがいもが薄い螺旋状にカットされます。本体の底面に吸盤がついているので、ハンドルを回しても本体がブレることはありません。
セットするじゃがいもが不安定な場合は、串に刺す前に予め端を切り落として平にしておくと安定します。大きすぎるじゃがいもだと安定しにくいので、小さめのサイズのじゃがいもを使うようにしましょう。じゃがいもに触れずにカットすることができる、手が汚れにくいポテトカッターです。
ティラキタ-ベトナムのジグザグスライサー24,5cm (1,180円)
東南アジア料理の付け合せの野菜を再現できる
東南アジア料理の付け合せの野菜をカットする、波型のベジタブルスライサー。包丁型なので薄くスライスするのは難しいですが、クリンクルカットに適しています。一般的な包丁やナイフのように手入れができるので、清潔に保つことができます。
ジグザグの刃なので、包丁やナイフのようにカットしようとすると上手くカットできません。底面を切るなどしてじゃがいもをしっかりと固定させた状態で、じゃがいもに対して直角に刃を入れてそのまま真っ直ぐ下ろすようにカットします。切れ味は抜群なので、コツを掴めば難なくサクサクとカットすることができますよ。
清水産業-LEIFHEIT スパイラルカッター (3,829円)
じゃがいもを入れて回すだけで螺旋状に
使い方がとてもわかり易く、簡単に螺旋状にポテトをカットすることができます。本体に食材を入れなければならないため、片手では太くて持ちにくいです。しかし、切れ味の良い刃がついて軽い力でカットできるので使い勝手は良いですよ。
食材に接する部分に中の食材を固定する突起がついているので安定感があり、簡単にスライスできます。刃が露出していないので怪我をする心配もなく、上下ともにカバーがついているので収納時も危なくありません。サラダに使う野菜のカットにも適していて、食卓を楽しく演出してくれます。
小久保工業所–くるりんカッター KK-247 (110円)
トルネードカットができるプラスチック製の小型ポテトカッター
ダイソーやセリアでも販売されている、小久保工業所のくるりんカッター。ポテトに刺して回すだけなので、手軽に螺旋状のポテトを作ることができます。他社製品と比べると小型なので、コンパクトに収納したい人におすすめです。
プラスチック製なので、収納時も怪我をする心配がなく子供でも安心して使えますね。じゃがいも以外の野菜のトルネードカットも可能な上、手頃な値段です。ポテトカッターを持っていない人はくるりんカッターをお試しで購入してみてはいかがでしょうか。
押し出しタイプでおすすめのポテトカッター
下村工業-フルベジ ポテトスティックカッター FV-635 (911円)
分解可能で手入れがしやすいポテトカッター
下村工業の押し出しタイプのポテトカッターです。受容器にカッター枠をセットしじゃがいもをのせ、押し板と蓋をかぶせて上から押すとポテトがあっという間にスティック状になります。均一な太さのスティック状になるので、料理の見栄えもきれいに仕上がりますよ。
押し出しタイプですが、切れ味が良いのでそれほど力を入れることなくカットすることができます。スティック状にカットしたじゃがいもを横向きに入れ直してカットすると、サイコロ状にカットすることもできます。人参やきゅうりなどの野菜スティック作りにも活躍してくれます。
タマハシ-ベジフル フライドポテトカッター VF-07 (1,047円)
握りやすいグリップが特徴的なポテトカッター
少し太めのストレートカットになるポテトカッターです。上から力をかけて押し出すため、じゃがいもが不安定だと思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。じゃがいもの底面を予めカットして安定させた状態で切るようにしましょう。
一見すると簡単な構造をしていますが、グリップ部分が握りやすく作られているので力をかけやすいです。刃が露出しているので、調理時や収納時には刃に触れないように気をつけましょう。格子状のカッターの間にじゃがいもが挟まることがありますが、菜箸などでつつくと簡単に取り除くことができますよ。
パール金属-ポテトチョッパー C-3799 (760円)
容器型の押し出しタイプ
容器型の押し出しタイプなので、うまくカットするにはコツと力がいります。真上から体重をかけるようにして押し出すのがポイント。勢いよく体重をかけてしまうとプラスチック部分の破損の原因になってしまうので、ゆっくりと体重をかけるようにします。
下村工業の容器型と比べるとカッターがついている部品が大きいので、洗いづらさがデメリット。しかし、部品のサイズが一回り大きいがゆえに、サイズが大きなじゃがいももカットが可能です。包丁でじゃがいもをカットするよりも格段に手軽で簡単に、スティック状にカットすることができます。
Luka-5-in-1スライサー (1,394円)
交換可能な5つのカッターで好きな形にカットできる
包丁の扱いが苦手な人でもLukaの5-in-1スライサーがあれば、簡単に野菜をカットできます。スタンダードなスライスと波型のスライスは幅が太いのでじゃがいもをカットするには不向きですが、細いタイプと太いタイプのスティックカッターはフライドポテト作りに最適です。更に、りんごを8等分して芯を取り除くことができるカッターも付属していて、計5種類のカッターに交換が可能です。
内径が10cmと少し小さいので、スライサーに合ったサイズの食材を選ぶかサイズを調節して使う必要があります。錆びつきにくいステンレス製で、申し分ない強度を持っているので壊れる心配はありません。分解が可能なので手入れがしやすく、衛生的に使いたい人におすすめです。
業務用でおすすめのポテトカッター
GZZT-ツイストポテトカッター オールインワン 業務用 (6,960円)
屋台のようなトルネードカットのポテトが楽しめる
業務用としては珍しくプラスチック製で分解が可能なので、衛生的に使用することができます。蓋の内側についている金属の棒にじゃがいもを刺し、蓋を閉めてから上部のハンドルを回して使用します。そうすると、螺旋状にカットされたトルネードカットのポテトができますよ。
トルネードカットされたじゃがいもを油で揚げて、フレーバーパウダーをかけて食べるのも楽しいでしょう。屋台で食べるような竹串に刺さったトルネードポテトを作りたい場合は、カットしたものを別の竹串に刺し直してくださいね。業務用としてはもちろん、家庭でも使えるサイズのポテトカッターです。
BAOSHISHAN(バオシャン)-電動式フライドポテトカッター 横型フライドポテトカッター (39,875円)
3つの細さを選べるフライドポテト用電動式カッター
じゃがいもをフライドポテト用にカットするために作られた業務用の電動式のポテトカッター。底面には本体が動かないように吸盤がついているので、安心して使うことができます。カット面が広いので、大きいじゃがいももカットが可能です。
カッターは細めの7mmとスタンダードな1.0mm、太めの1.4mmの3パターンあります。用途に合わせて、好きな太さのフライドポテトを作ることができますね。フライドポテトを頻繁に作ったり、一度にたくさんのにポテトをカットしたりしたい人におすすめのポテトカッターですよ。
GEFU(ゲフ)-ベジタブル&フライドポテトカッター (7,700円)
てこの原理を生かした構造のポテトカッター
じゃがいもを12mmの正方形のスティック状にカットできるカッターです。押し出しタイプですが、てこの原理を使っているので通常の押し出しタイプよりも少ない力でストレスなくカットできます。カッターは取り外しが可能なので、意外と手入れも簡単ですよ。
カッターの刃は日本製のものを使用していて、信頼できる切れ味を持っています。固くてカットに力がいる人参や、細長くて同じ太さにカットすることが難しいきゅうりなどの野菜を均一の大きさにカットするのに便利です。錆びにくく美しい清潔なステンレス製の、長く愛用できる本格的な業務用ポテトカッターです。
マトファー-ポテトカッター マトファー 44567 (70,589円)
安定感のある業務用ポテトカッター
GEFUと同じく、てこの原理を活かした構造ですが、マトファーのポテトカッターはハンドルがついているのが特徴的です。取替が可能なカッターは替刃を単体で販売しているので、自分好みの細さのカッターを購入して使用することができます。プロに向けた製菓と調理器具を多く手掛けているマトファーならではの、効率的に作業ができるポテトカッターです。
重量は他のポテトカッターと比べても圧倒的に重い2.6kg。使い終わった後に持ち運んで片付けるのには向いておらず、一定の場所に置いて使い続けることになるでしょう。家庭には不向きですが業務用としては、重量感がある方が安定して安全に使用することができますね。
まとめ
好みの形と作る量に合わせたポテトカッターがおすすめ
家庭で使用するためにポテトカッターの購入を検討しているのであれば、カットタイプをおすすめします。押し出しタイプは一度にたくさんのポテトをカットすることができますが、それにはコツと力が必要です。カットタイプは押し出しタイプよりもカットに時間はかかりますが、可愛い飾り切りができるものが多くあります。今回は、おすすめのポテトカッターをランキング形式で紹介しました。是非自分に合ったポテトカッターを購入し、自宅でほくほくのじゃがいも料理を楽しんでみてくださいね。