通勤通学時に、耳が冷えて痛みを感じたことがある方は多いかもしれません。そんなときに役立つのが、イヤーウォーマーです。ただ寒さから耳を守るだけではなく、ヘッドフォンやBluetooth内蔵など機能面も充実。この記事では、おすすめのイヤーウォーマーをランキング形式でご紹介します。使い勝手の良さや携帯性の高さを考慮して、お気に入りのイヤーウォーマーを見つけてくださいね。
イヤーウォーマーの特徴
冷たい外気から耳を守る
イヤーウォーマーは、耳全体を覆うことで冷たい外気から耳を守ります。耳の毛細血管は冷えると血流が減少し、ひどくなると凍傷になる恐れも。それを防ぐために血流を増やす過程で、痛みを引き起こす物質が放出されます。これが寒い時に耳が痛くなる原因。痛みを引き起こさないためには、イヤーウォーマーなどで耳を温める必要があります。
スポーツ用なら汗が顔に流れるのを防ぐ
ヘアバンドのような形のイヤーウォーマーなら、ランニングや自転車などスポーツ時に役立ちます。ずれにくいだけではなく、汗が顔に流れるのを防ぐことが可能。汗が目に入ってしみる心配がありません。
イヤーウォーマーの種類
ヘアバンド型
ランニングなどスポーツ中でもずれにくい
ヘアバンド型のイヤーウォーマーは、伸縮性に優れているのが特徴。フリーサイズなので、大人から子供まで幅広い年代の方に合います。頭にぴったりフィットするため屋外でスポーツをする方や、通勤通学で自転車に乗る方におすすめ。
ヘアバンド型のイヤーウォーマーは、頭から被るようにして使います。密着度が高く、汗が顔に流れることを防げますが、長時間の使用で髪型が崩れる可能性も。特に前髪があるヘアスタイルの方は、使うシーンを選ぶかもしれません。
バックアーム型
ヘルメットと併用できて自転車通勤や通学向き
バックアーム型のイヤーウォーマーは、髪型が崩れにくいのが特徴。アーム部分が頭の後ろにくるよう装着するため、髪の乱れを最小限に抑えます。もちろん前髪があっても装着可能。髪型が崩れるのを防ぎつつ、防寒したい方におすすめ。
バックアーム型はヘルメット装着時にも使えるので、通勤通学で自転車に乗る方にもぴったり。コンパクトさには欠けるものの、折り畳み式なら最小限のスペースに収められます。この形状のフリーサイズは耳への締め付け感が強くなるので、サイズ調整できるものを選ぶと良いでしょう。
フレームレス型
コンパクトで軽く持ち運びに便利
フレームレス型のイヤーウォーマーは、アームが無いのが特徴。両耳それぞれに直接装着して使います。アームがなく髪に触れる面積を最小限に抑えられるため、髪型が崩れる心配がありません。髪に跡をつけたくない方にぴったり。
フレーム型はコンパクトで持ち運びしやすい反面、繋がっていないため片方のみ紛失する可能性も。また、慣れるまで装着しにくいかもしれません。耳の形や大きさによって合うサイズが異なるため、よく確認してから購入しましょう。
キャップ型
2Wayで耳と頭を同時にカバーできる
キャップ型のイヤーウォーマーは、1つで頭全体と耳を寒さから守れます。耳あて部分を折り畳めば、普通の帽子として使うことも可能。2Wayなら、季節を問わず長く使えます。ランニングなど屋外でスポーツをする方におすすめです。
他の形状よりも耳との密着度がやや低く、隙間風が入ることがあります。そのため、自転車に乗りながら使うと吹き飛ぶ可能性も。自転車用のキャップ型イヤーウォーマーなら、上からヘルメットが被れて吹き飛ぶ心配がありません。
イヤーウォーマーの選び方
携帯性の高さで選ぶ
折り畳み式なら手のひらサイズで小型のバッグでも場所を取りにくい
通勤通学用の鞄は書類や教科書などが入っているため、使えるスペースが限られますよね。コンパクトに折り畳める携帯性の高いイヤーウォーマーなら、バッグ内の小さな隙間に収納できます。場所を取りがちなバックアーム型も、折り畳めるものなら手のひらサイズに。折り畳みや開く際に手間が掛かるものの、ボディバッグなど普段小さめのバッグを持つ方にもぴったりでしょう。
伸縮式ならかさ張らずポケットに収納可能でカバンを持たない人でも使いやすい
キャッシュレス化に伴って、普段カバンを持たない方が増えていますよね。ヘアバンド型に多い伸縮式のイヤーウォーマーは、柔軟性が高くポケットのような小さな隙間にも収納可能。アウターやパンツのポケットに収納できるため、手を塞いでしまう心配がありません。また、折り畳む手間がなく、頭から外してそのまま収納できる手軽さも魅力。使いたいときにすぐ使えます。
利便性の高さで選ぶ
通気孔付きなら外の音が聞こえやすい
イヤーウォーマーを付けて外出すると、外部の音が聞こえにくくなるのが心配ですよね。自転車や車のクラクションが聞こえないと、危険に巻き込まれる可能性も。耳の中心に通気孔が開いたものなら周囲の音が聞こえやすく、幅広いシーンで使えます。イヤーウォーマーを付けたまま電話対応ができるため、ビジネスマンにぴったり。電車のアナウンスなども聞き逃しません。
Bluetooth対応なら付けたまま音楽や電話を楽しめる
通勤通学やスポーツ時に、音楽を聞く方は多いかもしれません。そんな時に便利なのが、Bluetooth対応のイヤーウォーマー。スマートフォンなどと接続すれば、イヤーウォーマー内に内蔵されたスピーカーから音楽を流せます。音量調整や再生ボタンはイヤーウォーマー本体についているので、わざわざスマートフォンを取り出す手間が掛かりません。2時間の充電で6時間から10時間ほど使えます。
生地の性質で選ぶ
耳の温かさを追求するなら発熱加工された生地
耳の冷えに敏感な方や冷えから頭痛などを起こしやすい方には、発熱効果のあるイヤーウォーマーが良いでしょう。耳にはさまざまな神経が集まっており、温まるとリラックスしたり、冷えによる頭痛が改善したりすると言われています。発熱加工生地は、人の肌から出る蒸気などの水分に反応し、繊維が発熱する仕組み。保温効果もあるため、外仕事やゴルフなどの屋外スポーツで長時間外にいる方に最適です。
冬場の静電気に悩むなら帯電防止処理された生地
イヤーウォーマー使用時に、なるべく静電気を抑えたいなら帯電防止効果のあるものが良いでしょう。帯電とは、プラスとマイナスの均衡が崩れた電気を帯びることを指します。帯電状態で他の物体に触れると、均衡を取り戻す過程で静電気が発生。軽い感電を起こし痛みが生じます。帯電防止加工済みのイヤーウォーマーなら、耳元に電気が帯びるのを防ぐことが可能。静電気が起こりにくい状態になるため、冬場でも快適に使えるでしょう。
イヤーウォーマーのおすすめブランド・メーカー
NEW ERA(ニューエラ)
ニューヨークで創業されたヘッドウェアブランド
ニューヨーク州バッファーローに本社を持つニューエラ。ストリート系ファッションを展開しており、スポーティーかつシンプルなイヤーウォーマーを手掛けています。ユニセックスなデザインで、幅広い世代で使えるのが魅力。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
アウトドア用品を手掛けるカリフォルニア生まれのブランド
カリフォルニア州アラメダに本部を置くザノースフェイス。カジュアルかつ機能性の高さが特徴で、普段使いしやすいイヤーウォーマーが揃います。保温性と肌触りにこだわった素材を使用しており、お洒落と防寒を両立させていますよ。
adidas(アディダス)
サッカー日本代表のユニフォーム製作を請け負う会社
ドイツのバイエルン州に本社を構えるアディダス。スポーツ用品を扱う世界的有名ブランドで、無地に自社ロゴを入れたインパクトのあるイヤーウォーマーを手掛けています。肌触りの良いボアを使用することで、耳元の保温性を高めました。
チャンピオン
ニューヨーク生まれのスポーツ衣類メーカー
ノースカロライナ州に本社があるチャンピオン。Tシャツやパーカーなど数多くのスポーツ衣料を手掛けており、ウールを用いたイヤーウォーマーを販売しています。ウールは防寒性が高く、耳元を寒さから守ることが可能です。
おすすめ&人気のイヤーウォーマーランキング
ランニングでおすすめのイヤーウォーマー
GiGant(ギグアント)-イヤーウォーマー (1,000円)
高機能フリースを使用した肌触りの良いイヤーウォーマー
縦12センチ、横24センチの伸縮性に優れたイヤーウォーマー。フィット感が高く、吸汗性や速乾性に優れています。消臭効果もあり、自転車やバイクに乗る際はもちろん、ランニングなどのスポーツ時にも適しているでしょう。
重量は24グラムと軽く、しなやかなためポケットなどの小さな隙間に収納できます。フリーサイズでメンズ、レディース問わず使用可能。カラーはブラックやグレーなど3色から選べますよ。洗い替えが購入できるリーズナブルさも魅力です。
NEW ERA(ニューエラ)-イヤーウォーマー (3,190円)
イヤーウォーマーとヘアバンドの2Wayで使える
肌触りの良いフリースを使用したスポーティーなイヤーウォーマー。黒地にゴールドの糸で施された刺繍は、高級感と上品さを兼ね備えています。小さく刺繍されたロゴとブランド名は、主張を控えながらもお洒落な印象でしょう。
ヘアバンドとしても使える仕様なら、冬場以外も使いやすいのがメリット。コンパクトサイズで、ポケットやバッグ内でもかさ張りません。フリーサイズでメンズ、レディース問わず使うことができ、ちょっとした贈り物にもぴったり。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)-イヤーウォーマー (6,490円)
耳部分に防風性の高いナイロンを使用したイヤーウォーマー
ヘアバンド型のイヤーウォーマーは、保温性の高さが魅力。メイン素材にはマイクロフリースを使用し、温かさと滑らかな肌触りを両立しました。日常使いしやすいカジュアルなデザインで、冬ファッションのアクセントになるでしょう。
横の長さは上部分が24センチ、耳を覆う下部分が26センチです。フリーサイズではあるものの、伸縮性が高いわけではないため、購入時は事前に頭のサイズを測っておくと良いでしょう。通勤通学はもちろん、冬場のアウトドアにもおすすめ。
おたふく手袋-イヤーウォーマー (980円)
発熱効果のある素材を使用し温かさに特化したイヤーウォーマー
ポリウレタンやアクリルなど、さまざまな素材を組み合わせて作られたイヤーウォーマー。生地に使用されるテックサーモは、水分に反応して発熱するのが特徴。外仕事や犬の散歩など、長時間外にいることが多い方にぴったりでしょう。
ウインドスマッシュという技術も用いられており、防風性はにも優れています。表地と裏地の間に防風ラミネートを挟むことで、風の侵入を防止。シンプルなデザインでレディース、メンズ共に使いやすく、コストパフォーマンスも抜群です。
バックアーム型でおすすめのイヤーウォーマー
adidas(アディダス)-イヤーウォーマー (3,289円)
温かなファー素材の裏地が付いたイヤーウォーマー
リサイクルポリエステルを使用し、環境に配慮したイヤーウォーマー。表面に施されたキルト風のステッチは、さりげないお洒落さを演出しています。裏地のファーは保温性に優れているため、ゴルフなどの屋外スポーツ時にもおすすめ。
バックアーム型なら、前髪の崩れを気にすることなく使えます。髪に触れる面積を最小限に抑えられるため、通勤通学にもぴったり。ただ、通気孔が開いていないので、道路などの事故の危険性がある場所以外で使おうと考えている方におすすめです。
チャンピオン-イヤーウォーマー (2,420円)
ウール混素材を使った温かく保温性に優れたイヤーウォーマー
ポリエステルとウールを使用したイヤーウォーマー。ウール特有の風合いがデザイン性を高めています。バックアーム型なら、髪型が崩れる心配なし。フリーサイズで、アーム部分をスライドすることである程度サイズ調整ができます。
デザインがシンプルなため、通勤通学はもちろんお出かけなどさまざまなシーンで活躍するでしょう。ウール素材は乾きやすい反面、洗濯すると縮む可能性も。このイヤーウォーマーも洗濯不可なので、取り扱いには注意しましょう。
Tao Tech(タオテック)-イヤーマフ (1,380円)
かさ張りがちなバックアーム型でも折り畳めてコンパクト
全12色の豊富なカラーバリエーションが魅力のイヤーウォーマー。ケーブル編みと起毛素材から選ぶことができ、レディースにもメンズにもおすすめ。骨組みにスライドレールをを使用しているので、サイズを調整できますよ。
収納に困るバックアーム型でも折り畳みできるものなら、バッグの隙間にしまうことが可能。裏地の特性上、イヤーウォーマーと耳の間に髪の毛が挟まると落下しやすくなるため、着用時は髪が挟まらないように注意してくださいね。
nakota(ナコタ)-コンパクトイヤーマフ (2,700円)
手のひらサイズに折り畳めるイヤーウォーマー
アームを引っ張ったり、縮めたりすることでサイズが変えられるイヤーウォーマー。慣れるまでは調整が難しいものの、耳にしっかりフィットさせられます。耳部分を左右にひねるだけで折り畳むことができ、省スペースに収納可能です。
耳あて部分は直径11センチほどと大きめで、男女問わず使えます。ボアの優しい肌触りが心地よく、冬の寒さから耳を守ってくれるでしょう。バックアーム型であれば帽子とも併用しやすく、せっかくセットした髪型が崩れる心配もありません。
利便性の高さでおすすめのイヤーウォーマー
MUSICOZY(ミュージコージー)-イヤーマフ (3,492円)
Bluetooth内蔵で音楽を聞きながら使える
通勤通学やランニング中に音楽を聞けるBluetoothを搭載したイヤーウォーマー。本体に左右1個ずつ内蔵されたスピーカーは、自由に動かすことが可能。位置を調整して、音の聞こえ方を自分に合うようカスタマイズできます。
1時間から2時間の充電で6時間から8時間ほど再生可能。メンズ、レディース問わないデザインで、プレゼントにもおすすめです。イヤーウォーマー本体に音量調節ボタンや再生ボタンが付いており、スマートフォンをポケットから出さずに操作できます。
MyCall(マイコール)-イヤーウォーマー (2,480円)
ヘアバンド型のBluetooth内蔵イヤーウォーマー
縦10センチ、横25センチのイヤーウォーマー。吸水性と速乾性に優れており、1年を通じて使えるのが魅力です。ヘアバンド型で汗が目に入るのを防ぐことが可能。内蔵されたBluetoothを使えば、音楽や通話を楽しめますよ。
ユニセックスデザインでメンズ、レディース問わず使用できます。2時間の充電で10時間程度動くので、長時間の外仕事などにもぴったり。スピーカーを取り出せば洗濯もできるため、機能性も衛生面も妥協したくない方に最適です。
ランドットコム-イヤーウォーマー (1,080円)
帯電防止処理により静電気が起こりにくい
縦12センチ横24センチ、頭回り53センチから60センチに対応したイヤーウォーマー。弾力性と保温性のあるフリースを使用し、縫い目の凹凸を極力抑えて快適なつけ心地を実現しました。防風性にも優れているため、外仕事にもおすすめ。
冬場の不快な静電気を防止する帯電防止処理のほか、耐変色性を持つなど機能性は抜群でしょう。ベーシックなブラックから、カラフルなイエローまで7色揃えています。フリーサイズなのでレディース、メンズを問いません。
GiGant(ギグアント)-肉厚ボアイヤーマフ (1,320円)
耳あて部分が13センチと大きめでメンズもレディースも使える
外の音が聞こえやすい通気孔付きのイヤーウォーマー。ブザーやクラクションなどが聞こえるため、安全に使うことができます。イヤーウォーマーをつけたまま電話に出られれば、通勤時や外出時の急な連絡にも慌てずに応答可能ですよ。
バックアーム型でアームが大きく開閉するので、着脱しやすい仕様。ロングヘアなど髪が長い方なら、強風時に髪を抑える働きもあります。裏起毛を採用しているため温かく、冷たい外気で耳が冷えるのを防ぐことが可能です。
EAR LUX(イヤーラックス)-イヤーウォーマー (1,430円)
フレームレス型でコンパクトに持ち運べる
左右の耳あてがアームで繋がっていないフレームレス型のイヤーウォーマー。コンパクトさが特徴で、カバンの隙間やポケットに収納できます。慣れるまでは装着に苦労するものの、髪との接触を最小限に抑えるため髪型が乱れにくいのも特徴です。
サイズはSMとMLの2種類。耳のサイズを測ってから購入すると失敗しにくいでしょう。ポリエステル製で手洗い可能なため、衛生面も問題ありません。左右の耳あてが繋がっていないので、片方のみの紛失には注意してくださいね。
まとめ
小さく折り畳めて持ち運びしやすいイヤーウォーマーがおすすめ
イヤーウォーマーは、使うシーンによって選び方が異なります。ランニングなどのスポーツ時には、ずれにくいヘアバンド型のイヤーウォーマーが最適。バックアーム型は前髪があっても使いやすく、髪型の乱れが少ないため通勤通学にも使えます。どのような用途で使うのか明確にして、機能的かつ携帯性の高いお気に入りのイヤーウォーマーを見つけてくださいね。