おすすめの介護用パンツ人気比較ランキング!【布タイプも】

年齢を重ねると、認知症や排せつ障がいなどが原因になり、尿漏れなどで悩んでいる方。そんな方にとって、便利なのが介護用パンツです。介護用パンツは、リハビリパンツなどとも呼ばれ、漏れてしまった尿を吸収してくれます。ですが、その種類は布や紙といった素材の違いや、性別、吸収量などによって様々です。そのため、どんな介護パンツがいいのか悩んでしまいがち。そこで今回はおすすめの介護用パンツを、選び方のポイントなどと一緒に紹介していきます。介護用パンツ選びの参考にしてみてください。

介護用パンツの特徴

普通の下着と同じように着脱できる

介護用パンツは、ショーツやブリーフ、ボクサーパンツのような形をしています。そのため、普通の下着と同じ感覚での着脱することができるでしょう。中には、普通の下着と同じようなデザインの介護パンツがあるため、見た目が気になる方でも気軽に使えて便利です。

外出時の尿漏れなどが気になりにくい

尿失禁がある方の中には、尿のことを気にするあまり、閉じこもりがちになってしまう方もいます。ですが、尿漏れをしても周囲の方に気付かれにくくなる介護用パンツがあれば安心して外出することができるでしょう。尿漏れが気にならなくなれば、外出を楽しみやすくなって、気分も明るくなりますよ。

介護用パンツの種類

布タイプ

履き心地が普通のパンツと変わらない

布タイプの介護用パンツは、パンツの尿を吸い取る部分を厚く補強したもののことを言います。素材が普通のパンツと同じなので履きやすいのが特徴です。介護用パンツへの履き替えに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、履き心地はそのままで、もしもの時の安心を得ることができます。

周囲の目が気になって温泉などの公衆の場には行きたくない、という方もいらっしゃるでしょう。ですが、布タイプの介護用パンツなら大丈夫です。見た目が普通のパンツとほとんど変わらないので、周囲の目が気になることはほとんどありませんよ。

紙タイプ

吸水力が高くて使い捨てられる

紙タイプは、紙でできていて、内部には吸水材が入っている介護パンツです。また、脚の付け根にあたる部分にはギャザーがついていて、尿が横から漏れにくい構造になっています。布タイプよりも吸収力が高く、尿失禁にも対応することができるというメリットがあります。

また、紙タイプの介護パンツには使い捨てできるという特徴があります。汚れたら捨てられるため、洗濯の手間も必要なく、清潔を維持しやすいでしょう。また、紙タイプの介護パンツはサイドが手で切れるようになっています。そのため、パンツ着脱の介助もしやすいですね。

介護用パンツの選び方

性別で選ぶ

男性ならボクサーパンツタイプがおすすめ

以前の布タイプはブリーフのような、シンプルな介護パンツが多く販売されていました。ですが、最近ではボクサーパンツタイプの介護パンツも多く販売されています。ボクサーパンツタイプは肌への密着性が高く、ブリーフよりも布面積が多いので、より高い吸水性を発揮してくれます。見た目にもおしゃれなのでおすすめですよ。

女性ならレースなどの装飾がついているものがおすすめ

女性用布タイプの介護パンツなら、デザイン性が高いものがおすすめです。レースで装飾されていたり、ピンクやパープルなどおしゃれさがあると、見た目では普通のショーツとの区別がつきません。女性はいくつになっても女性という言葉があるように、おしゃれを楽しむことはとても大切なこと。レースなどの女性らしいデザインは、きっと気持ちも華やかにしてくれますよ。

失禁量で選ぶ

尿漏れ程度なら吸水量100cc未満がおすすめ

立ち上がりや階段昇降などで、ちょっと力が入った時に漏れることがある方には、100cc未満の吸水力がある介護パンツがおすすめです。年々薄くなってはきているものの、吸水力の高さと介護パンツの厚みは比例する傾向にあります。100cc未満の吸水力がある介護パンツなら薄いものがほとんどで、ファッションも楽しみやすいですよ。

失禁が心配なら吸水量150cc程度がおすすめ

排尿のコントロールが難しくなってくると、より吸収力のある介護用パンツが必要です。高齢の方の平均的な尿量は100ccから150ccと言われているためです。ただ、万が一の失禁に備えるなら吸水量が150ccあれば大丈夫でしょう。どうしても不安な場合は、予備を2枚くらい持ち歩きましょう。万が一の時も予備があれば安心して過ごすことができますよ。

時々失禁があるなら吸水量300cc程度がおすすめ

時々失禁してしまう方には、300cc程度の吸水力がある介護パンツがおすすめです。一般的に、起床してから就寝するまでに8回以上の排尿がある方が頻尿と言われています。1日の睡眠時間が6時間だったとしたら、約2時間おきに1回のペースでトイレに行く計算ですね。つまり、300ccあれば、頻尿の方が連続して失禁したとしても4時間は安心できるということです。自力での交換が難しい方の場合も、4時間を目安にパンツを交換しておけば安心ですよ。

失禁量が多いなら吸水量450cc以上がおすすめ

身体が不自由な高齢者にとって、介護用パンツの交換のために何度も立ち上がるのは体力的に難しいことがあります。そこで活躍するのが吸水量が多い介護用パンツです。交換の頻度が少なくなることで、介護される側の体力の消耗と介護する側の負担を抑えることができます。またパンツの消費量を抑えることができるため、コストも抑えることができるのでおすすめですよ。

使い勝手で選ぶ

横漏れを防ぎたいなら太ももまでカバーするものを

吸水する部分が尿を吸収しきれないと、横漏れしてしまうことがあります。特に横になった時などは心配という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのがスパッツのような形状をした介護パンツです。万が一横漏れをしても、パンツの横部分の布地が尿を吸収してくれます。布団やズボンなども汚れにくく、ゆったりとした気持ちで、リラックスして寝ることができます。

就寝時の漏れが心配なら夜用を

起き上がっている状態なら、尿は股下のほうに流れていきますが、寝ている時は横や背中のほうに流れていきます。そして寝ている姿勢に合わせた作りになっているのが夜用です。夜用の介護用パンツはギャザーなどによって、横や背中へと尿が流れていくのを抑えてくれる構造になっているため、就寝時も安心でできます。夜用でも心配な方は尿取りパッドを併用すると安心ですよ。

介護用パンツのおすすめブランド・メーカー

グンゼ

下着の有名総合メーカー

グンゼは、着ごこちを追求し、ユーザーが心地よいと感じる製品を目指して製品開発を続ける下着などの総合メーカーです。ブランドには、着心地と清潔感を追求した快適工房や、女性の肌を第一に考えたKIREILABOなどがあります。尿取りパッドにも対応した失禁パンツや、オストメイト用の下着なども販売しており、幅広いラインナップが人気です。

辻一

製品を世界に展開する繊維メーカー

辻一は、様々なジャンルの繊維製品を世界に発信しているメーカーです。失禁用のパンツブランドとしてstyle CELEBRITYを展開しています。吸水力などの機能性と、普通のショーツと変わらないおしゃれなデザインが特徴の介護用パンツが人気を集めています。

ユニ・チャーム

新生児用から介護用までおむつを幅広く開発

ユニ・チャームは、おむつなどの排せつケア製品や、生理用品などを販売しているメーカーです。おむつブランドとしてはライフリーが有名ですね。介護用パンツでは、薄さと歩きやすさを追求した紙パンツが人気を集めています。

花王

ハンドソープなどの衛生用品メーカー

花王はハンドソープやボディソープなどの衛生用品を開発、販売しているメーカーです。介護用パンツでは、リリーフのブランドで知られています。ローライズにも対応した紙パンツを販売するなど、普通の下着により近い感覚で使える製品が人気です。

おすすめ&人気の介護用パンツランキング

男性用布タイプでおすすめの「介護用パンツ」

グンゼ-紳士失禁ブリーフ (1,980円)

スタンダードなブリーフタイプ

ブリーフタイプのメリットはフィット感があることです。陰嚢や陰茎の形に合わせてフィットしてくれるため、尿がパンツから漏れにくいでしょう。アウターにも響きにくく、ファッションを楽しむこともできます。

素材は綿100パーセントなので、肌触りがいいというメリットがあります。またこちらのパンツは乾燥機にも対応しているため、洗濯のしやすさもあります。洗濯しやすければ、それだけ衛生的に使うことができるのでおすすめです。

辻一-スマートボクサーパンツ (7,177円)

おしゃれな見た目の介護用パンツ

ブリーフタイプはファッション性に欠ける、と感じる方におすすめなのがこちらのパンツです。見た目は普通のボクサーパンツですが、吸水量が25ccあるため、ちょっとした尿漏れに対応できます。おしゃれなデザインで、温泉などでも気にせず履けるでしょう。

オリジナルの素材を使うことで、すばやい吸収と肌触りの良さを実現。保水層の外側には、防水ラミネートがあるためシミも気になりません。消臭効果もあるため、臭いが気になる方も安心して使えるのでおすすめですよ。

辻一-鉄仮面 (7,119円)

布タイプとは思えない吸水量で軽中度失禁に対応

こちらの布パンツは、吸収量が約110mlあるため、軽度から中度の失禁がある方でも安心して使うことができます。吸水、拡散、保水の3層構造で、尿を素早くキャッチ。お出かけの際の心強い味方になってくれるでしょう。

また太ももまで布地があることで、横漏れしにくいという特徴もあります。同窓会や社員旅行などでの活躍にも期待です。さらに吸水層は他の生地と同色なのもポイント。お風呂などでも目立ちにくいので安心して履くことができますよ。

前後前-クッションパンツ (9,023円)

プロテクター付きで転倒時の骨折リスクを軽減

こちらはお尻の部分にプロテクターを入れ、転倒時の衝撃を和らげてくれる機能が付いた介護用パンツです。プロテクターはフィット性があり、ソフトな感触のため就寝時も気にせず使うことができます。またプロテクターは簡単に取りだすことができるため、どうしても気になる時は外すこともできて安心です。

吸水部は360度ポケット設計になっていて、横になった体勢でも尿をしっかり吸収してくれます。素材はキルトで、吸水性、吸湿性、消臭性に優れているため、長時間のお出かけも安心です。大腿骨頸部の骨折リスクを減らせれば、外出がさらに楽しくなりますよ。

女性用布タイプでおすすめの「介護用パンツ」

辻一-コンフォータブル 吸水ショーツ 4枚組 (6,655円)

履き心地にこだわった軽失禁ショーツ

ふとした時の尿漏れをカバーできても、不快な締め付けがあると、履くのに抵抗を感じたことはないでしょうか。こちらは身生地に綿が使用され、足口の締め付け部の幅を広くすることで不快な締め付けを軽減してくれるショーツです。またお尻の部分にはギャザーが付いているので、ズレやゴワ付きも防いでくれます。

吸水部は未生地と同カラーなので目立ちにくく、吸水量は30ml。ふとした時の尿漏れも安心できますし、温泉などでも周囲の目を気にすることはないでしょう。快適な履き心地のショーツで、尿漏れを気にせずお出かけを楽しむこともできますよ。

辻一-吸水ショーツ レースタイプ 6色組 (8,878円)

気分を明るくしてくれるおしゃれなレーススタイル

こちらは足口などに華やかなレースをあしらった軽失禁用のショーツです。デザインがおしゃれなことで、デリケートな尿漏れの悩みを解決するだけでなく、ファッションも楽しむことができるでしょう。パッド部の生地も薄型なので、アウターにも響かず、おむつっぽい感覚もほとんど感じません。

また吸水部や身生地に消臭加工がされているため、気になる臭いも抑えてくれます。さらに、吸水部の周囲はテープでパイピングされているので横漏れを防いでくれるため、アクティブな方でも安心です。おしゃれなショーツで、自分らしいライフスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

OLULU-レース失禁ショーツ (3,948円)

フロントからバックまでのロングパッドで安心

一見そのデザイン性から、そうとは思えませんが、約30mlの吸水量がある失禁ショーツです。フロントからクロッチ、バックにかけてのロングパッドがついているので抜群の安心感を得られます。失禁ショーツとして、これほど贅沢にレースをあしらったデザインは他にあまり例を見ませんね。

またレースはストレッチ性があるので、締め付け感が少なく、フィット感があります。サイズがSから3XLまでと豊富にラインナップされているのも嬉しいポイントです。安心感のあるロングパッドと高いデザイン性があるためおすすめです。

ふれあい専科-紙パッド専用ショーツ (1,584円)

紙パッド専用だから汚れたらすぐに交換できて衛生的

失禁した時にすぐに交換したいから尿漏れ用の紙パッドを使っているという方もいるでしょう。そんな方におすすめなのがこちらのショーツです。紙パッド専用設計になっており、伸縮性のある生地を使っているため、ズレの心配も少なく済みます。

対応している紙パッドの長さは30cm。30cmあれば、紙パッドによっては200ml前後の吸水量があるため、失禁の多い方も安心です。また、汚れてしまった時はすぐに交換できるため、とても衛生的に使うことができますね。

紙タイプでおすすめの「介護用パンツ」

ユニ・チャーム-ライフリー 超うす型パンツ (2,079円)

初めての方にも安心の下着みたいな紙パンツ

こちらは男女共用の紙パンツです。超うす型の吸収体なので、まるで普通の下着のようなフィット感が得られます。紙パンツが初めての方にも履きやすい、柔らかい素材を使用していて肌触りが良好なのも嬉しいポイントです。

吸水量は約300ml、排尿2回分です。消臭ポリマーによって、水分と臭いをしっかり閉じ込めてくれます。さらに紙パンツの使用で心配なムレも、通気シートによって防止。アウターにも響きにくいので、外出先での万が一が不安な方にもぴったりですよ。

花王-リリーフ 超うす型ローライズ (1,870円)

ウエストからチラ見えしないからおしゃれできる

紙パンツを履いていてもおしゃれを楽しみたい、こちらの紙パンツはそんな方におすすめです。浅ばきタイプなので、ジーンズなどを履いても、ウエストから紙パンツが見えてしまうことを防いでくれます。紙パンツだからとおしゃれを我慢することもなくなりますね。

抗菌消臭加工と全面通気性が確保されているのもおすすめポイントです。長時間の消臭効果に期待でき、通気性があることで長時間の使用も快適でしょう。もしもに備えた1枚として、きっと活躍してくれますよ。

ユニ・チャーム-ライフリー 歩行アシストパンツ (1,941円)

新技術で機能訓練特化型デイサービスにもぴったり

こちらは3つの特許技術で歩行をアシストしてくれる紙パンツです。骨盤周りをサポートすることで体幹を支えることでバランスを保ちやすくしてくれます。さらに柔らかい素材と、足の動きに合わせて変形する吸収体が歩きやすさを実現。

その動きやすさは歩行訓練などの機能訓練やリハビリにもぴったりです。吸水量は約4回分と、デイサービスやデイリハなどの長時間の介護サービスでも安心して使えます。介護用パンツがもこもこして歩きにくいと感じる方は、ぜひお試しください。

花王-リリーフ たっぷり長時間 5回分パンツ (3,135円)

片手でもスルッと履ける紙パンツ

片マヒなどで、紙パンツの上げ下げに悩んでいるならこちらの紙パンツがおすすめです。こちらはやわらかフィット設計を採用することで、片手でも履けてふらつきにくいのが特徴。高齢者の安全で効果的で楽しい転倒予防方法の確立と普及を目指す、日本転倒予防学会が推奨している介護用パンツでもあります。

吸収量は5回分と多く、たっぷり吸収できるので、紙パンツの交換回数を減らすことにもつながります。紙パンツの交換回数が減れば、そのぶん転倒のリスクを減らせることになるでしょう。独居で紙パンツ交換時の転倒リスクに不安がある方におすすめです。

ユニ・チャーム-ライフリー 長時間安心パンツ (1,690円)

尿取りパッド不要で認知症の方にぴったり

こちらは約1リットルの吸水量がある介護用パンツです。スーパーロング吸収体と背モレブロック構造によって、長時間でも安心して使うことができます。認知症で、紙パンツの交換をなかなかさせてくれない方や、紙パッドを使うのが難しい方にもぴったりです。

また簡単に履き替え出来るのもこの紙パンツの魅力です。特許技術でお尻にひっかりにくく、軽い力でもしっかりと広がるため、介護する側の負担が少なく済みます。素早く交換できれば、認知症の方のストレスが少なく済むので不穏な状態も会費しやすくなるためおすすめです。

医療費控除制度について

紙パンツなら医療費控除制度を使えるかチェックするのがおすすめ

紙パンツは使い捨てられる手軽さがある一方で、コストが気になることもあるのではないでしょうか。そんな時は、医療費控除制度をチェックしてみてください。医師がおむつの使用が必要であると認めた証明書があれば、紙パンツの購入費用を医療費控除の対象にすることができます。

医療費控除制度とは、医療費控除対象と記載のある紙パンツを購入した場合、医療費と一緒に申告することで所得税の一部が還付される制度のこと。ただ、自治体によって条件が異なることがあります。自治体ごとの条件は、税務署やケアマネージャーが詳しく教えてくれるため、問い合わせてみるといいですよ。

まとめ

優れた吸水力と快適な履き心地の「介護用パンツ」がおすすめ

介護用パンツは、万が一に備えたい方や、疾患などによって排せつのコントロールが難しい方に便利です。また自分に合った吸収量や履き心地の介護用パンツがあれば、お出かけや周囲の方との交流を楽しみやすくなりますし、介護負担の軽減にもつなげることができるでしょう。排せつに関する悩みはデリケートなものですが、1人で悩みを抱え込まず、便利な介護用パンツを使ってみてください。きっと明るい気分で過ごせるようになりますよ。

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