自分に合ったバランスボール選びって難しいものです。特にそれがまだ体幹トレーニング初心者の方なら特にそう感じるのではないでしょうか。そこで今回は初めてでも安心してバランスボール選びができるように、誰にでも分かりやすい選び方をご紹介しつつ、おすすめの商品12選をお届けします。またバランスボールを使った、簡単な体幹トレーニング法も合わせてご紹介いたします。部屋にこもりがちな冬。バランスボールを使った自宅でできるフィットネスに興味がある方はぜひお読みください。
バランスボールとは?
バランス感覚を養うためのトレーニング用ボール
バランスボールとは、バランス感覚のトレーニングを行う目的で開発されたボールです。基本的な使い方は、腹部や背中を密着させて使う。もしくは椅子のようにして座り、脚を浮かせてバランスを維持します。その不安定な球体の上はバランスを取るのが難しく、近年、インナーマッスルを鍛える体幹トレーニングのツールとして活用されています。
バランスボールの効果
椅子として使うことで姿勢が良くなり歪みを解消
バランスボールにはインナーマッスルを鍛える効果があります。不安定な球体の上で、なんとか体勢を維持することにより、鍛えにくい体幹部分を鍛えます。この時、同時に姿勢を矯正する効果が。これはインナーマッスルを鍛える事によって、体の歪みが解消されていくためです。
腰痛を軽減する
身体の歪みによる腰痛は、バランスボールに座っているだけでも軽減します。これは不安定な球体の上に座ることにより、身体はバランスを取ろうと、自然と正しい姿勢をするため。正しい姿勢とは歪みのない状態なので、必然的に歪みによって引き起こされた腰痛の症状は軽くなります。
基礎代謝が上がりダイエットに繋がる
インナーマッスルを鍛えることは、基礎代謝を上げることに繋がります。なぜならば身体の奥に付いている筋肉を鍛えるため。ウェイトトレーニングなどで分かりやすく鍛えられる筋肉にプラスして、身体の奥にある筋肉を鍛えることは、単純に身体についている筋肉の総面積が増えることであり、代謝が上がるのは当然だと言えます。
体幹が鍛えられる
バランスボールの効果として、インナーマッスルが鍛えられます。このインナーマッスルとは、身体の中心に近い筋肉のこと。そして体幹は、このインナーマッスルの胴体部分の呼び名です。つまりインナーマッスルを鍛えられるバランスボールを使うことによって、同時に体幹の筋肉も鍛えていることに繋がります。
バランスボールの使い方・トレーニング方法
バランスボールでウォーミングアップ
まずは、もっとも基本的なバランスボールのトレーニングをご紹介します。通常、ウォーミングアップとして行われる動きであり、バランスボールの感触を確かめつつ、筋肉を温めます。やり方は簡単。バランスボールの中心を意識して上に座り、バランスを取りやすい足とは逆の足を地面から離します。次は地面に残っている足を離して、ボールの上でバランスを取るようにしましょう。
バランスボールの上で腕立て伏せ①
バランスボール・イン・クラインプッシュアップと呼ばれる運動で、バランスボールを両手で押さえつける形で腕立てをします。胸に体幹はもちろん、肩周りや腹部も鍛える効果があります。トレーニングをする際は、バランスボールを押さえる手を外側に向けること。背中を丸めたり、お腹を落としたりせずに身体を真っ直ぐに保つこと。またヒジを曲げていく時は、息をゆっくりと吐きつつ、胸部ががボールにタッチするまで深く沈めてましょう。1セット10回の腕立てが目安です。
バランスボールの上で腕立て伏せ②
今度は脚をバランスボールに乗せて、クラインプッシュアップを行います。ポイントはつま先をボール中央に立てる形でセットして、腕立てを行うこと。背中やお腹をまっすぐに保ちながら、身体がグラグラをしないようにバランスを保ちます。あとは腕立ての基本姿勢。両手を肩幅より少し開いて、ゆっくりと息を吐きながらしっかりと深くヒジを曲げていきます。こちらも1セット10回の運動が目安です。
バランスボールの上で腹筋
今度は運動の定番の腹筋トレーニングです。こちらは簡単。バランスボールの上に座り、身体を後ろに倒していきます。坐骨を軸にギリギリまで身体を倒して、バランスを取ることがポイント。また首への負担を考えて、手は胸の前でクロスして置きます。あとは、ゆっくりと息を吐きながら上半身を起こすだけ。なお完全に身体を起こすことはなく、おへそを見る形で行うと腹筋に強く負担がかかります。
バランスボールの上で背筋
背筋を鍛えるトレーニングは、バランスボールの上にうつ伏せで乗ります。おへそをボールの中心に置くイメージでバランスを取りましょう。運動自体は体幹トレーニングとしても有名な動き。両手両足を肩幅よりちょっと開きます。ポイントはつま先立ちにすること。まず左腕(右腕)と右足(左足)を、背中と平行になるように真っ直ぐします。お尻の筋肉と肩に意識を置くと、上手に体幹が鍛えられます。これを交互に1セット10回ずつ行いましょう。
バランスボールの選び方
身長に合わせてバランスボールの直径を選ぶ
大人の場合は直径65cmが一般的
バランスボールは、直径55、65、75cmといったサイズが定番です。このサイズ展開は体型によって、運動がしにくい状況を無くすため。これにより、様々な体型の方が同じトレーニングを行うことができます。簡単な適性サイズは、身長150~165cmまでの小柄な女性に向いている55cm。身長165~175cmまでの平均的な体型の方には65cm。身長185cm以上の方には75cmになります。ただ個人の体型や使いやすさによりワンサイズ上、ワンサイズ下を選ぶべきでしょう。
子供の場合は直径45cm
小学生程度のお子様や身長150cm以下の方には、直径45cmサイズのバランスボールがおすすめ。最小サイズといえる大きさで、腕力や腕の長さなどがない方に使いやすい大きさとなっております。ただこの大きさでも、不安を感じるお子様には、サイズこそ直径45cmですが、手持ちのハンドルが付いたバランスボールも販売されているため、こちらを選ぶと間違いないでしょう。
トレーニング内容によって耐荷重を選ぶ
全体重が掛かるトレーニングには耐荷重300kg以上あると安心
全体重をかけつつ、さらにその上で運動を行うバランスボール選びには、耐荷重が重要です。特に大柄な男性やハードなトレーニングを行う方にとっては、耐荷重200~300kg以上あるバランボールをおすすめします。なお耐荷重は、バランスボールの包装などにきちんと表記されていますので、ご購入する際はこちらを確認ください。
座るだけなら耐荷重が100kg以内でも
バランスボール初心者の方にとっては、その上でバランスを取ることだけでも大変です。そこでただ座るだけであれば、耐荷重は100kg以内のものでも安心してお使いいただけます。もちろん、耐荷重100kg以内のバランスボールであっても、腕立てや腹筋のような体幹トレーニングは行えるため、まさに初心者の方には最適なバランスボールといえるでしょう。
付属品を活用して選ぶ
バランスボールが初めての方は空気入れをチェック
バランスボールにはパッケージとして、様々な付属品がついて販売されているものがあります。定番は空気入れ。こちらが付属されているものであれば、購入したその日にお使いいただけます。また付属されている空気入れなので、いちいちバランスボールに合う空気入れを探す必要もありません。そのため、初心者の方は空気入れ付きのバランスボールをお求めください。
子供にはハンドル付きが最適
バランスボールには、トレーニングに役立つアイテムが付属されたものもあります。腕立てに使用されるプッシュアップバーや小型のダンベル、ヨガマットなどが同梱されていることも。また子供用として販売されているバランスボールには持ち手であるハンドルが付いて、安全性に考慮しつつ、体幹トレーニングを行っていただけるようになっています。
初心者にはエクササイズのDVD付きがおすすめ
初心者の方がすぐにでもバランスボールを使えるように、DVDによる体幹トレーニングの解説が付いた商品もあります。こうした付属品は、まさに初心者の方をターゲットとしていることもあり、DVDに収録された内容も基本的で簡易的なトレーニングとなっています。そのため、まずはここからスタートするのも、無理がなく良いでしょう。
バランスボールのおすすめブランド・メーカー
アルインコ(ALINCO)
幅広いアイテムを製造開発する日本メーカー
大阪府大阪市にある建築用の仮設足場から、アマチュア無線の製造開発まで幅広く取り扱っている企業。フィットネス事業部では、振動マシンやランニングマシンの製造開発と合わせて、初心者でもお求めやすい価格帯と耐久性に優れたバランスボールを販売しています。
ActiveWinner(アクティブウィナー)
自転車やベビーカーアクセも取り扱うブランド
自転車用品の製造開発を行うブランドとしても有名な同社は、フィットネス分野で様々な商品を取り扱っています。その1つがバランスボールです。その技術を応用し、品質の高いバランスボールを製作。多くの方に愛用されています。
SPICE(スパイス)
生活に密着したバラエティ雑貨ブランド
最近話題の変わり種バランスボールの開発製造及び、販売を行うブランド。インテリアデザインをメインに取り扱っており、その一環として、お部屋の中で違和感なくお使いいただけるおしゃれなバランスボールを発売しています。
Timberbrother(ティンバーブラザー)
総合的なアクティブライフを支えるブランド
寝袋やリュックなどに代表されるアウトドアグッズの開発製造、販売しているブランド。フィットネス分野のアイテムとして魅力的なバランスボールを提供しています。アウトドアブランドでありますが、価格自体は比較的安く、初心者の方にもおすすめです。
MYPROTEIN(マイプロテイン)
プロテインやサプリも扱う人気ブランド
イギリス発のスポーツブランドであるマイプロテイン。ブランド名にもありますが、全60種類以上と様々な味のプロテインを販売している、その分野においてヨーロッパNO.1を誇るブランド。総合的なフィットネスアイテムを展開しており、スポーツシーンでも活躍するデザイン性とグリップ力に優れたバランスボールを販売しています。
おすすめ&人気のバランスボールランキング
初心者におすすめのバランスボール
アルインコ-エクササイズボール(1,990円)
初心者の方にも使いやすい最高峰のコスパが魅力
バランスボールが初めてで、どんな商品を選べばいいのか分からない。そんな方におすすめなのが、こちらです。まず価格がお求めやすい点が魅力。失敗しても、使わなくなっても痛手にならない価格でご購入いただけます。
また初心者だけど日頃からトレーニングをしている方にもおすすめ。耐荷重300kgのタフな作りで、身体の大きな方でも安心してお使いいただけます。さらに体全体でバランスボールの上に乗って使う方でもハードに使い回せます。
ダバダ-バランスボール (1,398円)
とにかく手軽なバランスボールをお求めの方に最適
魅力はなんといってもバランスボールの中でも安価な値段であること。初心者の方が初めてバランスボールを買う時のお試しに最適な価格でお求めいただけます。まずはこちらで、使い心地を確かめてみることをおすすめします。
価格が安いと品質が気になる方もご安心ください。本品は耐荷重こそ80kgですが、表面の素材がしっかりとした作りとなっています。手始めに簡単な体幹トレーニングを行いたい時、無理なく手にできるバランスボールとなっています。
イージーエス-バランスボール (699円)
驚きの低価格で買えるバランスボール
1,000円以下で買えるバランスボールはないかなと、お探しの方におすすめの価格設定が魅力。送料を含めても1,200円ちょっとというお安さ。だけど品質はしっかりとしており、耐荷重は200kgと大きな体型の方が乗っても安心できる、確かな作りのバランスボールとなっています。
またバランスボールって膨らませるのが大変そうと思っている方に、おすすめの空気入れ付きです。これにより商品到着後、すぐにでもお使いいただけるという便利さ。初心者の方にも嬉しいバランスボールになっています。
カワセ-鉄人倶楽部 ノーバーストヨガボール (1,580円)
コスパ最強の初心者向けバランスボール
初めて買うバランスボールは、出来るだけ安価な物が良いとお考えの方。そんな方におすすめなのがこちら。お求めやすい価格で販売されており、まだバランスボールに上手く乗れない初心者の方にもバーストしにくいタフな作りで安心できます。
バランスボールって空気を入れるのが大変そう。そんな不安をお持ちの方もご安心ください。空気が入れやすい専用のダブルアクションポンプが付いており、簡単に丸く膨らませることができます。はじめての方にも、使いやすいバランスボールとなっています。
トレーニングにおすすめのバランスボール
テクノジム-アクティブシッティング バランスボール (33,000円)
混獲的なトレーニング+高級感のあるバランスボール
超本格的なトレーニング用バランスボールをお探しの方に最適な逸品。価格からも分かる他とは一線を画すのの高級感。もちろん素材にもこだわりって製作されております。耐荷重こそ160kgと物足りなさが残るものの使い心地が最高です。
またオフィスワーク中にも使えるバランスボールはないかとお探しの方にも、このインテリアとして活用できるイタリア製のバランスボールはぴったり。本格的なジムトレーニングを手軽にオフィスで行えるおしゃれな作りも魅力の一つです。
Trideer-バランスボール (1,680円)
ハードトレーニングにも対応する耐久性
耐荷重500kgと大柄な方にもおすすめの耐久性が魅力。日頃から運動をしており、バランスボールを使ってハードなトレーニングをする際にも安心してお使いいただけます。また表面に施された滑り止め加工が運動効率を高めます。
さらに専用のポンプが付いているため、機能性も考えてバランスボール選びがしたい方にも最適。男性でも女性でも、しっかりと身体を支えながら、ハードな体幹トレーニングができる本格的な運動アイテムとなっています。
シールズ-ジムボール (1,180円)
本格的なトレーニングができる安価なバランスボール
きちんとしたトレーニングをするには、ある程度の値段がするバランスボールが必要ではと、お考えの方におすすめ。本品はスポーツ用品やトレーニング用品を開発するメーカーにより製造されており、耐久面にも安心いただけます。
耐荷重が300kgとハードトレーニングが目的な方、大柄体型の方にも最適なバランスボール。素材には弾力性のゴムが使用されており、自宅でもハードな体幹トレーニングを行うことができる嬉しい商品となっております。
ダイエットにおすすめのバランスボール
CROTHO-バランスボール&なわとびセット (890円)
総合的な運動ができるフィットネスセット
バランスボールだけではなく、様々な運動を行いたいとお考えの方に最適。なわとびがセットとなっており、組み合わせたトレーニングが行えます。バランスボール+アルファで、ダイエットやエクササイズを行っていただける商品となっています。
さらに本品はポンプタイプの空気入れが付属されており、到着後、すぐにでもお使いいただける仕様。今すぐにでも運動がしたいという方におすすめです。価格も安価で、お求めやすいので、コストパフォーマンスに優れた商品といえるでしょう。
POVUMGA-バランスボール (2,099円)
とにかく手軽にエクササイズができるバランスボール
本品の特徴はなんといっても手軽さ。空気入れが面倒だと感じる女性にこそおすすめのバランスボールです。付属のポンプを使うことにより、10分もかからない短時間で使用可能なバランスボールへと変身します。
また耐荷重400kgと、市販されているバランスボールの中でも最大級の耐荷重性。大柄な男性でも安心してダイエットやエクササイズにご使用いただけます。さらに品質の良いゴムを使用していることで、優れた耐久性も持っているのも魅力。
東急スポーツオアシス-バランスボール (3,590円)
国内フィットネスクラブが販売するバランスボール
自宅で行うダイエットやエクササイズに、バランスボールを使用したいとお考えの方におすすめです。国内にあるフィットネスクラブがお客様の声を元に開発しており、使い勝手のよさを実感できる商品となっております。
まだバランスボールの初心者の方にも、安心してお使いいただける点がポイント。ボールホルダーが付いており転がる心配がないため、変にバランスを崩すこともなく、安定した体幹トレーニングを行うことが可能なバランスボールです。
子供におすすめのバランスボール
SUZUMORI ONLINE SHOP-カンガルーボール (6048円)
ドイツ製の子供でも安心のハンドル付きバランスボール
子供にバランスボールを使わせたいとお考えの方に最適。本品は直径45cmと小学生ほどのお子様にもぴったりサイズのバランスボールです。しっかりとした作りのハンドルが付いており、バランスを崩して怪我をすることも回避します。
出来るだけ使いやすい子供用バランスボールをお探し方にもおすすめ。ピンタイプ、三角ピンタイプと2種類の空気入れが使えるため、シンプルに利便性がアップしています。重さ880gと持ち運びも負担なく行える点も魅力と言えるでしょう。
ギムニク-バランスボール ホップ45
握りやすハンドルがついたキッズ用バランスボール (4,320円)
お子様にバランス感覚を身に着けさせたいとお考えの方におすすめ。握りやすいハンドルが付いて、しっかりとボールの上に座ることができるため、怪我の可能性を軽減しつつ、遊びの中で自然とバランス感覚を身に着けていただけます。
キッズ用だからなおさら耐久性にも気を使いたいとお考えの方にも最適。本品は耐荷重200kgと、大柄な男性がかなりハードに飛び跳ねてもバーストする心配がありません。良質で安心安全なトレーニングアイテムとなっております。
まとめ
初心者の方はスタンダードで低価格なバランスボールがおすすめ
これから体幹トレーニングを始めたいと思っている方には、手が出しやすく、たとえ合わなかったとしても諦めがつきやすい低価格でコスパのよい商品がおすすめです。なぜならば近年、バランスボールは低価格でも品質の良い商品が多くなってきており、低価格な物であっても安心してお使いいただけるバランスボールが一般的になっているためです。今回ご紹介したバランスボールの選び方を基準にして、ご自分に合ったバランスボールをお探しください。また初心者の方でも、簡単に行えるトレーニング方法をまとめておりますので、こちらも合わせてご活用ください。