おすすめのケガキ針人気比較ランキング!【ペンシル型も】

金属に線を引くときに、鉛筆やボールペンなどを使って引くとなかなかうまく引けないものです。ケガキ針を使えば、金属の表面に薄く傷をつけることで、消えない線を書くことができます。また、金属の素材に線を引く時だけではなく、プラモデルや模型などの制作時に使用する方も。ケガキ針にはさまざまな形状や特徴のものがあって選ぶ時に迷ってしまいがちですから、おすすめランキングや種類などを紹介していますので、参考にしてください。

ケガキ針とは?

金属の表面に線を引くことができる道具

ケガキ針は、金属に線を引くケガキ作業に使われる道具で、スクライバーなどとも呼ばれます。金属に傷をつけて線を引くので、鉛筆やチョークなどのように消えてしまわないのがメリット。素材の切り出しの位置にしるしを付けるなどのシーンで使用されます。硬い金属でできた先端が針状に尖っていて、ペンのような形のものや、両側が使えるものなどいくつかの形状があるのが特徴です。

プラモデル制作のスジ彫りなどにも使える

ケガキ針は、スジ彫り用として使用されるケースも多い道具です。スジ彫りとは、プラモデルや模型などに線や模様などを彫る作業のこと。プラモデルにオリジナルの模様を入れてよりリアルに見せたり、墨入れをしやすくしたりするために行われるのが一般的です。専用の道具もありますが、ケガキ針を使って行う人もいますよ。

ケガキ針の種類

ノーマル型

針の反対側にヘラが付いているタイプも

片側のみが、針状に尖った形状になっているタイプのケガキ針です。片側がヘラ状になっているものもあり、メーカーによってはN型と呼ばれることも。ヘラ部分は、塗装をはがしたり、錆を落としたりといった用途で使用することができます。

ノーマルな形状のケガキ針は、細くてシンプルな形状であることが一般的です。コンパクトさを求める方にもぴったり。比較的リーズナブルなものが多く、プラモデル制作などの趣味用として使用したい方が気軽に購入しやすい点も嬉しいポイントでしょう。

両針型

片側の針が曲がっているタイプも

両端が針状になっているタイプのケガキ針です。片側の針はまっすぐで、反対側の針が90度に曲がった形状のものは、メーカーによってはK型などとも呼ばれています。作業によって両端を使い分けたい方にもおすすめです。

90度に折れ曲がっている針の方は、素材の側面などのケガキ作業をしやすいという特徴があります。また、裏側もけがきやすいため裏ケガキ針などの呼ばれ方も。側面や裏面をけがく時に角度を付けやすい点などもメリットでしょう。

ペンシル型

ボールペンのような形状で持ちやすさが魅力

一見するとシャープペンシルやボールペンにしか見えないような、ペンシル型のケガキ針です。クリップが付いているタイプなら、ポケットなどにしまっても落ちにくいのがポイント。スタイリッシュなデザインが多く揃っているのも特徴です。

ボールペンほどの太さがあり持ちやすいため、作業が行いやすい点が魅力です。なかには、先端を本体に収納することができるタイプや、先端を交換することができるタイプも。軸の素材も金属や樹脂などさまざまなので、好みに合ったものを選びやすいと言えるでしょう。

ケガキ針の選び方

針部分の仕様で選ぶ

長く愛用したいなら針部分の交換ができるタイプを

ケガキ針の切れ味が悪くなってきたけれど、研ぎ方が分からないから新しいものに買い替えるしかない、などというケースもあるでしょう。ケガキ針の中には、先端の針部分の替えパーツが展開されているものも。針を交換することで、また新品の時のような切れ味に戻すことができます。同じものを長く愛用したい方は、購入時に針が交換できるタイプかどうかを確認しましょう。

針先の摩耗が気になるなら先端に硬度の高いチップが付いたものを

針部分の先端に、硬度の高い超硬チップやダイヤモンドチップなどが付いているものもあります。硬くて耐久性が高いため、硬度の高い素材へのケガキ作業にもぴったり。焼き入れした素材に線を引きやすい点も魅力です。さらに、針先の摩耗を防ぎやすい点もポイント。耐久性の高い針先のケガキ針が欲しい方は、チップ付きのものを選択肢に入れてみるのも良いでしょう。

本体部分の素材で選ぶ

耐久性を重視するなら本体が金属製のものを

ケガキ針の本体部分の素材は主に金属製や樹脂製です。なかでも耐久性が高いのが、本体が金属製のケガキ針。金属製なら、力を入れてケガキ作業を行いたいという方も安心して使用することができるでしょう。ノーマル型や両針型のケガキ針の中には、本体は金属製で、手で持つ部分のみに樹脂製などのグリップが付いているものもあります。

軽さや持ちやすさなどを重視するなら本体が樹脂製のものを

ペンシル型などのケガキ針の中には、本体にABS樹脂などが使用されているタイプもあります。樹脂製のものは、軽量で使いやすいのがポイント。あまり硬い素材を扱わないという方や、疲れにくい点を重視したい方などにおすすめです。金属製のものに比べてリーズナブルなものも展開されているので、あまり予算をかけたくないという方も、本体が樹脂製のものを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

持ち運び時や収納時の安全性で選ぶ

先端をしまうことができるノック式なら持ち運び時の危険が少ない

ケガキ針は先端が尖っているため、そのまま持ち歩いてしまうと危険があります。ペンシル型のケガキ針の中には、ノック式のボールペンのように先端の針部分を本体に収納できるタイプのものも。肌などを傷つける心配がないので、持ち運びやすい点がメリットです。ポケットに入れたりペンケースに入れたりしても、傷をつける心配がありません。

キャップ付きなら収納時に他の道具などを傷付けない

ケガキ針は、趣味に使う道具や工具などと一緒に収納するという方も多いでしょう。しかし、先端が尖っているため他の道具類を傷つけてしまう危険も。道具類を取りたい時に、うっかり手を傷つけてしまう恐れもあります。キャップ付きのケガキ針を選べば、他の道具類や手を傷つける心配なし。安全な点を重視するなら、キャップ付きのケガキ針も視野に入れてみてください。

ケガキ針のおすすめブランド・メーカー

シンワ測定

超硬チップ付きのモデルも揃う

シンワ測定は、主に測定に関する道具を扱うメーカーです。ケガキ針は、針の交換が可能なノーマルな形状や両針型、ノック式のペンシル型など多彩なラインナップ。超硬チップが付いたモデルが複数取り扱われている点もポイントです。

ミネシマ

プラモデルのスジ彫り用をさがしている方にも

ホビー用の工具などを中心に取り扱うメーカーです。ケガキ針は、プラモデルやフィギュアなどのスジ彫りに向いている針部分が細いタイプが複数ラインナップ。針部分が交換できる精密なケガキ針もあります。

ハセガワ

模型にスジ彫りをするのにぴったりなタイプが揃う

プラモデルやディティールアップパーツ、トライツールなどを中心に取り扱うメーカーです。ケガキ針は、模型用のモデリングスクライバーがラインナップ。プラスチックの模型に模様を彫りたい方にぴったりでしょう。

TRUSCO(トラスコ)

ペンシル型や両針型などが揃う

工具などの企画開発、卸売りなどを行うメーカーです。ケガキ針は、片方が曲がった形状の両針型やペンシル型、ノーマル型のものなどさまざまな形状がラインナップ。用途に合ったケガキ針が見つけやすいのが魅力でしょう。

おすすめ&人気のケガキ針ランキング

ペンシル型でおすすめのケガキ針

シンワ測定-ケガキ針 C ペンシル型(942円)

スタイリッシュな形状で持ちやすい

ノック式で先端の針部分が収納でき、ボールペンのように気軽に持ち運びができるケガキ針です。持ちやすい形状なので、ケガキ作業が行いやすい点も魅力。針は超硬チップ付きなので、耐久性が高い点もポイントでしょう。

本体はABS樹脂で、重量は12gと軽量な点も特徴です。軽くて、疲れずに作業ができるケガキ針をさがしている方にもぴったり。また、先端の針は取り替えパーツが販売されているので、長く愛用したい方にもおすすめです。

新潟精機-チップ付きペンシルケガキ針(1,078円)

先端がしまえて持ち歩きやすい

超硬チップ付きで、焼き入れ品にも使いやすいケガキ針です。一般的な工材のほか、ガラス素材などにもケガキ作業が可能。針が交換できるので、切れ味が悪くなってきたら新しいものに交換して長く使用できます。

ノックタイプなので、先端をしまうことができて安全に持ち歩くことができます。工具箱などにしまっても、他の工具に傷をつけることなく便利。ボールペンのように本体にクリップが付いているため、ポケットなどに挟んでおくこともできます。

ハセガワ-モデリングスクライバー(1,740円)

模型やプラモデルなどに使用したい方にぴったり

鉛筆のような形状をした金属製のケガキ針です。指を添える部分にはグリップが付いており持ちやすい点も魅力。自由な方向に動きやすく、V字状に鋭く掘ることができます。直線、曲線どちらも彫ることができる点もポイントです。

金属の素材にケガキ作業を行う一般的なケガキ針とは違い、模型専用のケガキ針である点も特徴です。プラスチックの表面にスジ彫りをするのに向いています。プラモデルに使用できるケガキ針をさがしている方にぴったりでしょう。

新潟精機-SK精密ケガキ針0.5mm(2,384円)

3種類の太さの針先に交換可能

本体の質量が9gと軽量な点も魅力のケガキ針です。一般工材のほか、ガラスや焼き入れした素材などにもマーキングが可能。先端には超硬チップが付いているので、先端が摩耗しにくく耐久性が高い点も魅力です。

先端部分の交換パーツが販売されているので、切れ味が悪くなったら交換をすることもできます。針先は0.5mm、1.0mm、2.0mmの3サイズがラインナップ。ネジ式で簡単に交換できるのもポイントです。複数のサイズのケガキ針を使い分けたいという方にぴったりでしょう。

藤原産業-千吉 チップ付きペンシルケガキ針(884円)

さまざまな素材にマーキングできるのが魅力

ノブを押すことで針出し、収納がワンタッチでできるノック式のケガキ針です。本体の幅は約8mm、長さは150mmで、一般的なボールペンと同じくらいのサイズ。ある程度の太さがあるので、持ちやすく作業が行いやすい点がポイントです。

針先には、超硬チップを搭載しています。鉄鋼のほか、金物やプラスチック、陶器など幅広い素材にケガキ作業を行うことが可能。持ち運びしやすくさまざまな素材に使用できるケガキ針をさがしている方に向いているでしょう。

両針型でおすすめのケガキ針

TRUSCO-ケガキ針超硬チップ付き224mm(1,052円)

片側の針が90度に曲がっているので側面のケガキ作業にも

片側が直針、反対側が90度の曲針になっている、両針型のケガキ針です。曲針は、裏面や側面などのケガキ作業を行いたい場合にもぴったり。平面にも側面にも、どちらにも使用できるケガキ針をさがしているという方にもおすすめです。

先端は、硬度がHRA87の超硬チップになっている点もポイントです。先端の耐久性が高く、長く使えるのも魅力。長さは224mm、軸径は4.5mmのスリムな形状です。グリップ部分はスチール素材、本体部分は硫黄快削鋼になっています。

TRUSCO-ケガキ針両針式(484円)

片側の針に角度が付いた形状

片側はまっすぐで、反対側は少し角度が付いた両針型のケガキ針です。K型とも呼ばれる形状で、まっすぐのケガキ針では作業がしにくい場所のけがきに便利。一般的な鋼材のほか、プラスチックなどのマーキング作業にも使用できます。

本体は機械構造用炭素鋼でできており、硬度はHRC40です。軸径は5mmで、プラスチック製のグリップが付いた持ちやすい形状もポイント。リーズナブルな価格設定なので、購入時の予算を抑えたい方にもぴったりでしょう。

PB SWISS TOOLS-ケガキ針(1,480円)

すっきりとしたデザインがポイント

赤いグリップ部分がスタイリッシュな印象の、両針型のケガキ針です。グリップ部分の素材はプラスチックで、グリップ径は9.5mm。さらに、16gと軽量なので、持ちやすくて使いやすい両針型のケガキ針をさがしている方におすすめです。

世界の70か国以上で使用されているスイスブランドのケガキ針なので、耐久性の高さと品質の良さも魅力です。針先の部分はクロームバナジュームアロイスチールで、本体部分はクロームメッキ仕上げ。デザインの良さと耐久性を重視して選びたい方にもぴったりでしょう。

スナップオン・ツールズ-Ampco防爆ケガキ針(13,782円)

防爆タイプで耐腐食性の高さも魅力

ニッケルアルミ銅合金製の両針型ケガキ針です。耐腐食性があり、耐久性が高い点がポイント。リーズナブルさよりも、耐久性が高く長く愛用できる点を重視してケガキ針をさがしているという方は、ぜひ注目してみてください。

全長は150mmと両針型のケガキ針では比較的コンパクトで、軸径は3mmです。また、防爆タイプのケガキ針なので、ガス工場や石油化学工場、火花を嫌うシーンなどで使用することが可能。米国認定機関のFMRC認定を取得しているので、安心して使用できるのも魅力です。

盛光-ウラケガキ針(486円)

裏面のケガキ作業にも使いやすいのが特徴

材料の裏側や側面などにケガキ作業を行いやすい形状のケガキ針です。一般的な両針型のケガキ針とは違って、曲がっている方の針先が大きく出っ張っていない形状なのが特徴。スリムで場所を取りにくい点も魅力です。

素材は、針先、本体ともに耐久性の高い機械構造用の炭素鋼鋼材が使用されており、摩耗に強いのが特徴です。長さは205mm、軸径は5.5mmで、質量は30g。リーズナブルな価格なのも嬉しいポイントです。

針部分が交換できるタイプでおすすめのケガキ針

ミネシマ-精密ケガキ針(1,258円)

プラモデル制作に使いたい方向け

プラモデルやフィギュアなどに使用するタイプのケガキ針です。針先の部分が精密な作りになっていて、スジ彫りをするのにも最適。趣味に使用するためのケガキ針をさがしている方は、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

スタイリッシュな形状で、カラーはクールなシルバーです。持ち手部分が太くなっているので、持ちやすく使いやすいのも魅力。さらに、替え針が展開されているのもポイントです。1つのケガキ針を長く使いたい方にもおすすめでしょう。

シンワ測定-ケガキ針D(454円)

コンパクトなサイズもポイント

本体に真ちゅう、針先にタングステンスチールが使用されたスタイリッシュなケガキ針です。長さは約128mmで、コンパクトサイズ感なのも特徴。工具箱に入れても邪魔にならないサイズのケガキ針をさがしている方にもおすすめです。

先端の硬度はHRA90で、一般的な鋼材のほか、プラスチック、木材などのケガキ作業に使用できます。替え針もラインナップされているため、針先を変えて使用することができる点も魅力。常に切れ味を維持したい方にもぴったりでしょう。

シンワ測定-ケガキ針E(601円)

デザインのおしゃれさも魅力

高級感のあるペンのような形状のケガキ針です。本体を回転させることで先端の針部分を収納することができるので、安全に持ち歩ける点もポイント。ペンケースやポケットなどに収納したい方にもおすすめです。

専用の替え針が展開されているので、針先が摩耗してきたら交換して使用することができます。使い捨てではなく研ぐ必要もないので、手軽に長く使えるのも魅力。使い勝手が良く長く使えるケガキ針をさがしている方に向いているでしょう。

ケガキ針の使い方

ケガキ針は60度くらいの角度で当てる

ケガキ針を使う時は、線を引く時の角度が大事です。ケガキ針をあまり寝かせすぎても立てすぎても良くありません。直尺などを使って、素材との角度が60度程度になるくらいに当てて線を引きましょう。特に、寝かせすぎると引いた線が太くなりやすいので、角度に気を付けて使ってくださいね。

ガンプラなどのスジ彫りの場合はガイドテープに沿って彫る

プラモデルのスジ彫りをケガキ針で行うときには、先に彫りたい形にガイドテープを貼っておきます。貼ったテープに沿って、ケガキ針で彫っていきましょう。ガイドテープが張ってあれば彫る位置が分かりやすく、うっかりはみ出してしまうなどという失敗を防ぐことができます。

まとめ

長く愛用できて使い勝手の良いケガキ針がおすすめ

ケガキ針にはいくつかの形状があるため、どんな素材に使用したいのか、何に使いたいかなど、使うシーンに合ったものを選ぶのがおすすめです。長く愛用したいという方は、針先を交換して使えるタイプがおすすめ。さらに、本体の太さや素材なども考慮して、使い勝手の良いケガキ針を選びましょう。

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