春夏秋冬問わず色々なレジャーがあると思いますが、そんな時水中でも写真や動画を撮りたいと思ったこともあるでしょう。そんな人には濡れても大丈夫な防水カメラがおすすめです。壊れる心配をすることなくどこでも気軽に撮れる防水カメラ。今回はそんな防水カメラの特徴や選び方、人気商品などを詳しくご紹介していきます。アウトドア好きや色々な場所で写真や動画を撮りたい方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
防水カメラの特徴
水深深くまでの耐水性がある
防水カメラの一番の特徴と言えるのが、他のカメラと違い水の中で使えるという点です。なので、地上では撮れない水中ならではの撮影ができて、カメラの楽しさの幅もグンと上がります。地上では見ることのできない景色をいつでも楽しめるようになります。
耐水性のないカメラに負けない高画質
最近の防水カメラは、耐水性のないカメラに比べ、負けず劣らずの高画質のものがたくさんあり、1600万〜2000万ほどの画素数があります。防水カメラだからと画質が落ちるイメージがあった人も納得の画質で水の中での撮影を楽しめます。
防水カメラの選び方
使うシーンに合わせて防水・防塵の保護等級を確認
水中に潜って撮影するなら防水規格「IPX8」
防水カメラの規格には防水保護等級と呼ばれる、どれほどの水圧に耐えれるかを数値に表したものがあります。数値は0〜8までで数字が高ければ高いほど防水効果が高まります。水中に潜って撮影する場合だとIPX8の防水カメラを選びましょう。自分が撮影する時のシチュエーションや場面によってこの防水保護等級も変わってくるのできちんとチェックしましょう。
浜辺で使用するなら防塵の保護等級もチェック
防水カメラは水中の撮影だけではなく、海や川辺でのバーベキュー、キャンプなどでの撮影に使用する機会も多いと思います。その時には場所によって砂や様々な塵など、色々な外的要因があるので、防水だけではなく防塵の保護等級もチェックしておく必要があります。防塵の場合は防水と違い0〜6までの数値で分けられていてIP5XやIP6Xのものを選ぶと良いでしょう。
高画質な写真が撮れるカメラの性能から選ぶ
暗い水中ではF値が小さいものを
水中では深くなればなるほど光が届きにくくなり、そんな環境での撮影の場合は写真を撮っても全然映らないということがあると思います。そんな時には、F値の低いカメラを選びましょう。F値とは、光の入る量の調整をする絞りの値です。暗いところでも少しでも光を通す量を増やして明るく写すことができるので、写真を撮った後に暗くて見えないということが少なくなります。
水中での美しい写真は画素数の減りが少ないズーム方式で
水中では被写体に近づけなかったりなど、様々なシチュエーションがあると思います。そんな時はズーム機能を使って撮影しますが、せっかく撮ったのにズームをすると画質が悪くなるのはもったいないですよね。そんな時にはデジタルズームではなく、画質が落ちにくい光学ズームのものを選ぶのがおすすめです。通常のデジタルズームと異なり、レンズの焦点距離を利用して撮影するため、画質の劣化が少なく済みます。
アクティブな動きにも対応できる手ブレ補正のタイプで選ぶ
手ブレを防ぎながら高画質な写真が残せる光学式
手ブレ補正の種類は大きく分けると、電子式と光学式の2種類あります。電子式はコンピュータで電子的に修正して、光学式はレンズやセンサーが動いて補正するので、電子式は光学式よりも画質が落ちてしまいます。水中で高画質な写真を撮りたい方は、光学式の手ブレ補正のある防水カメラを選びましょう。
費用を抑えたいなら電子式がおすすめ
防水カメラを買う時にできれば費用を抑えたい。だけど手ブレ補正のある物が欲しい。そんな方には電子式の手ブレ補正の防水カメラを選ぶのがおすすめです。レンズやカメラなどのハードウェア面において特別な部品が必要ないので、もう一つの光学式よりも安い値段でカメラに搭載することが可能です。そのため、電子式手ブレ補正が搭載された防水カメラは費用を抑えて手に入れることができます。
撮影シーンに合わせた液晶のタイプで選ぶ
自撮りを楽しむならチルト式がおすすめ
可愛い魚たちと一緒に自撮りをしたい。そんな人も多いと思います。ただ、写っているモニターが見えないままだと本当に撮れてるかが不安だと思います。そんな人にはチルト式の防水カメラがおすすめです。チルト式とは上下に液晶モニターが動かせるので、実際に液晶をみながら撮影できるので、自撮りをする人には最適です。
太陽の反射が気になる屋外での撮影にはアウトドアモニターも便利
川や海でのアウトドアで太陽光が反射してモニターがみづらいという人はアウトドアモニター搭載の防水カメラも便利です。快晴の屋外撮影でモニターがみづらい時には明るく、暗いところでは暗く設定ができます。これでしっかりと被写体を液晶で見ることができるので、撮影したい瞬間を逃さないでしょう。また、目にも優しいので疲れにくくもなります。
使用頻度とコスパを考えて選ぶ
オフシーズンでも使うなら高性能なGoProがおすすめ
旅行の時やイベントごとの時だけではなくて、日常使いもしたい人は高性能なGoProを使うことがおすすめです。小さく持ち運びにも便利で耐久性もあり、様々なアクセサリーもあるので、どんなシチュエーションでも使うことができます。そして、映像などをその場でスマートフォンにも転送できるので、その瞬間を思いっきり楽しむことができます。
一度しか使わないならレンタルや使い捨てタイプもあり
いつもは使わないけど、ちょっとしたお出かけやイベントの時だけに使いたいというあなた。そんな人はレンタルや使い捨ての防水カメラを使うのも良いでしょう。3000円〜6000円くらいの間で3泊4日でレンタルできるので、いつもは使わないという人も気軽に防水カメラで写真を撮ることができます。また、使い捨ての防水カメラなどもあるので、その時に応じて使い分けてみるのも良いです。
便利な機能で選ぶ
GPS機能があると撮影時の位置情報が記録できる
防水カメラにGPS機能がついてると、スマートフォンで撮影した時にどこで撮影したかわかるのと同じように、防水カメラでも撮影した時にどこで撮影したかわかるようにできます。パソコンなどに取り込んだ後、また撮影した写真を後で見返す際に、どこで撮影した写真か一目で分かるので便利ですよ。
携帯ですぐ編集したい方はWi-Fi機能付きがおすすめ
防水カメラにWi-fi機能が搭載されていると、撮った写真をすぐに携帯などに移して編集することができます。InstagramやFacebookなど色々なSNSにアップしたりもすぐにできます。また、メーカーごとにできることは違ってきますが、スマートフォンを介して遠隔で操作して撮影できるタイプがおすすめです。
防水カメラのおすすめブランド・メーカー
OLYMPUS(オリンパス)
ミラーレス一眼カメラではトップクラスのシェア
シンプルでオシャレなデザインの多いOLYMPUSは女性にも人気のメーカーです。その中でも人気のTOUGH TG-5はFUJIFILMのFinePix xp130nのF値3.9〜と比べても、F値が2.0と暗いところでも明るく撮影することができます。
Nikon(ニコン)
一眼レフカメラではトップクラスのシェア
OLYMPUSと並んで防水カメラの大きなシェアをもつNikon。人気カメラCOOLPIX W300は高いレベルでバランス良い性能を持っているほか、防水カメラで撮った写真を自動的にスマホに転送するSnapBridgeという他のメーカーにはない特徴的な機能も搭載しています。
RICOH(リコー)
小型で軽量なのが特徴
RICOHの人気シリーズWG-50は防水のみならず、耐衝撃、防塵、耐寒など様々な場所で使うことができます。他のメーカーに比べて小型で軽量で持ち運びに便利で、周囲の明るさに合わせて調整するアウトドアモニターやマクロ撮影が可能なデジタル顕微鏡モードなど、様々な機能を搭載しています。
canon(キヤノン)
一眼レフだけではなく防水カメラも
一眼レフでおなじみのCanonですが、防水カメラもオールラウンドなものがあります。Canonの防水カメラPowerShotD30は防塵や耐衝撃などタフさがありNikonのCOOLPIX W100と比べても、1cmの距離のマクロ撮影も可能です。
おすすめ&人気の防水カメラランキング
防水・防塵に優れたおすすめの防水カメラ
Nikon-COOLPIX W300(39,000円)
4kが撮れる本格派
NikonのCOOLPIX W300は防水ケースがなくても、30mの防水性能があり、その他の耐衝撃や耐塵、耐寒もハイレベルなものになっています。グリップも握りやすく、撮影時の操作性もなめらかです。
動画も4Kの高画質な動画が撮れるので、雨の中や水中など、今までにないハイクオリティな動画を撮影することができます。また、SnapBridgeという機能でスマートフォンからカメラを操作することも可能になっています。
Nikon-COOLPIX AW130(47,580円)
オールマイティーなカメラ
NikonのCOOLPIX AW 130は後機のW300と同様、30mの防水性能や耐衝撃、耐塵、耐寒が素晴らしいカメラになっています。一般的なコンパクトデジタルカメラにあるような機能はほとんど搭載しています。
Wi-Fi機能も搭載していて、その場で撮った写真や動画をすぐ編集したり、SNSにアップすることも可能です。撮影枚数も370枚としっかりとした容量があるので、様々なシーンで使うことができます。
FUJIFILM(富士フィルム)-FinePix XP140(25,280円)
小型軽量のボディで使いやすい
付属バッテリーとメモリーカードを含めてもわずか207gで、持ち運びやすいのが魅力の防水カメラです。裏面照射型のCMOSセンサーで、1635万画素と高画質。独自に開発された映像処理エンジンも搭載されています。さらに、HD動画を最高4倍のフレームレートで撮影可能なHDハイスピード動画も搭載。素早い被写体のスローモーションもなめらかなのが魅力です。
防水防塵規格はIP68で、水深25メートルまでの防水に対応しています。1.8メートルの高さから落としても大丈夫な耐衝撃構造や防塵、-10度までの防寒にも対応と、耐久性が高い点もポイント。マリンスポーツやアウトドアなどで、気軽に使うことができます。
RICOH-WG-M2(28,146円)
超広角の映像が撮れる
204°の超広角撮影ができるRICOH-WG-M2は圧倒的なスケール感があります。また、4KのFull HDの縦横2倍のピクセルで見たままの景色をその時の臨場感あふれる映像を撮影できます。
タフネス設計で防水ケースがなくても20mまでの防水性能があり、そのおかげでケース内に音がこもらないで音がクリア。そして風切り音の低減機能も搭載しています。撮影開始と終了時にバイブレーションで知らせてくれるので、撮り忘れることもありません。
OLYMPUS-Tough TG-5(46,800円)
マクロ撮影したい方におすすめ
動画撮影機能が大幅に進化したOLYMPUS-Tough TG-5は4kムービーに対応しています。120コマ/秒のハイスピードムービー記録も可能です。また水中モードや一瞬の動きを捉えるプロキャプチャーモードなど様々な撮影モードを搭載しています。
マクロ写真の撮影も得意で、バリアブルマクロシステムと呼ばれる、4つの撮影モードと2つの接写用アクセサリー(別売)で肉眼では捉えることのできない、ミクロの世界を撮影することができます。また、グローブを着けたままでも握りやすいグリップで、どのような環境でも使いやすいです。
OLYMPUS(オリンパス)-Tough TG-6(53,000円)
耐衝撃や耐低温にも優れたモデル
水深15メートルまでの防水機能を備えたカメラです。防水のみならず、防塵や耐衝撃、耐低温にも優れているのが特徴。約2.1メートルの高さから落としてしまっても耐えられる耐衝撃性を備えています。-10度までの低温に対応しているので、寒い野外やスキー場などでの撮影にもおすすめです。
映像処理エンジンにはTruePicVIIIが搭載されており、高画質な点も魅力です。さらに、バリアブルマクロシステムが搭載で、最短で1cmまで被写体に寄ることが可能。肉眼では味わえないようなシーンの撮影を楽しむことができます。
小型でおすすめの防水カメラ
WIMIUS-Wifi 4K(30FPS) アクションカメラ(7,600円)
Wi-Fiからの遠隔操作が可能
金額が1万を切るお手頃価格なWIMIUSのアクションカメラ。2インチの液晶ディスプレイを搭載しているので。1.5インチの液晶よりも見やすく便利です。HDMI出力機能にも対応しているので、TVなどにつなげて大画面で楽しむこともできます。
Wi-Fiでの遠隔操作も可能で、専用のアプリをダウンロードすると、スマートフォンで撮影を制御することができます。お気軽にワイヤレス遠隔操作を試せるのもおすすめ。バッテリーも長持ちなので、気軽に持ち運んで撮影を楽しむことができます。
GoPro-HERO7(53,460円)
アクションカメラの代表格
アクションカメラといえば真っ先に思い浮かぶのがGo Proです。最新のHERO7は1つの軸を中心として物体を回転させる回転台のジンバル並みの手ブレ補正がされて、より滑らかな撮影を可能にしています。
音声コントロールも可能なので、様々なシーンで両手がふさがっている時にも撮影することが可能です。ライブストーリーミングも可能で、FacebookやYoutubeでライブ映像を配信することもできます。
Kenko-DSC1480DW (8,260円)
耐久性が高く衝撃に強い
水深3.0mまで対応する防水性能と、1.5mから落としても大丈夫な耐衝撃性能を搭載したコンパクトデジタルカメラのDSC1480DW。価格も1万円ちょっととお手軽に試しやすい1品となっています。
カメラの前面と背面どちらにも液晶モニターがついているデュアルモニターになっていて、自撮りをする時などに便利です。液晶の切り替えも、カメラ上部についている液晶モニター切り替えスイッチで簡単に切り替えられます。
Panasonic-DC-FT7-D(43,927円)
2040万画素の高画質
PanasonicのコンパクトカメラLUMIX DC-FT7は、2040万画素の高画質で撮った写真や動画を美しく保存します。ハイクラスダイバーの使用レベルでもマリンケースなしで31mまでの防水性を搭載。
撮影場所の高度や方位も記録できて位置情報や日時もカメラの画像に書き込むことができます。長時間の高速連写も可能で、30コマ/秒を最大29分59秒まで連写可能にしているので、決定的瞬間を見逃しません。
OLYMPUS-STYLUS TG-870(119,560円)
180度可動の液晶パネルが魅力的
OLYMPUSのSTYLUS TG-870は21mmの超広角レンズを搭載して、広い範囲の撮影を可能にしています。また、広角撮影で生じる歪みも補正した写真を撮影することができます。自撮りの時にも多くの背景を一緒に撮ることができます。
背面モニターは180°動かすことのできるチルト液晶モニターで、ローアングルの撮影の時などにも無理のない体勢で撮影することが可能。そして、カメラ前面に設置したフェイスボタンでもシャッターを切ることができます。
自撮りにおすすめの防水カメラ
NIKON-COOLPIX S33(18,480円)
丸みを帯びた可愛いフォルム
家族で一緒に使える仕様になっているNIKONのCOOLPIX S33は、角が丸くなっていて、誤って子供がぶつけたとしても怪我をしにくいデザインになっています。重さも約180gと軽く、子供でも使いやすいです。
細かな塵は完璧に防護し、水没し続けても大丈夫なIP68の防水防塵性を搭載しているので、ビーチなどでも気にすることなくギリギリのアングルで撮影することができます。水中での撮影も可能で様々なアングルでの撮影を楽しめます。
FUJIFILM-写ルンです ウォータープルーフ(1,760円)
防水の使い切りカメラ
様々な防水カメラがありますが、イベントや旅行の時だけ使いたいという人におすすめなのがFUJIFILMの防水使い捨てカメラ、写ルンです。防水カバーがついているので、水中以外でも工事現場や雪の中でも撮影することができます。
防水カバーがついているのでシャッターと巻き上げダイヤルが特殊な形をしていますが、サイズも大きめなのでウインタースポーツなどで手袋をしている状態でも取りやすい形になっています。また、インスタントカメラならではの写真の感じも楽しむことができます。
FUJIFILM-FinePix XP80(14,018円)
最新型とスペックの差が少ない
FUJIFILMのFinePix XP80は3色のバリエーションがあり、15,000円弱の価格帯で179gの小型軽量ボディで、持ち運びも便利です。そして、FUJIFILM独自のフジノンレンズが搭載されていて、高画質な写真を撮影することができます。
最新型のXP90とは液晶モニターの部分を除くと大きさや外観、重さなどもさほど変わらない仕様になっています。ワンプッシュの簡単操作で動画を撮影できる動画ボタンも搭載しています。また、風音低減設定を選べば、動画撮影中の風切り音を低減することもできます。
RICOH-WG-40W(25,380円)
耐水だけではなく耐衝撃・防塵・耐寒など様々な衝撃に強い
水深14mで2時間連続の水中撮影が可能な防水性能や、−10℃でも作動する耐寒性能、100kgfまでの重さに耐える耐荷重構造で、過酷なアウトドアでも活躍するタフネスモデルのRICOH-WG-40W。
レンズの周りにLEDライトを配置してカメラの影を気にせず顕微鏡で見るような世界の撮影も可能にして、動画にも対応しています。また、いろいろな撮影モードやフラッシュ機能で高画質撮影をサポートしています。
YISENCE-子供用防水カメラ 1080PフルHD 30MP画素(7,099円)
リーズナブルな価格設定も魅力
水深3メートルまで対応可能な防水カメラです。バッテリー収納部分はしっかりと密閉され、水に濡れることがない点が魅力。リーズナブルな価格設定なので、ビーチで気軽に使用したり、子供に使用させたりするのにもぴったりでしょう。
1080p2.7KフルHDで、3000万画素の高画質です。16倍デジタルズームや連写機能なども付いており、さまざまなシーンに対応。さらに、顔探知や自動ブレ防止機能なども搭載されているので、写真撮影にあまり慣れていない方にもおすすめです。
まとめ
価格や性能でバランスのとれた防水カメラがおすすめ
防水カメラを選ぶ上で一番のポイントは価格と性能のバランス。高すぎると手が出ず、安いものを選んで性能が落ちてしまうのも考えものです。OLYMPUSのTough TG-5はその2つのバランスが良くおすすめです。今回は防水カメラについて人気のメーカーをあげながら詳しく紹介しました。ぜひ皆さんもこれだと思う防水カメラを見つけてくださいね。