ボウリングをするとき、必要になるのは指先の繊細な感覚。いつでもベストな状態にしたいですよね。そこで便利なのが、ボウリングテープです。ボウリングテープがあれば、コンディションによって変わる指先の感覚を調整することができますよ。さらに、指先のけがを防止することも可能です。今回はおすすめのボウリングテープをランキングでご紹介。また、ボウリングテープの巻き方や貼り方なども、併せて解説します。ぜひボウリングテープを使って、自分の思い通りの投球をしてくださいね。
ボウリングテープとは？
ボウリングボールの穴と指の間の隙間や滑りを軽減するテープ
ボウリングテープは、ボウリングをする際に、手にテーピングの様に巻く道具。ボウリングボールと接触することを前提につくられているため、隙間を調節したり、滑りを軽減したりすることが可能です。中には、ボウリングボールの穴の中に直接つけるタイプもありますよ。また、指保護用など、テーピングに用途が近いタイプも存在します。
ボウリングテープの種類
指保護用
摩擦による痛みを軽減
指に巻き、ボウリングボールとの間に挟まることで、指の怪我を防止する効果があります。また、指からボウリングボールが離れる際の摩擦を減らすことで、痛みの軽減も可能ですよ。ボウリングの練習を始めて間もない人や、すでに怪我しそうな箇所がある人におすすめです。
調整用やグリップ力強化用のボウリングテープと比べると、テーピング的な意味合いが強く、実際にテーピングテープで代用されることもあります。しかし、テーピングテープと違い、ボウリング用に長さや幅が加工されているのがメリットです。また、汗っかきや乾燥肌など、コンディションが変わりやすい人でも、テープ一枚で毎回同じ感覚を実現できる利点もありますよ。
調節用
指先や穴の内部に貼ってフィット感を調節できる
いつもと同じボールを使っているはずなのに、妙に滑りやすかったり、逆に全然滑らなかったりするのは、ボウリングを極めるほど日常茶飯事です。そんなとき、調整用のボウリングテープを使えば、コンディションに合わせて、ボールに指を入れたときのフィット感を調整することが可能です。些細な感覚の変化で変わる結果を、毎回ベストに持っていきたいなら、使用を考えてみてください。
グリップ強化用や指保護用と比べると、種類が多く、自分に合うものを見つけるのが大変です。また、その日のコンディションによって使い方を変えることも必要になります。重ねたり、指の裏表にそれぞれ貼ったりと、さまざまな使い方を試さなくてはなりません。その分、合うものを見つけ、自分だけの使い方を確立すれば、常に指先の状態をベストに持っていくことができますよ。
グリップ力強化用
ボールの滑り落ちを防止できるので握力が弱い人でも安心
ボウリングボールは重いので、握力のない人はどうしても滑り落ちやすいです。そんなときは、グリップ力を強化できるボウリングテープがおすすめ。親指用とその他の指用に分かれているので、掴みづらさに応じて選ぶことができます。力が余りない女性や子供などが練習するときに使うのがいいでしょう。
また、指保護用や調整用と違い、材質に滑りにくいラバー素材を使用していることが多いです。そのため、ボールに縦回転をかけるために、人差し指などに使用する人もいますよ。他のテープと併用も可能なので、コンディションや用途に合わせて一緒に使用してみてください。
ボウリングテープの選び方
形状で選ぶ
自分好みに長さを調節して使いたいならスティックテープ
スティックテープは、セロハンテープの様に、何メートルもあるテープを筒状にまとめてあるテープ。自分好みに長さを調節して使いたい場合におすすめです。思い通りの長さに切って使用することができるので、ボウリング上級者になればなるほど、貼り方を変えて工夫できる余地が増えますよ。カットする手間がかかるのは欠点ですが、値段が安いのもいいですね。
個別テープは1枚1枚別々になっているのですぐに使える
ボウリングテープの中には、1つ1つ個別にカットされ、絆創膏の様に台紙からはがして使うタイプも存在します。テープを自分でカットして使う技術がない人や、とりあえず用途に合ったテープが巻ければいい人におすすめです。値段が少し高めで、アレンジしづらいのが難点ですが、最初から使いやすい大きさに切られているので、簡単に使用することができますよ。
幅で選ぶ
親指保護として使う場合は25mm幅の狭いものがおすすめ
一口にボウリングテープといっても、その幅は様々。大は小を兼ねるとは言いますが、やはり切る手間が発生する以上、用途に適した幅のボウリングテープを買うのが一番良いです。指保護用の場合、指を覆うように使いたいので、親指には25mm幅のものがおすすめ。親指の幅に近く、指に縦向きに沿わせて簡単に貼ることができますよ。また、親指用とあらかじめ記載された商品もあるので、合わせて検討してみてください。
中指や薬指保護には50mm幅のものを
親指に指保護用ボウリングテープを貼る場合、縦に沿わせるように貼るのに対し、中指や薬指に貼る場合は、指に対して垂直の向きに、巻くように貼ります。したがって、より広い幅で指全体をカバーできる50mm幅のものがおすすめ。重ねたい時は、二重に巻くだけなので、サイズ調節をする必要もないですよ。フィンガー用という名前で売っていることも多いので、参考にしてみてくださいね。
グリップ力強化や調節には基本19mm幅
調節やグリップ力の強化用のテープでは、細かい調整力が求められます。そこで、中指や薬指の幅に近い、19mm程度の狭いテープがおすすめ。指の甲部分と腹部分に分けて貼ることができるので、繊細に調整することが可能ですよ。また、何枚も並べれば幅の大きいテープと同様に使うこともできるので、親指に貼りたい場合でも問題なく対応できます。ただし、ボールの親指穴が大きくて調節したい場合、ボール自体は変化しないので、ボール穴に直接貼るタイプの25mmテープを買ってしまうのもありです。
ボウリングテープのおすすめブランド・メーカー
ABS（エービーエス）
様々な用途のテープを網羅してカラーバリエーションも豊富
ボウリングボールを始めとし、数多くのボウリング製品を取り扱うアメリカのメーカー。ボウリングテープの種類も、指保護用から調節用まで多岐にわたります。同じ用途の中でも、形状や幅、伸縮性など特徴の違うテープを数多くそろえているので、自分に合ったテープを選ぶことができますよ。また、カラーバリエーションも多いのも特徴です。
Brunswick（ブランズウィック）
おしゃれなデザインが特徴な親指用個別テープを製造
世界中のプロボウラーの御用達。洗練されたデザインと使いやすさが特徴の、ボウリング用品メーカーです。中でも、ブランズウィック プレカットテープはおしゃれさと機能性で人気があり、雑誌にも取り上げられたほどです。箱からすぐに取り出して使えるのはもちろん、先端を丸くカットしてあるので、指からはみ出ることもありません。
Mueller（ミューラー）
伸縮性のある保護用テープが豊富
テーピングやサポーターなど、スポーツケア用品を製造しているメーカーです。ボウリング向けの商品では、伸縮性のあるテープを販売しており、指先だけでなく、手全体や足にも使えるのが特徴。ケア商品を中心に作っていることもあり、ソフトな使用感で、貼ったときの不快感もありません。
Master（マスター）
親指穴に使うインサートテープが有名
カジュアル向けからプロ向けまで、様々な層向けのボウリング用品を販売するメーカー。中でも、ボールの親指穴の中に直接貼るインサートテープが、人気を集めています。程よいザラザラ感が滑るのを防いでくれるので、プロボウラーも愛用していますよ。
おすすめ＆人気のボウリングテープランキング
指保護用でおすすめのボウリングテープ
Mueller-ティアライトテープ （3,450円）
伸縮性に優れており肌に貼りやすい
合成ゴムとコットンを素材につくられた保護用テープ。ソフトな伸縮性を実現しています。たとえ、関節部分に巻いても、関節の曲がりを邪魔しませんよ。もちろん、強度も高いので簡単にはがれたり、破れたりすることもありません。
また、表面は波打っているので、より柔軟に肌に貼ることが可能です。幅が約50mmということもあり、中指や薬指など、フィンガー部分を保護したい方におすすめです。なお、スティックテープ6個入りなので、コスパも非常に良好。カラーは、ブラックとホワイトの2種類から選ぶことが可能です。
ABS-フィッティングテープF-2 25 （2,080円）
長時間使用してもはがれにくい親指用テープ
親指向けにつくられた指保護用テープです。25mmなので、幅加工などの無駄な作業をすることなく、最低限の手間で親指に巻くことができますよ。また、テープの裏面には、目盛りがついているので、定規などは不要です。目盛りに参照すれば、お好みの長さに切ることができます。
また、きめ細かい素材になっているので、指に不快感を与えることもありません。カラーはベージュで、肌の色に馴染んで目立ちにくいのもポイント。汗にも強いので、長時間練習したい人や汗をかきやすい人でも、安心して使うことができますね。
Brunswick-プレカットテープ 25 （850円）
保護だけでなくおしゃれとしても使える
あらかじめカットしてある保護用テープです。25mm幅で、主に親指への使用となるでしょう。ケースから出してすぐ使えるので、ほとんど手間いらずなのがポイント。また、ケース自体も透明なので、見るだけで残り枚数が確認できるのもうれしいですね。
カラーはブルーとブラックの2色。デザイン性も高く、コーディネートと合わせて、周りと一味違う個性を出すことも可能ですよ。せっかくテープを貼るのだから、おしゃれ道具の1つとしても利用したいという方におすすめです。なお、40枚入りとなっています。
Genesis- Excelパフォーマンス&キネシオロジーテープ （2,080円）
指保護と調節が1枚で出来る
海外で人気のボウリングメーカーが作る個別テープ。幅1インチ、つまり約25mmなので、親指の保護にピッタリです。筋肉と同程度の伸縮性を持ち、治療現場も使われているキネシオロジーテープの素材を使用しています。指の可動域を邪魔せず、さらに、柔軟な動きを促進してくれますよ。
エクセル1からエクセル5まで、色の違ったテープを5種類展開。それぞれ厚みと表面の滑らかさがが違うので、ボールの穴に親指を入れたときの感覚や、投げるときの滑り具合を調節することも可能です。親指保護とボールを使用する際の感覚の調整を、1つのテープで行いたい人は、検討してみてください。
WAVE-ET-02 （904円）
指の怪我を防ぎつつ滑りも促進
滑りやすい素材を使った親指用個別テープ。すこし厚めに出来ているので、ボールの親指穴内で、ボールと指の隙間を埋めてくれます。また、テープがしっかり滑って摩擦を減らしてくれるので、タコができやすい人も安心ですよ。
サイズは、1インチと3/4インチと1/2インチの3種類。自分の親指の大きさに合わせて使用するのがいいでしょう。また、1枚だけでなく、大きいサイズのテープを貼った後に、小さいサイズのテープを貼れば、より綺麗に親指穴との隙間が埋まり、高い効果が期待できます。親指を保護しつつ、親指を引っ掛かりなく穴から抜けるようにしたい人におすすめです。
調節用でおすすめのボウリングテープ
Master-インサートテープ 3/4インチ （1,432円）
滑り落としを防ぐインサートテープ
ボールの親指穴の中に直接貼るタイプのテープ。親指の腹か背中が当たる位置に貼ることで、穴と親指の隙間を調整することが可能。背中部分に貼る場合は、重ね貼りも可能なので、お好みで調整することかできますよ。もし、練習が長時間になる場合は、指がむくんできつくなってくることを想定し、少しだけずらして貼っておくと、後からはがしやすいです。
また、腹部分に貼る場合は、ボールの滑り落としを防ぐ効果も期待できます。滑り落としと穴内のスキマ調整、どちらも行いたい場合におすすめです。のりが残りにくい仕様になっているので、はがした後にべたべたすることが少ないのもうれしいですね。
VISE-バイス フィールテープ （904円）
8種類のテープで滑りと穴内の感覚を細かく調整可能
こちらも直接ボールの穴の中に貼るタイプのテープ。重ね貼りも可能で、親指の腹側と背中側にそれぞれ貼ることも可能です。サイズは1インチ、3/4インチ、1/2インチの3種類が用意されているので、自分に合った幅のテープを使って、調整することができますよ。
また、ラインナップは8種類あり、型番が大きくなるほど、滑りにくくなっていますよ。好みや状態に応じて、快適なボールの引っ掛かりや抜けを作り出すことが可能です。滑り具合、穴内の感覚どちらも、より自分に合ったカスタマイズがしたい人におすすめのテープです。
グリップ力強化用でおすすめのボウリングテープ
WAVE-FT-05 （700円）
グリップ力強化用に欲しいポイントをしっかり押さえている
厚めでグリップ力に特化したテープ。幅が8cmと結構広めなので、基本は薬指や中指などのフィンガーに使用することになります。指を立てて横向きに巻けば、簡単に貼ることができ、変化球に必要な指の引っ掛かりを出してくれますよ。もちろん、指にしっかり巻く分、指の怪我も防止してくれます。
また、テープの長さを1cmから2cmほどで切れば、親指に使用するテープの幅と大体同じになるので、代用が可能です。特に、親指の根元に貼ることで、ボールの滑り落とし防止の効果が期待できますよ。ボールの軌道にしっかり変化をかけたい玄人から、ボールを安定して投げたい初心者まで、幅広く使えるテープです。
Hi-SP-HSリフティングテープ （1,320円）
グリップも安定しコスパもよい
使い方次第でどの指にも使いやすい、幅8cmのグリップ力強化用スティックテープ。表面に起毛加工がしっかり施されているので、滑りすぎず、引っ掛かりすぎない丁度良いリリースを実現できます。変化をかけたい人から、特定の指が滑ってしまう人まで、幅広く利用できますよ。
また、全長は1個あたり2m。中指や薬指用に1回4cm分使えば50回、親指用に1回2.5cm分使えば80回も使えることになり、コスパも良好です。耐汗仕様になっているので、長時間練習した際に出る汗ではがれてくることは、少ないですよ。頻繁に使用する人や、汗をかきやすい人には検討してみてくださいね。
ABS–ノンスリップシリコンテープ （492円）
独特のテープ構造で滑り落ちない安心感を実現
ボールの親指穴の中に直接貼る、インサートタイプのグリップ力強化用テープ。シリコン素材と、テープ本体に空気穴が開いている特殊な形状で、違和感なく、適度なボールの引っ掛かりを実現しています。滑り落ちず、引っ掛かりすぎないという安心感から、余計な力が抜け、よりボールのコントールに集中しやすい状態を作ってくれますよ。
特に、空調が効いていたり、冬場などで乾燥したりしている環境では、その力を発揮。使用し始めは、引っ掛かりが強くなりやすいですが、数回ボールを投げると手に馴染んでくる感覚があるのもいいですね。滑り落ちに悩んでいるけど、ボールの穴の中の感覚が変わるのが怖いという人にこそ、試してほしいテープです。
ボウリングテープの貼り方
貼る前の下準備
手洗いをして油分を落とす
ボウリングテープを使う上で、一番の大敵は汗に含まれる油分。最初から手に油分がついているとテープが定着しないので、余計にはがれやすくなります。ボウリング最中の汗で早くはがれることを防ぐためにも、最初にしっかり油分を洗い流しておくのがおすすめです。
粘着強化用スプレーを使うと剥がれにくい
どんなに油分を洗い流したとしても、手汗は止められないので、汗をかきやすい人はどうしても途中でテープがはがれやすくはなります。そんな時は、粘着強化用スプレーを指に吹きかけてから貼るのがおすすめ。スプレーの粘着力が、長時間テープを維持してくれますよ。ただし、スプレーを吹きかけてすぐに貼ると、スプレーが馴染んでいなくて効果が発揮されない場合があるので、スプレーに記載されている使い方に従ってくださいね。
親指に貼る場合
先端を半円形に切るのがコツ
ボウリングテープを親指に貼る場合、縦に沿わせるように貼るのが基本です。そのため、加工されていないボウリングテープをそのまま貼ると、先端の角部分がはみ出て、綺麗に貼ることができません。そこで、テープの先端を半円状に切ると、はみ出ることなくしっかりフィットしてくれますよ。また、指の形に合わせて半円のカーブ具合を変えておくと、より隙間なく貼ることが可能です。
指保護用なら親指を軽く曲げて背中側に貼る
指保護目的で親指に貼る際は、親指の腹ではなく背中に貼るのがおすすめ。親指の腹に貼ると、テープによって摩擦が軽減されるので、ボールを滑り落としやすくなってしまいます。また、親指を曲げずにそのまま貼ると、テープが曲げた際の伸びに対応できずにはがれてしまったり、テープに邪魔されて指の可動域が狭くなったりすることがありますよ。そこで、親指は曲げた状態で貼るようにしましょう。
グリップ力強化用なら悩みに応じて貼る場所を変える
グリップ力強化が目的の場合、ボウリングテープの貼り方は厳密には決まっていません。悩みに合わせて場所やテープの長さ、幅を変える必要があります。基本的には、親指に貼る場合、腹部分に貼ると摩擦が強すぎてボールが離れなくなりやすいので、慣れないうちは、指保護用と同じように背中側がおすすめですよ。ボールを落としてしまうのが悩みの場合、親指の付け根に貼るのもありです。
中指と薬指に貼る場合
指保護用なら軽く張った状態で1周から2周ほど巻きつける
中指や薬指を保護する場合、50mm程度のボウリングテープを貼ることになるので、加工する必要はありません。長さも、指に対して垂直に1、2周ぐらい巻き付ければ、保護機能として十分ですよ。ただし、貼る際にテープがたるみすぎると隙間ができてしまいます。一方で、きつく貼りすぎると関節が曲がらなくなることも。従って、軽めの張りを維持しつつ、巻いていくのがコツです。
巻いた後に指を穴に入れて抜きにくくないか確認する
ボウリングテープは重ね張りすることも可能です。しかし、重ねすぎると、指が厚くなり、ボールの穴からから抜けにくくなることも。特に、中指や薬指はボールの穴が小さいので、巻きすぎるとプレイに支障がでやすいです。日によって、指のむくみ具合も異なるので、必ずテープを巻いた後には一度穴に入れてみて、抜きやすさを確認してください。
手首に貼る場合
掌を広げた状態で手首に巻く
実際に、手首をつかみながら掌を広げたり握ったりするとわかりますが、手首は、その長さや幅が掌の状態によって変化します。ボウリングでは、手の平を軽く広げてボールをつかむので、その状態を基準にボウリングテープを巻くと、パフォーマンスが発揮できますよ。また、掌を握った状態をボウリングテープである程度固定してしまうと、腕全体の緊張感が抜けなくなりやすいです。従って、掌を広げた状態でボウリングテープを手首に巻くのがおすすめです。
調節用をボールに貼る場合
ピンセットを使うことで綺麗に貼れる
親指穴は当然、親指が入るぐらいの大きさしかないので、テープを手で貼ろうとすると、綺麗に貼るのは非常に難しいです。そこで、ピンセットを使いましょう。あらかじめ、片方の先端部分を半月状に切り、その先端部分をピンセットでつかみます。そして、ボールの中に反対の先端部分を入れていくような感じで貼っていくと、綺麗に貼ることができますよ。
サムホールの緩さ対策なら親指の背中側が当たる位置に貼る
サムホール、つまり親指穴の中にテープを貼る目的は2種類あります。1つは緩さの調節目的で、この場合親指の背中側が当たるように貼ります。直接親指にボウリングテープを張り付けた場合と同じで、滑りやすさに関係しにくい背中側は、緩さ調節に重宝します。
指の滑り対策なら親指の腹部分が当たる位置に貼る
一方、親指の腹部分は滑りやすさに直結するので、指の滑りを調節したいなら、親指の腹部分に当たるように貼るのがおすすめです。テープの素材によって滑りやすくできたり、滑りにくくできたりできます。滑り落とし防止や、投げるときに変化をかけたい人に向いていますよ。ただし、この部分に滑りにくくするボウリングテープを貼る場合、長く使ってくると擦れてきて、効果が落ちてきます。定期的な交換を心がけましょう。また、親指の腹部分に直接貼る場合と同じで、滑りやすさの変化が大きいので、慣れないうちは背中部分が当たる場所に貼るのもありです。
まとめ
自分の目的に合ったボウリングテープがおすすめ
ボウリングでベストパフォーマンスを出したり、練習の効率を上げたりしたいなら、自分の目的に合わせて選ぶのがいいでしょう。ボウリングテープを使う目的は、人によって千差万別なので、1つのテープに絞らず、さまざまなテープを使い分けることで、コンディションの維持がしやすくなりますよ。ただし、大きく分けて、指保護用、グリップ力強化用、調節用とテープの種類が分かれるので、選ぶときはどのテープにどんな効果があるか、しっかり確認しましょうね。今回は、おすすめのボウリングテープをランキングでご紹介しました。ぜひ、自分に合ったボウリングテープで、ベストなコンディションを目指してみてくださいね。
