体調の異変に早く気づくために、体温を測れるスマートウォッチを利用したいと感じる方も多いと思います。しかし、体温が測れるスマートウォッチにはさまざまな種類やブランドがあり、何が良いのか分かりづらいのではないでしょうか。そもそも、スマートウォッチで測定した体温が正確なのかという疑問もあると思います。そこで本記事では、体温が測れるスマートウォッチのメリットとデメリットや種類を整理したうえで、おすすめのスマートウォッチ を厳選してご紹介します。ぜひ最後までご覧いただき、ご自身に合ったスマートウォッチを見つけてみてください。
体温が測れるスマートウォッチのメリット
日常的に体温管理ができるので体調不良にすぐ気づける
体温が測れるスマートウォッチは、手首に装着するだけで、自動で定期的に体温を測定してくれます。日常的に体温を測っていると、体調不良に気づきやすく、周囲へ移すリスクを減らせるでしょう。通常の体温計の場合、数分間ずっと腋に挟まないといけないので、1日に何度も測るのは現実的ではありません。しかし、スマートウォッチなら自動で体温測定ができるので便利です。
機種によって血中酸素濃度や血圧なども含めた総合的な健康管理ができる
スマートウォッチの機種によっては、血中酸素濃度や血圧なども一緒に測定できます。毎日の体温や血中酸素濃度、血圧をスマートフォンのアプリで確認すれば、より体調不良に気づきやすくなり、普段の生活に役立てられるでしょう。在宅勤務の増加から運動不足や食生活の乱れが気になる方にとって、このような総合的な健康管理ができるのは、特にうれしいポイントですね。
体温が測れるスマートウォッチのデメリット
腕の表面を測定することになるので正確性は下がる
ただし、スマートウォッチは手首の表面からしか温度を測定できないので、正確性は下がってしまいます。外気にさらされる皮膚の温度は、腋や口の中といった体の中心に近い部位と違って変化しやすいためです。スマートウォッチは、日常的に体温を測るのは得意ですが、正確に測るのは苦手。この特徴をしっかり把握して、普段はスマートウォッチで体温を測り、異変を感じたときや病院に申告するときは体温計で測るなど使い分けると良いでしょう。
機種によってはリアルタイムに計測できないものもある
体温を測れるスマートウォッチの中には、手動で操作しないと体温を測定してくれない機種もあります。最近のスマートウォッチは、自動で測定してくれるものが主流ですが、数年前に発売された古い機種には注意。手動で測定するのはやはり面倒なので、「体温測定」と書かれていても自動で測ってくれるのかどうか購入前に確認するとよいでしょう。
体温が測れるスマートウォッチの種類
表面温度を測るタイプ
一言に体温が測れるスマートウォッチと言っても、表面温度を測るタイプと体温を測るタイプがあります。どちらも変わらないように感じますが、表面温度は普段見ている体温よりも2、3度低い数値が出ることが多く、別の数値と考えた方が良いでしょう。ちなみに表面温度は、皮膚温度や表皮温度と書かれることもあります。
普段見ている体温と異なる数値であるので、表面温度だと役に立たないと感じる方もいるかもしれません。しかし参考値として活用はできます。体温とは少し違う数値であったとしても、日常的に測定していれば、温度の変化が分かり体調の異変にも気づけるでしょう。そのため、体温とは多少違っても構わないという方なら問題はありません。
体温を測るタイプ
表面温度よりも、より体温に近い数値を確認できるのが、体温を測るタイプのスマートウォッチです。このタイプのスマートウォッチは、測定した手首の表面温度をそのまま表示するのではなく、表面温度から割り出した体温を教えてくれます。そのため、私たちが普段目にする体温に近い値を知ることができますよ。
もちろん、体温といっても表面温度をもとに割り出した数値です。正確な温度を知りたいときは体温計を使う必要があります。しかし、技術力は日々高まっており、日常的な体温管理には十分役立つでしょう。より体温に近い値で、体調管理をしたいという方は、こちらのタイプを選んでください。
体温を測れるスマートウォッチの選び方
使用場面で選ぶ
仕事でも使いたいならビジネスシーンに馴染むウォッチ型
せっかく体温が測れるスマートウォッチを持っていても、普段からつけられないなら意味がありません。そこで、仕事をする時間の長いビジネスマンやビジネスウーマンには、オフィスに馴染みやすいウォッチ型がおすすめ。ブラックなどの落ち着いた色味を選べば、職場でも使いやすいでしょう。リストバンドにも、革製品のような風合いのものもあります。お好みやTPOに合わせて選んでみてください。
運動時や睡眠時に使用するならつけ心地の良いバンド型
運動時や睡眠時にも使用したいという場合は、バンド型のスマートウォッチをおすすめします。ウォッチフェイスが小さいバンド型のスマートウォッチは、手首を動かしても違和感がありません。またウォッチ型は40g程度が多いですが、バンド型は15g程度と軽いので、つけ心地も良いです。このように、バンド型のスマートウォッチは邪魔になりにくいので、運動時や睡眠時も安心してつけられます。
電源で選ぶ
充電の手間を無くすなら電池式
充電の手間が面倒に感じる方なら、電池式のスマートウォッチを選ぶのが良いでしょう。新品の電池を入れれば、何か月間も使い続けられます。中には一度交換すれば、半年間使い続けられるものや最長で1年間持つスマートウォッチもあります。充電のために取り外すのが煩わしく感じる場合は、長い時間使い続けられる電池式のスマートウォッチを探してみてください。
コストを重視するならバッテリー式
コスト面を重視するなら、バッテリー式のスマートウォッチがおすすめです。日常的な充電が必要ですが、バッテリーの性能が高いものを選べば、手間は少なくなります。例えば、1週間に3時間だけ充電すれば、問題なく動くスマートウォッチもあります。バッテリー性能は製品によって異なるので、購入前には、最大で何日間バッテリーが持つのか、そして、何時間で充電ができるのかをチェックすると良いでしょう。
体温を測れるスマートウォッチのおすすめブランド・メーカー
Fitbit(フィットビット)
Google傘下で健康機能の開発に積極的
Fitbit(フィットビット)は質の高い健康測定に定評があるブランドです。特に睡眠測定においては高い技術力を有しており、他のブランドを寄せつけません。また、近年Goolkeの傘下に入ったことで、豊富な資金力を持っています。こうした資金力も武器に新たな機能をどんどん開発しているので、アップデートにより、お持ちのスマートウォッチに最新機能が搭載される可能性もありますよ。
HUAWEI(ファーウェイ)
安定した機能と価格、デザイン
スマートフォンで有名なHUAWEI(ファーウェイ)からもスマートウォッチが発売されています。HUAWEIのスマートウォッチの特徴は、機能や価格、デザインがどれも素晴らしい点です。もちろん健康面の機能が充実したスマートウォッチも数多く販売しています。機能も価格もデザインも妥協したくない方は、HUAWEIのスマートウォッチから探してみても良いでしょう。
Apple Watch(アップルウォッチ)(現在取扱なし)
早ければ2022年に体温測定機能が搭載される可能性あり
洗練されたデザインと機能性で人気のApple Watch(アップルウォッチ)。しかし、現時点では体温測定ができる製品は存在しません。しかし、Appleは健康面の開発に注力しており、これからのモデルのApple Watchには、体温測定の機能が搭載される可能性もありますよ。
体温が測れるスマートウォッチの人気&おすすめランキング
女性向けでおすすめの体温が測れるスマートウォッチ
PROGLOBE SHOP-V25(5,280円)
レディース腕時計ランキングで上位入賞の機種
24時間自動で体温を測定してくれる機能をはじめとし、女性にうれしいさまざまな機能が搭載されています。例えば、生理日や排卵日の予測、洗顔時も外さなくて済む防水機能もあります。そのため、女性にとって非常に使いやすくなっています。
スマートウォッチのカラーは、女性好みのピンクやゴールドなど全4種類あり、好きな色を選べます。また、スマホのアプリから、文字盤を簡単に変更できます。可愛らしいデザインからシンプルなデザインまであるので、好みのデザインが見つかるでしょう。
MONOMAN-SW-V23P(7,980円)
おしゃれなデザインと大人のくすみカラー
24時間リアルタイムで表面温度を測定してくれる女性向けのスマートウォッチ。睡眠測定や音楽コントロールなども搭載しており多機能です。しかし、一番の特徴は日本人の女性のために設計されたというデザインでしょう。
本体のサイズ感や腕回り、日本人の肌の色や感覚に合ったカラーなど随所にこだわりが込められています。そのデザイン性の高さから、SNSなどでもよく取り上げられています。おしゃれなスマートウォッチを探している方におすすめですよ。
Dukkore-H2(4,380円)
購入後の保証が充実した安心できるスマートウォッチ
24時間リアルタイムでの体温測定が可能なスマートウォッチです。レディースに特化した商品ではありませんが、シンプルなデザインで女性向けのリストバンドも付属しています。そのため。ファッションにも馴染みやすく、手首にもフィットするでしょう。
また、こちらのスマートウォッチには、30日間の返品保障と6か月間の製品保証サービスもついてきます。そのため、不良品がないか心配な方も安心でしょう。スマートウォッチを初めて購入される方にもおすすめです。
スマホサービス-T98(3,780円)
生理周期が管理できてコストパフォーマンスも優れた商品
コストパフォーマンスに優れたスマートウォッチです。しかし、機能面は充実しています。表面温度を自動で24時間チェックしてくれことはもちろん、生理周期の管理や天気チェック、座りがち注意といった機能を搭載しています。
11色のカラーと3種類のリストバンドを組み合わせられ、好みのデザインにしやすいのもうれしいポイント。さらに、6か月以内に不良があった場合はショップに相談も可能です。そのため、購入後も安心して使用できるでしょう。
Fitbit-Sense(34,989円)
健康管理ができるスマートウォッチの最高峰
せっかく買うならハイスペックなスマートウォッチが欲しい、という方におすすめです。皮膚温計測センサーにより自動的に温度が測れるだけでなく、ストレスレベルや心拍変動、睡眠の質をトラッキングしてくれます。さらに、これらの機能が高い精度であることも魅力の一つ。
また、音声アシスト機能がついている点も、他にはない特徴です。手首のデバイスに話しかけるだけで、天気のチェックやアラームの設定ができてしまいます。デザインはシンプルですが洗練されているので、スタイリッシュな印象を与えられるでしょう。
Fitbit-Charge5(24,990円)
心電図もストレスも測れる高機能トラッカー
健康管理に特化した、高性能なバンド型スマートウォッチを探している方におすすめです。自動の皮膚音計測を始め、精度の高いストレスチェックや睡眠のトラッキングが可能。つけ心地が良いので日々の生活の邪魔にもなりにくいでしょう。
また、GPSやSuicaが搭載されており、外出時も使いやすいスマートウォッチです。ブラックにホワイト、ブルーグレーの3種類のカラーは、いずれもスタイリッシュでファッションの邪魔にもなりません。さらに、メーカーによる1年間の保証もついている点もうれしいポイント。
男性向けでおすすめの体温が測れるスマートウォッチ
HUAWEI-WATCH 3(54,780円)
デザインも機能も妥協しない最高級スマートウォッチ
高級感あふれるデザインが特徴的なスマートウォッチ。しかし、機能面でも全く妥協がありません。自動の体表温度の測定機能をはじめ、水深50mでも10分間耐えられる高い防水性能やBluetooth通話への対応など機能性も抜群です。
また、レスポンスの良いタッチセンサースクリーンや、最長14日持続する超長時間バッテリー持続モードのおかげで快適に使えるでしょう。このように、デザイン性と機能性を兼ね備えており、快適に使用できるスマートウォッチです。妥協をしたくない方におすすめです。
amazfit-GTR 2e(20,800円)
雑誌にも取り上げられたファッショナブルなデザイン
製品自体の作りの美しさが魅力のスマートウォッチです。さらに、スマートフォンにも匹敵する、鮮明なリアルなディスプレイが特徴。文字盤も50種類と豊富で、ビジネスシーンに合いやすいアナログ時計のデザインも選べます。
もちろん体表温度や血中酸素レベル測定、水深50mでも10分間耐える防水性といったうれしい機能も搭載しています。省電力モードなら最大45日持続するバッテリーも魅力的。そのため、健康管理にも仕事をするときも、さらには出かけるときにも活躍してくれるでしょう。
itDEAL-M16(5,280円)
クラシックなデザインのスマートウォッチ
クラシックなデザインと充実した健康管理で人気のスマートウォッチ。24時間のリアルタイム体温測定や睡眠モニター、血中酸素濃度の測定で健康を管理できます。また23種類の運動モードでランニングなどの活動もモニタリングしてくれます。
バッテリー持ちは最大30日と充電切れになってしまう心配が少ないのもうれしいポイント。さらに、30日の返品保障、6か月の製品保証もついています。初めてスマートウォッチを購入する方も安心できる商品と言えるでしょう。
血圧測定機能つきでおすすめの体温が測れるスマートウォッチ
Comomo 1sーNK12(4,580円)
防水機能やGPSも搭載された大人気スマートウォッチ
温度と血圧測定の機能搭載のスマートウォッチ。さらに、IP68の防水性能やGPSも搭載しています。128Mbのメモリーがついており、最大30曲以上の音楽が登録できるのは、本商品ならではの魅力ですね。
また、他のスマートウォッチと異なるデザイン性も特徴でしょう。例えば、ウォッチフェイスの形やサイズ、リストバンドの留め具が一般的なデザインと違っています。このように、随所にこだわりが見えるスマートウォッチです。
bestrope-NY17(5,680円)
1.69インチの大型スクリーンが特徴的
体温や血圧の測定ができるスマートウォッチのなかでも、1.69インチとかなり大きなウォッチフェイスがついています。そのため、画面の数値が確認しやすいですよ。また、操作時の押し間違いも減るので快適に使えるでしょう。
スクリーンが大きいと充電が短いのでは、と心配になる方もいるかもしれません。しかし、約2時間の充電で最大1週間使えます。IP67の防水性能も持ち合わせるので、画面の大きさ以外の点でも、他のスマートウォッチに引けを取りません。
UP-TOKYO-S1(5,980円)
レトロなデザインが目を引くスマートウォッチ
デザインに特徴のあるスマートウォッチです。丸いウォッチフェイスと薄茶色のリストバンドから、レトロでどこか懐かしい印象を受けます。文字盤も54種類から選べるので、より好みの見た目に近づけられるでしょう。
デザインだけでなく健康管理の機能も充実しています。24時間リアルタイムで体温や血圧、さらに心拍数や血中酸素濃度まで測定可能。さまざまな数値を確認しながら、健康管理をしたい方にもおすすめのスマートウォッチです。
Ewin-S5(2,480円)
コストパフォーマンスの高いバンド型
ウォッチフェイスが大きいものが苦手な方には、バンド型のスマートウォッチがおすすめ。バンド型の中でも、コストパフォーマンスに優れているのが魅力です。もちろん24時間の体温管理や血圧測定、睡眠モニターといった必要な機能はしっかり搭載。
また、最大で13日間の連続使用が可能なのも、嬉しいポイント。IP68の防水性能のおかげで、手洗い時や洗顔時に外す必要もありません。コストパフォーマンスだけではなく、機能面も優れているスマートウォッチです。
TGR Products-s50p(2,889円)
1年間の品質保証つきのスマートウォッチ
こちらも体温と血圧測定が可能なスマートウォッチです。コストパフォーマンスの高さだけでなく、1年間と長期間の品質保証がついている点も魅力的ですね。初めて購入される方も安心して注文できるでしょう。
また、機能面も充実しています。例えば、心拍数や血中酸素濃度の測定、IP67の防水性能、睡眠管理とさまざまな指標が測定可能。シンプルなデザインで7種類のカラーバリエーションがあるので、男女ともに使えるスマートウォッチです。
PowerBetter-HC91(4,980円)
大きすぎず小さすぎずちょうど良いサイズ感
ウォッチフェイスの大きさは、スマートウォッチの操作性とつけ心地を大きく左右します。ウォッチフェイスが大きいと見やすい分、つけ心地が落ちます。一方でウォッチフェイスが小さいとつけ心地は良い分、見やすさが落ちます。しかし、こちらの商品なら、ちょうど中間の大きさでバランスが良いです。
また、ただ体温測定をしてくれるだけではありません。指定した温度以上の体温が測定された場合に、通知を送ってくれる機能までついています。そのため、体温の異常値を見逃したくないという方にも、おすすめのスマートウォッチです。
まとめ
スマートウォッチはどのようなシーンで使うのかを明確にしてから選ぶのがおすすめ
体温を測定できるスマートウォッチを選ぶ際は、利用場面や欲しい機能を明確にしてから選ぶのがポイントです。商品の種類が豊富であり、ポイントが絞れていないと選ぶのが難しいからです。今回はおすすめの体温が測れるスマートウォッチをランキング形式でご紹介しました。ぜひご自身のライフスタイルに合ったスマートウォッチを選び、健康面の不安を取り除いた快適な生活を手に入れてくださいね。