スライド式本棚は一般的な本棚と同じくらいのサイズでありながら倍以上収納できるところが魅力です。コンパクトなのに収納力が高いスライド式本棚のおすすめブランドやメーカーをランキングにして紹介しています。メリットやデメリットのほかに、選び方もあわせて解説。ぜひ、スライド式本棚を選ぶ参考にしてみてください。
スライド式本棚のメリット
収納力がありながらコンパクトでスペースを取らない
一般的な本棚と同じくらいの見た目ながら、倍の量を収納できます。省スペースで大容量が魅力のスライド本棚は、本をたくさん持っている人にとって頼りになる存在。なかなか整理できずにいる本も一か所にまとめておくことが可能です。
奥の本も見やすく使い勝手がいい
一気に多くの本を収納しようとカラーボックスなど奥行きがあるものを使ってしまいがち。いざ、奥の本を取ったり確認したりするときには手前の本をわざわざ出さなくてはいけません。しかし、スライド本棚なら前面をスライドさせることで奥に収納した本も簡単に確認できます。
スライド式本棚のデメリット
収納する本が多く重いため移動が困難
大量の本を収納できる分、本棚自体の重量もしっかりとした作りになっています。そのため、本棚を置く場所を変えたいと思っても簡単に移動させることが困難です。また、移動させるために本棚を軽くしようとすると棚から取り出す本の量も多く大変。購入する際は、部屋のどこに配置するかをしっかりとイメージしておくといいですよ。
摩擦によるスライド部分の劣化が起こる場合がある
本を取り出すためにスライド部分を移動させますが、収納している本の重さもあるため劣化を起こす可能性もあります。スライドさせるときには力まかせにしないようにすることで長持ちさせることができますよ。ほかにも、収納量以上の本を詰め込み過ぎないことも大切です。
スライド式本棚の種類
サイドスライドタイプ
左右に動かすスタンダードな本段
引き戸のように左右に動かすことができるため、本棚を置くスペースがあれば問題ありません。背表紙が見えるので読みたい本がすぐに見つかります。本の日焼けなどが気になる場合は、日の当たり具合なども計算して配置場所を決めると安心です。
サイドスライドタイプは主に文庫本や漫画本などの収納を目的に作られている商品が多いです。そのため、比較的小さな作りになっているのも特徴のひとつ。狭い部屋や一人暮らしの部屋にも取り入れやすいのが特徴です。
引出しタイプ
隙間収納もできるスリムな本棚
手前に引き出すタイプで、デッドスペースにも置けるスリムさが魅力。引き出さなければ中身が見えないため、本を見せたくない場合や、日焼けを防ぎたい人におすすめです。ホコリなども付きにくいため、本をきれいに保存したい場合にも適しています。
引出しタイプは、キャスターがついた本棚を手前に引いて本を取り出すことができます。キャスターがあるので楽に引き出せるのが特徴です。引き出せば収納した本が一度に見渡せるのもいいところ。引出しタイプは部屋に書庫があるような雰囲気が感じられますよ。
スライド式本棚の選び方
本棚の高さで選ぶ
壁面を有効活用するなら高さ180cm程度の高いものを
書斎やリビングの壁一面など、本棚を置くスペースに余裕があるならハイタイプも検討してみましょう。高さのある本棚を選ぶときは、圧迫感が出ないように床や壁の色に合わせた本棚にすると馴染みやすくなりますよ。リビングに設置するならデザイン性にもこだわってみるとおしゃれな空間になります。高さがある分、転倒防止グッズも一緒に設置すると安心です。
圧迫感を少なくするなら高さ80cm程度の低いものを
一人暮らしの人や本棚を置くスペースに限りがある場合は、高さがあると部屋が狭く感じられる場合があります。限られたスペースで少しでも圧迫感を減らすためには、ロータイプのスライド式本棚を選んでみましょう。高さが低い分、天板にインテリアなどを置くこともできるためスペースを有効活用することが可能になりますよ。
奥行きで選ぶ
文庫本やコミックがメインなら奥行き13cmから15cm
本棚から背表紙がはみ出してしまうと本が傷んでしまう原因にもなります。きっちり収まる奥行きなら、無駄な余白も出ず見た目もすっきりとしますよ。文庫本やコミックを収納する際は、棚の棚との間に高さがありすぎると無駄なスペースが生まれてしまいます。奥行きと合わせて棚版が調整できるかも確認しておくといいですよ。
大型本も収納するならA4もすんなり入る奥行き35cm程度の奥深タイプ
大型本やA4サイズを収納する場合は、手持ちの本のサイズをしっかりと把握しておくことも大切です。奥行きと合わせて高さも余裕があるものを選ぶと安心ですよ。奥深タイプは本のほかにCDやDVDも収納できるサイズ感です。そのため、様々な種類の本やDVDなども全部まとめて収納したいと考えているのであれば奥深タイプがおすすめです。
機能で選ぶ
見た目をおしゃれに整えるなら仕切り調整機能付き
仕切り機能があれば本棚に収納する本が少なくても倒れることがないため、リビングなど人目が気になる場所でもきれいな状態を保てます。文庫本や漫画、大型本とサイズが違う本をまとめて収納したい場合は棚板が細かく設定できるものを選びましょう。本のサイズに合わせて高さを調節できれば、収納したときの見た目も揃えられますよ。
本を増やす予定があるなら連結機能付き
本が増えていくと新たに本棚を新調しなければいけなくなりますよね。今後本が増えたとしても、連結ができるスライド式本棚を選んでおけば安心です。本棚を追加しても部屋の統一感を損なうこともありません。連結機能には横並びできるタイプや縦に重ねられるタイプがあります。本棚を追加するときの設置イメージをしておくといいですよ。
本を外部の刺激から守るなら扉付き
扉があることで掃除の手間が省けるだけでなく本の落下も防げます。扉をガラスにすれば見せる収納に、透けない扉なら隠す収納にすることも可能です。高級感があるのでリビングなどの人目につく場所に本棚を置く場合にも適していますよ。生活感を出したくない人や、本棚があっても部屋をすっきりとした印象にしたいと考えている人にもおすすめです。
本棚の届け方で選ぶ
コストを抑えるなら組み立て式
荷物のサイズもコンパクトなので、家への搬入も比較的楽に行えます。本棚のパーツは大きいものが多いです。組み立てるために場所の確保ができるかも確認しておきましょう。スライド式本棚はコンパクトな作りとはいえ、一人で組み立てるには少し複雑に感じる場合もあります。人手を借りられるようであれば2人以上で組み立てるとスムーズに行えますよ。
労力を抑えて気軽に取り入れるなら完成品
組み立ての作業を苦手と感じる人や、時間をかけられない人にうれしいのが完成品。届けばすぐに使えるのも魅力です。完成品は組み立て式よりも荷物のサイズが大きくなります。本棚を配置する場所まで搬入できる大きさかチェックしておくことが大切。業者によっては玄関先までしか搬入してくれない場合もあります。搬入経路と共に配送業者の対応についても確認しておくと安心です。
スライド式本棚 のおすすめブランド・メーカー
LOWYA(ロウヤ)
おしゃれな本棚が見つかる
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
コンパクトな作りが特徴的なスライド式本棚ですが、部屋に置くには存在感のある家具になります。おしゃれなスライド式本棚ならインテリアとして溶け込んでくれますよ。リーズナブルでデザイン性も高いスライド式本棚を探している人におすすめなのがLOWYAです。
ニトリ
シンプルなデザインが魅力
ニトリといえばリーズナブルながら機能性もある商品が特徴的です。モノトーン系やナチュラル系など部屋に合わせたデザインを気軽に取り入れられます。価格を抑えつつ本棚を置いても雰囲気が良い部屋を作りたいと考えている人におすすめです。
山善
カスタマイズ性が高い
シンプルで使い勝手の良いデザインが特徴の山善。部屋の雰囲気を大きく変えることなくスライド式本棚を設置できます。手に取りやすい価格に設定されているものが多いので、初めてスライド式本棚の購入を検討している人にもおすすめです。
アイリスオーヤマ
リーズナブルな価格が魅力
機能的で使い勝手がよく、コストパフォーマンスも良いのが特徴です。手持ちの家具とも合わせやすいデザインやカラーは使う人を選びません。スライド式本棚を手軽に取り入れたいと考えている人におすすめです。
おすすめ&人気のスライド式本棚ランキング
おしゃれでおすすめのスライド式本棚
LOWYA-ブックシェルフF506_G1021_10008K(16,990円)
文庫から大きいサイズまで対応可能
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
スライド式本棚と中身を隠せるフラップ扉付きの本棚が一体化しています。スライド部分には文庫本や漫画のほかにDVDやCDも収納できますよ。フラップ扉部分には日焼けを防ぎたい本を収納するのにぴったりです。
収納以外にもフラップ扉の前面にはお気に入りのアート本などをディスプレイとして飾ることもできます。スライド部分の背板は2トーンカラーをリバーシブルにできる仕様。細かな部分もおしゃれにこだわりたい人におすすめのスライド式本棚です。
ワイエムワールド-Leplus 00-hn-01004 (17,800円)
配置次第で部屋の印象が変えられる
フラップ扉付きとスライド式本棚がセットになったタイプの商品。並べたり離したりとそれぞれ自由に配置できるので部屋の雰囲気も変えられます。北欧風のおしゃれな色合いとデザインが魅力的なスライド式本棚です。
スライド式部分の奥行きは浅いので小さいサイズの本を収納するのにぴったり。棚板も中央の固定棚以外は高さに合わせて調節できるので見た目も揃えられます。フラップ扉の方にはA4サイズの本も収納できますよ。たくさん収納しつつ見た目にもこだわりたい人におすすめのスライド式本棚です。
ワイエムワールド-ダブルスライド書棚奥深タイプ(8,980円)
ツートーンの色合いがおしゃれ
ダブルスライドで奥深なので青年コミックやDVDも、はみ出すことなく収納できます。中央の固定棚以外は3cm間隔で調節が可能。天板を外して高さのある本を収納することもできますよ。2段重ねができるタイプなので本が増えても安心です。
本棚のカラーは単色だけでなく、スライド部分の色が違う2色使ったタイプもあります。他のスライド式本棚であまり見かけないおしゃれな色使いがポイント。人とは少し違ったスライド式本棚を探している人におすすめです。
スリムでおすすめのスライド式本棚
LOWYA-すきま本棚S_S200301_40OJOJ(24,990円)
便利な可動式ブックエンド付き
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
文庫本や漫画の収納にぴったりな奥行きが浅いタイプと、雑誌や書類が収納できる奥深タイプの2種類を組み合わせています。用途に合わせて収納を分けられるので目当ての本が見つけやすいですよ。棚の一部は可動式になっているので高さに合わせて収納も可能です。
たくさん収納して重くなっても出し入れしやすい大きめの取っ手は、少し低めの位置に設定されているので子供でも使えます。たっぷり収納できて幅は47.5cmなので、部屋のスペースを圧迫しにくい作りです。シンプルなデザインが好きな人にもおすすめですよ。
ニトリ-モッサ80(7,689円)
奥行き29cmのコンパクトなスライド式本棚
本棚の高さは85cmと圧迫感のないサイズです。そのため、天板に時計などのインテリアも置けるのでスペースを有効に使えますよ。漫画や文庫本などをメインに収納したいと考えている人に適したスライド式本棚です。
スリムでコンパクトですが、全ての棚板の高さを調節できる使い勝手の良さが魅力です。部屋に溶け込みやすいナチュラルな色なので使う人を選びません。一人暮らしの人や広いスペースを確保できないけれどたくさん収納したい人にもおすすめです。
山善-すきま収納本棚 2列(22,999円)
スリムでも安心の大容量
幅はわずか37cmと部屋の隙間にも収まるサイズ感がうれしいスライド式本棚です。ぐらつきと転倒を防止してくれるレールに引き出しやすい大きめの取っ手と機能もしっかり。ブックスタンドも付属されているので収納する本が少なくても見た目を整えてくれます。
本棚の高さは190cmあるので、天井近くまで有効に使って収納できますよ。ほこりや日焼けからも守ってくれるので大切な本の収納にも適しています。すきまを無駄なく使えるスライド式本棚を探している人におすすめです。
扉付きでおすすめのスライド式本棚
ニトリ-カルテット2(41,800円)
上下段で奥行きの違う本が収納可能
上下に分かれた書棚は、下段の部分がスライド式になっています。上の段には大きいサイズの本、下段のスライド部分には文庫本や漫画ときれいに分けて収納可能です。見た目に気を使いたい人にも適しています。ガラス扉なので、扉を閉めていても中が見渡せますよ。
両開きの扉なので目当ての本が見つけやすく取り出しやすくなっています。本棚の高さは約180cmあるので上部まで無駄にせずたっぷりと収納できますよ。人目につく場所に設置しようと考えている人におすすめのスライド式本棚です。
インテリアオフィスワン-収蔵9300026(69,900円)
書斎におすすめ
2列の書棚が前後に設置されている重厚感のあるスライド式本棚です。辞書などの重たい本も収納可能な耐久性のある作りになっています。棚板は前側1cm間隔、後ろ側3cm間隔で調整可能。一段ごとに本のサイズに合わせることができますよ。
スライド棚はダブルレールを採用。2列あるレールのうち手前のレールに棚を設置すれば、後方の奥行きが広くなるためA4サイズの本も収納できるようになります。書斎にしっかりとした本棚を置きたい人や、手持ちの本のサイズがバラバラな人におすすめです。
大容量でおすすめのスライド式本棚
ニトリ-エスタンテW(29,900円)
ナチュラルな色合いが魅力
手前のスライド部分は奥行き14cmに設計されているため文庫本や漫画を収納するのにちょうどいいサイズです。奥側は幅が違う2種類の棚が設置されたデザイン。本の種類を分けて整理できるので使い勝手もいいですよ。
後ろの棚はA4サイズも収納できる奥行きが確保されているので安心。棚板も3cm間隔で可動できるので高さのある本もしっかりと収納できます。シンプルなデザインなので、場所を選ばないスライド式本棚の探している人におすすめです。
山善-本棚スライド奥深(13,999円)
文庫本や漫画の収納におすすめ
棚板はすべて外して調節することができます。2cm間隔と細かく調節できるので無駄なスペースを出すことなく収納できますよ。また、本だけでなくCDやDVDもきちんと収まるよう設計されているので映画や音楽好きな人にも向いています。
このスライド本棚は縦横どちらでも連結できるよう連結補強パーツが付属されています。買い足すことになっても同じデザインの棚で対応できるのは便利ですよね。今後も本が増える可能性がある人におすすめのスライド式本棚です。
アイリスオーヤマ-本棚スライドCSD-9090(6,980円)
連結可能なので本が増えても安心
中央の棚以外は3cm間隔で可動できる棚板があるので、本の高さに合わせて調節できます。奥行きは13cmと浅型なので文庫本や漫画の収納におすすめです。本棚全体もコンパクトな作りなので、広いスペースが取れなくても安心ですよ。
本棚の天板部分のスペースにインテリアを飾るなど空間を有効活用できます。また、スライド式本棚としてはリーズナブルなので、買い求めやすさも魅力です。価格をなるべく抑えてスライド式本棚を購入したいと考えている人におすすめですよ。
フナモコ-ACEダブルスライド書棚(36,080円)
日本製のスライド式本棚
後方部分は幅を25.5cmと56.3cmの2つに分けたデザインになっています。また、A4サイズの本も収納可能になっているので大きな本も安心して収納できますよ。スライド部分と後方はそれぞれ一部可動棚になっているので無駄なスペースを作らず収納可能です。
北欧テイスト風のカラーと飽きのこないシンプルなデザインが魅力。組み立ての手間なく家に届いたらすぐに本を収納できる便利な完成品です。長く使えるシンプルなスライド式本棚を検討している人に向いています。
まとめ
大型本やa4サイズも収納できる奥深タイプのスライド式本棚がおすすめ
どんな本にも対応できるスライド式本棚なら、片付けきれない本以外も一緒に収納できます。本棚を置く場所や広さに合わせて探してみてください。お気に入りのスライド本棚がみつかりますように。