仕事や趣味に勉強など、机は我々と共に日常を過ごす相棒です。机上の汚れや散らかりは必ず付いて回る課題で、良好なデスクワークの妨げやインテリア性を損なう原因になります。机上へのインク移りや傷、汚れが気になる。机上をもっと、機能的に活用したいと言った悩みはないでしょうか。そんな時におすすめなのがデスクマットです。机上は最も使う部分でありながら、使い方を作業のみに限定してしまうことも少なくありません。デスクマットは机上に合ったサイズや、使い方に合わせた機能を選べば、デスクワークを向上させて日常の作業を楽にします。また、デザインに気を配れば事務的にならず、机のインテリア性を格上げする便利なアイテムなのです。今回は様々な観点からデスクマットを解説します。是非ともセレクトの参考にして下さい。
デスクマットの特徴
机上を傷や汚れから保護しつつデスクワークも助ける
デスクマットは机上の広い面積をカバーし、文具や衣服などの接触による傷や汚れから、表面を保護します。また、印刷物や筆記用具のインクからも表面を保護し、愛用のアイテムやユーザーへのインク移りを防ぐのです。同じような見た目に見えますが製品ごとに特性があり、素材や加工の方法で適性が違います。机上の使い方に適した特性を選べば、パソコン作業や筆記、捺印や印刷物管理などを総合的に助けるでしょう。快適なデスクワークを実現できる、機能性が高いアイテムなのです。
使用している机に合わせてカットしたりサイズをオーダーできる
デスクマットの素材は柔らかく、サイズの調整が簡単です。カッターやハサミで手軽にカットできる製品が多く、ロール状のまま流通することも少なくありません。また、オーダー対応した製品を扱う店舗も多く、細かなサイズ指定ができます。そのため、ユーザーにとっての理想的なサイズを実現することは、さほど難しくないのです。
デスクマットの種類
オレフィン樹脂(環境に優しく軽量で柔らかい)
オレフィン樹脂は炭化水素の二重構造を持ち、燃やした際は有害な物質が発生しない素材です。化学反応で二酸化炭素や水が発生するため、環境には優しい特徴を持ちます。もちろん無毒であり、食品のチューブなどにも使われる素材です。また、熱加工が可能で硬質な製品と軟質な製品の両方に使われます。
熱可塑性樹脂であるオレフィン樹脂は生産性に優れています。そのため、素材として採用したデスクマットは高い透明度の高品質で、手頃なコストパフォーマンスを実現しています。加熱して溶かせば何度でも成型して使えるため、再生オレフィンの製品も少なくありません。そのことも値段が手頃な要因の一つでしょう。オレフィン樹脂は適度な弾性を持つ、靭性が高い素材です。そのため、硬質の筆記用具である万年筆やボールペンの筆記には最適と言えます。また、再生オレフィン樹脂は塩化ビニルやアクリルに比べて透明度が少し低くなり、ノングレアスという半透明の加工が多くなります。反射率が低く、太陽や照明の光から目を保護するのがメリットです。
塩化ビニル(厚さを選べて価格帯が幅広い)
塩化ビニルはPVCとも呼ばれ、塩ビという略称で一般的な知名度が高い素材でもあります。衣服などの柔らかい日用品に用いられる主素材とも言え、家庭でも馴染み深い存在に当たるでしょう。帯電性がある素材でコードなどにも使用されており、塩化ビニルのデスクマットには静電気防止の機能が付加することもあります。
塩化ビニルのデスクマットには柔軟性と透明度、靭性が平均的に備わっています。傷に強く耐久度が高い点はメリットと言えるでしょう。オレフィン樹脂と同様に硬質の筆記用具と相性が良く、透明度の高さから印刷物などを挟むのにも向いています。デスクマットはサイズや厚みが増すと比例して値段が上がりますが、塩化ビニル製は厚さが選べて価格帯が幅広いのも特徴です。そのため、コストパフォーマンス重視のユーザーにもおすすめになります。
アクリル(硬く耐久度があり透明度が高い)
アクリル樹脂はホームセンターでも買える素材です。今日のDIYブームなどで、さらに身近な存在になりました。プラスチックの中でも特に高い耐久度を誇るアクリル樹脂は、頑丈さを必須とする製品に用いられます。例えば水圧に耐えなければならない水槽や、風圧と天候による劣化に耐性が必要な、バイクの風防などは身近でしょう。デスクマットに使われる柔らかいアクリルにも耐衝撃性があり、非常に硬い特徴を持ちます。
アクリル製のデスクマットは硬度があるため、鉛筆などの軟質に当たる筆記用具と相性が抜群です。オレフィン樹脂や塩化ビニルのデスクマットで柔らかく感じるときは、アクリルのデスクマットに鞍替えすると良いでしょう。また、水槽やバイクの風防に用いられることから解るように、透明度はガラスに勝るとも劣りません。そのため、印刷物などの保管整理にも向いています。
デスクマットの選び方
筆記用具の使い方に合わせて素材を選ぶ
普段ボールペンを使うことの多い方は塩化ビニルなどの軟質素材
ボールペンや万年筆は硬質のペン先で、弾性を生かせる軟質素材と相性がいい筆記用具です。日常的にそれらを利用するなら、デスクマットの上敷きに塩化ビニルなどを狙ってセレクトすると良いでしょう。その中で、コストパフォーマンスなら厚さ1.2㎜の薄型から1.5㎜の中厚を目安に。書き心地に拘るなら1.7㎜から2.2㎜程度の厚手を選ぶのがおすすめです。
鉛筆を使っての勉強には鉛筆の先が安定するアクリルなどの硬質素材
筆圧の強さにも左右されますが、鉛筆を使ったデスクワークにはアクリルなどの硬質素材がおすすめです。柔らかすぎると圧力で芯が沈むため、抵抗が生まれて流れが妨げられます。デスクマットに一定の硬度があれば、芯の進みが阻害されずにサラサラと流れる書き心地になるのです。アクリルは硬いため、中厚や厚手に当たる製品を選んだ際は面取り加工をおすすめします。エッジを取ることで肌への当たりが柔らかくなり、ストレスを減らすことが可能です。
デスク上での作業内容に合わせて選ぶ
印刷物を取り扱うことが多いならインク移りを防ぐ非転写加工
ビニル製のブリーフケースや財布には、しばしばインク移りが起こります。デスクマットにもインク移りの可能性があり、長期間の書類や写真の保管、広告などのカラフルな印刷物を挟むことでも起こります。インク移りはデスクマットだけでなく、挟んでいた物にもダメージがあり、劣化が必至です。しかし、非転写加工なら心配はいりません。また、デスクマットの上敷きは基本的に耐久度が高く、書類や写真の保護には非常に適しています。塩化ビニルやアクリルの上敷きは透明度が高く、挟んだ印刷物の見やすさが特徴です。ノングレアスは日光に強く、印刷物の色変化を抑えてくれます。
ハンコを押す機会の多い方は厚手タイプだと捺印しやすい
ビジネスやプライベートにおいて、美しい捺印を求められる場面は必ず訪れるものです。捺印がしやすいデスクマットを選んでおけば、機会が頻繁でも安心でしょう。捺印マットは厚手のゴム製が多いアイテムです。デスクマットも同じで、弾力がある厚手の素材なら捺印がしやすくなります。厚手の塩化ビニル製やオレフィン樹脂製の上敷きが、捺印にピッタリの性格です。
パソコンでの作業には光学式マウス対応でマウスパッドの役割も
パソコンにはマウス操作が必須で、直感的な操作を目指すためにはマウスパッドがあると便利です。デスクマットの中には、光学式マウスに対応した上敷き加工の製品があります。机でパソコンを頻繁に使う場合は、この機能を優先して選ぶと良いでしょう。また、厚手を選ぶ場合は面取り加工をおすすめします。マウスやキーボードを使う際にエッジへの当たり柔らかくなり、長時間でも使いやすいでしょう。
マットのデザインで選ぶ
学習机には時間割やプリントが挟める透明タイプがおすすめ
学習机は時間割や配布プリントを挟めると便利です。そのために必要なのは、透明度と非転写加工になります。つまり、再生オレフィン以外の素材は適正があり、ノングレア加工していない透明タイプがおすすめです。鉛筆やシャープペンシルを頻繁に使う学習机は、両面非転写がいいでしょう。軟質の筆記用具に当たるため、オレフィン樹脂や塩化ビニル製を選ぶなら薄さを重視するがおすすめです。アクリル製は非常に透明度が高く硬度もあるため、学習机にはピッタリと言えるでしょう。
滑り止め加工がされた下敷き付きは重要な書類を扱うオフィス向け
重要な書類を扱う場合は、滑り止め加工が有効です。滑り止め加工は書類への不要なダメージを防ぎ、デスクマットでの作業を快適にします。確認しながらの作業が必須なら、透明度の高い材質が適するでしょう。アクリル製とオレフィン樹脂製の透明度なら、安心と言えます。塩化ビニル製も余計な加工がない透明タイプなら、透明度は十分です。どの素材を選ぶにしても、下敷きがあると書類が見やすくなります。
シンプルが嫌なら黒や木目調のおしゃれなデザインも
デスクマットは便利な反面、インテリアとしては面白みが無くシンプルなアイテムです。しかし、今日ではデザインと実用性の両方を、深く追求した製品が少なくありません。高級感がある上質なレザーやレザー調、美しい木目調や大理石調などの表面加工は魅力的です。カラフルな展開色の製品もあり、机上の彩りとして楽しめます。そのため、インテリアとして机の格を上げるアイテムとも言えるでしょう。おしゃれな小物としても十分におすすめできます。
デスクマットのおすすめブランド・メーカー
シヤチハタ
下敷きや表面加工に長けておりノングレア加工が魅力
印章やスタンプのメーカーとして非常に名高いメーカーです。シヤチハタの製品は、今日のビジネスシーンに欠かせない存在と言っても過言ではありません。総合的に文具を扱うメーカーでもあり、デスクマットも秀逸な製品が揃います。ノングレア加工などのオフィスに向けた機能は魅力的で、捺印に拘った製品も当然おすすめと言えるでしょう。
コクヨ
オーソドックスな仕事や学習向けの製品が揃う
机やノート、筆記用具と言えばコクヨを思い浮かべることは少なくありません。コクヨのデスクマットは、ユーザーの使用方法に合わせて様々な素材と機能を選べます。デザインはオーソドックスでシンプルですが、仕事や学習に向けた機能の幅は非常に魅力的です。
ミワックス
オーダーメードでサイズの自由度が高い
ミワックスは透明デスクマットの生みの親であり、カッティングマットやゲームのマットに精通したメーカーです。下敷きの高い品質や、上敷きの加工技術は流石と言っていいでしょう。製品はオーダーメードにも対応しており、サイズとタイプの両方で高い自由度を誇ります。
PULS(プラス)
斜めカット加工の機能性や黒のマットは秀逸
ユーザーのツボをついた細かな配慮やデザインで、老若男女問わず人気が高い文具が揃っています。毎日使いたくなるような機能性はデスクマットも同様で、斜めカット加工や光学マウスへの対応が秀逸です。また、黒のデスクマットもおすすめで、上質な質感が光っています。
おすすめ&人気のデスクマットランキング
おしゃれでおすすめのデスクマット
プラス-高級デスクマット (2,550円)
ポリ塩化ビニル製だがレザーの高級感が楽しめる
人気文具メーカーであるプラスは、オーソドックスだけでなくラグジュアリーなデスクマットも魅力的です。サイズは2通りで、幅60㎝で奥行が45㎝の中型と、幅42㎝で奥行29.7㎝の手元サポートに長けた、小型が用意されています。
使われている素材はポリ塩化ビニルですが、レザー調の表面加工で上品に見えます。ブラックのデスクマットは革などの素材が多く、価格帯も割高な設定です。しかし、この製品は素材の特性で手頃な価格に納まっています。厚手の4.5㎜は筆記にも向いており、デスクマットの汚れも気になりません。そのため、高級感は持続的と言えます。木を使った机におすすめで、自宅や専有オフィスにはピッタリです。
ミワックス-THE デスクマット (1,944円)
12色から選べる高級PVCレザーはカットも可能
素材にPVCレザーを採用した、幅62㎝で奥行30㎝のデスクマットです。厚さは0.9㎜で、机の硬さが伝わるでしょう。そのため、相性がいい筆記用具は鉛筆やシャープペンシルです。また、サイズはパソコン作業に向いています。薄さのおかげで手元の引っかかりがなく、ストレスを感じないデスクマットです。サイズが好みに合わない場合は、ハサミやカッターでカットできます。
PVCレザーは合成皮革で、実は塩化ビニルを使って皮に似せた素材です。そのため、本物のレザーデスクマットよりも低価格になっています。しかし、マットで高級感がある仕上がりは、流石にミワックスの製品と言えるでしょう。自由度が高いミワックスらしく色が豊富で、12色から好みを選べます。しかも、各々が机のスタイルやインテリアに合わせやすいベースカラーやアソートカラーです。セレクトする側にとってメリットと言えるでしょう。
ceecloud-Hello, I am デスクマット (2,916円)
趣味用にも仕事用にも使いやすい実用性の高さは秀逸
ピンク、グレー、ブラックの3色が用意された、幅73㎝で奥行32㎝のおしゃれなデスクマットです。右側にマウスパットが付属していますが、基本的にはマット上の全てでマウスを使用できます。そのため、パソコン作業には非常に向いています。
デスクマットの中でも多機能な製品に当たり、ノートパット収納や万年カレンダー、名刺収納が付属します。また、中央にはA4サイズ2枚分の収納スペースとPVCカバーがあり、書類などを保管できます。上敷きは透明度があり、確認もしやすいでしょう。プライベートな机はもちろんですが、ビジネスシーンにも使いやすい実用性の高さは、老若男女を問わず非常におすすめです。
ハンサ-コンピューターマット (2,376円)
北欧デザインで筆記にもおすすめの環境型デスクマット
スイス生まれのデスクマットで、全14種類のサイズとカラーの組み合わせが用意されています。オフィスデスクなら幅65㎝で奥行50㎝のサイズがおすすめで、作業スペース全体の確保が可能です。パソコン作業がメーンになるなら、ディスプレイ前をカバーできる幅65㎝で奥行34㎝の中サイズが良いでしょう。
ステッチ加工を用いた縫い目の細工が美しく、天然ゴムを使った滑り止めやラウンドコーナーなどの機能面も追求しています。この機能美は流石に北欧デザインと言ったところでしょう。また、新しいポリプロピレン素材を使った、環境型の製品でもあります。弾性がり裏面がゴムの点も含めて、筆記にも向いたデスクマットと言えます。
キャラッツ-エクゼクティブ デスクマット (3,800円)
5色から選べる両面レザーのリバーシブルマット
幅120㎝で奥行60㎝の、大型事務用デスクにも対応したデスクマットです。素材は両面共にレザーで、リバーシブルになっています。ブラックに加え、ダークトーンとして魅力的なネイビーとグリーンがラグジュアリーです。また、木を使った机と合うキャメルやアイボリーは、使い勝手がいい色と言えるでしょう。
このデスクマットは上品な見た目や素材が魅力ですが、パソコンに向いた機能もまた、魅力的なポイントです。光学式やレーザー式、ブルーLED式に対応し、新旧のマウスが使いやすくなっています。新しいタイプであるレーザー式やLED式のマウスは今後の主流になる可能性があり、新しいパソコンを買っても使いやすいデスクマットです。事務的な機能よりも高級感に拘っており、プライベートでの使用がおすすめになります。
透明でおすすめのデスクマット
プラス-デスクマット 透明 (2,365円)
長時間のデスクワークに向いた加工が特徴
プラスらしい正統派のデスクマットで、サイズは幅99㎝で奥行が44㎝、厚さが1.8㎜です。書き心地重視でボールペンなどを使う場合は、おすすめの厚さになっています。素材は塩化ビニルですがフタル酸エステルは使っていません。フタル酸エステルは人体にも含まれますが、近年のヨーロッパでは規制傾向の物質です。日本はユーロ圏の環境基準に対して敏感な市場を幾つか持ちます。このデスクマットも規制に配慮したと製品と言えるでしょう。
表面加工が特徴的で、斜めカット加工でエッジが少なくなっています。いわゆる面取りをしていない厚めのデスクマットに腕を乗せると、圧力で跡ができたり痛みを伴ったりします。この製品は長時間の作業に対応した、ストレスが少ないデスクマットと言えるでしょう。また、片面非転写加工であり、印刷物を挟むことに長けています。透明度も十分であり、仕事や学習に向けてオーソドックスな活躍が可能です。
村上シート-厚手 ビニールシート 透明 (330円)
オーダーに対応した静電気を抑制する格安デスクマット
ポリ塩化ビニルを採用したオーダー対応のデスクマットです。厚みは1㎜で、コストパフォーマンス重視や、鉛筆などの軟質性を持つ筆記用具を使うなら、非常におすすめできます。幅は137㎝から5mのオーダーに対応しており、デスクだけでなくテーブル用や飾り棚用のマットも同時に検討できます。長めのオーダーも視野に入れると良いでしょう。
面取りや非転写加工はありませんが透明度が高く、机上を保護するには丁度いい存在です。インテリア性を壊すこともありません。帯電防止剤で静電気を抑制し、素材の特性で冬場も柔らかさを保ちます。そのため、一年を通して過度のストレスを感じさせない製品です。
ロイヤル通販-オリジナルデスクマット (1,650円)
光学式マウス対応でサラリとした肌触りの純日本製
デスクマットは国外で生産されることが少なくありません。しかし、このオリジナルデスクマットは純国産で、購入者にとっては安心感に繋がるポイントです。幅60㎝で奥行が45㎝のサイズは、小型の机や手元をカバーするのに丁度いいサイズでしょう。また、厚さ1.5㎜のポリ塩化ビニルは、誰もが良い書き心地を体感できる、スタンダードな性質です。
片面つや消しの表面加工は蛍光灯や日光の反射を防ぎ、目の疲れを感じやすい方にはおすすめです。また、同時にサラリとした肌触りも実現させる機能で、快適なデスクワークが期待できます。透明度も保てており、印刷物を確認できる仕上がりです。光学式マウスに対応しており、事務仕事を総合的にサポートするデスクマットと言えます。
GARAGE-クリアマット デスク用 (1,680円)
多機能と程よい厚みが総合的なデスクワークを高める
使い方や特性からデスクマットを絞り切れないときは、このクリアマットが非常におすすめです。まず、サイズが中程度に当たる幅90㎝で奥行が60㎝になっています。厚さは1.5㎜とスタンダードで、硬さは万人向けと言えるでしょう。ポリ塩化ビニル特有のコストパフォーマンスも健在です。
一見してシンプルな透明タイプに見えますが、意外にも多機能です。ユーザーを困らせないデスクマットと言えるでしょう。エンボス加工が施されていながらも、透明度に関しては全く問題ありません。光の反射を防ぐと共に書類を確認しやすい機能は、大きなメリットと言えるでしょう。また、光学式マウスにも対応しています。仕事机にも学習机にも、柔軟に対応できるデスクマットです。
家具のホンダ-PSマット匠 (14,000円)
テーブルやボードに最適な機能と面取りオプションが魅力
2㎜か3㎜を選べる厚手タイプのデスクマットで、サイズはフルオーダーに対応しています。本来はテーブルやボードに向けた高級透明タイプですが、デスクワークの向上に繋がる機能を持ちます。家具に使われる基本的な木材に対応しており、両面非転写加工です。また、ポリウレタン樹脂をコーティングした表面は、汚れに対して高い耐性を持ちます。そのため、頻繁に筆記を行う場合や、重要書類の保管には非常におすすめです。
オプションになりますが、最も魅力的なポイントはエッジ加工の豊富さでしょう。45度の美しい面取りや、5種から指定できるアール加工は秀逸です。ユーザーの使用感と共にデスクマットの高級感をアップさせています。オーダーに対しての繊細な対応が光る、ハイパフォーマンスのデスクマットです。
下敷き付きでおすすめのデスクマット
シヤチハタ-デスクマットEM(エコス) (9,741円)
ノングレア加工で反射しづらく目の疲れを抑える
JIS規格のデスクに対応した寸法で、幅が110㎝で奥行が70㎝になっています。そのため、事務用や学習机へ使う際に、カットする手間が省けるでしょう。再生オレフィンを素材に採用し、ノングレア加工で光の反射を防止しています。また、厚さ2.5㎜の両面非転写加工も魅力の一つでしょう。
透明度は素材とノングレア加工の影響で、半透明程度になっています。両面非転写加工も加味すれば、印刷物の確認よりも保管に長けているデスクマットです。また、インク移りを防ぐ上敷きや厚みは、ボールペン、万年筆などの筆記用具に最適でしょう。糊や印鑑など、事務系の文具を使いやすい性格から見ても、事務仕事には非常におすすめと言えます。
コクヨ-デスクマット軟質(エコノミータイプ) (3,160円)
ボールペンを頻繁に使うならおすすめの厚みと硬度
サイズが幅98.7㎝で奥行68.7㎝の、JIS規格に対応したデスクマットです。幅100㎝で奥行70㎝の机より一回り小さく、収まりが非常に良くなっています。上敷きは厚さ1.2㎜のポリ塩化ビニル製で高い透明度が魅力です。書類などの確認は問題なくこなせるでしょう。下敷きの素材は発泡ポリエチレンで、1.0㎜の厚さに落ち着いています。
下敷きがあると厚みは増すものですが、合わせて2.2㎜と秀逸な仕上がりです。ポリ塩化ビニルの性格と合わせると、ボールペンを頻繁に使うなら非常におすすめできます。正統派の見た目はオフィス向けと言え、事務仕事のサポートに信頼できる性能です。製品性質や素材からのアプローチとは異なりますが、コクヨというネームバリューもまた、信頼性の一つでしょう。
ミワックス-SD-5Wデスクマット (2,080円)
抗菌加工で四隅を丸カットした机に馴染むスタンダード型
デザインはオフィス向けで、幅105㎝と奥行72㎝の寸法です。これはJIS規格よりも少し大きめであり、近年の机なら合わせたカットが必要でしょう。一方で古い机は幅100㎝と奥行70㎝を上回ることがあり、SD-5Wデスクマットは便利な存在になります。上敷きが1.2㎜で下敷きが2㎜の厚さは、ボールペンの筆記や捺印に最適です。また、非転写加工があり透明度の問題がないため、印刷物の管理や確認にも向いています。そのため、事務仕事におすすめしたいデスクマットです。
抗菌加工や四隅のアールカットも仕事向けで、長時間の使用に対してストレスを感じさせません。また、ミワックスはデスクマットに定評があるメーカーですが、麻雀用ゴムマットの開発でも有名です。下敷きに対しての技術力は高く、力を入れている部分でもあります。そういった背景から見ても、ミワックスの下敷き付きデスクマットは、非常におすすめと言えるでしょう。
まとめ
机の使い方や使用する道具に合った特性のデスクマットがおすすめ
デスクマットは文具に合わせた素材選びや、印刷物や写真などの、自身が頻繁に扱う物に合わせた機能選びが重要です。デザイン性を重視する場合も例外ではありません。書き味や非転写加工、光学マウスへの対応といった機能を吟味しながら、使い方に合ったお洒落な製品を選んで下さい。