アイスクリームを食べたいけど、溶けないからじっと待っていたという経験はありませんか?アイスは蓋を開けた直後は固くてなかなか食べられないもの。しかしアイスクリームスプーンがあれば、すぐにアイスが食べられます。単にアイスが食べやすいだけでなく、おしゃれでプレゼントにぴったりのものも数多くありますよ。今回は、アイスクリームスプーンの特徴や種類、選び方、おすすめのメーカーや人気商品について詳しく解説。溶けやすいアイスクリームスプーンを探している方や、友人に差をつけるおしゃれなものを探している方はぜひチェックしてみてくださいね。
アイスクリームスプーンの特徴
熱伝導率が高く、固いアイスを溶かしながら食べられる
アイスクリームスプーンが固いアイスを溶かしてくれる理由は、熱伝導率が高いから。熱を伝えやすいアルミや銅を使ったものは、体の熱がスプーンからアイスに伝わり、カチカチのアイスを溶かしてくれます。その溶けやすさから、一度使うとそれなしではアイスが食べられなくなります。
ペアスプーンはプレゼントにもおすすめ
普段自分では買わないけれど、もらうとうれしいのがアイスクリームスプーン。少し高級感のあるアイスクリームスプーンは、プレゼントやギフトにもぴったりです。特に2つのスプーンが対になったものや名入れサービスが付いたものは、結婚祝いに贈ると喜ばれます。
アイスクリームスプーンの種類
卵型タイプ
オーソドックスで汎用性が高くプリンやヨーグルトにも使用可
普通のスプーンといって思い出す形に近いのが卵型タイプです。持ちやすく口にも入れやすい丸みのあるフォルムなので、アイスクリーム以外のものを食べるときにも使えるのが特徴。引き出しに入れるスプーンの数をあまり増やしたくない方におすすめです。
オーソドックスな形状なだけに、アイスを最後まですくえないという欠点もあります。しかしすくう部分は丸く角がないため、口当たりがとても良いのでアイスそのものの味を美味しく味わうことができます。スクエアタイプとは違い、カジュアルなシーンでも活躍してくれます。
スクエアタイプ
フォーマルな場で使用されカップの底にフィットし削りながらすくう
すくう部分が角ばった形をしたタイプで容器の底にフィットするため、アイスを最後まで綺麗に食べ切ることができます。フラットなので一度にたくさんすくうことはできませんが、少しずつ楽しみながらアイスを味わうのに最適。高級感があるためフォーマルなシーンでよく使われます。
スクエアタイプはすくう部分に厚みがないので、卵型タイプのようにたくさんのアイスをすくうことはできません。しかしアイスを削るには適しているため、固いアイスを楽に削りながら食べるのに最適。来客時にあると喜ばれるアイテムです。
フォークタイプ
先端が先割れしているのでカチカチのシャーベットも削れる
スプーンの形をしていますが、先端がフォークのように割れているタイプです。カチカチのアイスを削ることができるため、果実の入ったシャーベットや固めのアイスを楽にすくうことができます。アイスよりシャーベットをよく食べる方におすすめです。
アイスクリームスプーンで唯一ギザギザと刃のついたのがフォークタイプ。他のタイプと違って食べ物を刺すことができるので、果物の乗ったサンデーなどを食べるときにも重宝します。フォークとスプーンの良いところをとったような形状ですね。
レードルタイプ
球状でサイズも大きくホームサイズの取り分けや盛り付けしやすい
スプーンの先が丸くなっていて、アイスを丸くすくうことができるタイプ。お店でアイスを注文したときに、店員さんが使うスプーンに似ています。先が大きいためそのまま口に入れるのには向きませんが、大きなアイスを取り分けておしゃれに盛り付けるのに便利です。
レードルタイプは、普通のアイスクリームスプーンだと思って選ぶと驚いてしまいます。厚みが2cm以上あり、普通のカップアイスを食べるには大きすぎるサイズだからです。大きな業務用アイスを取り分けるときには、大活躍してくれますよ。
フラットタイプ
直線的な形状で固いアイスをストレス無くすくえる
スーパーでアイスを買ったときに付いてくる、木のスプーンと同じ形をしています。おうとつがなくフラットなので手に力が入りやすく、固いアイスにスプーンが入りやすいという特徴があります。最もアイスを食べている気分が味わえるのが、このタイプといえるでしょう。
卵型タイプに比べてもすくう部分がフラットなため、多くのアイスを一度に食べるには不向きです。アイスの味をじっくりと味わいたい方におすすめのタイプ。アイスクリームスプーンの種類の中でも、最も少ない力で驚くほどすんなりとアイスをすくうことができる形状です。
アイスクリームスプーンの選び方
熱伝導率を考慮して材質を選ぶ
耐久性もありお手入れがしやすいステンレス製
毎日のスプーンとして使いやすいものを選びたい場合は、最もポピュラーでオーソドックスなステンレス製を選ぶと良いです。丈夫で錆びにくく、さっと洗うだけで長く使えるのでお手入れの手間がかかりません。ただアルミニウム製や銅製と比べると熱伝導は低いので、ステンレス製を選ぶなら先端が角ばったものなどアイスが削りやすいものを選びましょう。
ステンレスの約3倍の熱伝導率で固いアイスもすくえるアルミニウム製
お手入れのしやすさよりもアイスの溶けやすさで選ぶなら、アルミニウム製がおすすめです。高い熱伝導率でカチカチのアイスも待つことなく食べることができます。ただ、熱伝導率が高いがゆえに手にも冷たさが伝わってくるのが特徴。スプーンが冷たくなるのが嫌な場合は、木やステンレスなど違う素材で作られているものを選びましょう。
氷がすくえるほどの熱伝導率で高品質な銅製
少しお金を出してでもアイスが溶けやすいスプーンが欲しい場合は、アルミニウム製を選びましょう。アルミニウム製が100均で手に入るのに比べて、銅製のアイスクリームスプーンは1本2,000円~3,000円近くかかる高級アイテム。高品質な食器にこだわりがある方や、お祝いのギフトとしてプレゼントするのにおすすめです。
優しい口当たりでおしゃれなデザインの木製
北欧テイストがお好みの方には木製のアイスクリームスプーンがおすすめ。ナチュラルな風合いが楽しめるだけでなく、手が冷たくならないので快適にアイスが食べられます。熱伝導率は低いのですぐにアイスを溶かすことはできませんが、独特の木の温かみは他の素材では叶えられない魅力があります。金属製に比べて軽くて持ちやすいのでお子さんにもおすすめです。
持ち手のサイズを考えて選ぶ
13〜15cmは女性の手から男性の手にまでフィットする
使いやすいアイスクリームスプーンを選ぶなら、持ち手のサイズも確認しておきましょう。13〜15cmは一般的な大人が使うスプーンの大きさで、握ったときに大人の指がフィットして持ちやすいサイズです。パフェやサンデーなど背の高いアイスを食べる頻度が多い場合は、15cm以上の長いアイスクリームスプーンを選びましょう。
収納のしやすさなら10cm未満のコンパクトサイズがおすすめ
引き出しにスプーンやフォークが溢れていて、できるだけ収納しやすいものを選びたい方はコンパクトサイズを選ぶと良いです。10cm未満のコンパクトなものは持ちにくさはあるものの、おうとつの少ないフラットなものだと比較的楽に持てます。ストレスなくアイスを味わうために、持ち手がフラットかつなるべく熱伝導性の高いものを選びましょう。
アイスクリームスプーンのおすすめブランド・メーカー
Lemnos (レムノス)
グッドデザイン賞受賞のおしゃれなアイテムを提供
おすすめ商品!
ジャンル内一番人気!
レムノスのアイスクリームスプーンは、持ちやすいだけでなく見た目がおしゃれ。「15.0% アイスクリームスプーン」は2011年にはグッドデザイン賞を受賞しています。アルミニウム製でアイスが溶けやすく、一度使うと手放せなくなるでしょう。
柳宗理
食べやすくリーズナブルなアイスクリームスプーンを提供
柳宗理のアイスクリームスプーンは、シンプルな形なのにすくいやすいデザインが魅力です。計算しつくされたアイスクリームスプーンは、力を入れずに食べやすく、それでいて低価格。レムノスのものが3,000円以上するところ1本500円以下で買える価格設定も魅力の一つです。
燕三条
手作りの口当たりの良さが抜群でコスパも高い
職人が丹精を込めて作った燕三条のアイスクリームスプーンは、口当たりが良いことが特徴です。厚さや形にこだわり、口に入れたときに違和感がないように仕上げられています。アイスを溶かしやすいアルミニウム製としては1本700円程度と価格が安く、コスパが高いことも人気の秘密です。
貝印
機能的でおしゃれなアイスクリームスプーンを提供
爪切りやキッチン用品で有名な貝印は、機能的かつおしゃれなアイスクリームスプーンを提供しています。溶かしてすくうアイスクリームスプーンは、アルミニウム製でアイスを溶かせることが特徴。同じアルミニウム製のレムノスのものが3,000円以上するところ、1本1,000円以内におさまる価格も手頃です。
おすすめ&人気のアイスクリームスプーンランキング
熱伝導でおすすめのアイスクリームスプーン
Lemnos-15.0% アイスクリームスプーン バニラ(3,240円)
手の温度がアイスに伝わり溶けやすい
おすすめ商品!
ジャンル内一番人気!
乳固形分15.0%以上という日本のアイスクリームの規格から名づけられた15.0% アイスクリームスプーンを使うと、アイスをすぐに食べられます。それは手の体温が素材のアルミニウムを伝わり、アイスが溶けるから。持ち手がふっくらしているのでアイスをすくう手も痛くなりません。
見た目の美しい15.0% アイスクリームスプーンは、おしゃれなアイスクリームスプーンをプレゼントしたい方におすすめ。無垢のアルミニウムを使い、ゆったりとカーブを描いた丸みのあるフォルムが美しい輝きを放っています。持ち手部分にさりげなく彫られた「15.0%」という文字もおしゃれですね。
燕三条-アルミ製アイスクリームスプーン(972円)
カラフルなカラーが食卓を明るくしてくれる
冷凍庫から出したアイスを待たずに食べられるアイスクリームスプーンです。熱伝導性の高いアルミニウム製で、スプーン先端の裏側は、ギザギザの刃付き。削れるだけでなく、ギザギザの面をつくることで表面積が大きくなり、アイスが溶けやすくなっています。
カラーはカラフルな5色が用意してあり、どれもビビッドでおしゃれ。アイスクリームスプーンというとたいていシルバーしか見当たりませんが、カラフルな色で食卓を明るくしてくれます。日本製で他の人の持っていないアイスクリームを探している方におすすめです。
貝印-手の熱で溶かしてすくうアイスクリームスプーン(349円)
コンパクトで収納スペースに困らない
熱で溶かしてすぐにアイスが食べられるアイスクリームスプーンです。お店でもらえる木のスプーンのような形をしていますが、使っている素材はアルミニウム。手の熱をアイスに伝えて溶かしながら食べられます。1つ持っていれば買ってきたアイスもそのまま食べられますね。
おうとつが少なくフラットな形状なので、コンパクトに収納できるところも魅力の一つ。持ち手を含めた長さが10.2cmと短く、厚さも最大2mmなので収納スペースに困ることはありません。価格も安いので何個かまとめ買いしておくのも良いですね。
スマハピ-熱伝導アイススプーン(108円)
おしゃれで曲がらないアイスクリームスプーン
固いアイスを普通のスプーンで食べようとするとスプーンが曲がってしまうことがありますが、スマハピの熱伝導アイススプーンは曲がりません。それは普通のスプーンよりも厚みがあって短いから。厚みはあるのに長さ約9.8cmと短いので、曲がる心配はありません。
高級感の漂うシャンパンゴールド仕上げなので、プレゼントやギフトにおすすめ。上品な専用ケース入りなので、アイス好きの人に贈ると喜ばれるでしょう。100円と格安なので、話題の溶けるスプーンを試してみたい方にぜひ試していただきたいアイテムです。
銅製でおすすめのアイスクリームスプーン
&NE-アイスクリームスプーン(2,376円)
高級感のあるアイスクリームスプーンを女性へのプレゼントに
アルミニウムよりも熱伝導率が高いと言われる銅を使ったアイスクリームスプーンは、アイスをすぐに溶かします。普通のスプーンでは固くてスプーンが刺さらないところ、すっと刺せてすぐに味わうことができます。先が平でたくさんすくえるところも魅力ですね。
おしゃれな&NEのアイスクリームスプーンは、アイスが好きな女性へのギフトにぴったり。鏡面研磨仕上げで上品に輝くスプーンは、女性の美しい手を引き立たせ、高級感のあるひとときを演出してくれます。おしゃれなパッケージ入りのギフトは、女性への素敵なプレゼントとなるでしょう。
aes-アイスがとけるスプーン(2,160円)
おしゃれなアイスクリームスプーンで格別なリラックスタイムを
長さ14.9cmと大きめの銅製スプーンで、たっぷりとすくって食べられます。スプーンの先端部分にかけてゆるやかなカーブがついているため、アイスをつるんと口に入れることができます。大きな口でたくさんのアイスを一気に味わえるので便利ですよ。
銅は熱が伝わりやすいのですが、無機質なイメージになってしまうこともあります。しかしaesのアイスがとけるスプーンは、乙女心をくすぐるピンクゴールドメッキ仕上げなので、女性へのプレゼントに最適。おしゃれなデザインのスプーンで格別な時間が楽しめそうです。
Copper-純銅製槌目アイスクリームスプーン(2,592 円)
メイドインジャパンの品質が光るアイスクリームスプーン
純銅製槌目アイスクリームスプーンを使えば、すぐにアイスにスプーンが入ります。素材に銅を使っているのはもちろん、その面積を広げるために槌目加工をしてあり熱が伝わりやすくなっているからです。もうアイスを目の前にして食べられないという災難は免れますね。
アンティーク調のアイスクリームスプーンは、日本製の高い技術に溢れています。使いやすさを考え、持ち手部分の槌目は丁寧に施され、持ち手は厚く先端部分が薄くしてあります。この考え抜かれたフォルムこそがアイスを食べやすくしてくれているのです。
SURUN-純銅アイスクリームスプーン(1,080円)
銅製なのにリーズナブルなアイスクリームスプーン
シンプルで使いやすく、銅製なのにお手頃なアイスクリームスプーンです。フラットでおうとつのないフォルムは、まるでスイーツを買ったときについてくるスプーンのよう。固いアイスでも、スイーツを食べるのと同じように無理なくすくうことができます。
シンプルでコンパクトなアイスクリームスプーンは、キッチンがごちゃごちゃしていて困っている方におすすめ。散らかった引き出しにもすっきりと収まるのは、デザインがシンプルだからこそできる技です。銅製でお手頃なアイスクリームスプーンを探している方にもおすすめです。
木製でおすすめのアイスクリームスプーン
wooden-木製アイスクリームスプーン(410円)
ウレタン加工でいつまでも木の風合いを残せる
木製のアイスクリームスプーンは、独特のナチュラルな風合いが楽しめますが色移りが心配。woodenのアイスクリームスプーンは、見た目には分からないウレタン塗装が施されているので醤油や油の色が移ってしまうことがありません。いつまでも木の風合いを楽しみながら使い続けることができますね。
普通のスプーンを使うと、底に残ったアイスが食べにくく、残って溶けてしまうことがあります。しかし先端がスクエア型になったフォルムでは、最後まで残すことなくアイスを食べることができます。アイスは好きだけど金属は苦手という方におすすめです。
籐芸-アイスクリームスプーン(400円)
美しい木目模様とお手入れのしやすさが魅力
天然木の素朴な風合いを楽しめるアイスクリームスプーンです。高級家具に利用されているシタンと硬く仕上がりの美しいタオの2種類の木を使い、美しい木の温もりを残しています。手に馴染みやすいなめらかな形状で、アイスのやさしい味わいが楽しめます。
木製でもウレタン加工がしてあるのでお手入れがしやすいのが特徴。洗って乾かしておくだけで、カビや色移りを防ぐことができます。手がひんやりと感じることが嫌で木製のものを探しているけれど、お手入れも簡単なものがいいと考えている方におすすめです。
sawo-アイスクリームスプーン(300円)
天然無垢材の優しい口当たりを楽しんで
コンパクトで優しい口当たりの無垢材を使ったアイスクリームスプーンです。長さは13cmと十分ありますが、幅が2.5cmと小さいのが特徴。柔らかくなったアイスクリームをとろりとすくうのに最適です。
床に落ちても音がせず、口に当たっても怪我をしないので子供におすすめ。オリーブオイル仕上げで作られた無垢材の温かみを存分に感じることができます。口当たりが良いので、ヨーグルトを食べるのにもおすすめです。
Asia-kobo-アジアンアイスクリームスプーン(129円)
オリジナリティー溢れる可愛いアイスクリームスプーン
まんまるの先端部分に短い持ち手がついたキュートなアイテムは、おやつの時間を楽しみにしてくれます。木目が美しいサウォウッドを使い、ナチュラルな風合いを残しているアイスクリームスプーンは、手に持った瞬間に笑顔があふれます。小さいのでコンパクトに収納できるところも魅力です。
ちょっと変わったアイスクリームスプーンを探している方におすすめ。持ち手が2.5cmしかないのでアイスをたくさん食べるには向いていませんが、ちょこっと食後のデザートに食べるには十分。デザートにさっと取り出せば、ホームパーティーの主役となるでしょう。
まとめ
持ち手が10cm以上で持ちやすいものがおすすめ
アイスクリームスプーンで最も重要なのは、持ちやすさ。食べ続けても手が痛くならないものなら美味しくアイスが食べられます。持ち手が長く、さらに熱伝導性が高いものならすぐにアイスが食べられてうれしくなりますね。今回は、アイスクリームスプーンの種類や選び方、おすすめアイテムについて詳しく解説しました。こだわりのアイスクリームスプーンで毎日を明るくしたい方は、気に入ったものをぜひ試してみてくださいね。