液タブでデジタルイラストを作成したいけれども、パソコンが無いと悩んでいませんか。パソコン不要の液タブならパソコンを購入する必要が無いため、比較的安価でデジタルイラストを作成できます。そこで今回は、おすすめの人気なパソコン不要の液タブをランキング形式でご紹介します。スマホと連携して使用できるものや、コンパクトで持ち運びに適しているものなどランクイン。他にもパソコンが不要の液タブの魅力や種類なども、合わせてご紹介します。
パソコン不要液タブの特徴
コンパクトなので外出先でもイラスト作成が可能
パソコンが不要だと持ち運びが簡単で、自宅以外でもイラスト作成が可能です。屋外でのスケッチしたい方や気分転換にカフェで作業したい方に適しているでしょう。カバンに入るコンパクトサイズや軽量なものもあるので、女性でも持ち運びしやすい点も魅力的です。
必要な物が少ないため初心者にとってハードルが低い
自宅で作業する方でも、パソコンが必要な液タブは、必要なものをそろえるために多くの機材が必要です。しかし、パソコンが不要だと液タブだけでデジタルイラストの作成が可能になるので、初心者でもハードルが低いでしょう。必要な費用も抑えられるため学生でも本格的なデジタルイラストを作成できます。
パソコン不要液タブの種類
単体使用可能タイプ
液タブ単体で使用でき本格的なイラストの作成もできる
液タブ単体で使用できるもので、パソコンだけでなくスマホとの連携も必要ありません。液タブだけを持ち歩き、イラスト作成ができます。スマホと連携が必要なものは、コードでつなぐ必要があります。そのため、カフェで作業したいときなどコードやスマホも机に置く必要があり、邪魔に思う方もいるでしょう。しかし、単体で使えれば液タブだけで作業ができるので、ストレスがありません。
また、液タブ単体で使用できるものは屋外での作業におすすめです。植物のデッサンや風景画なども直接見ながら作成できます。アナログのイラスト作成では、キャンバスや絵の具など多くの荷物を準備する必要があり、遠出しにくいですし、面倒です。しかし、単体で使用できる液タブならば、液タブ1つでどこでも作業できるので、外での作業も楽でしょう。他の道具も必要ないため、忘れ物をしてしまうこともありません。
OS搭載タイプ
iPadやsurfaceは液タブとしてだけでなくスマホやパソコンとしても使用可能
OS搭載とは、簡単に言うとタブレットのようなものです。タブレットはアプリをダウンロードすれば液タブとして使用できます。画面も広く、ペンも販売しているため、十分快適にイラスト制作が可能でしょう。イラスト作成だけでなくリモート授業など他の用途でも使用できるため、1つ持っていると様々な場面で使用できる点も魅力です。
また、本格的にイラストの販売など行いたい方は、ネット上でイラストのやり取りを行います。OS搭載のタブレットであればメールなども使用できるため、簡単にイラストのやりとりができます。イラストデータをパソコンへ移し、ダウンロードして送信するという手間がありません。他にもSNSへ投稿したい方なども、SNSのアプリをダウンロードすることで簡単にイラストを投稿できるため便利ですよ。
パソコン不要液タブの選び方
サイズで選ぶ
カフェなど持ち運び使いたいならば13インチ以下
持ち運びをしたい方は13インチ以下がおすすめです。13インチはA4よりやや小さいくらいのサイズです。A4より大きいと持ち運ぶために大きいカバンが必要でしょう。わざわざカバンを購入するのも手間になりますし、無駄な費用がかかります。A4サイズであればカバンに入れて持ち運びやすいです。また、スペースを取らないのでカフェなどでも作業しやすいでしょう。
大きい画面で描きたいならば24インチ以上
大きい画面でイラストを描きたいならば、24インチ以上のサイズがおすすめです。作業画面が小さいと画面をこまめにスライド移動させながら描かなければならず、面倒ですよね。余計な手間が増えることでイラスト作成の効率が下がり、時間がかかってしまいます。しかし、画面が広いと拡大しても広い範囲を一気に描けるため、ストレスなく作業ができるでしょう。
機能で選ぶ
アナログのような表現を求めるならば傾き検知機能付き
アナログでイラストを描いているような表現をしたいならば、傾き検知機能搭載がついているものをおすすめします。これはペンを傾けて描いたときに鉛筆のような陰影をつけることが可能になる機能です。傾き検知機能が無いと陰影が無くなり、単調なイラストになってしまいます。鉛筆で描いたようなイラストを表現したいならば必要な機能でしょう。
線の太さを自在に操るには筆圧検知機能付き
線の太さを自在に操作したいときは筆圧検知機能付きのものがおすすめです。ペンの筆圧を感知し、筆圧が強いときはペンを太く、筆圧が弱いときは細くなるように線の太さを操作してくれます。これは滑らかな線の中で太さを変えたいときに重宝するでしょう。ペン先の太さはイラスト作成ソフトなどで設定できます。しかし、こまめに太さを変えながら絵を描くのは不便でしょう。筆圧で線の太さを操れるなら、一本の線の中でも自在に線の太さを変えられて、流れるような線を表現できます。
用途で選ぶ
趣味でイラストを描くならばスマホ連携可能のもの
趣味でイラストを作成するならば、スマホ連携可能なものがおすすめです。スマホ連携が必要な液タブは、比較的安価でコンパクトなものが多いです。本格的にイラストで生計を立てる方でなければ、高額な液タブや機材を購入するのは抵抗があるでしょう。また、初めて液タブを購入したい方なら、価格が低いスマホ連携タイプの液タブだと、ハードルが低く手を出しやすいでしょう。
仕事など本格的に使用したいならばネット接続可能のもの
仕事など本格的なイラスト制作をしたい方はネット接続可能なものがおすすめです。仕事などでイラスト作成をする場合はメールやクラウドソーシングサイトなどで、イラストを送る必要があります。ネット接続可能な液タブならば、保存したイラストをすぐに送信できるため、購入者や取引先との連絡が簡単にできるでしょう。取引先とのやりとりに関する手間が省けるだけで、イラスト制作の時間を増やすことができ、より効率的に作業できます。
パソコン不要液タブのおすすめブランド・メーカー
Wacom(ワコム)
本格的な制作にも使用できるWindows OS搭載液タブもある
Windows OS搭載の液タブはネット回線が使用できるため、作成したイラストをクライアントにそのまま送信できます。作業画面も大きいので本格的なイラスト作成にも使用可能。パソコンを持っていないが本格的にデジタルイラストを作成したい方、イラストを仕事にしたい方におすすめです。
XP-PEN(エックスピーペン)
Androidと接続し使用可能でコンパクトなので持ち運びやすい
Androidのスマホと接続して使用できる液タブで、コンパクトなのが魅力です。種類も豊富で機能や価格に合わせて、自分に適した液タブを選べます。18ヶ月の安全保障などアフターケアもしっかりしており、安心です。
HUION(ヒュイオン)
両面が使えるなど多彩な機能とおしゃれなデザインが魅力
さまざまな機能を搭載している液タブが販売されており、中には両面が使える便利機能付きのものもあります。4つのタッチキーがあり、活用することで作業効率がアップ。簡単に画面の切り替えやブラシの変更ができます。多機能なだけでなくおしゃれなデザインと用途に合わせて様々な液タブを販売しているので、自分に合ったものを選択できるでしょう。
Apple社(アップル)
iPadはパソコン不要で液タブのように使用できる
iPadも液タブとして使用できます。無料のイラスト作成アプリをダウンロードすると、本格的なイラストが誰でも描けます。iPadもOS搭載しているので、クライアントとのやり取りも簡単。イラスト作成だけでなくメールやネットなど様々な使用方法ができる点も魅力的でしょう。
おすすめ&人気のパソコン不要液タブランキング
スマホ連携可能でおすすめのパソコン不要液タブ
HUION-液晶ペンタブレット Kamvas 24 Plus(155,619円)
イラスト作成が快適なディスプレイやペンを実現
イラストの描きやすさを追求し、フルラミネーションデイスプレイを採用。ストレスなく滑らかな滑りを実現しています。そのため、画面の摩擦によって引っかかってしまい、うまくイラストが描けないということがありませんよ。
角度調整機能があり、立てて使用することも可能です。可動範囲は0度から80度。紙に描くように机の上に置いて描くだけでなく、キャンバスのように立ててイラストを作成できます。自分に合った作成スタイルでイラストを描けますよ。
HUION-液晶ペンタブレット Kamvas 16 (47,576円)
15.6インチで持ち運びやすく作業スペースもしっかりとれるサイズが魅力
サイズが15.6インチとA4よりやや大きいサイズは、持ち運びも可能。小さすぎないので、作業しやすいですよ。小さすぎると拡大や画面の移動など無駄な手間が増えてしまいます。画面が広いとよりイラストが描きやすくなるだけでなく、作用時間も短縮できますね。
10個のショートカットキーもあるため、より作業の効率化を図れます。ショートカットキーは自分の使いやすいように設定可能。そのため、自分だけの使い勝手がいいキー設定ができ、より作業を効率化できるでしょう。また、自由にキー配置ができることで、左利きの人も使いやすいですよ。
XPPen-ペンタブレット (8,326円)
購入すると無料でイラスト作成ソフトをプレゼント
Android6.0以降のスマホに接続可能です。購入した方には「openCanvas7」「Artrage Lite」のいずれか1つがプレゼントされます。有料のソフトで、より本格的なイラスト作成が可能でしょう。ソフトをインストールすれば、すぐに使用できます。
対応ソフトウェアの種類が豊富で、好みのソフトウェアを使用できることも魅力。ソフトウェアによって、できる作業が違います。また、使用感も違うため、慣れていないソフトだと使いにくく感じてしまうでしょう。好きなソフトウェアやずっと使っているソフトウェアを使用できると、嬉しいですね。
GAMON(ガモン)-液晶ペンタブレット (32,939円)
11.6インチと落ち運びに便利な小型タイプ
11.6インチと小型な点が魅力。持ち運びに最適でしょう。重さも0.88kgと軽量なので、女性にもおすすめです。旅行先でイラストを描きたい、カフェで作業したい、そんな使い方を求めている方に最適の液タブですよ。
充電不要のペンと三つ折りのスタンドが、付属でついています。筆圧を感知し線の太さを自在に調整できるので、よりアナログの筆感に近いでしょう。またペンホルダーや替え芯も付属でついているため、長い期間使用できる点も魅力です。
VEIKK(ベイク)-ペンタブレット (3,799円)
厚さは2mmの超コンパクトサイズで魅力
本体サイズは超コンパクトなため、持ち運びに最適です。大きなカバンも不要なため、変に目立つことはありません。また、重さはたったの180gと軽量のため、長時間の持ち運びも快適です。屋外に持ち運んでイラストを作成したい方におすすめです。
充電不要のペンが付属でついているだけでなく、替え芯が8本もついています。8192レベルの筆圧検知機能や、消しゴムとブラシを簡単に操作できるボタンがついているなど、高機能です。安価ですが性能も十分で、コスパが良いでしょう。
OS搭載でおすすめのパソコン不要液タブ
WACOM-液晶ペンタブレット (308,000円)
鮮やかに映すディスプレイ
WQHDと高解像度で画像の細部まで綺麗に映してくれます。また、Adobe RGBカバー率最大82%の色域に対応しており、色鮮やかな表現が可能。これらにより、より詳細な表現を確認しながら、作業を進めることができますよ。
パワフルなPC性能があり、データを高速で処理してくれるため、ストレスがないでしょう。読み取り可能画面のサイズも大きく魅力的。画面が小さいと拡大したとき、一度に描けずページを動かさなければいけません。しかし読み取り画面が大きいことで、スペースを広く使えるため一気に書き上げられるでしょう。
Apple-iPad第9世代 (49,980円)
アプリをダウンロードし液タブとして使用可能
iPadは高性能でディスプレイも美しいため、イラスト制作に最適。イラスト作成アプリは、多種多様な機能を使用できるものが無料でもあり、十分イラスト制作可能です。ペンは付属していないので、専用のものを購入しましょう。
iPadは画質もよく、表現したい色彩をちゃんと表出してくれます。ストレージなども選べるため、自分の希望に沿ったものを購入できる点も魅力。アイクラウドを使用すればデータをバックアップできるため、突然イラストのデータが消えてしまう事故を防げます。
HUAWEI(ファーウェイ)-タブレット (34,360円)
Android10のOS搭載でどこでも作業可能
800 万と高い画素数で、細部まで確認することが可能です。A4サイズよりやや小ぶりな10.4インチは、鞄に入れて持ち運びやすいでしょう。写真を撮ったりオンライン授業を受けたり、イラスト作成以外の場面でも活躍するでしょう。
一度の充電で約12時間使用可能なため、長時間のイラスト作成でも安心。ペンを購入すれば、どこでも快適に作業ができるでしょう。ストレージ容量も64GBと大容量なので、データが多く溜まって保存できなくなる心配もありませんよ。
Tablet(タブレット)工房-タブレット (15,580円)
スペックも十分でコスパが良い
他のタブレットと比較し安価ですが、解像度が高く十分なスペックがあります。あまり高いタブレットは買えないけれども、本格的なイラストを描きたい方もいるでしょう。学生などでも購入しやすい価格設定なのも、嬉しいですね。
IPS液晶を使用し、どの角度から見ても色が違って見えることがありません。液晶の種類によっては、横から見ると色が違って見えることがあります。そうすると、想像している色とは異なった仕上がりになってしまう可能性もあるでしょう。どの角度からタブレットを見ても色が異なることがないことで、よりイメージ通りの作品を作れますよ。
アイリスオーヤマ-タブレット (19,800円)
高解像度でイラストが細部まできれいに表示できる
解像度が高く細部まで明瞭で鮮やかにイラストを表示します。解像度が低いとどこかぼやけたように表示されてしまい、細かい部分が見えません。すると、イメージ通りの絵が描けない可能性があります。このタブレットなら細部まではっきり見えるので、おすすめですよ。
画面サイズは10.1インチと大きく、イラストを描くスペースも十分。Wi-Fiに対応しており、Wi-Fi環境下であればいつでも使用できます。現在は無料Wi-Fiなど使用できる場所も多いため、家の外でも使用できます。
一万円以下の値段でおすすめのパソコン不要液タブ
VEIKK(ベイク)-ペンタブレット (6,799円)
12個のショートカットキー搭載で効率良く作業可能
スマホと接続するだけで使用できる液タブ。12個のショートカットキーもあり、効率良く作業が可能です。また、約500gと薄く軽量なので持ち運びも簡単。カフェなどでのんびりイラスト制作ができますよ。
1万円以下と安価にも関わらず、付属品が充実しているのも特徴。ペンと替えのペン先、ペン先除去ツールが付いています。さらに、指グローブ、type-CのUSBケーブルなどもありますよ。Androidスマホを使用しているならば、セットでいろいろ揃うので、すぐに本格的なデジタルイラストが描けるでしょう。
HUION-ペンタブレット のべ子コラボ (7,999円)
高機能で可愛らしいデザインなのでプレゼントにもおすすめ
のべ子さんとコラボしたペンタブレットで、液タブだけでなく付属品も可愛らしいデザイン。プレゼントしても喜ばれるでしょう。パソコンだけでなく、スマホに繋いでも使用可能。A4より少し小さいサイズなので、鞄に入れて持ち運び可能ですよ。
充電不要のペンや替えのペン先10本だけでなく、付箋やステッカーなど楽しい付属品もあります。USBケーブルやOTGアダプタもついているので、別途で準備する必要がありません。淡い色合いもかわいらしく、魅力的ですよね。
Parblo(パブロ)-ペンタブレット (5,199円)
可愛らしいパープルのデザインだけでなく高い機能面も魅力的
黒が多いペンタブレットの中で可愛らしいカラーリングが特徴的。淡いパープルは女性に人気も高く、イラスト作成のモチベーションもアップするのではないでしょうか。見た目だけでなく便利な機能が多くついているため魅力的ですよ。
傾き検知機能がついており、傾きを検知してペンの太さを変えるためアナログのような描き心地を実現。付属のペンは充電不要で、長時間でも連続して描き続けることができます。8つのエクスプレスキーと1つのリングホイールで自在にページを操作し、効率的に作業できて便利ですよ。
XPPen(エックスピーペン)-ペンタブ (3,580円)
超軽量なので持ち歩きに最適
サイズは横18.2cm縦13.4cmとコンパクトで、重さも190gと驚くほどの軽さを実現。持ち運び可能でも、重いと疲れてしまいますよね。190gなら他の荷物にプラスしても苦にならないでしょう。スマホと接続すればどこでもイラストを作成することが可能です。
4色のカラーリングも魅力です。お好みの色を選べるので、気分が上がりますね。安価なので、初めてペンタブを購入する方や学生などにおすすめです。機能面は高く、筆圧を感知して線の太さや濃さを変えてくれます。このような機能があることで、より本格的なイラスト作成ができるでしょう。
UGEE(ユージー)-ペンタブレット (3,439円)
一度の充電で約10時間使用可能で長時間作業も可能
サイズは約横21.5縦16.3cm、暑さ約0.8センチとコンパクト。2時間充電すると約10時間も使用できるため、長時間の作業も可能です。同封されているペンも充電不要なので、作業中に充電が切れて中断する、というアクシデントもありません。
10個のショートカットキーは自在に設定可能なので、自由に場所を決めて使用しやすいボタン配置にすることが可能です。ボタンを自由に設定できることで、左利きでも右利きでも両方の方に使いやすいでしょう。左利きでも使いやすいタブレットを探している方にもおすすめですよ。
まとめ
パソコン不要の液タブは持ち運びに便利
パソコン不要の液タブは屋外やカフェでの作業もでき、持ち運びに便利です。また、デジタルイラストを作成したいが、パソコンや液タブなどすべて購入することが大変な方にとって、液タブだけでイラスト作成を始めることが可能な点も魅力でしょう。本格的なイラスト作成をするためには筆圧検知機能などの有無を考慮して選ぶことが大切です。パソコン不要の液タブで快適にデジタルイラスト制作をしてみてくださいね。