バランスボードは、自宅で手軽に体幹トレーニングできるフィットネス器具。体幹だけでなく、バランス感覚を養える効果が期待できますよ。また、バランスボードは大人だけでなく子供も使えるのが魅力です。
バランスボードを取り扱うメーカーでは、ELECOMやフィットネスグッズを取り扱うYes4Allが有名。そのほかにも、プチプラが魅力のDAISOもおすすめです。身近なメーカーから、スポーツ用品を扱うメーカーなど、たくさんあって選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで今回は、バランスボードの選び方を詳しく解説し、おすすめの人気バランスボードをランキング形式で紹介していきます。ランキングの順位は、バランスボード選びのポイントとなる下記3点を比較検証して決定しました。
- 難易度は合っているか
- サイズは合っているか
- 使いやすさ
また、「バランスボードの使い方は?」「バランスボードの効果は?」など、事前に知っておきたい情報もお伝えします。
バランスボードとは?
不安定なボードの上でバランスを取って体幹を鍛えるアイテム
バランスボードは、インナーマッスルを鍛えられるフィットネスアイテム。板や円形をしたバランスボードに乗り、不安定な状態でバランスを取るトレーニングが可能。体幹やバランス感覚を養いたい人に適しています。
バランスボードの使い方
不安定なボードの上でバランスを取り体幹を鍛える
バランスボードを使ったトレーニングの基本は、ボードの上に立ったり座ったりするトレーニング。バランスを取ろうとすることで、体幹が刺激されます。まずは、両足立ちからチャレンジして、片足立ちやつま先立ちなど、負荷を増やしていくといいですよ。
スクワットや腕立て伏せに併用して負荷を加える
基本的な動きがマスターできた人や、トレーニング慣れしている人は、スクワットや腕立て伏せにバランスボードを取り入れるのがおすすめ。バランスボードを取り入れることで、さらに負荷をかけたトレーニングが可能ですよ。目的に応じて、さまざまな使い方ができるのがうれしいですね。
バランスボードの効果
大人は体幹を鍛えることで体の引き締め効果が期待できる
体の奥にあるインナーマッスルを鍛えられるので、腹筋や背筋を使えるようになります。バランスボードを使ったトレーニングは、自然にお腹や背中まわりを引き締められる効果が期待できますよ。正しく筋肉が使えることで、姿勢も良くなるでしょう。
子供はバランス感覚の向上が期待できる
不安的なボードの上でバランスを取ることで、バランス感覚が養えるでしょう。バランスを取っている状態は、太ももやお尻、お腹の筋肉を使っています。大人はもちろん、子供のバランス感覚や筋力を向上させる効果も期待できます。子供が使う場合は、遊び感覚で取り入れられるのも魅力です。
バランスボードの種類
円形
前後左右の動きに対応できる
円形のバランスボードは、前後左右にバランスを取ってトレーニングできます。足を乗せるボードと、バランスを取るためのスタンドが一体になっているデザインが特徴です。ボードとスタンドが一体化しているので、バランスが取りやすく初心者の人にも向いていますよ。
シンプルな円形デザインのバランスボードの他にも、持てるように持ち手が付いたデザインもあります。持ち手があるバランスボードは、ボードの上に乗るだけでなく腕立て伏せにも応用して使えますよ。さまざまな体勢でトレーニングしたいなら、円形の中でも持ち手付きがおすすめです。
長方形
左右の動きに特化している
長方形のバランスボードは、緩やかなカーブを描いた板状のタイプや、ボードとスタンドが分離したタイプがあります。どちらも、左右にバランスを取ってトレーニングが可能です。湾曲したバランスボードは、大人用のほかに子供用もあります。
長方形のバランスボードは、左右に大きく早く動かす力が必要になるため、思ったより体力やバランス感覚が必要。特に、ボードとスタンドが分離したタイプは難易度が高いです。体力のある人や、トレーニング中級者以上の人に向いていますよ。
バランスボードの選び方
サイズで選ぶ
全身トレーニングをしたいなら40cm程度
ボードのサイズが40cm程度あれば、足を広げる幅を確保しやすくなります。スクワットや腕立て伏せなど、幅広い種目のトレーニングができますよ。大柄の人も40cm以上のボードサイズがおすすめ。体勢を保ちやすく、トレーニングの強度を調整しやすくなります。全身を鍛えたい人や、トレーニング種目を増やしたい人のほかに、初心者にも使いやすいサイズです。
トレーニングの難易度を上げたいなら30cm程度
ボードのサイズが小さくなるほど、バランスを取りにくくなり、トレーニングの難易度が上がります。ある程度トレーニングを積んで、さらにレベルを上げたいと考えている人に向いていますよ。30cm程度になると、ボードに乗れるスペースも限られてきます。バランスボードの扱いに慣れてきてから、取り入れてみると良いでしょう。
スタンドの数で選ぶ
初心者向きならバランスの取りやすいスタンド2本
スタンドは、ボードの下に付いている、バランスを取るために付けられたもの。初心者の人は、スタンドが2本付いたものから始めると良いでしょう。スタンドに対して縦に乗ると前後に、横に乗ると左右に揺れます。方向を変えられるので、バランスの取りやすい方から始められますよ。やりやすい方向から始められるので、挫折しにくいでしょう。
中級者向きならバランスの取りづらいスタンド1本
バランスボードに慣れてきた人や、トレーニングを積んでいる中級者の人は、スタンド1本がおすすめ。スタンド2本と違い、床とスタンドが接する面積が少なくなるので、難易度が上がります。スタンド1本のバランスボードを試したいけれど不安のある人は、ボードの面積が広いものや、スタンドが大きく安定感のあるものを選ぶと良いでしょう。
スタンドの高さで選ぶ
初心者なら難易度低めの10cm以下
初心者の人は、不安定なバランスボードに慣れるところから始めるのが大切。スタンドの高さが10cm以下のバランスボードがおすすめです。高さを抑えることで、比較的バランスも取りやすくトレーニングしやすいでしょう。ボードのサイズと一緒に高さもチェックしておくと、初心者でも使いやすいバランスボードを見つけやすくなりますよ。
トレーニングに慣れているなら難易度高めの10cm以上
10cm以上の高さがあるバランスボードは、バランスが取りにくくなるのでトレーニングに慣れた人におすすめです。高さが出るぶん、不安定さが増してトレーニング強度が上がりますよ。スタンドを高く、ボードのサイズを小さくしていくと、さらに難易度が上がってきます。ハードなトレーニングを追加したい人は、取り入れてみると良いでしょう。
安全性で選ぶ
転倒のしにくさなら左右2方向に絞ったタイプ
初めてバランスボードを使う人は、ボードの上に乗ってバランスを取るのが難しいと感じる場合も。特に初心者は、転倒する心配もあるのでボードの動く方向が限定されたものを選ぶのがおすすめです。左右2方向に絞ったバランスボードは、比較的バランスも取りやすいですよ。慣れるまでは、いざというときに支えになる壁や柱の近くでトレーニングすると安心です。
滑りにくさなら滑り止め付きタイプ
ボードの表面に、滑り止め加工が施されているバランスボードを選ぶと良いでしょう。表面が凹凸になったタイプと、滑り止めコーティングを施しているタイプがありますよ。凹凸タイプは、ボードと同じ素材で凹凸になっているため、足の裏に跡が付いて不快に感じる場合もあります。凹凸タイプよりも、表面がザラザラとしたコーティングをしている方がおすすめです。
バランスボードのおすすめブランド・メーカー
ELECOM(エレコム)
リーズナブルな価格が魅力
ネットワーク機器をはじめとした、さまざまな商品の開発販売をしている会社。比較的リーズナブルに設定された価格が魅力です。価格を抑えて、バランスボードの購入を検討している人におすすめですよ。
Yes4All(イエスフォーオール)
フィットネスグッズが豊富
バランスボードをはじめとした、フィットネスグッズを取り扱っているメーカーです。バランスボードも豊富なラインナップなので、他の器具と同じメーカーで揃えられるのも魅力。これから、トレーニングできる器具を増やしていきたいと考えている人におすすめですよ。
EVERYMILE (エブリーマイル)
ホームジム用品が豊富
自宅で取り入れられる、ジム用品を豊富に取り扱っています。カラーも豊富に展開しているのが魅力。使いやすさや持ち運びやすさにも考慮された、バランスボードを探している人におすすめのメーカーです。
DAISO(ダイソー)
ワンコインで購入できる手軽さが魅力
ダイソーにも、バランスボードの取り扱いがあります。楽天やAmazonでは取り扱っていませんが、公式オンラインショップで購入可能。税込み550円商品ですが、ワンコインで試せるのは魅力的ですよね。お試し感覚で、バランスボードを取り入れたい人におすすめです。
おすすめ&人気のバランスボードランキング
大人用でおすすめのバランスボード
イエスフォーオール-ウォブルバランスボード(2,709円)
持ち運びにも便利なハンドル付き
360度回転する、円形のバランスボード。直径は40cm高さ10cmと、初心者から上級者まで使いやすいサイズ感です。ボードのカラーも豊富に揃っているので、好きな色を取り入れられてトレーニングも楽しくできますね。
ボードの表面と底面には、滑り止め加工付き。表面に細かな凹凸が施されているので、裸足で乗ると足裏を刺激しながらトレーニングできますよ。持ち運びやすさはもちろん、腕立て伏せにも使えるスタンド付きです。
エブリーマイル-バランスボード(2,780円)
カラー展開が豊富
直径は約40cmあるので足元のスペースも確保でき、男性でも使いやすいサイズ感。ボードの表面は、円状にくぼみをつけて滑りにくいデザインになっています。取っ手も付いているので、持ち運びやトレーニングの種類も増やせて便利ですよ。
ボードのカラーが複数あるので、自分の好きなデザインを選べるのが魅力。好きな色のバランスボードなら、元気にトレーニングに取り組めますね。バランスボードのデザインにもこだわりたい人におすすめです。
エレコム-バランスボードコンパクトエクリアスポーツ2way(3,180円)
B5サイズのコンパクトさが魅力
場所を取らない、コンパクト設計が特徴のバランスボード。持ち運べるサイズは、いつでもトレーニングしたい人に向いていますよ。コンパクトさを生かして、椅子に座った状態でトレーニングできるのも魅力です。
足を乗せるマット部分を取り外して裏返すと、足つぼ刺激が付いています。足つぼを刺激しながらのトレーニングも可能。ボードの両端には取っ手が付いているのでプランクとしての使用もできますよ。コンパクトながら、たくさんのメニューがこなせるバランスボードです。
東急スポーツオアシス-バランスボードSQUARE(2,780円)
安定感のある四角い形が魅力
縦横36cmの四角い形は、安定感があるので初心者にも安心。ボードに乗る方向を前後と左右に変えるだけで、異なるトレーニングができますよ。使い方もシンプルなので、初めてバランスボードを取り入れたい人におすすめです。
ボードの裏は、アーチ状になっています。裏返して足を乗せれば、足首やふくらはぎのストレッチとしても使用可能。背中に当てれば、背筋を伸ばすことも可能です。トレーニング前後に取り入れたり、デスクワークの合間に使ったりと用途が豊富なのがうれしいバランスボードです。
エレコム-バランスボードHCF-BDBUL(2,508円)
床を傷つけないマット付き
直径25cmで高さが6.8cmとコンパクトな円形型のバランスボード。足を乗せるスペースが狭いため、ある程度バランスボードに慣れている人におすすめです。トレーニングで床が傷つかないよう、マットが付いているのもうれしいですね。
体にフィットする、ソフトな素材で作られています。そのため、床や椅子に座った状態でのトレーニングもストレスなく行えますよ。本格的なトレーニングが出来なくても、日々の生活に取り入れられるのが魅力のバランスボードです。
子供用でおすすめのバランスボード
ウォーベル-オリジナルフェルトなしタイプ(23,980円)
家族で楽しめる
グッドトイ2020を受賞した天然木のバランスボード。耐荷重は200kgあるので、大人と一緒に楽しめますよ。家族みんなで使いたいと、考えている人におすすめです。長方形なので、左右の動きでバランスを取る感覚が養えます。
子供用のバランスボードは、シンプルな作りが特徴。シンプルだからこそ、子供の感覚でいろいろな遊び方ができます。ハンモックのように寝ころんで使ったり、ボードを裏返してアーチの形を作って登ったり。遊びながらバランス感覚や、筋力を鍛えられるバンスボードです。
BuKO-バランスボード8(1,980円)
ゲーム感覚で楽しめる
バランスボードの表面ある、ボールを左右に動かしながらトレーニングができます。ゲームをするように、楽しみながらバランスボードを取り入れられますよ。カラーも4色展開しているので、子供の好きな色を選べば愛着も沸きますね。
約940gと軽量に作られているので、移動も楽に行えますよ。ボードの表面には、足を置く位置をイラストで表してくれています。足の位置が一目で分かる配慮がうれしいですね。裏返しておくと、平行棒のようにバランスを取って歩けるようになっています。
木製でおすすめのバランスボード
ダスブレット-バランスボード(27,280円)
木目の美しいバランスボード
シンプルな長方形のバランスボードは、大人から子供まで使えるのが魅力。耐荷重は120gあるので、親子で使うのも良いでしょう。YouTubeには、インストラクターによるトレーニング方法も紹介されています。実際に、動きを確認しながらトレーニングできるのはうれしいですね。
ドイツの職人が作った、天然木のバランスボード。裏面にコルクが付いていないので、ヨガマットなどを用意しておくと床の傷防止になりますよ。ナチュラルなデザインは、出したままにしていても違和感なく部屋に馴染んでくれます。カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りが見つけられるでしょう。
DABADA-バランスボード(1,998円)
6種類のトレーニングが可能
片足立ちやスクワットなど、計6種類のトレーニングが可能なバランスボード。木製のバランスボードのなかでも、円形が気になっている人におすすめです。直径は39cmで、高さが8cmと使いやすいサイズ感ですよ。
ボードの表面には、滑り止め加工付き。滑るのを気にせず、トレーニングに集中できるのはうれしいですね。隙間収納も可能な、コンパクトな作りも魅力のひとつ。出し入れが簡単だと、トレーニングも気軽に取り組めますよ。
StrongTek-バランスボードSTRONGTEK-BAL(7,490円)
元NASAエンジニアが作ったバランスボード
習慣化できるよう、2方向に絞って設計されたバランスボード。テレビを見たり音楽を聴いたりしながら使えるよう、普段の生活に取り入れやすいデザインが魅力です。続けやすく、使いやすいバランスボードを探している人におすすめです。
床に接触する部分には、床保護剤を貼り付けてあります。トレーニングで床に傷が付くのを防いだり、騒音を抑えたりストレスなくトレーニングができますよ。ボードの表面には、滑り止め加工を施しているので、トレーニング中も安心です。
souplesse-バランスボードsouplesse-00774(5,490円)
ボードとスタンドが分離したバランスボード
トレーニング上級者や、難易度の高いバランスボードに挑戦したい人におすすめです。車輪のような動くスタンドでバランスを取るため、難易度が高いのが特徴。スノーボードなど、バランス感覚が必要なスポーツのトレーニングとして取り入れたい人にも向いていますよ。
ボードの表面には、滑り止め加工が施してありますよ。また、ボードの両端には、ボードを端に寄せすぎて落とさないようストッパーも付いているので安心してトレーニングに取り組めます。安全面にも配慮された、バランスボードです。
LandSup -Crazy mini(13,200円)
横乗りスポーツの陸上トレーニングにおすすめ
中央に穴の開いたボードに、ボールを取り付けて使うバランスボード。通常の体幹トレーニングはもちろん、サーフィンやスノーボードなど、横乗りスポーツのイメージトレーニングとしても使えるのが魅力です。オフシーズンの、陸上トレーニングとしてもおすすめですよ。
部屋にそのまま置いていてもインテリアとして馴染んでくれる、デザイン性の高さが魅力。ボードのイラストは、ロゴとバニーから選べますよ。耐荷重が90kgと、一般的なバランスボードよりも少ないので、耐荷重を超えないか確認しておくと安心です。
まとめ
バランスボードなら自宅で手軽に体幹トレーニングが可能
バランスボードは、初心者から上級者までトレーニングができるアイテム。大人だけでなく、子供の知育玩具としてもおすすめです。ランキングを参考に、お気に入りのバランスボードを見つけてくださいね。