大切な自転車は、保管場所に悩んでしまいますよね。自転車は場所をとるため、部屋の中で保管したいと考えても、どのように収納したら良いかわからない方も多いのではないでしょうか。そんな時は、壁掛け自転車がおすすめです。壁掛けなら、スペースをとらずにインテリアとしてもおしゃれに収納できますよ。
自転車の壁掛け収納は、多くのブランドがさまざまなデザインや機能性を持つものを提供しています。例えば、ミノウラやイケヤなどのブランドでは使いやすく、重量のある自転車でもしっかりと固定する壁掛け自転車を取り扱っています。
この記事では、壁掛け自転車の選び方を詳しく解説。また、おすすめの人気壁掛け自転車をランキング形式で紹介します。順位は以下のポイントを抑えて比較しました。
- 賃貸でも設置できるか
- コンパクトに収納できるか
- インテリアとしてオシャレか
また、「壁掛け自転車のメリットやデメリットは？」「壁掛け自転車は自作できる？」という疑問についてもお答えしていきます。
壁掛け自転車のメリット
駐輪スペースがなくてもデッドスペースを使って複数台収納できる
自転車を壁掛けすることで、省スペースで収納することができます。例えば家具の配置上、使用されていないスペースがあれば、そこに壁掛け自転車を設置することで、デッドスペースを無駄なく活用することができます。駐輪スペースがなくても、複数の自転車を効率的に収納することも可能ですよ。
室内の壁に掛ければ天候による劣化や盗難のリスクを避けられる
自転車は雨風や直射日光にさらされると劣化が早まります。しかし室内に収納することで、天候による劣化を防ぎ、大切な自転車を長持ちさせることが可能です。さらに、自転車は盗難のリスクが高いという問題も。室内の壁に掛けて保管することで、大切な自転車を盗難から守ることもできます。
インテリアの一部として大切な自転車をおしゃれに見せられる
壁掛け自転車は、インテリアとしても楽しめます。自転車を飾るだけでなく、ヘルメットやグローブなどのアクセサリーを整理整頓することにも役立ちます。室内の無駄な空間を有効活用しながら、部屋をおしゃれに見せることができるため、自転車を愛する人におすすめですよ。
壁掛け自転車のデメリット
自転車を使う時に壁から取り外す手間が生じる
自転車を壁に掛けて収納するとスペースを節約できますが、使うたびに壁から取り外す必要があります。自転車の種類によっては、かなりの重量がある場合も。頻繁に自転車を使う人にとっては、面倒に感じることがあるでしょう。
部屋の広さによっては窮屈感が出ることがある
部屋が狭い場合や家具が多い場合、壁掛け自転車は窮屈に感じることがあります。設置する場所や高さによっては、通りづらくなったりドアが開けづらくなったりして、ストレスを感じる場合も。そのため、壁掛け自転車を設置するときは、部屋の広さとレイアウトを考慮する必要があります。
壁掛け自転車の種類
横置きタイプ
ディスプレイ感覚でいつでも愛車を眺められる
設置することで自転車全体を見ることができる横置きタイプは、インテリアとしても最適です。とくにデザインにこだわりのある自転車や、自身でカスタムした自転車などを絵画のように飾って楽しむことができます。室内でもゆっくりと自転車を眺めたい方に最適ですよ。
横置きタイプは、部屋や壁面のスペースを考慮することが必要。しかし、壁掛け自転車を横置きで設置することで、部屋を訪れた友達にも自慢の自転車を見てもらうができます。取り付ける位置に注意し、部屋をおしゃれに演出しましょう。
縦置きタイプ
幅を取らずに省スペースで保管できる
縦置きタイプは、自転車を縦に設置することで場所をとらずに収納できます。設置する幅を最小限に抑えられるため、家具が多い方や一人暮らしで収納スペースが限られている方におすすめです。また複数台の自転車を収納したいにも最適ですよ。
縦置きタイプは自転車を取り出しやすいというメリットがあります。横置きタイプよりも取り外しに力を使わないため、頻繁に自転車を使う方にも最適です。コンパクトな壁掛け用ラックが多いため、強度や自転車の重量に合ったものを選びましょう。
壁掛け自転車の選び方
穴開けが必要かどうかで選ぶ
穴を開ける方式なら重量のあるロードバイクもしっかり固定できる
穴を開けて固定する壁掛け自転車は、安定性がメリットです。穴あけ方式は、壁に直接ネジやビスを使い固定します。そのため、重量のある自転車でもしっかりと支えることができますよ。とくにロードバイクのような重い自転車を保管するときにおすすめです。取り付け時は壁の強度や素材を確認し、安全に取り付けを行いましょう。
穴を開けない方式なら壁を傷つけないため賃貸でも安心
穴を開けない壁掛け自転車なら、壁に傷をつけることなく自転車を保管できます。壁を傷つけないため、賃貸物件に住んでいる方や壁にダメージを与えたくない方におすすめです。また設置や取り外しが簡単なので、模様替えを頻繁にする人にも最適。壁を傷つけることなく壁掛け自転車を設置したいなら、穴を開けないタイプを選びましょう。
設置場所で選ぶ
玄関に設置するならコンパクトに収納できるラックタイプ
コンパクトに収納できるラックタイプは、玄関などの狭いスペースでも邪魔になりません。通常、玄関に大きなものを置くと、家へ出入りする際に邪魔になってしまいますよね。ラックタイプの壁掛け自転車なら、使用しないときは折りたたんでおくことが可能です。邪魔にならず取り出しやすい壁掛け自転車を探している方におすすめです。
屋外に設置するなら外壁を傷つけないスタンドタイプ
スタンドタイプは、地面に直接設置するタイプで屋外でも簡単に設置が可能です。また壁に穴を開けないため、外壁を傷つけません。さらに屋内でも壁を傷つけず、どこにでも設置できる手軽さがあります。自転車を安定して保管でき移動も簡単なので、賃貸物件に住んでいる方や模様替えを楽しみたい方、壁に穴を開けずに保管したい方におすすめです。
リビングに設置するなら自転車の外観を美しく見せられるフックタイプ
フックタイプなら、自転車をアートのように飾ることができます。デザイン性の高い自転車や、自身でカスタマイズを施した自転車などを壁に飾ることで、インテリアとして部屋を美しく演出できます。また、部屋の無駄なスペースを有効活用することにも役立ちますよ。日常で使うだけでなく、自転車をインテリアの一部として楽しみたい方におすすめです。
収納する台数で選ぶ
1台収納ならハンガータイプ
ハンガータイプの自転車ラックは、先端がフック状になっています。フックに引っ掛けるだけで簡単に、自転車を壁に掛けたり取り出したりできます。コンパクトさとシンプルさがメリットで、最小限のスペースに設置が可能。また、壁を傷つけにくいというメリットもあります。1台の自転車をすっきりと収納したい方におすすめです。
2台収納したいなら突っ張り棒タイプ
突っ張り棒タイプは、天井と床に突っ張ることで設置できます。安定性が高いため、自転車を2台収納する場合でも安全に保管できます。部屋の高さを利用して自転車を収納するため、スペースもあまりとりません。取り付けが簡単なため、設置したあとも模様替えなどで移動させることができます。壁に穴を開けず、複数の自転車を保管したい方におすすめです。
壁掛け自転車のおすすめブランド・メーカー
MINOURA(ミノウラ)
優れた耐久性と機能性が魅力
ミノウラは、世界初の自転車トレーナーメーカーとして有名な日本のブランド。壁掛け自転車では、スタンドやラックなど幅広く発売しており、高い評価を得ています。壁掛け自転車ラックでは、耐久性と機能性が優れており、インテリアとしても最適なデザインで人気です。インテリアとして美しく演出したい人におすすめですよ。
Ibera(イベラ)
大切な自転車を安全に収納する工夫が満載
イベラは、機能性の優れたブランドです。耐荷重18kgまでの自転車を支えられる、しっかりとした作りの壁掛け自転車用フックや、20インチから29インチの大きなタイヤサイズにも対応。車体を傷つけないようにゴムが装着されているなど、車輪が滑り落ちることを防ぐ工夫などが施されています。重要のある自転車も安全に収納したい人におすすめです。
cycloc(サイクロック)
高いデザイン性と機能性
サイクロックは、イギリスの自転車ラックとアクセサリーのブランドです。省スペースで使いやすく、シンプルなデザインが魅力でインテリアの邪魔をしません。また、自転車を縦置きにも横置きにもできるようフレーム角度調節機能があり、どんな場所でも収納できます。スタイリッシュなデザインで、インテリアの一部として楽しみたい方におすすめです。
IKEA(イケア)
インテリアブランドの良さを生かしたシンプルなデザイン
スウェーデン発のインテリア雑貨ブランドです。イケアの壁掛け自転車用フックは、低価格ながら品質がよく人気です。見た目がシンプルで、屋内でも屋外でも使えることがメリットの一つ。インテリアブランドの良さを生かしたデザインで、すっきりと収納したい方におすすめです。ただしネット上では販売していないため、シンプルなデザインを探している方はミノウラがおすすめですよ。
おすすめ＆人気の壁掛け自転車ランキング
フックタイプでおすすめの壁掛け自転車
ミノウラ- 自転車 ディスプレイスタンド （2,907円）
ヘルメットなどのアクセサリー類も便利に保管
シンプルな形状のフックで、コンパクトに設置できます。壁面や柱にネジで固定することで、しっかりと自転車を支えます。そのため、ロードバイクなどの重量のある自転車も安全に収納可能。重量のある自転車を支えられるフックを探している方におすすめですよ。
本体の下には、ヘルメットやウェアをかけておける小さなフックがついています。そのため、アクセサリーの保管も簡単で便利です。頻繁に自転車に乗る方で、アクセサリー類も一緒の場所に保管したい人におすすめですよ。
イベラ-Bicycle Hanger （1,364円）
ラバー付きフックで自転車を傷つけない
自転車を縦に収納することが可能です。デッドスペースの活用に最適な縦収納は、自転車をコンパクトに保管できます。狭いスペースでもコンパクトに収納できる、縦置きタイプの壁掛け自転車を探している方におすすめですよ。
耐荷重18kgで、重い自転車もしっかり保管できます。タイヤサイズは、20インチから29インチまで対応。フック部分にはラバーが付いており、自転車が傷つくことを防ぎます。大きな自転車も安全に収納したい方におすすめです。
ALLTOALL-自転車壁掛けフック （1,890円）
30kgの耐荷重で重量のある自転車もしっかり支える
重量のある自転車を30kgの耐荷重で支えます。本体は滑り止め機能のあるスポンジ素材。自転車をしっかりと固定するだけでなく、傷がつくことも防ぎます。カスタマイズなどで重量のある自転車を安全に支えたい方におすすめですよ。
使用しないときは、コンパクトに折りたたんでおくことができます。そのため通路や狭い場所でも邪魔になりません。また伸縮も可能なため、どんな場所にも設置できます。コンパクトな自転車壁掛けフックを探している方に最適です。
サイクロック-スーパーヒーロー ペダルマウント （17,828円）
コンパクトで美しいデザイン
デザイン性に優れており、非常にコンパクトです。取り付けも簡単なため、模様替えの際も便利。小さな部品でしっかり支え、タイヤによる壁の汚れや傷を防ぎます。インテリアとして演出させたいときに最適です。
自転車の取り付けと取り外しがとても簡単。それぞれのフックには、ペダルやタイヤがしっかりと固定できるよう溝ができています。安全に固定しつつ簡単に取り外せるため、頻繁に自転車を利用する方におすすめです。
Autlink-バイクハンガー （2,299円）
使わない時は折りたたんで収納
4つネジで固定するため、重量のある自転車の収納も安心です。フックは伸縮可能で360度調整できるため、どんなタイプの自転車でもしっかりと収納できます。さまざまなタイプの自転車を壁掛けしたい方におすすめですよ。
上に持ち上げることで、フックを折りたたむことができます。使用しないときはスペースを節約できるため、狭い場所での使用にも最適です。廊下や玄関などに省スペースで自転車を収納したい方におすすめですよ。
突っ張り棒タイプでおすすめの壁掛け自転車
ミノウラ-バイクタワー （17,756円）
最大4台の自転車を安全に収納
最大4台の自転車を収納できます。先端にはゴムカップが付いており、天井も床も傷つけません。天井側のゴムカップにはスプリングが内蔵されており、複数の自転車を収納してもしっかりと安定しています。複数台の自転車を安全に収納したい方におすすめです。
さまざまな自転車のフレームデザインに合わせて、角度とフックの間隔が調節可能。それぞれのパーツが軽く小さいため、組み立てや設置も簡単です。フレームの異なるお気に入りの自転車を、一緒に収納したい方におすすめです。
Avilight-ツッパリ自転車ラック （17,656円）
2本の突っ張りで支える安定性に優れたラック
2本の突っ張りで支えるため、安定性に優れています。また、ポール部分が細いため、部屋においても目立ちにくくインテリアとしても最適です。安定した作りの突っ張りラックを探している方におすすめですよ。
最大2台の自転車を収納できます。上段の耐荷重は15kg、下段は20kgとなっています。上段下段の位置や高さ、ラックの幅も調節可能なので、どこにでも設置可能。設置スペースやコーディネートに合わせて、ラックを調節したい方におすすめです。
キャップ-ツッパリ君BIKEラック （17,170円）
アームの角度と幅が調節可能でさまざまなフレームをしっかり固定
2台の自転車を収納可能。最大積載重量30kgとなっており、重い自転車もしっかりと固定します。また突っ張りタイプなので壁を傷つけません。壁に穴をあけることなく、自転車を収納したい方におすすめです。
アーム部分は角度や幅の調整ができ、さまざまなフレームの自転車に対応。またフレームを載せる部分には傷がつかないよう、保護パットがついています。角度調節で自由に自転車を設置したい方におすすめです。
山善-突っ張り 自転車スタンド （12,144円）
S字フックがかけられるパネルつきでアクセサリーも収納可能
省スペースで保管できる突っ張りスタンドで、天井に穴を開けずともしっかりと固定できます。最大2台の自転車を保管することが可能です。2本のポールで安全に支えるため、転倒しないか不安な方にもおすすめですよ。
フック位置は調節可能なため、自由な高さに自転車を設置できます。また、S字フックがかけられるパネルがついており、ヘルメットやグローブなどのアクセサリー類も保管可能。すっきり保管したい方におすすめです。
スタンドタイプでおすすめの壁掛け自転車
ミノウラ-自転車 ディスプレイスタンド （3,183円）
シンプルで屋内屋外問わず設置可能
設置が簡単なスタンドタイプは、どこにでも自転車を収納できますよ。見た目もシンプルで、屋内だけでなく屋外でも簡単に設置が可能。壁を傷つける心配がないため、賃貸物件にお住まいの方にもおすすめです。
最大耐荷重は30kgで、ロードバイクなどの重量のある自転車もしっかり固定します。また少ない力で取り付け取り外しが可能なため、頻繁に自転車を利用する方に便利です。簡単に設置したい人におすすめですよ。
イベラ-アジャスタブルバイシクルハンガースタンド 2台掛けタイプ （9,881円）
ラバー付き3本脚で安定性に優れ床も傷つけない
2台の自転車を収納できるスタンドタイプの自転車ラックで、3本の脚がしっかりと自転車を支えます。脚にはラバーがついているため、床の傷を防ぎます。壁や床に傷をつけず自転車を収納したい方におすすめですよ。
ホイール部分は簡単に調節可能でさまざまなフレームをしっかり支えます。またフレームを支える部分にはパットが入っており、お気に入りの自転車を傷から守ります。インテリアにもなじむデザインで、シンプルに保管したい方におすすめですよ。
CXWXC-自転車 メンテナンススタンド （7,980円）
コンパクトに収納できてメンテナンス時にも最適
平坦でない床面でも、3点脚で支えるため安定して設置可能です。丈夫なスチール製で、重い自転車もしっかり支えます。また使わない時は折りたたんでおけるため、邪魔になりません。コンパクトに設置したい方におすすめですよ。
ディスプレイ用だけでなく、メンテナンス用にも最適です。クイックレバーで高さを簡単に調節できるだけでなく、角度も360度調節可能。フレームを支える部分は樹脂加工が施され、傷つけることなくしっかり固定します。楽な姿勢でメンテナンスを行いたい方におすすめです。
GORIX- 自転車 スタンド （3,999円）
縦置き横置き掛置きの3タイプで設置可能
設置場所やスペースに合わせて、3タイプの置き方ができます。省スペースでの設置が可能な縦置き、簡単に取り外しができる横置き、そしてメンテナンス時に最適な掛置きが可能。自由な置き方で収納したい方におすすめですよ。
22インチから29インチまで設置可能で、タイヤ幅は最大6センチまで対応しています。また高さは伸縮可能です。フックには保護ラバーが付いているため自転車を傷つけません。さまざまなフレームに対応したラックを探している方におすすめです。
壁掛け自転車を自作してもっとお得に設置できる？
代用品として使えるフックなら100均でも購入できる
壁掛け自転車は、100均で売っているカー用フックなどでも代用可能です。100均のフックを選ぶときは、素材の強度に注意しましょう。また自転車の重量も考慮する必要があります。設置してみてフックが割れていないか、しっかり固定されているかを確認し適切に利用しましょう。
こだわり派ならホームセンターで材料を揃えてDIYする方法も
部屋のスペースに合った壁掛け自転車が欲しい場合は、自作する方法があります。ホームセンターでは、フックやパイプなどの材料を豊富に取り揃えています。自転車を支えるために必要な強度や素材を考慮し、こだわりのスタンドを自作しましょう。
まとめ
壁掛け自転車でおしゃれに自転車を保管しよう
壁掛け自転車は、劣化や盗難を防ぎ大切な自転車を長く愛用することができます。設置スペースによっては日常生活のストレスになることがあるため、位置や場所には考慮して壁掛け自転車を活用しましょう。壁に掛けることで部屋をおしゃれに演出できる壁掛け自転車で、部屋の中でも自転車を楽しんでくださいね。
