おすすめのテントサウナ人気比較ランキング!【モビバ・モルジュも】

最近はサウナがブームとなっており、定期的にサウナに通う方も少なくありません。サウナにはストレス解消や免疫力アップなど良い点が多くあり、ととのうと表現されることもありますね。一般的にサウナはサウナ施設で楽しむものですが、持ち運んで好きな場所でサウナを楽しむためのアイテムがテントサウナです。キャンプ場など自然の中で楽しむサウナは特に注目されています。

テントサウナは、最近のサウナブームも追い風になり、どんどんアイテムが増えています。もともとはサウナ発祥の国フィンランドのブランドSAVOTTAや、サウナが盛んなロシアのMORZHなどの海外製が主流でしたが、AMBERなどの国産ブランドの人気も高まっています。豊富な選択肢の中からどうやって選べば良いのか、悩んでしまいますよね。

そこで今回はテントサウナの選び方を詳しく解説し、おすすめのテントサウナを人気比較ランキング形式で紹介します。この順位はテントサウナを選ぶ際に特に重要な次の3点を比較検討して決定しています。

  • ストーブの能力はどうか
  • 使いやすさはどうか
  • 快適性や満足感が得られるか

また、「テントサウナの設置場所は?」「テントサウナの注意点は?」などの気になる疑問にもお答えします。

テントサウナの特徴

持ち運びができて好きな場所でサウナが楽しめる

テントサウナは持ち運びができるアイテムです。テントと熱源となるストーブから成り立っており、組み合わせることでテントサウナになります。ストーブによっては火を使うため火気厳禁の場所など設置できない場所があるものの、キャンプ場などアウトドアな自然の中でサウナを楽しむことが可能。また、自宅の庭やベランダなどに設置できるテントサウナもありますよ。このように、サウナ施設に通わずに自分で好きな場所を選んでサウナを楽しめるのが、テントサウナの特徴であり醍醐味でもあります。

完全プライベートで自分好みの空間に

テントサウナはプライベート空間を確保することができます。サウナ施設では他のお客さんが気になってしまう方もいるのではないでしょうか。テントサウナであれば、一人で楽しんだり、気心の知れた友人と楽しんだり、充実したプライベート時間を過ごせるでしょう。また、他の人に気を遣う必要がないため、サウナ内の温度や匂いなども自由に調節することができます。自分好みのサウナを楽しむことで、リラックス効果を高め、よりストレス解消することも期待できますね。

テントサウナの種類

薪ストーブ式

薪の香りや火の揺らぎによる癒し効果と高温が楽しめる

テントサウナの種類の一つが、薪を燃やして熱源にする薪ストーブ式です。その名の通り、薪を燃やして生じた火が熱源となり、テント内を効率的に温めます。薪が必須なため準備物が増える手間や、火を扱うリスクもありますが、テント内に薪の香りが立ち、パチパチと薪が燃える音は雰囲気を高めてくれますよ。火の揺らぎを眺めながら、癒し効果の高いサウナを楽しむことができます。

薪ストーブ式は高温になりやすいため、短時間でしっかり汗をかきたいという方におすすめ。一般的なサウナ施設の室温は90度程度に設定されていますが、テントサウナでも薪ストーブ式であれば、十分同じレベルの室温環境を作ることができます。特に対流式の薪ストーブなど、種類によっては室温が120度まで上がるものも。サウナはやっぱり高温でないとと思う方には、薪ストーブ式がおすすめです。

電気ストーブ式

スイッチ一つで温度調節できる手軽さと安全性の高さが特徴

電気ストーブ式のテントサウナは、電気によりストーブを温めて熱源とする形式です。電源が必要ですが、家庭用電源では電圧不足になるストーブもあるため、必要電圧のチェックは必須。不足する場合はコンセントの電圧を上げる電気工事を行うことで対応できるようになります。電気ストーブ式のテントサウナは、スイッチ一つでオンオフができ、温度調節も可能。火起こしなどの準備が必要ない点や、メンテナンスの手間が少ない点は大きなメリットです。

電気ストーブ式のテントサウナは、火を使わないため一酸化炭素中毒のリスクがありません。この安全性の高さは電気ストーブ式の大きな特徴ですね。ただし、電気ストーブ式は火力の強い薪ストーブに比べて温度が上がりにくく、室温が80度程度までのやや低めになることが一般的です。この温度でも十分という方や、じっくり長くサウナを楽しみたいという方にはおすすめです。

テントサウナの設置場所

キャンプ場や川辺

大自然の中で抜群の解放感を楽しめる

テントサウナの設置場所として、注目されている場所の一つがキャンプ場や川辺などの自然環境の中です。キャンプ場や川辺などにテントサウナを設置し汗をかいたあと、清流を水風呂代わりにし、自然の中で休めば、抜群の解放感を楽しめます。いつものサウナ以上のリラックス効果やストレス解消を味わえるでしょう。自然の中でのととのい体験は、持ち運びのできるテントサウナならではの楽しみ方です。

禁止されていない場所か確認が必要

テントサウナはどこにでも設置できるわけではありません。特に薪ストーブ式のテントサウナは火をおこすため、火気厳禁の場所では使用ができません。また、サウナの後の水風呂代わりに川に入ろうと思う場合には、その川が遊泳禁止でないことを確認しなければなりません。キャンプ場によっては、ルールとしてテントサウナを禁止している場合もあります。テントサウナの設置場所は、事前に禁止されていない場所であることを確認しましょう。

自宅の庭やベランダ

思い立った時すぐにサウナを楽しめる

テントサウナには、自宅の庭やベランダに設置できるものもあります。サウナに行きたいなと思っても、外出する準備を整えなければならないとなると腰が重くなってしまうこともありますよね。しかし、自宅であれば思い立った時に周りの目を気にすることなく、サウナを楽しむことができます。自分で準備や片づけをしなければならない手間はありますが、サウナに通うよりも気楽で良いと思う方には、自宅でのテントサウナもおすすめです。

煙が出るストーブでは周りの家への配慮が必要

自宅の庭やベランダにテントサウナを設置する際には、気を付けるべきことがあります。薪ストーブ式のテントサウナでは煙突から煙が出ます。この煙は周りの家を驚かせたり、不快な思いをさせたりするケースも。事前にお伝えしておくなど配慮をした上でテントサウナを楽しみましょう。また、自宅が住宅密集地やマンションなどであれば、煙の出ない電気ストーブ式のテントサウナを検討してみることをおすすめします。

テントサウナの選び方

サイズで選ぶ

個人で楽しむなら定員1人から2人サイズ

テントサウナを個人で楽しむのであれば、もともと定員1人から2人用の小さめサイズのテントサウナを用意することをおすすめします。大人数用のものを個人で使うことは、荷物が多くなったり、設営が大変になったりとあまりメリットがありません。ブランドによって定員1人あたりのサイズは異なりますが、定員1人から2人用なら畳2枚分程度で済みますよ。

グループで使いたいなら定員4人以上のサイズ

テントサウナをグループで使うのであれば、定員4人以上のサイズがおすすめです。定員4人から6人用となると、畳4枚分程度の広さです。テントサウナを定員以上の人数で使用すると、熱源が近くなり、やけどのリスクを高めてしまうことも。大人数で使用することが想定される場合は、より余裕のあるサイズを選んでおくと安心です。

テントの設営方法で選ぶ

初心者や一人で設置するならポップアップ式テント

最近のテントサウナには、ポップアップ式テントが使われることも多いです。ポップアップ式テントは広げるだけで自立するなど、短時間で簡単に設営可能。力が必要な場面もありません。ポップアップ式テントでは強度が心配という方もいるかもしれませんが、テントサウナ用として作られているテントであれば、幕の強度は確保されています。強風時などの使用は避けるべきですが、テントに慣れない方や一人で設置するなら、ポップアップ式テントがおすすめです。

キャンプ慣れしているならポール式テント

テントサウナのテントには、一般的なキャンプに使われるようなポール式のタイプもあります。ポップアップ式テントに比べれば設営に時間がかかり、一人で設置することが難しい場合もありますが、テントの強度や耐久性ではポール式が勝ります。キャンプ慣れしていてポール式テントの設営に抵抗のない方なら、よりしっかりしたテントでサウナを楽しむことも良いでしょう。

アイテム内容で選ぶ

すぐにサウナをしたいならテントとストーブ・薪なども入ったセット

これからテントサウナに挑戦しようと思う方におすすめなのが、必要なものがすべてセットになったアイテムです。テントと薪ストーブがセットになったものはよく見られますが、これだけでテントサウナができるわけではありません。薪やサウナストーン、一酸化炭素チェッカーなど事前に準備するべきアイテムがいくつかあります。何を準備したら良いのかわからないという方は、まずはセット商品をチェックしてみましょう。

ロウリュを楽しみたいならロウリュ対応のストーブ

サウナ好きの方の中には、サウナといえばロウリュという方もいますよね。テントサウナでもロウリュを楽しめるものがあります。ロウリュができるかどうかは、そのストーブ次第。テントサウナでセルフロウリュを楽しみたい方は、ロウリュ対応のストーブを選びましょう。中には、電気式のロウリュ対応ストーブもありますが、電気式は水に弱いため、何度もロウリュを繰り返しているとストーブが傷むことも。思う存分セルフロウリュをしたいという方は、ロウリュ対応の薪ストーブがおすすめです。

温度で選ぶ

高温サウナを楽しみたいなら薪ストーブ

高温のサウナが良い方は薪ストーブ式のテントサウナがおすすめ。火そのものの熱が熱源となるため、薪ストーブ式は温度が上がりやすいです。実際の室温は使用するテントの断熱性などでも変わりますが、テントと薪ストーブがセット販売されているアイテムでは、使用時の想定温度が記載されているものも多いです。高温サウナを楽しみたい方は想定温度を確認して、高温が叶う薪ストーブ式テントサウナを選ぶと良いでしょう。

低めの温度でゆっくり温まるならスチームサウナ

テントサウナの中にはスチームサウナを楽しむことのできるアイテムもあります。スチームサウナは室温が40度から60度程度と低く、湿度が高くなっています。高温のサウナ同様に血行を促進し、ストレス解消の効果もありますが、さらにお肌や髪の毛をしっとりさせるなど美容面での効果も期待できますよ。高温のサウナに短時間入るよりも、低めの温度でゆっくり温まる方が好みという方はスチームサウナ対応のアイテムがおすすめです。

テントサウナのおすすめブランド・メーカー

Mobiba(モビバ)

サウナが盛んなロシアのテントサウナトップブランド

2005年に誕生し、ロシア国内ではテントサウナトップブランドの一つとして知られています。軍や政府が災害支援の際に使用する遠征用モバイルテントに始まり、現在では世界各国に持ち運びのできるテントサウナを展開しています。テントの強度には定評があり、スイング式のドアなどMobibaならではのデザインも人気。最近のMobiba製アイテムの中では、テントもストーブもすべてバックパックに収納して持ち運べるバックパックサウナが特に注目されています。

MORZH(モルジュ)

ロシアの寒さに負けない熱さを追求したテントサウナを展開

MORZHはまだ出来て数年と比較的新しいロシアのテントサウナブランドです。マイナス20度以下の環境でも熱いサウナに入ることを目指してテントサウナを作っており、高温テントサウナといえばMORZHと言われるほど。その熱さに対する思いに共感するサウナファンも少なくありません。MORZHのテントサウナは、断熱性に優れたテントと燃焼効率の高い薪ストーブから成り立ち、120度の高温も実現します。

SAVOTTA (サヴォッタ)

サウナ発祥の国フィンランドのアウトドアブランド

SAVOTTAはサウナ発祥の国と言われるフィンランドのアウトドアブランドです。テントサウナを一般向けに初めて商品化したのはSAVOTTAとも言われています。SAVOTTAはもともと軍や警察など特殊環境下で活動するプロ向け装備を製造してきたブランド。現在展開するテントサウナのアイテムも、軍の装備品と同じ材料、同じ製法で作られており、その丈夫さには定評があります。また、やや低めの温度でゆっくり仲間と語り合ったり、ロウリュを楽しんだりするフィンランドのサウナ文化が楽しめるアイテムが揃っています。

AMBER (アンバー)

クラウドファンディングで集めた資金をもとに開発した国産テントサウナが人気

AMBERは山口県のアウトドアブランドです。クラウドファンディングで集めた資金をもとに、より気軽にアウトドアサウナを楽しめるようにしたいという思いで、テントサウナtotonoiを開発。国産の安定した品質とコスパの良さに高い評価を得ています。取り扱うアイテムはテントサウナだけなく、一酸化炭素チェッカーやサウナストーン、サウナハットなどサウナ関連アイテムが豊富にラインナップされていますよ。現在はさらに進化したテントサウナtotonoi2が注目されています。

MGC

これからサウナを始めたい方におすすめのセットが揃う

MGCは様々なアウトドアグッズやキッチングッズ、子供用品なども扱うブランド。テントサウナは中心商品の一つであり、5つのサイズ展開があります。さらに、レギュラーサイズのテントサウナには12色のカラーのバリエーションがあり、自分好みのテントを選ぶ楽しみがありますね。また、サ活始めるセットとしてテントと薪ストーブだけでなく、薪やサウナストーンの付属品もセットになったアイテムを販売しており、初心者にもおすすめのブランドです。

おすすめ&人気のテントサウナランキング

薪ストーブでおすすめのテントサウナ

MORZH-テントサウナ (216,200円)

マイナス20度の環境でも高温サウナを実現する

薪ストーブは非常に熱効率が高く、少ない薪でしっかり室温が上がります。ストーブの内部は、薪が燃焼する部屋と煙突との間にもう一つ部屋がある二部屋構造。雨が煙突から入っても手前の燃焼している部屋には入らず、火が弱まりにくいメリットがあります。またテントは、高密度の幕の内部に断熱材が入った3層式のキルティング構造になっており、内部の熱を逃さず外気の影響も受けにくい高い断熱性が特徴です。

テントはポール2本で自立するシンプル構造。ポール式のため設営にやや時間がかかるものの、テントの設営に慣れていない方でも簡単に立てられます。また、テントの耐久性の高さには定評があり、長く使えるテントですよ。サイド2面は大きな窓になっており、景観を楽しみながらのサウナも可能。季節を問わず、自然の中で熱いサウナを楽しみたい方に一押しのテントサウナです。

SAVOTTA-サウナテント HIISI4(ヒイシ 4) (128,000円)

大自然の中でフィンランド式のサウナを楽しめる

ストーブはスチール製の薪ストーブです。室温は高温になりすぎず、80度程度までとやや低め。しかしその分、本場フィンランドのように、サウナ内でゆっくりグループでの会話を楽しむこともできますね。ストーンラックを設置し、サウナストーンをセットすれば、フィンランドサウナに欠かせないロウリュをすることも可能。フィンランド式のサウナをしたい方におすすめのテントサウナです。

テントはドーム型の八角形でおしゃれな印象。キャンプで使用するテントによくあるポール式のため、テント設営に慣れた方なら苦労せず設営できます。また、テントやポール、ペグなどはひとまとめにしてバックパックに収納できるため、持ち運びや収納面に優れています。

AMBER-サウナテント totonoi2 (140,360円)

これからテントを始める方もサウナファンも満足できるテントサウナ

ストーブは国内ブランドホンマ製作所別注の最高温度125度を実現する薪ストーブです。薪をくべてから15分程度で熱々のサウナが完成します。ロウリュにも対応しているのが嬉しいですね。さらに、テントの幕には3層キルト生地が使用され、高い断熱性があるため、真冬の寒冷地でも使用できるテントサウナです。

テントはポップアップ式で、5ヶ所のリングを引っ張るだけなので女性でも簡単に設営ができます。キャンプ慣れしておらずテントの設営に不安がある方におすすめです。また、海外ブランドに比べ安価ながら機能性は十分。安心の国内ブランド製品が良いという方、コストパフォーマンスの良いものを求める方にもおすすめできるテントサウナです。

電気ストーブでおすすめのテントサウナ

villagezakka-自宅でととのう おうちDEサウナ (81,800円)

家庭用電源でロウリュまで楽しめる電気ストーブ式サウナ

100ボルトの家庭用電源で使用できる電気ストーブが熱源のテントサウナです。家庭用電源を使った電気ストーブ式ながら、サウナ内は80度から95度の高温まで達します。火起こしなどの準備も必要なく、一般的なサウナ施設と同程度の環境が自宅で手軽に再現できますね。

その名の通り、自宅で使うことを前提として作られた、一人用のテントサウナです。コンパクトサイズで火を使わず煙も出ないため、マンションのベランダなどでの使用も可能。テントの設営もポップアップ式で簡単です。なかなかサウナまで足を運べないという方が、自宅での隙間時間にサウナを楽しめるアイテムです。

ホームサウナSPA-ホームサウナSPA(49,800円)

室内で使用できる遠赤外線サウナ

4つの遠赤外線パネルとフットヒーターを温めて熱源とする電気式のテントサウナです。100ボルトの家庭用電源で対応可能。電気用品安全法で定められたPSEマークを取得しており、安全性にも配慮されています。サウナ内の温度は45度から65度と低めですが、遠赤外線の効果で体を芯から温めて発汗を促してくれますよ。

半畳程度のコンパクトなサイズ感で組み立ても1分でできる程度と、手軽に自宅でサウナを楽しむたい方におすすめ。他に用意するものがないので思い立った時にすぐに始められます。テントから顔を出して体のみ温める仕様のため、テレビを見ながら楽しめたり、髪の痛みを防げたりするメリットもありますよ。

一人用でおすすめのテントサウナ

Mobiba-バックパックサウナ (86,781円)

薪ストーブのスチームサウナをバックパックに収まるコンパクト設計で実現

熱源は薪ストーブですが、薪を燃やしウォータータンクの水を沸騰させることで発生するスチームで発汗を促すスチームサウナです。スチームサウナは温度がやや低く、お肌や髪を潤す美容効果も期待されます。ウォータータンクの水は最大9リットル。サウナ後には水風呂でなく、このお湯をぬるま湯に調整するなどして身体を徐々に冷やすこともできます。

このアイテムの一番の特徴は、総重量約13キロでバックパックにすべて収まるコンパクトさです。ストーブまで背負って運べるため、車で乗り入れができないところでもサウナを楽しめますよ。また、窓がついており、美しい景色を眺めながらのテントサウナも可能。一人で様々なフィールドに出かけて景色を楽しむサウナがしたいという方におすすめのアイテムです。

MGC-ソロサ活セット (99,800円)

一人でテントサウナを始めたい方におすすめの必要なものがすべて揃うセット

ポップアップ式テントとコンパクト薪ストーブ、薪やサウナストーン、一酸化炭素チェッカーや消火剤までついたすぐに始められるおひとり様用テントサウナセットです。熱源となる薪ストーブは持ち運びにも配慮したコンパクトサイズながら、外気温20度から25度でサウナ内を80度から100度まで上げる能力を持ち、機能性は十分。ロウリュもできます。

テントはバックパックに収納でき、重量も約5キロと比較的軽く、持ち運びが楽な仕様になっています。女性でも背負えるレベルの重さですよ。また、付属品などもついて10万円を切る価格は、他のブランドと比べても非常にリーズナブルな設定です。テントサウナがどういうものなのか、一人でやってみたいと思った際にまずおすすめできるアイテムです。

SEKIU-テントサウナセット (99,990円)

室内使用もできるハーブスチームサウナ

一人用のコンパクトなテント、スチーマー、ハーブがセットになったアイテムです。熱源は家庭用電源100ボルトで使用できる炊飯器のような形状の蒸気スチーマー。水1リットルとハーブを入れたスチーマーで30分程度テント内を加熱、蒸気が出てきたらその後10分から20分程度入って蒸すという方法でハーブスチームサウナを楽しみます。室温は30度程度ですが、高い湿度によって緩やかに発汗が促されます。

このアイテムは一般社団法人予防医療研究協会による予防医療認定製品。ハーブを使うことで、血行促進やリラックス効果、ストレス解消などにより高い効果が期待できます。また、スチームには美肌効果もあるため、美容のために使うこともおすすめですよ。テント内の温度が高くなりすぎず、コンパクトなテント内ですべて完結するため、室内での使用が可能。空いた時間に自宅で健康維持や美容のために使ってみたいという女性のニーズにも応えてくれるアイテムです。

テントサウナのやり方

テントサウナはまずテントとストーブをそれぞれ組み立てるところから始めます。ストーブの煙突をテントから出す形で組み合わせ、安定する平坦な場所に置きます。テントとストーブの設置場所が決まったら、テントが不安定にならないように固定し、通気口をしっかり開けるなど安全に設置できているかを確認。ストーブに着火する前に必ず一酸化炭素チェッカーを設置します。その後着火し、10分から15分程度は火の様子を見て、異常なく温度が上がればサウナを始めましょう。サウナを楽しんだ後はストーブが冷めたことを確認し、安全に撤収します。

テントサウナを購入・またはレンタルする

自宅で受け取り出来るレンタルサービスを利用

テントサウナを購入するには少なくとも10万円は見積もる必要があり、非常に高い買い物です。まずはレンタルで試してみるという方法もありますよ。テントサウナのレンタルサービスは様々あり、ネットで検索するとすぐに見つかります。ウェブサイトからネット予約をし自宅受け取りとすると、指定の配送日時に自宅に届きます。届いたテントサウナは、希望の場所に持参して使用し、使い終わったら期日までに返送。取り扱うテントサウナの種類や値段などはサイトにより様々ですが、レンタルであれば使い比べてお気に入りのアイテムを探してみることもできます。

テントサウナをレンタルしているキャンプ場を利用

テントサウナのレンタルサービスは、キャンプ場で行っているケースもあります。この場合はキャンプ場の予約サイトから予約できることが多いです。キャンプ場でのレンタルを利用する場合、荷物が非常に少なく済むというメリットもありますよ。また、テントサウナをレンタルしているキャンプ場は、テントサウナができるキャンプ場ではありますが、使えるエリアが決まっているケースもあります。レンタルの際に使用可能エリアの確認もしておくと良いでしょう。

テントサウナに適した服装

水着やTシャツなど出来る限り薄着で行うのがベスト

テントサウナはなるべく薄着で行うのがおすすめです。あまり布面積の大きな衣服は、サウナの熱を感じにくく、効果を下げてしまいます。また、サウナのあと水風呂や川に入ってクールダウンをする際には、濡れた衣服が必要以上に熱を奪います。そのため、水着は水に入るのにも問題がなく、テントサウナに適した服装と言えるでしょう。しかし、女性の中には水着だけでは抵抗のある方もいますよね。その場合はヨガウエアなど、吸水性や速乾性の高いTシャツを上から着ておくことがおすすめです。

テントサウナを設営する際の注意点

自然の中で薪ストーブ式のテントサウナを設営する場合、火気使用ができることが必要です。またその場所は、荷物の運搬などを考えると近くまで車で乗り入れできると良いですね。さらに、テントサウナを楽しんだ後に川や湖を水風呂代わりにしたいと考えるのであれば、川や湖のそばにテントを張れる平坦な場所があるかどうかも大切。その川や湖が遊泳可能か、増水する危険性がないかは必ず事前に確認しましょう。

一度設置すると移動できないため場所選びは慎重に

テントサウナをどこに設置するか、場所選びは慎重に行いましょう。特に薪ストーブ式のテントサウナでは、一度火をつけたら消した後ストーブがしっかり冷めるまで移動できません。設置場所は火事のリスクがないか、テントが安定する場所かの確認が必須です。また、テントサウナは設営から撤収まで数時間かかることもあり、途中で天候が変わることも。急な川の増水があった場合でも問題ない場所か、落石などに巻き込まれる可能性がないかなど、さまざまな可能性を考慮して場所選びをしましょう。

気を付けるべきテントサウナで起こりうる事故

通年注意すべき事故

やけど一酸化炭素中毒強風による転倒
特徴ストーブへの接触換気不足テントの固定不足
注意点適切な距離をとり、軍手や耐熱グローブを使う一酸化炭素チェッカーを使用するペグでテントをしっかり固定しておく

テントサウナは完全に安全なものではありません。特に薪ストーブ式の場合、火を使うことに伴うリスクが常にあります。熱源のストーブはかなりの高温になり、接触してしまったらやけどは免れません。定員以上の人数でのテントサウナの使用は、ストーブへの距離が近くなるなどリスクが高まるので避けましょう。ストーブは消火した後も冷めるまでに時間がかかるため、軍手や耐熱グローブを使うことをお忘れなく。

また、命にかかわる危険な事故が一酸化炭素中毒です。避けるためになにより重要なことは換気です。しかし、十分な換気ができているかどうかは判断がつきにくいため、一酸化炭素チェッカーを使用して確認しましょう。さらに、強風による転倒も注意しなければならない事故の一つ。テントをきちんと固定していないと、急な突風などにあおられて転倒し、ストーブとテントが接触して火災に繋がってしまう可能性もあります。設営時には無風でもサウナをしている途中で天候が変わることもあるため、設営時はペグをしっかり留めることを習慣にすると安心です。

特に注意が必要な冬場の事故

落雪換気口の詰まり心臓麻痺
特徴雪の重みによるテント崩落換気不足冷たすぎる水風呂
注意点雪の積もった木などの近くを避ける定期的に換気口の状態を確認する水温を確認し、体に掛ける程度にする

冬の寒い環境の中で熱いサウナに入ることは、テントサウナの楽しみの一つですね。しかし、冬場ならではの事故もあるため、注意が必要です。まず、雪の多い場所では落雪によりテントが壊れる事故が起こるリスクがあります。設営するテントの周囲に、落雪しそうな木などがないか事前に確認しましょう。また同じく雪の影響では、換気口が詰まってしまう事故も考えられます。テントサウナの換気口が詰まってしまうと、一酸化炭素中毒のリスクが上昇します。あらかじめ雪をどけておくことはもちろん、使用中も時々確認し、一酸化炭素チェッカーを使用することなどで対応しましょう。さらに冬場のテントサウナで注意が必要な事故が心臓麻痺です。熱いサウナの後、冷えた川の水を水風呂代わりに使用すると、急激な温度変化による心臓麻痺のリスクが高まります。冬場の川の水は、通常の水風呂の水温よりかなり低いため、しっかり入らず身体に水を掛けて冷やす程度がおすすめです。

まとめ

テントサウナは目的に合ったものを選んで楽しもう

テントサウナはサウナ施設に行かずに、好きな場所でサウナが楽しめるアイテムです。特にキャンプ場などアウトドア環境でのテントサウナは、自然の癒し効果と抜群の解放感で日頃のストレスから解消される特別な体験になりますよ。また、周りの目を気にせずにサウナを楽しみたい方には、自宅で一人で楽しめるテントサウナもあります。さらにテントサウナは、薪ストーブ式や電気式、スチーム式などのバリエーションも豊富。テントサウナは、どんなサウナを、どのような場所で、誰と楽しむのかを考えてアイテム選びをすると良いですね。ぜひ自分好みのテントサウナを選んで、サ活をより楽しみましょう。

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