GoProの撮影をより快適にするために欠かせないmicroSDカード。どのカードを選べばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。GoPro用のmicroSDカードはポイントを押さえてスペックをしっかり確認すれば、撮影時だけでなくPCへのバックアップの時もストレスなく使うことができます。
microSDカードの有名どころとして、海外メーカーでは王道のサンディスクや韓国メーカーのサムスンなどがあります。国内メーカーでは、PC周辺機器を販売するエレコムや東芝の技術を引き継いだキオクシアが人気です。また、コスパに定評があるトランセンドやギガストーンなども押さえておきたいところです。
そこで今回はGoPro向けのmicroSDカードの選び方を選び方を解説し、おすすめの人気microSDカードをランキング形式でご紹介します。順位は、選ぶ際に重要なポイントとなる下記3点を押さえて比較して決定しました。
- 容量がじゅうぶんあるか
- 転送速度に不足はないか
- 動作の安定性や耐久性が信頼できるか
また「GoProで使うmicroSDカードの必要スペックとは」「microSDカードのフォーマットってなに」という疑問にもお答えします。
GoProはSDカードなしで撮影できる?
GoProには内蔵メモリがないためSDカードの用意が必須
GoProは撮影専用カメラであり、内蔵メモリが搭載されていません。そのため、データ保存を行うSDカードの用意が必要になります。また、使用するSDカードについてもスペックの条件があるため、選ぶ際は先に必要条件をしっかりと確認するようにしましょう。
GoProに適したSDカードとは
GoProに使えるのはSDカードよりも小さいmicroSDカードのみ
GoProに使用できるのはSDカードの中でも一番小型なmicroSDカードのみとなります。通常サイズのSDカードはGoProのスロットに入りません。また、動画編集などでデータをパソコンに取り込む場合、別途でSD変換アダプタも必要になります。バックアップや編集でデータ移行を行うことも考えている方は変換アダプタも事前に用意しておきましょう。
動画撮影におけるSDカードの性能はスピードクラスで表される
スピードクラスとはデータ書き込みにおける最低保証速度のことを指す
GoPro用のmicroSDカードを選ぶ上でもう一つ重要なポイントがあります。それがスピードクラスです。スピードクラスとは、SDアソシエーションという規格標準化団体が定めた速度規格のこと。データの書き込みにおける最低保証速度を表しており、大きくは下記の3種類が業界指針として存在しています。
- ビデオスピードクラスV6・V10・V30・V60・V90
- UHSスピードクラス1・3
- スピードクラス2・4・6・10
基本的にランクが上がるほど高性能になり、保証最低速度は速くなる傾向にあります。また、各規格の中では数字が大きくなるほど速くなる傾向にあります。
GoProの機種によって推奨されるスピードクラスが異なる
GoProの各機種には推奨されるスピードクラスがあります。条件に当てはまっていないと最悪録画すらできない可能性もありますので、購入の際は十分に注意しましょう。例えば、HERO12 Blackなどの機種はビデオスピードクラスV30、またはUHSスピードクラス3以上のスペックを推奨しています。一方で、数年前に発売したHERO9などの機種はスピードクラス10、またはUHSスピードクラス1以上のスペックであることが推奨されています。基本的に近年発売している機種はビデオスピードクラスV30、数年前の機種はスピードクラス10という形で見分けましょう。
GoPro向けmicroSDカードの種類
microSD
初期のGoProに最適な2GB以下のカード
microSDは2GB以下までのデータを保存できる一番容量が少ないモデル。例えば2GBモデルの場合、約2,000万画素の写真については約200枚の保存が可能で、4Kの動画については約3分ほど録画することが可能です。幅広い機種に互換性があるのが特徴で、microSD対応の機器だけでなく、4GB以上32GB以下のmicroSDHCや64GB以上2TB以下のmicroSDXCに対応している機器にも使用できます。
数年前の古いカメラなどに互換性があるモデルで、さらに容量も小さいため、近年ではあまり見ることがなくなりました。近年発売されたGoProでもほとんど対応していません。しかし、初期に発売されたスタンダードデフィニションHEROに対応しています。初期のGoPro用にmicroSDカードを購入したい方向けのモデルです。
microSDHC
2010年代前半頃のHERO2014やHD HERO2に適する4GB以上32GB以下のカード
microSDHCは4GB以上32GB以下のデータを保存できるモデル。FAT32というファイルシステムを採用することで、microSDよりも大容量データを保存できるようになりました。例えば32GBモデルの場合、約2,000万画素の写真については約3,000枚以上の保存が可能で、4Kの動画については約30分ほど録画することが可能です。値段も安く、程よく容量もあるため、カメラやスマートフォンなど幅広い機種で人気ですよ。
microSD対応の機種には使用できませんが、microSDHC対応の機種とmicroSDXC対応の機器に使用できます。GoProについては、近年発売された機種ではほとんど対応していないものの、HEROといった2014年までに発売された機種に互換性があります。HERO以前のユーザーで、新しくmicroSDカードを買い足したいという方におすすめです。
microSDXC
HERO10以降の機種に最適な64GB以上2TB以下のカード
microSDXCは64GB以上2TB以下までのデータを保存できる一番容量が大きいモデル。exFATというファイルシステムを採用することで、microSDHCよりもさらに大容量データを保存できるようになりました。例えば64GBモデルの場合、約2,000万画素の写真については約6,000枚以上の保存が可能で、4Kの動画については約1時間ほど録画することが可能です。
HERO10以降に発売されたGoProに互換性があり、GoProにおける現在の主流microSDカード言えるでしょう。データの読み書き速度も高速化されており、長時間の動画だけでなく鮮明な4K映像まで円滑に保存することができます。ただし、microSD対応機種とmicroSDHC対応機種には使用できないので注意しましょう。必ずHERO10以降の機種であるかを確認してから、購入してくださいね。
GoPro向けmicroSDカードの選び方
撮影時間で選ぶ
4Kで1時間未満の短い動画を撮るなら64GB以下のものでじゅうぶん
録画可能時間は解像度やビットレートの設定によって変わりますが、64GBのmicroSDカードの場合は4Kの高ビットレートで約1時間となります。そのため、1時間未満の短い動画を撮るなら64GBでじゅうぶんでしょう。また、価格も安価なため、撮影シーンごとにmicroSDカードを分けたり、紛失対策のために64GBのmicroSDカードを複数枚持っておくのもおすすめです。
4Kで合計3時間程度の動画を撮るなら128GBがちょうど良い
128GBのmicroSDカードの場合、4Kで高ビットレートの設定で2時間の録画が可能です。そして標準ビットレートに設定すれば、3時間半から4時間ほどの録画が可能になります。これだけあれば撮影データ量が増えても1枚で事足ります。さらに複数枚持てば、様々なシーンを大量に撮影したり、シーンや用途に分けて撮影することもできるでしょう。
4Kでトータル5時間分以上を記録するなら256GBから適合最大容量の512GBが安心
256GB以上のmicroSDカードであれば一度の撮影で4時間から5時間ほど録画が可能。さらに5Kといった超高画質映像までじゅうぶんに録画できます。また大容量モデルの場合、転送速度が読み書き共に高速なものがほとんどなため、PCへのデータ移行もスムーズ。価格は高価になりますが、1枚持っておくと、容量を気にすることもなくなり、安心して撮影することができます。長時間の撮影がしたい方や動画制作を行う方にもぴったりですよ。
速度で選ぶ
滞りなく動画を撮影するなら機種のスペックに合わせたスピードクラスのもの
HERO9以前の従来機種で撮影するならスピードクラス10以上
GoProの各機種には推奨されるスピードクラスがあります。条件に当てはまっていないと最悪録画すらできない可能性もあるため、購入の際は必ず確認しましょう。HERO9以前に発売された機種はスピードクラス10、もしくはUHSスピードクラス1以上のスペックが推奨されています。数年前にGoProを購入した方は今一度、機種の確認とmicroSDカードのスピードクラスの確認をしましょう。
HERO10以降の機種で撮影するならスピードクラスV30以上
HERO10以降に発売された機種はビデオスピードクラスV30、もしくはUHSスピードクラス3以上のスペックが推奨されています。128GB以上の大容量microSDカードは対応している場合がほとんどのため、あまり気にする必要はありません。しかし、使い勝手のいい64GBのmicroSDカードは非対応の場合も多くあります。対応しているmicroSDカードには表面にV30、もしくはU3と表記されているので、購入前に必ず確認しておきましょう。
パソコンへの取り込みを快適に行いたいなら読み取り速度が90MB/s以上のもの
読み取り速度は、microSDカードに録画した撮影データをパソコンなどに移行する際に大切な指標となります。速度が速いほど編集やバックアップのためのデータ移行をスムーズに行うことができます。販売メーカーや機種によって読み取り速度は違いますが、90MB/s以上であればじゅうぶん満足できるでしょう。GoPro推奨の表記はありませんが、バックアップや動画編集のためにデータ移行を頻繁に行う方はぜひこだわってみてください。
GoPro向けmicroSDカードのおすすめメーカー
サンディスク
容量も大きく品質も高い世界中で人気の王道メーカー
フラッシュメモリーを中心に製造や販売を行うブランドで、世界トップクラスのシェアを誇っています。GoProでも推奨microSDカードに分類されるなど品質は一級品です。また容量も32GBから2TBまで幅広く、さらにカメラからゲーム機まで使える互換性の高さも魅力。初心者から上級者まで高い人気を集めています。
サムスン
GoProとの互換性のいい人気機種を展開するメーカー
家電やスマートフォンなどの製造や販売を行うメーカーで、microSDカードも同様に展開しています。GoProでも推奨microSDカードに分類されており、世界的にも着実にユーザー数を増やしています。また互換性の高さだけでなく、256GBの大容量モデルなども豊富で価格も手頃。手軽な価格帯と使い勝手の良さから、動画編集を行うユーザーにも人気です。
ギガストーン
低価格で高品質な人気急上昇中メーカー
GoPro用やドラレコ用といった様々なSDカードの製造や販売を行う台湾メーカーです。価格が安価であるのはもとより、耐久力にも定評があります。マイナス25度から85度という厳しい環境下を想定した耐久試験も実施するなど、タフに使い倒せるモデルが揃っています。マリンスポーツやウィンタースポーツにも活躍するでしょう。
キオクシア
東芝から引き継いだ技術力が魅力のメーカー
東芝メモリーが分社化し、新しいブランドとしてスタートしたメーカーです。東芝時代の技術力は健在で、3次元フラッシュメモリBiCS FLASH技術により、大容量メモリを低価格で提供可能にしています。さらに、防水性や耐衝撃などの耐久テストも実施するなどタフさも魅力ですよ。
エレコム
安心のセキュリティ性能が魅力の信頼メーカー
PCの周辺機器の製造や販売を行うメーカーで、microSDカードも展開しています。セキュリティ性能の高さと充実したサポート体制が特徴で、安心感の高さが魅力。モデルによってはデータ復旧サービスも付属しており、データが破損した場合の保証もされています。あらゆる機種への互換性も高いため、安心感重視で選びたい方におすすめです。
おすすめ&人気のGoPro向けmicroSDカードランキング
複数枚持つのにおすすめな64GBのGoPro向けmicroSDカード
サンディスク-Extreme 64GB SDSQXA2-064G-GN6GN(1,299円)
快適な動作スピードが魅力の圧倒的人気モデル
読み出し速度は190MB/s、最大書き込み速度130MB/sと転送スピードは申し分なく、美しい4K映像も難なく撮影できる上位モデル。また耐久性にも優れており、耐衝撃性や耐温度も優秀です。GoProの推奨microSDカードでもあるため、互換性への安心感もありますね。
唯一のデメリットは、価格が安価な海外リテール品であるため、保証が効きかない点です。しかし、ショップの独自保証が1年分ついているため安心ですよ。1枚持っていても複数枚持っていても間違いのない王道のmicroSDカードです。
キングストン-Canvas Go Plus SDCG3 64GB SDCG3(1,299円)
高品質で安価なメモリ専門メーカーのハイコスパモデル
UHSスピードクラス3とビデオスピードクラスV30に対応しており、HERO10以降の機種で推奨されています。書き出しスピードは最大70MB/sで申し分なく、美しい4K録画でもパフォーマンスを遺憾無く発揮します。さらに読み出しスピードは最大170MB/sと高速で、データ移行でストレスを感じることはありません。
様々なデバイスと互換性が良いのもポイントで、Androidデバイスやドローンなどにも使用できます。保存容量は1時間以下となるものの、読み書きスピードが早いため、定期的なバックアップを取れば不自由はないでしょう。価格も手頃なため、最初の1枚としても複数枚持つのにもおすすめです。
ギガストーン-4K Camera Pro 64GB GJMX-BC64GBA2V30 2枚セット(2,590円)
GoPro推奨microSDカードが2枚セットになったお得モデル
64GBの容量が2枚セットになった、超お手頃価格のセットタイプです。読み込み速度は最大95MB/s、書き込み速度は最大35 MB/sとちょっとした撮影をする分には問題ないでしょう。さらに、複数枚購入できるため、シーン別に撮影する時に便利です。
またビデオスピードクラスV30対応のため、様々なGoProに使えるのも大きなポイントです。GoProが推奨するmicroSDカードでもありますので、安心して使用できます。低価格で手に入れやすく、安心感もあるので入門編に最適ですよ。
キオクシア-EXCERIA 64GB LMEX1L064GG4(859円)
独自のメモリ技術により低価格と大容量を実現
旧東芝メモリーであるキオクシアが展開する高品質microSDカード。一番の特徴は容量の多さと値段の安さを両立させた技術力です。製造の際に採用されている3次元フラッシュメモリBiCS FLASH技術によって大量生産が可能となり、大幅に製造コストを削減することに成功しました。そのため、1枚あたりの値段が安く、複数枚購入したい時に選びたい一品です。
さらに、マイナス25度から85度の環境でも動作可能な耐久力もあり安心。UHSスピードクラス1に対応しているため、HERO9以前の機種が推奨です。GoPro撮影でmicroSDカードを使い倒したいという方におすすめですよ。
長時間撮影におすすめな256GB以上のGoPro向けmicroSDカード
サンディスク-Extreme 512GB SDSQXAV-512G-GN6MN(16,380円)
あらゆる撮影に対応できるハイパフォーマー
世界シェアトップクラスのサンディスクの上位モデルで、512GBの大容量バージョンです。もちろん、GoProの推奨microSDカードで読み出し速度は190MB/s、最大書き込み速度130MB/sとハイスピードを実現しています。4Kだけでなく、5Kやタイムラプスなどあらゆる動画撮影に対応可能ですよ。
国内正規品のため価格は高価ですが、品質やサポートが保証されているため安心感もあります。また、スマホやドローンとも互換性が高いのも嬉しいポイント。GoProだけでなく、あらゆる映像を撮影したいという方にぴったりですよ。
サムスン-EVO Plus 256GB MB-MC256KA/CN(3,990円)
高速かつ大容量なお手頃microSDカード
最大転送速度は130MB /sで4K映像でさえもスムーズに録画することができます。容量は64GBから512GBまで幅広く、さらに価格もお手頃です。高画質な動画の撮影にぴったりなmicroSDカードなので、カメラマンをはじめとした幅広いクリエーターに人気がありますよ。
スピードクラスはUHSスピードクラス3とビデオスピードクラスV30に対応しており、HERO10以降の機種に使えます。さらに、GoProの推奨microSDカードにもなっているので安心感もあります。ぜひ1枚は持っておきたい高品質モデルですね。
エレコム-microSDXC 256GB MF-SP256GU11A2R(7,060円)
2年の長期保証と等級7の防水仕様が魅力の安心設計
容量は256GBと大きく、読み込み速度は90MB/sとスピーディーなmicroSDカード。2年間の保証がついており、1回限りではあるものの、無償のデータ復旧サービスを利用できるのが魅力です。カードの状態によってはデータ回復が確実にできる訳ではありませんが、データの破損が発生した場合も安心ですね。
またJIS防水保護等級7で設計されており、海などの撮影でうっかり水に落としても問題ありません。ちなみに、スピードクラスはClass10とUHSスピードクラス1に対応しています。そのため、HERO9以前のGoProでマリンスポーツなどに使用する方にぴったりです。
トランセンド-Ultra Performance 256GB TS256GUSD340S(5,280円)
手に入れやすい価格で2枚目以降のカードにぴったり
大容量の256GBで、UHSスピードクラス3とビデオスピードクラスV30にも対応した高速のmicroSDカード。書き込み速度は最大125MB/sで、読み込み速度は最大160MB/sと高速仕様です。これだけのスペックであれば、4Kだけでなく5Kの映像も満足に録画することができますよ。
さらに、価格がお手頃なのも嬉しいですね。GoProの推奨microSDカードではないものの、大容量の上位モデルでありながら、手に入れやすい価格帯なのは大きなメリットです。初めてmicroSDカードを購入する初心者の方や2枚目以降のmicroSDカードを検討する方にもおすすめです。
転送速度でおすすめのGoPro向けmicroSDカード
サムスン-PRO Plus 256GB MB-MD256SA-IT(3,980円)
更なる高速化と大容量を実現したサムスンの最上位モデル
書き出し速度は120MB/sで読み出し速度は130MB/sと、メーカー展開のEVO Plusよりも更に高速となったモデルです。4Kや5Kの映像録画はおろか、動画編集やバックアップのためのデータ移行さえもサクサク行えます。上位モデルのmicroSDカードを検討したい方におすすめですよ。
ビデオスピードクラスはV30に対応しており、GoProの推奨microSDカードとして分類されています。また、GoProだけでなく、ドローンやスマートフォンにも使える互換性があるのも嬉しいですね。価格がお手頃のため、撮影シーンに合わせて複数枚持つのにもぴったりですよ。
サンディスク-Extreme Pro 512GB SDSQXCD-512G-GN6MA(3,828円)
クリエーターを唸らせる史上最もパワフルなプロ仕様
書き出し速度は最大140MB/s で、UHSスピードクラス3に対応したmicroSDカードの最高峰モデル。高解像度の4K UHD動画でさえ難なく録画することが可能です。さらにバーストモード撮影にも対応しており、中断なく高画質写真も撮影できます。
読み出し速度は最大200MB/sで、パソコンへのデータ移行もストレスを感じることはありません。さらに大容量モデルのため、長時間の撮影でも全く問題ありません。クリエーターも満足するほどのパフォーマンスを体感できるでしょう。
キングストン-Canvas Go Plus 256GB SDCG3(3,780円)
速度と容量と価格に満足する三拍子揃った一級品
書き込み速度は90MB/sで読み取り速度は170MB/sと高速パフォーマンスのmicroSDカード。4K映像の録画やパソコンなどへのデータ移行はスムーズで、ストレスを感じることはないでしょう。さらに、初心者にも手が届きやすいお手頃価格で、非常にコスパが高いです。
GoPro以外にもドローンやAndroidデバイスとの互換性もいいため、あらゆる映像撮影ができます。初心者の方から動画コンテンツを制作するクリエーターまで使い勝手が良いですよ。初めての購入から2枚目の購入まで、幅広い用途で検討したい一品です。
GoProへのmicroSDカードの入れ方と取り出し方
GoProの機種によってmicroSDカードの入れ方が異なる
ほとんどの機種は本体のバッテリー収納部を開けてバッテリーの横に差し込む
バッテリーの収納部を開くとバッテリーの近くにSDカードスロットとUSBポートが見えます。そこに、microSDカードのラベルがバッテリ側を向くように向きを整えて、カードスロットに押し込みます。カチッと音がすれば挿入は完了です。
HERO11 Black miniは本体側面のUSBポート横に差し込む
本体側面のサイドドアを開くと、USBポートとSDカードスロットがあります。microSDカードのラベルがUSBポート側を向くように向きを整え、 カードスロットに押し込みます。カチッと音がすれば挿入は完了です。
取り出す時はカードの端を押し込むとばねで押し出される
microSDカードのスロットは内部のばね仕掛けによってmicroSDカードが飛び出てくる仕組みとなっています。そのため、まずはスロットに挿入されてあるmicroSDカードを爪やコインなどで押し込みます。microSDカードを押し込むことでロックが外れ、microSDカードが飛び出てきて、取り出すことができます。
GoProで使うmicroSDカードはフォーマットが必要?
GoProで記録するのに適した状態に整えるためした方が良い
フォーマットとはmicroSDカード内のデータをきれいに削除することです。GoPro上でも動画データなどを削除することは可能ですが、実は完全にデータを削除することはできていません。削除しきれなかった残留データは撮影時にバグを引き起こす恐れもあります。そこでmicroSDカードをフォーマットすることでデータを整理し、GoProで録画撮影をするのに適した状態に再設定するのです。そのためパソコンなどにバックアップをする際など、定期的にフォーマットを行うようにしましょう。
GoPro向けmicroSDカードはコンビニで買えるのか
GoProで使用するmicroSDカードはコンビニでも入手できる
microSDカードを取り扱っているのはセブンイレブンなどの大手コンビニです。しかし品揃えが少ないことや、そもそも取り扱いのない店舗もあるため、過度に期待はしない方がよいでしょう。ちなみに取り扱っているのはキオクシアのmicroSDカード。容量は8GBや16GBが中心で価格も安価です。また、スピードクラスはUHSスピードクラス1がほとんどとなります。使用できるGoProはHERO9以前の機種のため限定的ですが、手軽に購入できて便利ですので急場を凌ぐ際はぜひ利用してみてください。
まとめ
GoPro向けのmicroSDカードはスピードクラスを必ず確認してから購入しよう
GoProの各機種には推奨のスピードクラスがあり、条件に当てはまっていないと録画ができない可能性もありますので購入前に必ず確認しましょう。HERO12 Blackをはじめとした近年発売のモデルは、ビデオスピードクラスV30、またはUHSスピードクラス3以上のスペックを。HERO9以前のモデルはスピードクラス10、またはUHSスピードクラス1以上のスペックを選ぶようにしましょう。また、容量については64GBで1時間程度の録画時間を目安に撮影内容と照らし合わせることで、ちょうどいいサイズを選ぶことができます。さらに、パソコンへのデータ移行やバックアップなどにもこだわるなら、読み出し速度が90MB/s以上を目安にすると作業が捗りますよ。今回はGoProにおすすめのmicroSDカードについてご紹介しました。本記事を参考にぜひ使い勝手のいいmicroSDカードを購入し、動画撮影を楽しんでくださいね。