スマホやタブレットなどの電子機器は、生活の必需品とも言えるアイテムです。だからこそ、いざという時でも充電が出来るような状態にしておきたいものですよね。手回し充電器は電気がない時にも電子機器を充電出来るアイテムです。今回はそんな手回し充電器について詳しく解説していきます。防災用品としても人気ですので、是非参考にしてみてくださいね。
手回し充電器の特徴
電気がないアウトドアシーンでも充電可能
普段、スマホやタブレットを充電する場合、コンセントに繋げて給電する必要があります。最近は外出時にモバイルバッテリーを持ち運ぶ方も多いでしょう。しかしモバイルバッテリーの容量には限界があります。特にアウトドアシーンでは、ライト等の利用で多くの電力が必要になるものです。その点、手回し充電器なら、電気がない場所でも手動で発電させられますよ。ハンドルをぐるぐる回すだけですので、お子さんでも簡単に使えます。
停電時や災害時の連絡ツールを保持できる
手回し充電器が本領発揮するのは、何と言っても災害時でしょう。色々な情報を集めたり、連絡を取り合ったりしたいのに、停電で電気が来ないことも十分考えられますよね。手回し充電器があれば、長期的な停電時でもスマホやラジオに給電することが出来るので、いざという時にも安心です。
手回し充電器の選び方
発電効率で選ぶ
1分間の手回しで1分通話が可能を目安に
手回し充電器は当然電気に比べると給電率もガクッと下がりますが、あるのとないのとでは雲泥の差です。そこで気になるのがどれくらい回転させればどれくらい給電できるのかという点ですよね。多くの商品には、何分間回せば何分間の通話ができるかなど、情報が記載されています。目安としては最低でも1分の回転で1分の通話が出来るタイプを選ぶようにしましょう。当然、ライトやラジオなどの機能付きタイプだとより多くの電力を消費します。発電効率の良さはしっかり抑えておきましょう。
2000mAh以上のバッテリー内蔵付きがおすすめ
バッテリーなしのタイプだと、充電中ひたすら手回しをしておく必要があります。バッテリー内蔵タイプであれば、時間の空いた時を見つけてグルグル回して電気を貯めておくことが出来ます。目安として2000mAhあれば、一般的なスマホを一回フル充電出来るくらいですので、これくらいの蓄電量があると安心ですね。出力コネクタでモバイルバッテリーに蓄電するという方法もおすすめですよ。
充電方法で選ぶ
内蔵電池は長寿命なコンデンサ式がおすすめ
手回し充電器の中には、電池を使って給電できるようになっているタイプも少なくありません。しかし、一般的な充電器の内蔵電池に使われている化学電池は、残量がゼロの状態で長期間放置しておくと、いざという時に電池が使用できなくなってしまっているということがよくあるのです。二層式コンデンサーを搭載したタイプであれば、放置しておいた後もハンドルを回せばすぐに充電することができるようになります。防災用として備えておきたい方はコンデンサ式が断然おすすめです。
USB接続できるとパソコンからも充電が可能
USB入力が可能なタイプであれば、パソコンから充電することも可能です。普段からフル充電しておきたい方におすすめですね。また、災害時等では避難所でポータブルバッテリー等から電気を分けてもらえることも。USBケーブルの場合出力用と入力用ではコネクタが違うことも多いので、必要に応じて必要なケーブルを一緒に用意しておきましょう。
ソーラーパネル付きなら太陽の光で充電が可能
手回しと電池による給電の他に、あると便利なのがソーラーパネルによる太陽光発電です。特に天気がいい日だと、屋外に置いておくだけでどんどん発電してくれるので非常に楽です。仮に電池切れを起こしても、手回しとソーラーさえあれば停電時でも発電が出来ますよ。同時進行で発電できるので、効率よく電気を貯められるのも嬉しいですね。
用途に応じて付加機能を選ぶ
防災用ならライトやラジオ機能が付いているタイプを
手回し充電器を防災用品として用意しておきたいという方も多いでしょう。防災用品は出来るだけ持ち運びしやすく、使い勝手が良いものを選びたいものですよね。ラジオやサイレン機能付きの多機能タイプなら、災害時に欠かせない情報収集や、安全確保など、様々な用途に用いられます。避難生活が長引くと電気不足や電池切れなども考えられます。手回し充電器ならその心配も無用ですよ。
防塵防水機能付きならアウトドアシーンでも大活躍
アウトドアシーンでは、急に天気が崩れたり、砂埃が舞ったりすることも考えられます。隙間からホコリや水が入ってしまうと、故障して使えなくなってしまいますよね。防塵防水機能付きの手回し充電器であれば、多少の雨やホコリの中でも故障することなく使えます。防水防塵機能の高さはIPX値で表されます。数値が高いほど水やホコリに強いということになり、屋外で使うならIPX6以上がおすすめですよ。
携帯性で選ぶ
スマホ用にはコンパクトタイプが日常的に持ち運びしやすい
スマホの充電用として手回し充電器を選ぶのであれば、コンパクトタイプがおすすめです。手のひらサイズのものであれば、普段からバッグやポーチにポンと入れておいてもかさばらず、邪魔になりません。小さい分、パワーはありませんが、いざという時にどこかに連絡を入れる分には十分使えます。ハンドル収納型なら更にコンパクトに持ち運べますよ。
300g前後の重さが軽くておすすめ
いくら高機能なものであっても、重くて持ち運べないものだと不便ですよね。300g前後の重さのものであれば、それほど重さを気にすることなく持ち運べます。350ml入りの缶ジュース1本よりも少し軽いくらいで、リュックに入れて背負えばほとんど重さを感じません。もう少し余裕に荷物を詰め込むことも出来るようになりますよ、防災用品として用意してく場合は、コード類、替えの電池などもまとめて収納袋に置いておくと荷物もばらつきにくくなります。
手回し充電器のおすすめブランド・メーカー
キヨラカ
レコーダーやライトなどの電化製品を取り扱っているメーカー
キヨラカは、レコーダーやラジオといったオーディオ機器を始め、ライトやロボットなどの電化製品を製造販売しているメーカーです。正式名称はキヨラカ株式会社。2015年に設立されたばかりの新しい会社ですが、ユニークで実用性の高い商品を多数取り扱っています。
KOBAN(コーバン)
アウトドアや防災用品を多く取り扱っているブランド
KOBANは、株式会社太知ホールディングスの国内事業部、ANABASの中で生まれたブランドです。その名の通り「交番」をヒントに作られたブランドで、防災や防犯に特化した商品を多数製造販売しています。実用的で耐久性の高い商品が魅力的ですよ。
アイリスオーヤマ
生活用品や生活家電の販売メーカー
アイリスオーヤマは、生活雑貨や生活家電を豊富に取り揃えているメーカーです。確かな品質と、リーズナブルな価格で非常に幅広い層から人気があります。日常生活であったら嬉しい魅力的な商品は、しばしばメディア等でも取り上げられていますよ。
dretec(ドリテック)
ホーム家電や防災用品など幅広く揃えたメーカー
ドリテックは、生活に携わるありとあらゆるアイテムを取り揃えている国内のメーカーです。キッチン用品からヘルスケア用品、時計や生活雑貨まで取り揃えており、電化製品も豊富。他にはないスマートで、スタイリッシュなデザインから大変人気です。
おすすめ&人気の手回し充電器ランキング
スマホにおすすめの手回し充電器
コーバン-手回し充電 備蓄ライト (3,544円)
コンパクトで持ち運びしやすく長期保管も可能
白と黒のシンプルなデザインで、LEDライトを使う時もスイッチを入れるだけなので非常に簡単です。LEDライトは高輝度白色LEDですので、十分な明るさがあります。壁やテントの屋根にぶら下げられるフックも付いていますので、ランタンとしても使えますよ。
背面に手回しハンドルが付いており、スマホを5分間充電した際、2分間の通話が出来ます。待受状態であれば25分間持ちますので、ちょっとした連絡の受け取りは可能です。10年機能保持される二重層コンデンサタイプですので、長期保管用の防災用品としてもおすすめです。
杉田エース-手動発電式バッテリー denqul (11,000円)
スタイリッシュなデザインで常備用におすすめ
こちらは一見充電器には見えないスタイリッシュなデザインが魅力的。普段はAC電源や、USBから給電出来る充電台として使用することが出来ます。多目的ケースが一体になっているので、筆記具やメガネなどよく使う小物をまとめて収納しておけます。
電気のない場所でも、バッテリーの中筒を引っ張り出してL字体にしてグルグルと回すことで充電することが出来ます。ハンドル式に比べて遠心力を利用出来るのでより効率よく充電出来ますよ。バッテリーに直接充電することも可能。仕事場にも一つ置いておきたいアイテムですね。
アイリスオーヤマ-手回し充電ラジオライト (3,280円)
シンプルなデザインで使いやすい充電器
重量わずか185gと、非常に軽いコンパクトな手回し充電器です。握りやすい形状で、なおかつストラップも付いていますので落としにくくなっています。各社スマホ用の変換プラグや、イヤホンも付属してくるのは嬉しいですね。3分間の手回し充電で、LEDライトは約30分、通話も3~5分使えます。
それ以外にもラジオや緊急用サイレンといった機能も搭載されているので、災害時にも役立つことでしょう。放電に強いリチウムイオンポリマー電池を搭載しているため、1年経っても約20%しか消費していません。防災用品としても非常におすすめです。
手回し充電ラジオライト (8,400円)
ポップなカラーでいざという時にも目に付きやすい
緊急時に、探しているものが見つからないと焦りが生じて冷静に行動ができなくなることもありますよね。こちらの手回し充電器は、明るい色使いで目に付きやすくなっています。底部にハンドルが付いており、約5分間回すことでスマホに約1%の充電が可能です。
高輝度LEDライト、AM/FMラジオも搭載されており、いざという時も安心。大音量のサイレン機能も付いていますので、緊急時に居場所を知らせるのにも役立ちます。コンパクトで、重量は約175gと軽量。細長い形で持ちやすいのも魅力的ですね。
ホワイトレスキュー (3,280円)
iPhoneやAndroidスマホにも対応しているコンパクトタイプ
手のひらサイズの非常にコンパクトなボディで、持ち運びにも便利です。LED3灯付きで、いざという時にも周囲を明るく照らしてくれます。約1分間の手回し充電で、ライトを約15~30分使用できますよ。満充電時であれば、約2~3時間もライトが使えます。
iPhone用、Android用のアタッチメントに充電コードが付属してきます。1分間の手回しで、通話は1分、待受なら15~30分ほど使用できます。コンパクトな割に発電効率が良い充電器といえるでしょう。ラジオ機能やサイレン機能もついているので防災用にもおすすめです。
USB充電対応でおすすめの手回し充電器
5機能ライトランタン (4,680円)
ランタンやサイレンなどの機能付きで防災用におすすめ
ランタン、ラジオ、ライト、スマホ充電にサイレンという5機能が一台にギュッと詰まったアイテムです。アウトドアシーン、緊急時にも大活躍すること間違いなしですよ。ランタンは強弱の切り替えもでき、サイレン使用時には赤色LEDを点灯させることも可能です。
手回し充電だけでなく、付属のUSBケーブルを使えばパソコンからの充電も可能です。USBアダプターを使ってAC充電もできますよ。側面のハンドルは4段階の可動式。シーンに応じて使いやすい角度に調節できるのも嬉しいポイントですね。
ドリテック-さすだけ充電ラジオライト (3,936円)
手回しとUSB充電以外に乾電池での使用も可能
こちらは、手回し充電にUSB充電、更に乾電池も使えるのでより安心感がありますよね。手回しハンドルも大きめですので、回しやすくなっています。カラーはブラックとホワイトの2色展開。ライトも大きく、吊り下げフックも付いているので、テントなどに下げて使うことも出来ます。
ラジオや、サイレン機能も搭載。3.5mmイヤホンジャックが付いているため、スピーカーからだけでなく、イヤホンを使ってラジオが聴けます。AM/FMラジオの他に、ワイドFMにも対応しているため、災害時にもしっかり情報収集できるようになっていますよ。
LFF-手回し式充電ラジオライト (3,880円)
夜間蓄光付きで暗い場所でも見つけやすい
暗い場所や、バッグの中でも見つけやすいのがこちらのアイテム。夜間蓄光で光るので、サッと取り出せます。USB出力、入力ポートで手回し以外にもUSBから給電が可能。3灯LEDライトは高寿命で約10,000時間使用出来、満充電時には約8~10時間の連続使用が可能ですよ。
ラジオ機能とサイレン機能も付いているので、災害時の安全確保や情報収集にも使えます。選局や音量調整も簡単です。3分間の手回し充電でLEDは約15分、ラジオ約5~10分、スマホへの充電約1~3分使えます。手に持ちやすいスリム設計で、ストラップも付属してきますよ。
コーバン-手回し式携帯充電器 (5,398円)
電池も使える多機能タイプで日常使いにもおすすめ
手回し充電、USB充電、乾電池使用ができるスタンドタイプです。大きく可動式のLEDランタンが付いているため、普段はパソコンと繋いでデスクライトとして使えますよ。LEDサーチライトを使えば、いざという時も足元もしっかり照らしてくれます。
スマホ接続コードに、携帯電話接続プラグも付属してきます。内蔵バッテリーは長期保管が出来る電気二重層コンデンサを採用しているため、防災バッグに入れておいても安心ですね。日常使いとしても防災用品としても使えるアイテムを探している方におすすめです。
Zenoplige-手回し充電器 ダイナモ (4,780円)
回転方向を問わないので左利きの方でも使いやすい
非常にコンパクトですが1台で懐中電灯、ラジオ、警報ブザー、手回し充電器として使える多機能タイプです。付属のUSBケーブルを使った充電も可能で、満充電時にはLEDライトが7~8時間使えますよ。500mAhの内蔵バッテリーも付いているので、モバイルバッテリーとしても使えます。
もちろん、バッテリーが切れても手回しハンドルが付いているので安心です。1分間回し続けたら、通話1分可能。いざという時には点滅ライトと非常用ブザーとしても使えます。バッグに入れておいても邪魔にならないので、防犯ブザーとしてもおすすめですよ。
ラジオ付きでおすすめの手回し充電器
コーバン-備蓄ラジオ ECO-3 (7,109円)
長期保管が出来るのでいざという時にも安心
スッキリとしたデザインで、見た目もおしゃれなアイテムです。電気二重層コンデンサ採用で、過放電でいざという時に使えないという心配がありません。10年の保管も可能ですよ。内蔵蓄電池以外に、単4電池でも使えます。背面のハンドルを使えばバッテリーが切れても安心ですね。
LEDライトにサイレン、AM/FMラジオも搭載。携帯電話機接続プラグも3種類付属してきます。iPhoneへの充電もできますが、ケーブルは別途用意する必要があります。1分間の手回しで通話約2分、待受も約60分出来るので、発電効率も抜群ですよ。
Zenoplige-ラジオライト (10,320円)
コンパクトなのに大音量サイレン付き
スリムなハンディサイズで握りやすく、なおかつストラップ付きで落としにくい仕様です。懐中電灯に、ラジオ、充電器、サイレン機能付きで、サイレン使用時にはLEDライトが点滅するようになっています。ラジオの周波数はデジタル表記で分かりやすく表示されますよ。
USBからの充電も出来、800mAhバッテリーに蓄電することも可能。充電用のケーブルも付属してきます。iPhoneの場合は別途ケーブルを用意しておきましょう。コンパクトサイズですので、モバイルバッテリーとして持ち歩くのにも最適ですね。
AudioComm-手回しラジオライト (4,356円)
ワイドFMラジオにも対応しているので災害時にも安心
USB充電、手回し充電、乾電池の3way給電式で、いざという時も安心。サイドには簡易ライトも付いており、ラジオやサイレン機能も搭載されています。災害時にあると安心なワイドFMにも対応しているので、必要な情報を聞き逃すことがありません。
イヤホンジャックも付いているため、イヤホンを使ってラジオを聞くことも出来ます。バックライト付きのディスプレイが搭載されているので、暗い場所でも周波数が確認できますよ。コンパクトで258gと軽めですので、持ち運びにも便利です。
ソーラー付きでおすすめの手回し充電器
マルチパワーステーション2 (9,900円)
5種類の充電機能が搭載されている高機能タイプ
ソーラー充電、手回し充電、AC充電、USB充電、乾電池と、5種類の充電方法が使えるので、安心感も抜群。一般的な手回し充電器の場合、ハンドルを回している間しか携帯電話に充電させることが出来ませんよね。しかし、こちらは蓄電したバッテリーからも給電可能です。
白色LEDライトに、4灯LEDランタン、ラジオにサイレン機能も搭載。ランタン兼ソーラーパネル部分は、最適な角度に調整することも出来ます。付属品も豊富で、ケーブル、充電コネクター、ショルダーストラップに防災マニュアルが付いてきますよ。
キヨラカ-たすかるくん (7,480円)
4way充電で2000mAhのバッテリー機能付き
こちらもソーラー充電、USB充電、手回し充電に乾電池という4Way充電が可能です。2000mAhの内蔵バッテリーが搭載されていますので、スマホ1回分フルに充電させられる位は蓄電出来ますよ。懐中電灯と読書灯のLEDライトが付いているため、利用シーンによって使い分けられます。
ラジオはAM/FM以外に災害時に強いワイドFMにも対応しています。SOSアラートも付いているので、防災用としてもおすすめです。更にIPX3の防水機能付きですので、水辺での使用にも最適ですよ。カラーもオレンジとレッドと明るいので、いざという時も目立ちます。
まとめ
堅牢性の高い手回し充電器がおすすめ
基本的に手回し充電器は平常時に使用するものではありません。緊急時や災害時の奥の手として使うものです。そのため、いざという時に使えないのでは意味がありませんよね。特にハンドル部分は摩耗が激しい部分ですので、しっかりした作りのものを選ぶのがポイントです。衝撃に強いのを選ぶのもいいでしょう。今回は手回し充電器について選び方やおすすめ商品を詳しく解説してきました。是非参考にして、ピッタリのアイテムを見つけてみてくださいね。