新社会人や、新入生で、春から一人暮らしを始める人もいますよね。新しい暮らしには、さまざまな生活家電を揃えなくてはいけなくなります。そんな中でも洗濯機は、毎日着る衣類を清潔に保つため生活に必須といえる家電です。ここでは、一人暮らし向けの洗濯機の種類、選び方、おすすめ商品などを詳しくご紹介します。新しい生活を快適に始めるためにぜひ、参考にしてくださいね。
一人暮らし向け洗濯機の必要性
自宅で気軽に洗濯ができる
洗濯機が自宅にあると、コインランドリーに洗濯物を持っていく手間が省けるのが大きなメリットになります。帰宅して疲れているとコインランドリーに出かけるのが億劫になることも。自宅で洗濯できるなら、朝のちょっとした時間や、夜中でも思い立った時に洗濯ができるので、時間がなかなか取れない忙しい人は洗濯機を用意すると便利です。
コインランドリーよりもランニングコストを節約できる
洗濯をするのは毎日ではないから、コインランドリーを利用すればいいかと考えている人もいるかもしれません。たしかに洗濯機は初期投資で大きな金額がかかります。しかし、購入すれば電気代と水道代だけで使い続けられるため、ランニングコストは大幅にダウンできるのです。長期的に使う予定の人ほど、お得に洗濯ができますよ。
一人暮らし向け洗濯機の種類
縦型
スペースを取らず置き場所に困らない
現在、一般的に洗濯機の主流として使われているのが、縦型とドラム式です。縦型は、ドラム式に比べてコンパクトに収まるものが多く、省スペースに設置できるラインナップが多いのが特徴。ドラム式は、メーカーによっては洗濯できる容量が大きいものだけを取り揃えている場合もあるため、一人暮らしで洗濯機を選ぶなら、縦型洗濯機の方が豊富な種類から選べます。
縦型の洗濯機は、洗濯槽に水をたっぷり入れて、パルセーターの回転を利用してつくられる水流を使い、洗濯をもみ洗いします。水量が多いため、一般的に衣類に付いた汚れを効率的に取り除くことができると言われています。屋外スポーツのサークルやチームに入っていて、衣類が汚れやすい人は、縦型洗濯機がおすすめです。
ドラム式
洗濯物の出し入れがしやすい
スタイリッシュなフォルムで人気があるドラム式洗濯機。洗濯方法は、水流を利用する縦型に対し、ドラム式は、ドラムの回転を利用し、洗濯物を落として洗うたたき洗いが一般的。汚れ落ちは縦型に劣りがちですが、使用する水の量は少なくて済むので、節水に役立ちます。
ドラム式は、乾燥機能を持つものが多く販売されています。ドラム内で洗濯物が大きく回転することで縦型に比べて乾きやすく、短時間でふんわりと乾燥させることが可能。洗濯機の乾燥機能を活用したい人は、ドラム式を選ぶと便利に使えて満足度も高くなるでしょう。
一人暮らし向け洗濯機の選び方
容量で選ぶ
ため込んで週末にまとめて洗濯をするなら5kg程がおすすめ
一人分の1日の洗濯物の量は一般的に約1.5kgと言われています。毎日こまめに洗うなら容量の小さい洗濯機で問題ありませんが、3~4日溜めて洗うなら、5kg程度の洗濯容量のものを選びましょう。乾燥機能を使う場合、乾燥容量は、洗濯容量とは異なり、少なくなります。洗濯容量のほか、乾燥容量も確認し、使用する際も詰め込み過ぎずに容量を守って使いましょう。
布団なども洗いたいなら7~8kg以上の大きめのモデルを
衣類やタオルなどの小さいファブリック製品だけでなく、毛布やシーツなどの大きなアイテムを自宅の洗濯機で洗いたい人もいますよね。洗濯容量が8kgあれば、シングル2枚仕立てのものや掛け布団を洗うことが可能。洗濯容量が多ければ洗濯機の大きさも大きくなるので、設置スペースをしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
サイズを考えて選ぶ
搬入経路と設置場所を確認する
洗濯機を選ぶ時に、設置場所に収まるかどうかは確認する人は多いですが、意外と忘れがちなのが運び入れる時に通る搬入経路。設置場所に設置出来ても、廊下や扉など、搬入経路が通過できないと設置できません。大きめ容量の洗濯機を考えている人は、特に搬入経路も確認して、通過できるかどうかのチェックも忘れずにしてくださいね。
既存の洗濯パン(防水パン)ではドラム式が置けない場合も
洗濯機を設置する場所には、万が一の時に水漏れが起きた際に、排水口に水が流れる洗濯パン(防水パン)が付いていることが多いです。洗濯パンは洗濯機の下に設置されているプラスチック製の受け皿のこと。洗濯機のサイズによっては、設置されている洗濯パンに収まらないこともあります。洗濯パンが設置されているなら、サイズを確認し、洗濯機の脚がぶつからずにきちんと収まるかどうかをチェックしておきましょう。
便利な機能で選ぶ
干す時間のない方には乾燥機機能付が便利
洗濯をしても、干す時間までない忙しい人や、洗濯物を屋外に干したくない人もいますよね。そんな時には、乾燥機能のある洗濯機がおすすめ。設定すれば、洗濯から乾燥まで自動で行ってくれるので、干したり、取り込んだりする手間がありません。ドラム式の方が高く、コストがかかりがちですが、短時間でふんわりと洗濯物を乾かすことができます。
洗剤や柔軟剤の自動投入機能は黒カビ対策にも
最近では、洗剤や柔軟剤を専用タンクにあらかじめ入れておくことで、洗濯量に合わせて自動で適量を投入してくれる自動投入機能が付いている洗濯機もあります。洗剤は多く入れすぎると、溶け切らずにカビ繁殖の栄養となってしまいます。洗濯物の量に合わせた適量を投入するため、洗剤や柔軟剤の無駄使いを防げて、黒カビ対策にも効果的です。
夜間の洗濯が多いなら運転音が静かなインバーター機能付き
一人暮らしの人の中には、遅くに帰宅してから洗濯をする人もいますよね。マンションやアパートなどの集合住宅だと、洗濯機の音が周囲に迷惑をかけていないか心配になることも。住民トラブルになるのは避けたいですよね。洗濯機の中には、静音性に優れたものも販売されています。洗濯や脱水時の運転音は、日常生活で静かだと感じるレベル45dB以下のものを選ぶと、安心ですよ。
一人暮らし向け洗濯機のおすすめブランド・メーカー
東芝
本来の機能と優れたデザインで暮らしをより良く導く
冷蔵庫やエアコンなど、快適な暮らしに役立つ生活家電を販売している日本の大手メーカー。縦型とドラム式を販売。ナノサイズ泡で繊維の奥に入り込んだ汚れを落とすウルトラファインバブル洗浄や、大容量のダブルシャワーで洗い上げるザブーン洗浄でパワフルに洗いあげます。
日立
時代に合った機能を搭載した家電を生み出す
100年以上の歴史がある日本を代表する家電メーカー。洗濯機は、ドラム式、縦型のほか、汚れ落ちに定評のある2層式も取り扱っています。環境や用途に合わせた製品選びができますよ。上位モデルには、スマホとつながるAIお洗濯で、より暮らしを便利にする製品も販売されています。
アクア
使いたい機能に絞ってリーズナブル価格を実現
洗濯機や冷蔵庫をメインに扱うアクア。洗濯機は、縦型洗濯機を中心にドラム式や二層式、手のひらサイズのハンディ洗濯機など豊富なラインナップ。洗濯容量が4.5kgからあるので、一人暮らしにも選びやすいと人気です。
パナソニック
画期的な洗剤自動投入が暮らしをより便利に
デジタル関連商品や美容・健康アイテムから電池に至るまで、暮らしに寄り添う商品を販売している日本のメーカー。洗濯機は、業界初の洗剤、柔軟剤自動投入を導入した商品を販売。より便利に、快適な暮らしを求めるユーザーのためにチャレンジを続けています。
シャープ
ニーズに合わせて選べるサイズ、容量の豊富なラインナップ
液晶テレビやプラズマクラスターなどで有名なシャープ。洗濯機は機能性のほか、デザインにも優れたスタイリッシュ性の高いものがラインナップ。洗濯槽は独自の穴なし槽を取り入れるなど、ほかにはないオンリーワンの洗濯機が取り揃えられています。
おすすめ&人気の一人暮らし向け洗濯機ランキング
縦型でおすすめの一人暮らし向け洗濯機
東芝-全自動洗濯機4.5kg(29,800円)
脱水の音が小さくいつでも洗濯しやすい
日本の大手家電メーカーである東芝から販売されている、全自動洗濯機。洗う時には、3つのシャワーで水を注ぎ入れるので、洗剤をムラなく衣類に浸透させやすいですよ。洗剤残りが気になる人におすすめです。
手動の場合、最低水位が12Lから使えます。下着やTシャツなど少量の洗濯にも水を無駄なく使って洗濯ができますよ。また、つけおきコースを使えば、手間なく頑固な汚れもすっきり洗えて、衣類をキレイな状態に保つために役立ちます。
日立-白い約束5kg(37,800円)
短時間で洗えるコースで忙しい一人暮らしを応援
日立から販売されているこちらの縦型洗濯機。脱水機能に高速回転で空気を取り組むことで水分を飛ばす「風脱水」を搭載しています。部屋干しの乾かす時間を短縮できるので、部屋干しをすることが多い人におすすめ。
洗剤を少量の水で溶かした状態で洗ってから、水位を高めて改めて洗う2ステップウォッシュを搭載。高濃度の洗浄液でしっかり洗うので、汚れ落ちが抜群です。手間をかけずにキレイに洗えますよ。
アクア-全自動洗濯機4.5kg(34,700円)
中が見えるふたで、開けなくても様子が分かる
洗濯機や冷蔵庫、家事小物家電など、手が届きやすい価格と技術力が搭載されたアイテムを販売しているアクアの縦型洗濯機。洗濯・脱水容量4.5kgと一人暮らしなら数日のまとめ洗いにも十分な容量です。脱水時の音が50dB以下なので、マンションでも近隣を気にせず洗濯が可能。
衣類の生地傷みを抑えながらも、もみ洗いをしっかりとできる3Dアクティブ洗浄を搭載。汚れを落とす一方で、洗濯での服への悪影響を抑えます。お気に入りの服を傷ませずに長く着たい人におすすめです。
パナソニック-全自動洗濯機(43,770円)
好みの運転内容で満足の洗濯が可能
日本の人気家電メーカー、パナソニックの縦型洗濯機。脱水後にパルセーターが細かく動くことで、洗濯後の服と服の絡み合いを緩和します。洗濯物を取り出す時にスムーズに取り出せるので、力の弱い女性にもおすすめ。
脱水穴が斜めに配置されていることで、脱水時の水分を利用し、外槽の内側をキレイに保ちます。さらに糸くずを補修するためのフィルターは大容量のビッグサイズを搭載。低水位でも糸くずをしっかり取り除きます。
シャープ-全自動洗濯機4.5kg(34,800円)
ユーザーの使いやすさを考えた機能が豊富
液晶テレビや空調家電などが有名なシャープのシングルに適した洗濯機。洗い始めを濃い洗浄液を使って頑固汚れにアプローチする高濃度洗浄を搭載。手軽にキレイな衣類を保ちたい忙しい人におすすめです。
出かける前のわずかな時間に洗濯することが多い人におすすめの時短コースを搭載。ちょっとの時間を利用して洗濯できるので、洗濯物を溜め込みたくない人の暮らしにも役立ちますね。さらに洗濯物の絡みをほぐす運転で、取り出しにくいと言ったストレスも解消できます。
ハイアール-全自動洗濯機4.5kg(21,930円)
縦型でトップクラスの節水を実現
ハイアールの縦型洗濯機は一人暮らしにあると便利な機能を搭載。汚れが少ないけどでかける前に洗っておきたい時には10分で洗濯を完了させるお急ぎコースが便利。ちょっとの時間で洗えるので、汚れを放置せずに気になった時に洗いやすい機能です。
しわになりやすいシャツはしわケア脱水が便利。脱水の回転数と時間をしわになりにくく調整するので、アイロンがけが苦手な人にもおすすめ。一人暮らしでも清潔で整った衣類を身に付けるために活用してみてはいかがでしょう。
アイリスオーヤマ-全自動洗濯機5kg(21,890円)
種類豊富な洗濯コースでさまざまなファブリック製品を洗える
手軽な価格で暮らしに役立つアイテム手に入ると人気のアイリスオーヤマの縦型洗濯機。コースは標準からつけおき、ドライや毛布など種類が豊富です。さまざまなファブリック製品をこまめに洗いたい人におすすめです。
部屋に干すことが多い人に嬉しい部屋干しモードを搭載。脱水後にさらに約60分の脱水槽を回転させることで、余計な水分を飛ばすことが可能です。梅雨の時期でも濡れた服が溜まるのを防ぐのに効果的。
ドラム式でおすすめの一人暮らし向け洗濯機
シャープ-ドラム式洗濯乾燥機(158,000円)
夜中の洗濯にも使いやすい低騒音で運転音を抑える
こちらのドラム式洗濯機は、一般的なドラムパンに設置できる省スペースタイプ。マンションでもドラム式洗濯機を使いたい人におすすめです。温度や水位などを洗濯状況に合わせ、センサーにより適切なパターンを自動で選択。省エネ運転を導いてくれます。
シャープ独自の空気浄化技術である、プラズマクラスターにより、ドラムの内側のカビ菌増殖を抑制します。 さらに乾燥後の静電気も軽減。衣類を洗濯機から取り出す時にパチッとなるのが苦手な人にも安心です。
パナソニック-ドラム式洗濯乾燥機(203,000円)
フルオープンドアで服の出し入れがしやすい
スタイリッシュなフォルムが印象的なパナソニックのドラム式洗濯機。フラットフェイスは、見た目の良さだけでなく、お手入れも簡単。簡単に汚れを残さず拭き取れ、清潔さも維持できます。ふたには透明な強化アクリルを採用。中の様子がよく見えるようになっています。
ドラム槽の投入口は420mmと広く、高い位置に設定されています。衣類を入れたり取り出したりがしやすく、腰痛持ちの人にもおすすめです。コンパクトなので、縦型洗濯機から置き換えても圧迫感を感じずにすっきり設置できますよ。
アイリスオーヤマ-ドラム式洗濯機(76,780円)
温水で普段着からおしゃれ着まで優しく洗濯
手軽な価格のアイリスオーヤマのドラム式洗濯機。温水ヒーターを採用し、水を温めて汚れを落としやすくする温水コースを内蔵。冬の寒い時期でも温水で汚れをしっかり落としてくれます。衣類や汚れの種類に合わせて温度を選べるので、服に負担をかけずにキレイにしたい人におすすめ。
すすぎを温水にすることで、乾燥時間が早まる効果も得られます。タイマー予約ができるため、起床時間や帰宅時間など干したい時間に合わせてセットしておけば、待ち時間を作らずスムーズに洗濯物を干すことが可能です。
アクア-ドラム式全自動洗濯機(85,180円)
乾燥機能を省いて洗濯に特化したリーズナブルなドラム式
洗濯機で有名なアクアから販売されているドラム式洗濯機。標準水量57Lと少量の水で洗濯ができるので、節水性に優れた洗濯機を探している人におすすめです。頑固な皮脂汚れや黄ばみを落としやすくするため、洗浄液を温めて洗い流すお湯洗いコースを搭載。
泥汚れは、洗濯機が予洗いからしてくれるので、手軽にしっかりと汚れを落としてくれます。野球やサッカーなどの屋外スポーツをしている人も汚れを持ち越さずにキレイなユニホームを維持しやすいですね。手軽な価格で、ドラム式洗濯機を取り入れたい人に人気です。
静かでおすすめの一人暮らし向け洗濯機
日立-ビートウォッシュ(79,200円)
選択の度に洗濯槽をお手入れできるモードで黒カビを抑制
キッチン家電や生活家電など暮らしに根付いたアイテムが人気の日立から販売されている洗濯機。液体、粉末と洗剤の種類を選択すると洗い方、すすぎの回数を最適な方法を選んで洗濯できます。襟や袖の頑固な汚れにはナイアガラビート洗浄が効果的。予洗いをしている暇がない忙しい人におすすめ。
黄ばみが気になる衣服にはつけおきナイアガラビート洗浄が最適。高濃度の洗浄液につけおきしながら回転羽根をゆっくり動かすことで、黄ばみを落としやすくします。脱水時の運転音は38dBと低く、音が静かと好評です。
東芝-ザブーン(42,770円)
温度センサーにより水温を予測して洗濯時間を適切にコントロール
東芝のこちらの縦型洗濯機は、6kgと一人暮らしには大きめ。数日分の服をまとめて洗う人におすすめです。洗い始めは高濃度洗浄液を繊維にしっかり浸透させ、その後に水を追加して十分な水量で洗うことで、汚れを効果的に落とします。
夜に洗ったり、雨の日に干したりする時に便利な部屋干しモードを搭載。通常より脱水時間が長く設定されているため、余分な水分をできるだけ飛ばし、乾く時間を短縮できます。天気や環境に左右されずにいつでも洗濯したい時に活用できますね。
パナソニック-全自動洗濯機(78,900円)
ユーザーの使いやすさを配慮したデザインを搭載
パナソニックのこちらの洗濯機は、操作パネルを表面の奥に設置した独自のデザインを採用。パネルが手前にないことで、槽が近くなり衣類の出し入れが簡単にできます。身体に負担をかけずに家事をこなしたい人におすすめです。
ふたは、段差の少ないすっきりとしたデザインを採用しています。見た目の美しさのほか、お手入れのしやすさも実現。クリア素材が使われているので、洗濯中、ふたを開けなくても中が確認できますよ。 運転音は脱水時で39dBと低いので、音を気にせずいつでも洗濯しやすい商品です。
まとめ
洗浄力に優れた一人暮らし向け洗濯機がおすすめ
単身赴任や学生の一人暮らしに適した容量やサイズの洗濯機は各メーカーから販売されています。一人暮らしなら、洗濯機はなくてもよいのではないかと購入をためらっている人もいるでしょう。しかし、好きな時間に好きなモードで洗濯できるのはとても便利です。洗浄力が高ければ予洗いなしの手間なしでも綺麗に洗い上げます。ぜひ、生活に合う機能を持った洗濯機を便利に活用してください。