立ちっぱなしの仕事や、歩き疲れで足にむくみや疲労が溜まっている人も多いのではないでしょうか。足の芯まで冷える冬場の底冷えに悩んでいる人も多いでしょう。そこでおすすめなのがフットバス。家で手軽に足湯が楽しめて、温浴効果が高まると人気です。フットバスには、見た目にもおしゃれなボウルタイプ、マッサージやバブル機能付きまで豊富な種類が揃います。今回はそんなフットバスの種類や選び方、人気商品について詳しく解説していきます。自宅でリラックスしながら足温浴を楽しみたい方はぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。
フットバスの効果
自宅でリラックスしながら冷え取り効果の高い足湯が出来る
フットバスとは、バケツ型の容器の中にお湯を入れることで足湯効果が得られる小さな浴槽のことです。疲れ切って帰宅したあと、自宅でリラックスしながら温浴効果を得られ足の疲れを癒します。凝り固まった足の筋肉を柔らかくしたり、血流を高めることで体全体を素早く温めることが可能になります。
足湯することで代謝が活発になり疲労回復にも効果的
足は第二の心臓といわれるほど、足を温め血流をよくすることは体全体に効果をもたらします。フットバスで足の周りの神経や血の巡りを活発にし、体の代謝を高めることはとても大切。また、血流が良くなると老廃物が排出されやすくなり足のむくみを改善したり、疲労回復にも効果を発揮します。
フットバスの種類・使い方
加温式
水を入れるだけで適温に自動で加熱
フットバスには加温式と保温式があります。水を入れて40度から42度の適度な温度に自動で加熱する加温式は自動で温度が調節され、適温がキープされるので長時間の使用でもお湯の温度が冷めないメリットがあります。加温式は付属の機能がついているものも多く、バブル機能やマッサージ機能などでよりリラックス効果を感じることができるでしょう。
多機能の製品は使い勝手の良い機能が多い分、価格も高くなります。電動機能で音が気になったり、電源コードが届く範囲での使用に限られるなどのデメリットも。それでもしっかり足の疲れを取りたい、機能を存分に使用して快適に使用したい人は加温式がおすすめです。
保温式
沸かしたお湯の温度を長時間キープ
加温式よりも安価な保温式は、手軽にフットバスを使いたい人におすすめ。蓋がついていることで保温効果を発揮するものや、電動式で適温をキープするものもあります。使いやすいバケツタイプがほとんどで、折りたたんで使用できるものも。耐熱性の素材が使われているので熱湯を入れても問題なく使用できます。
電動式でなくても、熱いお湯を入れることで長時間使用できます。バケツにお湯を入れるよりも深さがあるフットバスは、足裏をしっかり底に入れられる設計で、くるぶし上までゆっくりと足を浸けられるのが特徴。バスタオルやひざ掛けを膝から掛ければより保温効果が高まるでしょう。
フットバスの選び方
サイズで選ぶ
足指をゆったりと広げることが出来てくるぶしまで浸かるサイズを
温浴効果をより高めるためには足のくるぶし付近までしっかりお湯に浸かるタイプを選びましょう。特に、バケツタイプで保温機能のないものの購入を考えている人は足がしっかり入るものを選ぶことが大切です。最初は少量のお湯から初めて、お湯がぬるくなれば温かいお湯を足すことで適温をキープすることが可能です。
より温めやすく冷めにくいのはふくらはぎまで浸かる深型
より効率的に温浴効果を得られるには、ふくらはぎまで浸かる深めタイプのフットバスもおすすめです。お湯の量が多い分、お湯の温度が冷めにくくなります。そのおかげで、長く適温で温浴を楽しむことができるでしょう。ふくらはぎから下部分をしっかり温め、より早く体の温度も上昇します。まるで湯船に浸かっているようなリラックス効果も感じやすくなるのもポイント。立ち仕事をしている人や膝から下をゆっくりほぐしたい人におすすめです。
付加機能で選ぶ
足裏のツボを押してコリをほぐすマッサージ機能
バケツタイプのフットバスには、底部分に突起がついているのが特徴。この突起に足裏を合わせることで、ツボ押し効果を得られます。電動タイプのマッサージは、振動でバイブレーションを生じさせることで足裏をより内奥まで刺激。電動でなくても突起に合わせて重心を掛けることで気持ちよさを感じられるでしょう。
細かい気泡を噴射して血行促進に繋げるジェットバス機能
細かい気泡を発射させ、程よい刺激でマッサージ効果を得られるものもあります。気泡は細かければ細かいほど、足裏や足の指の間の汚れをしっかり除去し清潔にするのに効果的です。足裏がスッキリしてリフレッシュ効果も感じられるでしょう。足全体の血行を改善する効果もあるので、効率的に全身を温めることができるのもジェットバス機能のメリットです。
デザインで選ぶ
コンパクトに折りたためるバケツタイプ
電動タイプのフットバスは、サイズも重量も大きくなりがち。一人暮らしの間取りや狭い部屋にフットバスを置くスペースがない人は折りたたみタイプを選びましょう。折りたためば10cm以下の薄さになるものが多く、狭い隙間に収納しやすくなります。空気を入れて使うビニールタイプや、布製のバケツは置き場所を選ばず持ち運びしやすいのでおすすめです。
自宅で温泉気分が味わえる天然木の桶タイプ
木製のフットバスは、見た目の温かさと木のぬくもりが心地よいのが特徴です。特に天然木を使用しているものは、お湯を入れると木の香りも感じられ森の中にいるようなヒーリング効果も得られます。サイズも深く大きめのものが多いので男性も使いやすいでしょう。表面にコーティングが施されているものはそのままお湯を入れても使えますが、天然木タイプは防水カバーを掛けて使う必要があります。
洗いやすさで選ぶ
底面に突起が付いていない方が洗いやすい
パーツや本体がフラットでふき取りやすいものは掃除がしやすいのでおすすめです。また、本体の素材に防汚機能がついているものは水垢や、汚れが付着しにくいので簡単に掃除がしやすいでしょう。底面の突起がフラットで、凹凸が広いものほどスポンジやブラシが入りやすく掃除がしやすくなります。また、排水口付きで傾けるだけでお湯が捨てられるものはお湯捨てがしやすく便利。
蓋やアタッチメントが取り外せるものなら隅々まで綺麗に洗える
長く使うものほど、清潔に保つためによく洗浄しておく必要があります。付属のアタッチメントが取り外せるものや、細かく分解できるものは掃除がしやすく清潔に保つことができます。本体横にパーツを収納できるものは、乾かしやすくカビを発生しにくいのでアタッチメントの収納場所にも注意して選ぶことも出来るでしょう。
フットバスのおすすめブランド・メーカー
パナソニック
本格的にフットケアをしたい人におすすめ
手元のリモコンで温度設定やスチーム、遠赤外線効果を操作できる本格派のフットスパが揃います。楽な姿勢で操作ができ、温度もフットスパ中は適温を保つのでリラックス効果が高い製品が多いのが特徴です。遠赤外線モードで体の芯まで温め、温かさが持続。効果的でプロ仕様のフットスパを自宅で楽しみたい人におすすめです。
アルインコ
便利なアタッチメントで自分好みで足裏を手入れできる
付属のアタッチメントが3種類ついているアルインコのフットバス。価格も電動式のフットバスの中では安価で購入でき、コスパの高い製品が揃います。角質取りもついているので、温浴で柔らかくなったかかとの角質もそのまま除去が出来ます。すべてのフットケアがフットバス内で完了できて便利です。
MAJA (マジャ)
リフレクソロジーサロンでも使われる大人気のフットバス
電気を使わないフットバスですが、フタつきなので適温を長くキープできます。ふくらはぎまでしっかり温め、効率的に体全体の体温を上昇させます。素材は特殊加工の施された発泡スチロール。軽いので持ち運びにも便利です。アロマオイルを入れても素材に害がないので、アロマの香りでリラックスしながら足湯を楽しめます。
クロシオ
どこでも足湯が楽しめる折りたたみ式足湯バケツ
お湯を入れるだけのシンプルな設計のフットバスですが、4本の脚部で安定して設置できます。多少足を動かしても安定感があり、倒れる心配がありません。折りたたむと5.9cmまで薄くなるので収納しやすいのもポイント。大きなバケツ型は家で邪魔になって置けないという方におすすめのコンパクトサイズのフットバスが揃います。
おすすめ&人気のフットバスランキング
加温式でおすすめのフットバス
パナソニック-スチームフットスパ(26,800円)
コップ1杯の水で足先から全体を温める
今までのフットバスのサイズよりも約30%体積をカットし、奥行き42cm、幅40cmとコンパクトサイズになりました。水を入れたタンクを本体にセットするだけで、温かいスチームがつま先からふくらはぎまでをしっかり温めます。
コップ1杯の水で、スチームは15分から30分出続けるので、継ぎ足す必要もありません。遠赤外線ヒーターも使用して同時に温めるので、足を芯まで温めます。蓋は180度開くので足の出し入れもしやすいのもポイントです。
高陽社-冷え取り君マイコンプレミアム(42,778円)
最適温度に設定して保温し続けられるので使いたい時にすぐ使える
タイマー機能付きで、使いたい時間に設定しておくと時刻に合わせて温めることができます。使いたい時に温度の上昇を待つ必要がありません。40度から42度の熱めのお湯から、38度のぬるま湯まで好みの湯温で保温が叶います。
足のせ台は、傾斜になっているので低いソファのような椅子に座っても自然な姿勢で使えるのもポイント。リラックス効果を高めます。フットバス素材には、汚れが付きにくい防汚樹脂を使用。日々のお手入れが簡単に可能です。
ルピエ- アイビルフットバス(10,500円)
水はね防止レバー付きで水が飛び跳ねにくいので安心
コントロールパネルには4つのボタンと温度表示がされているので、ボタン操作が簡単に叶います。湯温は20度から48度まで温度調節が可能で、38度までは3度ずつ、39度から48度までは1度ずつ微調節が可能。自動オフタイマーもついており、10分刻みで調節ができます。
足裏や側面に手動式足ツボローラーがついているので、程よい刺激でケアが出来ます。水の中でツボ押し効果が得られ、多少強めにローラーを回しても水撥ね防止カバーのおかげで水が飛び跳ねにくくなっています。
キラキラハイム-折りたたみ式フットバス(4,980円)
本体に水を入れて電源スイッチを入れれば約43度に自動で温度が上昇
満水時の深さは、約8.8cmとくるぶし上までお湯を温めます。保温機能付きなので、電源を入れている間は約43度で保温を続けます。バブルと足ツボの効果も相まって足を芯部までしっかり温めます。バブルとヒーターと別々のスイッチになっているため、両方可動させることもどちらか1つ可動させることも可能。
保温カバー部分は持ち手にもなっており、収納や持ち運びが簡単にできます。重量は約1.8Kgと片手で持ち運びがしやすい重量になっています。保温カバーには、エッセンシャルオイルやタオルなども置くことができるのも便利に使えます。
保温式でおすすめのフットバス
MAJA-フットバスプロ(6,600円)
深さ25cmでふくらはぎまでしっかり温め体もポカポカ
特殊加工を施した発泡スチロール素材を使っているので、重さは約570gと軽くて持ち運びも簡単。お湯を8分目まで入れれば、約25cmもの深さになりふくらはぎまでしっかり温まります。中蓋を閉じれば長時間温かさが続きます。
底部分には、足裏に刺激を感じる突起付き。フットバスに浸かりながら心地よい刺激でリラックス効果も得られます。エッセンシャルオイルを投入しても製品に影響がないのも嬉しいポイント。好きなアロマの香りで心も体も心地よく過ごせるでしょう。
アルインコ-フットリラライム(4,830円)
心地よい足湯とマッサージのダブル効果で癒しを提供
気泡と振動マッサージ、保温アシストのトリプル効果で疲れた足を徹底的に癒します。簡単シンプルな操作スイッチで、3つの機能を同時に開始。足の裏や指の間、隅々まで気泡が届いて汚れをしっかり落とします。本体には3種類のアタッチメント付きで足裏を徹底的にほぐします。
足裏を心地よく刺激する足裏ローラーと、足裏のツボを大小の突起で刺激するポイントマッサージ、かかとの角質を取り除く角質取りアタッチメントの3つを付属。使わないときは、右側に収納でき整理整頓が叶います。
アルインコ-フットリラモカ(6,820円)
パワフルジェット噴流で足裏をしっかり柔らかくケア
前方から発生するジェット噴流と振動マッサージが、疲れた足を揉みほぐし血行を更に促進します。お湯の温度を保ち続けるわけではありませんが、お湯の温度を冷めにくくする保温アシスト機能で長時間お湯が冷めきりません。
足の疲れや目的に合わせて、3つのアタッチメントを本体中央に装着可能。本体上でポイントケアが可能なので、本体の周りが濡れる心配がありません。カラーもインテリアに馴染みやすいブラウン。インテリアを邪魔せず周りのカラーに馴染みます。
セブンエステ-PPフットバス(1,717円)
シンプルな設計でフットバスやバケツとしてもマルチに使用可能
一見普通のバケツのようですが、底部分には片足幅10cm、縦24cmの足裏デザインがついているフットバス。適度な凹凸が足裏を刺激するのでフットバスとしても、バケツとしても使えます。1つでマルチに使えるので収納場所が限られている人には最適です。
プラスチック素材なので、価格も安価で軽量なのも魅力。持ち手は約8cmと大きめなので掴みやすく、突起もついているので滑りにくくなっています。余計なものは不要でシンプルなフットバスが欲しい人におすすめです。
アジア工房-木製アジアンスパボウル(7,128円)
バリ島でも使われている木製スパボウルでインテリアに美しく馴染む
時間をかけてじっくり自然乾燥させた木材を使用し、反りやヒビの少ない安定した品質を作り上げました。木のぬくもりが伝わる丸みのあるデザインで、優雅なひと時を過ごすことができるでしょう。
表面のボウルには、艶やかなコーティングが施されているので高級感を感じられます。直径40cmのワイドサイズなので、足を入れるのにちょうどよいサイズ。足湯だけでなく、水を張って花びらを散りばめればインテリアオブジェとしても使っていただけます。
折りたたみ式でおすすめのフットバス
コウノトリ-折りたたみ保温フットバス(4,477円)
しっかりした造りなのに折りたためば薄さ9.7cmとコンパクト
バブル機能も付いた保温式フットバスでも折りたためるので機能的に使えます。折りたためば狭い隙間にもスッキリ収納できるので置き場所に困らないのはメリット。折りたためば足を置く場所の凹凸もなくなり、掃除も簡単にできるのもポイントです。
バブルとヒーターがそれぞれ電源ボタンが分かれているので複雑な操作も一切なし。電源を同時に入れて、保温とバブルを同時に使うことも可能です。持ち運びがしやすい取っ手も付いているのでどこででも使えます。お風呂に入れない時も湯船に浸かった後のような入浴効果を得られます。
クロシオ-足湯バケツ(3,580円)
コンパクトに折りたためる収納に困らないフットバス
電気を使わず適温に入れたお湯を入れて楽しむタイプのフットバス。シンプル設計で使いやすく、コンパクトに折りたたむことも出来るのも魅力です。ビビットカラーのピンクとグリーンの2色から選べて気分も明るくしてくれます。
4本の脚付きなので、使う時に安定しやすいのもポイント。収納時には約5.9cmまで薄くなるので狭い隙間にも収納しやすくなります。足湯として使うほかに、つけ置き洗いやペットのバスタブとしても使えるサイズで汎用性が高いのが特徴です。
ラ・セリーズ-折りたたみ式フットバス(2,480円)
マッサージャー付きでお湯の中で気持ちよく足裏を刺激できる
柔らかく温かみのあるピンクとブルーでインテリアにも馴染みやすいカラーバリエーションが魅力です。折りたためば約7cmまで薄くなるので置き場所に困りません。使わないときはコンパクトに収納可能です。持ち運びに便利な取っ手付きで、吊り下げ収納も可能なのも便利でしょう。
持ち手部分は広くなっているので、タオルを掛けることも可能。コンパクトでも使いやすい設計になっているのも嬉しいですね。本体底には、足裏を気持ちよく刺激するマッサージャー付き。冷え対策として血行促進マッサージを行なったり、むくみ取りにも使えます。
いにしえの炎-折りたたみフットバス(748円)
15Lの大容量サイズで持ち運びも簡単な布製フットバス
布製のフットバスなので、使わないときはくるっと丸めてしまうことが可能です。携帯に便利な収納ケースに入れれば、縦25cm、横8cmととってもコンパクトになります。素材は防水と耐久性に優れた生地を使い、15Lもの水を入れても水漏れの心配がありません。
左右には持ち運びに便利な取っ手も付いており、お湯を入れたまま持ち運びも可能。お湯の温度は約70度まで対応しています。フットバスとして使うだけでなく、アウトドア先で荷物を入れたり飲み物を冷やしたりとマルチに使える汎用性も人気です。
MOSMART-Bosignフットバス(2,750円)
スウェーデン生まれの空気注入式フットバス
1995年にスウェーデンで誕生したBosign社のフットバス。半透明のビニールを空気を入れて膨らますタイプのフットバスです。空気を入れて膨らませるので空気の壁に包まれて、足と足裏に優しい使用感が広がります。
使わないときは空気を抜いてコンパクトに収納も出来るのは便利なポイント。プラスチックのバッグ付きなので持ち運びも簡単です。手軽に使えるので、自分用はもちろん旅行用やプレゼントにもおすすめ。場所を選ばず使用できます。
まとめ
折りたためるコンパクトサイズがおすすめ
足裏の疲れが取れやすく、心身ともにリラックスさせるフットバスは自宅での癒しの時間に最適。加熱効果や、保温機能のある電気式は長時間の使用でも快適に使用できます。底に突起やツボ押しがついているものは、足裏デトックスにも効果的に使えるでしょう。コンパクトに折りたためるフットバスなら、置き場所を選ばず使いたい時に使用できるのもいいですね。今回はフットバスについて人気のブランドを挙げながら詳しく解説しました。ぜひ皆さんも疲れや冷えから解放させるフットバスを見つけてくださいね。