スーツケースをターンテーブルでピックアップする際、自分のスーツケースを探すのに苦労していませんか。似たようなデザインやカラーが多いスーツケースをいち早く見つけるためにも、衝撃で荷物の飛び出しを防ぐためにもスーツケースベルトはおすすめです。スーツケースベルトには、簡単に着脱可能なバックル式やマジックテープ式、アメリカの空港で便利に使えるTSAロック式など様々な種類が販売されています。今回はそんなスーツケースベルトについて、種類や選び方、人気商品について詳しく解説します。手荷物受取場所で自分の荷物を見つけるのにいつも苦労するという方はぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。
スーツケースベルトの必要性
スーツケースの鍵が破損した際の荷物散乱防止に
海外の空港では、スーツケースをラフに扱うこともしばしば。荷物を積み上げる際に投げ飛ばすなど衝撃を加えることで、スーツケースの鍵が壊れたり、ケースから中身が飛び出ることもあるかもしれません。そんなときにスーツケースベルトを付けていれば中身が飛び出す心配がないので安心です。
手荷物受取所での取り違えを防いでくれる
スーツケースは同じカラーや材質のものが多いので、間違って自分のものを他の人が取り違って持っていくこともあります。特にブラックやホワイトはより似通った商品が多く、間違いが起こるリスクも高くなるでしょう。遠くからでも自分のスーツケースを判断しやすく取り間違いを防ぐためにもスーツケースベルトは役立ちます。
防犯性を高めて中身の盗難リスクを軽減する
海外でスーツケースを預けた際、鍵が壊されて荷物が盗難されるということも残念ながら起こりうるのが現実。防犯対策にもスーツケースベルトは有効です。スーツケースベルトをスーツケースに巻き付けることで、犯人にベルトの開閉が面倒だと思わせれば盗難の抑止力にもつながるでしょう。
スーツケースベルトの種類・締め方
絞り式
外すのに手間がかかる分防犯能力は高い
スーツケースにしっかり巻き付けて取り付けることで、ベルトがズレ落ちたり落下して紛失したりするのを防ぐことができます。ベルトを引っ張って緩めたり、締め付けたりすることが可能な絞り式ベルトは確実に装着できるのでおすすめです。
1度しっかり取り付けると着脱に手間がかかるので、外すのに苦労するのがデメリット。しかし、防犯面では盗難の意欲を弱めさせるので安心です。スーツケースの留め具の強度が心配、防犯よけとして確実にベルトを装着したいという人におすすめです。
ワンタッチ式
バックルをはめるだけなので簡単でお手軽
車のシートベルトのように、カチッとバックルをはめるだけで着脱が可能なワンタッチ式もおすすめ。取り付けるたびにベルト調節をする必要がありません。あらかじめスーツケースのサイズに合わせて長さ調節をしておくと、簡単に着脱することができます。
バックル部分やベルトを通すカンの部分は、金属製やプラスチック製の2種類から選べます。プラスチックが割れたりしないよう、大きく太めのバックルを選ぶと良いでしょう。スーツケースに触れる部分がゴム製なら、ズレ落ちにくくなるメリットもあります。
マジックテープ式
金具が使用されていないのでスーツケースが傷つかない
どの着脱方式よりも簡単で、スーツケースの大きさに合わせてしっかり固定することができます。容易に着脱が可能なので、子どもやお年寄りでも着脱しやすいのが特徴です。荷物を取り出したい時に、すぐに取り出せる手軽さも人気。価格もスーツケースベルトの中でも安価で購入できるでしょう。
使用頻度が多くなると、ゴミやホコリが付着しやすくなり劣化が早くなる原因に。マジックテープ部分の接着が弱くなると、スーツケースに巻き付けなくなってしまいます。購入する際にはベルトを通すカンの素材の強度や、接着部分の面積の広さを考慮して選びましょう。
ロック式
渡米時にはTSAロック付きがおすすめ
アメリカ合衆国は、テロ対策の一環として荷物の鍵を解錠した状態で預ける必要があります。そんなときに役立つのがTSAロックです。TSAロックとは、アメリカの運輸保安局職員がマスターキーを使って必要な場合に解錠できるシステム。自分の荷物をロックして預けても、彼らのマスターキーで荷物を開けることができます。
運輸保安局の職員しかマスターキーを持っていないので、一般の人が解錠することは不可能。アメリカへの渡航が決まっている人は、TSAロック付きを一番に考慮しておくことをおすすめします。防犯面でも安心して荷物を預けることができるでしょう。
スーツケースベルトの選び方
長さを考慮した巻き方で選ぶ
直線型は手軽に装着できる
スーツケースベルトの巻き方は縦、横、十字巻きとそれぞれ種類があり、自分にとって確実に巻き付けやすいものを選びましょう。直線型は手軽に装着できるので便利ですが、しっかり巻き付けていないとズレ落ちや外れやすいデメリットもあります。直線型を選ぶ場合は、締め付けがしやすくホールド感を得やすいタイプを選ぶと良いでしょう。
十字型は外れにくくより安全
縦と横両方に2本のベルトで十字に縛るものと、長いベルトを十字に固定する方法とがあります。どの方法も直線タイプに比べホールド感が優れているので、確実に固定することができます。着脱に時間がかかるので、1度取り付けると何度も外すのには向きませんが、安全性と防犯性に優れたものが欲しい方にはおすすめです。
空港でのトラブルを未然に防ぐ工夫で選ぶ
目印になるおしゃれなデザインなら荷物を見つけやすい
スーツケースベルトには、布地部分のカラーやデザインにこだわることでオリジナル感を出すことができます。他の人とは被らない個性的デザインや、目を引くビビットカラーのベルトを選ぶことで他の人のスーツケースとの差別化を図ることが出来るでしょう。特徴のないシンプルなスーツケースを使っている方こそ、ベルトのデザインにこだわって選ぶのがおすすめ。ターンテーブルで自分のものを判断しやすくなりますよ。
ネームタグ付きなら荷物の取り違えや紛失を防ぐ
万が一、荷物を取り違われてしまったりスーツケースが紛失した場合に役立つのがネームタグ。荷物が戻ってくる可能性が格段に高くなるのでおすすめです。持ち手に取り付けるネームタグもありますが、スーツケースベルトと一体型なら外れる心配も少なくて済みます。個人情報の流出が心配という方は、ネームタグを裏面に記載できるものや、ポケットに入れて隠せるタイプを選ぶとプライバシーも保護できるのでおすすめです。
スーツケースベルトのおすすめブランド・メーカー
クロース
ビジネス向きからエレガントタイプまでトラベルグッズが豊富
旅行に使える小物からスーツケースまでトラベルグッズが全て揃います。スーツケースベルトは特に十字型ベルトに特化しており、中の荷物が飛び出さないようんしっかり固定できます。十字型でも着脱は簡単なワンタッチ型なので初心者でも使いやすいのがメリット。カラーやデザインも個性的な柄が多く、旅行気分を盛り上げてくれるでしょう。
パレット
無駄のないシンプルなデザインで価格も安価
鮮やかな色合いとワンタッチで開閉可能なバックルは、コストパフォーマンスに優れた存在。 シンプルなデザインなので、年齢性別問わず誰でも使いやすいデザインが揃っています。 荷物の開閉の有無がすぐにわかるインジケーター窓がついているのもポイント。TSAの検閲を受けるとインジケーターが緑から赤に変化するので荷物チェックに最適です。
タビトモ
鞄メーカーが展開するトラベルグッズで丈夫な素材が豊富
1940年創業の鞄メーカー「Ace」が提供するタビトモグッズ。絞り式スーツケースベルトで、しっかりとスーツケースに固定できます。トリコロール柄やアニマル柄など個性的で目を惹くデザインが豊富。他の人の一線を画すデザインを探している方にチェックしてほしいブランドです。
コンサイス
今までなかった個性あふれるデザインが魅力
ディズニーとコラボしたポップで遊び心のあるベルトや、ワールドバゲッジベルトなど旅行気分を盛り上げるベルトが豊富です。若い人や女性にも人気のディズニー柄は可愛すぎない大人のデザイン。年齢を問わず使いやすくなっています。ネームタグも同シリーズで揃えることができるのも魅力です。
おすすめ&人気のスーツケースベルトランキング
絞り式でおすすめのスーツケースベルト
タビトモ-ACEスーツケースベルト(3,080円)
厚みのある頑丈なベルトでスーツケースからずり落ちない
タビトモのスーツケースベルトは、厚みがあって頑丈と旅のプロの間でも人気。凹凸の少ないシンプルな形状と、ゴム製のつなぎ目でスーツケースに巻き付けてもズレ落ちにくくなっています。凹凸の少ないバックルは、スーツケースをラフに扱っても傷や損傷から守ることができます。
おしゃれなトリコロールカラーは、爽やかなデザインでターンテーブルでも目立つ存在になること間違いなし。3桁のダイヤル式ロックとTSAロック、ネームタグもついているので、セキュリティーとプライバシー面両方で便利に使えるでしょう。
レジェンドウォーカー-スーツケースベルト( 1,930円)
発色の良いカラフルカラーで旅行気分を盛り上げる
伸縮性の高いゴムバンド付きで、今まで調整しづらかったワンタッチ式ベルトをより使いやすくしました。ゴムバンドがしっかりフィットするので、スーツケースから外れにくくズレ落ちる心配がありません。
絞り式の中でも、調整部分がプラスチックなのでスーツケースに傷が付きにくいのもポイントです。調整部分もホワイトで爽やか。ゴムバンド部分には裏に名前などを書くスペースもあり、紛失防止にも役立つでしょう。
十字型でおすすめのスーツケースベルト
クロース-スーツケースベルト(1,500円)
2WAYで縦でも横でも使いこなせる便利なベルト
高密度なPP材質で作られたベルトは、摩耗に耐えられる丈夫な素材。頑丈な金属製フックとの組み合わせで、どんな状況でもキャリーケースをしっかり固定します。金属フックでベルトの長さもしっかり固定できるのも魅力。どのスーツケースでもピッタリのサイズに固定します。
スーツケースを十字型に固定するのはもちろん、荷物箱やキャリーをスーツケース上に載せるときにも活躍。荷物固定バンドとして荷物とキャリーをしっかり固定できます。ビビットカラーを含む全9色展開でのみのカラーから選べます。
パソ電通信-十字スーツケースベルト( 1,180円)
単色と柄デザインの全12色から選べる
4色の単色カラーと、派手すぎない落ち着いた色合いが魅力の十字型スーツケースベルト。男女どちらでも使いやすいので、家族用としての購入もおすすめです。TSAロックと3桁のナンバーロックも付いているのでセキュリティー面でも安心。
使わない時には片付けがしやすいよう専用ポーチもついています。専用ポーチに入れておけば、布の劣化や紛失を防ぐことができるでしょう。購入サイトには、十字型の使用説明書も写真付きで掲載されているので初心者にも取り付けが簡単にできます。
クロース-スーツケースベルト(1,850円)
外から見えない隠しネームタグでプライバシーを守りながら紛失時には安心
個性的なデザインが光るおしゃれなクロースのスーツケースベルトは誰ともかぶりたくない人におすすめ。十字型タイプの中でも2,000円以内とリーズナブルな価格で購入できます。物を失くしやすい人にも安心の、鍵が不要なダイヤル式です。
十字部分のロゴは、チャーミングなクジラのマーク。彩りも鮮やかなので、ターンテーブルの上でもひと際目立つことでしょう。名前やアドレスなど個人情報を隠せる安心の隠しネームタグ付き。丈夫で耐久性の高いバッグルでスーツケースを大切に守ります。
おしゃれでおすすめのスーツケースベルト
AQUA-±0スーツケースベルト(7,700円)
シートベルトをイメージした艶やかなナイロンベルト
スーツケースを保護する強度と美しい佇まいが目を惹きます。バックルには、スーツケースようには初めてアルミ合金を使用することで強度が更に増しています。シートベルトのような艶やかな光沢が、高級感を感じられるでしょう。
高級感のある黒の化粧箱入りなので、贈り物としても最適。大型サイズは横巻きに、小型サイズのスーツケースには縦巻きも叶います。高級志向のスーツケースベルトなので、高価ですが本物志向のものを探している方に特におすすめです。
たびとも-アニマル柄スーツケースベルト(1,760円)
個性的なカラーベルトデザインで自分のスーツケースを見つけやすい
ヒョウ柄、牛柄、ゼブラ柄と今までにないアニマル柄のおしゃれなスーツケースベルト。どの柄も落ち着いたカラーなので、派手過ぎず大人っぽいデザインになっています。他のスーツケースと一線を画したいなら個性的なデザインベルトがおすすめ。
男女どちらも使いやすいデザインとカラーなので、パートナーと色違いで持つのもいいですね。大判のネームタグも付いているので、もしもの紛失の際も安心。先端部分の鋭角デザインと赤のブランドロゴがアクセントが効いておしゃれです。
コンサイス-ワールドバゲッジベルト(2,090円)
世界の伝統的なモチーフを生かしたスーツケースベルト
メキシコ、チェコ、スコットランドの美しい伝統的な模様がベルトに描かれた個性豊かなデザイン。これからの旅を盛り上げてくれそう。115cmから190cmまでの伸縮性があるのでスーツケースにもピッタリ装着できます。
スコットランドのアーガイル柄は、ハンサムで男性にもおすすめ。高級感があり大人っぽいデザインになっています。ワンタッチで取り外しが可能なバングルタイプは、急に開け閉めが必要な際もすぐに対応できて便利です。
ALIFE-スーツケースベルト(1,930円)
発色の良いカラフルカラーで旅行気分を盛り上げる
韓国の輸入雑貨会社がデザインしたおしゃれなベルトです。カラーバリエーションも豊富で、荷物の目印になるので遠くからでも荷物を識別しやすいでしょう。また、発色の良いエナメルベルトにホワイトの飛行機モチーフがアクセント。
豊富なカラー展開でお気に入りのカラーが見つかります。 着脱方式はマジックテープ式。あらゆるサイズのスーツケースサイズに合わせやすく着脱がしやすい仕様になっています。荷物の出し入れがしやすいスーツケースベルトを探している方におすすめ。
TSAロックでおすすめのスーツケースベルト
オレンジウエディング-TSAスーツケースベルト(860円)
豊富な20種類のデザインからお気に入りを選べる
ハワイアンデザイナーがデザインしたカラフルカラーのスーツケースベルト。同じ絵柄でもカラーが違うのでお好みのカラーが選べます。ピンク系とブルー系の基本カラーに加え、男女どちらも使いやすいレインボーカラーも人気です。
同じストライプでもカラーの組み合わせが違うだけで雰囲気もガラッと変わるので、スーツケースのカラーに合わせて選ぶのもいいですね。約108cmから182cmまで伸縮可能で、機内持ち込み用と預け入れ荷物どちらにも使用できます。
パレット-TSAスーツケースベルト(1,870円)
彩り鮮やかなワンカラーでワンタッチでスーツケースに取り付け可能
シンプルなデザインですが、全14色の豊富なカラーで好みのカラーが見つかります。新しく追加されたレインボーカラーは旅行気分を更に盛り上げてくれるでしょう。ワンタッチタイプなのでスーツケースへの取り付けもラクラク。
鍵で解錠する際には、インジケーターの色が赤に変化。鍵の開け閉めの有無を一目で確認できるので安心です。緩めの状態でロックした後、後から締め込むことができるのでしっかりスーツケースに固定できます。
グリプトン-TSAロック付き重量計(1,731円)
TSAロックと重量計が付いた2WEYタイプのスーツケースベルト
スーツケースの荷物超過が防げる、重量計付きスーツケースベルトです。スーツケースに取り付けたまま最大40kgまで軽量することができます。電源スイッチを押して、重量単位切り替えボタンで計測したい単位に切り替えて計測します。
スーツケースから重量計は取り外せるので、フックを取り付けて手荷物も軽量が可能。最大15kgまで計測できます。0.1kg単位まで測れ荷物検査前に役立つことでしょう。重量計の購入を考えている方は、スーツケースベルト一体型購入を考えてもいいかもしれませんね。
まとめ
バックルの強度とやりやすい締め方に合わせて選ぶ
スーツケースベルトを購入する上で一番こだわりたいポイントは、防犯性か装着のしやすさとどちらを重要視するかどうかを考えることです。ただ他のスーツケースと判別しやすくし、見つけやすくするだけなら好きなデザインで選ぶことができます。防犯を重視して選ぶなら、絞り式やTSAロック付きのものを選びましょう。今回は、スーツケースベルトについて、人気のブランドを挙げながら詳しく紹介しました。ぜひ皆さんも、海外旅行に役立つお気に入りのスーツケースベルトを見つけてくださいね。