おすすめのサンドペーパー・紙やすり人気ランキング!【耐水ペーパーも】

サンドペーパーはDIY工具や掃除道具として、家庭内だけでもいろいろと活躍してくれるアイテムです。しかし種類が多く、特に番手はとても細かく分かれています。そのため、いざ探すとなるとどれが自分の用途に合ったサンドペーパーなのか悩んでしまいますよね。そこで、今回はサンドペーパーの種類や選び方を解説していき、おすすめの商品も紹介します。ぜひ、サンドペーパー購入の際にご参考にしてみてください。

サンドペーパーの使い方

木材や金属の研磨作業に

サンドペーパーとは基材となる紙製や布製もしくは合成繊維でできた下地の上に、砥粒とよばれる砂状の研磨剤がコーティングされたものです。主な用途は木材や金属、陶器などの研磨作業です。研磨剤の目の大小によって削ったり、磨いたりすることができますよ。

水研ぎや空研ぎが可能な種類も

サンドペーパーを使用する際、乾いた状態で研磨することを空研ぎと呼びます。反対に水に濡らした状態で使用することは水研ぎと呼びます。基材が同じ場合でも、非耐水性と耐水性のものがあり、研磨する素材や場所で使い分けるといいですよ。

サンドペーパーの種類

一般的な紙製シート

一番安価で柔らかい木材の研磨に向いている

サンドペーパーといえばこの一般的な紙製シートのことを想像する方が多いのではないでしょうか。ホームセンターはもちろん100均でも販売されており、価格も安いものだと1枚あたり2円くらいのものもあります。価格も含め手軽に購入しやすいタイプですね。

一般的な紙製のサンドペーパーは、水に濡れるとすぐへたってしまいます。また、何度も研磨するとすぐやぶれてしまい耐久性はあまり強くありません。そのため、空研ぎの状態で、柔らかめの木材の研磨や軽く研磨したい作業への使用がおすすめですよ。

耐水性の紙製シート

水研ぎができるので水回りの頑固な汚れ取りにも使える

耐水性の紙製シートのサンドペーパーは、一般的な紙製シートとは異なりペーパー部分が濡れてもふやけない耐水紙が使用されています。また、紙の部分と研磨部分のシートをくっつけている接着剤も耐水性のものが使われています。そのため、濡らして使っても基材と研磨部分のシートが離れてしまう心配がありませんよ。

水に濡れても使える耐水性のサンドペーパーを使えば、水回りの水アカやカルキ跡などの汚れを削って除去することができます。さらに、サンドペーパーの目詰まりが起こりやすい金属研磨も、耐水性のサンドペーパーならば、水で濡らしながら行えます。目詰まりなくスムーズに作業できるのがいいですね。

砥粒コーティングの布製シート

紙製に比べ屈曲性が高いので曲面の研磨に最適

布製のサンドペーパーは紙製と比較して、耐久性が高いのが特徴です。そのため、強い力で研磨する作業に向いていますし、研磨用の電気工具につけて使うこともできます。水に濡らして使いたい場合は、紙製同様に耐水性と非耐水性のものがありますので確認して使いましょう。

布製シートの他の特徴として、柔軟性が高いこともひとつ挙げられます。簡単に曲げやすいですが、曲げても折れにくくなっています。そのため、曲面を研磨する際もしっかり面に沿って研磨でき、作業効率が高く仕上がりもきれいになりますよ。

網目状の合成繊維シート

強力な研磨パワーでしつこいサビや石膏にも使える

合成繊維を基材とした網目状のサンドペーパーは、メッシュシートやポリネットシートと呼ばれています。価格は紙製や布製のサンドペーパーに比べやや高いですが、両面ともに研磨することが可能です。耐久性が非常に高く長期間使用することができますよ。

合成繊維シートのサンドペーパーは、研削力がとても強力です。そのため、コンクリートやなどの硬い素材の汚れやしつこいサビを除去することができます。その他にも金属や陶器などの仕上げやステンレスのつや消しなど繊細な仕上げ作業のも向いていますよ。

サンドペーパーの選び方

研磨する素材で選ぶ

番手をてがかりに用途に合わせて使い分ける

サンドペーパーには、コーティングされている砥粒の粗さによって番手と呼ばれる番号が振られています。どの種類でも番手が小さいほど目が粗く、削ったり汚れを除去したりする作業向きで、反対に、番手が大きいほど目が細かくなっていて仕上げのツヤ出しなどに最適です。この番手を手掛かりにすると、自分の用途に合わせたサンドペーパーを見つけやすいですよ。

木材のバリ取りから仕上げには40~400番の紙製シート

バリ取りといわれる、トゲやケバケバした部分を研磨して凹凸の無い状態にする作業には40番~100番の紙製シートがおすすめです。研磨の際に端材を当て板にして、サンドペーパーを巻き付けて使うと作業効率が上がり、けが防止にもなります。木材の塗装前の仕上げとしてより表面を滑らかにしたい場合は、280番~400番の番手のサンドペーパーを使うときれいに仕上がりますよ。

金属や石膏などのクリーニングには番手1000からの耐水性シート

金属や石膏、陶器などに付着した汚れやちょっとした傷を研磨して落としたいときにもサンドペーパーが使えますよ。その際は番手1000番以降の耐水性サンドペーパーがおすすめです。元から傷が付きやすい金属などは目が細かい番手のものを使用すると安心です。また、金属くずや石膏くずはサンドペーパーの目に詰まりやすいのですが、水で流しながら行うと目詰まりを起こしにくくより効率的に作業できますよ。

研磨の方法で選ぶ

粗く削るだけなら40~240番

バリ取り以外の粗く削る作業の中で、塗装を故意に削ってアンティーク感が出るようにするエイジング加工という方法があります。削るだけで家具や雑貨がおしゃれに見えるのでDIYでもよく使われる技法です。木材や金属に塗料を塗布した後に、紙製もしくは布製ならば番手40~240番で、合成繊維シートならば番手320~800番で角や縁を中心に削るだけで簡単にできますよ。

表面を均一にしてツヤを出すなら番手は1000番から

研磨して表面を均一に滑らかにし、仕上げのツヤ出しをしたい場合は、既に紹介した4種のサンドペーパー全て、番手は1000番から選ぶのがおすすめです。特に、金属や陶器のツヤ出しとして使う場合は番手は1000番から超細目のものを使うときれに仕上がります。1000番以降のシートで研磨すると金属を鏡面のような仕上がりにすることもできますよ。

サンドペーパーのおすすめブランド・メーカー

TRUSCO(トラスコ)

程よい柔軟性と耐久性を備えた高品質な商品が多い

TRUSCOのサンドペーパーは基材に丈夫な素材を使用しているものが多いです。布製や合成繊維シートはもちろん紙製にもある程度の耐久性があります。また、布製と合成繊維シートは柔軟性が高いので、細かい部分の仕上げ作業におすすめですよ。

BIGMAN(ビッグマン)

豊富な番手と使いやすいサイズカットが人気

BIGMANのサンドペーパー商品の中には番手だけで16パターン揃えられているサンドペーパーもあります。そのため、ピンポイントに自分の用途に合ったものを選ぶことができます。また、ミニサイズのセット商品もあり、 ちょっとだけ使いたいときにおすすめですよ。

三共理化学

サンドペーパーの基材の種類が豊富

合成繊維シートのサンドペーパーが多く揃っています。その他にも、特定の形に合わせた特殊な形状のサンドペーパーのラインナップが豊富です。マイナーな素材の研磨に対応している商品もありますので、ピンポイントで最適な商品を見つけやすいですよ。

アサヒペン

手頃な価格で広範囲を磨くことができるサイズが揃う

サンドペーパの商品ラインナップはそこまで多くありません。しかし、よく使われる定番の番手のサンドペーパーをセットにした商品が豊富です。扱われている番手は60番~240番が多く、下地処理に特化したサンドペーパーです。

おすすめ&人気のサンドペーパーランキング

紙製シートでおすすめのサンドペーパー

BIGMAN-紙ヤスリ 18枚入 (180円)

お手頃価格でたくさん使える

120番と240番と400番の3つの番手がそれぞれ6枚ずつ入った18枚のセットです。サイズは幅が76mmで長さが140mmの手作業でも使いやすいミニサイズ。広範囲よりも部分的に使用するのが向いていますよ。

木工DIYにはもちろん、 ハウスクリーニングにも活用できます。 240番と400番を使えば浴槽や洗面台の水アカ取りができます。その他にも、珪藻土マットを研磨するとマットの吸水性が復活するのでおすすめですよ。

アサヒペン-サンドペーパーセット 6枚入 (141円)

3種の異なる番手のシートで下地処理はおまかせ

一般的な紙製シートのサンドペーパーはあまり耐久性が高くありません。そのため、1枚交換できるぐらいの予備があると安心です。このサンドペーパー6枚入りセットなら、3つの番手がそれぞれ2枚ずつ入っているため、痒いところに手が届くようなセットですね。

サンドペーパーを単品購入とセット購入で悩まれている方は、ぜひセットを選んでみてください。特にこのサンドペーパーセットのように120番と240番がセットになっているのがおすすめ。120番と140番の番手は、DIY以外にもハウスクリーニングなどでも活用できるので、予備で持っておいても便利ですよ。

耐水シートでおすすめのサンドペーパー

TRUSCO-仕上げ用耐水サンドペーパーセット 4枚入 (278円)

塗装後の細かい処理や車の補修にも使える仕上げ用

番手400~1200番のサンドペーパーのセットです。400番は木材の下処理の仕上げにおすすめで、800番は塗装後のザラツキ処理に最適ですよ。他には、車などのキズ補修にも使える1000番と1200番の超細目のシートもセットになっています。

それぞれを単品で使用してもいいですし、400番から順番に研磨していくという使い方もおすすめです。一定の倍率の番手シートを順に研磨すると研磨材が均一に入り、仕上がりがより綺麗になりますよ。4種類の番手がそれぞれ1枚づつ異なる色でセットになっているので、一目でどの番手か分かりやすい仕様もいいですね。

SK11(エスケー11)-耐水ペーパーミニセット30枚入 (469円)

コンパクトサイズで空研ぎ水研ぎどちらも可

手のひらサイズにカットされているので切る手間が省けます。手に収まりやすいので、手作業で研磨するのにも便利。400番と1000番のサンドペーパーが一緒に入っていますので、ツヤ出しのためのサンドペーパーを探しているかたは1セットあると重宝しますよ。

さらに1500番という超細目の番手のサンドペーパーもセットになっています。こちらを使うと仕上がりを鏡のようにすることも可能です。他にも、包丁の細かい傷の研磨に使うと見た目と切れ味が良くなりますし、サビ防止にもなるのでおすすめですよ。

三共理化学-ハイピッチペーパー HNタイプ 100枚入 (2,806円)

電動工具への付け外しが簡単で目詰まりしづらく長持ち

研磨作業によく使われるサンダーという電動工具用のサンドペーパー。シートを押さえつけるクランプ式ではなくマジックテープで貼り付けるだけのマジック式のシートです。サンダー初心者でも簡単に装着できますよ。

三共理化学のハイピッチペーパーは目詰まりしづらいので商品がロングライフというのが特徴です。また、耐水性なので水に濡らしながら使うこともできます。研磨している面に熱を持ちやすい電動工具も、水研ぎしながらであれば安心して使えますね。

布製シートでおすすめのサンドペーパー

TRUSCO-ポップアップロールペーパー 93mm×37m (6,600円)

頻繁に使うサイズをロール式でまとめてストック可能

趣味のDIYや掃除などでサンドペーパーを使う機会が頻繁にあるという方におすすめの、ロールタイプのサンドペーパーです。240番のサンドペーパは使える用途も多いので、ロールでストックしておくと便利ですよ。

サンドペーパーで6000円越えはかなり高額にも感じますよね。しかし、ロールの長さが37mありますので1mあたり200円弱の価格です。好きな長さにカットして使えるので、無駄を減らしてより経済的に使えますよ。

BIGMAN-布ヤスリ (1,189円)

丈夫で破れにくいので金属や荒材の下処理にも使える

BIGMANの布ヤスリはゴシゴシ研磨しても破れにくいのが特徴です。金属や荒材などの素材をラフに研磨するのに向いています。また、長く使えるので木材の角を研磨して丸くするという、比較的研磨時間が長い作業も難なくこなせます。

裏面には切り取り線が入っており、片手に収まりやすいサイズにカットすることができます。丈夫なので手だけで研磨しても使いやすいです。さらに、当て木などを使うと接着面が均一になるため、より効率的に作業できますよ。

三共理化学-布やすり (52円)

サビ取りや木材のバリ取りなどラフな作業におすすめ

ツヤ出しなどの仕上げの作業よりも、金属や木材を粗くラフに削る作業に向いています。1枚の値段も他の布製サンドペーパーと比較すると、手ごろな価格の商品です。耐久性があり経済的なので気兼ねなくゴシゴシ使えますね。

そのままのサイズだと大きすぎて使いづらいので、必要なサイズにカットして使うのがいいでしょう。その場合は、一気に基材と研磨コーティングのシートを切ろうとしない方がいいですよ。まず、基材の裏にカッターで浅く切れ目を入れ、折るように切ると砥粒が散りづらいのでおすすめです。

モーター印-布やすり 50枚入 (4,840円)

手で割くことができるのでとっさの時も使いやすい

研磨する際に強い力をかけても破れることなく長く使える耐久性が魅力の布やすりです。一方で、手で割いてカットできるという特徴があります。作業中に近くにはさみなどが無くてもサッと好きなサイズに割いて使えるので、とても便利ですね。

ほとんどの布製サンドペーパーは金属や木材の研磨に使うことができます。しかし、この布やすりはゴム素材の研磨をすることも可能です。シルバーリングなどの製作の際に作るゴム型の溝の仕上げに活用できますね。

ゴッドハンド-神ヤス スポンジ布ヤスリ (387円)

曲面はもちろん細かい部分の研磨や水研ぎもできる

ゴッドハンドの神ヤススポンジ布ヤスリは、細長い形状でスポンジに布ヤスリが接着されています。この形状は細かいスペースやデリケートな素材の研磨に最適です。そのため、プラモデルやフィギュアなどの細かい部分の研磨やツヤ出し作業によく使われていますよ。

布製のサンドペーパーにスポンジを貼り付けることで、布ヤスリにスポンジの高い柔軟性が加わるという利点があります。曲げてもシワが付きにく、曲面に正確に沿わせることができます。曲面の研磨が美しく仕上がるので、フィギュアやプラモデル制作には向いていますね。

合成繊維シートでおすすめのサンドペーパー

KOYO-ポリネットシート (280円)

両面で磨くことができる耐久性の高い研磨シート

目詰まりが起こりにくい網目状の構造で合成繊維が組まれたポリネットシートです。その上で研磨コーティングしているので、表裏の両面ともに研磨することができます。両面使えるので1枚で2枚分使えると考えるとお得ですね。

また、空研ぎと水研ぎ兼用で、どちらの状態で使用しても合成繊維シートの特徴である研磨パワーが弱まることはありません。そのため、幅広い用途で使うことができます。耐久性も非常に高いので長く使えるのも嬉しいポイントですね。

三共理化学-マジックロンZ (360円)

強力な研磨パワーで頑固なサビや塗装研削に最適

強力な研磨パワーを発揮するナイロン不織布が基材となっており、古くなった塗装落としや金属製品に付着した頑固なサビの除去に最適です。ただ、ポリネットシートは研磨する力が強いばかりに素材に傷をつけてしまう事もあります。そのため、粗く研磨する場合は必ず目立たない箇所で試しに研磨してから使うと安心ですよ。

製品に程よい厚みがあり手作業でも力強く研磨することができます。力が弱い方でも楽々研磨できるのでおすすめですよ。金属製品のサビ以外にも身近なところでフライパンや魚焼きグリルの焦げや黒ずみとりにも一役買ってくれます。

SK11-ポリネットシートAA (400円)

メッシュ状の網目で目詰まりしづらい長寿命な商品

木材や金属を研磨できるサンドペーパーはたくさんあります。しかし、このサンドペーパーが木材や金属に加え、樹脂の研磨が可能です。樹脂は英語でレジンと言い、ハンドメイド作品でよく使われるレジンの加工や仕上げのツヤ出しにもおすすめですよ。

見た目はメッシュ状の薄手のサンドペーパーです。しかし、高い耐久性と強力なパワーで頑固なサビや塗料などでも楽々と研磨することができます。そのため、手に持って研磨する際は怪我防止のために、必ず保護用の手袋を着用して作業するようにしましょう。

松永トイシ-ポリネットシート (2,158円)

空研ぎも水研ぎもできるので水アカ取りにも使える

厚さ1mmの薄手のポリネットシートです。曲面に沿うことができ、細かい隙間にも入り込んでくれます。また、空研ぎも水研ぎもできるので便器の尿石取りやお風呂場のタイルなどの水アカ取りにおすすめですよ。

薄手のサンドペーパーの中でもかかる費用が割高ですが、水研ぎしても乾かせば再度利用できます。また、元々の耐久性も高いので長く使うことができます。薄手なので必要なサイズにカットして利用すればより経済的に利用できるのでおすすめですよ。

TRUSCO-両面ネットシート (6,181円)

耐水性と耐油性があり適度に柔らかく曲面も磨ける

網目状構造のナイロン繊維に研磨材をコーティングしているサンドペーパーです。繊維の寿命が切れる最後まで研削力を落とすことなく使うことができます。また、TRUSCOの製品特有の適度な柔軟性により細かい部分の研磨にもおすすめですよ。

この両面ネットシートは耐油性があります。そのため、木材の仕上げとしてオイル系の塗料と一緒に使って研磨することが可能なのです。オイル系塗料を使って研磨するとツヤとはまた違った、木材にしっとりとした質感を出すことができますよ。

まとめ

家庭用には空研ぎ水研ぎ兼用の布製 のサンドペーパーがおすすめ

家庭でDIYやハウスクリーニングなどにサンドペーパーを活用したい場合は空研ぎと水研ぎ兼用の布製サンドペーパーがおすすめです。価格面で紙製との差は小さく、耐久性の面では紙製よりも優れているため変わらない値段で長く使うことができます。さらに空研ぎと水研ぎ兼用だと用途も広がりますので、サンドペーパ-購入の際にはぜひ条件に含めてみてくださいね。

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