おすすめのバイクカバー人気ランキング!【耐水・耐熱性に優れた厚手タイプも】

趣味の乗り物というイメージを持つ強いバイクですが、原付や125㏄などの小型クラスは、国民の足として長いあいだ定着しています。スムーズに出かけられるよう、軒下や駐輪場に停車している方も多いでしょう。一方、外に近しい場所は、バイクにとって苦手な環境でもあります。風やホコリは汚れの原因。日差しや雨は塗装と樹脂パーツの劣化に繋がり、対策なしではバイクの寿命が縮みます。デイリーユースの相棒だからこそ、カバーを掛けて大切に駐車しておきたいところですよね。今回はバイクを守るための必須アイテム、バイクカバーを掘り下げます。参考にして愛車にピッタリなモデルを選んで下さい。

バイクカバーの必要性

駐車中のバイクを劣化から守り寿命を延ばす

バイクは駐車中、雨や風、日光の影響を常に受けています。耐候性を高めておかないと塗装や樹脂パーツの劣化が早まり、剥き出しの金属パーツは錆びが心配ですよね。バイクカバーは多彩な機能で環境からバイクを守り、寿命も延ばしてくれます。

傷つき防止や防犯対策にも

不特定多数が使う共同駐車場などに裸のままで駐車すると、傷つきや盗難の心配があります。ミラーが折れたりスマホホルダーが盗まれたりしても、泣き寝入りになるケースは少なくありません。バイクカバーがあると盗難やイタズラに一手間が掛かり、それだけでも犯人は嫌がります。バイクカバーは防犯グッズとしても有効と言えるでしょう。

出先での雨対策も可能

原付以外のバイクは車と同じように、駐車場を使わなければいけません。店の駐車場や友人宅の庭など、屋根がない場所に何時間も駐車するケースが増えます。携帯性に優れたバイクカバーを選んでおけば、出先でも雨対策や防犯対策が可能になりますよ。

バイクカバーの選び方

車体に合わせてサイズを選ぶ

代表適合車種などを参考に大き過ぎないサイズを

バイクカバーはサイズが大き過ぎると、雨や砂、ホコリの侵入を許しやすくなります。また、大きいサイズは風に煽られるとバタついてしまい、裏地が擦れることも少なくありません。傷やサビの可能性が高まると、せっかくの耐候性が低下します。メーカーやショップが明記している代表適合車種などを参考に、愛車に近いサイズを選んで下さい。

カスタム車は実寸が必須

バイクメーカー純正のカバーなどに合う、明確な適合車種であれば実寸は不要です。一方、バイクカバーの適合車種はノーマル状態のサイズに基づいており、カスタム車は注意が必要でしょう。社外マフラーやリアボックスなどを取り付け、長さと高さが延長していると、適合車種でも合わない可能性があります。小さ過ぎると買い直すことになるので、カスタム車は実寸しておくのがおすすめです。

コンパクトに携帯できる収納袋付き

バイクカバーは意外と大きく、収納する場所に困ります。コンパクトにできないとメットインにも収まりにくく、高価なカバーを駐車スペースに置きっぱなしでは心配です。賃貸などの共同駐車場は、置き場の確保も大変でしょう。その点、収納袋付きはコンパクトに折り畳んで、バイクと一緒に持ち運ぶことができます。また、携帯性があると出先でも雨対策ができ、非常に便利です。

耐水性の高さで選ぶ

表面にコーディング加工が施されているタイプがおすすめ

バイクカバーは防水性と撥水性を高めるため、主素材に化繊生地を用いています。防水機能は必ず確保されていますが、より高度な性能を求めるなら表面コーディングがおすすめです。アクリルコートやPU(ウレタン)加工、シルバーコートと書かれているモデルを選ぶといいでしょう。また、撥水性を表示するにはJISのスプレー試験で、2級以上の準拠が必要です。4級や5級を獲得しているバイクカバーは、水に強いモデルと言えます。

表地が一枚布だと水が浸入しにくい

パーツ分けした生地を組み合わせ、縫製したタイプがバイクカバーの主流です。一方、表地が一枚布で構成されたバイクカバーもあります。一枚布は高価なモデルに限られ、一般的な価格帯ではありません。しかし、縫製タイプより防水性に強力なアドバンテージがあります。縫い目から浸水するリスクがゼロであり、高級モデル特有の生地は耐候性も秀逸です。

シームテープ加工も雨対策に便利

テントなど、防水生地の修理に活躍するシームテープは、縫い目や小さな傷を補強できるのが強みです。生地を縫製しているバイクカバーの中には、縫い目にシームテープ加工を施したモデルがあります。シームテープ加工があると縫い目から浸水リスクがグッと減り、バイクカバーの防水力は高まるでしょう。なお、シームテープはホームセンターでも買え、アイロンでプレスすれば簡単に付きます。ない場合は自分で加工するのも便利ですよ。

耐熱性の高さで選ぶ

マフラーなどに接触する裏地は溶けてしまう可能性がある

マフラーなどに接触する裏地は、耐熱性がないと溶けてしまいます。バイクが冷えてからカバーを掛ける必要があるなど、余計な手間も増えるでしょう。熱に強い裏地はマフラー熱を気にせずに使え、手早さにおいても有効です。一方、耐熱加工が部分的なモデルもあり、愛車をカスタムしているライダーは注意が必要でしょう。社外マフラーなどの位置が耐熱部分を外れると、裏地は溶ける可能性があります。

裏地にも耐熱加工が施された二重構造がおすすめ

耐久度が高いバイクカバーは二重構造が多く、表と裏に別々の生地を用いています。また、中間層に防水生地などを用いた特殊な構造も、表地とは別に耐熱加工を施しているのが特徴です。柔らかいコットンなどに耐熱生地を合わせており、マフラーの熱でバイクカバーを溶かしてしまうリスクがありません。ロングシーズン用が欲しい場合は特に、二重構造のモデルを選ぶといいでしょう。

耐久性の高さで選ぶ

オックス生地が丈夫でおすすめ

オックス生地(オックスフォード生地)は縦糸と横糸を2本にして編み込んでいます。丈夫で編み目が細かく、通気性まで備えた優秀な生地です。300Dや600Dの表記があり、D(デニール)は繊維の太さと認識して構いません。数字が大きいほど糸が太く丈夫になり、耐久性の目安になりますよ。

主流であるポリエステルのオックス300Dを例にしましょう。耐候性と速乾性がある燃えにくいポリエステル生地を、300デニールの太い糸で編んでいる、ということです。耐久度重視ならオックス生地を選んで損はありません。

カバーの寿命は値段も目安にできる

バイクカバーは高額になるほど丈夫な生地を使う傾向にあり、機能性も比例して増していきます。そのため、価格帯も耐久度の良い参考になるでしょう。基本的には高額なほど、バイクカバーとバイクの寿命を保つのに有利です。一概には言えませんが5,000円付近が境目になり、信頼できる性能が増えてきます。カワサキやヤマハなど、バイクのメジャーメーカーを選ぶなら10,000円前後が目安になるでしょう。

一方、使う環境や頻度、バイクの車種、カスタムによってもカバーの寿命は変わります。値段が高いと必ず長持ちする、というわけではありません。ワンシーズンなど、一定期間を目安に買い換る場合は、リーズナブルなモデルも有効です。

耐候性の高さで選ぶ

湿気を溜めないベンチレーターは週末ライダーに

バイクカバーの天面付近にあるメッシュ付きの穴は、ベンチレーターと呼ばれます。ベンチレーター付きのバイクカバーは通気を向上させ、湿気を内側に溜め込みません。梅雨時期や雨上がりなどに、バイクを錆から守ってくれます。毎日カバーを外す常用のバイクは中に湿気が溜まりにくく、ベンチレーターの必要性が低いでしょう。一方、週末ライダーなど、保管日が多いバイクにはおすすめの機能です。

きつい日差しにはパーツを保護するUVカットがおすすめ

肌の老化原因は8割方が紫外線と言われています。バイクの肌である塗装も同じく、紫外線が劣化原因の最たるものです。また、以前より強化されていますが、樹脂パーツにも紫外線は天敵と言えます。メーターが黄色く濁るなど、くたびれた樹脂パーツは走行にも悪影響を及ぼすでしょう。UVカット加工は紫外線を防ぎ、塗装やパーツの状態を長持ちさせます。日差しがきつい場所にはおすすめで、反射率が高いシルバーも紫外線対策に便利です。

防犯対策で選ぶ

見た目でも防犯できるチェーンロックスリット

チェーンロックを通すスリットは防犯用に便利です。通常、バイクカバーをするとチェーンロックは外から見えませんが、スリットからチェーンが外に出ていれば解ります。シルバーやブラックのカバーは夜間に目立ちにくく、それだけでも近づかれる可能性は減るでしょう。加えてチェーンロックが見えれば、盗難の危険はグッと下がります。また、風でカバーが動きにくくなり、耐候性も向上してくれますよ。

防炎加工の表地はイタズラやアクシデントに強い

バイク自体が燃やされてしまう確率は低いですが、火にまつわるイタズラは少なくありません。例えばタバコをシートに押し付けられるなど、目立つパーツに被害があるとショックです。防炎加工があれば、ちょっとした被害を避けることができます。歩きタバコなど、アクシデントで穴が開くことも防止でき、人通りが気になる場所には嬉しい加工でしょう。

着脱のしやすさで選ぶ

常用のバイクには柔らかいコットンの裏地を

常用のバイクであればカバーは日ごとに取り外すでしょう。裏地が硬いと取り外すときに塗装面を擦ってしまい、気を付けていないと傷の原因になります。しかし、柔らかい素材の裏地を選んでおくと安心です。それほど気を遣わずに手早く脱着でき、毎日の脱着も苦になりません。脱着が面倒でカバーを止めてしまうライダーもいますが、面倒に感じるリスクを減らせます。

手早く脱着できるコードストッパーは風にも強い

脱着が簡単な裾用のコードストッパーや、ベルトストッパー付きのバイクカバーを選ぶのも、面倒になりにくい方法です。コードストッパーは、リュックなどの口紐に付いている留め具を想像するといいでしょう。足元の裾にあり、紐を絞るだけでバイクカバーを固定できます。ベルトストッパーも、前後や中央の留め具を外すだけで簡単に脱着でき、毎日の作業にストレスを感じません。ストッパー類は風にも強く、バイクカバーが飛ぶのを手軽に防止できます。

目印があると前後を見分けやすい

バイクカバーは一色で構成されていると、前後が明確に解りません。仕事や学校帰りの夕方以降に使うと、暗さでも前後の判断が付きにくくなります。何か目印があると方向が解りやすく、手早い装着ができるでしょう。作業のストレスが減り、長続きすることにも繋がります。色分けされている生地や大きなロゴが良い目印になりますよ。

バイクカバーのおすすめブランド・メーカー

ヤマハ(ワイズギア)

ヤマハの純正を扱う王道のメーカー

ヤマハはワイズギア名義でバイクカバーを取り扱っています。ワイズギアはヤマハの純正カスタムパーツなどを手掛けるメーカーで、品質に間違いがありません。関連メーカーだけにヤマハのバイクと相性は最高。ヤマハ製を愛車にしている方は、特にチェックをおすすめします。

DAYTONA(デイトナ)

バイクパーツの最王手で安心の品質

デイトナは日本のバイクパーツ業界で、最王手と言えるメーカーです。輸入車や国産アメリカンのパーツも扱っており、幅広いバイクを視野にアイテムを扱っています。バイクカバーは控えめな価格で多機能。サイズも豊富で安心して選べるのが特徴です。

KOMINE(コミネ)

下位モデルも費用対効果が高い

コミネはヘルメットやグローブなど、装具類に高い人気があります。使っていないライダーも、名前を聞いたことがあるかもしれません。バイクの保護にも力を入れており、簡易のバイクテントなどが評価されています。バイクカバーは消耗品になるリーズナブルなモデルにも機能性があり、費用対効果の高さを期待できるでしょう。

Barrichello(バリチェロ)

輸入車にも使える高い汎用性が特徴

通販などで注目度が高いバリチェロは、バイクカバー専門のメーカーです。駐車時にバイクカバーと併用するロックなども扱っており、周辺アイテムも重宝されています。専門メーカーだけあって性能はハイレベル。高い汎用性は輸入車ユーザーも要チェックです。

レイト商会

人気の最上位モデル匠アドバンスを扱う

バイクカバーの最上位と言えば、匠を思い浮かべる方も多いでしょう。レイト商会が扱っています。バイクカバーに必要な要素を網羅しており、手軽な脱着でストレスにも対処しているのが特徴です。しっかりした1年保証書があり、縫製のほつれも無料で修理ができます。

おすすめ&人気のバイクカバーランキング

厚手でおすすめのバイクカバー

コミネ-AK-100 (10,010円)

長く使える高品質バイクカバー

表地と裏地の両方が耐熱性を持っています。ブラックとシルバーの2色で紫外線をカット。ベルトロックや大きなロゴ付きは脱着がしやすく、帰りが遅くなっても安心です。ベンチレーターとロックスリットも忘れずに装備。収納袋でコンパクトになり、欲しい機能が卒なく揃っています。

Mから2XLまでの4サイズを選べ、適合車種は豊富と言えます。2XLになると長さ300㎝で高さが160㎝。幅も100㎝あり、ハーレーなど、大きいアメリカンの基本サイズを超えています。総合力が高いロングシーズン用として、間違いのないモデルです。

バリチェロ-バイクカバー (5,890円)

オックス300D生地を使ったリーズナブルな高耐久モデル

ポリエステルのオックス300D生地をシームテープ加工しており、耐久度と防水性が人気になっているバイクカバーです。原付用から大型用までサイズが揃っており、シルバーとブラックを選べるもの嬉しいポイントでしょう。夜間の防犯には目立たないブラック。日差し対策にはシルバーも便利です。

ロックスリットにベンチレーター、スムーズに脱着できる設計など、生地だけでなく機能性も高級モデルに迫る勢いです。二重縫製で縫い目の耐久度も高く、ロングシーズン用として問題なく選べます。長く使えて5,890円なら、価格はリーズナブルと言えるでしょう。

レイト商会-匠アドバンス (44,000円)

欲しい条件を全て満たす超高品質モデル

発売当初から、バイクカバーのハイエンドモデルとしてトップを走り続けるのが、レイト商会の匠アドバンスです。ポリエステル250Dの表地は防炎加工済み。中間層に用いた特殊な生地で、湿度と水からバイクを守ります。また、インナーは800度まで耐える耐熱生地と、ソフトな生地を繋ぎ合わせており、バイクを傷つけることがありません。

センターにベルトストッパー、裾にはコードストッパーがあり、毎日の脱着も安心です。また、経年劣化が早い天面は二重構造になっており、耐久度は抜群と言えるでしょう。どんな乗り方のバイクにも適応できる、純日本製の超高品質モデルです。

グルービー-バイクカバー (6,580円)

JISなどの規格に適合した安心の生地

300Dオックスのポリエステルを表地に採用し、二重縫製してある高耐久のバイクカバーです。シームテープ加工で防水もバッチリ。裏地のコットンポリエステルには耐熱性があり、柔らかさでもボディーを傷つきから守ってくれます。

撥水は5級あるJISのスプレー試験で、4等級に準拠しています。水滴は付くものの生地に水が染み込まないという評価で、お墨付きの防水性です。また、UVカットも日本化学繊維協会の評価方法をクリア。比較的リーズナブルで生地性能が解りやすく、購入の際に安心できる条件が揃っています。正しく使えばロングシーズンの運用も可能でしょう。

原付用でおすすめのバイクカバー

ヤマハ-バイクカバーEタイプ (4,015円)

前後を見分けやすく脱着もしやすい

ヤマハはジョグやビーノなど、よく街で目にするスクーターを揃えています。SサイズとMサイズは主要メーカーの原付にも広く対応しており、汎用性は悪くありません。バイクメーカーの純正で、品質面を信頼できるのもメリットです。同メーカーなら、サイズを間違えなければ必ず適合します。そのため、ヤマハの原付ユーザーは特に要チェックでしょう。

目立つ青の生地が前の目印になり、コードストッパーで裾を締めます。日常的に乗ることが多い原付用には、デイリーユースの機能が嬉しいでしょう。強撚糸で編んだ耐久生地には乾燥力があり、フッ素コートで撥水する念の入れようです。生地の特徴もデイリーユース向けと言え、通勤通学用の原付に選べるモデルでしょう。

ベロシティ-バイクカバー (3,388円)

リアボックス搭載のスクーターに最適

オックス生地ではなく、ドレスなどに見られるポリエステルのタフタ生地を採用しています。肌触りが良く透湿性があり、塗装とパーツの保護には最適です。機能性に重点を置いた生地と言えるでしょう。シルバーカラーで紫外線も防止しています。

40㎜のロックスリット付きで盗難対策ができ、原付からビッグスクーターまで幅広く対応しています。また、リアボックス搭載車用であり、常用バイクとの相性は抜群です。オックス生地より耐久性こそ劣りますが、機能面を見れば3,388円は非常にお得でしょう。

大型用でおすすめのバイクカバー

ヤマハ-バイクカバーFタイプ (8,140円)

豊富なサイズはアメリカンやビッグオフローダーにも

撥水コートの縫製糸を使い、防炎加工も施しているシートです。日本防炎協会認定の素材で、万が一の放火からバイクを守ってくれます。70㎜まで通せるチェーンロックのスリットと大型のベンチレーター、目印になる2色デザインも忘れてはいません。機能性は秀逸と言えます。

ヤマハは和製アメリカンの代表格、ドラックスターや、ビッグオフローダーのテレネなど、特徴的なバイクが有名です。そのため、特殊なサイズに合うカバーを用意しています。同じカテゴリーのバイクに適合があり、乗っている方はサイズ表をチェックするといいでしょう。Mサイズも汎用性が高く、ズーマーなどの廃版車種にも便利です。

デイトナ-ブラックカバー ウォーターレジスタント ライト (7,607円)

20,000㎜の耐水圧で強い雨もガード

デイトナの売れ筋、ブラックカバーシリーズです。20,000㎜に達する高い耐水圧が特徴で、シームテープ加工により縫い目も補強しています。耐水圧は高いほど雨の侵入を許しません。テントなどの防水生地が2,000㎜ほど、レインコートなどで10,000㎜程度です。ウォーターレジスタントは強い雨から、バイクを守れることが解ります。

リアとフロントの両方に色分けしたロックスリットがあり、前後を判断する良い目印にもなっています。裏地には耐熱インナーを採用。ワンタッチベルトとベンチレーターも実装です。なお、このウォーターレジスタントは3Lですが、Mから4Lまでサイズがあります。大型バイク以外にも選べて、雨対策に用いると便利です。

コミネ-AK-130 コンパクトモーターサイクルハーフカバー (3,310円)

通勤通学やツーリングのお供に最適

収納袋とカバーが一体化した、ハーフサイズのバイクカバーです。フック付きバンドがあるなど、携帯性に重きを置いたタイプと言えるでしょう。値段は上がるもののLサイズが別にあり、大型のスクーターやツアラーにも装着することができます。

車体の上半分をカバーするのみで、マフラーに対しての耐熱性ありません。長時間カバーする常用としては不向きでしょう。一方、通常のバイクカバーより生地が少なく、コンパクトに持ち運べるのはメリットです。出先でも雨や防犯の対策を手軽に施せるため、通勤通学やツーリングには最適ですよ。

レイト商会-匠2 (25,850円)

軽くて丈夫な生地と機能性が大型バイクに嬉しい

最上位の匠アドバンスに比べると、中間層の生地がなく耐久度はやや落ちます。一方で表地のポリエステルは250Dの防炎加工。また、二重構造でインナー側の耐熱性や傷つきも防止しています。上位モデルと同じ縫製で、リーズナブルなバイクカバーに比べると明らかに軽くて丈夫です。ロングシーズン用に欲しい耐久性は、十分と言えるでしょう。

機能面は上位モデルと変わりません。脱着がスムーズにできるストッパー類、ロックスリットに収納袋も付いています。10,000円以内が多いバイクカバーとして、匠2は高額かもしれません。しかし、バイクの中でも大型は特別に高価。同車種の小型より、値段は3倍にも4倍にもなります。高性能のロングシーズン用カバーを用意しておいて、損はないでしょう。

まとめ

使い方に合う機能のバイクカバーがおすすめ

バイクカバーは乗り方や駐車環境に合わせて、機能を選ぶといいでしょう。乗用なら脱着が簡単で裏地が柔らかいタイプ。街中なら収納袋が付いた防炎生地を選ぶなど、駐車場所を想定しながら選んで下さい。機能が多いカバーは長持ちで、ランニングコストを稼ぎやすく要チェックです。しかし、毎年新しくするなど消耗品として選ぶなら、リーズナブルでも耐久度を保てるでしょう。

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