在宅の時間や仕事をより有意義に過ごすために、タブレットを利用する人が増えています。タブレットは画面が大きいだけでなく、多彩な機能で生活を豊かにしてくれることをご存知でしょうか。今回はWi-Fi環境がなくても、インターネットに繋ぐことができるSIMフリータブレットについて詳しく説明します。目的別におすすめの商品も紹介しますので、タブレットの購入を検討している方は参考にしてみてくださいね。
SIMフリータブレットの特徴
SIMカードを挿してモバイル回線を利用できる
SIMフリータブレットの大きな特徴が、SIMカードを挿して利用できるということです。Wi-Fiのみしか使えないタブレットには、SIMカードを挿すスロットがありません。しかし、SIMフリータブレットならWi-Fiを探さなくても大丈夫です。スマホのようにどこでも通信ができ、ネットや動画を楽しむことができますよ。
好きな通信キャリアや格安SIMのSIMカードを自由に挿すことができる
SIMフリータブレットは、好きなSIMカードを挿せることも大きな特徴です。通信キャリアや格安SIMの会社を自由に選ぶことができるので、自分の好みのギガ数や通信プランを選ぶことができます。自分の使い方に合わせて自由に契約ができるのは、SIMフリータブレットの一番の魅力と言えるでしょう。もちろんSIMカードを挿さずに、Wi-Fiのみで利用することも可能です。
SIMフリータブレットの種類
iOSタブレット
Appleが提供するOSを搭載したタブレット
Appleが提供する基本ソフトである、iOSを搭載したタブレットです。iOSはApple製品にしか提供されていないので、iOSタブレットはApple製品のiPadのみです。Apple製品で提供されるアプリは厳正な審査を通過しているものばかりなので、初心者でもセキュリティー面で安心して使うことができますよ。
Andoroidタブレット
Googleが提供するOSを搭載したタブレット
Googleが提供する基本ソフトである、Androidを搭載したタブレットです。Androidは様々なメーカーが採用しており、同じ基本ソフトでハードは好きなメーカーを選ぶことができるのがAndroidタブレットの特徴です。iOSタブレットに比べ、アプリケーションのカスタマイズの自由度が高いので自分好みの操作性を追求できますよ。
Windowsタブレット
Windowsが提供するOSを搭載したタブレット
Microsoftが提供する基本ソフトである、Windowsを搭載したタブレットです。パソコン用のソフトやMicrosoft Storeで配信されるアプリケーションを使うことができます。Officeなどのソフトが標準装備されている機種もあるので、パソコンに近い操作性を求める人に向いているのがWindowsタブレットと言えますね。
SIMフリータブレットの選び方
ストレージで選ぶ
ネットや動画を楽しむ程度なら16GBか32GB
ネットサーフィンやYoutubeなどの動画鑑賞は、インターネットの通信環境が整っていれば本体の容量は少なくても問題ありません。そのため、ネットや動画を楽しむことをメインでタブレットを利用するなら、ストレージが少ないモデルで十分だと言えます。16GBや32GBであれば最低限のアプリがインストールできます。後からSDカードでデータ容量を拡張することも可能ですよ。
容量の大きいアプリやゲームをやるなら64GB以上
ゲームアプリは、本体容量がある程度ないとインストールできません。そのため、ゲームを中心に楽しみたい方にはストレージが大きいタブレットをおすすめですよ。64GB以上あればゲームを安心して利用できます。さらに256GBといった大容量のタブレットであれば、容量の残りを気にせずにゆったりと楽しむことができますね。
サイズで選ぶ
持ち運びの頻度が多いなら7インチモデル
7インチは、旅行などでもかさばらずに持ち運びができるサイズです。だいたいハガキと同じぐらいのサイズをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。成人男性が片手で持つことができるサイズなので、人によっては小さすぎると感じるサイズでもあります。タブレットを出先に持ち歩くことが多いのであれば、できるだけコンパクトな方が使い勝手がいいですね。
ネットサーフィンや動画を楽しむなら8インチモデル
動画やネットサーフィンを、自宅や出先で軽く楽しむのに最適な大きさです。B5ノートと同じぐらいの大きさをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。8インチタブレットの魅力は、そのコンパクトさと画面のみやすさを両立できる点です。スマホと比べると圧倒的に大画面で快適です。なおかつ、ノートサイズで軽いので寝ながら操作をしたり持ち運ぶことも簡単です。大きさで迷ったときには8インチをおすすめしますよ。
自宅や職場で仕事に励むなら10インチモデル
ビジネス利用を想定してタブレットを購入するのなら、10インチよりも大きいモデルをおすすめします。片手で持たず両手で横持ちすることが多くなるサイズです。2in1のキーボード付きのタブレットだと、12インチほどの大きさのものも多く、大きい分バッテリー容量や機能も充実しています。ビジネスに必要な要素を重視するのであれば、10インチ以上のタブレットがおすすめですよ。
利用シーンで選ぶ
お風呂で利用するなら防滴機能が搭載されたモデル
入浴中にくつろぎながらタブレットを利用したい方は、防滴機能がついたタブレットがおすすめです。湯船に落とさないように気をつけて使うことが前提になりますが、少し水やお湯がかかったレベルでは支障がないものが防滴機能です。防滴機能がないタブレットでは、浴室などの湿気の多い場所での利用は避けたほうが良いですね。さらに徹底したい場合は、防水ケースなどを併用すると安心して使うことができます。
寝る前に利用するならブルーライトカット機能搭載モデル
夜寝る前に動画や音楽を楽しみたい方は、ブルーライトカット機能が搭載されたタブレットがおすすめですね。タブレットのディスプレイから発するブルーライトは、目の疲れの原因になったり睡眠の妨げになることがあります。ブルーライトカット機能がついているタブレットであれば、寝る前に自分の時間を楽しみたい方でも快適にタブレットを楽しむことができますよ。
電話番号による通話が必要なら通話機能付き
タブレットでも音声通話機能がついているモデルがあります。音声通話の契約をすることが条件にはなりますが、携帯電話と同じように通話を楽しむことが可能ですよ。スマホを2台持ちにするか悩んでいる方は、タブレットで音声通話を利用することも検討してみてはいかがでしょうか。
SIMフリータブレットのおすすめブランド・メーカー
Lenovo(レノボ)
リーズナブルかつ高性能なバランスの良さが魅力
Lenovoのタブレットの大きな特徴は、価格の安さと機能面の充実度です。ノートパソコンのメーカーとして有名ですが、タブレットでも実力を大きく発揮しています。ビジネスのためにタブレットを持ちたいけれど、価格が気になる方におすすめのメーカーですよ。
Microsoft(マイクロソフト)
2in1のタブレットが人気のメーカー
Microsoftと言えばパソコンのイメージが定着している方が多いと思いますが、タブレットも生産しています。おすすめはSurface(サーフェス)というシリーズ。タブレットとノートパソコンの両刀使いができるモデルが大人気です。
Huawei(ファーウェイ)
安定した性能と品質で国内メーカーよりも低価格
Huaweiは中国の通信機器メーカーです。Huaweiのタブレットは、価格の安さが大きな特徴。そしてコスパだけではなく、高級感のあるデザインと性能の良さも魅力ですよ。初めてタブレットに挑戦したい方にもおすすめのメーカーと言えます。
Apple(アップル)
洗練されたデザインとセキュリティーの高さが魅力
AppleのiPadは、洗練されたデザインとiPhoneとの連携で絶大な人気を誇っています。有名なため、タブレットと言えばiPadをまず思い浮かべる方も多いのではないのでしょうか。初心者でも安心して使えるセキュリティーの高さもApple製品の魅力の一つです。
おすすめ&人気のSIMフリータブレットランキング
リーズナブルでおすすめのSIMフリータブレット
Teclast-P10S (15,980円)
大画面の操作性とコスパの良さを同時に叶えるタブレット
中国のメーカーTeclastの格安タブレットです。10インチの大画面にも関わらず、1万円台で購入できるコスパの良さが最大の特徴です。通話機能もついており、画面分割などタブレットならではの機能も盛り込まれていますよ。
大画面ということもあり約700gと少しだけ重さを感じますが、頻繁に持ち運びをしないのであれば自宅で十分楽しめるでしょう。できるだけコストを抑えてタブレットを購入したい人や、試しにタブレットを使ってみたいという人もおすすめなモデルです。
HUAWEI-MediaPad T3 8 (19,242円)
低価格でも動画やインターネットを美しい画面で楽しめるタブレット
8インチのコンパクトなタブレットです。見た目はアルミボディが美しく高級感を感じますが、お値段は2万円前後で購入できるリーズナブルなモデルとなっています。約350gという圧倒的な軽さも魅力的ですね。
画面がなめらかに動き操作性も不便を感じにくく、自宅でくつろぎながらネットサーフィンをするのにはぴったりの機種です。読書や動画をスマホよりも快適に楽しみたい、という人におすすめのモデルと言えますね。
HUAWEI-MediaPad T5 10 (24,365円)
こだわりの音響効果と大画面で動画や音楽をコスパ良く楽しめるタブレット
10インチの大画面タブレットです。大画面にも関わらず、2万円台で購入できるお手頃なモデルです。本体が7.8mmと非常に薄く、約465gと軽量なのでストレスなく持つことができます。デザインもスタイリッシュで、使う人を選ばない見た目ですね。
ステレオスピーカーを搭載しており、横向きに持つと左右にスピーカーが配置されるように設計されています。MediaPad T3 8と比べると臨場感のあるサウンドに仕上がっているので、映画やライブ映像を楽しむのに適しているタブレットと言えますね。
Lenovo-Tab P10 (36,977円)
リーズナブルな価格で家族との時間やビジネスでもマルチに使えるタブレット
10.1インチの大画面タブレットです。大きい画面で機能も充実しており、仕事やプライベートなどシーンを選ばずに使えます。重さはこの大きさのタブレットでは平均的な約440gなので、自宅で両手に持って使うにはストレスが少ないモデルです。
処理性能が高く、メモリも4GBと大きいのでゲームを楽しむのにも問題がないタブレットです。画面がなめらかに動くので、動画もストレスなく楽しめますよ。リーズナブルですが、家族や複数人でシェアして楽しむのに最適な一台と言えます。
コンパクトでおすすめのSIMフリータブレット
ALLDOCUBE-iplay 7T (10,480円)
7インチのコンパクトさとパワフルさが魅力的なタブレット
ALLDOCUBEは中国のメーカーです。非常に低価格ですが、7インチという小ささのため、コンパクトなタブレットとして今回は紹介しています。通話機能もついており、少し大きめのスマホのようなイメージでもありますね。
iplay 7TはAI機能を搭載しており、起動などにかかる時間を短縮したりバッテリーを長持ちさせることができます。軽いゲームや動画を、スマホよりも大きな画面で手軽に楽しむのに向いているモデルですよ。
Teclast-P80X (15,980円)
読書や動画鑑賞をスマホよりも大きな画面で楽しむのに最適なタブレット
片手で持てる8インチタブレットです。サラサラとした質感の素材が特徴で、指紋が目立ちにくいのが嬉しいですね。SIMカードはmicroSIMなので、nanoSIMを挿して利用したい方はSIMの形を変えられる商品を合わせて購入することをおすすめします。
重さが約315gと非常に軽く、持ち運びがしやすいタイプのタブレットです。お金をかけずに気軽にスマホとは別の端末を持ってみたい、と言う方におすすめです。特に読書を楽しむのに向いているモデルと言えますね。
HUAWEI-MediaPad M5 lite 8 (30,000円)
小さくても機能とスペックはパワフルなタブレット
8インチ約310gの軽量小型タブレットで、高級感のある見た目が特徴です。指紋認証ではなく顔認証を採用しており、セキュリティー面でも安心して使うことができますよ。バッテリーは一日外出しても、問題なく使うことができます。
電子書籍を読むときに見開き表示に対応しているため、紙の書籍と変わりない感覚で本を読むことができます。小型なので、活字よりも漫画などを快適に読みたい人におすすめのモデルですね。
Apple-iPad mini (99,660円)
小さいけれどRetinaディスプレイで美しい画面が楽しめるタブレット
Apple製品で有名なiPadの、一番コンパクトなモデルです。鞄に入れて持ち運べるサイズで、カバーなども豊富に揃っています。見た目が洗練されているデザインなので、女性にも人気ですよ。電子書籍や動画を観るのに適したサイズです。
iPad miniの大きな特徴はRetinaディスプレイです。Retinaは網膜という意味を持ち、人間の目では判別できないほど細かい画素ということを意味しています。コンパクトなモデルですが、動画などを存分に楽しめるタブレットでもあります。
ビジネスシーンでおすすめのSIMフリータブレット
Lenovo-ThinkPad X1 Tablet (118,060円)
13インチの大画面と大容量が特徴の2in1タブレット
12インチのWindowsタブレットです。最大の特徴はLenovoの代名詞であるThinkPadシリーズのノートパソコンを、そのまま2in1タブレットにした見た目です。ノートパソコンと同じ使い心地のまま、画面を外してタブレット利用できますよ。
キーパッドの打ちやすさが人気で、トラックポイントも付いています。ペンが付属しているので様々な用途に使うことができ、プロジェクターモジュールを追加すればプレゼンなども一台で完結できます。ビジネスマンにおすすめのタブレットですね。
Microsoft-Surface Pro X (220,000円)
仕事でのパフォーマンスを存分に発揮できるOffice標準搭載の2in1タブレット
13インチのWindowsタブレットです。A4サイズよりも一回り大きなサイズなので、持ち運ぶ時は大容量の鞄を用意する必要があります。大きさに対して約774gと軽めで、ペンを内蔵することもできますよ。
Surface Pro Xの利点は、eSIMに対応しているところです。eSIMを利用すればSIMの挿し替えいらずで海外でもLTE通信が使えます。国内のみならず、海外出張が多いビジネスマンにも最適なタブレットと言えますね。
Panasonic-Let’snote XZ6 (235,020円)
ノートPCに劣らない使い心地を実現した2in1タブレット
12インチのWindowsタブレットです。タブレットにキーボードが付属するというよりは、ノートパソコンの画面を外して使えるモデルのイメージがわかりやすいですね。タブレット本体は約550g、キーボードを装着すると1kgになります。
UシリーズのCoreiプロセッサーを搭載しているのがLet’snote XZ6の特徴です。2in1モデルでノートパソコンと同等の処理性能を持っているので、Officeや資料制作などの作業も快適にできる機種と言えます。
SONY-VAIO Pro PA (320,276円)
SONYの技術を最大限に発揮した2in1タブレット
12.5インチのWindowsタブレットです。キーボードを接続すると、クラムシェル型ノートパソコンと見た目も使い心地も変わりません。タブレットのみの重さは約600g、キーボードを装着すると約1kgになります。
VAIO Pro PAの大きな特徴は、VAIOが独自で開発したスタビライザーフラップ構造です。従来の2in1タブレットだと、キーボード装着時のタイピングが安定しないという問題があります。その点、VAIO Pro PAは出先で膝の上でタイピングをしても安定して使えます。場所を選ばずにビジネス利用したい人に最適な一台ですね。
まとめ
ライフスタイルに合ったSIMフリータブレットがおすすめ
タブレットの選び方には、自分のライフスタイルが大きく関わります。どのようなシーンで使うかによって快適に感じる機種が異なるので、購入の前にタブレットを利用する目的をはっきりとさせることが重要です。ぜひ自分にあったタブレットを手に入れてくださいね。
長期出張や留学など、アメリカでタブレットを使用する場合にはアメリカSIMが便利です。アメリカの電話番号を使用でき、通話料金も現地価格となるためお得ですよ。アメリカSIMについてはHanaCellのアメリカのSIMカード 長期プランについての紹介がわかりやすくおすすめです。