PCにテレビを映せたら良いのにと思ったことはありませんか。PCのモニタをテレビと共用できれば省スペースで、PCにはHDDやDVDドライブも付いているので録画にも便利です。そんなニーズに応える機器がPC用テレビチューナー。テレビを買うより低価格で、録画機能が充実した機種も多いですよ。今回はPC用テレビチューナーの種類をはじめ、便利な機能や人気のブランド、おすすめのチューナーなどをご紹介します。いろいろな用途に合ったチューナーが揃っているので、PCでテレビを見たい方は参考にしてみて下さいね。
PC用テレビチューナーとは？
PCに接続するとTVがみられるようになる機器
PC本体にPC用テレビチューナーを取り付け、テレビの視聴ができるソフトをインストールするとテレビ番組が写るようになります。価格は機能などにもよりますが、ワンセグなら1,000円以下から、地デジなら10,000円前後から販売されています。大きさは製品によってそれぞれですが、PCデスクに置いても邪魔にならないサイズのものが多いです。
ほとんどのチューナーが録画にも対応している
現在販売されているPC用テレビチューナーは、1,000円程度の低価格なモデルでもほとんどが録画に対応しています。録画のデータはMPEG、AVI、MOVなどのファイル形式でPCのハードディスクに保存が可能。機種によってはDVDやBlu-rayディスク、外付けのHDDなどに書き込めるものもあります。
PC用テレビチューナーの種類
内蔵タイプ
すっきり収納できてデスクトップPCにおすすめ
デスクトップPCの本体を開けて取り付けるタイプで、ノートPCには付けることができません。外付けに比べるとラインナップは少な目ですが、PCの中に入ってしまうのでの見た目がすっきり。高機能なタイプが多いので、外して他のPCで使うことがなければおすすめですよ。アンテナは普通のテレビと同じように、家の壁に付いている端子からケーブルでつなぎます。
取り付けは少し難しい気がしますが内蔵HDDを付ける時のようにスロットに挿し、マザーボードのバススロットに付けるだけ。PCIスロットに接続するタイプと、PCI-Expressの×1スロット、×4スロット、×16スロットなどに接続するタイプがあります。取り付け方法を説明した動画もアップされているので、初心者の方でも意外と簡単に付けられますよ。
外付けタイプ
挿すだけで使えてノートPCにもおすすめ
取り付けはPCのUSBポートに挿すだけと設置が簡単で、人気があるのは外付けタイプ。USBポートはUSB-Aタイプを使用するものが多いです。もちろんノートPCにも使うことができますよ。ラインナップも豊富なので好みの機能や予算にあわせて選べるのもメリットです。
アンテナはケーブルで接続するタイプの他に、ラジオのようなロッドアンテナが付いたタイプもあり外出先でも使うことが可能。USBメモリくらいのコンパクトサイズのものもあり持ち運びに便利です。また映りはケーブル接続の方が断然良いので、両方使えるタイプが便利ですよ。
Wi-Fiタイプ
インターネットにつなげば外出先でもTVが見られる
家庭用のWi-Fiを使ってPCとワイヤレスで接続が可能です。PC用テレビチューナーはWi-FiルーターとLANケーブルで接続し、アンテナはケーブルでチューナーだけに接続すれば受信可能。Wi-Fiにつながる場所にあればチューナーとPCが離れていても、アンテナの端子が近くになくても大丈夫です。
デスクトップ、ノートPCはもちろん、 タブレットやスマホなど複数台でテレビを視聴可能。外付けHDDはチューナーに直接接続することもでき、PCで録画した番組をスマホなど他の端末から見ることもできます。Wi-Fiタイプは家中どこにいても使えて、外出中でもインターネット経由でスマホに録画やテレビを見られるのがすごく便利です。
PC用テレビチューナーの選び方
受信できる放送で選ぶ
いつものドラマを見たいなら地デジチューナー
地デジチューナーはフルセグとも呼ばれるチューナー、テレビ番組というと地デジを想像する人が多いでしょう。地デジというのは電波塔など地上の施設を使って送られる、地上デジタル放送のこと。NHKやEテレ、その他民放などの番組が放送されています。普段見ているドラマ、バラエティ番組などを見たければ、地デジチューナーが必要です。
WOWOWやスカパーも見られるBS・CSチューナー
BS・CS放送は赤道のはるか上空にある人工衛星から送られるテレビ放送なので、衛星放送とも言われます。テレビのBSボタンやCSボタンを押して見られる番組で、海外のスポーツ屋ドラマ、アニメの番組などが充実。無料放送の他にも、人気の映や音楽ライブなどを配信する有料のBS 放送 WOWOW、いろいろなジャンルの専門性の高い番組を見られる有料のCS放送スカパーもあります。これらの衛生放送を見たい場合にはBS・CSチューナーが必要です。
移動中にテレビを見るならワンセグタイプ
ワンセグとフルセグは、どちらも見られる放送は地デジ。フルセグの解像度は1920×1080と高くできれいな画面で楽しめます。その一方ワンセグは320×240と解像度が低いですが、電波が障害物などに強いため移動中でも受信がしやすいのがメリットです。さらにワンセグは扱うデータ量がフルセグの１/50程度なので、消費電力も少なく電車や車の中で使用するのに向いています。
4K対応チューナーなら超高画質も手軽に
現在4Kや8Kの放送が見られるのはBS放送の一部の番組のみですが、本格的な放送の前に4Kを見たいという方も多いでしょう。既にテレビは4K画面に対応しているものが多く販売されていますが、チューナーは対応していないことも多いです。画面とチューナーの両方が対応でないと4Kで視聴できないので、4K対応の高解像度のPCモニタを持っているなら、PC用テレビチューナーを導入してお試ししてみると手軽ですよ。
PCのスペックに合ったものを選ぶ
使いたいPCのOSに対応しているかチェック
PC用テレビチューナーは、それぞれの機種ごとに対応するOSが違います。ほとんどのチューナーがWindowsには対応していますが、iOSは対象外の場合もあるので要チェック。またスマホやタブレットでも見たいなら、Androidにも対応しているものなど、自分の持っているPCにあったOSのチューナーを選びましょう。
PCのディスク容量が少ないならメモリ内蔵タイプ
カタログを見ると、視聴や録画のソフトを動作させるためのPCスペックが書かれていると思います。CPUのバージョンやメモリ容量などに加え、ディスク容量もソフトをインストールするために数百MBの容量が必要です。さらに録画する場合には、録画データがPCのディスク内に保存されます。もしPCのディスク容量があまりないなら、チューナーに直接外付けHDDを接続できたり、メモリを内蔵しているタイプを選ぶと良いでしょう。
録画機能で選ぶ
ファミリーには同時録画機能付きもおすすめ
ファミリーの場合には大人は映画が見たくて、子供はアニメが見たいなどチャンネル争いも多いですよね。そんなご家族にはテレビを見ながら違うチャンネルを録画できる、同時録画機能の付いたチューナーがおすすめ。表現の仕方で少し違いがあり、例えば2チャンネル同時録画可能という場合は録画そのままの意味です。しかし裏番組録画可能なら、視聴しながらの録画は可能ですが録画を2チャンネルはできないタイプになります。また最大4チャンネルと書かれている場合でも、地デジ2チャンネルとBS2チャンネルなら地デジ4チャンネルは録画できません。
SeeQVault対応なら他の機器でも録画が見られる
地デジや衛星放送の番組を録画した場合、著作権保護のため録画したテレビでしか見られないようになっています。例えばリビングで録画したドラマは、寝室のテレビで見ることができない仕様。またテレビを買い替えた場合にも、今まで撮りためていた録画を新しいテレビで見ることができません。それを他の機器でも見られるようにするのがSeeQVault規格。
録画するテレビ、ハードディスク、再生するテレビがSeeQVaultに対応していれば録画したテレビ以外でも再生することが可能です。またSeeQVaultに対応したものなら録画をSD に入れてスマホで鑑賞することも可能。かなり普及してきているので対応の製品を持っている方も多いと思いますが、基本的にメーカー間の互換性はありません。
付属品で選ぶ
使いやすさのカギは付属のソフト
PC用テレビチューナーの視聴や録画には専用のソフトを使いますが、そのソフトはチューナーごとに独自のものが用意されています。チューナーとは別に単品でインストールできるソフトはほとんどないため、このソフトが使いやすいかどうかもチューナー選びの大事なポイントになってきます。使い方が簡単なシンプルソフトや便利な多機能ソフトなど、好みもあるのでカタログに載っている使い方を参考に選ぶと良いでしょう。
B-CASカードが付属しているとすぐに使える
B-CASカードはデジタル放送を受信するために必要なICカードで、ワンセグには不要。地デジとBS・CS放送を受信できる赤いカードと、地デジのみを受信できる青いカードがあります。また内蔵型やコンパクトなチューナーには、B-CASカードよりも小さいミニB-CASカードも多いです。新品の場合は全てのチューナーに付いていますが、コピーガード抜きで保存できる一部の機種、メーカーではB-CAS社とカードの支給契約がないので付属しません。また中古で付いていなかった場合や破損した場合は、2,160円で発行が可能です。商品を開けてすぐに視聴したいなら、B-CASカードがあることを確認してから購入するのがおすすめですよ。
PC用テレビチューナーのおすすめブランド・メーカー
ピクセラ
スマホ対応製品も多く人気の高いメーカー
大阪に本社を置く国内の企業で、主にテレビチューナーや付属するソフトの企画から販売までを行っています。PC用のテレビチューナーでは断トツに人気が高いメーカーで、スマホ対応の商品も多いです。売れ筋はWi-Fi接続タイプのXit Air BoxやコンパクトなXit Brick。内蔵もXit Boardなどラインナップが豊富です。
プレクス
多機能で拡張性の高い製品が人気のメーカー
東京に本社を置く国内ブランドで、2009年設立の新しい会社。ネット通販を中心にテレビチューナーを販売しています。上級者向けの製品が人気で、取扱説明書やB-CASカードが付属しない製品も多いです。売れ筋は8チャンネル同時録画ができる、高機能な外付けタイプです。
IOデータ
大手の国内メーカーでメモリ内蔵のチューナーが人気
1976年創業の老舗の辺機器メーカーです。PC用テレビチューナーは多機能でソフトも使いやすいのが特徴。メモリ製品やネットワーク機器が有名で、チューナーも大容量のメモリを内蔵していてネットワークにも接続できるREC ONなどが大人気です。
SKnet
高性能なMonsterTVが大人気
小型の液晶テレビやテレビチューナー、ビデオキャプチャー製品のメーカーです。日本と台湾で研究開発を行っていて、アジアや欧米など海外でも販売されています。PC用の内蔵テレビチューナーMonsterTVシリーズは自作PCファンに知名度が高く、取り扱うメーカーが少ない内蔵タイプの中で人気の商品となっています。
おすすめ＆人気のPC用テレビチューナーランキング
Wi-FiタイプでおすすめのPC用テレビチューナー
ピクセラ-ワイヤレステレビチューナー Xit Air Box （12,980円）
どこでも使えて設定も簡単なワイヤレスチューナー
Wi-Fiさえあれば家中どこでも、ネットがつながれば外でも見られる便利なテレビチューナーです。放送は地デジ、衛星放送PC2台とタブレット、スマホなど複数台使いたい方にもおすすめです。防水のタブレットならお風呂でも見られますよ。
設定が簡単なのも嬉しい人気商品で、接続はテレビと同じようにアンテナ線を接続してLANケーブルでWi-Fiルーターにつなげるだけです。スマホならアプリをダウンロードしてインストール。PCの場合はソフトが少し多いですが、インストールさえ終われば自動でチューナーを検索してくれます。
ピクセラ-ワイヤレステレビチューナー 裏番組録画対応モデル PIX-BR310W （16,150円）
PCで録画した番組がスマホでも簡単に見られる
人気のピクセラ製ワイヤレスチューナーで、裏番組の録画ができるタイプ。2チャンネルを同時に録画はできませんが、テレビを見ながらの録画が可能です。ドラマを見ながら歌番組を録画するなどができて、見たい番組がかぶってしまいがちなファミリーにもおすすめですよ。
家の中はもちろんインターネットを利用すると外からでも、スマホで録画した番組を視聴可能。会社帰りに電車の中で録画を見ることができますよ。テレビとネットが同時に表示できるので、テレビを見ながらネットでSNSをチェックすることもできて忙しい時の味方です。
IOデータ-3番組同時録画対応ハードディスクレコーダー REC-ON （26,800円）
1TBの大容量メモリ内蔵だから思う存分録画できる
多機能で内蔵のメモリにたっぷり録画できるのが魅力です。特にノートPCだと256Gや500Gなどディスク容量が少ないことも多いでしょう。こちらの製品は1TBの大容量メモリが搭載されているので地デジなら130時間、圧縮録画モードと合わせると1,091時間の録画が可能。シリーズの番組を全部撮りためるといったこともできますよ。
スマホを使ってリモートでテレビを見たり、録画を予約したりできる機能も便利。スマホなどに録画した番組を移動できる持ち出し機能が付いているので、インターネットにつながっていなくても録画した番組を視聴出来ます。持ち出しなら通信料を気にせず使えるのも嬉しいですね。
外付けタイプでおすすめのPC用テレビチューナー
PLEX プレクス-地デジチューナー （20,500円）
8チャンネルの同時録画ができる
地デジ4チャンネル、衛星放送4チャンネルの合わせて8チャンネル同時録画ができるのでTVが大好きな方におすすめ。内部に冷却ファンが搭載されているので、重たい処理で基盤が熱くなるのを防いで安定した動作をします。動作には少しハイスペックなPC環境が必要。CPUはインテル Core i3以上、メモリは4GB以上が推奨ですが、8チャンネル同時に録画するなら8GB あると安心です。
自由度の高い録画ができる上級者向けのチューナーで、視聴用や録画用のソフト、B-CAS カードは付属していません。操作方法などのサポートもありませんが、自作パソコンを作っているなど慣れた方ならTVTestやfoltiaといったフリーソフトを探してインストール可能。ネット上の情報などを集めて取り付けするのも楽しめるでしょう。
ピクセラ-テレビチューナー Xit Brick （19,640円）
BSとCSにも対応するコンパクトなチューナー
幅13cm×奥行8cmとスマホより一回り大きいくらいのコンパクトサイズなので、チューナーがあってもデスクが狭くなりません。放送は地デジとBS・CSに対応。画質がいいので普通のテレビのように楽しめます。SeeQVault対応なので、録画をSDに入れてスマホで見たい人にもおすすめですよ。
録画は2チャンネル同時が可能。一般的にPC用テレビチューナーでテレビを視聴したり、録画をする時にはPC の中で処理を行うためPCが重くなってしまうこともあります。しかしこちらの製品はチューナーの中で録画の処理を行うため、パソコン側でしている作業を邪魔することなく録画をすることができます。
ピクセラ-テレビチューナー Xit XIT-STK100 （9,040円）
一人暮らしにもおすすめの地デジチューナー
地デジのみに対応したコンパクトなチューナーです。テレビも最近は24型以上が一般的で価格は大体1万円くらいから。デスクトップPCがあるお部屋にテレビを置くと、どうしても部屋が狭くなってしまうのが残念です。こちらは PCとテレビが一緒にできてテレビを買うより低価格なので、バラエティやニュースなどを軽く見るだけという一人暮らしの方にもおすすめですよ。
USB メモリぐらいのコンパクトサイズで、視聴用ソフトはテレビの番組表に似ていて使いやすいです。アンテナはロッドアンテナを伸ばして見ることもでき、ケーブルを接続することもできる2wayタイプ。電波の悪い場所で使いたいときだけ、アンテナ線を接続しても良いでしょう。
KATSUNOKIKOKUSAI-PC用地デジチューナー （7,980円）
家でも外でもテレビを見たい人におすすめ
見られるテレビ放送は地デジだけですが、ワンセグとフルセグを両方搭載しているのが特徴。家族で旅行に行く時のためにポータブルテレビを購入するなら、代わりにチューナー搭載のノートPCを持って行くのもおすすめ。録画を再生することもでき、インターネットでレストランを調べることもできます。
ドライバーソフトや取扱説明書などが全部入ったCDが付属しているので、ダウンロードに時間をかけたくない方にもおすすめです。ソフトは設定も簡単で、インストールしてテレビをつけるまでにあっという間。多機能ではありませんがシンプルなので、普通にテレビを見たり決まった番組を録画するくらいなら操作しやすいです。
ベストプライス-ワンセグチューナー （680円）
リーズナブルなワンセグチューナー
リーズナブルで手軽に買える、ワンセグ専用のチューナーです。家ではテレビを使って、外出先でワンセグ放送だけ見たいという方におすすめ。低価格ではありますが視聴用ソフトで番組表を表示できて、予約録画ができるなど意外と高性能です。
OSはWindowsのみに対応。USBメモリくらいのコンパクトサイズで、重さは10gと単四電池1個分程度です。持ち運びにも最適で車載テレビ代わりに使いたい、出張に行くときの新幹線の中でテレビを見たいという方にもおすすめですよ。
IOデータ-シングルテレビチューナー GV-MVP/AZ （10,571円）
DVDにダビングもできて使いやすい
2TBまでの外付けHDDに対応しているので、ディスク容量の少ないPCでも安心のチューナーです。ソフトが高機能でキーワードやジャンルを設定するだけでおすすめの番組を録画してくれるおまかせ録画や、CMをカットして録画してくれる機能など便利な機能がいっぱい。おうちのテレビに録画機能が付いていないという方にもおすすめですよ。
フルHDのまま最大15倍に圧縮する圧縮録画モードを搭載していて、2TBの外付けHDDを 接続した場合2時間の映画が1400本以上録画することができます。CPRM対応のDVDやBlu-rayディスクに10回までコピー可能なダビング10を搭載。車載のポータブルプレーヤー使って、DVDを再生したい場合などにも便利です。
内蔵タイプでおすすめのPC用テレビチューナー
ピクセラ-Xit Board(PCle接続テレビチューナー) （16,720円）
動作が安定していて使いやすい
人気の高い高性能な内蔵チューナーです。ダブルチューナー内蔵で2チャンネル同時録画ができます。Wi-Fiを使えば家庭内のスマホやタブレットでテレビや録画を視聴することが可能、DTCP IPに対応していればテレビの大画面で撮った録画を見ることもできます。
視聴用ソフトは高機能で番組表を取得できたり、フリーワード検索も可能。基板側に高性能なエンコーダーを搭載することにより、録画する際にもPCのCPUに負荷をかけずに処理を行うことができます。動作も安定していて突然フリーズするといったことが少ないので安心ですよ。
SKNET-MonsterTV PCIE3 （22,300円）
3番組同時録画ができてソフトも使いやすい
PCI-Express接続の内蔵チューナーで、3番組を同時に録画できるのが大きな特徴。ドラマやスポーツ、映画など、気になったら全部録画して後で見る番組を考えるといった贅沢な使い方ができます。予約録画をする際には、パソコンをスリープ状態にしておいても録画を開始するためとても省電力です。
ハードウェアのトランスエンコーダーを基板上に搭載しているので、3番組同時に圧縮録画をしてもPC側には大きな負荷がかかりません。ゲームをしながらテレビの録画をしても安心ですね。視聴用ソフトは画面も機能もシンプルで、説明書を読まなくても簡単に操作することができます。ブラウザベースの番組表も、マウスで快適に操作することができますよ。
KATSUNOKIKOKUSAI-地デジチューナー （12,001円）
ICカードリーダー内蔵でスッキリ配線
こちらもPCI-Express接続の内蔵チューナー。有名メーカーではありませんが、比較的低価格でおすすめです。製品に付属しているケーブルで、チューナーとマザーボードの内部USB端子を接続することで安定したデータ供給が可能。対応しているのは地デジ放送のみで、5チャンネル同時に録画することができます 。
ICカードリーダーは付いているので別途用意する必要がなく、すっきりと配線ができますよ。ただしこちらの製品はB-CASカード、視聴用や録画用のソフトは付属していません。上級者向けの製品ということでサポートもありませんが、低価で自由度の高いチューナーなのでTVTestなどのソフトを自力でインストールできればお得です。
まとめ
Wi-Fi接続のPC用テレビチューナーがおすすめ
用途に合わせたPC用テレビチューナーの選び方や人気のブランド、おすすめのチューナーなどご紹介してきましたがいかがでしたか。いろいろなPC用テレビチューナーがありますが、どれにしようか迷ったら家中どこでもテレビが見られるWi-Fi接続のテレビチューナーがおすすめ。複数のPCでも使えるうえ、スマホでもテレビ視聴や録画ができてとても便利です。PC用テレビチューナーは、手軽に購入できてお家ライフがますます楽しくなる機器。ネット通販でも豊富にラインナップされているので、ぜひ自分にピッタリ合った1台を選んで下さいね。
