テレワークやオンライン授業が普及している昨今、ノートパソコンは社会人や学生に欠かせない必須ツール。中でも気軽に持ち運べる軽量ノートパソコンは、オフィスワーカーはもちろん、クリエイターや大学生からも高い支持を得ています。今回は、そんなおすすめ人気の軽量ノートパソコンをランキング形式でご紹介します。また、軽量ノートパソコン種類や選び方にも触れていますので、ぜひ役立てて下さいね。
軽量ノートパソコンの特徴
女性でもストレスなく持ち運べる
一般的なノートパソコンの重さは、2キロ程度。しかし、軽量ノートパソコンは、1.5キロ以下のタイプが多いのが特徴です。また。中には1キロを切るタイプも、しっかりとラインナップされています。そのため、力のない女性でも、ストレスなくパソコンを持ち運ぶことが可能です。
場所を選ばずに作業が可能
持ち運びに特化した軽量ノートパソコンは、場所を選ばず手軽に作業を行えます。出先でのメール確認や資料の作成はもちろん、ノマドワークにも対応が可能。タブレットと違い、キーボードが使用できるため、より効率的に作業をこなせますよ。
軽量ノートパソコンの種類
クラムシェルタイプ
リーズナブルな価格と軽量さが魅力
クラムシェルタイプとは、キーボードとディスプレイが一体となっているモデルを指します。クラムシェルは各メーカーが主力としている、ノートパソコンのスタンダートモデル。そのため、他のタイプよりも、種類が多く、リーズナブルな価格帯のモデルも豊富にラインアップしています。
クラムシェル型の最大のメリットが、軽量性に優れているということです。1キロ未満のモデルも豊富なため、持ち運びに特化したモデルも豊富にラインナップしています。また、ディスプレイの角度を好みで調整できるため、長時間の作業にも最適。資料作成等のキーボード入力メインの方には、価格面からもクラムシェル型がおすすめです。
コンバーチブル2in1
ペン入力も可能な汎用性の高さが魅力
コンバーチブル2in1とは、ディスプレイが360度回転するモデルを指します。コンバーチブル2in1は、幅広い用途で活用できる、汎用性の高さが魅力。タッチペンに対応しているモデルであれば、デザインやイラストにも活用できますよ。
用途によって、さまざまな変形モードを活用できるのも、コンバーチブル2in1のメリット。タブレットとしてはもちろん、テントやスタンドモードなど、シチュエーションに合わせたスタイルで、快適に操作が行えます。そのため、オフィスでのプレゼンや、大学の授業にもおすすめ。ノートパソコンをマルチに活用したい方は、コンバーチブル2in1を選びましょう。
軽量ノートパソコンの選び方
重量で選ぶ
1.5キロ以下であれば持ち運びも快適
携帯性を重視する方は、1.5キロ以下のモデルを選びましょう。1.5キロ程度であれば、女性でも快適にノートパソコンを持ち運べます。一方で、ノートパソコンが軽量になるほど、ディスプレイサイズはコンパクトになります。そのため、自身の作業内容と比較しながら、適した重量を選びましょう。特に、画像や動画編集を行う方は、注意が必要ですよ。
タブレット使いなら1キロ以下がおすすめ
タブレットとして活用したい方は、重量が1キロ以下のモデルを選びましょう。1キロ以下であれば、片手で携帯しながらの操作も、快適に行えます。また、コンバーチブル2in1モデルには、ディスプレイを独立して使用できるタイプもラインナップしています。各々のモデルに合わせて、使い心地のよい重量をチェックするよう心がけましょう。
メモリで選ぶ
最低でも4GB以上がおすすめ
メモリはノートパソコンの操作性を左右する、重要なデバイスの1つです。ノートパソコンを選ぶ際には、最低でも4GB以上のメモリを搭載したモデルを選ぶようにしましょう。4GB以上であれば、動画の観覧やネットサーフィンも快適に行えます。しかし、作業内容によってはスムーズな操作性が叶わないケースもあるため、用途に合わせて検討しましょう。
8GB以上あると複数のアプリを開いてもスムーズ
より幅広い用途で活用する方は、8GB以上のメモリがおすすめです。8GB以上であれば、一度に複数の作業を行えます。特に、クリエイティブワークを行う方には、8GB以上のメモリは必須です。他にも、ブラウザで複数のタブを開きながら作業を行う方、作業を行いながら音楽を鑑賞する方にもおすすめ。メモリは、作業効率を左右する重要なデバイスなので、しっかりと検討しましょう。
ストレージで選ぶ
ストレージは最低でもSSD128GB以上のモデルを
ストレージは、ノートパソコンのデータやソフト、OSなどを保存するデバイスを指します。一般的にストレージは、SSDの128GB以上を目安にしましょう。128GB程度であれば、文書の作成やデータ観覧には十分。また、オフィスソフトも快適に操作が可能です。文字や数字のみのデータは容量が少ないため、十分に活用できるでしょう。
画像編集などを行うなら256GB以上を
画像や動画を取り扱う場合には、256GB以上のストレージがおすすめです。また、クリエイティブワークを行う方は、より大容量な512GBも視野に入れましょう。昨今は、画像の高画質化が進み、ファイル容量が圧迫されてしまいがちです。快適な操作性を叶えるためにも、あらかじめ容量の多いストレージを選ぶよう心がけましょう。
CPUで選ぶ
メールやネットなど最低限の機能を使うならCeleronやCore i3でも十分
CPUは、ノートパソコンの処理性能を左右するデバイスを指します。メールやネット観覧等のみにノートパソコンを使用する場合は、CeleronやCore i3でも十分。また、CeleronやCore i3であれば、ノートパソコンの購入コストをかなり抑えることができますよ。特に、Core i3程度であれば、オフィスソフトも快適に操作が可能。そのため、オフィスワークはもちろん、大学生の授業用としてもおすすめです。
負荷の高い作業をするならCore i5以上
画像や動画編集を行う方は、Core i5以上のCPUが必須となります。一方、作業内容によっては、Core i7やCore i9以上のモデルが必要なケースもあります。スムーズな操作性を叶えるためにも、自分の作業内容に適したCPUを選ぶことが大切です。特に、高解像度の動画編集を行う方は、自分の理想のパフォーマンスを維持できるようなCPUを選ぶよう心がけましょう。
画面サイズで選ぶ
軽量さを求めるなら10～12インチ
ノートパソコンの重量は、ディスプレイのサイズによって異なります。そのため、より軽量なノートパソコンを求める方は、10～12インチのコンパクトなノートパソコンを選びましょう。一方で、作業内容によっては、画面が小さいことで効率が下がる可能性もあります。そのため、自分の作業内容にマッチする、ディスプレイサイズを把握することも大切ですよ。
クリエイティブワークには13インチ以上は必須
画像や動画編集などを行う場合は、13インチ以上のディスプレイサイズがおすすめです。より大きなディスプレイであれば、細かい作業も効率的にこなせます。また、目の負担も軽減できるため、長時間の作業にも快適に行えます。一方で、ディスプレイサイズが大きくなると、その分重量も増えてしまいます。13インチ以上のノートパソコンを選ぶ際には、パソコンの重量も確認しながら選ぶよう心がけましょう。
軽量ノートパソコンのおすすめブランド・メーカー
Microsoft(マイクロソフト)
用途に合わせた幅広いラインナップが魅力
人気軽量ノートパソコンである、Surfaceシリーズを販売しているMicrosoft。全てのモデルに、オフィスソフト資料作成とタッチパネルを搭載し、資料作成からイラストまで幅広く活用が可能。また、高負荷作業もこなせる、高性能な軽量ノートパソコンもしっかりとラインナップしています。
HP(ヒューレット・パッカード)
リーズナブルさとデザイン性の高さが魅力
HPは、リーズナブルで高品質な軽量ノートパソコンを、豊富にラインナップしています。他のブランドと一線を画す、洗練されたボディデザインは、特に女性から大人気。また、シリーズごとに価格帯やスペックが明確なため、初心者でもスムーズにパソコン選びを進められますよ。
富士通
安心のサポートとセキュリティが魅力
富士通の軽量ノートパソコンは、日本製ならではの品質の高さが特徴。また、先進のリモートシステムを導入する等、購入後のサポートも充実しています。さらに、セキュリティーソフトは、3年間無料で使用が可能。そのため、お年寄りや初心者でも、安心して活用できますよ。
VAIO(バイオ)
バランスの良い性能とカラーの豊富さが魅力
スマートデザインを、ブランドコンセプトとしているVAIO。高いデザイン性の軽量ノートパソコンは、堅牢性が抜群。また、他のメーカーにはない、カラーラインナップも魅力です。さらに、軽量なハイスペックノートパソコンも、しっかりとラインナップしていますよ。
おすすめ＆人気の軽量ノートパソコンランキング
オフィスワークでおすすめの軽量ノートパソコン
Microsoft-SurfacePro7 （131,780円）
マルチに活用できる第10世代Core搭載の2in1ノートパソコン
タブレットとしても使用できる、2in1タイプの軽量ノートパソコンです。キーボード部分が外せるため、ディスプレイのみで使用が可能。790グラムという軽量さで、持ち運びも快適です。自立スタンドも搭載し、キーボードなしでもディスプレイ角度を調整できます。
顔認証にも対応しているため、セキュリティ面も安心。最大10.5時間のバッテリー駆動で、ノマドワークにもおすすめです。オフィスソフトが標準装備されているのも、嬉しいポイント。オフィス用としてはもちろん、大学生にもおすすめの軽量ノートパソコンです。
富士通-LIFEBOOK MH35/D2 （109,780円）
サブ機におすすめのコストパフォーマンスに優れた軽量ノートパソコン
オフィスソフトを標準搭載した、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。持ち運びやすい13.3インチのディスプレイは、目が疲れない非光沢加工。最大10.5時間駆動のバッテリーを搭載し、長時間の作業もスムーズに行えます。
メモリ容量が少ないため、負荷のかかる作業ではなくあくまでオフィスソフトを利用しての資料作成や、表計算などの用途に活用しましょう。一方で、外出先での作業用としては、最高のコストパフォーマンスを発揮してくれます。そのため、持ち運び用サブ機として、とてもおすすめの軽量ノートパソコンです。
HP-Pavilion 13-an1000 （81,000円）
コンパクトさと美しいデザインが魅力のリーズナブルなノートパソコン
10万円以下で購入できる、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。耐久性に優れたアルミニウムボディは、デザイン性の高さも魅力。愛らしいSAKURAカラーと、洗練されたゴールドカラーは、特に女性から圧倒的な支持を得ています。
バランスの良いスペック構成も、日常使いに最適。CPUはCore i5を搭載し、簡単な画像編集であればストレスなくこなせます。また、13.3インチのディスプレイは、タッチスクリーンにも対応。幅広い用途に活用できる、スタイリッシュな軽量ノートパソコンです。
VAIO-VAIO A12 （228,580円）
メーカー独自の技術力が光る画期的な２in1コンバーチブル型ノートパソコン
画期的なギミックを搭載した、2in1タイプの軽量ノートパソコンです。ディスプレイを外せるため、タブレットとしての使用も可能。また、キーボードがワイヤレスで使えるため、さまざまなシーンで幅広く活用できます。
スマートフォン用の充電器も使用できるのも、他のノートパソコンにはないメリット。1キロ程度の重量なため、持ち運びも快適です。また、ビジネス用途には嬉しい、豊富なインターフェースも魅力。メイン機としても十分に実力を発揮してくれる、汎用性の高い軽量ノートパソコンです。
大画面でおすすめの軽量ノートパソコン
HP-Spectre x360 13 （212,500円）
洗練されたデザインの2in1コンバーチブル型ノートパソコン
携帯性をとことん追求した、コンバーチブル2in1タイプの軽量ノートパソコンです。最大22時間のバッテリー駆動で、長時間の作業も安心。覗き見フィルターやプライバシーモードも搭載し、セキュリティー対策もしっかりと行えます。
13.3インチと思えない、コンパクトな見た目も特徴です。ハイスペックなため、画像や動画編集などのクリエイティブワークもスムーズ。また、付属のペンは、イラストやちょっとしたメモなど、作業の効率化に最適です。クリエイターのノマドワークはもちろん、大学生の授業用にもおすすめの軽量ノートパソコンです。
VAIO-VAIO SX14 （217,580円）
メインとしても使える14インチの軽量ノートパソコン
14インチの省電力液晶を搭載した、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。最大20.5時間のバッテリー駆動で、出先でも充電を気にせずに使用が可能。処理性能も高く、負荷のかかる作業も快適に行えます。
オールレッド、オールブラックモデルは、他のブランドにはないプレミアムなデザインが魅力。個性的な軽量ノートパソコンを探している方に、特におすすめのモデルです。また、重さはわずか1キロ前後。大画面でありながら、携帯性もしっかりと両立しています。ボディの耐久性も高く、クリエイターの持ち運び用におすすめですよ。
東芝-dynabook Z8 P1Z8LPBL （214,470円）
大画面なのに携帯できるタフな15.6インチ軽量ノートパソコン
15.6インチのワイドディスプレイを搭載した、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。大画面モデルながら、重量はわずか1.399キロ程度。ボディにはマグネシウム合金を採用し、タフさもしっかりと兼ね備えています。
幅や奥行きはありますが、薄型で持ち運びにもしっかりと対応。スペックも高いため、高負荷作業もスムーズに行えます。また、非光沢ディスプレイを搭載し、長時間の作業も快適。出先でも大画面で作業を行いたい方に、特におすすめの軽量ノートパソコンです。
Microsoft-Surface Book 3 （262,680円）
クリエイティブワークにもおすすめのハイスペックノートパソコン
13.5インチの高解像度タッチ液晶を搭載した、2in1タイプの軽量ノートパソコンです。切り離し可能なディスプレイは、タブレットとしても使用が可能。最新の第10世代プロセッサーを搭載し、快適な操作性を叶えてくれます。
他の軽量ノートパソコンにはない、クリエイターに特化した性能も魅力です。クリエイター必須のAdobeソフトも、スムーズに操作が可能。Surfaceペンをはじめとした、さまざまな外部ツールも、作業の効率化に最適です。重量は1.5キロとやや重めですが、本格的なクリエイティブワークにおすすめの軽量ノートパソコンです。
1kg以下でおすすめの軽量ノートパソコン
Microsoft-Surface Go2 （107,580円）
約553ｇの軽量ボディを持つ汎用性の高い軽量ノートパソコン
優れた携帯性を持つ、2in1タイプの軽量ノートパソコンです。重量はわずか553グラムで、持ち運びに最適。バランスの良いスペック構成で、幅広い用途に活用できます。また、オフィスソフトを標準搭載しているため、さまざまなビジネスワークも快適に行えます。
軽量でコンパクトながら、タブレットとしても使用が可能。サイズもコンパクトなので、小中学校の初めてのノートパソコンにもおすすめです。もちろん、別売りのSurfaceペンでは、イラストやメモも手軽に行えます。リーズナブルながらフロントカメラも搭載しているため、在宅ワーク用のサブ機としてもおすすめですよ。
富士通-LIFEBOOK UH75/D2 （175,780円）
スマートフォン程度の薄さのコンパクトな軽量ノートパソコン
高負荷作業もスムーズにこなせる、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。747グラムの重量と15.5ミリの薄さで、携帯性も抜群。また、Core i5のCPUを搭載しているため、高負荷作業も快適に行えます。幅広い作業をスムーズにこなせるため、携帯用のサブ機としておすすめです。
13.3インチのディスプレイは、目が疲れない非光沢液晶を採用。タッチパネルを搭載し、直感的な作業にも対応しています。また、顔認証に対応しているため、セキュリティーも万全。出先でもサクサクと作業を行える、軽量で薄型なノートパソコンです。
HP-Elite Dragonfly 7WK10AV-AKJQ （171,380円）
優れたセキュリティーや堅牢性が特徴の2in1コンバーチブル型ノートパソコン
ビジネス用途に特化した、コンバーチブル２in1タイプの軽量ノートパソコンです。スタイリッシュなボディには、堅牢性に優れたマグネシウム合金を採用。ディスプレイには覗き見防止機能も搭載し、セキュリティー面も安心して使用できます。
コンバーチブル２in1タイプには珍しい、LTE対応モデルなのも特徴です。どこでもネット接続が可能なのは、ビジネスパーソンにとって重要なメリット。そのため、出張先や取引先でも、手軽に資料作成が行えます。また、奥行きや幅も狭く、とてもコンパクトに扱えるのも魅力。幅広いビジネス用途に対応できるため、移動の多いビジネスユーザーにおすすめです。
VAIO-VAIO SX12 （207,100円）
コンパクトなのにパワフルな持ち運びやすい軽量ノートパソコン
12.5インチのディスプレイを搭載した、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。コンパクトながらフルキーピッチを実現しし、キーボード操作も快適。インターフェースも豊富なため、さまざまなビジネス用途に活用できますよ。
2種類の生体認証を搭載し、セキュリティー面も万全。パスワード入力が不要なため、覗き見される心配もありません。また、ピンクやブラウンという、他のノートパソコンにはないボディカラーも魅力。スペックの性能もバランス良く、あらゆるシーンで快適にオフィス作業を行えます。
富士通- dynabook G6 P1G6MPBW （177,980円）
落下に耐えうるタフさを兼ね備えた軽量ノートパソコン
ハイパフォーマンスを叶えてくれる、クラムシェルタイプの軽量ノートパソコンです。世界基準をクリアした堅牢なボディは、携帯性も抜群。13.3型の非光沢IGZO液晶を搭載し、出先での長時間作業も快適に行えます。
コンパクトながら、優れたバッテリー性能も特徴です。最大19時間バッテリーを搭載し、充電を気にせず長時間の作業が可能。そのため、ノマドワーカーはもちろん、在宅ワーク用のノートパソコンにもおすすめ。バランスの良いスペックで、あらゆるオフィスワークをスムーズに行えますよ。
まとめ
作業内容にマッチした軽量ノートパソコンがおすすめ
ノマドワークや在宅ワークの普及により、軽量化が進んでいるノートパソコン。一方で、ノートパソコンに必要なスペックは、作業によって大きく異なります。そのため、より適した軽量ノートパソコンを選ぶためには、自分の用途をしっかりと把握することが大切。用途に合ったノートパソコンを選ぶことは、購入コストを抑えることにも繋がります。自身の作業用途を確認しながら、より適した軽量ノートパソコンを、日々の相棒として取り入れていきましょう。
