ドライブ中にスマホや携帯ゲーム機器の充電が切れてしまうことがあります。しかし車の中は家とはちがうので、思うように充電することができません。そんな時におすすめなのがシガーソケットUSBです。シガーソケットUSBを車に設置することによって、USB接続による充電が車の中でもできますよ。そこで今回は、シガーソケットUSBについて詳しく解説します。ドライブ中の携帯機器の充電切れに悩んでいる人は、是非参考にしてみてくださいね。
シガーソケットUSBの特徴
車内にあるシガーライターを有効に使える
シガーソケットUSBは車内に装備されているシガーライターに挿しこむことで給電可能。USB充電に対応した機器に電気をおくることができます。シガーライターといえばタバコに火をつけるのが主な役割でしたが、シガーソケットUSBをつなげることで用途の幅を広げることが可能です。
スマホなどの携帯端末を充電できる
USBポートが搭載されているので、スマホなどの携帯端末を充電することが可能。車のエンジンがついている間は電気を供給ですることができます。ドライブ中でもスマホのバッテリは案外減ってしまうので、車を降りて充電するタイミングが中々ない時に非常に便利です。
シガーソケットUSBの選び方
対応電圧充電で選ぶ
一般車に多いのが12Vでトラックに多いのが24V
車種によって違いがありますが、車の電圧は大きく2つに分類可能です。1つは車の電圧が12Vの場合で、国産のセダンなど俗に一般車と呼ばれる車種が該当します。もう一方は24Vで、主にトラックなどで使用される電圧です。尚、車の大きさや車種などからどちらの電圧なのかは推測できますが、念のため車の取り扱い説明書やディーラーに確認すると良いでしょう。
12Vと24Vの両方に対応しているモデルもある
車の電圧が12Vと24Vのどちらであるのか調べるのが面倒な場合は、両方の電圧に対応しているものがおすすめ。どちらの電圧もカバーしていれば、異なる電圧の車種間で1つのシガーソケットUSBを使いまわすこともできます。そのため家では一般車だけれど仕事でトラックを使う人など、12Vと24Vどちらの車も運転するような人は両電圧に対応したモデルをチェックしてみてくださいね。
ケーブルの有無で選ぶ
挿し込み部分とポートが一体になっていればコンパクトに収まる
シガーソケットUSB自体が大きすぎると、レバーやボタンなどの車載装備の操作に影響を及ぼす可能性も。特にシガーライター付近は運転席から手の届く箇所ということもあり、シフトレバーやオーディオなど様々な操作ボタンがあります。その点ソケット部分にUSBポートがついているものはコンパクトに収まるので、機器の操作に干渉するリスクも軽減可能です。
ケーブルが付いていればUSBポートが手元まで届く
ソケット部分とUSBポートがケーブルでつながれているものは、ポートの挿し込み口を手元まで引き寄せることが可能です。中にはケーブルの長さが1m以上もあるモデルもあり、後部座席に座っている人も使えるのがメリットです。またポート数は一体型よりも多い傾向にあるので、家族でドライブする機会が多い時におすすめですよ。
充電の速さで選ぶ
充電の速さはアンペアをチェック
USBポートの形はどれもほぼ同じです。しかし充電の速さはUSBポートから流せる電流のアンペア数に大きさに比例します。たとえば電流の出力が1A(アンペア)のものよりも2Aのものの方が、充電スピードが速くなるということです。そのため充電が速いシガーソケットUSB探しているのなら、仕様欄にあるUSBの出力電流量をチェックしておきましょう。
パッケージに記載されているQC3.0が目印
スマホが1A以上、タブレットが2A以上の電流を確保できれば高速充電可能です。とはいえ、電流量の確認が手間に感じる人や、見方が良く分からないとことも。そこでおすすめなのがQC3.0を目印にすることです。QC3.0とはQualcomm(クアルコム)社が策定した規格で、ほとんどの携帯端末を急速充電することができます。尚、QC3.0であるかどうかはパッケージの全面など、目立つところに表記してあることが多いので確認しやすいですよ。
ポート数で選ぶ
USBポート数は2口がベター
近頃の携帯端末はUSB充電するものがほとんどです。そのため仮に車には自分一人しか乗らないとしても、スマホやタブレットなど複数の携帯端末充電する場合も考えられます。そのためこれからシガーソケットUSBを購入する場合は、ポート数は2口以上あるものを基準にして考えるのがおすすめ。2人以上で乗る機会があるのならば、2口はマストと考えても良いでしょう。
家族が同乗するなら4口くらいあると便利
家族でドライブなど、複数人で乗車するとなると、ポート数が多いものが便利です。ちなみに4人家族を想定するなら、ポート数も4つあるものがおすすめ。一人一人気兼ねなく使用できます。特に各々1台ずつ携帯電話を持っている家庭は、人数分のUSBポートを確保しておけばノンストレスです。長時間のドライブの前には是非用意しておきましょう。
便利な付随機能で選ぶ
LEDライト搭載型なら暗闇で便利
電源オン中にLEDライトが点灯するモデルなら、暗闇でもUSBポートの挿し込み口を探しやすいといったメリットが。車の室内灯をつける手間をなくすことが可能です。また、中には好みのカラーを光らせ、退屈になりがちなドライブを盛り上げてくれるものもあります。気の知れた友達と長旅に出かける時や、車内のムードを高めたい時におすすめですよ。
FMトランスミッター機能があればスマホの曲をカーステレオで視聴可能
FMトランスミッター機能とはスマホ内の音楽をFM電波に変換し、車内のFMラジオから聴くことができる機能のこと。そのため家の車やカーナビがBluetooth接続に対応していない人におすすめです。工事も必要としないので、FMトランスミッター機能つきのシガーソケットUSBさえ手に入れればすぐにでもスマホの音楽を楽しむことができますよ。
コンセント挿し込み口があれば家庭用電気機器も使える
シガーソケットUSBにコンセント挿し込み口があるものは厳密にはインバーターと呼ばれるもので、シガーライターの電流を変換し家庭用電気機器にも使えるモデルのこと。ノートパソコンや小型の冷蔵庫に電源を送る時に使用します。また車の中でコンセントが使えれば万一の時には何かと便利なので、車用の防災用品の観点からしてもおすすめです。
シガーソケットUSBのおすすめブランド・メーカー
INOVA
タブレットを2台同時に充電できる
手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズです。中にはシガーソケットに挿し込んだ時の出っ張り部分が約2cmのものもあります。他のシガーソケットUSBだと、シフトレバーなどの車内装備に干渉してしまう場合におすすめ。
ArjanDio
コンセントの差し込み口がある
USBポートだけではなく、コンセントの挿し込み口もあるので使い勝手の良さが格段に上がっています。パソコンやカメラなど、USB接続による充電に対応していない機器を充電する時に便利。車に一つあれば、非常時にも役立ちますよ。
ZENIX
コンパクトなのにパワーが凄い
独自の最新エレクトロニクスウェーブ技術が小さいにボディーに詰まっています。コンパクトではありますが、家庭用充電器の出力を大きく上回る強パワーです。最大出力36Wのハイパワーを実現。電池切れからの復活が素早いことが特徴です。
Jiang
12V・24V両方の車種で使用可能
国産車だけでなく、外車や大型トラックでも使用可能。1つのシガーソケットUSBを様々な車に使いまわすことができます。またコンパクトタイプでも3つのポートを装備しているものもあり、場所をとらず多くの機器を充電したい人におすすめです。
おすすめ&人気のシガーソケットUSBランキング
コンパクトでおすすめのシガーソケットUSB
INOVA-シガーソケットUSB充電器(1,190円)
タブレットを2台同時に充電できる
合計4.8Aの電流によって急速充電可能。ポートも2つ付いているので、機器を同時に2台まで充電できます。また1ポートあたりの最大出力は2.4Aもあるので、iPhoneに付属する出力数1AのACアダプタよりも速く充電することが可能です。
USBポートは両面仕様。表と裏、どちらを上向きにしても挿し込むことができます。そのためわざわざ車内を明るくしてUSBの表裏を確認する必要はありません。また挿し込んだ時の出っ張りは2cmほどなので、邪魔になりにくいのもメリットです。
ZENIX-車両用シガーソケット QC3.0(1,480円)
スピーディーな充電に対応
QC3.0に対応したUSBポートを2基搭載。最大出力6Aという強力なパワーを持っています。しかも12Vと24Vの両電圧にも対応しており、重量26g、高さ6.5cmとコンパクトボディなので邪魔になりにくい設計です。そのため色々な車で使うことができます。
過電圧・過電流機能搭載。車体から送られてくる電圧・電流の波をやわらげ、機器に供給する時には一定の電圧・電流にすることが可能です。また本体温度や負荷を防ぐ機能もついているので、機器が劣化しにくくなります。
jiang-カーチャージャー(1,390円)
コンパクとタイプなのにポートが3つある
約40mm×28mmの中にUSBポートを3口搭載。ポートとソケットが一体になっているので、3口でもコンパクトに収まっています。また出っ張り部分は約40mmと、一般的な車であれば問題ないレベルでしょう。コンパクトではあるけれどポート数が多いものを探している人は是非チェックしてみてくださいね。
最大出力2.4AのUSBポートが1つ、1.2Aを2つ装備。3ポート合計で最大出力4.8Aに対応しています。そのためタブレットなどの携帯端末も素早く充電可能。スマートICも搭載しており、機器ごとに最適な電力で充電することもできます。
LUFT-カーチャージャー(1,980円)
5つの保護機能がついているから安心して使用可能
PSEマークのついた適合性検査済み機器。安全性に関してはお墨付きです。過充電・過電圧・過電流・短絡からの保護や高温防止機能があるので、エンジンを扱う車の中でも安心して使用できます。また本体に難燃素材を使用しており、滑りにくくなっていますよ。
電圧12Vと24Vの車両に対応。2つのポートの合計最大出力は6Aもあります。しかもポートは2つともQC3.0に対応しており、様々な携帯機器を素早く充電可能です。またLEDライトが点灯し、目視で通電を確認することができます。
ポート数が多くておすすめのシガーソケットUSB
Baseus-シガーソケットUSB(2,180円)
後部座席までポートが届く
ポートとソケットがケーブルでつながれているタイプ。ケーブルの長さは1.5mもあるので後部座席でポートを使用するのも楽々です。尚、ケーブルでつながれた後部座席用の3つのポート以外に、ソケット部分に運転席用のポートが1ついています。
内蔵チップが接続機器を自動判別。機器ごとに最適な電流を送ることができます。また電源がオンになるとLEDライトが点灯するので、暗闇の中でもポート差し込み口を簡単に探し当てることが可能です。また後部座席用のポート裏には引っ掛けるのに便利なフックがついていますよ。
サンワ-車載用USB充電器(3,380円)
7ポートもあるから大家族でも大丈夫
後部座席用として5ポート、運転席用として2ポート、合計7つのポートを搭載。大家族など、大人数が1台の車に乗り合わせる場合におすすめです。しかもケーブルの長さは2mあるので、後部座席まで楽々届きます。
付属のベルトを使えば、前席のヘッドレストに取り付け可能。車内に置き場所がなくても大丈夫です。しかも裏にゴム素材の滑り止めがついているので、車内用のテーブルに乗せた時に安定します。またケーブルが2mと長い分マットの下を這わせることが可能など、自由度が高いのも魅力です。
MAXWIN-3連シガーソケット(2,480円)
4つのUSBポートと3連シガーソケットが合体
USBポートを4つ搭載。合計最大8.5Aの出力を実現します。また4つのポートのうち1つはQC3.0に対応しているので、急速充電可能です。しかも電流自動識別機能がついており、機器ごとに適切な電流を供給することができます。
USBポート以外に3連シガーソケットも搭載。ポータブルナビやドライブレコーダーなど、シガーソケットを用いて機器を充電する時に便利です。しかも各々のシガーソケットに電源スイッチがあるので、電力を節約することもできます。
コンセントが使えるおすすめのシガーソケットUSB
ArjanDio-インバーター(2,980円)
コードが長くて使いやすい
コードの長さは約80cmあるので、後部座席からでも使うことができます。またQC3.0に対応しているポートがついているので、すぐに充電したい時におすすめ。短いドライブの間でも機器のバッテリーを素早くチャージすることができます。
USBポートの上にコンセント挿し込み口を装備しています。しかもモーター音は静かなので快適に使用可能です。またインバーターにしては102×62×35mmとコンパクト設計。赤いボディがスタイリッシュでおしゃれですよ。
LVYUAN-インバーター(3,299円)
冷却ファンが熱を逃がしてくれる
冷却ファンを搭載しており、内部に溜まった熱を放出可能。内部に熱が溜まり機器が劣化してしまうのを防いでくれるので、機器が長持ちします。また本体にアルミ素材を使用しており、見た目も良く頑丈です。
使用中はLEDランプが点灯する便利設計です。しかもコンセントは3口もついているので、利便性も高いのが特徴。災害時には緊急電源にもなります。またUSBポートも2口搭載されており、携帯機器を充電する時にも使えます。
BESTEK- MRI1510AU(2,380円)
アルミ製ボディがおしゃれで頑丈
アルミ製で頑丈なうえ、6つの保護機能を搭載。電力の入出力によるショートを回避することができます。しかも冷却ファンがついているので、本体内部の熱を外に逃がすことができます。また冷却ファンと使用状況はLEDランプの点灯で確認可能です。
幅107mm×奥行70mm×高さ32mmのコンパクトな中に、コンセント挿し込み口が1つとUSBポートを2口搭載しています。そのためスマホや冷蔵庫など、車の中で使用したい機器のほとんどは充電可能。充電するタイミングがないアウトドアなどでも大活躍です。
FMトランスミッター機能がついたおすすめのシガーソケットUSB
ホビナビ-FMトランスミッター(2,480円)
音声アシスト入力があるから運転中でも安心
オーディオラジオからスマホの音楽を視聴可能。着信音も車のスピーカーに流すことができます。しかもトランスミッターのボタンを押せばそのまま通話でき、車のスピーカーで相手の声を聞くことが可能です。
CVC騒音低減技術を搭載しており、ハンズフリー通話中は走行中のエンジン音や風切り音を打ち消すことができます。またトランスミッター使用中でもスマホの音声アシスト機能は使えるので、手がふさがっている時に便利です。
JAPAN AVE.- FMトランスミッター(3,480円)
機器との接続は有線と無線の両方に対応
Bluetooth5に対応している省エネ設計。従来の規格よりも消費電力が少ない上、通信速度が2倍速く通信範囲も4倍広いので、音楽を安定して再生できます。またスマホとの接続が簡単で、およそ1分でペアリング可能です。
Bluetoothを使った無線接続はもちろん、有線接続にも対応。ipodやウォークマンなど、無線接続に対応していない機器の音楽も聴くことができます。また4種類のエフェクトから選べる音響調整機能がついており、自分好みの音質に変えることが可能です。
ケンウッド- CAX-BT20(5,700円)
コンパクトだから手軽にスマホの音楽を楽しめる
141チャンネルデジタル選曲を搭載しており、FMラジオへの送信周波数を細かく設定可能。ラジオ放送との混信を避けることができます。また重低音ブースト機能がついており、より重厚感のある音質を楽しむことが可能です。
2.4Aに対応したUSBポートを搭載。携帯機器をスピード充電することができます。またスティックタイプの本体は角度を調整することも可能です。角度は4段階に調節できるので、車内レイアウトに合わせることができますよ。
EWIN- FMトランスミッター(2,980円)
7色のLEDが気分を盛り上げる
通常のUSBポート2つと、PD3.0に対応したUSB-Cポートを1つ搭載。最大スマホを3台同時に充電することができます。また自動判別スマートIC機能がついており、機器ごとに最適な電力量を送ることによって効率的な充電を行うことが可能です。
Bluetooth5.0に対応しているので接続が安定。曲が途切れにくくなっています。また12Vと24Vの両車種に使用でき、前周波数にも対応しているので使用範囲が広いのもポイントです。しかもLED機能が充実しており、車内の雰囲気を盛り上げてくれますよ。
まとめ
12V・24V両方の車種で使えるシガーソケットUSBがおすすめ
両方の車種で使えれば電圧が異なる車に乗車する時でも、同じシガーソケットUSBが使用可能。わざわざ別のモデルを買い替える必要はありません。今回はシガーソケットUSBについて詳しく解説しました。是非自分好みのシガーソケットUSBを選んで、車内をより快適な空間にしてみてくださいね。