日常生活で毎日出る大量のゴミは、ゴミ箱に溜めておく方が多いのではないでしょうか。しかし、後からゴミを分別するのは大変なうえ、ニオイが気になることも少なくありません。そこでおすすめなのが、ゴミ袋スタンドです。ゴミ袋スタンドを設置することで、引っ掛けるだけですぐにゴミ入れとして使えますよ。複数の袋を掛けられるタイプなら、お手軽に分別可能。蓋付きタイプを選べば、イヤなニオイをシャットアウトしてくれます。単に便利なだけでなく、お部屋のインテリアに馴染むおしゃれなデザインも魅力的ですよ。今回はそんなゴミ袋スタンドの種類や選び方、人気商品について詳しく紹介していきます。ゴミの処理に悩んでいる方は、是非この記事を参考にしてくださいね。
ゴミ袋スタンドの特徴
レジ袋を掛けるだけでゴミ箱として使える
買い物をしたときに出るレジ袋を引っ掛けるだけで、すぐにゴミ箱として使えるのがゴミ袋スタンドの特徴です。必要なときに設置でき、使わないときは折りたたんで収納することが可能。ゴミ箱と違ってお部屋のスペースを占領しないので、邪魔になりにくいですよ。蓋付きやキャスター付きなど、目的に合わせて使いやすい点も魅力です。
インテリアに馴染みやすいおしゃれなタイプも
生活感が強いゴミ箱とは違い、ゴミ袋スタンドはおしゃれなデザインが多く、お部屋のインテリアとしても楽しめます。スタイリッシュな北欧風のデザインを選ぶと、華やかで温かみのある印象に。木製素材のゴミ袋スタンドなら、ナチュラルなイメージを与えてくれますよ。清潔感を重視したい方にもおすすめです。
ゴミ袋スタンドの種類
スタンドタイプ
たくさん収納できるのでゴミの量が多い家庭におすすめ
ゴミ箱のように自立して使うのが、ポピュラーなスタンドタイプです。たくさんのゴミを収納できるので、ゴミの量が多くなりがちな家庭にぴったり。その分場所を取りますが、折り畳めるモデルなら使わないときに邪魔になりません。
フックタイプに比べて耐久性が高めなのもメリットです。3kgほどの重いゴミを入れても、バランスを崩さずに溜めておけます。さらに複数のゴミ袋が掛けられるタイプなら、ゴミを出す際の分別の手間がかかりませんよ。
フックタイプ
掛けておくだけなので狭いキッチンでも使いやすい
フックタイプのゴミ袋スタンドは、流し台の扉に引っ掛けて使います。三角コーナーに入りきらない生ゴミを収納するのに便利。掛けて使うので足元の邪魔にならず、狭いキッチンでも省スペースで利用できますね。
スタンドタイプに比べて耐久力は落ちるので、3kg以上の重いゴミを入れるには不向きです。キッチンで出るちょっとしたゴミを溜めておく使い方がおすすめです。ゴミを捨てるときは、フックから外すだけと簡単です。
ゴミ袋スタンドの選び方
取り付け可能なゴミ袋のサイズで選ぶ
大家族で使うなら30L以上のゴミ袋が使える大容量タイプが便利
5人以上の大家族で使う場合、30L(幅50×高さ70cm)以上のゴミ袋が取り付けできる大容量タイプを選ぶといいでしょう。4~5kgのゴミを溜めても、安定して設置することが可能。何度もゴミ袋を入れ替える必要がなくなります。ゴミの重さで床が傷つかないように、緩衝材が敷かれているモデルもおすすめです。
一人暮らしなら7L以下のゴミ袋が使えるコンパクトタイプがおすすめ
一人暮らしで使う場合は、7L(幅32×高さ38cm)以下に対応したコンパクトサイズのゴミ袋スタンドがおすすめです。場所を取らず、ワンルームでも省スペースで設置できますよ。お手洗いや洗面所に置いて使うのもいいでしょう。さらにコンパクトタイプの場合、かわいらしいイラストがデザインされたモデルも多め。お部屋をおしゃれに演出します。
便利な機能で選ぶ
蓋付きならイヤなニオイをシャットアウトしてくれる
ゴミのニオイが気になる場合は、蓋付きのゴミ袋スタンドがおすすめです。腐敗臭が出やすい生ゴミや残飯を入れたままにしても、部屋にニオイが広がりませんよ。ニオイを断って虫の発生を抑えられるので、清潔に使えますね。また急な来客に対応するときも、蓋をしておけばゴミの中身を見られずにすみます。
移動に便利なキャスター付きもおすすめ
重いゴミが入ったままのゴミ袋スタンドを移動させるのはちょっと大変ですね。そこでおすすめなのが、キャスター付きのゴミ袋スタンドです。30L以上の大容量タイプを扱う場合でも、押すだけで移動が楽に行なえますよ。掃除の際の移動に便利です。力の弱い女性や高齢者1人でも、気軽に置く場所を変更できます。
複数の袋が掛けられると分別に便利
ゴミを捨てる際、1ヶ所に集めたゴミを再度分別するのは手間がかかって大変です。そこでおすすめなのが、複数のゴミ袋が掛けられるタイプのゴミ袋スタンド。30L以上のゴミ袋に対応した大容量タイプに多く見られます。ペットボトルやビン、缶などの資源ゴミの分別に便利ですよ。捨てるときも簡単ですね。
ゴミ袋スタンドのおすすめブランド・メーカー
山崎実業
品揃えが豊富で場面に合わせて選びやすい
山崎実業は、奈良県に本社を置くインテリア雑貨の専門メーカーです。60年の歴史があり、シンプルでデザイン性を兼ね備えた家庭用品が魅力。ゴミ袋スタンドの品揃えも豊富で、スタンドタイプからフックタイプまで完備。蓋付きやキャスター付きなど、機能性にも注目です。
梶原産業
トレー付きなのでゴミから液が漏れても床が汚れない
キッチンやダイニング用品を取り扱う梶原産業。3パターンのカラーが用意されたダストスタンドが使いやすいですよ。液漏れしても床が汚れないように、底面にトレーが付いています。新居で床を汚したくない方におすすめです。
山研工業
大容量タイプながら500g以下に収まった軽さに注目
山研工業は、プラスチックや樹脂製品を専門に取り扱うメーカーです。精度の高い成形技術によるノウハウが魅力。ゴミ袋スタンドは45Lのゴミ袋に対応した大容量タイプながら、質量を落として軽量化しているのが特徴です。移動させるのが簡単なので、女性1人でも扱いやすいですよ。
リッチェル
扉の幅に合わせて調整可能なフックタイプを販売
富山市に本社を置く、プラスチック製品メーカーのリッチェル。高級感と信頼感を表すブランドマークが印象的です。シンクの扉に引っ掛けられる、フックタイプのゴミ袋ハンガーが使いやすいですよ。分離式となっており、扉の幅に合わせて細かい調整が可能です。
おすすめ&人気のゴミ袋スタンドランキング
30L以上のゴミ袋が使えるおすすめのゴミ袋スタンド
山崎実業-ゴミ袋&レジ袋スタンド タワー (3,960円)
収納時は厚さ3.5cmまで折り畳み可能
45Lの大型ゴミ袋を引っ掛けられる、山崎実業のゴミ袋スタンドです。凸凹部分が大きめに設計されているので、取り付けやすいですよ。ゴミの量が多くなっても、下からスルッと引っ張るだけで、簡単に外せる点も便利です。
付属品のマグネットを取り付ければ、口を閉じて使うことも可能。ゴミのニオイが気になるときに効果的です。厚さ3.5cmまで折り畳みできるので、使わないときはスリムに収納できますよ。省スペースで利用したい方にもおすすめです。
山研工業-ダストスタンド (3,680円)
サビに強いステンレスを使用したゴミ袋スタンド
45Lまでのゴミ袋に対応したゴミ袋スタンドです。X型の本体で無理なく袋が広がるので、容量を無駄にせず使用できます。サビに強いステンレスを使用しているため、水気のあるキッチンで使うといいでしょう。
幅は26cmのスリムタイプなので、省スペースで利用できるのもメリット。2つ並べてもかさばりにくく、ゴミの分別に便利です。本体重量はわずか425gと軽いので、掃除するときの移動が楽に行なえますよ。
RAKU-ゴミ袋スタンド (1,679円)
倒れにくい設計なのでアウトドアでも使いやすい
最大4つまで同時に掛けられるゴミ袋スタンド。大きめの凸凹設計で掛けやすく、ゴミの分別に便利です。収納時のサイズは高さ56cm、幅32cmとコンパクト。重量もわずか650gなので、携帯性に優れていますよ。
スタンド部分は曲線処理が施されていて、簡単に倒れないのが特徴。平らでない地面に置いても、しっかりとした安定感があります。フレームは耐蝕性と耐久性が高い鉄素材を使用。アウトドアでの使用におすすめです。
lemac-分別リサイクルホルダー L (3,630円)
ゴミ袋を掛けるくねくねデザインがおしゃれ
ゴミ袋を引っ掛けるワイヤー部分に目を引くゴミ袋スタンドです。らくだのコブのようにくねくねした形をしていて、個性的なデザインをしていますよ。無機質な空間をスタイリッシュに飾ってくれ、インテリアとしても機能します。
ゴミを隠す両サイドのパネルは取り外し可能となっています。前面からも下段へゴミを入れることができます。簡単に分解できるので、収納や持ち運びの手間がかかりません。しかも丸洗いできて、衛生的に使えますね。
小林金物-グリーンガーデン ゴミ袋スタンド (3,529円)
袋いっぱいにゴミを入れても取り出しやすい
持ち運びに便利な組立て式のゴミ袋スタンド。45Lのゴミ袋も装着可能な大容量タイプです。サイドに余分なフレームがない、シンプルなデザインが特徴。ゴミ袋にパンパンに入れても、スムーズに取り出せますよ。
15kgまでの重さに耐えるので、ゴミを溜めてもバランスが崩れにくいのがうれしいですね。ゴミの量が多くなりがちなファミリーにおすすめです。さらに付属のクリップを使えば、ゴミ袋がずり落ちることはありません。
フックタイプでおすすめのゴミ袋スタンド
山崎実業-レジ袋ハンガータワー (1,636円)
開閉式なので使わないときに邪魔にならない
シンクのドアに引っ掛けて使用するゴミ袋ハンガー。キッチンのデッドスペースを利用して、ダストコーナーを作れるので便利ですね。袋を引っ掛けたまま折りたたみが可能なので、キッチンが狭い場合におすすめです。
入口部分は簡単に閉じることができ、生ゴミのニオイを軽減してくれます。フレームは、錆びにくく耐久性の高いスチールを使用。水滴が付着しやすいキッチンなので安心です。またフックの接地面は、緩衝材のシリコンが採用されています。傷がつく心配がありませんよ。
山崎実業-レジ袋&タオルハンガー (775円)
調理後にはタオルハンガーとしても使えて便利
本体の向きを変えるだけで、2通りの使い方が可能なゴミ袋ハンガー。調理中はゴミ袋を取り付けて生ゴミ入れに、終わったらタオルハンガーとして使うことができますよ。1台で2役の活躍が期待できます。
対応する扉の幅は23cm以上、厚さは1.4~2cmとなっています。1.5kgまでの重さに耐えられるので、水気で重くなった生ゴミも気にせず収納できますよ。本体は耐久性の高いスチールを使用。プラスチック製に比べて、使用中に折れたりする心配がありません。
リッチェル-ラクールレジ袋ハンガー (851円)
扉の幅に合わせて調整できる
フックタイプは、シンクの扉と合わず取り付けできない場合も少なくありません。そこでおすすめなのがこちらのゴミ袋ハンガーです。1.3~2.7cmの幅まで調整可能なので、ほとんどのキッチンで使用できますよ。
折り畳み可能なので、狭いキッチンで使用したい方にもおすすめ。調理中は頻繁に行き来するので、畳んでおけば邪魔になりませんね。本体には頑丈なスチール素材を使用。1kgまでのゴミを溜めておけます。
Easy Life-蓋付きゴミ袋ホルダー (1,960円)
蓋付きなのでニオイが気になる方におすすめ
フックタイプには珍しく、取外し可能な蓋が付いています。ニオイの気になりやすい生ゴミ入れとして最適。来客時への急な対応にも使えます。幅24cm、奥行11.5cmと大きめの口なので、上から入れやすいですよ。
フックはどんな場所にも掛けられるので、洗面所やバスルームで利用するのもおすすめです。ゴミ箱を置くスペースがなくても、フックタイプなら問題ありませんね。お風呂に入る度に出る、入浴剤の袋を捨てるのにも便利です。
ZooooM-折りたたみ式キッチンゴミ袋スタンド (1,380円)
折り畳めるフックのみのゴミ袋スタンド
引き出しや扉に挟み込むだけで設置可能なゴミ袋スタンド。フックのみなので、ゴミ袋を取り外すときにスムーズで使いやすいですよ。フックは折り畳み可能で、使わないときの移動の邪魔にならないのもメリットです。
キッチンに置いて生ゴミ入れとして使える他、浴室や洗面所に置いても便利ですね。とくに洗面所は、物を置きすぎてゴミ箱を用意するスペースが足りない傾向にあります。省スペースで利用したい方におすすめですよ。
便利な機能付きでおすすめのゴミ袋スタンド
山崎実業-ゴミ袋スタンド (3,850円)
蓋付きなのでゴミのニオイが抑えられる
フレームのみのシンプルなデザインが特徴的なゴミ袋スタンド。一見すると安定感がないように思いますが、耐久性の高いスチールを採用していてしっかりとした造りになっています。蓋付きなので、ゴミのニオイをシャットアウトしてくれますよ。
幅22cm、奥行33cmのスリム設計なので、キッチンのデッドスペースに配置しやすいのもメリットです。2個並べて分別して使うのもいいですね。ゴミ袋の交換は、蓋を外すと手前側から取り出すことができて便利です。
川口工器-分別ダストワゴン (5,470円)
キャスター付きなので移動が楽々
キャスターが付いたタイプのゴミ袋スタンドです。ゴミが溜まって重くなっても、目的の場所まで楽に移動できますよ。持ち上げなくてすむので、力の弱い女性におすすめ。底面には線材が敷かれており、床とゴミ袋が接しないように設計されています。移動時に引きずる心配がありません。
ゴミ袋を掛けるフックは、全部で10個用意されています。分別ゴミを小分けして使うときは、最大10分割にできるので便利。溜まったゴミ袋を取り出しやすいように、側面の線材は最低限まで減らされているのもポイントです。
梶原産業-マカフル ダストスタンド (718円)
液漏れ防止用のトレー付きで床を汚さずにすむ
こちらのゴミ袋スタンドは、底面に液漏れ防止用のトレーが付いているのが特徴です。何らかの原因でゴミ袋に穴が空いてしまっても、床にこぼれ落ちる心配がありません。缶やペットボトルに液体が残ったまま入れても安心ですね。
幅25cm、奥行29cmのコンパクトサイズなので、狭いキッチンやデッドスペースにも置けます。カラーはホワイトの他に、ブルーも用意されています。おしゃれな見た目をしているので、インテリアとしても使いたい方にピッタリです。
大木製作所-マグネット付きゴミ袋スタンド (3,137円)
マグネットでゴミ袋をしっかり固定できる
45Lの大型ゴミ袋に対応したゴミ袋スタンドです。上部に磁石のマグネットを取り付けているのが特徴で、大きなゴミ袋をしっかりと固定できます。ゴミ袋を取り外す際は、マグネットを外すだけと簡単ですよ。
フレームは丈夫な鉄製で、大量のゴミを溜めてもバランスが崩れず安定感があります。さらにゴミ袋の口は、開閉できるように設計されています。ゴミのニオイが気になるときは、口を閉じておけるので助かりますね。
新輝合成-スーパーバッグホルダー (918円)
ゴミの中身が見えにくいパネル付き
フレームのみで構成されたゴミ袋スタンドは、中身が透けて見えてしまう場合があります。中身を見られたくない方は、こちらのパネル付きがおすすめ。サイド部分がパネルで覆われているので、外から中身が見えませんよ。
上部にはスリットが入っており、複数のゴミ袋が掛けられます。空き缶やペットボトルの分別に利用できますね。横幅を自由に調整できるので、場所やゴミの量に合わせて臨機応変に対応できる点も強みです。
まとめ
複数掛けられるゴミ袋スタンドがおすすめ
ゴミ袋スタンドを選ぶうえでおすすめなのが、複数のゴミ袋が掛けられるタイプです。日頃から分別できるので、捨てるときの手間を大幅に削減できますよ。4つ以上同時に掛けられるタイプは、通常のゴミ箱では体験できない使い勝手のよさを実現しています。今回はゴミ袋スタンドについて、人気商品を挙げながら解説してきました。皆さんも生活がもっと便利になるゴミ袋スタンドを見つけてくださいね。