おすすめのボトムブラケット人気ランキング!【スクエアテーパーも】

ボトムブラケットは自転車の下の部分にあり、ペダルをスムーズに回すために必要な部品です。あまり聞いたことのない部品名で、どうやって選べばいいのかも分かりづらいですよね。そこで、今回はボトムブラケットの種類や選び方について詳しく解説していきます。おすすめのブランド・メーカーも合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ボトムブラケットの特徴

フレームの前と後ろを繋いでいる

ボトムブラケットは自転車フレームの前と後ろを繋いでいる部品で、略してBBとも呼ばれることもあります。大きな力を受ける部分であるため、自転車部品の中でも高い剛性を求められるところです。筒状部分のシェルやクランクの回転を支えるベアリングなどからできています。

ペダリングが軽く滑らかになる

高性能なボトムブラケットをつけることにより、ペダリングが軽くなって滑らかになるという効果が期待できます。ボトムブラケットは交換することもできます。快適で効率的なペダリングをするうえで、非常に大切になってくる部品です。

ボトムブラケットの種類

スレッドタイプ

異音の発生が少ない安定感

スレッドタイプは古くからあるタイプで、フレーム側にネジ山があって安定感があります。一般的な自転車によく見られるタイプで、シール性能が優れているため、異音の発生が少ないのも特徴です。初心者はJIS規格のボトムブラケットがおすすめです。

プレスフィットタイプと比べ、スレッドタイプは重量が重くて剛性が低いというのが難点ですが、ロードレーサー以外の人にとっては十分な機能が備わっています。レースなどに参加する予定のない人は、スレッドタイプからチェックしたら問題ないでしょう。

プレスフィットタイプ

軽量で剛性が高いロードバイク向け

プレスフィットタイプはロードバイク向けのボトムブラケットで、スレッドタイプと比べて軽量で剛性が高いのが特徴です。自転車部品としての性能が非常に高く、レースに参加する人におすすめです。現在のロードバイクにおいては主流タイプといってもいいでしょう。

ボトムブラケット自体が軽量なため、小さなボールベアリングの装着が可能だったりと、ロードバイクに向いた構造になっているのも特徴です。ただ、ここ10年ほどで急速に広まったタイプで、性能や規格が安定していません。そのため、購入する際は信頼できるブランドから選ぶようにしましょう。

ボトムブラケットの選び方

シェル幅で選ぶ

一般的な自転車なら68mm幅

シェル幅68mmタイプは、現在最も普及しているボトムブラケットです。日本工業規格のJIS規格やイギリス工業規格のBSC/BSA規格のボトムブラケットで、これらの規格はシェル幅68mm、ネジ径34.8mmと定められています。クランクの形状は定められていないため、スクエアテーパーやホローテックⅡなどのモデルがあります。通常のネジ山とは違う締め方も特徴です。

海外製のロードバイクなら70mm幅

シェル幅70mmタイプは、主に海外製のロードバイクに採用されているボトムブラケットです。イタリアなどのヨーロッパを中心に製造されているのが特徴です。ITA・イタリアン規格のボトムブラケットで、シェル幅は70mmと定められています。JIS規格のボトムブラケットと非常に似ているので、店員さんなどに確認したほうがいいでしょう。クロスバイクに乗っている人にもおすすめすることができます。

その他の幅はノギスなどで計測してから購入

ボトムブラケットはシェル幅68mmタイプや70mmタイプが主流ですが、厳密にいうと、計18種類ものサイズがあるといわれています。また、メーカーごとに設定されているシェル幅も違っている可能性もあります。そのため、購入する際はノギスなどで計測したり、メーカーに問い合わせたりするようにしましょう。初めて購入する人は、自分だけの判断で買わないことをおすすめします。

形状で選ぶ

スクエアテーパーは軸長やシェル幅のサイズが豊富

スクエアテーパーは古くからあるタイプで、最も一般的なボトムブラケットといえるでしょう。四角軸とも呼ばれています。軸長やシェル幅のサイズが豊富に展開されていて、ボトムブラケット側にシャフトがついているのが特徴です。ただ、耐久性があまり優れていないため、グレードの低い商品を選ぶと割れてしまったりするので、もし分からない場合は店員さんなどに訊くようにしましょう。

本格的なレースに参加したいならホローテックII

ホローテックⅡはシマノ(SHIMANO)が開発したタイプで、ベアリングをフレームの外に出し、シャフトを太くしているのが特徴です。シャフトを太くすることにより、剛性が高くなっています。シマノのロードバイクのほとんどに搭載されていて、本格的なレースに参加する人から支持を集めています。過酷なレース環境にも耐える高性能なボトムブラケットです。

マイナーに人気のシャフト軸が太いオクタリンクなどの特殊タイプ

スクエアテーパーやホローテックⅡはよく知られた形状ですが、これら以外にもオクタリンクやISISというタイプなどがあります。オクタリンクはスクエアテーパーよりもシャフトがやや太めになっていて、剛性が高くなっているのが特徴です。ISISはシャフトとクランクの接合部分が大きく、パワーロスの少ない構造になっています。現在は、どちらもほとんど販売されていない特殊なタイプです。

ボトムブラケットのおすすめブランド・メーカー

シマノ(SHIMANO)

耐久性と剛性に優れている

シマノのボトムブラケットは、耐久性と剛性に優れているのが特徴です。ライダーのパワーをすべて推進力に変えるように追求し、軽量性などにもこだわっています。本格的なレーサーをはじめ、多くの人におすすめできます。

タンゲ(TANGE)

快適なペダリングが可能に

日本人の精巧な技術によって作られていて、アジアを中心によく知られたブランドです。耐久性のあるシールドベアリングを採用し、あらゆる路面を軽快に走ることができます。軽量性に優れたボトムブラケットが多いです。

スギノ(SUGINO)

ロードバイク用が人気

最高級のセラミックベアリングを採用しているため、摩擦抵抗が少なく、滑らかなペダリングが可能になっています。踏み込みが軽いセラミックベアリングにより、レース中などの高負荷時でも効率的なペダリングが可能です。特に、ロードバイク用が人気を集めています。

スラム(SRAM)

ペダリングが滑らかになる

主にマウンテンバイク用やロードバイク用のパーツを製造しているブランドです。スラムのボトムブラケットをつけたことで、ペダリングが滑らかになったという声が数多くあります。最近発売された独自規格クランクのDUBも話題になっています。

おすすめ&人気のボトムブラケットランキング

68mm幅でおすすめのボトムブラケット

シマノ-SHIMANO DURA-ACE BB-R9100(4,320円)

軽量、かつスムーズなペダリングが可能

素早いパフォーマンスを可能にしたシマノのボトムブラケットです。ボールベアリングの小径化で、より軽量化することに成功しました。また、以前のよりも改良されたシール構造により、スムーズなペダリングが可能になりました。

耐久性にも優れているため、長く使い続けることもできます。かなりの高品質ながらリーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。本格的なレースに参加する人をはじめ、初心者にもおすすめすることできる万能アイテムです。

シマノULTEGRA SM-BBR60 BSA ROAD用(1,899円)

本格派におすすめのボトムブラケット

レース仕様になっているシマノのボトムブラケットです。手軽にグレードアップできるタイプになっているため、1つ持っておくと便利なアイテムです。効率的なペダリングが可能で、ライダーから支持を集めています。

もちろん耐久性にも優れていて、高負荷時でも違和感なく対応できます。軽量化にもこだわった逸品で、快適なペダリングが可能です。スタイリッシュな見た目も魅力で、おしゃれに乗りこなしたい人にもおすすめです。

スラムGXP Team BB(4,980円)

回転抵抗を抑えた人気ボトムブラケット

シールに溝を加えることで、密閉性を向上させて回転抵抗を抑えたスラムのボトムブラケットです。回転抵抗を少なくすることにより、滑らかなペダリングが可能になり、快適な乗り心地が可能になっています。初心者にもおすすめのモデルです。

また、独自のシールテクノロジーにより、防水性と剛性にも優れた逸品になっています。高い負荷のかかるレース時でも違和感なく走れる機能が十分に備わっています。スタイリッシュで高級感のあるデザインも魅力です。

ウィッシュボーンPF3024 46mm/68mm(19,800円)

高い回転性能を備えた高級ボトムブラケット

シマノのホローテックⅡとスラムのGXPクランク用の高級ボトムブラケットです。高い回転性能を備えたボトムブラケットで、効率的なペダリングができると人気を集めています。適合フレームはPF30になっています。

もちろん耐久性も優れていて、安定したペダリングを長くし続けることができます。長く愛用し続けられることを考えれば、コスパも優れているといえるでしょう。安定的で、かつ軽いペダリングをしたい人におすすめです。

カンパニョーロBBカップ ウルトラトルク(3,100円)

機能的で安定感のある特殊ボトムブラケット

イタリアの自転車パーツメーカー・カンパニョーロのボトムブラケットです。通常のとは違い、左右のシャフトがクランクに嵌合されているのが特徴です。それぞれにかかる負担が軽減されるため、滑らかなペダリングが可能になっています。

耐久性や軽量性も優れているため、効率的なペダリングを長くし続けることができます。内部の接触面を増やすという設計を採用することにより、異音の発生を抑えることに成功しました。機能的で安定感のあるボトムブラケットです。

70mm幅でおすすめのボトムブラケット

シマノ-BB-UN26(1,199円)

スムーズな回転が可能

高い回転性能から人気を集めているボトムブラケットです。軸長は110mm幅に設計されています。リーズナブルな価格で購入できるにもかかわらず、高い回転性能が備わっていて、スムーズなペダリングをすることができます。

また、初心者でも取り付けやすいという魅力もあり、初めて購入する人にもおすすめできます。低価格で高品質というボトムブラケットで、コスパが優れているといえるでしょう。まずは、こちらからチェックするのもおすすめです。

シマノBB-RS500(1,822円)

新しいシール構造を搭載している

新しいシール構造を搭載したシマノのボトムブラケットです。新しいシール構造により、水やほこりなどの異物が入るのを防ぎ、安定したペダリングを提供してくれます。初めての人にもおすすめすることができるほどの安定性です。

高い耐久性も兼ね備えていて、長く使い続けることができます。簡単に取り付けることもできて人気を集めています。なるべく長く使い続けたい人や、安定したペダリングを求めている人におすすめすることができます。

TNIセラミックBB(10,560)

高負荷時でも安定したペダリングが可能

シマノのホローテックⅡクランク用のボトムブラケットです。セラミック製品で、粘度の低いグリースが使用されています。耐久性が優れていて、高負荷時でも安定したペダリングが可能で、多くの人から支持されています。

雨などで濡れた場合は、なるべくお手入れをするようにしましょう。そのままでも長く使い続けることができますが、より長期的に愛用することができます。レッドやシルバーなどのカラー展開がされていて、バリエーションが豊富なのも魅力です。

タンゲ-LN3922CLC(1,782円)

シティサイクルユーザーにおすすめ

シティサイクルに最適なタンゲのボトムブラケットです。右ワン側にはチェーン固定用リング、左ワン側にはダストカバーが付いています。調整不要のカートリッジ式ベアリングを採用しているため、初心者にもおすすめできます。

素材としてはクロモリを使っているところもあり、軽量性も優れたボトムブラケットになっています。シールド性能も兼ね備えていて、水やほこりなどにも強くなっています。シティサイクルに取り付けたい人におすすめです。

スギノ-CBBAL(9,790円)

高精度シールドベアリングを採用

高精度シールドベアリングを採用したボトムブラケットです。ボディにアルミを使うことで、軽量化にも成功しました。最も厳しいといわれる欧州EN規格レース基準に合格するほどの性能を備えているのも特徴です。

もちろん耐久性も優れていて、長く愛用し続けることも可能です。高精度シールドベアリングを採用したことで、防水性や防錆性も高くなっています。本格的なレースに参加する人におすすめすることができます。

スクエアテーパーでおすすめのボトムブラケット

タンゲ-TECHNOGLID LN-7922-ISO BB(6,380円)

剛性が高いのに軽いボトムブラケット

剛性が高いにもかかわらず、軽量性にも優れたタンゲのボトムブラケットです。アルミ合金から作られているのもあり、耐久性と軽量性を兼ね備えた逸品に仕上がっています。走行スピードにこだわりたい人におすすめです。

内部にはシールドベアリングが搭載されていて、水や泥の侵入を防ぐだけではなく、滑めらかでスムーズなペアリングも可能になっています。シティサイクルをはじめ、クロスバイクにもおすすめです。安心・安全な日本製という点も魅力です。

スギノ-CBBF-103 68-103mm(6,448円)

緩み止め塗装が施されている

左右の接合部分に緩み止めの塗料が塗られているスギノのボトムブラケットです。緩み止めの塗料により、シール性も高まるというメリットがあり、簡単に緩みにくくなります。防水性や防錆性という点からもおすすめです。

また、耐久性も優れているため、長く使い続けることができます。もちろん滑らかなペダリングも可能で、ペダリングのスムーズさから人気を集めています。スチール製になっているため、剛性も期待することができます。

シマノ-BB-UN55 68BSA EBBUN55B22(3,878円)

長く愛用したい人におすすめ

初心者にもおすすめできる定番ボトムブラケットです。軽量という点では少し劣ってしまいますが、耐久性に優れていて安定感のあるペダリングが可能になっています。初めてボトムブラケットを購入する人におすすめです。

アルミ製のアダプターを装着することも可能になっているため、より剛性を高めることができます。シェル幅は68mmです。初心者だけではなく、何度もボトムブラケットを交換したくない人にもおすすめすることができます。

タンゲ-LN3922 BBU01402(2,464円)

長時間使っても異音が少ない

シールドベアリングを採用したタンゲのボトムブラケットです。シールドベアリングにより、水やほこりなどの異物から防いでくれ、長時間使ったとしても異音を発生しづらい構造になっています。シェル幅は68mmです。

重量は320gとやや重めになっていますが、高い耐久性が備わっているため、長く使い続けることができます。また、滑らかなペダリングも可能で、安定したクランク回転を期待できます。異音が気になる人におすすめのタイプです。

シマノ-EBBUN100B22X BB-UN100(880円)

初心者でも簡単につけられる

初心者からアスリートまで幅広く支持を集めているシマノのボトムブラケットです。さまざまな自転車に対応しているのが特徴で、ママチャリなどでも交換することができるでしょう。リーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。

シール性も優れていて、外部からの異物の侵入を防いでくれます。回転の滑らかさでも高い評価を受けているため、低価格ながら高い機能を備えたボトムブラケットといえます。特にこだわりがなければ、こちらからチェックするのもおすすめです。

まとめ

安定性に優れたシマノのボトムブラケットがおすすめ

ボトムブラケットの選び方とおすすめ人気ランキングなどを紹介しました。ボトムブラケットはペダリングに大きく関わっていて、特にシマノは安定的、かつ効率的なペダリングに非常にこだわっています。ぜひ自分に合ったボトムブラケットを見つけ、快適なペダリングで自転車ライフを楽しんでください。

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