SF映画の中に出てくるような仮想現実、VRの世界。映画の中だけのものだと思っている方も多いと思います。しかしヘッドマウントディスプレイがあれば、簡単にVRのゲームをしたり、VRの映画を楽しんだりすることが可能です。今回は種類や用途に合わせた選び方、人気のブランド、おすすめの商品などをご紹介。ヘッドマウントディスプレイがあるとどんなことができるのか、どんな風に使うのかといったことも詳しくお伝えします。製品も本格的に楽しめるものから、手軽に楽しめるリーズナブルなものまであるので興味がある方はぜひ参考にしてみて下さいね。
ヘッドマウントディスプレイとは?
ゴーグルのように付けてVRが見られるディスプレイ
スキーのゴーグルやメガネのような形をしていて、レンズの部分がディスプレイになっています。レンズを覗けば仮想現実VRの世界に入り込んだような体験が可能。センサーが付いていて、右を向けば右が下を向けば下が見えるようになっています。映像に立体感があるので目の前にまるで本物があるかのような視点で、映像を楽しむことができますよ。
ヘッドマウントディスプレイの特徴
没入感たっぷりのVRゲームが楽しめる
ヘッドマウントディスプレイを使えば、バーチャルの世界に入りこんでVRゲームを楽しむことができます。センサーやコントローラーなどの環境によっては、体の動きにあわせてゲーム内で動き回ったり、物をつかんだりといったことも可能。 ぞくぞくするようなスリルがたまらないシューティングゲームを楽しんだり、 アクションゲームの中で剣を振るったり、運動不足の方にはダンスのゲームもおすすめですよ。
映画やネット動画も迫力満点
普段見ているテレビやネット動画のような映像も、ヘッドマウントディスプレイを使って見ると一味違います。VR版の映画も多く作られていて、アクションやホラーなどは特に迫力満点。アニメも非現実的な世界を、臨場感たっぷりに楽しむことができます。VR映画は米AmazonやNetflixでも配信されていて、VR動画配信サイト360 ChannelやYouTubeで探すと無料の動画もあります。
VRで大きなPCモニターを設置できる
ヘッドマウントディスプレイの中に、PCの画面を映し出せばモニターの代わりに使うこともできます。寝転がったりリクライニングした状態でも使えて、狭いスペースでも大きなディスプレイを設置することが可能。大きな画面いっぱいに資料などを映すことができるので、大きな画像や表もスクロールせずに見ることができて便利ですよ。
ヘッドマウントディスプレイの種類
スタンドアローンタイプ
本体だけで動くから本格的なVRを手軽に楽しめる
ディスプレイを装着するだけで映像を見ることができるタイプです。動画やゲームは本体のメモリーに保存され、搭載されているCPUで動作します。PCに接続するタイプではハイスペックなPCが必要なのでそちらにお金がかかりますが、スタンドアローンは単体で動くので全体としてコストがかからないのがメリットです。
本体価格は低価格なもので4万円程度から。本体のみで動くので面倒な接続や設定は不要で、購入したらソフトを入れるだけですぐに使えます。また有線で接続すると移動範囲が限定されてしまいますが、スタンドアローンタイプなら自由に動き回ることができます。
PCやゲーム機に接続するタイプ
同じ画面が映せるから多用途に使える
HDMIケーブルなどを使って、PCやゲーム機、スマホといったデバイスに接続して映像を見るタイプ。ディスプレイ側は画像を映し出すだけなので、スタンドアローンタイプに比べて少し安いものもあります。ただし高画質な動画やゲームをプレイする場合には、それだけハイスペックなデバイスが必要になります。
PCには専用のアプリをインストールして使います。また動画やゲームコンテンツもPCに保存するので、本体のメモリー容量を気にする必要がありません。PCやゲーム機と同じ画面が見られるものが多く、webページやネット動画、DVD、ゲームなど多用途に使うことが可能。PCのモニターとして使うことができる機種もありますよ。
スマホVRタイプ
スマホをディスプレイとして使うタイプでコスパが良い
スマホゴーグルと呼ばれることもあります。ゴーグルのディスプレイ部分が開くようになっていて、そこにスマホを入れて画像を見るタイプです。そのため画像の解像度はスマホの性能に左右され、見ている向きを検出するためのジャイロ機能もスマホに依存します。
無料の視聴用のアプリがいくつかあるので、スマホにインストールして使います。YouTubeやAmazonなど動画配信サイトに対応した、VR用のアプリもありますよ。価格が安いのが魅力でダンボールで作ってあるハコスコなら数百円から、プラスティック製の筐体で多数の機能がついたものでも3,000円程度で購入することができます。手軽にVR体験してみたい方にもおすすめですよ。
ヘッドマウントディスプレイの選び方
対応するゲームで選ぶ
PS4をプレイするなら専用機がおすすめ
人気の高いゲーム機PS4をVRで楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。もしPSに接続しようと思ってるなら専用機がおすすめ、設定もしやすくデバイス同士の相性も抜群です。PS向けに作られた専用機でもVRゲームができて、3Dのブルーレイが見られて、インターネットにも接続可能と万能。PCつなげなくても大抵のことができますよ。
ゲームコンテンツは機種ごとにラインナップが違う
遊べるゲームコンテンツの種類や面白さがないと、高画質で没入感のあるヘッドマウントディスプレイでも意味がありません。本体を買うときにはコンテンツのラインナップも考えて選びましょう。ゲームコンテンツはメーカーサイトや、ゲーム配信サイトから購入します。コンテンツ数が多いのはOculusやHTCといったメーカーですが、海外の製品なので英語版のソフトが多いです。
映像のリアルさで選ぶ
映画を見るなら4Kが映せる高画質タイプもおすすめ
画質の滑らかさや美しさを求めるなら、4K画質対応のタイプもおすすめです。ヘッドマウントディスプレイの場合、両目に1枚ずつディスプレイが付く形なので片目は1920×1080の2Kになります。4Kの映像も多く動画ならドローンを使った上空からの景色や、バイクからのアクション映像など無料で見られるVR映像も多いです。映画は2Dがメインになりますが、4K画質の作品も多くなっています。家でゴロゴロしながらでも、仮想の大画面に映せるので高画質だと美しさが違いますよ。
自然な映像を楽しみたければ視野角が広い機種がおすすめ
普通に前を向いている時に、自分を中心にしてどこまで見えるかという角度を視野角と言います。一般的な大人の場合、そこに何があってそれが何色かをちゃんとわかる左右の視野角は70°くらいになります。ただし視界に入る範囲の視野角というと200°くらい。普段の生活ではそれだけ見えているので、ヘッドマウントディスプレイも視野角が広い方が画像が自然に感じます。実際にはあまり広すぎると画質の低下にもつながるので、110°から120°くらいがおすすめです。
装着感で選ぶ
メガネを付けたままでも楽しめるものもある
視力の弱い方は映像が見えるのか心配だと思います。しかしメガネを付けた上から着用できる機種も比較的多いので安心ですよ。メガネを中に付ける場合はフレームがあたって痛くなることもあるので、クッションが柔らかくヘッドセットの締め付け具合が調節できるものを選ぶと良いでしょう。また近視の度がそれほど強くない方なら、ヘッドマウントディスプレイに視力の調整ができるレンズが入っているタイプもありますよ。
没入感を求めるなら隙間のないディスプレイを
ヘッドマウントディスプレイにも色々な形があり、手軽な段ボール製のものなどは100均でも購入できます。試しに見てみたいという用途にはこういったタイプも便利ですが、外から光が入ってこないものの方が没入感が高く本来の良さを楽しめます。さらにクッションが柔らかくてフィット感があるものなど、装着している違和感がなくリラックスして見られるのがVRに浸れるポイントです。
外も確認したいならメガネ型
メガネ型のディスプレイは隙間があるので周囲が見えます。目の周りを覆うタイプに比べ没入感は少ないですが、テレビをながら見したい場合や、 PCモニターとして使いたい場合にはこちらがおすすめです。テレビを見ながらポテチを食べたり、web画面を見ながらメモをとったり、PCモニターを見て作業しながら紙の資料を少し見たり。立ち上がってお茶を取りに行くことも出来て、周りに人がいる状況の場合には安全性も高いですよ。
オプション機能で選ぶ
ヘッドホン機能付きは装着が簡単で手軽に楽しめる
音をどこからか出すかも選び方のポイントです。本体のスピーカーから出すか、別途イヤホンを取り付けるかという選択が多いと思いますが、ヘッドマウントディスプレイ自体にヘッドホンがついているタイプもあります。ヘッドホンは遮音性が高いので没入感もあり、一緒に着用できるので手軽に楽しみたい方におすすめです。ただし音質は選べないので音にこだわりがある場合には、外付けのタイプを選ぶ方が良いでしょう。
リモコンやコントローラーでVRの世界にどっぷり浸かろう
スマホ VR の場合はリモコンがないと、操作をする際に一度外さないといけないのが少し面倒。さらに現実世界に引き戻されてしまうのも残念です。そんな時にリモコンがあれば動画の早送りや選択などができて便利です。また手の動きなどをセンサーで読み取ることができるコントローラーはゲームにおすすめ。VRゲームの中で同じ動きができるので走ったり、飛んだり、剣を振ったり仮想現実中でどっぷりゲームを楽しむことができますよ。
ヘッドマウントディスプレイのおすすめブランド・メーカー
Oculus(オキュラス)
スタンドアローン型が世界中で大人気
ヘッドマウントディスプレイの2大ブランドの1つで、近年発売されたスタンドアローン型のOculus QuestやOculus Goが世界中の注目を集めています。ゲーム向けの製品の性能が高く、リアリティの高いゲームをプレイすることが可能です。ソフトの数が多いのも特徴で、Oculusストアまたはゲーム配信サイトSteamから、VRゲームや体験VRがダウンロードできますよ。
HTC(エッチティシー)
世界でのシェアも大きい専門メーカー
Oculusに並ぶ2大ブランドのもう1つがHTC。ゲーム向けヘッドマウントディスプレイの有名メーカーで、凹凸のあるデザインも特徴的です。PCに接続して使うハイエンドモデルのVive Cosmosが大人気。コンテンツはゲーム配信サイトSteamからダウンロードします。Steamは個人等で作成したゲームを売ることができるサイトですが、Oculusに比べて審査がゆるいのでコンテンツの数も多いです。
ソニー
PlayStationのゲームが楽しめるPSVRを販売
音響や映像機器の人気が高い大手電気機器メーカーで、ゲーム好きなら誰もが知っているPlayStationを作っている会社でもあります。ヘッドマウントディスプレイでは、PlayStationに接続して使うPSVRを販売。また圧倒的な映像の美しさと立体音響が楽しめる、HDMI接続のハイエンドモデルHMZ-Tシリーズも非常に人気が高いです。日本メーカーなので品質も高く、サポートも安心。さらにVRゲームではソフトが全て日本語対応というのが大きな魅力です。
エプソン
パーソナルシアターを映せる高性能なメガネ型が人気
国内大手の精密機器メーカーで、プリンターなどが有名です。ヘッドマウントディスプレイでは、テレビを見るのにもぴったりなメガネ型ディスプレイが人気。レンズを通して周囲も見えるシースルータイプで、見えている現実世界に突然映像が現れる拡張現実ARが体験できます。シースルータイプは法人向けの製品が多く、比較的低価格で家庭用として楽しめるMOVERIOシリーズなどは画期的な製品です。
HOMiDO
コスパの良いスマホゴーグルが人気
スマホゴーグルを販売しているメーカーで、いろいろなタイプをラインナップ豊富に扱っています。配布用の段ボールゴーグルはオーダーにも対応、臨場感たっぷりの高級タイプでもスマホゴーグルなのでコスパ抜群です。人気があるのは新発売のHOMiDO PRIMEで、美しいフランス生まれの独自レンズを採用しています。
おすすめ&人気のヘッドマウントディスプレイランキング
スタンドアローン型でおすすめのヘッドマウントディスプレイ
Oculus-Oculus Quest 128GB (75,700円)
ハイクオリティなVRゲームが楽しめる
本スタンドアローン型の先駆けで、世界中で大人気のゲーム向けヘッドマウントディスプレイです。画像は高精細でスタンドアローン型の中では上位機種にあたりますが、高価なPC不要なのでコスパは良いです。本体のセンサーで体の動きを検出するので外部センサーが不要、狭いスペースでも設置できますよ。
両手に持って遊べるコントローラーが付いているので投げる、つかむ、切るなどすべての動きがVRの中でできるのも魅力。本当に仮想現実の中にいる気分でゲームを楽しめます。ゲームプレイ中に周りの物にぶつからないようにするための機能、Oculusガーディアンシステムを搭載しているので安心です。
Pico-4K ヘッドマウントディスプレイ (46,900円)
動画視聴におすすめの4K対応ディスプレイ
4Kの高画質が視聴可能で、高画質な割に低価格と話題のディスプレイです。重さは276gと軽量なので、長時間の視聴でも問題なし。小さなタッチパッドや音量ボタンなどが付いた、モーションコントローラーが付属しています。本体横にもホームボタンや確定ボタンなどが付いていますよ。
MicroSDカードは256GBまで使えるので容量の心配もありません。特に美しい4K画面でAmazon Prime Videoを見たいという方におすすめ、360channelなどのコンテンツも臨場感たっぷりに楽しむことができます。ゲームなどはPico Storeで120のコンテンツに対応、Viveportにも対応していますよ。
Oculus-Oculus Go 並行輸入 (42,800円)
ゲーム向けのエントリーモデル
スタンドアローン型のディスプレイもいろいろな機種が販売されていますが、ゲームの機能が充実していて多くのコンテンツが楽しめるものは少ないです。こちらはOculusのエントリーモデルで、販売実績もありコンテンツも豊富な製品。Oculus Questと互換性があるわけではありませんが1,000種類ほどのゲームがあり充実しています。
価格は上位機種Oculus Questの半額程度で購入できるのでコスパは抜群。本家の通販サイトでは販売を終了してしまいましたが、ネット通販では海外からの並行輸入の商品を購入することができます。人気のOculusでゲームをガッツリ楽しみたいならQuestですが、ゲームもしながらVRの映像を楽しみたいならリーズナブルなGoもおすすめです。
スタンドアローン型でおすすめのヘッドマウントディスプレイの比較表
商品画像 | |||
---|---|---|---|
ブランド | Oculus | Pico | Oculus |
商品名 | Oculus Quest 128GB | 4K ヘッドマウントディスプレイ | Oculus Go 並行輸入 |
価格 | 75,700円 | 46,900円 | 42,800円 |
特徴 | ハイクオリティなVRゲームが楽しめる | 動画視聴におすすめの4K対応ディスプレイ | ゲーム向けのエントリーモデル |
解像度 | 1600×1440の有機ELパネル×2 | 3840×2160液晶ディスプレイ(4K) | 2560×1440 (WGHD液晶パネル) |
重量 | 1ポンド(約453g)以下 | 276g | 468g |
PCやゲーム機におすすめのヘッドマウントディスプレイ
HTC-VIVE COSMOS (98,870円)
高画質なハイエンドモデルでコンテンツ数も多い
何といっても高画質なのが特徴。両目で2880×1700のフルRGB液晶ディスプレイ採用の高精細画面は、現実世界と間違えるほどに美しいです。本体に搭載した6つのセンサーで体の動きを検出するので外部センサーの設置は必要ありません。PCはCorei5以上、RAM4G以上なので、他のディスプレイに比べるとクリアしやすいスペックでしょう。
ジョイスティック付きの光るコントローラーを使えば、VRゲームの中で存分に遊ぶことができます。さらに高音質なマイクと立体音響対応のヘッドホンを標準搭載しているので、後ろから忍び寄る足音も再現され没入感たっぷり。外の世界を見たくなったらゴーグルをすぐに上に上げられる、フリップアップ機能も便利ですよ。
サンコー-EYE THEATER FOCUS (21,800円)
HDMI接続でPCモニターにもおすすめ
テレビなどを色々な映像機器に使われているHDMIポート使って接続するので、多目的に使えて本体も低価格と注目を集めている製品です。PC接続のヘッドマウントディスプレイは4万円程度のものが多いですが、こちらは低価格なので手軽に使うことができます。ゲームはしないけどPCに繋げて使いたいというニーズにぴったりですよ。
Nintendo Switchに繋げて大画面でプレイしたり、TVにつなげて寝ながら鑑賞したり、PCにつなげてモニターとして使うことも可能。120インチスクリーンを4m離れて見ている状態を再現できるので、まるで映画館の気分です。PCに映した地図や表計算の画面も広範囲に見られるので、探したり比べたりという効率が上がります。
ソニー-PSVR CUHJ-16010 (39,480円)
PlayStationで遊ぶなら純正がおすすめ
PlayStationさえあればすぐにVRの世界を体験できるヘッドマウントディスプレイ。ハイスペックなPCを使うこともないのでコスパも良く、日本のメーカーなので安心感があります。迫ってくるゾンビがリアルすぎるバイオハザード、VRの世界に入り込み体を動かしてプレイできるBeat Saberなど5つのソフトが付属しています。
基本的にはPlayStationで見られるものが何でもディスプレイに映ります。PlayStationのゲームはもちろん、ブルーレイもインターネットも楽しめます。手軽に楽しめる上に、実際に目の前に映画やゲームの世界が現れたようなリアリティも十分。扉から外を覗いたときに見える景色、自由に動いて机の裏側までとゲームのクオリティも折り紙つきです。
PCやゲーム機におすすめのヘッドマウントディスプレイの比較表
商品画像 | |||
---|---|---|---|
ブランド | HTC | サンコー | ソニー |
商品名 | VIVE COSMOS | EYE THEATER FOCUS | PSVR CUHJ-16010 |
価格 | 98,870円 | 21,800円 | 39,480円 |
特徴 | 高画質なハイエンドモデルでコンテンツ数も多い | HDMI接続でPCモニターにもおすすめ | PlayStationで遊ぶなら純正がおすすめ |
解像度 | 片目あたり1440×1700ピクセル(合計2880×1700ピクセル) | 1280×800ピクセル | 1920×RGB×1080(左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示) |
重量 | 665g (ヘッドホンなしなら553g) | 約305g | 600g |
スマホ用でおすすめのヘッドマウントディスプレイ
HOMiDO-HOMiDO PRIME (11,990円)
画像がきれいなワンランク上のスマホゴーグル
フランス生まれの透明度の高いレンズTrue-immersion Opticsを使用、ゆがみのない美しい映像と110°の広角を実現したスマホゴーグルです。柔らかいクッションで、マジックテープ式のクッションを外せばメガネをしたままでも着用可能。スマホを収納する形なのでスマホがずれず、光漏れが少ないので没入感が高いです。
スマホのサイズは4.5~6.5インチ、大画面のiPhone Maxにも対応します。ゴーグルを装着したままスマホの画面をタップできるボタンを搭載。中央部分をタップするだけの機能ですが、タップが必要なアプリには効果的です。また瞳孔間距離の設定は、合っていないとピントがずれたりVR酔いの原因にもなるのでぜひ欲しい機能の1つ。こちらの機種はQRコードを使って、3段階に瞳孔間距離の調節が可能です。
SHINECON–VR SHINECON (3,080円)
リモコン付きだから操作がスムーズ
多機能な上にリーズナブルなので人気の高いスマホVRです。焦点調節ダイヤルがあるので、視力が弱い方でもメガネなしで楽しめます。それでも近視が強くて調節ができないという方はメガネをかけたままでも使用できます。顔周りのクッションはお掃除が簡単で柔らかい、PU素材でフィット感も良いですよ。
iPhoneとAndroidに使えるリモコンが付属しています。動画の再生や音量の調整、マウスを使った画面タップが可能。スマホを外さなくても操作が可能なので便利な上、操作の度に仮想現実の世界から離れなくて良いのがメリットです。スマホを入れる部分からコードが出せる形なので、イヤホンを挿して使えます。
エレコム-スマホVR (1,960円)
コスパが良くて初めてのVRにもおすすめ
段ボール製のスマホVRでは数百円のものもありますが、耐久性もあるスマホVRとしてはかなり低価格な商品。大手メーカー製なので品質も安心です。光学レンズ付きで視力や瞳孔間距離の設定が可能と、基本性能は文句なし。本体には遮音性が高いヘッドホンが付いていて着用も簡単です。ゴーグル本体に3.5mmのイヤホンジャックが付いているので、それをスマホに挿すだけで使用できますよ。
スマホは前面のカバーを開けて入れる形で、出し入れがしやすいです。カバーが透明なのでアウトカメラを使って、ARコンテンツが楽しめます。ARというのは現実世界に映像が入り込む、ゲームで言うとポケモンGoのような技術で拡張現実とも呼ばれます。価格も手軽で機能も揃っているので、VRを一度体験してみたいという方にもおすすめです。
スマホ用でおすすめのヘッドマウントディスプレイの比較表
商品画像 | |||
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ブランド | HOMiDO | SHINECON | エレコム |
商品名 | HOMiDO PRIME | VR SHINECON | スマホVR |
価格 | 11,990円 | 3,080円 | 1,960円 |
特徴 | 画像がきれいなワンランク上のスマホゴーグル | リモコン付きだから操作がスムーズ | コスパが良くて初めてのVRにもおすすめ |
対応スマホサイズ | 4.5~6.5インチ | 4~6インチ | 4.0~6.5インチ |
重量 | 330g | 393g | 約275g |
テレビ用でおすすめのヘッドマウントディスプレイ
エプソン-スマートグラス BT-30C (57,871円)
現実世界の中に映像が現れる近未来のディスプレイ
有機ELが使用されていて美しい画面が特徴です。BT-30Cが優れているのは解像度だけでは表せない画質、色とびやにじみがなく自然な色味が再現されます。シースルータイプのディスプレイで、拡張現実ARの世界を体験することができます。周囲の状況を確認することもできるので、テレビやPCモニターにもぴったりですよ。
メガネのような外観で、近未来のディスプレイという感じがおしゃれです。接続はUSB Type-Cで、Windows10のPCや画像出力機能の付いたAndroidスマホにも接続可能。40インチのモニターを2.5mの位置に映し出してくれます。専用アプリも充実していて、もちろん3D画像も視聴可能です。非常に軽いので寝転んでテレビを見ることもできます。
SONY-3D対応ヘッドマウントディスプレイHMZ-T2 (81,000円)
テレビに簡単に接続できて映画鑑賞にもおすすめ
SFアニメに出てきそうな流線型のモダンなデザインが素敵です。自然発光式の有機ELディスプレイを使った、圧倒的な美しさが特徴。入力された映像を解析して自動で補正をかけ、艶やかな黒を再現するので、コントラストのハッキリとしたシャープな画像が見られます。
HDMIでテレビとも簡単接続、高精細なレンズと合わせて最新テレビのような美しい画像が見られます。シャープな映像が楽しめるデュアルパネル方式を採用しているので、3Dも画質が良いです。音にもこだわっていて5.1chバーチャルサラウンドに対応。家でお菓子をかじりながら、映画館のような気分で楽しんでみてはいかがでしょう。
テレビ用でおすすめのヘッドマウントディスプレイの比較表
商品画像 | ||
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ブランド | エプソン | SONY |
商品名 | スマートグラス BT-30C | 3D対応ヘッドマウントディスプレイHMZ-T2 |
価格 | 57,871円 | 81,000円 |
特徴 | 現実世界の中に映像が現れる近未来のディスプレイ | テレビに簡単に接続できて映画鑑賞にもおすすめ |
解像度 | 1280×720 | 1280×720 |
重量 | 95g | 約330g |
まとめ
多用途に使えるHDMI接続のヘッドマウントディスプレイがおすすめがおすすめ
ヘッドマウントディスプレイの種類や選び方、人気ブランドに加えおすすめの製品など見てきましたがいかがでしたか。ゲームならコンテンツの多いOculusやHTCの製品がおすすめ。それ以外では色々なデバイスとつなげられる、HDMI接続のヘッドマウントディスプレイがおすすめです。スマホやPC、TVなどと接続できるので使い方の幅が広がりますよ。ヘッドマウントディスプレイは仮想現実の世界には入れる楽しいディスプレイ。ネット通販でも多数ラインナップされているので、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょう。