朝食などでなにげなく使っているバターナイフ。料理やお菓子作りの際も使いやすいと嬉しいですよね。バターナイフは切ったりすくうだけでなく、バターを柔らかくしてくれたり、細かく削りとれるものなど複数の種類があります。そこで今回は、おすすめの人気バターナイフをランキング形式でご紹介します。素材や形状によって特徴が異なるので、使いたいシーンによって選び方にもコツが必要です。手の熱伝導でバターを溶かす画期的なバターナイフの紹介もあるので、参考にしてみてくださいね。
バターナイフの特徴
固くなったバターを削りやすくする
バターナイフは、冷凍庫や冷蔵庫で保存され固くなったバターを削り、取り出すためのカトラリーです。バターをすくいやすい独特な形状は、バターナイフならでは。バターを削ったり切ったりしやすいだけでなく、パンに直接塗りやすいデザインになっています。
パンに塗るだけでなく料理の際にも使える
バターナイフはパンにバターを塗るだけではなく、カットして料理やお菓子作りで使用することもあります。お菓子作りの材料としてバターは必須なことが多いですよね。料理でもソテーやソース作りなどでバターを使います。手際よくお菓子作りや料理をするためには、使い勝手の良い良質のバターナイフがあると便利です。
バターナイフの種類 ・使い方
ベーシック型
塗りやすさを重視するなら角度付き
バターナイフといわれて、まず一番に思い浮かぶ形がベーシック型。ヘラの部分が尖っていて、持ち手に対して少しだけ角度があるのでバターが切り取りやすくパンに塗りやすくなっています。トーストしたパンにバターを塗るのに適しており、朝食にはお馴染みのタイプといえます。
使う際は、ヘラの部分でバターを切るようにすくい上げます。きちんとヘラにバターを乗せることができ、量も適度に調節できます。何度もすくい上げて塗る位置なども細かく調節できるので、食パンなど面積のあるパンなどは特に、まんべんなく綺麗に塗りやすいですよ。
ナイフ型
料理にも使いたいなら直線形状
ナイフ形はベーシック型のように角度がなく、まっすぐな直線形状です。ヘラの部分は先端が丸みのあるまっすぐなものから、ナイフのようにカットする部分が斜めになっているものがあります。ステンレス製をはじめ、木製や立って置ける自立型でも多いタイプです。
使う際はナイフのようにサクッとバターに切り込みを入れ取り分けます。大きく取り分けたい場合に非常に便利で、料理やお菓子作りなどにおすすめですよ。フラットな形状なので、バターケースの中に収納しやすいのが特徴。ケースとナイフ形バターナイフがセットで販売されているものもあります。
バターナイフの選び方
素材で選ぶ
扱いやすく長く使いたいならステンレス製
ステンレスはカトラリーの素材として最もポピュラーで、扱いやすいとされています。バターナイフも同様で、錆びづらく長く使用していても美しいので清潔感があり、キッチン周りに最適です。銅や鉄より強度が高く、加工性も高いのでデザイン性も豊富。プレゼント用の高価なブランド物なども、ステンレス製が多い傾向があります。耐久性も高いので、長く使いたいファミリー層におすすめです。
温かみのあるぬくもりと感触を楽しみたいなら木製
木製は見た目の柔らかさと温かみで、キッチンや食卓を優しい雰囲気にしてくれます。手に持ったときの心地良い感触や、バターをすくうときの感じは木製独特のもので、一度使いだすと木製バターナイフにハマる人も多いですよ。使ったらすぐに中性洗剤で優しく洗い乾燥させることで、カビの発生を防げます。食器洗浄機は使わず、手洗いをして日陰で干すのがベストです。
スムーズにバターを切りたいなら熱伝導率の高いアルミニウムや銅製
バターナイフの中には、手で持ったときに肌からの熱が伝わってバターを溶かし、切りやすくしてくれるものがあります。素材は熱伝導率の高いアルミニウムで、100円ショップでも手軽に購入できますよ。アルミニウム製より熱を通しやすい銅製は、さらに機能が向上し高価になります。こだわりのバターナイフが欲しい方におすすめですよ。
扱いやすさで選ぶ
握りやすさを重視するなら持ち手は10cm以上の長さに
握りやすいバターナイフは、バターを取り出したり塗ったりする操作がしやすいです。手のサイズにもよりますが、だいたい10cm以上の長さがあり手にフィットする形状や厚みであることが重要といえます。小ぶりなバターナイフもありますが、操作しやすいものが欲しいのであればある程度の長さがあるものがおすすめですよ。
自立するバターナイフならお皿を汚さない
バターナイフには、スタンディング型でテーブルやキッチンで自立するものがあります。パンなどを食べながらナイフを頻繁に使う際などに非常に便利で、立てて置くことでお皿を汚さずにいられます。持ち手部分のデザインが素敵なものが多く、テーブルに置くために持ち手の先が平らになっているのが特徴。ボリュームのある持ち手はグリップ感が良く、おしゃれなデザインで食卓を明るくしてくれますよ。
バターナイフのおすすめブランド・メーカー
柳宗理
機能性に優れモダンでおしゃれ
日本の工業デザイナーの草分け的存在である柳宗理の調理道具は、不動の人気を誇ります。モダンなデザインと使いやすさでプレゼントとしてもおすすめ。バターナイフは長さや幅が大ぶりにもかかわらず、非常に使いやすく邪魔にならない最適なサイズとデザインです。
ダルトン
ポップでキュートなデザインが魅力
インテリア、雑貨の総合メーカーであるダルトンは、暮らしの中で当たり前に使用している物を魅力的なデザインで楽しませてくれます。自立型の立てるバターナイフは、食卓やキッチンを明るく豊かにしてくれるデザインで人気。ポップなカラーやフォルムは他社にはない個性です。
Cutipol(クチポール)
手作りの丁寧さと品の良い美しさ
ポルトガルを代表するカトラリー専門メーカー。上品で繊細なデザインのカトラリーはプレゼントとしても最適です。美しい曲線が人気のGOAシリーズのバターナイフは、デザインから仕上げまで全ての工程をクチポールで行っています。美しいデザインと機能性にも優れたフォルムで、長く愛用したい方におすすめです。
貝印
ユーザーの心をつかむ開発力
生活に役立つ豊富なラインナップを展開する貝印。バターナイフは熱伝導率を利用したものや四角く切れるものなど、発想と開発する力が魅力的です。なにげなく使っている物をより機能的に、楽しく利用したい方におすすめのブランドです。
おすすめ&人気のバターナイフランキング
ステンレス製でおすすめのバターナイフ
Cutipol-GOA バターナイフ(1,463円)
コレクションしたくなる美しい光沢と曲線
Cutipolで人気のGOAシリーズのバターナイフ。品のあるマットな仕上がりと美しいデザインで、他のカトラリーもコレクションしたくなるブランドです。ポルトガルの伝統を引き継ぎながら、モダンで機能性にも優れています。長さが約17cmあり握りやすく、繊細なデザインで魅了してくれますよ。
熟練の職人が丁寧に仕上げており、こだわりのオリジナル感はプレゼントにもぴったり。大切な人へのちょっとした贈り物として最適です。ナイフ形で調理やお菓子作りにも役立ち、ステンレス製で常に美しく維持できるのが嬉しいですね。
家事問屋-ジャムバターベラ(550円)
無駄のないシンプルさと優れた機能性
一見シンプルで無駄のないデザインですが、なだらかなカーブがしっかりとした機能性を物語っている逸品。パンの上に気持ちよくバターが塗れる形状で、欠かせないツールになります。シンプルで飽きの来ないデザインは、どんな食卓にも馴染みますよ。
手に持つとほど良い厚みを実感でき、ハンドルが17.8cmと長めで使いやすいことがわかります。3cmというワイドなヘラ部分にも注目。バケットにディップをのせたいときに使うと大変便利です。使い勝手が良く、お手入れがしやすい物を探している方におすすめです。
ジャン・デュボ-ライヨール バターナイフ(1,540円)
上質な食卓を演出するクラッシックデザイン
ジャン・デュボは、世界的に人気のあるフランスのブランド。気品溢れるデザインはテーブルを上質な雰囲気にしてくれます。ミツバチのエンブレムで有名なライヨールシリーズは国内外のレストランでも使用され、高く評価されるクオリティです。
持ち手の部分は、オリーブ、キャビア、ミルク、ステンレスとおしゃれなカラーバリエーション。ナイフにはブランドの刻印があり、ミツバチの凝ったアイコンも格式高い雰囲気です。気持ちにゆとりを持って、優雅な朝食を楽しみたい方におすすめですよ。カットしやすい刃先で機能性も優れています。
ヨシカワ-イイトコ Nulu(1,210円)
バターをふんわりとした糸状にして削る
小さな穴が刃先に並んだユニークな形状で、糸状にバターを削るバターナイフ。冷蔵庫で固くなったバターを、ふんわりと気持ちよくすくってくれます。バターをすくったらそのままパンに塗りすっと溶けてくれるので、忙しい朝食の支度もスムーズになりますよ。
浅型のバターケースにも対応した角度の柄で、独特の形状ですが使い勝手が良いのが特徴です。ギザギザとした刃の部分はパンの焦げ落としができ、焼き過ぎてしまったパンも無駄なく食べられます。テレビなどのメディアでも取り上げられるアイデア溢れる逸品で、使いたくなる外観です。
柳宗理-バターナイフ(578円)
使うと魅力が増すおしゃれで機能的なジャパニーズブランド
日本が世界に誇るプロダクトデザイナー、柳宗理のバターナイフ。モダンで無駄のない美しいデザインは、使う前から魅力的です。実用性を重視したデザインは絶大な人気があり、バターナイフはヘラ部分が大きくバターが塗りやすいのが特徴です。
先が尖っている形状は、ケースの中にあるバターの残りを綺麗にすくい上げるのに便利。非常にシンプルな形状の中に、機能性があふれています。スタイリッシュで実用性や知名度が高く、信頼できるジャパニーズブランドは贈り物に最適です。
木製でおすすめのバターナイフ
Ristoro-バターナイフ(440円)
環境に優しいエコ素材
温かみのある、明るい色合いの天然木を使用したバターナイフ。Ristoroの刻印がおしゃれなワンポイントになっています。ゴムの木の廃材を使用したエコツールで、職人が丁寧にハンドメイドしており天然木の優しい風合いを楽しめますよ。
環境問題やエコ活動に興味のある方におすすめのバターナイフ。廃材を加工し心地良い感触を実現しています。ハンドメイドのため、色味やデザインも多少の個体差がありますが、そこもまた魅力のひとつです。おしゃれで可愛らしい雰囲気は、テーブルを明るくしてくれますよ。
キッチンラボ-サオの木 プチバターナイフ(385円)
小ぶりで可愛らしいアイキャッチ的な存在
長さ10cmの小ぶりなボディで、パンのようにぷっくりとした形状が魅力的なバターナイフ。ほっこりとさせるデザインは、食卓を温かい雰囲気してくれます。バターを使用することが少ないけれど、キュートでおしゃれなバターナイフが欲しい方におすすめです。
素材は美しい木目のサオの木で、非常に硬いのが特徴。高品質で強度があるので、ちょっとしたギフトにもおすすめ。プチサイズでキュンとくる可愛らしいデザインは、女性のハートをつかめそうですね。同じくプチサイズのフォークとスプーンをセットにすると、さらに魅力がアップします。
キッチンラボ-サオの木 バターナイフ 天然木製(385円)
木製スターターにおすすめの高品質
強度があり高品質のサオの木素材のバターナイフ。長さが16.6cmあり握りやすく、天然木の心地良い感触が味わえます。ワンコインを下回るコストパフォーマンスも魅力のひとつ。おしゃれな木製バターナイフにトライしてみたい方におすすめですよ。
木製は使えば使うほど色合いや風合いに変化が生じます。丁寧にお手入れしながら変化を楽しみ、長く愛用してみたい素材です。ウレタン塗装が施されていて耐久性に優れていますが、手洗いをしすぐ乾燥させるなど優しく扱ってあげることが大事です。
漆器かりん本舗-バターナイフ(220円)
北欧や和を感じさせるテイストがクールでモダン
ダークブラウンカラーの北欧テイストで、和の雰囲気もある木製バターナイフ。落ち着いた色合いで、モダンなキッチンや食卓に調和するデザインです。持ち手と同じくらいの長さのヘラは面積が広く、バターが取り出しやすく塗りやすいですよ。
長さは16cmあり握りやすい長さ。厚みのある持ち手は天然木のなめらかな優しい感触です。微妙に反りあがった形状が、使い勝手をよりアップさせています。非常に安価でありながら洗練されたデザインで、いろいろな木製バターナイフを使ってみたい方におすすめです。
LOLO-SALIU チークバターナイフ(660円)
キッチン用品に最適な高級本チークを使用
味わいのある美しい色合いと木目が印象的なバターナイフ。タイ北部産の高級本チークを使用しており、貴重な自然の恵みからできています。チークは良質の脂分が多く含まれ、水に強いのが特徴。キッチン用品のお手入れを楽にしたい方におすすめです。
使用しているチークはタイ政府が計画的に植林し、シリアルナンバーをつけて丁寧に育てられた高級素材。天然木ならではの風合いや濃淡の出方などがひとつひとつ異なり、趣があり愛着がわきますよ。良い品質の木製バターナイフを手頃に入手したい方におすすめです。
熱伝導率の高さでおすすめのバターナイフ
貝印-バターナイフ(550円)
冷凍したバターも熱伝導でスムーズに削れる
熱伝導効率の高いアルミニウム製のシンプルなバターナイフ。凍ったバターもバターナイフを持つ手からくる熱によって溶かされ、しっかりすくい出せます。先端部はより熱を集めやすいように薄くなっており、バターが切りやすくなっています。
ステンレスの約12倍の熱伝導率があるとされるアルミニウム素材を使用。その機能性は他の素材と比べると歴然とした差があります。長さ155mm、厚さ2mm、先端部1mmのフラットな形状は熱を効率よく伝えるための設計。固いバターを削るのに苦労していた方におすすめです。
BEST PRICE SHOP-バターナイフ&スプーンセット(550円)
熱伝導ジャムスプーンがセットでお得
熱伝導でじわっとバターを溶かして取りやすくしてくれるバターナイフです。先端は波型の長辺になっており、たっぷりとバターをすくえます。波型で削られたバターはふんわりとしていて、熱々のパンの上でスムーズに溶けてくれますよ。
嬉しい特徴は、バターナイフだけでなくジャムなどを取り出すための専用スプーンもセットになっていること。同じく熱伝導で、固くなっているジャムを溶かして取りやすくしてくれます。トーストにジャムは必須、という方には便利なセットですよね。
村の鍛冶屋-プレイザントアルミバターナイフ(990円)
利き手を問わないユニバーサルデザイン
右利きでも左利きでも使いやすい、ユニバーサルデザインが嬉しいバターナイフ。熱伝導率があるバターナイフが欲しいけど、左利きのものがなくて断念していた方におすすめです。左右均等な形状になっていて、ヘラ部分に角度があり使いやすくなっていますよ。
洋食器で有名な新潟県燕市で作られた高品質で、安心の日本製。カラーバリエーションが6種類もあり、テーブルやキッチンの雰囲気に合った色を選べます。柄の裏側にはMade in TSUBAMEの刻印があり、素敵なアクセントになっています。
自立式でおすすめのバターナイフ
ダルトン-Butter knife “Colon”(348円)
コロンとした形が可愛いテーブルに立たせる自立型
持ち手がひょうたんのような可愛らしい形状の、スタンディング型バターナイフ。使ってもバターケースに戻したりお皿に置いたりする必要がなく、テーブルやキッチンに立たせて置いておけます。バターの油分で食器を汚すことなく、立ち姿はキュートそのもの。
使い勝手よりもその見た目の可愛らしさに、女性であればかなり心惹かれるのでは。赤、青、緑といったポップなカラーとキュートな形状が最大の魅力。サイズは14cmと小ぶりなので子供も扱いやすいですよ。バター用、ジャム用など数種類揃えて置いておくとカラフルで可愛らしさがアップします。
Arnest-バターナイフ(1,100円)
立ってテーブルに置けるおろし付きバターナイフ
おろしつきでテーブルなどに立たせて置ける自立型バターナイフ。おろしがあるので、冷凍された固いバターも簡単に削れて非常に便利です。細かい筋状になったバターはふんわりとしていて、ホットケーキに添えたりそのままパンに添えて食べると、美味しい新触感を味わえますよ。
カロリーを抑えるためにバターを控えたい人も少なくないと思いますが、おろしがついていると自然に普段の量より少なく摂取できるようになる利点もあります。ふんわりとしていても実は少ないボリュームで済んでいるのです。チョコレートやチーズなど、お菓子作りでも活躍してくれますよ。
まとめ
塗りやすく用途に合ったバターナイフがおすすめ
バターナイフは自分の手で握りやすいフィット感と、10cm以上の長さがあるものが理想。使用目的を見定めて、素材と形状を吟味しましょう。毎朝トーストを食べるならベーシック型で手入れがしやすいステンレス製、調理でよく使うならナイフ形でカットしやすい物が良いですね。テーブルやキッチンをおしゃれに演出したいなら木製も素敵です。今回は、おすすめのバターナイフをランキング形式でご紹介しました。お気に入りのバターナイフを見つけて、楽しく朝食作りや調理をしてくださいね。