庭園や敷地内の樹木は季節毎に表情を変え、生活に彩りを添えてくれますが、とにかくお手入れが大変ですよね。自分で剪定しようと思っても高所の作業は不安ですし、プロに頼めば高木の剪定ですと、相場価格で一本約20,000円前後かかってしまいます。そこでおすすめしたいのが高枝切りバサミです。樹高に合った高枝切りバサミなら、脚立などが必要なく、安全かつ手早く樹木や生垣のお手入れが可能ですよ。そこで、今回はおすすめの高枝切りバサミを全長で分けて詳しい解説付きで紹介していきます。高枝切りバサミにも種類があり、しっかりと選び方や特徴を把握しておく必要があります。当記事では、具体的な数字をまじえた選び方や、種類別のメリットを合わせて掲載しています。プロに選ばれている製品や評価の高い製品も紹介しているので、高枝切りバサミを導入予定の方は是非参考にしてみてください。
高枝切りバサミの特徴
高い場所や混み入った場所にある枝を切るのに適性がある
高枝切りバサミは、剪定バサミの柄が長くなったような形状をしており、手の届かない場所にある枝を簡単に切り落とすことが出来ます。また単に高い場所だけではなく、棘のある薔薇などの生茂る、奥まった場所にも長い柄を利用して剪定を行うことが可能です。果実の収穫にも使用できる為、美しい庭園を作るには必須の道具と言えるでしょう。
高枝切り鋸と違って刃の交換が必要無く繊細な操作が可能
高枝切りバサミは挟み込む形で枝を裁断するので、高枝切り鋸のように刃がすり減ることはありません。また鋸のメンテナンスのように、刃の目に入った木屑を落とし、油を塗布し専用のケースに収納する等の複雑な工程が存在しません。準備するものは専用クリーナーで済んでしまうので、メンテナンスも楽になっています。また、駆動させる為に必要な動作がハンドルやロープを操作するだけなので、他の枝を傷つけたくない状況でも安心して使用する事が出来ますよ。
高枝切りバサミの種類 ・使い方
手動式
軽量かつ安価でホームセンター等で簡単に入手出来る
手動式は、ハサミ部分をハンドルや紐によって手動で閉じることで、枝を剪定するタイプの枝切りバサミです。取り回しが良く、細い枝を剪定する場合や作業量が少ない場合におすすめです。中には500gを下回る製品もある程軽量なので、腕力が弱い女性や子供でも簡単に扱うことが出来ますよ。ロープでハサミを開閉する力の要らないタイプや、グリップを握ることでハサミを操作するグリップ式、普通のハサミと同様の簡単な操作のハサミ式などのタイプがあります。
また、電動式のように充電や給電コードが要らない為、手軽に使用することが可能。故障や修理等もないので、機械類に不案内な方でも気軽に使用することができますよ。バッテリー等の機械類が内蔵されていない為安価に販売されているので、初心者の方も安心して購入することが出来ます。
電動式
電気の力で枝を切るから作業効率が良く切り口も美しい
電動式は作業効率が高い為、大量の枝を伐採するのに向いています。必要な力が枝の太さに関係しないので、枝の種類や生え方などを選びません。重量感があるため取り回しづらいという難点がありますが、鋸を使用する際にはその重量がメリットとなります。鋸を枝に当てて引く際に、本体の重さが圧力の補助になるのです。その為、少ない腕力で枝を切ることが出来ます。また、電動で一気に枝を裁断する為、切り口がとても綺麗になるのも特徴です。切り口は木へのダメージにも関係するので、樹木の保護という観点からもおすすめですよ。
電動式には本体にバッテリーがついているタイプと、コンセントから給電するタイプがあります。庭園などで、コンセントを引っ張ってくることが出来る状況なら、軽量なコンセントタイプがおすすめです。電源が取れない環境ならバッテリータイプを選ぶと良いでしょう。それぞれ使用環境によって適切なタイプを選択すると、より快適な剪定を行うことが出来ますよ。
高枝切りバサミの選び方
柄の長さで選ぶ
家庭庭園用の高枝切りバサミなら最長3mが目安
1.5mから3mの樹高を持つ木を低木と呼び、庭園に植える木としてぴったりな高さとなっています。その為、低木を造作しやすい3m前後の高枝切りバサミをおすすめします。自宅でのブルーベリーや低樹高品種の柿などの家庭菜園の手入れも、とても便利にこなすことが出来ます。また、重量も取り回しには重要な要素です。女性や子供が扱うなら重さ1kg、腕力のある成人男性なら2kgを基準に選ぶと良いでしょう。
高木の剪定なら5mの柄を持つタイプも
多段式パイプや伸張式の柄を持ち、剪定可能な高さが5m以上に達する高枝切りバサミも存在します。作業のしにくい石垣上の樹木や、脚立の立てにくい斜面等で高木の選定を行う場合にぴったりですよ。また家庭庭園用としても、背の高い庭木として人気な、ユーカリや月桂樹の剪定におすすめできます。使用時は大きなサイズですが、コンパクトに収納できるものもあります。ポール格納時のサイズを確認しておくと良いでしょう。
切断能力で選ぶ
使い勝手の良さを求めるなら10mmから12mmの切断能力が目安
自宅で庭園やエントランスのシンボルツリーに使用する場合、10mmから12mmの切断能力を持った高枝切りバサミをおすすめします。そもそも、高枝切りバサミは高い位置にある細い枝を剪定する為にあり、太い枝への適性はありません。基本的に太い枝はチェーンソーや鋸によって剪定します。その為、高枝切りバサミを選ぶ場合柄の長さや材質を吟味した方が、利便性に繋がるのです。
太い枝を切りたいなら鋸付きという選択肢も
中には、鋸を取り付けられる2way仕様の高枝切りバサミも存在します。生育が進んだ20mm以上の太い枝を切る場合に重宝しますよ。20mmとなると、1円玉の直径とほぼ同じほどの太さになる為、かなりの時間と腕力を要してしまいます。時間短縮や女性が扱うことも考え、先端部に鋸が取り付けられる高枝切りバサミがおすすめです。また、はじめから鋸が付属しているお得な製品もありますよ。
補助機能で選ぶ
キャッチ機能があれば果実の収穫も安心
キャッチ機能は、果実を収穫する際に枝切りによって果実が落下するのを防ぐ機能です。枝を裁断すると同時に、キャッチ金具が果実の付いている枝を保持する為、枝切りの高さや落下地点の想定を行う必要がありません。また、果実に付きがちな蟻や蜘蛛などが体に付着するのも防いでくれますよ。庭木に果樹を採用する場合には、必須の機能と言えます。
スプレー缶を取り付けられるタイプなら害虫駆除など使用の幅が広がる
高枝切りバサミの中には、先端部にスプレー缶を装着できるタイプがあります。高所へのスプレー噴射を、脚立などを使用せず行うことが出来るのです。虫の付きやすい果樹にも便利ですし、高所の蜂の巣や蜘蛛の巣の駆除にも有効です。また、剪定する枝のマーキングにも使用することができる為、美しい樹冠のシルエットを作りたい場合にもおすすめですよ。
高枝切りバサミのおすすめブランド・メーカー
アルスコーポレーション
総合刃物メーカーだから刃が鋭く切断能力が高い
アルスコーポレーションは、鋸やハサミ等の刃物を中心に商品展開をしているメーカーです。その為、鋼材や焼きに優れた技術を保有しており、頑丈かつ切れ味の鋭い高枝切りバサミを手に入れることが出来ます。また、刃物のメンテナンスにも力を入れており、修理や研ぎ直し等を安く請け負ってくれるのもメリット。硬い木に高枝切りバサミを使用する場合に、おすすめしたいメーカーです。
ムサシ
豊富なラインナップでニーズに合った製品が見つかる
ムサシは切断能力の高いロープ式から、330gの超軽量型の小ぶりな高枝切りバサミまで、幅広い種類を網羅しています。その為、自分の腕力や使用状況に応じて、適切な高枝切りバサミを選ぶことが出来ます。また、全体的に刃も短めな普通刃となっており、精密な枝の剪定が可能になります。取り扱っている価格帯も幅広く、予算から製品を選ぶことも出来ますよ。
藤原産業
ポール部分が細く軽量で扱いやすい
藤原産業の高枝切り鋏は、アルミやグラスファイバーを用いた、頑丈さと軽量化を両立した製品となっています。ポール部分も細めの作りになっており、込み入った枝の間や、狭い箇所にもハサミを差し込むことが出来ます。また、プロも勧める有名シリーズ、千吉を展開している為、非常に信頼のおける高枝切りバサミを手に入れることが出来ますよ。
アイガーツール
高機能なスプレー缶取り付け可能高枝切りバサミ
顧客の細かなニーズに基づいたアイデア商品等を取り扱っており、その一環としてスプレー缶付きの高枝切りバサミを取り扱っています。様々な工具を70年以上に渡って提供してきています。その為、刃部分の切れ味やグリップの保持性が非常に高く、プロアマ問わず、幅広く選ばれていますよ。もちろん、スプレー缶だけではなく鋸や剪定バサミも使用出来る3way仕様の高枝切りバサミとなっています。
おすすめ&人気の高枝切りバサミランキング
全長3m以下でおすすめの高枝切りバサミ
E-value-刃長 高枝切りバサミ(4,970円)
刃が長く細い枝をまとめて剪定出来る
E-valueの高枝切りバサミは葉刈りと呼ばれる長刃タイプとなっています。剪定箇所の狙いがつけやすく、一度に沢山の枝や葉を切ることが出来ます。その為、生垣のシルエット作りや、防風林の手入れなどに最適ですよ。
機能面も優れており、1.8mから3mの間を2段パイプによって5段階に調整可能。また、1,215gと女性にも扱いやすい重さになっています。操作も力加減がしやすいグリップ式となっている為、狙った箇所以外の枝を間違って切り落としてしまう心配もありません。
ムサシ-高枝鋏 ポールスリム2段式 アンビル刃(3,646円)
アンビル式で安定した剪定が可能な軽量タイプ
ムサシの高枝鋏の特徴は、アンビル刃と呼ばれる特殊な形式の鋏にあります。アンビルという鉄製の台に枝を当てがい、薄刃で裁断する形で剪定を行います。その為、枝が安定し、14mmまでの太枝も難なく切断することが出来ます。
伸縮機能は1.8mから3mの13段階式。また、刃の角度を2段階切り替えることが出来るので太い枝にも対応可能です。可動式キャッチ機能もついているので、果実の収穫も安心して行えますよ。スライド式のスポンジグリップにより、疲労も少なくなっている為、お年寄りにもおすすめしたい高枝切りバサミです。
アイガーツール-スプレー缶付き高枝切りハサミ(8,580円)
スプレー缶と鋸に切り替えられ用途の幅が広い
アイガーツールのスプレー缶付き高枝切りハサミは、先端部にスプレー缶ホルダーが付いています。その為、害虫駆除や壁の塗装など、剪定以外の用途にも使用することが出来ます。ハンドルとスプレー噴射ボタンの強弱が対応している為、スプレーの噴射を調整することも可能ですよ。
剪定用としても有能で、1.8mから3mを、20cm刻みで7段階に調整可能。アルミ製となっていて、グリップの握りがハサミにダイレクトに伝わる為、疲労感も低くなっています。ハサミでは切れない太い枝を、鋸によってカバー出来るのも嬉しいところですね。
高儀-EARTH MAN 充電式 伸縮高枝切鋏(12,501円)
コードレスで足を引っ掛ける心配も無い
高儀のEARTH MANは、バッテリー内蔵型で扱いやすいコードレスタイプの電動式高枝切りバサミです。安全ボタンを押し、トリガーを引くと刃が閉じる仕組みとなっている為、手動式のように強く握り込む必要がありません。一回のフル充電で、約500回の作業を行うことが出来ます。
ポールは便利な無段階調整となっており、1,380mmから1,950mmまでの好きな長さに固定することが出来ます。長さと角度を調節し、自分の一番楽な作業環境を作ることが出来ます。多くの枝を剪定する場合や、体力に自信の無いお年寄りにもおすすめの製品です。
山善-4way ガーデントリマー(19,999円)
ヘッドが2種類付属でポールから取り外して使うことも出来る
山善の4way ガーデントリマーは、生垣や庭木の剪定を効率化させる為に、バリカン型と鋸型の2種類のヘッドを使い分けられます。細い枝や葉等の大量処理にはバリカン型を採用し、太めの枝を切断する際は鋸型の使用が推奨されています。また、ヘッド部分を取り外し、低い場所で取り回し良く使用することも可能ですよ。
継ぎポール式となっており、先端部に重心が集まりにくい設計になっているので、低疲労で作業をすることが出来ます。鋸は日本製の枝切刃を採用しており、最大で約80mmの枝も切断することが出来ます。その高い切断能力を利用して、薪を作ることも出来ますよ。
WORX-JAWSAW WG320(14,080円)
アメリカ産の非常に強力な電動チェーンソー
JAWSAW WG320は、ハサミの間にチェーンソーが取り付けられており、硬い広葉樹の枝や、かなり太い枝も剪定することが出来ます。切断能力は実数にして100mmを誇り、細いものなら樹木自体にも使用することが出来ます。剪定にとどまらず、木々の伐採も考えている方におすすめの電動チェーンソーです。
普通の電動チェーンソーのように、刃が露出していない為、安心して使用することが出来ます。グリップ部分も、負担の少ないソフトグリップ仕様となっており、手袋等の準備は必要ありません。剪定するパワーという観点で見れば、最高峰の製品と言えるでしょう。
ニシガキ工業株式会社-太丸充電-2000(59,950円)
電動式高枝切りバサミの高級タイプ
太丸充電-2000は高価な分、非常に高性能となっています。切断能力は40mmを持ち、大容量バッテリーによってフル充電で900本の枝を剪定可能です。刃は高級刃物鋼を使用し、ヤニやサビを防ぐテフロン加工が施されています。街路樹の管理や、公共施設での運用にもおすすめです。
トリガーの動きと刃の動きが連動しており、感覚的な操作が可能な点もメリットの一つ。全長は2mで、幅広い種類の人工樹へ利用可能となっていますよ。高性能な電動式高枝切りバサミを長期間使い続けたい方は、導入を検討してみてください。
全長4m以上でおすすめの高枝切りバサミ
藤原産業-千吉 強力剪定伸縮高枝切鋏 4m(8,048円)
プロにも選ばれる枝剪定の定番製品
ポールの素材にアルミとグラスファイバーを採用した、軽量な高枝切りバサミです。高さは4mと平均より高めになっており、約15mmの切断能力を持っています。また、刃先ガイドが付いており、高所でも狙った箇所を的確に裁断することが可能です。
重量1,650gと軽量型の中ではやや重量感がありますが、付属の肩掛けバンドが作業時の補助になり、作業性は高くなっています。伸縮性の7段階調整ポールにより、低い位置での剪定にも利用することが出来ますよ。バランスの取れた性能で、初心者からプロまでおすすめ出来る高枝切りバサミです。
ムサシ-ロープ式高枝切鋏 【キャッチ君Jr.】(6,640円)
高い場所の太枝も簡単に切断出来る
ロープ式高枝切鋏 【キャッチ君Jr.】 は、4.1mの全長を持つ高い位置の剪定にぴったりな高枝切りバサミです。ポールが長いタイプの高枝切りバサミは、全体を支える為に腕力が要ります。その為硬い枝や太い枝が切りにくいのですが、ロープ式高枝切鋏 【キャッチ君Jr.】はロープ式を採用することで力が要りません。スライドグリップ式で、25mmまでの太い径の枝を簡単に切断することが出来るのです。
ポールの伸縮も、操作が簡単なワンタッチレバー式。腕力の無い女性でも高所の作業が楽に行えます。本体もアルミ製で錆びにくく、耐久性が高い点もおすすめポイントの一つです。高さと切断能力の両方を取りたい方におすすめです。
カマキ-かるのびサンダン 6段階伸縮式(8,871円)
取り回しの良さで手入れが大変な街路樹の剪定にも活躍
カマキのかるのびサンダン 6段階伸縮式は、4.0mの長い全長を持ちながら、わずか1.4kgと非常に軽量な高枝切りバサミです。軽さの秘密は素材の超軽量アルミ合金にあり、更に耐食性や強度も保証されています。3段式ポールで1.8mまで縮めることが出来るので、持ち運びにも適していますよ。
切断能力も15mmを持ち、平均値を上回ります。レバーを押すだけの簡単操作のポール収縮も、操作性の良さに一役買っています。軽く取り回しの良い、なおかつ全長の高い高枝切りバサミを探している方におすすめです。
Ambest-4m高枝きりバサミ(3,540円)
切り口の美しい安価なロングタイプ
Ambestの4m高枝きりバサミは、ロングタイプとしては安価な入手しやすい高枝切りバサミです。Ambestの強みである鋭い刃も特徴で、木にダメージを与えず剪定を行うことが出来ます。特殊な焼入れにより刃は弾性を持っており、耐久性も高くなっています。
約2.0kgのやや重めの重量を利用して、枝に立てかけるようにして使用すると良いでしょう。鋭い刃と長い柄を持つ高枝切りバサミです。高い木を採用した、ハイレベルな園芸に取り組みたい方におすすめですよ。
アルスコーポレーション-超軽量3本伸縮式高枝切鋏ライトチョキWズーム(12,368円)
高強度パイプで高さと軽さを両立
高炭素刃物鋼を使用しヤニや錆に強いフッ素樹脂加工を施した、高性能刃を持つ高枝切りバサミの紹介です。全長は4.1mありながら、重さは1,100gと非常に軽量な高枝切りバサミとなっています。また刃の鋭い鋸が付属されており、先端に装着すれば切断可能な枝の太さは更に向上します。
ライトチョキWズームのもう一つの特徴は、先端部の回転機能です。ポール部分を回すことによって、連動してヘッド部分を回転させることができるのです。真っ直ぐに入れても剪定ができない箇所でも、ヘッド部分の角度を変えて差し込むことで、簡単に裁断が可能。約4.1mの最長伸度を利用して、交差枝や平行枝などの切りにくい枝も楽に剪定することが出来ますよ。
全長5m以上でおすすめの高枝切りバサミ
Ambest-5m伸縮式4cm太枝切るロープ式高枝切りバサミポール(5,190円)
伸張式で最長535cmに達するロープ式高枝切りバサミ
Ambestの高枝切りバサミは、高炭素鋼製のハサミを用いた滑車ロープ式タイプです。刃部分にテフロン加工を施し、鋭く頑丈な切れ味を実現しています。組み立て式となっており、収納の際にはバラバラに分解することも出来ますよ。
また、鋸も付属しているにも関わらず、非常に安価になっているのもおすすめポイントの一つ。太枝を切断しやすいロープ式となっており、40mmの枝まで切断することが可能です。剪定時期を逸してしまい太くなった枝も難なく切断することが出来ますよ。
Aeon hum-伸縮式高枝鋏 フルーツピッカー(7,980円)
背の高い果樹栽培にぴったりな高枝切りバサミ
伸縮式高枝鋏 フルーツピッカーは全長2.1mから5.2mの高さを持ち、高いキャッチ機能もついている為、果実の収穫や果樹の剪定に適性があります。比較的背の高いイチジクやキウイフルーツの収穫も行うことが出来ます。切断能力も15mmを持ち、枯れ枝や病害虫の被害を受けた枝をしっかりと切断することが可能。
ハサミで切断できない枝は、鋸に切り替えて対応することも可能です。鋸はSK5スチール鋼を使用しており、強度と耐摩耗性によって樹木をはじめ、鋸自体の保護も果たしてくれます。また、脚立などを併用すれば、非常に樹高の高いアボガド等の果実も収穫することが出来ますよ。
QD-BYM-高枝ばさみ(7,780円)
軽量なグラスファイバー仕様でロングタイプでありながら扱いやすい
QD-BYMの高枝ばさみは全長5.01mの長さを持ち、ポール部分が軽量なグラスファイバー製になっている高枝切りバサミです。切断能力が30mmあるハサミ部分に加えて、鋭い鋸も付属しています。その為、高所の剪定作業を行う女性にもおすすめの高枝切りバサミです。
また、てこの原理を利用したコンパウンド方式と滑りの良い滑車によって、少ない力でハサミを駆動させることが可能です。その上重さは1.65kgとなっており、非常に扱いやすい高枝切りバサミになっていますよ。軽量で扱いやすいロングタイプの高枝切りバサミを探しているなら検討してみて下さい。
まとめ
軽量でキャッチ機能の付いた高枝切りバサミがおすすめ
高枝切りバサミを選ぶなら、作業の疲労がたまらない軽量な、枝の片付けや果実の収穫にメリットがあるキャッチ機能の付いたタイプがおすすめです。製品の軽量さは、複雑な状況にある枝の剪定にも利便性が発揮されますし、キャッチ機能は製品の汎用性を大きく高めてくれますよ。また、剪定枝の太さは処分方法にも関わってきます。自治体によって少しずつ基準は変わりますが、基本的には10mm未満の剪定枝は資源ゴミとして捨てることが出来ます。しかし直径が10mmを超えた場合、粗大ゴミとして処理料金が発生します。その為、庭木の剪定を10mm未満のうちに処理しやすい10mmから12mmの切断能力を持った高枝切りバサミがおすすめとなります。今回は、おすすめの高枝切りバサミをランキング形式でご紹介してきました。是非、当記事を参考に最適な一本を選び、美しく色彩にあふれた、自慢の庭園を手に入れてみてください。
剪定をプロに依頼したい人は岡山県の庭木の剪定・伐採サービスのサイトも参考にしてみてくださいね。