幼稚園からプロのステージまで、幅広い場所で使われているカスタネット。種類も様々なので、今からカスタネットを購入しようと思っている方は、どれを選べばいいのか迷っていることでしょう。そこで、この記事では使用目的別におすすめのカスタネットランキングを紹介します。ランキングを参考にして、自分に合ったカスタネットを選んでくださいね。
カスタネットとミハルスの違い
ミハルスは千葉躬治が考案した打楽器
スペインから日本に伝わったカスタネットは、元々二枚貝のような形をした、演奏の難易度が高い打楽器でした。これを千葉躬治が誰でも演奏しやすい形として考案したものがミハルス。実はミハルスというのは、小学校などで一般的に使われている教育用カスタネットの正式名称なのです。しかし今では、単にカスタネットと言えばミハルスを指すことが多いですね。
カスタネットの特徴
子供からプロまで使用するリズム用打楽器
カスタネットは2枚の板を打ち鳴らして音を出すというシンプルな打楽器ですが、子供が使うものからプロが使う難易度の高いものまで様々です。主にメロディーに合わせてリズムを刻むのに使われ、演奏を引き締める役割を担います。素材や叩き方によって音が変わるので、聞き比べてみても楽しいですよ。
場所を取らないのでどこでも楽しめる
カスタネットは基本的にコンパクトなサイズで、収納も簡単。1つと言わずいくつか持っておいても部屋の中で邪魔になりません。家庭内で楽しむのはもちろん、クリスマスパーティや発表会などで演奏したい時も手軽に持ち運ぶことができますね。
カスタネットの種類
教育用カスタネット
手のひらに固定できるので子供でも演奏しやすい
正式名称をミハルスといい、幼稚園や小学校などで子供の音楽教育のために使われているカスタネット。子供の力でもはっきりとした音が出せるので、気軽に演奏を楽しめるのが特徴です。丸型のものが主流で、ゴムひもを指にかけて片手で固定し、もう片方の手で叩いて演奏します。
教育用カスタネットは、一方の板の内側に突起がついています。この突起のある面を下にして叩くのが正しい使い方。子供への指示がしやすいように、多くは板の色が上下で違うなど、どちらの面を下にすればいいのか分かりやすいような工夫がされています。
スパニッシュカスタネット
フラメンコの演奏に使う伝統的な貝殻型のカスタネット
フラメンコカスタネットとも呼ばれる、スペインの伝統的なカスタネット。その名の通り、フラメンコ音楽に使われるカスタネットで、ひもで2枚の貝殻型の板をつないだ構造となっています。思い通りに演奏するには技術が必要ですが、熟練すると複雑なリズムを刻むことができるのです。
スパニッシュカスタネットは両手に1つずつ持って演奏します。高音の方を右手、低音の方を左手にセットするのが一般的。それぞれの手の指で板を手のひらに打ち付けるように叩いたり、2つのカスタネット同士を打ち付けたりして音を出します。使う指も奏法ごとに決まっており、本格的な演奏をするには細かく学んでいく必要があるのですよ。
柄付きカスタネット
柄を持つことによってフラメンコのリズムを簡単に演奏できる
スパニッシュカスタネットが柄に括り付けられているタイプのカスタネット。柄の部分を持ってスパニッシュカスタネット同様に両手で演奏することができ、フラッパーカスタネットとも呼ばれています。音質は本場のフラメンコ音楽で聴くことができるものとほぼ同じですが、初心者でも気軽にリズムを刻むことができるのです。
柄付きカスタネットは、手に打ち付けたり座った状態で膝に打ち付けたりして音を出します。指の複雑な動きが必要ないので、音楽に集中できるのが利点。スパニッシュカスタネットを演奏する前のワンクッションとして使われることもありますし、オーケストラの舞台上でも使用できます。
テーブルカスタネット
テーブルに置いて演奏するコンサート向きのタイプ
手に持って演奏するのではなく、テーブルに置いて叩く新しいタイプのカスタネット。2つのカスタネットが台にセットしてあり、交互に叩いたり別々に叩いたりして演奏します。プラスチック製の手軽なものから高級木材を使ったものまであり、音質も様々です。
テーブルカスタネットは家族や友達との合奏で楽しむのはもちろん、ドラムのような使い方ができるのでコンサートでも活躍します。専用のスティックを使えば細かいリズムを刻むことができるので、幅広いタイプの音楽に対応。歌いながら、そして体全体でリズムを取りながらの演奏にも向いています。
カスタネットの選び方
演奏しやすさで選ぶ
ゴムひもの調整ができるものなら手になじむ
教育用カスタネットを選ぶときは、子供がスムーズに演奏できることが重要。2枚の板を繋ぐゴムひもの調整ができるものなら、各自の手にフィットさせることができます。そうすることできつすぎたり緩すぎたりというストレスがなく、快適な演奏が可能。ばら売りしているゴムひもを用意しておけば、手が大きくなるたびに新しく付け替えることもできます。
スパニッシュカスタネットは手のひらのサイズに合う大きさを
スパニッシュカスタネットで複雑な演奏をするためには、手のサイズにしっかり合ったものを選ぶ必要があります。縦の長さが親指の付け根から小指の付け根までの長さより、少しだけ大きいカスタネットを選ぶのがポイント。中にはcmではなくて4号、6号などの表記がされているものもあり、縦の長さが9cmの5号が一番大きく、それ以外は数字が小さいほど大きなサイズです。平均的なのは縦8.5cm、横6.7cmの6号ですが、購入する前にあらかじめ自分の手の大きさを計っておきましょう。
素材で選ぶ
扱いやすさ重視なら合成樹脂
合成樹脂を使ったカスタネットはとても丈夫で軽いため、年齢を問わず演奏しやすく耐久性もあって便利。叩いた時にはっきりと響く音を出すことができるので、舞台上で他の楽器と一緒に演奏しても一音一音がしっかりと聞こえてきます。また湿度に強く、保管やメンテナンスにさほど気を使わなくても安定した音を出せるのも特徴です。
柔らかい音を出したいなら木材がおすすめ
木材のカスタネットは、他の素材のものよりも叩いた時の弾力があり、柔らかくて優しい音が出せるのが魅力。手に取った時の木の温かさや、天然素材ならではの質感も特徴です。バーチ材など強度の高い木材を使ったものなら、すり減りにくく耐久性も十分。木材の種類によって少しずつ音が違うので、好みの音が出るカスタネットを探してみるのもよいでしょう。
使うシチュエーションで選ぶ
子供が使うならかわいいデザインのカスタネットもおすすめ
教育用カスタネットと言えば赤と青のタイプがおなじみですが、進んで手に取りたがるようなかわいらしい色やデザインのものもおすすめ。自分の好きなキャラクターや動物のカスタネットなら、楽しく演奏することができ、結果的に小さなころから音楽になじめるようになります。特に家庭内で使うなら、子供と一緒に選んでみるのも1つの方法ですよ。
ステージ上なら衣装が引き立つシンプルなデザインを
ステージ上で演奏するカスタネットは、主張しすぎず衣装に合わせやすいシンプルなものがおすすめ。黒色や落ち着いた木目調のタイプなら、どんな衣装にも調和するので便利です。逆にどんな衣装を着たいか決めてから、それに合うカスタネットを探すという方法も。一度写真の状態で衣装と見比べてみて、しっくりくるデザインのものを選びましょう。
カスタネットのおすすめブランド・メーカー
PLAYWOOD(プレイウッド)
本格的なスパニッシュカスタネットを提供
高い技術力を駆使して、打楽器やその付属品を製造しているメーカー。カスタネットも充実しており、スパニッシュカスタネットを中心に、木や合成樹脂など様々な材質のカスタネットを提供しています。リーズナブルながら初心者から音質にこだわるプロまで満足できるクオリティが特徴。
YAMAHA( ヤマハ)
子供の手になじむ大きさや構造のカスタネットが中心
YAMAHAが手掛ける誰でも演奏しやすいカスタネットはリトミックなどで広く使われています。オーソドックスな教育用タイプが中心ですが、素材にこだわった木目調のカスタネットなど大人が演奏するのに向いているものも。短期間で木材を熟成させる技術によって、深みのある音が出るカスタネットが作られます。
LP(エルピー)
伝統的な打楽器を新しい手法で作り出すメーカー
主に南米に伝わる打楽器を手掛けているメーカーで、柄付きカスタネットやテーブルカスタネットなど、様々なタイプのカスタネットを生産しています。舞台映えするインパクトのあるロゴ入りのカスタネットなど、スタイリッシュなデザインのタイプも人気。パーカッションとして使えるカスタネットは、ライブハウスでの演奏でも活躍していますよ。
SUZUKI(スズキ)
使いやすさを工夫した教育用カスタネットが人気
子供が楽しく演奏できることを第一に考えた、種類豊富な教育用カスタネットを提供するメーカー。スタンダードな丸型だけでなく、子供が興味を持ちやすい変わった形や色のカスタネットも。ゴムひものばら売りもしているので、あらかじめ予備で何本か持っておくこともでき、ゴムが切れてしまっても安心です。
おすすめ&人気のカスタネットランキング
子供用でおすすめのカスタネット
ゼンオン -カスタネットコンビ (472円)
安定した品質で定番の教育用カスタネット
はっきりとした音を出すことができ、子供の手に合うサイズで演奏もしやすい教育用カスタネット。内側には名前を書けるようになっているので、学校に持っていくときも安心です。つくりもしっかりしているので、子供が日常的に使うには、特におすすめのカスタネットですよ。
木製のカスタネットなので、昔から聞きなれている温かみのある音が特徴。ピアノなど他の楽器とも調和するので、家庭での音楽教育にもぴったりです。子供にカスタネットの叩き方を教えるときも、青い方を上にして叩くように伝えればいいので便利ですね。
SUZUKI-教育用カスタネット(282円)
子供の音楽教育に役立つ昔ながらのカスタネット
すべてのパーツが自社工場で作られている、安定した品質のカスタネット。リーズナブルなので、多数のカスタネットが必要な音楽教室などにもおすすめです。また、学校用に1つ、自宅用に1つなどいくつか持っておいても便利ですね。
重さは33グラムと軽く、小さな子供でも無理なく持てるサイズなので初めてカスタネットを持つ子供たちにもおすすめ。演奏もしやすく、ゆっくり叩いたり複数の指で素早く叩いたりと、様々な叩き方を楽しめます。ゴムひもを付け替えれば、より長く使い続けることができますよ。
YAMAHA-カスタネットナチュラル (509円)
シンプルな見た目の素朴な教育用カスタネット
定番の赤と青よりも、少し大人っぽいカラーのカスタネット。木目を生かした板に青いゴムがアクセントになっており、外観にこだわりのある方にもおすすめです。天然木らしい温かみも感じられ、柔らかい音が楽しめるのもポイント。
どんな衣装にもマッチしやすいので、子供たちの発表会用にもおすすめ。ステージに立って何人かで演奏するときにも全体としての調和を取りやすいのです。子供に音楽を教えたい時にも、上にする面にはロゴが入っており便利ですね。
遠行工房-こどものカスタネット (1,350円)
可愛らしい動物モチーフのカスタネット
子供へのプレゼントとして、かわいらしいおもちゃを探している方におすすめのカスタネット。その子の好きな動物を1つ選んでも、いくつか組み合わせても素敵なプレゼントになります。安心の天然素材で、木のぬくもりも感じられるのもプレゼントにおすすめのポイントですね。
子供に小さいうちから音楽に親しんでほしいと思っている方にも、このカスタネットはぴったりです。小さな子供の手にも合うサイズで、ゴムひもの調整もできるので手にしっかりとフィット。見た目もかわいらしいので、子供たちも興味を惹かれて進んで手に取ってくれるはずですよ。
ゾノア-カスタネットKIKA (1,320円)
ドイツ製の高品質な教育用カスタネット
音楽教育者たちの監修を受けて開発された、子供に贈る初めての楽器にぴったりのカスタネット。子供が小さなころから良いものに触れさせたい方におすすめです。木のぬくもりをそのまま生かしたデザインで、見た目がおしゃれなのも嬉しいですね。
叩いた時の柔らかくて優しい音も、このカスタネットの特徴。家庭での音楽教育に力を入れたい方にも向いています。ピアノに合わせて演奏したり、さまざまなリズムを楽しんだりしながら、子供のリズム感や音楽センスを養うことができますよ。
本格派の演奏用でおすすめのカスタネット
JALE-フラメンコ用カスタネット(16,060円)
伝統的な本場のスパニッシュカスタネット
軽量で扱いやすく、アマチュアからプロまで幅広い層に使用されているスペイン製のカスタネット。日本人の手にも合うサイズとなっています。初めてでも音が出しやすいので、これからフラメンコ音楽を始めようと思っている方にもおすすめですよ。
合成樹脂であるフィブラで作られており、はっきりとした音が特徴。叩いた時の音量も十分なので、遠くまで音を響かせたい舞台での演奏にも向いています。また、丈夫で長持ちする材質なので一度購入しておけば長年愛用することも可能です。
プレイウッド -フラメンコカスタネット黒檀材 (9,900円)
乾いた音が特徴のフラメンコ専用カスタネット
温かみもありつつはっきりとした音を響かせることができる、ダンサーにおすすめのスパニッシュカスタネット。他の楽器と調和しながらも、しっかりとリズムを主張してくれるのが特徴です。シンプルな黒色なので、合わせる衣装を選ばないのも嬉しいポイントですね。
本格的なフラメンコスタイルのカスタネットですが、値段は比較的リーズナブルなので、試しに自宅で演奏してみたいという方にもおすすめ。すり減りにくいので、何度も繰り返し練習することができます。手触りはなめらかで、平均的な女性の手にちょうど合うサイズですよ。
Filigrana-カスタネットボレロスペシャル (15,840円)
プロのダンサーも愛用するスペイン直輸入のカスタネット
フラメンコを極めたい方におすすめの、ダンスをしながら演奏する際にぴったりのスパニッシュカスタネット。フラメンコダンサーのために何度も考慮を重ねられた形状は、舞台上での扱いやすさ抜群です。丈夫なフィブラ製なので、激しく演奏しても壊れることはめったにありません。
このカスタネットは職人たちによる手作業で、音を複雑に反響させるために5重の溝が彫られています。このため叩いた時の音に深みがあり、にぎやかな曲の中でも存在感があるのです。複数名でのパフォーマンスをする時にもおすすめの、音質にもこだわったカスタネットですよ。
LP-Castanet Machine (7,700円)
ドラムのように使えるバンド向きのカスタネット
台に置いて、スティックや手を使って体全体でリズムを取りながら演奏できるカスタネット。クールな雰囲気のライブにもおすすめのスタイリッシュなデザインです。樹脂製で湿度にも強く丈夫なので、激しい演奏にも十分耐えられますよ。
このカスタネットを様々な楽器と組み合わせても、面白い音楽を生み出すことができます。他の楽器を演奏しながらでも使えるので、演奏時に何かもう1つアクセントになる楽器が欲しいというときにもぴったり。左右のカスタネットはどちらも同じ音が出るので、スピード感のある曲でも安心ですね。
使いやすさでおすすめのカスタネット
プレイウッド-Tellina フラッパー・カスタネット (4,950円)
本格的な音が出せる樹脂製の柄付きカスタネット
手軽にフラメンコの演奏を楽しみたい方におすすめの、棒を持って演奏できるカスタネットです。音質は伝統的なスパニッシュカスタネットと同じですが、特別な技術がなくても思った通りのリズムを奏でやすいのが特徴。手に取ってすぐにでも本場の音楽を体感することができます。
音質自体のクオリティも高く、よく響く深みのある音を出すことができるので、舞台上での演奏にもおすすめ。また、フラメンコを踊る際のリズムを誰かに頼んで演奏してもらう際にも役立ちます。気軽に演奏したい方からしっかりと学びたい方まで、幅広く使える便利なカスタネットです。
パール-フラッパーカスタネット(4,400円)
軽くて丈夫な初心者向けの柄付きカスタネット
初めてでも両手に持って演奏しやすく、明るい音が出るカスタネット。手軽に楽しめる一風変わった打楽器を探している方におすすめです。カラオケの時にタンバリンなどと一緒に取り入れてみてもにぎやかで楽しめますよ。
手軽にリズムを刻めるので、フラメンコ音楽でのリズムのとり方を学ぶ際にもこのカスタネットは役立ちます。これから本格的なスパニッシュカスタネットを始めたいと思っている方は、一度このカスタネットでリズムを練習してみると効果的。湿度や温度の影響を受けにくい素材で作られているので、保管も楽で場所を問わずに練習することができますよ。
グローバー-テーブルカスタネット (4,4000円)
演奏しやすさを追求したテーブルカスタネット
スパニッシュカスタネットにもよく使われるグラナディージョ材で作られた、テーブルに置いて簡単に演奏できるカスタネット。音にこだわった本格的なフラメンコ音楽をテーブルカスタネットで楽しみたい方におすすめです。ダイヤルによって細かく紐の調整ができるので、自分のちょうど演奏しやすい張り具合を探すことができますよ。
音の反響も優れているので、ステージでの演奏にもおすすめ。テーブルや台に置いた時の安定感も抜群で、安心してダイナミックな演奏をすることができます。また耐久性もあり、頻繁に使ってもなかなか摩耗することがないので毎日の練習にも便利ですね。
カスタネットのたたき方
たたいて音を出す
教育用カスタネットは、基本的に突起がついている方の板を下にして叩きます。叩き方によって音が変わり、手のひら全体で叩く以外にも人差し指だけで叩く、上の板を払って叩くなど様々な方法があります。指を使って叩くと軽やかな音、手のひらを少し丸くして叩くと優しい音に。払って叩くと力強く響く音が出ます。薬指、中指、人差し指を順番に使って素早く叩くという、スパニッシュカスタネットのような叩き方は細かいリズムを生み出すこともできますよ。
握って音を出す
スパニッシュカスタネットは、主に握って音を出します。手首をあまり動かさないようにして、指を一本ずつ動かし、はっきりとした音が出せるように練習するのがポイント。また握って音を出す方法は、教育用カスタネットでも使うことができます。ゴムひもで固定している方の手でカスタネット軽く握ったり離したりすると、叩いた時よりも優しい音に。叩いて音を出す方法と組み合わせると、カスタネット1つでも動きのあるリズムが演奏できます。
まとめ
良い音を安定して出せる丈夫なカスタネットがおすすめ
カスタネットは素材によって叩いた音に違いがありますが、その音を安定して出せる耐久性も重要。バーチ材やローズウッドなどの強度の高い天然木や、湿気に強い人口樹脂を使ったカスタネットなら、長期間使用しても叩いた時の音質を保つことができます。また、耐久性には加工の丁寧さも関わってくるので、生産工程にこだわりを持つメーカーのカスタネットを選ぶと安心です。