料理するときに飛び散る油や調味料の汚れに悩んでいませんか。毎回飛び散った汚れを拭くのは大変ですし、落ちにくくて困る場合もありますよね。油はねガードがあれば、調理のときに周りが汚れるのを防いでくれますよ。今回は便利な油はねガードをランキング形式でご紹介していきます。種類や選び方についても解説していきますので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
油はねガードの特徴
油が周りに飛び散るのを防ぎ掃除を楽にする
油はねガードはレンジガードという名称で呼ばれることもあり、コンロの周りに立てたり壁に貼ったりして使います。炒め物や揚げ物などのやっかいな油はねをガードし、周りが汚れるのを防いでくれますよ。油汚れは意外にいろいろな場所に飛び散るので、いつの間にか壁が汚れてしまうということもなくなりますね。
高温の油によるやけどを防ぐ
直接鍋に設置して、油が飛ぶのを防ぐことができる油はねガードもあります。調理中に高温の油や調味料がはねると危ないですし、やけどをしてしまう場合もありますよね。油はねガードを使えばそういったリスクを減らすことができるので、快適に料理ができますよ。
油はねガードの種類
スタンドタイプ
コンロの周りを囲って汚れが飛び散るのをガードする
複数枚のプレートを組み合わせた構造になっています。自立するので、コンロの周りに立てて使うことができますよ。直接囲むことにより油はねを防ぐことができるという仕組みです。プレートの枚数も2枚と少なめのものから、4枚でがっちりガードできるものまでさまざま。
キッチンやコンロの形状に合わせて立てる角度を変えられるので、小さめのコンロにも使うことができます。使わないときは折り畳んでしまっておくことが可能で、場所を取りません。プレートを分解して洗うことができる油はねガードもあり、お手入れがしやすいのも魅力的なところ。
カバータイプ
立て掛けて油はねをガードし調理台としても使える
台のような形をしており、コンロガードやコンロカバーと呼ばれることもあります。壁に立て掛けて、覆った壁を油はねから守ります。使わないときはコンロを覆う形で設置することが可能ですよ。汚れや焦げ付きが気になる場合には隠すこともできるので、来客時には便利です。
さらに調理台としても使用できるのがお得なところ。キッチンが小さかったり、調理スペースが狭かったりする場合には作業スペースが増えるのでありがたいですね。掃除がしにくいコンロの排気口専用の油はねガードもあります。
ネットタイプ
揚げ物のときに鍋を覆って油はねを防ぐことができる
直接揚げ物の鍋にかぶせて使うというタイプで、オイルスクリーンという名称でも呼ばれています。細かい網目になっており、油やソースがはねてもガードしてくれますよ。油はねが怖くて揚げ物ができないという方には特におすすめです。
加熱時に出る水蒸気は通してくれるので、水分がこもることもありません。持ち手が付いており、手に持ってガードしながら調理をすることも可能ですよ。ネット状なのでザルのようにゆでたものの水切りを行うという使い方もあります。
シートタイプ
直接貼ることにより調理の汚れから壁を守る
壁に貼って油汚れを防ぐことができるタイプです。汚れが落としにくい壁紙で、油や調味料のはねをできるだけ避けたいという場合もありますよね。このタイプなら壁を直接カバーできるので便利ですよ。防水のものが多く、さっとふき取りすることができるのも魅力的なところ。
耐熱性に優れているものもあり、揚げ物などで高温になる場合でも安心ですね。どんな壁紙でも使える透明なものや、インテリア感覚で使えるおしゃれなデザインのものも。簡単にはがせる油はねガードが多いですが、念のため貼っても大丈夫な壁紙か確認してからの購入がおすすめです。
油はねガードの選び方
目的で選ぶ
周りが汚れるのを防ぎたいならコンロ周りを覆うことができるものを
大きめの油はねガードなら、3口タイプのコンロをまとめて囲うことができます。さらにプレートが複数枚に分かれているものなら、コンロの形状に合わせて立て方を変えられるのも便利。油はねガードをいちいち出し入れするのが面倒な場合は、壁に貼ることができるものもおすすめです。簡単にはがせる油はねガードなら、しばらく使って汚れたら捨てるということも可能ですよ。
よく揚げ物をするなら油の飛び散りを直接抑えるものが使いやすい
鍋に直接セットして使うなら、油やソースがたくさん飛び散る料理のときに活躍してくれます。油はねガードはシリコンやステンレスなど熱に強い素材が使われていることが多いため、耐熱温度をクリアしていれば揚げ物などの高温調理でも大丈夫。鍋の中の様子もよく見えるので、焦げつかないよう気をつけながら料理をすることができますよ。
キッチンの環境で選ぶ
コンロがリビングから見えるならデザインにもこだわって
対面型キッチンやアイランドキッチンなど周りからよく見える場合、見た目も重要なポイントですよね。透明な油はねガードなら、インテリアを邪魔することなく設置することができますよ。デザインにもこだわりたいという場合は、模様が入った油はねガードはいかがでしょうか。そのまま置いてもおしゃれなのでお好きな柄を選んでみてくださいね。
小さいキッチンならそのまま置いても邪魔にならないものがおすすめ
物を置くスペースがあまりないキッチンの場合は、小さめサイズが使いやすいですよ。L字型の油はねガードなら場所も取らないので、コンロ周りが狭い場合でもおすすめです。ほかにはラックが横づけされている油はねガードもあり、油汚れをガードしつつ収納スペースとしても利用できます。家具があまり置けない部屋の場合は特に便利ですね。
使う頻度で選ぶ
何回も使いたいなら丸洗いできるものが使い勝手がよい
長く使いたいという場合にはお手入れしやすい油はねガードが便利ですよ。分解できる油はねガードなら、取り外して洗えるので洗い場が小さくても大丈夫です。さらに食洗器OKのものの場合は、使ったらそのまま食洗器に入れるだけなので手間もありません。長く使えて買い替えの手間もないので、コストパフォーマンスが抜群なのも嬉しいところですね。
出番が少ないなら使い捨てできるものが便利
揚げ物のときだけ使いたいというように頻度が限られる場合、汚れたら捨てるだけという油はねガードはいかがでしょうか。そもそも時間がなくてあまり料理をしないという方や、お手入れに時間を掛けたくないというときにも便利ですよ。今まで油はねガードを使ったことがない方が、お試しで使ってみたいという場合にもおすすめです。お値段がリーズナブルなものも多く、気軽に購入できますよ。
素材で選ぶ
耐久性に優れたステンレス製は長く愛用できる
料理のときに毎回使いたいという場合には、ステンレスでできたものが耐熱性にも優れています。火の近くで使っても安心で、壁が熱で傷むのも防いでくれますよ。さらにフッ素樹脂など特殊加工がされているものなら、焦げ付きにくく汚れが落としやすいのもメリットです。見た目にもシンプルなので飽きずに使い続けることができますね。
汚れの落ちやすさならガラスがおすすめ
さっと拭くだけでOKのガラス製はお手入れがとても楽でおすすめですよ。見た目も高級感がありそのまま置いておけるので、出したり片付けたりという手間もありません。購入を検討しているなら、耐熱温度についてもよくチェックしてみてくださいね。模様が入ったものやすりガラス状の油はねガードなら、おしゃれなインテリアとしても楽しめるうえ汚れが目立ちにくいというメリットも。
好みの形にしたいのならアルミ製
キッチンに合う形にカスタマイズしたいならアルミ製が便利です。簡単に切ったり折ったりすることができるので、変わった形状やすき間にも合わせることができますよ。とても軽いので扱いやすく、汚れてもあとは捨てるだけなので面倒なお手入れもいりません。リーズナブルで買い替えもしやすく、気軽に使いたい場合には特におすすめです。
油はねガードのおすすめブランド・メーカー
オダジマ
機能的な油はねガードが多くコスト面でもおすすめ
オダジマの油はねガードは主にスタンドタイプです。スチールやステンレスなど素材によって値段が変わってきますが、全体的に安価なので試しやすいのが嬉しいところ。コンパクトに折り畳めるので、料理のときにさっと取り出して使いたいという場合に便利ですよ。
山崎実業
サイズ調整に特化しているのでいろいろなキッチンに対応
山崎実業の油はねガードは、キッチンのサイズに合わせて使えるよう配慮されています。伸縮可能なものや、通常よりも小さめサイズのものなどいろいろ揃っていますよ。シンプルなモノトーンカラーでインテリアに合わせやすいのも魅力的。
高木金属
コンロのタイプに合わせた商品展開
高木金属はコンロのタイプに合わせられるよう、さまざまな形状の油はねガードが出ています。とくに据え置き型のコンロ向けのものは、ガスホースが通せる形状になっているのが特徴的。システムキッチン用も違うサイズや形状のものが何種類か揃っているので、お好みに合わせて選べますよ。
ヨシカワ
シンプルかつスタイリッシュなデザインが使いやすい
ヨシカワは油はねガードの様々なタイプを網羅しています。色はシルバーやホワイトがメインで、見た目にもおしゃれで使いやすいですよ。コンロカバーと排気口カバーを同じ種類で揃えれば、ごちゃつきがちなキッチンもすっきりとした印象に。
おすすめ&人気の油はねガードランキング
使うときが限定される場合におすすめの油はねガード
オダジマ-使うときだけコンロガード (2,211円)
シンプルな3面タイプで使い勝手抜群
見開きで使うタイプの油はねガードです。コンロ周りをがっちり囲って油が飛び散るのを防いでくれますよ。スチール製なので丈夫で長く使うことができるのも嬉しいポイント。白と黒のリバーシブルになっており、お好みの面で使うことが可能です。
3枚のプレートを芯で繋げて使う構造になっていますが、簡単に取り外しできるので分解して洗えるのが便利なところ。フッ素樹脂加工で汚れも落としやすく、食洗器にも対応しているのでお手入れ面でもおすすめですよ。
Belca-コンパクトレンジガード (3,579円)
小さめなのに4面あるので用途に合わせて使い分けられる
プレートが4枚なので安定しやすく、立て方を変えることによっていろいろな使い方ができます。2口分のコンロをガードすることも可能ですよ。プレートがとても薄く折り畳んだときにもスマートなので、収納もかさばりません。
サイズが全体的に小さめのため、シンクが狭くても洗いやすいですよ。ベラスコートという塗料が使われており、洗剤なしの水拭きだけで汚れを簡単に落とすこともできます。ドットモチーフがさりげないアクセントになっているのもかわいいポイントです。
ニトリ-オイルスクリーン (499円)
シンプルな形状なのにいろいろ使えてコスパ抜群
丸いネットのスクリーンに持ち手がついた形状になっています。熱にも強いので調理中の鍋にそのままかぶせておくことができますよ。網目がとても細かくなっているので、油やソースがはねても通さずにしっかりガードしてくれます。中の様子もよく見えるので、焦げ付きやすい料理のときも安心ですね。
重さも軽めなので、片手でオイルスクリーンを持ちながら調理できます。油はねガードとしての役割のほか、ゆでた野菜などの湯切りに使うことも可能ですよ。ネット状なので洗った後に乾きやすいのも嬉しいところですね。
株式会社まるき-クックガード (110円)
かわいい柄がポイントでとてもリーズナブル
とても軽いアルミ製の油はねガードです。3つ折りタイプで、使わないときはコンパクトに畳んでしまっておくことができますよ。簡単な作りながらもコンロ周りの3面をしっかり囲めるので、油がはねやすい調理のときに大活躍します。
お値段もとても安いので、油はねガードを試してみたいという方にもおすすめですよ。何枚かまとめて購入して、汚れたら新しいものを使うといったことも気軽にできます。おしゃれなカフェ柄で、見た目にも楽しく料理ができそうですね。
多機能で小さいキッチンにもおすすめの油はねガード
ヨシカワ-クロネコキッチン (6,222円)
コンロカバーには珍しいかわいい模様付き
黒猫と夜の街のシルエットが描かれたコンロカバーです。縦にしたときにも自立しやすい形状になっているので、油はねガードにすぐ切り替えられるのも便利なところです。コンロを使わないときにはすっぽり覆って、目隠しすることができますよ。
スチール製でしっかりしており、作業台としても使えます。調理スペースが小さめのキッチンにもぴったりですね。かわいい柄なので置いておくだけで素敵なインテリアになり、動物の怪我やいたずら防止にもおすすめの一品です。
Gowanus Kitchen Lab-Frywall (3,300円)
鍋に直接取り付けて使うアイディア商品
アメリカでベストセラーになっている油はねガードです。コンロ周りを囲むという油はねガードが多いなか、こちらは鍋に直接設置するという使い方になっています。シリコン素材で熱にも強く、耐熱温度は240度までなので揚げ物をすることも可能ですよ。
鍋周りを全面ぐるっと囲むことができるので、前の方に飛んできた油やソースもキャッチしてくれます。設置したぶん高さが大きくなるので、浅めの鍋に多めの食材を入れて調理するという使い方も。やわらかいので使わないときは丸めてコンパクトに収納できますよ。
山崎実業-伸縮レンジガードタワー (6,930円)
油はねをガードしつつ収納ラックとしても使える
見た目は3面タイプの油はねガードですが、いろいろな機能が付いています。中央のプレートが伸縮するので、コンロのサイズに合わせて変えることができますよ。片方のサイドパネルは半分に折り畳めるので、出来上がった料理を運ぶのもスムーズ。
横にはフックが付いており、よく使う調理器具を引っ掛けておくことも可能です。別売りでさまざまな収納パネルが用意されているので、お好きなようにカスタマイズできますよ。小さく収納スペースが少ないキッチンには特におすすめです。
常設するのにおすすめの油はねガード
池永鉄工-レンジガード (12,800円)
シンプルなガラス製で見た目もスタイリッシュ
L字型で2面をカバーできるガラス製の油はねガードです。ガラスは通常熱に弱いのですが、こちらの油はねガードは強化ガラスなので200度まで対応することができますよ。飛散防止フィルム付きなので、割れたときも破片が飛び散りにくくなっています。
透明なガラスで余計なものが付いていないので、インテリアの邪魔になりません。上部がゆるやかな曲線になっており、見た目もおしゃれですよ。留め具をつけて設置するだけなので、特別な工事がいらないのも嬉しいところ。
川口工器-洗いやすい排気口カバー (2,530円)
シンプルなブラックで見た目もすっきり
コンロの排気口に置いて使うタイプの油はねガードです。油や調味料がはねたとき、特に掃除しにくいのが排気口ですよね。そこをしっかりガードしてくれるのでお掃除がとても楽になりますよ。カラーはブラックで、シンプルながらもおしゃれな印象です。
1枚板なので汚れが溜まりにくいうえ、洗いやすいのも嬉しいポイント。少しの油汚れならさっと拭くだけでも簡単にきれいになりますよ。グリルを使用するときも、カバー部分をすぐに立てられるので余計な手間がありません。
アール-ブリックタイルシールLBT (890円)
かわいい見た目で壁紙をしっかりガード
レンガ調のデザインでかわいくキッチンの壁を守ってくれます。防水なので水分にも強く、シンク近くに貼ることも可能ですよ。汚れても簡単にふき取ることができお手入れも楽です。耐熱温度も120度と高めで、熱いソースがはねても安心。
ハサミやカッターで簡単に切れるので、自由に切って貼り付けることができます。安全性を考慮してしっかり貼れるようになっているのもポイント。後からはがすことを考えている場合は、マスキングテープを貼ったうえからシートを貼り付けるのがおすすめです。
高木金属-フッ素コートレンジガード (3,850円)
形状やサイドパネルに一工夫あり
大きめの3面タイプで、コンロ周りをしっかり囲むことができます。据え置き型向けの油はねガードなので、ガスホースを通せるよう下の部分が切り欠きになっていますよ。据え置きのコンロはガスホースが邪魔になって上に物を置きにくいので、切り欠きがあると便利ですね。
見た目はブラックで汚れが目立ちにくいのも嬉しいところ。サイドパネルは左右で長さが異なり、入れ替えることが可能です。長い方を壁側にして油汚れをガードし、短い方からフライパンや鍋など調理器具をスムーズに出し入れすることができますよ。
まとめ
キッチンや使い道に合わせた油はねガードがおすすめ
油はねガードの購入を考えている場合は、キッチンやコンロの形状と使い方を考慮して選ぶのがおすすめです。狭いキッチンやたまにしか使わない場合は、自由に折り畳めるスタンドタイプやネットタイプが使いやすく収納もしやすいですよ。ラック一体型や作業台としても使えるカバータイプなら、1つで色々使えるのでお得ですね。インテリアにもこだわりたい場合、おしゃれなデザインのガラス製やシートタイプはいかがでしょうか。今回はおすすめの油はねガードをランキング形式でご紹介しました。ぴったりの油はねガードを見つけて、料理や後片付けを効率よく行いましょう。