おすすめの薄刃包丁人気比較ランキング!【ステンレスも】

ここでは薄刃包丁をランキング形式で紹介していきます。元々はプロの料理人が使うようなちょっと特殊な包丁でしたが、最近では家庭用の薄刃包丁も増えてきています。そこで今回は薄刃包丁の種類や選び方、おすすめのメーカーなどと一緒におすすめの薄刃包丁を紹介していきます。菜切り包丁との違いについても触れていくので、菜切り包丁と薄刃包丁、どちらがいいか悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。

薄刃包丁のメリット

野菜を切るのに使われ繊維を壊さない

薄刃包丁は野菜を切ることに特化した包丁です。桂剥きや千切り、刻みなどと野菜の切りやすさが追及されています。薄刃包丁の刃は薄いことで野菜の繊維を傷つけにくく、野菜の新鮮さを保ちやすいことですね。

刃が薄くて真っ直ぐなので力を均等に入れやすい

薄刃包丁は他にも大きな特徴があります。それは刃が真っ直ぐなことです。刃が真っ直ぐなことで力を均等に入れやすいので硬い野菜も切りやすいのです。また、刃が広いので切った野菜を鍋に移す作業もしやすいと言えます。

薄刃包丁のデメリット

刃こぼれしやすいので定期的な手入れが必要

薄刃包丁はその名の通り刃が薄いため刃こぼれしやすいというデメリットもあります。そのため、砥石などで定期的にお手入れをする必要があります。ただ、砥石を使った包丁研ぎでも10分程度あれば終わります。繰り返し研いでいくうちに、薄刃包丁に愛着も沸くので包丁研ぎにもぜひチャレンジしてみてください。

片刃なので左利きの人は使いづらく左利き用も少ない

薄刃包丁は片刃なので、右利きと左利きでは刃が逆になってしまいます。また、出回っている薄刃包丁はほとんどが右利き用なので、左利きの方は包丁探しに手間取ることもあるでしょう。ただ、包丁メーカーによっては問い合わせることで左利き用の薄刃包丁を作ってくれることもあります。気になる薄刃包丁があればメーカーに問い合わせてみてください。

菜切り包丁との違い

薄刃包丁は片刃で菜切り包丁は両刃

薄刃包丁と菜切り包丁は形もよく似ていますよね。よく間違われやすい薄刃包丁と菜切り包丁の違いは刃の付き方です。薄刃包丁は片刃で、菜切り包丁は両刃です。

薄刃包丁の種類

江戸型

切っ先が四角く千切りに向いている

江戸型薄刃包丁は東型薄刃包丁とも言われ、刃が長方形であることが特徴です。菜切り包丁と似たような形ですね。長方形なので野菜を切る時に均等に力を入れやすいという特徴もあります。

江戸型薄刃包丁は均等に力を入れやすいので押し切りが得意な包丁と言えます。そのため、刻んだり千切りをしたりする時に活躍してくれるでしょう。また、刃先が尖っていないことで桂剥きなどの際に怪我の心配も少なくなりますね。

鎌形

切っ先が丸く飾り切りに便利

鎌形薄刃包丁は元々関西を中心に使われており、切っ先が丸くなっていることが特徴です。菜切り包丁とは形が違うため鎌形薄刃包丁ならひと目で薄刃包丁とわかりやすいですね。江戸型薄刃包丁に比べて刃先が尖っていることで小回りが利きやすいというメリットがあります。

刃先が尖っている鎌形薄刃包丁が得意なのは種を取るなどのより細かい作業です。刃先が尖っているため、より幅広い用途に使うことができますね。野菜を切った後にそのまま野菜をくり抜いたり飾り包丁を入れたいという方には鎌形薄刃包丁がいいでしょう。

薄刃包丁の選び方

刃の材質で選ぶ

ステンレスは錆に強く手入れが簡単

ステンレスの特徴は錆びに強く、硬いということです。ですので、ステンレス製の包丁は錆びにくい、刃こぼれしにくい、切れ味も長持ちするという特徴があります。包丁を研いだり磨いたりするのが面倒に感じる方におすすめですね。

鋼は鋭い切れ味が特徴

鋼はステンレスに比べると柔らかい金属なので刃こぼれなどの心配もあります。また、錆びの心配もあるでしょう。ただ、金属が柔らかいので研ぐのにかかる時間は短めですし、何よりも切れ味がとても鋭いという特徴があります。まめなお手入れが気にならない方ならいいですね。

刃の長さで選ぶ

大根などの大きい野菜には210mm

大根などの大きい野菜を切る機会が多いなら210mm前後の長さがおすすめです。刃渡りがあることで押し切りしやすく、大きい野菜を切りやすくなります。大きめ野菜をカットする機会が多い方ならその長さを基準に選んでみてください。

千切りや飾り切りなど細かい作業には180mm

刃渡り180mmの薄刃包丁は桂剥きなど小回りを利かせたい時に便利です。刃渡りが短いことで細かい作業がしやすくなるためですね。また、長さが180mmの薄刃包丁は飾り切りや桂剥きなどをする方以外にも手が小さめの方にもおすすめです。

重さで選ぶ

バランスがいいのは200g前後

薄刃包丁が重すぎると、手が疲れやすくなるため桂剥きなどの繊細な作業がしにくくなってしまいます。ですが、ある程度の重さがなければ押し切りがしにくくなるでしょう。200g前後の重さなら、取り回しやすくて繊細な作業にも向いていう上に、程よい重量感があるためおすすめです。

硬い野菜も切りやすいのは300g前後

硬い野菜を切るなら重い薄刃包丁のほうが楽です。自分の力に包丁の重さが加わりますからね。300g前後の包丁であれば硬い野菜が切りやすくなるのでおすすめです。

薄刃包丁のおすすめブランド・メーカー

藤次郎

包丁を幅広くラインナップ

藤次郎は新潟県燕市の刃物メーカーです。切れ味の良さと切れ味が長持ちすることで国内外問わずに人気があります。家庭用の包丁からプロ用の包丁まで幅広くラインナップしています。

兼松

関の刃物で知られる家庭用包丁メーカー

兼松は岐阜県関市にある包丁メーカーです。関の刃物でも知られており、家庭用包丁を中心としてラインナップしています。最新のテクノロジーによって生み出した特殊鋼を従来の和包丁製法で仕上げるなどの工夫をすることで和包丁の切れ味に定評があるメーカーです。

貝印

刃物の町の老舗メーカー

貝印は国内の包丁シェアトップのメーカーです。関孫六などの包丁が有名ですね。匠の技術を活かした鋭い切れ味が人気で、料理好きからプロまでと愛用者がたくさんいます。

堺一文字光秀

堺刃物600年の歴史が活きる

堺一文字秀光は600年の歴史を持つ刃物メーカーです。刀匠として知られた一文字成宗がルーツの包丁は切れ味が抜群です。また、600年もの間、料理人達の要望を聞き続けたことによって進化した包丁は使いやすさでも定評があります。

おすすめ&人気の薄刃包丁ランキング

ステンレスでおすすめの薄刃包丁

貝印-関孫六 銀寿ステンレス薄刃包丁 (3,729円)

高級感のある天然木ハンドル

こちらは貝印のステンレス製江戸型薄刃包丁です。刀匠による本格的な刃付けは研ぎ直しやすく切れ味を維持しやすいという特徴があります。また、ステンレス製なので錆びにも強く、お手入れも簡単です。

柄は天然木を使用しており、手に馴染みやすく高級感があります。長さが165mmなので手が小さめの方でも扱いやすい長さですね。お手頃な価格のステンレス製薄刃包丁を探している方におすすめです。

藤次郎-エコクリーン 薄刃 (7,604円)

特殊なコーティングでお手入れ簡単

こちらはオールステンレス製の薄刃包丁です。柄の部分までステンレスなので衛生的でお手入れがしやすくなっています。また、防汚効果の高いコーティングが施してあるので油汚れも洗剤で簡単に洗い流すことができます。

刃渡りは165mmなのでジャガイモの芽を取るなどの細かい作業もしやすく、使い方の幅が広いと言えます。また、水や油が手に付いていても滑りにくいように柄がトルネード模様に加工されているので使いやすいでしょう。清潔さを第一に考えて包丁を探している方におすすめです。

関兼常-槌目梨地 口金付黒合板柄 薄刃型 (9,008円)

槌目の美しさと切れ味は使う人を魅了する

こちらは青鋼をステンレスで挟み込んだ薄刃包丁です。青鋼は切れ味の持続性が高く刃こぼれしにくいためお手入れの回数は比較的少な目でしょう。さらにステンレスで挟みこむ構造になっているので錆びの心配も少なく済みます。

鍛造によってできる表面の凹凸のことを槌目といい、槌目があることで野菜を切った時に包丁離れしやすくなります。そのため、トマトやきゅうりなどの水気の多い野菜も切りやすいですね。デザイン性のあるステンレス薄刃包丁を探している方におすすめです。

藤次郎-37層ダマスカス鋼 薄刃包丁 (16,500円)

鋼に匹敵する切れ味と高い持続性

こちらは心材にV金10号、側材にダマスカス鋼が使用されている薄刃包丁です。V金10号は切れ味と持続性が特徴のステンレスで、その切れ味は鋼に匹敵するほど。錆の心配がほぼなく、切れ味が持続するため刃研ぎの回数が少なく済みますよ。

鍛造工程があることで刃こぼれが少なく、浮かび上がる波紋は優美さを感じます。見た目、切れ味、お手入れの手軽さと三拍子そろっているため、料理の楽しさをさらに感じられるのではないでしょうか。シャープなデザインが好きな男性の方におすすめです。

鎌形でおすすめの薄刃包丁

兼松-日本鋼 鎌形薄刃包丁 (21,465円)

刃渡り24cmで大きな野菜も楽に切れる

こちらは刃渡り24cmある、大きめの薄刃包丁です。重さも310gと硬い野菜も切りやすいですね。本来は業務用の包丁ということもありサイズは大きめですが、刃研ぎのしやすさもあって一般の方でも取り扱いやすい包丁と言えます。

この包丁が追及しているのは取り扱いやすさだけではありません。特殊鋼を従来の和包丁と同じ製法で鍛えることで切れ味と錆への耐久性を兼ね備えています。大きな野菜を切ることが多い方におすすめの薄刃包丁ですね。

貝印-関孫六 銀寿 鎌形 (5,399円)

取り回しやすくて機能的な鎌形包丁

こちらは炭素鋼と軟鉄の鋼複合材を使用した鎌形包丁です。刃付けは熟練の職人によって行われており、鋭い切れ味を持っています。刃渡りが165mmと取り回しやすい長さのため、刃先を使った飾り切りや刃元を使ったくり抜きなどと幅広く使える機能性の高さが特徴です。

柄は天然木製なので見た目の高級感があるだけでなく、持った時のフィット感も得られやすいでしょう。切れ味もお手入れをしっかりと行えば維持することができます。日本製の取り回しやすい薄刃包丁を探している方におすすめです。

堺一文字光秀-白鋼 霞研 鎌形包丁 (31,700円)

左利き用鎌形包丁

こちらは白二鋼を使用した左利き用の鎌形包丁です。白二鋼は研ぎやすさと切れ味が鋭いという特徴を持ちます。そのため、刃研ぎがしやすく切れ味を維持しやすいでしょう。

刃渡りは180mmで重さが235gあるため、野菜を割りやすく、千切りなどもしやすいでしょう。名入れにも対応しているので、自分専用の包丁を手に入れることもできますね。左利きで、長く愛用できる高品質な包丁を探している方におすすめです。

源泉正-白鋼本焼 鎌形薄刃包丁 (67,100円)

堺包丁職人の本焼薄刃包丁

こちらは堺の包丁職人である源泉正が鍛造している鎌形包丁です。素材には最上級の白鋼のみが使用されています。1種類の金属のみを使った本焼包丁なので切れ味は他の包丁の比ではないと言えるでしょう。

本焼包丁は鋼のみを使っていることで刃こぼれや錆が多いデメリットもあります。ですが、刃研ぎなどのお手入れが出来れば、その鋭い切れ味を持続させることもできます。堺の包丁の中でも高級な本焼鎌形は一生ものの包丁を探している方におすすめです。

前田家-プロ仕様 鎌形薄刃包丁 (40,998円)

刃研ぎも楽しめるプロ用鎌形包丁

こちらは鋭い切れ味と研ぎやすさが特徴の白二鋼を使用した鎌形包丁です。鋼と軟鉄を合わせているため切れ味と耐久性が両立しています。切れ味がいいため刃先での繊細な作業も楽しみやすいですね。

切れ味を持続させるためには刃研ぎが必要ですが、白二鋼は研ぎやすいため刃研ぎの負担は小さめです。研ぎ込めば研ぎ込んだだけ切れ味が良くなると言われる白二鋼を育てる楽しみもあるでしょう。道具の手入れも含めて料理を楽しみたい方におすすめです。

江戸型でおすすめの薄刃包丁

貝印-関孫六 金寿本鋼薄刃包丁 (7,120円)

鋭い切れ味と刃こぼれしにくい粘り強さの共存

こちらは炭素鋼と軟鉄の合わせ材の江戸型包丁です。刃付けは熟練の職人によって手作業で行われるため高い耐久性と鋭い切れ味を持ち併せます。価格は低めで切れ味が良く、お手入れで切れ味が長持ちするためコストパフォーマンスにも優れていると言えますね。

柄は水に強い朴で水牛角の口金がついていることで耐久性と高級感があります。また、木製の柄なら手にも馴染みやすく力も入れやすいでしょう。初めての江戸型包丁におすすめです。

遠藤商事-SA雪藤 薄刃180mm (14,850円)

玉白鋼を使用した本格江戸型包丁

こちらの包丁は最上級の鋼と言われる玉白鋼を使用した江戸型包丁です。玉白鋼は日本刀にも使われるほどの素材のため、この包丁の品質の高さが伺えますね。また、刃の部分は中霞仕上げになっているため切れ味だけでなく見た目の美しさもあります。

刃渡りは180mmあり、三徳包丁とほぼ同じなので一般家庭でも使いやすい長さです。重さも170gと取り回しやすいところもポイントですね。プロにも使われる本格包丁をお探しの方はぜひお試しください。

ラバーゼ-薄刃 155mm (11,880円)

料理研究家が考案した使いやすさ重視の包丁

こちらは料理研究家の有本葉子氏のキッチンブランド、ラバーゼの江戸型包丁です。刃の素材には医療用メスにも使われているモリブデンバナジウム鋼が使われています。また、新潟県燕市の包丁職人によって鋭い切れ味もありますよ。

柄は複雑な模様が特徴のオリーブを採用し、握りやすくおしゃれです。刃渡りが155mmと短めで重さが132gと軽めなので桂剥きをしていても手が疲れにくいでしょう。手の小さい女性におすすめです。

正本-本霞 玉白鋼 (41,360円)

シンプルな見た目の本格江戸型包丁

こちらは玉白鋼が使われた江戸型包丁です。玉白鋼は鋼の中でも最上級と言われる鋼で、切れ味は他の鋼とは比較にならないほどと言われています。また、本格的な刃付けをした本霞の包丁なので江戸型の特徴である切れ味を実感しやすいでしょう。

刃渡りは210mm、重さが230gと大根などを切るのに適した大きさです。定期的な刃研ぎは必要ですが、お手入れをしておけば玉白鋼の切れ味を持続できます。素材からこだわった本格江戸型包丁が欲しい方におすすめです。

まとめ

よく切れて自分に合う薄刃包丁がおすすめ

薄刃包丁はその刃の薄さ故に桂剥きなどの繊細な作業に向いています。また、その繊細な作業にはやはり切れ味が大事なのではないでしょうか。みなさんも自分のスタイルに合った切れ味の良い薄刃包丁を探してみてください。

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