自宅やアウトドアで調理をする際に、段取りよく調理を進め手早く料理を完成させたいですよね。その際に下ごしらえから調理まで手早く行うためにおすすめしたいのが色々なサイズのボウルです。ボウルと一口に言っても、サイズや材質など様々で用途によって選ぶポイントがかわってきます。そこで用途に合わせたボウル選びをランキングでご紹介します。是非参考にして効率よく料理を楽しんでみてください。
ボウルの特徴
切った具材を仮置きしたり混ぜたりすることができ料理を効率的に進めるために欠かせない
ボウルを使う最大の魅力は、食材を事前に準備する下ごしらえがしやすいこと、そして、鍋に入れる際にスムーズに行うことができることです。ハンバーグや餃子、スポンジケーキなど色々な食材を合わせて作る料理の際には、事前にボウルを使って混ぜ合わせておくことで、実際の調理の際に段取りよく行うことができますね。ボウルを使って下ごしらえをしておくと、調理の際に素早く進めることができ時短につながります。
テーブルで映えるデザインも
ボウルには素材も色々なものがあり、さらにはデザイン性が高いものも多く、食器とは違った雰囲気を演出できるものがあります。例えば、映えるデザインのものであれば、サラダなどは洗ったまま食卓へ出しただけでも絵になりますので、洗い物を減らすことができて一石二鳥です。食器としても使う、という視点でボウルを選んでおくのもおすすめです。
ボウルの種類
ステンレス製
熱伝導がよく丈夫な造りで使いやすい
落としても割れることがなく、熱伝導の良さが魅力です。ステンレス製のボウルは、湯煎などの際にも便利に使えます。その使い勝手の良さから、ボウルに使われる定番の素材ともいえるでしょう。また、汚れ落ちがよく手入れもしやすいのが特徴で、食洗機の利用も可能であるためとても便利です。
レンジやオーブンでの利用は、ステンレスという性質上できません。しかし、熱伝導がとてもいいため、湯煎で熱を加えて、溶かしバターを作ったりチョコレートを溶かしたりすることができて、とても便利です。逆にすぐに冷やすことができるので、生クリームなどを泡立てる際にもボウルに氷をあてて冷やすことにより、とろけてしまうことなく仕上げることができますよ。
耐熱ガラス
オーブンや電子レンジでの調理が可能
耐熱ガラスのボウルが便利な点は、そのまま電子レンジで使用することができることです。料理によっては、電子レンジで加熱して完成した料理をそのまま食卓に提供しても馴染むので、洗い物を減らすことができます。耐熱ガラスは重いのが少し難点ですが、その分泡だて器などで混ぜる際に安定感があり混ぜやすいというメリットも。
酢や塩を使う場合にも、ガラス製の場合は変色したりすることもないので安心です。そのため、マリネやドレッシングなどを作る際には、ガラス製のボウルがおすすめ。また匂い移りなどもせず、洗い上りもすっきりとするので清潔に保つことができ扱いやすい調理器具といえます。
ホーロー製
優しい雰囲気に加えてオーブン調理や直火調理も可能
ホーロー製のボウルはつるりとした質感が特徴で、汚れ落ちがしやすく匂いが移りにくいので色々な料理に使うことができます。ハンバーグや肉団子を作る際にひき肉をこねたり、つみれを作る際に魚を入れて混ぜ合わせたりするような調理に最適です。
ホーローは金属でできた下地のボウルにガラスでコーティングがほどこされ、作られています。ホーローのボウルの大きな特徴は、オーブンに入れることができたり、直火にかけたりできる点です。そのため、下ごしらえをしたホーローのボウルのままオーブンで焼き上げたり、直火にかけて煮詰めたりすることができるのでとても便利です。
プラスチック製
手頃な値段で使いやすい
プラスチック製のボウルを選ぶ場合には、プラスチックの中でも強度が高いポリカーボネート性のものを選ぶと安心です。プラスチック製のボウルは軽いのはもちろんですが、安価に購入でき電子レンジでも使用でき使い勝手がいいのが特徴です。
プラスチック製のボウルを使用する際に注意しなければならないのは、キズが付きやすい点です。そのため、泡だて器やハンドミキサーの利用には不向きです。キズがついてしまうとその部分は綺麗に洗うのが難しく、菌が繁殖しやすくなってしまい衛生的におすすめできません。もし、プラスチック製のボウルがキズついてしまったら買い替えることをおすすめします。
ボウルの選び方
用途で選ぶ
下ごしらえに使うなら10センチ程度の小さいサイズ
食材をまとめて切って準備することで、調理時間を短縮することができます。まな板や包丁を洗う回数も減らすことができますね。その際に便利なのが直径10センチ程度の小さいサイズのボウルです。5つ程度あると調理の際に、食材や調味料を手早く鍋に入れることができ、途中で焦がして慌ててしまうことなく落ち着いて料理をすることができます。同じメーカーでそろえておくとスタッキングして収納することができ、収納スペースを節約できますよ。
捏ねたり混ぜたりするなら20センチ以上の大きいサイズ
餃子の餡を作るのにひき肉と野菜を混ぜ合わせたり、パン生地を作るのに手で生地を捏ねたりと、調理には手をボウルの中に入れて作業することがありますよね。調理に使用する際は、直径が20センチ以上のボウルがおすすめです。小さいボウルだと、材料は全部入れることができても手で作業をする際にこぼれてしまうことも。直径が大きすぎるボウルは作業をするのにはゆとりがあって便利ですが、収納スペースをとってしまいます。自宅の収納スペースとも相談して、サイズを選ぶようにしましょう。
機能性で選ぶ
スタッキングできると収納スペースの節約ができる
同時調理や時短調理を目指すなら、複数のボウルがあるほうが、下ごしらえや調味料の準備に便利です。ただ、複数のボウルを所持するには、収納スペースの確保の必要があります。そこで、できるだけ入れ子になるように考えてボウルを選びましょう。メーカーを揃えるなど工夫をすると、複数のボウルをコンパクトに収納することができておすすめです。直径だけでなく、深さも参考にコンパクトにスタッキングできるものを選ぶようにしましょう。
ザルと重ねて利用できるタイプなら下ごしらえに便利
野菜の水切りなどボウルと合わせて使うことの多いザルも、ボウルと同じラインナップで揃えておくとしっかりと重なって水切りしやすくなり便利です。また、収納スペースの観点からも、ぴったりと重ねて使うことができるタイプを選ぶのがおすすめ。ボウル1つ分の収納と同じスペースしか使わずに、ザルとボウルを収納できるのですっきりと片付けることができます。
ボウルのおすすめブランド・メーカー
柳宗理(やなぎそうり)
日本を代表する工業デザイナーによるデザイン性と実用性
柳宗理には、デザイン性だけではなく使いやすさや清掃性にも配慮された商品が揃っています。ステンレス素材を活かしたボウルは、縁の巻き込み部に汚れが溜まりにくいデザインになっています。また、使い勝手も配慮されていて、サイズによって深さが異なるなど工夫がほどこされています。
イワキ
耐熱ガラスメーカーの代名詞
耐熱ガラスの販売を始めてから50年近い歴史を持つ、日本の老舗メーカーです。ガラスのボウルや食器、保存容器など幅広いラインナップで、無駄なく洗いやすいデザインです。小さいものから大きなものまで、サイズのラインナップが豊富ですよ。
野田琺瑯
丁寧な手仕事がほどこされた日本製
琺瑯をつくるメーカーの中で唯一、製品作成の工程を自社で一貫して行っているこだわりあるメーカーです。下地の鋼板を溶接し、そこに手仕事でガラスの釉薬をかけ丁寧に作られています。シンプルながらもデザイン性が高いラインナップです。
リッチェル
幅広くプラスチック製品を手掛けるパイオニア
家庭用のプラスチック製品の多くを手掛けているメーカーです。軽くて使いやすいプラスチック製品は、サイズやカラーバリエーションも豊富で、機能性とデザイン性を兼ね備えたラインナップになっています。好みのサイズや色味で選ぶことができるので、キッチンの雰囲気や好きな色など好みに合わせて探すことができます。
おすすめ&人気のボウルランキング
ステンレス製でおすすめのボウル
kai-ボウル ザル セット 6点 (3,980円)
目盛り付きのボウルは使い勝手抜群
下ごしらえにぴったりの便利なサイズ6点で揃えられている、とても使い勝手のいいセットです。スタッキングした際にボウルとザルがぴったりと収納できるので、多くの収納場所を必要としないのも魅力の1つです。使い勝手のいいセットなので、下ごしらえが効率よく進みますよ。
セットのボウルは、目盛り付きになっており調味料を計量する手間を省くことができ効率的に下ごしらえをすることができます。ザルは継ぎ目のないパンチング形式になっているので簡単に洗うことができ、清潔に保つことができます。調理や手入れが簡単にできるため、忙しい方におすすめのセットです。
ベルメゾン-すっきり収納できるステンレスボウル&ザル6点セット (5,480円)
大中小を使い分けて調理上手に
調理の際に食材を捏ねたり混ぜたりするのに便利な底が少し平らになった、安定感があるボウルとザルのセットです。ザルには脚がついていることから、シンクでも他の作業時にも、食材に汚れた水がついてしまう心配もありません。それぞれぴったりと重なり合い、コンパクトに収納することができます。
重ねて収納した際に、コンパクトに収納できると嬉しいですが、ぴったりとはまってしまうと取りにくいことがあります。しかし、このセットは持ちやすさを考慮した縁があるため、さっと取り出すことができます。調理前に手早く下ごしらえをしたいときに最適です。
ヒロショウ-ステンレス ボウル・パンチングザル6点セット (3,980円)
深型でこぼれにくい造りで使いやすい
厚みのあるステンレスが使われており、安定感のあるしっかりとした造りのボウルとザルのセットです。ボウルは深めの造りになっており、下ごしらえの際に泡だて器を使い泡立てたり手で食材を捏ねたりしても、こぼれにくいのが特徴です。下ごしらえをスマートに行うことができるため、調理も段取りよく進めることができます。
ボウルとザルを綺麗に重ねることができるので、一番大きなサイズのボウルの中にセットのすべてがすっぽりと納まります。収納スペースに余裕がなく、ボウルやザルなどの調理器具の収納スペースをコンパクトかつ最小限にしたい方におすすめのセットです。取り出しやすい位置にコンパクトに収納すれば、下ごしらえの際にも段取りよく準備することができます。
柳宗理 ステンレスボール&ストレーナー6個セット (12,045円)
食卓でも使える高いデザイン性
世界でも認められている工業デザイナーの柳宗理による、シンプルかつスタイリッシュなデザインのボウルとストレーナーのセットです。使い勝手を考えて深さなどが工夫されており、使いやすさには定評があります。様々なサイズのボウルやストレーナーは、すべて大きなボウルの中に収納することができますよ。
柳宗理が手掛けるボウルはスタイリッシュなデザインで、野菜を洗ったボウルのまま食卓に出しても違和感なくテーブルに馴染みます。ボウルとストレーナーもぴったりと重なるので、水切りをしながら食卓に並べても問題ありません。ステンレス製なので食洗機入れて乾燥させることができ、食洗機を使っている方には特におすすめです。
OXO-ステンレス ミキシングボウル (2,200円)
底のすべり止めで調理効率アップ
外側はプラスチック、内側はステンレスになっているデザイン性の高いボウルです。蒸したばかりのじゃがいもなど、熱いものをボウルにいれてもプラスチック部分で断熱。すぐに側面を持って次の調理をすることができ便利です。
底にはすべり止めがついていることから、キッチンのワークトップにキズがつくのが心配な方や、主にかき混ぜたり捏ねたりする際に使用する方におすすめです。すべり止めにより安定感があるので、作業がしやすいですよ。つるっとした白い見た目なので、無機質な感じがせずキッチンに温かみが加わります。
ガラス製でおすすめのボウル
iwaki-耐熱ガラスボウル5点+フタ3点セット (4,004円)
透明で中が見えるので下ごしらえが効率的
素材が耐熱ガラスなので、下ごしらえをしたボウルのまま蒸し器や、電子レンジ、オーブンに入れてそのまま調理することが可能です。そのまま調理することができるので、洗い物を減らすことができますね。また耐熱ガラスは食洗機の利用も可能なため、脂っぽいものやこびりつきやすいものの下ごしらえにもぴったりです。
シンプルなデザインで清潔感があるので、サラダなどキッチンでドレッシングと和え、ボウルでそのまま食卓に出して使うことができます。酸に強く、匂い移りもないので安心して色々な調理に使うことができます。サイズも様々なので、下ごしらえとしてだけでなく、食器としても使うのもおすすめですね。
ハリオ-耐熱ガラス製 ボウル3個セット (2,158円)
厚みのあるガラスで適度な重量感
どっしりとした重みのあるガラスが使われているため、下ごしらえをする際に安定感があります。深めの設計になっていることから、食材が中央に自然と集まり混ぜやすくとびちりが気になりません。捏ねたり混ぜたりするような下ごしらえの際にあると重宝するセットです。
下ごしらえの際にマッシャーやハンドブレンダーを使う方には、ボウル自体に深さがあり傷がつきにくく、洗いやすいのでおすすめです。大きなサイズのボウルにすべてはみ出すことなく収納できるので、便利です。収納スペースがない方におすすめのボウルセットです。
イシガキ産業-耐熱ガラスボール&ステンレスパンチングザルセット 21cm(1,997円)
異素材のセットでスタッキングできる優れもの
どんな下ごしらえや調理でも重宝する21センチサイズのボウルと、ぴったりとスタッキングできるステンレスのザルのセットです。このセットがあれば、水切りが必要なサラダの準備や、スイーツの準備など多くの下ごしらえが可能です。調理道具を増やしたくない方も、この1セットを持っておくととても便利です。
複数の調理道具をしまう収納スペースがない方や、ミニマムな暮らしを目指している方におすすめ。ガラスとステンレスという異素材のセットながら、最初からぴったりとスタッキングできるように作られている点がポイント。すっきりと収納したい方は是非チェックしてみてください。
ホーロー製でおすすめのボウル
スタジオエム-ホーローボールL (1,870円)
デザイン性のあるホーローボウルは食卓の主役にも
耐熱性にすぐれて清掃のしやすいホーロー製のボウルです。ホーローというと多くは白一色のものが多いのですが、ボウルの縁がブラウンになっており落ち着くデザインです。厚めのホーローと丸みがあるフォルムが、優しい印象を与えてくれます。
オーブン調理や直火調理をする際にホーロー素材のものを使いたい方に、ホーローのボウルはぴったり。シンプルな1色のものが多いので、デザイン性のあるホーローボウルを探している方におすすめですよ。遊び心あるデザインはそのまま食卓に出しても映えますね。
野田琺瑯-ボール16cm ホワイト (856円)
艶やかな白が食材を引き立てる純日本製
全行程を栃木県栃木市で行っている日本製のボウルです。琺瑯の老舗メーカーでファンの多いブランドのボウル。軽くて丈夫なホーロー製で、直火調理やオーブン調理もできて持っていると重宝するキッチンツールです。
ボウルの縁まで丁寧な仕事ぶりがうかがえ、キッチンツールとして長く愛用したい方におすすめ。また野田琺瑯の製品はサイズや種類も豊富なので、将来的に買い足して増やしていきたいと思っている方にはぴったりです。艶やかな美しい見た目と使いやすさを兼ね備えたおすすめのボウルです。
プラスチック製でおすすめのボウル
浅井商店‐ポリカーボネートクックボール 19・21・24cm 3点セット (1,223円)
軽くて丈夫な使いやすいボウルセット
軽くて丈夫なポリカーボネート製のボウルのセットです。熱にも強く、電子レンジで使うことができるので、簡単な調理などにも使えますね。注ぎ口がついており、混ぜ合わせた調味料を注いだり移し替えたりする際にも重宝します。
ポリカーボネートは透明なので、ボウルの中身が見えやすいのが特徴です。そのため、パン作りをする方ならパン生地の発酵具合も側面からでも見えるためおすすめ。軽量なので、洗う時も洗いやすく色々な調理に使うことが可能です。
エンテック-クックボール 27cm (949 円)
中身が見やすくパン調理にぴったり
大きめサイズのポリカーボネート製のボウルは、混ぜたり捏ねたりするのにとても便利で、一度にたくさんの分量の下ごしらえをすることができます。電子レンジでの調理だけでなく、食洗機での洗浄も可能。油っぽいものの下ごしらえや調理する際にもおすすめです。
ポリカーボネート製のものは、軽いので取り扱いやすいのがしやすく他の素材と比べて安価であるのが特徴です。ただ、キズがつきやすく色落ちしやすいのがデメリット。常に綺麗な状態を保ちたい場合には定期的に買い替えるといいでしょう。
Joseph Joseph-ネスト9プラス (7,150円)
カラフルな充実のセットでキッチンが華やかに
ボウルやザル、計量カップやスプーンまですべてがスタッキングできるセットです。ツールごとに異なる色味になっており、使われている色もとてもカラフルで、調理をする際にも気分がウキウキと楽しくなりそうです。キッチンが華やぐこと間違いなしです。
計量をするためのツールやボウルなどがすべてセットになっています。そのため、キッチンツールをこれから買いそろえようと思っている初めて1人暮らしをする方におすすめです。また、華やかなセットなので新築祝いなどに送っても喜ばれるでしょう。
リッチェル- シェリー ボウル Lサイズ (720円)
シンプルかつ軽量で下ごしらえにぴったり
軽くて丈夫なプラスチック製のボウルです。透明な素材ではないため傷が目立ちにくく、耐久性があります。電子レンジでの使用が可能となっており、下ごしらえの際の簡単な調理にとても便利です。シンプルなデザインを好む方にぴったりです。
抗菌加工がされているので、調理の際に安心して料理することができます。食洗機の利用も可能であることから、簡単に清潔に保つことができますよ。これまでボウルを使った調理をしたことがなく、ちょっと使ってみたいという料理初心者の方にぴったりです。
まとめ
扱いやすいポリカーボネート製のボウルがおすすめ
下ごしらえに切った食材を入れて、簡単に電子レンジで下ごしらえをする際にボウルを利用したい方にはポリカーボネート製のボウルがおすすめです。電子レンジの調理もできますし、軽いので洗う際にも楽にできるのがポイント。ボウルのままオーブンや直火で調理をして、食卓で食器のように使いたい場合にはホーロー製のボウルを選ぶといいでしょう。今回はおすすめのボウル人気比較をしてみました。是非、自分の調理スタイルに合ったボウルを手に入れて、料理を効率化して時短してみてくださいね。