大きな窓がたくさんあるマンションや戸建ては、明るくて日当たりが良いので人気です。しかし、部屋によっては外から丸見えで気になってしまうこともあります。かといって窓ガラスを交換する費用も勿体ないですし、賃貸物件であれば工事ができないということも。そういう時に便利なのが、窓用目隠しフィルムシートです。種類や使い方、そして、人気の窓用目隠しフィルムシートなどを紹介しますので、窓からの視線が気になるので目隠しフィルムを買いたいという方は参考にしてみて下さい。
窓用目隠しフィルムシートの特徴
道具や技術がなくても簡単に貼ることができる
窓用の目隠しフィルムシートの特徴は、誰でも簡単に貼ることができることです。特別な道具も必要なく、シールを剥がしただけで貼れるもの、水だけで貼れるものなど様々。賃貸住宅で退去する時に原状回復をしなければならないお部屋でも、簡単に剥がせるので安心です。
リフォームせずに貼るだけでプライバシーを確保
窓からの視線が気になると思ったら、カーテンをつけたりしませんか。しかし、カーテンレールがない窓もあります。だからといって、外から見えない窓ガラスに交換するとなるとコストもかかります。そんな問題を解決してくれるのが、窓用目隠しフィルムシートです。貼るだけの短時間でプライバシーが守れます。
窓用目隠しフィルムシートの種類
ミラータイプ
外からの視線を完全シャットアウト
ミラータイプは、貼るだけでマジックミラーのようになるフィルムシートです。マジックミラーとは、明るい側から暗い側を見ると見えず、暗い側から明るい側を見ると見える仕組みになっているもの。つまり、外から見ると鏡のように見えます。
そのため、ミラータイプのフィルムシートを貼ると、完全に外の景観を遮らずに外の様子はしっかりと見ることができます。外からは鏡のように反射してプライバシーを確保します。昼間は中を覗かれる心配はありませんが、夜はカーテンかブラインドが必要です。
すりガラスタイプ
光を取り入れながらプライバシーを確保
夜になると外から見えてしまうミラータイプと違い、昼も夜も変わらないのはすりガラスタイプです。すりガラスタイプは日差しを取り入れてくれるので、部屋の中も天気であれば明るいのがメリット。すりガラスタイプは種類が多いのも特徴です。
デザインが豊富で透けている割合もそれぞれ違うので、好みの透け具合が選べます。フィルムの柄も無地やチェック、タイル調などがありインテリアとマッチするものを選べば統一感も出せます。透明度の高い窓用目隠しフィルムシートとカーテンを併用するのもおすすめです。
デザインタイプ
好きなデザインに窓を簡単リフォーム
オーソドックスな窓では物足りないという方には、デザインタイプの窓用目隠しフィルムシートがおすすめです。代表的なものはステンドグラス風のフィルムシートです。貼るだけで、まるでステンドグラスに簡単にリフォームできます。
その他に花柄や絵画のようなデザインもあり、外から光が入ると幻想的な雰囲気にもなります。模様の入ったガラスは通常コストもかかりますが、フィルムシートを貼るだけで高級ガラスにできるのが嬉しいですね。飽きてきたら剥がせるのも大きなメリットです。
窓用目隠しフィルムシートの選び方
機能性で選ぶ
災害に備えたいなら飛散防止のフィルムシートを
窓用のフィルムシートは、災害や防犯対策にも役立ちます。ガラスが割れても破片の飛び散りを防止する機能のあるのが、飛散防止のフィルムシートです。地震で建物が揺れたり、台風で飛ばされたものが飛んできたりすると、窓ガラスは割れる可能性があります。また、空き巣に窓ガラスを割られたりしてしまうこともありますよね。フィルムシートを貼っておけば、割れたガラスを足で踏んでしまうこともありません。
日焼けを防ぐならUVカット効果のあるものを
部屋にいても女性が気になるのは紫外線です。フィルムシートを貼るだけで紫外線をカットできるなら嬉しいですよね。UV加工が施されたフィルムシートなら、簡単に紫外線をシャットアウト。UVカット効果のフィルムシートは、肌の日焼けを防ぐだけではなく畳の焼けや家具の焼けも防止できるので、あらゆるご家庭におすすめです。
寒さや暑さ対策なら断熱や遮熱効果のあるものを
窓の悩みで多いのが、寒さや暑さです。それらの問題を解決できる窓用のフィルムシートもあります。断熱効果や遮熱効果を持つフィルムシートであれば、お家の環境も良くなります。外気による影響を少なくすることで、冬は暖房費、夏はクーラー代を節約できるところも嬉しいメリット。窓際にベッドを置いている方には特におすすめです。
扱いやすさで選ぶ
手軽に貼りたいなら水で貼れるタイプを
窓用フィルムシートを貼ってみたいけれど、作業が難しいのではと思っている方におすすめなのが、水だけで貼れるタイプのフィルムシートです。材料は水だけなので、接着剤を買う必要もありません。フィルムシートを買ったその日に作業ができる手軽さが売りです。一番のメリットは、シールタイプと違いやり直しができるところです。不器用で上手く貼れるか心配な方におすすめします。
失敗をしたくないなら貼り直しができるものを
せっかく窓用フィルムシートを貼っても、失敗して見た目がイマイチになるのは残念ですよね。貼り直しができるものであれば、納得のいく仕上がりになるまで挑戦できます。水で貼るタイプの多くは貼り直しが可能です。シールタイプでも繰り返し貼り直せるものもあるのでチェックしてみましょう。フラットな窓ガラスは凹凸のあるガラスよりも貼りやすので、まずはフラットな窓ガラスから試してみるのもひとつの方法です。
遮光性で選ぶ
完全にプライバシーを守りたいなら透明度の低いもの
外からの光や視線を遮りたい方は、遮光性の高いフィルムシートがおすすめです。フィルムシートには完全に光を遮るタイプもあれば、柔らかな光だけを通すものなど様々です。外から全く見えないようにしたいならばミラータイプのもの、光をある程度取り入れたいなら、すりガラスタイプにしましょう。高層階なのでカーテンは設置していないけれど紫外線はカットしたいという方には、透明タイプのUVカット仕様がベストです。
デザイン性とプライバシーを両立したいなら半透明
フィルムシートをインテリアのひとつと考える方は、デザイン性の高いものがおすすめです。デザインに濃いカラーが使われているものは、外からも見えにくいですよね。しかし、デザインの透明度が高いとおしゃれだけど外から見えてしまうことも。おしゃれなガラスにしたいけどプライバシーも守りたいなら、透明度が低いすりガラスタイプがおすすめです。
窓用目隠しフィルムシートのおすすめブランド・メーカー
サンゲツ
オフィスやお店のためのオーダー品も
機能性の高い窓用フィルムシートを取りそろえたサンゲツです。遮熱効果のあるもの、光の反射を抑えるものなど、こんな窓が欲しいという要望に応えてくれます。中には反射光がフィルムの表面に虹のような模様を作り出すフィルムシートもありますよ。
3M
機能性を重視したい方におすすめ
オフィスやお店などプロも納得する窓用フィルムシートがラインナップしています。グラデーションやボーダー、ミラータイプなど建物全体の印象もガラリと変えられます。屋外でも耐えられるフィルムシートもあり、機能性が高いのも特徴です。
LOWYA
窓に関する悩みを解決してくれる
生活用品を幅広く扱うメーカーです。機能性、デザイン性など選ぶ人の基準に合わせたフィルムシートが見つかります。窓ガラスにカーテンやブラインドをつけるよりもコストが安くできるフィルムシートもあり、コスト重視派には見逃せません。
remecle
本物のガラスのような高いデザイン性
本物のガラスをはめ込んだようなデザイン性の高いフィルムシートが人気です。華やかなデザインやレトロ風のデザインなどお部屋のインテリアに合ったものが見つかります。コストがリーズナブルな点も嬉しいですね。
おすすめ＆人気の窓用目隠しフィルムシートランキング
台風対策にもなるおすすめの窓用目隠しフィルムシート
TAKARAFUNE-窓断熱シートマジックミラー（1,980円）
プライバシーを完全保護するマジックミラータイプ
マジックミラータイプのフィルムシートは、様々な機能があります。目隠し効果はもちろん、昼間は外から室内の様子が見えないので防犯にも役立ちます。また、日焼けを気にする女性に嬉しいUV効果で紫外線の99％をカット。
窓ガラスにフィルムを貼ることで、万が一、ガラスが破損しても飛沫防止の役割もしてくれます。通学路になっていて人通りが多い道沿いに窓がある場合に役立ちます。また、向かい側にビルが建っていて、室内が覗かれてしまうという方にもおすすめです。
アール-マドピタシート（4,400円）
断熱効果で冷気をシャットアウト
3層構造で厚さ4mmのフィルムシートは、空気層により断熱効果が抜群です。外からの冷たい空気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がしません。それによって、暖房効率もアップします。冬の気になる暖房費もカットできます。
物足りない場合は、重ね張りできるところも嬉しいポイントですね。逆に、夏は直射日光を防ぎ、室内は涼しく快適です。厚みのあるフィルムは窓の強度を高め、外からの衝撃にも強くなります。女性でも簡単に作業できます。
サンゲツ-ガラスフィルムクレアス（238円）
光を通し視線を遮る
1m以上10cm単位で買えるフィルムシートです。そのため、窓にジャストサイズなシートを貼ることができます。紫外線を遮断することで、外からの熱をシャットアウトし日焼け防止になります。更に暖房効率を上げることで省エネ効果も得られます。
地震や台風の際、ガラスが割れても飛散を防ぎます。ガラスが床に落ちて切ってしまう事故や、掃除の手間も省けます。虫を寄せ付けにくいので虫嫌いの方にもおすすめです。すりガラスタイプで部屋が暗くなりすぎることもありません。
3M -ガラスフィルム ファサラ ストライプ（614円）
ボーダータイプでやんわり目隠し
雰囲気作りだけではなく、防犯やエコ対策もできる窓ガラス用フィルムです。万が一、台風などの災害でガラスが割れても破片が飛び散るのを防ぎます。二次災害を防止してくれるので、防災対策をしたい方におすすめです。遮熱フィルムで室内に入る熱も抑え、暑い夏の日でも冷房の冷気をキープしてくれます。
住宅以外にオフィスや店舗などにも貼ることができ、外から見るとスタイリッシュな雰囲気になりますよ。外から見えなくても、内側からは景色が見えるので圧迫感もありません。床材や家具を紫外線で傷めたくないという方にもぴったりです。
デザイン性の高いおしゃれなおすすめの窓用目隠しフィルムシート
壁紙屋本舗- mtCASA shade（1,100円）
マスキングテープタイプで貼りやすい
マスキングテープタイプで貼るときに失敗が少ないのがメリットです。剥がすだけで元通りになるので賃貸物件でもOK。紫外線もしっかりカットしてくれるので、室内の家具の焼けも防止します。日差しは入るので室内が暗くなりません。
マスキングテープの幅は9cmで、小さい窓やダイニングボードのガラスにおすすめです。ちょっとした窓のアクセントにも使えるサイズですよ。テープタイプで好きなサイズにカットすればよいだけで、貼りやすさもメリットです。
Artscape社 -ウィンドウフィルム ステンドグラス風 （3,960円）
DIY先進国のアメリカ製
美しいステンドグラス風の窓用フィルムシートです。デザイン性が高いだけでなく、紫外線も99％カット。畳やカーペットの日差しによる色あせを防ぎます。透け感もあり、自然な光を適度に取り込みますがプライバシーは保護します。
ウォータープルーフで防カビ加工もされていることから、水回りの窓にも使えます。結露や朝露もなく、窓のメンテナンスも楽ちんです。耐久性が高い点もgood。アメリカより直輸入されたフィルムシートで本格的DIYにおすすめです。
LOWYA-目隠し窓シート曇りガラスタイプ（2,990円）
貼るだけでレースのカーテンに早変わり
ジャンル内で売れています！
窓の向こうの視線は気になるけど、光を遮断したくない。その希望が叶うのがすりガラスタイプの窓用目隠しフィルムです。レースのカーテン替わりにもなり、カーテンのように洗濯する必要もありません。カーテンが設置できない場所にもおすすめです。
メンテナンスは拭くだけでOK。UVカット機能もあり、日焼けを気にする方も安心です。窓の一部分だけ貼ることもでき、カーテンよりも自由度が高いのもメリット。水や接着剤がいらないシールタイプで作業も簡単です。
value DeCo park-窓ガラスフィルム（1,980円）
お部屋をアンティークな雰囲気に演出
レトロな感じがどこか懐かしいデザインです。貼るだけで一気にアンティークなお部屋にリフォームできます。デザイン性だけではなく、機能性も高いのが嬉しいポイントです。外からの紫外線を防ぎ、ガラスが割れた時にも飛沫を防ぎます。
シートは強度を高めるためにエッチング刷りされています。また、変色や脱色を防ぐ加工がされており、長期間綺麗な状態をキープします。窓ガラス以外に家具や食器棚のガラス部分に貼ることで、アンティーク家具になりますよ。
DIYプラス-ステンドグラス風ウィンドウフィルム（3,960円）
本格派のステンドクラス風
美しいステンドグラスのデザインが目を引くフィルムシートです。99%紫外線をカットする機能以外に、防カビ効果も施されています。キッチンや浴室などにも使え、結露の悩みも解決します。ガラスが割れた時にもガラスが飛び散りません。
本物のストンドグラスのように、太陽の光が当たると反射して綺麗なところもポイントですよ。その上、水だけで貼れるのも魅力ですね。シートは上下左右が続きの柄になっていて、大きな窓でも柄が繋がります。クオリティの高いフィルムシートをお探しの方におすすめです。
水だけで貼れるおすすめの窓用目隠しフィルムシート
remecle-窓目隠しシート（1,480円）
デザインの種類が豊富
様々なデザインのすりガラスタイプのフィルムシートがラインナップしています。モダンな柄やスタイリッシュな柄など、お好みのデザインが選べます。水だけで貼れるのも手軽でポイントが高いですね。日差しも抑えて日焼けも軽減できます。
フィルムシートの模様によって透明度も異なるので、透明度の高さでデザインを選ぶようにします。粗目の柄のフィルムシートは窓の外の景色を楽しみたい方、細かい柄のフィルムシートは目隠し効果が欲しい方におすすめです。部屋ごとに変えるのも楽しいですね。
Civil Life-窓ガラスフィルム（3,580円）
住宅や店舗などあらゆる場所に適応
個人宅やホテル、事務所、病院などあらゆるシーンに対応する窓ガラスフィルムです。貼るとスタイリッシュな雰囲気になるだけではなく、様々な機能性を発揮します。断熱効果と遮熱効果を持ち、夏は部屋の気温が上がるのをセーブ。
冬は暖気を逃さずエアコン、暖房費を削減します。有害な紫外線をブロックし、フローリングや畳、カーペットの劣化も防止してくれます。水で貼れるので、剥がした時に跡が残ることもありません。賃貸住宅の方でも安心して使えますよ。
silkyroom-目隠しフィルム（1,870円）
どれもおしゃれで迷ってしまうデザインのラインナップ
花柄やステンドグラス、幾何学模様などどのデザインもおしゃれで迷ってしまいますね。お部屋の窓をリフォームしなくても、フィルムを貼ればおしゃれな空間になります。防水加工されており、水回りにある窓でもOKです。
紫外線は98％カットで日焼けの心配もありません。透明度が低いので明るさが気になる方にもおすすめです。化学薬品を使用していないので健康に害がなく安心ですよ。嫌な臭いもしないので、作業もしやすくなっています。
シルキールーム-窓ガラスフィルム（3,034円）
オリジナリティを追求する方におすすめ
竹林をイメージしたフィルムは個性的でおしゃれです。インパクトがあり、インテリアのスパイスにもなります。フィルムを剥がしても跡が残らないので、賃貸の物件でも安心して使用することができます。手持ちのカッターで簡単に切って使えるのもポイントです。
紫外線は98%カットし、日差しの強い日でもカーテンはいりません。虫を寄せ付けにくいので、緑が多いお庭の窓にも最適です。竹林のデザインなので和室にもgood。他にも個性的なデザインがあるので、好みのシートが見つかります。
まとめ
機能がプラスされた窓用目隠しフィルムシートがおすすめ
せっかく窓用のフィルムシートを貼るならば、機能性がプラスされたものがおすすめです。日差しを遮るもの、熱を逃がさないものなど、様々な機能性を備えたフィルムシートがあるので、デザインと機能性がマッチしていればコスパも良くなるからです。わざわざリフォームしなくても、簡単にお部屋の雰囲気が変えられるので、まずは一カ所100均やホームセンターにあるフィルムシートを試してみましょう。
