冬場は乾燥が気になりますね。風邪予防や美容の為にも適切な湿度を保つことが大切です。特に寝ている間は喉が乾燥しやすいので、日中だけでなく就寝中も加湿器を稼働させておくことがおすすめですよ。そこで今回はランキング形式でおすすめの寝室用加湿器をご紹介します。使いやすい機能を備えた寝室用加湿器をお探しの方は参考にしてくださいね。
寝室用加湿器とは？
ゆっくりと眠れるように静音性を重視した加湿器
加湿器はミストを噴き出したり蒸気を出したりと、加湿の仕方によってタイプが異なります。日中リビングで使う分には気にならないかもしれませんが、静かな寝室で使うときは音が気になるかもしれませんね。寝室での使用を考えた場合、静音性を重視した寝室用加湿器を選ぶことをおすすめします。
寝室用加湿器の特徴
喉や肌を潤す効果がある
乾燥する秋口から冬場にかけて、湿度は20％から40％程に下がります。喉や肌の乾燥を防ぐには湿度40％から60％を保つと良いと言われています。乾燥した部屋で寝てしまって起きたら喉がイガイガするし肌はカサカサ、なんてことを防ぐために寝室用加湿器をつけて最適な湿度を保つことをおすすめします。
アロマ付きを選べばリラックスして眠れる
良い香りはストレス解消にも役立ち、良い睡眠もサポートしてくれます。加湿器にはアロマオイルを入れて使用できる機種もあります。ラベンダーなどのリラックス効果があるアロマオイルを使用すれば、心地よい眠りにつくことができますよ。
寝室用加湿器の種類
気化式
湿度が上がりすぎず結露しにくいので枕元に置くのも適している
気化式の加湿器は水を含んだフィルターにファンで風を送り加湿する方式です。濡れたタオルや洗濯物に風を送るイメージですね。出てくる風は冷たくて室温が低くなることもありますが、触ったり万が一倒してしまっても熱くないので、小さい子供と一緒に寝る場合に安全ですね。湿度も上がりすぎず、結露やカビも発生しにくいタイプです。
ファンを使用しているため稼働音が大きい場合もあります。本体が大型の物ほど大きくなるので必ず稼働音を確認するようにしましょう。電力を使用しない自然気化タイプなら音がしないので、寝室用加湿器としての使用にも向いていますよ。
ハイブリッド式
音が静かで高機能の機種が多い
気化式とヒーターを組み合わせたものと、超音波式とヒーターを組み合わせたものの2つに分かれます。それぞれのメリットを組み合わせた高機能の加湿器と言えるでしょう。ヒーターを使用することで電力使用量は上がりますが、部屋の温度が下がりにくいものが良いといった方におすすめです。
複雑な仕組みで高機能なこともあり、本体自体の価格は比較的高価になります。ただ加熱するタイプでありながらも電力消費量はスチーム式よりは控えめなので、機能とコストのバランスの良いタイプと言えるでしょう。稼働音も静かなので寝室用加湿器としておすすめです。
超音波式
アロマ機能を搭載したものやおしゃれなデザインが豊富
水に超音波の振動を与えることで霧のように噴出させて加湿する加湿器です。加湿スピードが速いのですぐに部屋の湿度を上げられるといったメリットがあります。おしゃれなデザインのものやアロマオイルを入れられる機種も沢山あるので、インテリア性を重視したい方におすすめです。
コンパクトなものが多く、置き場所にも困りません。フィルターは使用していないのでフィルター交換が大変という方に向いています。ただ雑菌が繁殖しやすく、お手入れが滞るとカビなどをそのまま放出してしまいます。こまめなお手入れはもちろん必要ですが、除菌機能を搭載したモデルであれば雑菌の繁殖も防げます。
スチーム式
加湿力が高く煮沸効果で加湿器内の雑菌を防げる
スチーム式の加湿器は水を沸騰させ蒸気を放出する方式です。やかんを常に沸かしているような状態で加湿力は非常に高め。噴出し口の蒸気は熱いので、触ってしまうような小さな子供がいる場合には注意が必要ですが、沸騰した蒸気なので雑菌の心配はなく清潔な蒸気で加湿が出来ます。
吹き出し口の蒸気を40度程に下げて放出するタイプもあります。やけどの心配がなく安心して使用できますね。お湯を常に沸かし続けている状態なので、電力使用量は他の種類に比べて一番高いですが、フィルターがなく内部を拭くだけのものもありお手入れが非常に簡単というメリットがあります。
寝室用加湿器の選び方
置き場所で選ぶ
6畳から8畳程の広さの寝室には300mL/ｈから500mL/ｈの加湿量のものを
一般的な寝室の広さは、大体6畳からから8畳程度が多いのではないでしょうか。一時間で加湿できる分量はL/ｈと表記されます。木造和室かプレハブ洋室で対応範囲が異なりますが、寝室などの個室は加湿量300mL/ｈから500mL/ｈのものが最適です。加湿のしすぎで湿度が上がりすぎてしまうと、窓が結露したりカビの発生の原因にもなります。部屋に大きさに適した加湿量の加湿器を選びましょう。
卓上タイプは棚の上など狭い場所にも置けて便利
卓上タイプであれば、置く場所が取れなくても棚の上などに置けるので便利です。あまり広くない寝室であれば卓上タイプのコンパクトな加湿器でも充分加湿できます。コンセントが近くにない場合、充電式や電池式のコードレスタイプを選ぶと良いでしょう。アロマ機能を搭載したものを枕元で使用すれば、心地よい香りに包まれリラックスして眠ることが出来ますね。
静音性で選ぶ
心地良く眠りにつくために稼働音をチェック
睡眠時はちょっとした音や光も気になりますね。快適に眠りにつくためには加湿器の稼働音を確認する必要があります。ファンを使用しているタイプはファンをずっと動かし続けるため、比較的稼働音が大きくなります。蒸気を沸かすタイプのものも沸かすまでにポコポコと音が鳴り気になるかもしれません。ただし最近は寝室用加湿器として静音性を重視したモデルが多く揃っています。
40db以下のものなら音を気にせずゆっくり眠れる
音の大きさの目安として30dbはささやき声くらい、40dbは図書館の音の大きさとされています。30dbから40dbの音の大きさは一般的に静かな音といえますね。寝室用加湿器は40db以下の稼働音のものであれば、音もそれほど気にならずにゆっくり眠れるでしょう。強モードと弱モードで稼働音も違ってくるのでそちらもチェックしましょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
フィルターが不要のものならお手入れ簡単でカビの繁殖を防げる
加湿器は複雑な構造上、フィルターなど細かい部品を使用しています。こまめに掃除したりフィルター交換をしないとカルキやカビなどが発生し、健康を害してしまいます。フィルターが不要のものは水洗いや内部を拭くだけでお手入れが済むので簡単ですよ。クエン酸洗浄などの定期的なお手入れは必要はありますが、フィルターの掃除や交換の手間が省けます。
タンクが取り外しやすくシンプルな構造なものが洗いやすい
水を入れるタンクは内部まで手が届かないものもあります。毎日水を取り替えていても、うっかり赤カビが出来てしまったなんてことも。タンクが取り外しやすく広口のものであれば、内部まで手が届きスポンジでしっかり洗うことが出来ます。手入れのしやすいシンプルな構造のものを選べば汚れやすい加湿器も清潔に保てますよ。
機能で選ぶ
タイマーがついていれば過度の加湿を防げて電気代の節約にもなる
エアコンを切った夜間は室温が下がることによって湿度も多少上がります。加湿のしすぎはカビの発生の原因となったり、無駄な電力を使ってしまう事になります。特に寝室が北側の部屋だと湿度はこもりやすく、過度の加湿になってしまうことも。タイマーで加湿時間を調整すれば、ちょうど良い湿度で加湿器を止めることができるので電気代の節約にもなりますよ。
アロマオイルを使えるものなら寝る前にリラックスできる
身体は交感神経と副交感神経がバランスをとり働いています。副交感神経が優位になると身体がゆるみ、リラックスして眠りにつくことができます。アロマオイルには身体をほぐし副交感神経を優位にしてくれる効果があります。良い香りに包まれるとほっとした気分になりますよね。アロマオイルは雑貨店などで気軽に購入できます。好みの香りを見つけて気分によって色々なアロマオイルを試してみるのも良いですね。
寝室用加湿器のおすすめブランド・メーカー
SHARP（シャープ）
独自のプラズマクラスターを搭載し空気浄化技術を備える
電気機器や家電を扱う大手メーカー。SHARP独自のプラズマクラスターを搭載した家電を扱っています。プラズマクラスターは加湿器にも搭載されアレルゲン物質、カビ菌、浮遊ウイルスの作用を抑制する効果の他にも、静電気の抑制といった効果もあります。
象印
シンプルでお手入れが簡単なポット型が特徴
保温力の高いマホービンなど生活家電を取り扱っています。マホービンの特徴を生かしたスチーム式のポット型加湿器は、加湿力が高く非常にシンプルな形状なのでお手入れも簡単。チャイルドロック機能や湯沸かし音セーブモードなど使いやすい機能も満載です。
アイリスオーヤマ
コンパクトな卓上タイプを沢山取り揃える
電化製品から日用雑貨まで幅広く展開しています。コンパクトなものやアロマを入れられる加湿器が沢山あり、卓上でも使用しやすい加湿器を取り揃えています。シンプルな機能で値段もリーズナブルなものが多いので、購入しやすいのも嬉しいですね。
AND・DECO（アンド・デコ）
高い機能性とスタイリッシュなデザイン性を両立
シンプルでインテリア性の高い家電を扱うメーカーです。インテリアに溶け込むようなスタイリッシュな加湿器を使用したい方におすすめです。おしゃれなだけではなく静音性やタイマー機能、自動温度調整など使いやすい機能も搭載された使い勝手が良い加湿器を揃えています。
BRUNO（ブルーノ）
上部から給水するデザインが使いやすい
遊び心のある生活を豊かにするデザインの日用家電を扱っています。大きなタンクに上部からそのまま給水できる加湿器は、水をそのまま入れることができるので給水が簡単。手も隅々まで届くのでお手入れがしやすく清潔に保てますよ。
おすすめ＆人気の寝室用加湿器ランキング
静音性が高いタイプでおすすめの寝室用加湿器
SHARP-高濃度プラズマクラスター7000搭載加湿器 （29,800円）
上から給水できてつぎ足しが簡単に出来る
シャープ独自のプラズマクラスターが搭載された機種で、浮遊カビ菌やウイルスの除菌、消臭、静電気を抑えるといった効果があります。結露によるカビやウイルスの気になる冬場に、快適な空間を作り出してくれますね。
清潔な空気で加湿が出来るので小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。給水はトレーを外しても、上からでもどちらでも可能。水がなくなってしまったら簡単に上部からつぎ足しができるので手間がかからず便利ですよ。
パナソニック–ヒーターレス気化式加湿器 ナノイー搭載 （18,800円）
眠りを妨げない15dbの静かな運転音
アレルギー物質やウイルスの抑制や肌の水分量を保つ効果のあるナノイーを搭載。DCモーターを搭載することにより、気化式加湿器の弱点である加湿力の低さをカバーしています。静かモードにすれば15db程度のわずかな稼働音なので眠りを妨げることもありません。
高めの湿度を保つうるおいモードは、肌やのどのうるおいを保ちたい時にも嬉しい機能です。約10年間交換不要のフィルターは月に2回程押し洗いするだけなのでお手入れの手間もかかりませんよ。トレーも凹凸が少なく洗いやすい形となっています。
DAINICHI-ハイブリッド式加湿器 （18,790円）
業界トップの静かさを実現し静かな環境で眠れる
温風気化式のハイブリッド加湿器です。静音性に優れ最少稼働音は15dbと静かで睡眠時も気にせず眠れますよ。シンプルな四角形で奥行きも21cmとコンパクトなので、部屋の隅などにもすっきり置くことができますね。
抗菌気化フィルター、防カビフィルターが使用され雑菌やカビの繁殖を防いでくれます。タンクも広口設計となっていて洗いやすくお手入れも簡単。お手入れサインをランプで教えてくれるので、忙しくてついお手入れを忘れがちな方にも便利です。
お手入れのしやすいタイプでおすすめの寝室用加湿器
AND・DECO-ハイブリッド加湿器 （12,990円）
5.5Lの大容量タンクで給水やお手入れが楽にできる
対応面積は約17畳なので大きめの部屋に向いています。5.5Lの大容量タンクは上部から給水することができるので、水もこぼれにくく安心。最大36時間の継続使用が可能なので、給水回数も少なく済み朝まで安心して眠れますね。
加湿量は自動で調整してくれるので加湿のしすぎも防げます。稼働音は弱モードで約17dbと静音性も問題ありません。大きなタンクは洗いやすく、パーツごとに手洗いも可能なので清潔に保てます。アロマ機能もありスタイリッシュな見た目でおしゃれなデザインの加湿器をお探しの方におすすめです。
象印–スチーム式加湿器 （12,500円）
フィルター不要のポット型でお手入れが簡単
保温ポットのようなシンプルな形が特徴の加湿器です。蓋を開けるとフィルターがなく、まさにポットの内部のような様子。普段のお手入れは内部を軽く拭くだけで済むので非常に簡単です。スチーム式なので熱い蒸気が吹き出し口から出るタイプですが、チャイルドロック機能や転倒湯もれ防止構造がついているので安心設計となっています。
パワフルでしっかりとお部屋を加湿してくれます。デュアルセンサーにより湿度を自動コントロールしてくれるので加湿しすぎも防ぐことができますよ。沸騰させる時にポコポコとお湯が沸く音がしますが、湯沸かし音セーブモードを使用すれば音を軽減してくれます。眠る時にも音が気にならずに眠れますね。
BRUNO–JET MIST BOE030 （13,200円）
バケツのような広い間口で上から給水出来る
シンプルなフォルムで大容量な超音波加湿器。ホワイトとブラウンの２色から選べます。パワフルなミストによって一気に加湿することができますよ。超音波式で冷たいミストなので、もし小さな子供が触ってしまっても安全です。
上部が大きく開き、水差しなどで上からそのまま給水することが可能。重たいタンクを持ち歩く必要がなく楽に給水できます。間口はバケツのように広いので手が奥まで届き、細かい部分までしっかり洗うことができますよ。
アロマ機能付きでおすすめの寝室用加湿器
AND・DECO-2WAYハイブリッド加湿器 （6,999円）
スリムタワー型のおしゃれなハイブリッド加湿器
二通りの使い方ができるハイブリッド式加湿器です。部屋の隅々までパワフルに加湿できるハイタイプ、方向を360度変えられるロータイプとシーンに合わせ使用できて便利です。横幅は約22cmでとてもスリムな形。ちょっとした隙間にも置くことができますよ。
アイスグレー、ブルーグリーン、ウッド調などおしゃれなカラーが揃っています。デザイン性も高いのでインテリアに合わせて加湿器を購入したい方におすすめ。アロマ機能やダウンライトなど寝室用加湿器として便利な機能も備えています。
アイリスオーヤマ-超音波式加湿器 Rainbow drop （3,480円）
七色の光とアロマの香りで癒しの空間に
ボタンを押すごとに七色のレインボーカラーに変化。グラデーションに変化させることもでき、その日の気分によってカラーを楽しめます。お気に入りのアロマオイルを入れれば、香りでも癒されリラックスした時間を過ごせますね。
ダイヤルで加湿量を変更することができるのでお部屋の状態に合わせて、細かく調整できます。しずく型のころんとしたフォルムに木目調やピンクなどのカラーから選べます。見た目からも癒されるような可愛い寝室用加湿器をお探しの方におすすめです。
卓上タイプでおすすめの寝室用加湿器
AND・DECO-超音波加湿器 （3,499円）
コンパクトでありながらも広範囲まで加湿可能
奥行きが17cmとスリムな形で卓上でも使いやすい大きさです。コンパクトながらも対応面積は最大約8畳と寝室用加湿器としても充分な加湿能力です。3段階に加湿力を変更できるので、お部屋の広さや湿度に合わせて調整できる所も便利ですね。
色とりどりに変化するLEDライトやアロマ機能も搭載。就寝時のリラックス効果も期待できそうです。カラーバリエーションはホワイトやおしゃれなウッド調のものなど、インテリアにも溶け込むデザインの加湿器が揃っています。
BRUNO-パーソナル加湿器 （550円）
電気を使わずに優しく加湿してくれる
セラミック素材でできた自然気化式タイプ。 電源は必要なく、水を本体に注ぐとゆっくりと蒸発してながら周辺をじんわりと加湿してくれます。 部屋全体を加湿する力はないですがベッド周りで優しく加湿したい時におすすめです。
動物やサボテンの形はインテリアとして飾っておいても可愛いですね。 小さくて持ち運びもしやすいので、旅行先などに持って行くこともできて便利。 値段もお手頃なので部屋ごとに色々なデザインのものを置いたり、プレゼントしても喜ばれそうです。
LOMAYA-超音波USB加湿器 （1,979円）
密封設計で万が一倒してしまってもこぼれなくて安心
USBで充電ができる卓上タイプの超音波式加湿器です。コードレスで使えるので置き場所にも困りません。車や旅行先でも使用できて便利ですね。ペットボトル程のコンパクトさで多少不安定感はありますが、万が一転倒しても密封設計となっているので水がこぼれずに安心です。
稼働音は30db程で静音性も優れています。7色に光るLEDライトのイルミネーションや、ボタン一つで簡単に操作出来たりと機能も充実。次亜塩素酸水に対応しているので、冬の時期のウイルス対策として空間除菌もできますよ。
まとめ
快適に眠ることができる静かな寝室用加湿器がおすすめ
静音性や機能の充実を考えるとハイブリッド式の寝室用加湿器がおすすめです。就寝時にずっとつけておく場合は電気使用量も気になりますね。ハイブリッド式は電気代もそれほどかからず、機能の充実さやお手入れのしやすさなどバランスのとれたタイプといえるでしょう。今回はランキング形式でおすすめの寝室用加湿器をご紹介しました。快適に使用できる寝室用加湿器をみつけて健康管理に注意し、乾燥した冬を乗り越えましょう。
