フィルムタイプや和紙のタイプ、紙おしろいがついたものなど、あぶらとり紙にはたくさんの種類があります。どれを選んだらいいのかわからず、ティッシュで代用していませんか。あぶらとり紙で皮脂をしっかりオフした方が、メイク崩れや皮脂による肌トラブルを防げ、スキンケア効果も期待できますよ。そこで今回はおすすめの人気のあぶらとり紙をランキング形式でご紹介します。また、様々な種類の中からぴったりのあぶらとり紙を選ぶには、コツを押さえる必要があります。あぶらとり紙のタイプや選び方についても詳しく解説するので、あぶらとり紙のメリットを実感できていない方は参考にしてみてくださいね。
あぶらとり紙の特徴
顔の皮脂が取れ化粧崩れが防げる
あぶらとり紙とは、顔肌の上に押しあてる事で、皮脂がとれる紙の事。メイク直しの際、化粧崩れの原因である皮脂だけを取り化粧持ちを良くしてくれるため、女性にとっては必需品です。また、男性でも皮脂でテカった顔は不潔な印象を与えるため、あぶらとり紙を使用する方は多いです。
ニキビ予防などスキンケア効果が期待できる
あぶらとり紙は、肌から出た余計な皮脂を取ってくれるため、皮脂の毛穴詰まりが防げ、ニキビの予防にもなります。皮脂は放置しておくと肌の上で酸化、肌を守るヒアルロン酸を破壊し、シミやシワの原因となる可能性も。見た目だけではなく、スキンケアのためにも、こまめにあぶらとり紙で皮脂をオフする事が大切ですね。
あぶらとり紙の使い方
優しくおさえて皮脂を吸収する
皮脂が気になる部分にあぶらとり紙を指で優しく押し当て、皮脂を取ります。取れた実感が欲しいからと、肌に押し付けたり、ゴシゴシこすったりするのはやめましょう。皮脂を取った肌は、乾燥しやすくなっていますので、メイクの前は必ず化粧水で保湿する事も忘れないでくださいね。
あぶらとり紙の種類
和紙タイプ
程よい吸収力で肌への負担が少ない
和紙タイプは、紙製のあぶらとり紙です。使用感の良いなめらかな肌触りと、自然素材を使用しているため肌への負担が少ないのが特徴。テカリを抑える、皮脂を取り過ぎない程度の吸収力があり、顔が部分的に脂っぽい普通肌や混合肌の方におすすめです。
肌への優しさよりも、皮脂の吸収力を重視する脂性肌の方ならフィルムタイプを選びましょう。脂性肌の方が和紙タイプを使用した場合は、皮脂が取れず何枚も使用する事になりコスパが悪くなってしまいます。和紙タイプを使用したいなら、吸収力がより高くなる箔打法など製造方法を確認するか、大判のタイプを選ぶのも良いですね。
フィルムタイプ
吸収力や耐久性が高い
フィルムタイプは、ポリプロピレンでできており、耐久性や吸収力が高いのが特徴。肌のべたつきを完全に吸収できるため、顔全体がテカってしまう脂性肌の方におすすめです。使用した後、皮脂の吸収を目で確認しやすいため、取れている実感があって好きという方も多いです。
フィルムタイプは皮脂が取れすぎてしまう可能性があるため、肌への負担を考えるなら和紙タイプを選びましょう。肌への優しさを考えたい敏感肌の方がフィルムタイプを使用する場合は、使用法に注意。肌をこするのは絶対に止めて、肌の上に乗せて押さえるだけにしてくださいね。
あぶらとり紙の選び方
性別で選ぶ
女性はパウダーが付いていて化粧直しもできるものを
女性があぶらとり紙を使うのは、食事の後やメイクをしてから時間が経った時など、化粧崩れを起こしているタイミングが多いです。女性が選ぶ場合は、ファンデーションの上からも使えるかどうかがポイント。化粧直しがしやすく、肌に負担のかけない和紙タイプが良いですね。粉おしろいのついた高機能なあぶらとり紙もあり、皮脂を取ってパウダーを叩くという2工程が同時にできて便利です。
男性は皮脂の吸収力に優れたタイプを
男性があぶらとり紙を使うのは、皮脂による不快感を覚えた時や、身だしなみのためテカりが気になる時です。男性は皮脂の吸収を第一に選ぶのがポイント。力を入れても破れにくく、皮脂がしっかり取れるフィルムタイプがおすすめです。皮脂の量が多い方は、大き目のサイズを選ぶのが良いですね。夏に便利な汗も一緒に吸収するタイプもあり、一気に不快感を一掃できます。
香りの有無で選ぶ
香りが付いていると気分をリフレッシュできる
香り付きのタイプを選べば、皮脂が取れているさっぱり感だけではなく気分的にも爽快感が味わえ、よりリフレッシュ効果が高まります。あぶらとり紙の香りには、リフレッシュできるシトラス系の香りはもちろん、リラックスできるフローラル系の香りまでたくさんの種類があります。その日の気分や使用する時間帯に合わせて、香りのタイプを選んでみるのもおすすめです。
無香料は他の香りと混ぜたくない人におすすめ
化粧水やパウダーなど顔につける化粧品は、香りの良いものが多いです。香り付きのあぶらとり紙を使用すると、香りが混じってしまいせっかくの良い香りが台無しになってしまいます。現在の香りを変えたくない方は、無香料のあぶらとり紙がおすすめ。また、あぶらとり紙は皮脂の分泌が多い鼻の近くで使用し、香りをダイレクトに吸い込んでしまいます。もともと香り付きの商品が苦手な方は特に、無香料が良いですね。
あぶらとり紙のおすすめブランド・メーカー
よーじや
京女性のイラストでおなじみ
幕間に化粧直しをする舞台役者のために、約100年前の京都で生まれたよーじや。あぶら浮きだけ押さえられるため、肌の水分を奪わず乾燥しないと評判です。皮脂はしっかりとれるのに、肌に優しい和紙タイプを使用したい方におすすめです。
コーセー
吸収力の違いが選べる
化粧品の製造販売を行う日本の大手化粧品メーカーのコーセー。ファンデーションが有名なメーカーで、あぶらとり紙については皮脂の吸収力に力を入れています。吸収する皮脂具合で10倍や速効などから選ぶ事ができるため、皮脂の吸収力にこだわりたい方におすすめ。
資生堂
スキンケアも可能
日本を代表するコスメブランド資生堂。デパコスからプチプラまで、幅広い年齢層に支持され、あぶらとり紙も種類が豊富です。資生堂のあぶらとり紙は、皮脂以外にもくすみのもとや汗などが取れる高機能なタイプが多く、使い続ける事で肌がきれいになれます。あぶらとり紙を使う事で、スキンケアも行いたい方におすすめ。
マンダム
皮脂の吸収力NO.1
男性用化粧品においては、日本国内1位を誇る化粧品メーカーのマンダム。主力ブランドのギャツビーでは、あぶらとり紙を2タイプ販売しています。吸収力はNO.1と言われ、中にはギャツビー以外のあぶらとり紙は使えないという方がいる程。皮脂が取れたさっぱり感を、あぶらとり紙に一番に求める方におすすめです。
おすすめ＆人気のあぶらとり紙ランキング
和紙タイプでおすすめのあぶらとり紙
よーじや-あぶらとり紙 2冊組(1,580円)
あぶらとり紙の定番
使用している和紙は、緻密な組織のある特殊和紙を使用。箔打機で繰り返し叩きこむ事で、紙の繊維を活性化し抜群の吸収力を実現しました。力を加えず軽く押さえるだけで皮脂が取れるため、肌に優しいと評判です。
使用後はうるおいのあるバランスの取れた肌になれるため、メイク直し用のあぶらとり紙におすすめ。程よく残った脂分が、後に重ねるパウダーにぴったりと密着し、化粧崩れを防ぎます。大きさは9cmと大判サイズのため、脂性肌の方でも安心して使えますね。
シャネル-オイルコントロールティッシュ(5,280円)
シャネルのミラー付きあぶらとり紙
1枚1枚シャネルのロゴがついた、高級感のあるあぶらとり紙。あぶらとり紙は150枚入っており、名刺サイズとやや小さめなのに、吸収力もよく1枚で皮脂オフできます。ミラーつきのコンパクトケースは、普段鏡を持ち歩かない方の外出先の化粧直しに便利ですね。
シャネルなど高級コスメの消耗品は、自分ではなかなか買わないため、プレゼントにおすすめ。シャネルの他のコスメ同様に、リッチな気分になれる付属のベロアでできた専用ケースもついています。有料で名前を入れるサービスもありますので、誕生日など特別な日の記念にぴったりです。
資生堂-くすみのもとになる皮脂もスッキリあぶらとり紙(316円)
くすみの原因をしっかり吸着
和紙製でもしっかり皮脂が取れるタイプのあぶらとり紙で、ハンカチ四つ折サイズの大判タイプ。顔全体が脂っぽい方でも、1枚であぶらとりが完了します。目立つ赤い紙製のおしゃれなケースが、時間のない時でもポーチの中で見つけやすく便利です。
あぶらとり紙を使う事で、くすみケアなどスキンケアも行いたい方におすすめ。ハイドロキシアパタイトを配合したあぶらとり紙で、くすみのもとになる酸化皮脂を吸着します。使い続ける事で、すっきりとしたくすみのない素肌になれますよ。
コーセーコスメポート-ソフティモ ラチェスカ あぶらとり紙 ゴールド(303円)
皮脂がとれると金色に変わる
高吸脂パウダーを配合し、軽く押さえるだけでテカりのないさらさらの肌になれます。皮脂をしっかり吸収してくれるため、黒ずみや角栓が心配な毛穴ケアができますね。やわらかい紙を使用しており、肌に押し付けても肌の負担になりません。
あぶらとり紙で、皮脂が取れた実感を味わいたい方におすすめです。皮脂が取れると、金色に変わる新開発のシートでどれだけ皮脂が取れたのかがわかります。パッケージもあぶらとり紙もドット柄で大人っぽく、化粧ポーチの中がおしゃれになります。
無印良品-紙おしろい(190円)
紙おしろいだけで化粧直しが完了
吸収力のある麻入りの和紙に、おしろいを塗布したあぶらとり紙。おしろいのついた面を、肌に押し付けるだけで顔の皮脂をきちんと取りながら、おしろいが乗せられます。肌色を選ばない粉色で肌に適度にお粉が乗り、乗せた後は時間が経ってもよれません。
メイク直しの時間をできるだけ短くしたい方におすすめ。あぶらとり紙で皮脂をオフして、パウダーをのせるという2工程が省けるため、短時間でメイク直しできます。コンパクトを持ち歩かなくて済むため、バッグが小さい時など荷物を減らしたい時にも便利ですね。
オルビス-あぶらとり紙(325円)
高級あぶらとり紙と同じ製法
金沢の伝統の金箔打紙製法によって作られた、皮脂吸収力の高いあぶらとり紙。肌あたりがやわらかく、やぶれにくく丈夫なオルビスのあぶらとり紙は、京都の舞妓さんたちに昔から愛された逸品です。大判サイズでたっぷり使え、1枚で顔の皮脂をしっかりとってくれます。
カサカサになってしまうなど、現在使用しているあぶらとり紙の使用感に満足できていない方におすすめ。使用後はさっぱりと気持ちいいのに乾燥を感じない、バランスの取れたサラサラの肌になれます。他のあぶらとり紙を使用しても、結局オルビスに戻ってきてしまうと言われ評判も高いです。
コーセー-ローズオブヘブン あぶらとり紙(660円)
上品なバラの香りのあぶらとり紙
ブルガリアンダマスクローズの蜜と、保湿収れん作用のあるアルテア抽出エキスを配合。植物エッセンスを配合する事により、肌あたりがやわらかく、肌に負担をかけません。表面についたスムースパウダーが余分な皮脂を吸収し、さらさらのシフォン肌になれます。
香り付きのあぶらとり紙を使用したい方におすすめ。バラの天然香料を3種類ブレンドした深みのある上品な香りは、安っぽくない香りに癒されると好評です。プルポップタイプで1枚ずつ取り出しやすく、時間のないランチタイムのメイク直しにぴったりですね。
フィルムタイプでおすすめのあぶらとり紙
カネボウ-ビューティワークス あぶらとりフィルム(308円)
皮脂だけを吸収しうるおいのある肌に
青色のフィルムが皮脂を吸収すると透明になり、どのくらい皮脂が取れたのかが実感できるあぶらとり紙。丈夫なフィルムタイプで皮脂をたくさん吸収しても、破れたりせず安心して使用できます。ふたを押さえて開くと、1枚ずつ取り出せるのも便利ですね。
フィルムタイプの皮脂の取れすぎが気になる普通肌や、混合肌の方におすすめです。肌に押さえた瞬間、フィルムの表面にある皮脂クリア成分が皮脂をしっかり吸収。皮脂だけが取れた、うるおいのある理想的な肌にしてくれます。
白元アース-STF オイルクリアフィルム(233円)
脂性肌でも1枚でOK
フィルムタイプでもやわらかく、肌に優しいあぶらとり紙。皮脂を吸収すると透明になるフィルムで、取れ具合が目にみえます。蓋を開けるとあぶらとり紙が1枚ずつ自動で出てくるため、取り出しにくさもなく使いやすいです。
紙タイプでは2、3枚使ってしまうような強力な皮脂でも、特殊フィルムがしっかり吸収します。あぶらとり紙は、皮脂の吸収力を一番に考える方におすすめ。皮脂だけを吸収し、肌のうるおいはキープしてくれます。
コーセー-コンビニック セレクティ フラワー フレグランス あぶらとりフィルム(415円)
やさしい香りのフィルムタイプ
柔らかなフィルムタイプが使いやすく、小鼻など凹凸のある場所でもぴったりフィットし、皮脂を吸収してくれます。肌の表面を押さえるだけで、皮脂のベタつきを瞬時に吸収。しっとりサラサラな肌になり、化粧のりも良くなるあぶらとり紙です。
皮脂の吸収力も、香りによる癒し効果もほしい方におすすめ。フィルムタイプでは珍しい香り付きのあぶらとり紙は、皮脂はしっかり取れ、フルーティフローラルのやさしい香りが癒されると好評です。時間のない時でもストレスにならない、1枚ずつ取り出しやすい構造は便利ですね。
資生堂-汗もスッキリあぶらとりフィルム(316円)
汗も取れて夏にぴったり
特殊加工されたミクロの穴があいたフィルムで、皮脂を吸着し汗も吸収します。やわらかな素材で肌の表面にあてやすく、皮脂のみが取れ肌にうるおいがある理想的な肌に。ピンクストライプのパッケージがシンプルで、男性も持てるデザインです。
夏場や梅雨時の、汗と皮脂が混ざりやすい季節にぴったり。暑い季節でも汗と皮脂をダブルでとってくれるため、手軽にすっきりできるので便利ですね。夏場は特に肌が脂っぽくなってしまう方で、顔に汗をかきやすい方におすすめです。
メンズ向けでおすすめのあぶらとり紙
マンダム-GATSBY あぶらとり紙(209円)
半端ない皮脂の吸収力
メンズあぶらとり紙の定番で、皮脂の吸収力が半端なく、他は使えないと評判のあぶらとり紙。皮脂が取れた箇所が透明に変わり、目に見えて実感できるのも良いですね。手のひらサイズが使いやすく、強めに押し当てても破れにくいフィルムタイプです。
毛穴の奥の皮脂まで吸い取る、ブラックフィルムを使用。今まで絶対に皮脂で化粧崩れをしてしまった、女性の方にもおすすめです。就寝前にGATSBY あぶらとり紙で皮脂を吸収すれば、ニキビができにくくなりスキンケア効果も期待できますね。
コーセー-コンビニック セレクティ セレブ 超強力あぶらとり紙(343円)
メンズも使える和紙タイプ
コーセーで展開するあぶらとり紙の中でも、最高値の10倍の吸収力があるあぶらとり紙。少し硬めの紙質で、皮脂を吸収すると黒色に変わるので、取れたのが目で確認できます。少し押さえるだけでもしっかりと皮脂が取れ、脂性肌の方でも1枚で顔全体の皮脂が取れるのも良いですね。
2重の吸収粉体層と高級亜麻紙の3重構造で、毛穴に詰まった皮脂までしっかり吸収します。男性特有のしつこい皮脂も吸収してくれる和紙タイプで、肌の優しさを考えたあぶらとり紙を探している男性におすすめ。おしゃれなプッチ柄のケースは、持ち歩きに便利ですね。
ストーリア-MARO デザインフェイスシート(341円)
スキンケアできる洗顔シート
シトラスムスクの香りが気持ちよく、1日に1枚使用しても1ヶ月以上使える42枚入りでコスパの良い洗顔シート。洗顔シートのウェット感が特に夏には爽快で、顔だけではなく首筋までふける大判サイズです。極細繊維が皮脂をしっかり吸収し、ベタつきをすっきりと落としてくれます。
抗酸化作用で肌の若返り効果のあるビタミンEや、肌のキメを整えるハマメリス葉エキスを配合。皮脂を押さえると同時に、スキンケアもしたい方におすすめです。スベスベな肌になれ、使う度に清潔感が増しますね。
あぶらとり紙専門店 象-あぶらとり紙メンズ(420円)
京都の象あぶらとり紙
丈夫なマニラ麻を使用、化学薬品を一切使わず自然素材にこだわったあぶらとり紙です。紙の繊維をつぶし高密度で仕上げる金箔職人製法で、皮脂をすばやく吸収。皮脂や汗をしっかり吸収するのに、表面はさらさらしており肌あたりが良いのもポイントが高いです。
象で展開する他のあぶらとり紙に比べると、メンズは厚めでしっかりとした紙質が特徴。大量の皮脂で紙が破れてしまうという事がないため、強力な脂性肌の方におすすめです。眼鏡のレンズ拭きとしても代用できるのは、便利ですね。
まとめ
無香料の和紙タイプのあぶらとり紙がおすすめ
あぶらとり紙で肌に優しく皮脂を取りたいなら、無香料の和紙タイプのあぶらとり紙がおすすめです。和紙タイプであれば、天然素材で出来ているため肌への負担が少ないです。皮脂の吸収力もあぶらとり紙の製法や大き目サイズを選べば、男性や脂性肌の女性の方でも大丈夫。また、無香料のタイプは、他のコスメの香りを邪魔しないためいつでも使えるのが良いですね。今回はおすすめのあぶらとり紙をランキング形式でご紹介しました。ぜひ自分専用のあぶらとり紙を探して、どんな時でもさっぱりとした清潔感を保って下さいね。
