おすすめのロケットストーブ人気比較ランキング!【キャンプにも】

ロケットストーブはキャンプや災害時の備えとして人気を集めています。そこで今回はロケットストーブをランキング形式で紹介していきます。また、ロケットストーブの特徴や注意点、原理などの他に選び方のポイントも紹介していくので、ロケットストーブ選びの際はぜひ参考にしてみてください。ロケットストーブは温まりながら調理も出来るので、キャンプがより快適になりますよ。

ロケットストーブとは?

電気やガスを使わない小型のアウトドア向けストーブ

ロケットストーブとは、少しの燃料でも高温で燃焼するアウトドア向けのストーブです。暖を取ったり、調理に使ったりすることができ、身近な材料で自作することもできます。灯油などの化石燃料を必要とせず、東日本大震災で注目を浴びたことで全国的に知られるようになりました。

ロケットストーブの特徴

煙突と燃焼室で構成される

ロケットストーブは煙突と燃焼室がL字型となる構造になっています。煙突の内部にある空気が燃焼室の火によって暖められて上昇気流が発生、同時に負圧が生じ、下から外気が吸い込まれるという原理です。この原理は煙突効果とも呼ばれ、燃料を効率よく燃焼させる現象として知られています。

煙突効果を使って高温燃焼させる

ロケットストーブは煙突効果を利用するため、少ない燃料でも効率的に燃やすことができます。また、火の勢いが増すほどに上昇気流も強くなり、燃料が高温で燃えることが特徴です。燃え始めは、木などの燃料が燃え残ることもありますが、火の勢いが増すにつれて再燃焼するため燃料がほぼ残りません。

ロケットストーブの種類

薪式

自然の中でも手に入りやすい枯れ葉や木材が燃料

薪式のロケットストーブは、その名の通り薪が燃料です。ホームセンターなどで売っている薪以外にも、枯れ葉や木を燃料にすることができます。林や森が近くにある環境なら災害時にもすぐに使える手軽さがあるため、災害用キットなどと一緒に保管しておいてもいいかもしれませんね。

また、薪式のロケットストーブは使用後の割りばしなど、普段はごみとして扱う木材を燃料にすることもできます。そのため、ごみも再生可能な燃料である、というエコな考え方を子ども達に学ばせてあげられることもできますね。災害時などのサバイバル術と一緒に教えてあげるとさらに効果的なのではないでしょうか。

ペレット式

搬送や保管に便利な木質ペレットが燃料

ペレット式のロケットストーブは、木質ペレットが燃料です。木質ペレットは端材などを圧縮して作られるエコ燃料として知られます。ストーブやボイラーの燃料として使われることも増えてきており、圧縮されていることで火が長持ちする特徴があります。

また、木質ペレットは紙袋などに入れて販売されていることが多く、運搬や保管がしやすいという特徴も。薪式と比べて、燃料となるペレットをある程度保管しておくためのスペースを考える必要がありますが、薪式よりも火が安定しやすくて火力がより高いというメリットがあります。調理するなら、火力が高くて安定性のあるペレット式が使いやすいでしょう。

ロケットストーブの選び方

運びやすさで選ぶ

収納バッグが付属していると運びやすい

ロケットストーブを運ぶ時は収納バッグがあると便利です。運ぶ時に手が汚れにくいですし、運んでいる間にパーツを紛失するリスクも減らせます。また収納バッグの持ち手の部分もチェックしましょう。肩掛けできれば、1度に多くの荷物を運び出したい災害時にも運びやすくなります。またキャンプでも、キャンプサイトと車を何度も往復しなくてもよくなるのでおすすめです。

軽ければ持ち運びの際に負担が減る

ソロでリュックを背負ってキャンプをする本格派なら、なるべく軽いロケットストーブが便利です。キャンプサイトまでの移動も楽になり、道中の風景を楽しむ余裕にもつながります。ロケットストーブはダッチオーブンなどのように、どうしても重くなってしまうギアとは違います。軽さに長けて、持ち運びやすいロケットストーブもあるので、重さをチェックしてみてください。

使う場所で選ぶ

自宅の庭なら焼却炉としても使える据え置き式がおすすめ

自宅の庭に設置するなら据え置き式がおすすめです。据え置き式は持ち運びには向かないものの、燃料がたくさん入って火力が強いというメリットがあります。安定性も高く、バーベキューの際も転倒のリスクを減らすことも可能です。またちょっとした焼却炉としても活躍できるため、燃えるゴミ用のゴミ袋の節約もできます。さらに庭のインテリアとして使うのもおすすめです。

キャンプなら収納しやすい折り畳み式がおすすめ

キャンプでロケットストーブを使う時に心配なのは収納性の高さです。テント、タープ、テーブルにアウトドアチェアなどと、キャンプにはたくさんのギアが必要ですからね。折りたたみ式のロケットストーブなら、車のラゲッジルームの隙間にも収納できますし、ギアを詰め込んだリュックも圧迫しません。寒い季節のキャンプには折りたたみ式が便利なのでおすすめです。

構造の違いで選ぶ

煙突があれば火力が高くなる

ロケットストーブは煙突があれば火力が高くなります。煙突があるぶん、上昇気流が発生しやすく、外気をたくさん取り込めることで火力向上につながるためです。そのため、お湯を沸かしたり強火の調理をしたりする時は煙突があるタイプが便利です。また中には煙突とストーブのボディの2ヶ所で調理できるタイプもあります。使い分けが必要ならチェックしてみてくださいね。

本体が断熱材で満たされていると火傷の心配が少ない

ロケットストーブの金属部分は高温になり、触ると火傷の危険性があります。心配な方は、断熱構造を用いたロケットストーブを選ぶことで、本体に触れても火傷をしにくくなりますよ。お子さんと一緒にロケットストーブを使うときにも安心ですね。また、煙突がないロケットストーブなら、安定性も高まるのでおすすめです。

ロケットストーブのおすすめブランド・メーカー

BUNDOK(バンドック)

キャンプ用品の総合メーカー

バンドックはキャンプ用品メーカーです。キャンプでも使いやすい、折り畳み式のロケットストーブをラインナップ。持ち運びやすさと設置しやすさが両立しているのはキャンプ用品メーカーならではですね。

Ecozoom(エコズーム)

世界的なロケットストーブメーカー

エコズームは世界でロケットストーブを販売しているメーカーです。先進国ではキャンプ用品として、また発展途上国の人々の生活を豊かにするエココンロとして販売しています。

Lixada(リクサダ)

中国のアウトドアブランド

リクサダは中国のアウトドアブランドです。ステンレス製の、薪とペレットどちらも使えるロケットストーブを販売しています。燃料を選ばない手軽さと、価格が安価なことが特徴です。キャンプなら雰囲気が出やすい薪、ベランピングなら手軽にペレット、といったように使い分けることも可能です。

LIFTOFF(リフトフ)

手軽な自作ロケットストーブキットも販売

リフトフは、焚き火が大好きな金田氏が作り上げたブランドです。焚き火感をより強く感じられる、ペール缶を使ったロケットストーブなどを販売しています。自作キットもあるので、作る楽しさも体験できるのが嬉しいポイントですね。

おすすめ&人気のロケットストーブランキング

薪式でおすすめのロケットストーブ

BUNDOK-ロケットストーブ (7,920円)

キャンプでも使いやすい小型ロケットストーブ

ステンレス製で、重さが約3.0kgのロケットストーブです。持ち運びにも便利な軽さで、ステンレス製なので錆にも強いので汚れたら気軽に水で洗うことができます。収納時は高さ505mm、幅155mm、高さ170mmの直方体になるため、収納もしやすいですね。

調理器具を置く場所は2ヶ所。煙突の上と燃焼室の上です。煙突の上でお湯、燃焼室の上でカレー、といったように、2つの作業を同時に進めることができます。錆びにくく、持ち運びに便利なロケットストーブを探している方におすすめです。

LIFTOFF-焚火缶キット (12,370円)

ペール缶で簡単に自作できるロケットストーブキット

ペール缶に取り付けるロケットストーブの自作キットです。取り付けパーツのサイズが20Lのペール缶に合わせられており、組み立て方が記載されているので、初めての自作ロケットストーブにもぴったり。ペール缶を合わせた重さが3.5kgと軽いこともポイントです。

煙突も直径120mmあり、ケトルだけでなく、小型の鍋を置くことができる程度の安定性があります。天板も十分なスペースがあるため、鉄フライパンのシーズニングもできるでしょう。ロケットストーブを手軽に自作してみたい方におすすめです。

TWIN GRILL-WANKO (25,000円)

アタッシュケース付き防災用ロケットストーブ

防災安全協会に認定されている防災用ロケットストーブ、わんこです。災害時の持ち運びにも便利なアタッシュケース付きなので、もしもの時も素早く持って逃げることができます。また、ケースは余裕があるので、ガスバーナーや軍手なども一緒に収納しておくことも可能です。

煙突は五徳を乗せて使うことができますし、燃焼部は焼き網などを乗せて焼き鳥を焼くこともできます。ストーブの周りに集まれば、暖を取ることもできるので、電気などのライフラインがストップした時も安心です。万が一の備えとして、1台用意しておくのはいかがでしょうか。

Lynx Cabin-組み立て式薪ストーブ (8,685円)

ブッシュクラフトにも最適な火打石と火吹き棒セットのロケットストーブ

通気性のいいメッシュの収納バッグと一緒に、火打石と火吹き棒が付属しています。ですので、ストーブと一緒に麻ひもやチャークロスなどを収納バッグに入れておけば、火起こしもしやすいでしょう。着火したら火吹き棒を使って酸素を送れば、火力も安定させやすいですね。

ロケットストーブに着火する時はバーナーでもいいですが、バーナーは燃料が尽きたら使えないというデメリットもあります。ですが、火打石なら燃料切れの心配はないでしょう。ブッシュクラフトを学びながらロケットストーブを楽しみたいという方におすすめです。

鉄工芸ツヨニー-移動式ピザ窯ロケットストーブ (250,800円)

鋼板を使用した移動式の本格ピザ窯

ピザ窯としても使えるロケットストーブです。外付けオーブンが付属しており、暖を取りながらピザを楽しむことができます。オーブンプレートや火皿が付属しているので、ロケットストーブが到着したらすぐにピザを焼けますね。

ただ、重さが約26kgと、持ち運びにはあまり向いていないと言えます。ただ、自宅の庭にピザ窯が欲しい方には使いやすいでしょう。レンガなどでピザ窯を作ると移動は難しいですが、このロケットストーブなら男性なら2人程度いれば移動することができます。庭の模様替えの際にも便利ですよ。

TOMSHOO-ロケットストーブ (3,823円)

コスパに優れた初心者モデル

こちらのロケットストーブはコスパに優れた折りたたみ式のロケットストーブです。また、コスパに優れているだけでなく、537gと軽量なことや、ステンレス製であることから、十分な性能を兼ね備えていると言えるでしょう。収納バッグも付属しているので、持ち運びにも便利ですね。

軽量のロケットストーブには、風によって倒れるリスクがあります。ですが、こちらのロケットストーブは、背面に足を取り付けることができるため、風が吹いても安定性を確保できます。価格帯が低いことからも、初めてのロケットストーブとしておすすめです。

tent-Mark DESIGNS-マキコン3 (12,980円)

ツインバーナー並みの火力を発揮するロケットストーブ

煙突と燃焼室上の2ヶ所で調理することができます。また、そのどちらも高火力なのが大きな特徴です。米4合と、1.5L程度の汁物を同時に、30分ほどで調理できるほどの火力があるので、カレーを調理しながらごはんを炊くこともできます。家族でのキャンプにもちょうどいいですね。

キャンプの調理にはガス缶を使ったツインバーナーが便利ですが、ガス缶は意外とコストがかかり、缶の処理が手間という一面もあります。ですが、このロケットストーブは火力が高いことでツインバーナー並みの活躍が期待できるでしょう。燃料は薪なので、コスパにも優れていますよ。

エコ楽ーロケット ジャンボ (21,390円)

ロケット形状のユニークなロケットストーブ

ロケットをモチーフに、燃焼室と煙突が一緒になっているタイプのロケットストーブです。見た目のユニークさもさることながら、直径150mmの燃焼筒が高い機能性を発揮する1品。筒に断熱材が入れることで火力を強め、安全性も確保しています。

組み立ては脚を組む、ロストルを乗せる、筒を差し込む、五徳を乗せるの4ステップ。とても簡単なので、女性やお子さんにも優しいですね。ロケットストーブの名前をそのまま形にしたようなユニークな形は、お子さんにもきっと喜ばれますよ。

ペレット式でおすすめのロケットストーブ

Lixada-折り畳み屋外ロケットストーブ (3,911円)

薪とペレットどちらも使えるロケットストーブ

こちらのロケットストーブの最も大きなメリットは薪とペレット、どちらの燃料も使えることです。用意していたペレットを使いきっても、薪を入れて使うことができるため、災害時にも使いやすいでしょう。収納時には高さ8.3cm、幅7.5cm、奥行き22.7cmの直方体になるので、収納のしやすさもあります。

重さは619gと片手で持ち運ぶことができるでしょう。ペレットなどの燃料投入口も、縦12cm、幅11.5cmと広いので、女性やお子さんでも燃料を入れやすいですね。ペレットと薪、両方使えるロケットストーブを探している方におすすめです。

イマココ電力-KIRINSAN (35,000円)

キリンデザインがキュートなロケットストーブ

キリンをモチーフにしたロケットストーブです。頭の部分が煙突、胴体部分は炎道、お尻の部分は燃料筒となっています。煙突での調理はできませんが、炎道になっている天板で高温調理、天板下のベース板では低温調理をすることができます。

燃料筒にペレットを満タンに入れると、40分から50分程度は燃焼が持続するので、調理に十分な燃焼時間を確保できます。また足をペグで固定すれば転倒を予防することができ、より安全に使えるので、周囲にお子さんがいても安心です。かわいいデザインのロケットストーブを探している方におすすめです。

安定性の高さでおすすめのロケットストーブ

ecozoom-Versa (26,800円)

耐熱構造で火傷の心配が少ないロケットストーブ

本体を耐熱構造にすることで火傷の心配が少なくなっています。また、煙突がないタイプなので安定性が高く、ストーブ転倒のリスクも低いという特徴もあり、安全性への配慮が十分にあるモデルです。小さなお子さんや高齢の方がいる方でも安心して使うことができますね。

耐久性能が13,000時間と十分にあり、1回の調理時間を30分として1日に3回調理したとして、23年間は使える計算になります。重量が6.5kgで、持ち運びしやすい収納バッグも付属しているため、災害用としてもキャンプ用としても使い勝手がいいですね。安定性と持ち運びやすさがあるロケットストーブを探している方におすすめです。

VICTORY CAMP-ネイチャーストーブ Bear (23,100円)

小窓から火を楽しむことができるロケットストーブ

こちらは燃焼室に小窓がついているタイプのロケットストーブです。小窓が付いているので、調理をしたり、暖を取ったりしながら火のゆらめきを楽しむことができます。また、小窓にデザインされたベアもおしゃれです。

火は、f分の1ゆらぎという、癒し効果のある動きをしています。また、その癒しを求めて、キャンプではたき火、という方も多いのではないでしょうか。でも、このロケットストーブなら火のゆらぎも楽しむことができます。たき火に比べると、後片付けも簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

コニファーコーン-パイロマスター2 (9,900円)

バイクでのソロキャンプにも使いやすいコンパクトサイズ

こちらは、折りたたむと幅123mm、奥行き22mm、高さ158mmとコンパクトになるロケットストーブです。見た目は普通の焚き火台と変わりませんが、内部が二重構造になっており、二次燃焼を引き起こす仕組みになっています。そのため、コンパクトながらも高い火力を発揮できます。

五徳がフレームに一体化していて、重量のあるスキレットや、2Lサイズのやかんにも対応するほどの頑丈さがあります。バイクでのソロキャンプなどの場合、持っていくギアはコンパクトなほうが便利でしょう。頑丈で実用性があり、たき火と調理のどちらにも使えるロケットストーブはとても便利ですよ。

ecozoom-Plancha (79,800円)

本格的な料理ができる、据え置き型ロケットストーブ

こちらは据え置き型のロケットストーブで、燃焼室が2つあるタイプです。上部に大きな鉄板がついていることで、同時に調理・保温ができるのが特徴です。一例として、ダッチオーブンで煮物料理を作りながら、スキレットでステーキを焼き、更に奥ではヤカンでお湯を沸かすなどの使い方ができますね。

温かい料理を一度に提供したり、大人数の料理を一度に作りたい方におすすめ。火力は、1Lの水を約5分で沸騰させることができるほど高く、耐久性も十分にありますよ。

まとめ

安全で高火力な「ロケットストーブ」がおすすめ

ロケットストーブは、簡単な構造で、高い火力を発揮できる高性能なストーブです。キャンプでの活躍はもちろんのこと、災害時にも活躍してくれるでしょう。そして、どちらの場面でも、火力の高さと安全性の高さは必要なのではないでしょうか。火力が高く、安全、かつ愛着のわくロケットストーブを探してみてください。

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