乾電池を購入するとき、どれが一番合っているのか、どれを買えばいいのか迷ってしまうことがありますよね。乾電池と一口にいっても、種類も形もさまざま。そこで今回は、おすすめの乾電池をランキング形式でご紹介します。乾電池の種類や選び方も詳しくご紹介するので、乾電池選びに迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
乾電池の特徴
暮らしの中で身近にあり日常生活に欠かせないもの
どこの家庭にも必ずひとつは乾電池を使用している機器がある、といっても過言ではありません。そのくらい乾電池は、人々の日々の生活の中で大切な役割を担っています。暮らしの中で身近にあり、日常生活に必要不可欠な存在といえますね。
さまざまな用途に用いることができる
乾電池は種類にもよりますが、家の中や外出先、さまざまな用途で使用することが可能です。テレビのリモコンやパソコンのマウス、子どものおもちゃなどあらゆる場所で大活躍。普段何気なく何気ない場所で、実は乾電池を使っていたということもあるかもしれませんね。
乾電池の種類
マンガン乾電池
テレビのリモコンや時計など日常生活の必需品
マンガン乾電池は、テレビのリモコンや時計など日常生活で使用するものに使うことが多いです。使い続けると電力が下がりますが、休み休み使用すると電力が回復するというのがマンガン乾電池の特徴です。また、スーパーやどこのお店にも売っているので、すぐに手に入れられるのもポイント。
マンガン乾電池は、大きな電流を必要とするような機器には不向きです。しかし微弱な電流を使用する機器、連続使用しない機器の場合にはマンガン乾電池が最適。比較的安価で購入できるので、手軽に使用しやすく使いやすいのがポイントです。
アルカリ乾電池
デジタルカメラなど大きな電力が必要なときの必需品
アルカリ乾電池は、マンガン乾電池よりも大きな電流を流すことができるのが特徴。そのため、デジタルカメラや電子ゲーム機など大きな電力が必要なときに大活躍します。アルカリ乾電池はパワーがあるだけでなく長持ちするので、連続使用するときにも最適です。
アルカリ乾電池とマンガン乾電池は、お互いの特性が違うため、併用してしまうと電力を弱めてしまったりとデメリットが発生することがあります。普段はあまりアルカリ乾電池を使用せず、マンガン乾電池ばかり使うという人も多いかもしれませんね。しかし、アルカリ乾電池しか使用できないものもあるので、ひとつ家庭に置いておくと、いざというときに役立つのでおすすめ。
乾電池の選び方
充電機能で選ぶ
安くてどこでも手軽に手に入れたいなら使い捨て乾電池
日頃から電池の使用量が多いため、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、どこでも手軽に乾電池を購入したい、という人には使い捨て乾電池がおすすめ。使い捨て乾電池は、さまざまな場所で比較的安価で手に入れられます。また、もしものときのための予備として買っておくときでも、安価であれば大量に購入しておくこともできますね。
乾電池の補充の手間を省きたい人は繰り返し使用できる乾電池
乾電池の中には、使い捨てではなく充電して何度も繰り返し使用できる充電池というものもあります。使い捨て乾電池に比べて値段が高く、電池を充電するための充電器を買う必要があります。しかし充電池は一度購入すると数百回から数千回繰り返し利用可能なので、何度も購入する必要がなくなり実はかなり経済的。必要な時に家の中に電池がない、という心配もありません。
使用機器に合わせてサイズで選ぶ
テレビやパソコンのマウスに使用するなら単四電池
一般的に家庭で使用される乾電池の中で、最も小さくて細いのが単四電池です。比較的新しいテレビのリモコンやパソコンのマウスは、この単四電池であることが多いので、ほとんどの家庭で使用されているといっていいでしょう。自宅で毎日テレビを観る人や、パソコンを頻繁に使用しているというのであれば、単四電池を選ぶのがおすすめ。
目覚まし時計や懐中電灯には単三電池
単三電池は、目覚まし時計や懐中電灯に使用されていることが多いです。古い型のテレビのリモコンには、単三電池が使用されている場合もあります。子どものおもちゃや電子ゲーム機にも単三電池が多く使用されているので、子どものいる家庭では単三電池をストックしておくと便利。また、懐中電灯など災害時に役立つものに使用するケースがあるので、長期保存用としてもおすすめです。
使用推奨期限で選ぶ
万が一に備えての保存目的なら使用推奨期限の長いものを
災害や停電など、万が一のときに備えて乾電池を用意してある家庭も少なくありません。しかし、使用推奨期限を確認せずに購入して、いざ必要になったときに期限が切れていて使えないということもあり得ます。長期保存用に購入するのであれば、必ず使用推奨期限を確認し、5年から10年程度を目安に購入するのがおすすめ。
日常生活ですぐに使用するなら使用推奨期3年以上を目安に
保存用ではなく、日常生活で使用するために購入するのであれば、使用推奨期限は短くても特に問題はありません。しかし、今現在使用している乾電池が使えなくなったら使う、という場合もあります。乾電池はいつ使えなくなるかが予想できないことがほとんどなので、少し余裕を持って、使用推奨期限3年以上のものを目安に選んでおくのがおすすめ。
処理方法で選ぶ
エコを意識するならリサイクルできるものを
環境問題が大きく取り上げられている昨今、できる限りリサイクルにだしてゴミを出さないと考える人も少なくありません。そんな時には、使用後にリサイクルできるタイプの乾電池を選ぶのがおすすめです。また、製造時の環境負荷を軽減し環境に配慮されている乾電池もあるので、合わせて確認してみるのもよいでしょう。
処理を楽にしたいならゴミの日に出せるものを
乾電池の使用量が多いから、とにかく処理を楽にしたいという人には、ゴミの収集日に他のゴミと一緒に簡単に捨てられる乾電池を選ぶのがおすすめ。地方自治体によってゴミの回収の仕方は異なるため、捨てる前に確認する必要はあります。しかし、ゴミの収集日に回収してくれるものであれば、捨て方がわからなくて使用済みの乾電池が家に貯まってしまうという心配も防げます。
乾電池のおすすめブランド・メーカー
パナソニック
ギネスを取得した世界ナンバー1
パナソニックの単三アルカリ乾電池は、世界一長持ちするとしてギネス世界記録に認定されています。とにかく長持ちする乾電池がいいならパナソニック一択といえます。また、アルカリ乾電池、マンガン乾電池ともに種類が豊富なのもポイント。
三菱電機
総合性能に優れている
三菱電機の乾電池は、長期保存ができてなおかつ長持ちするのが特徴。耐漏液性能で未使用時の漏液が起こりにくいのもポイントです。また、性能に優れているにも関わらず、コストパフォーマンスもいいのでまとめ買いに最適です。
東芝
長持ちで安心
東芝の乾電池は長持ちハイパワーなので、いつでも高性能を発揮します。緊急時や災害時用に買い置きしておいても安心。また、種類が豊富なので、自分の用途に合わせてほしいものを見つけることができます。
maxell(マクセル)
アルカリ乾電池を日本で初めて商品化
マクセルの特許技術による液漏れ防止設計で安全安心に使用可能です。日本で初めての商品化に成功したアルカリ乾電池は、10年間の液漏れ補償付き。災害時など万が一に備えた買い置き用に常備しておくのにおすすめです。
おすすめ&人気の乾電池ランキング
マンガンでおすすめの乾電池
東芝–マンガン乾電池キングパワークリーク (100円)
エコパッケージで環境にも配慮
継続的ではなく、断続的に使用したり、大きい電力を使用しない機器に最適の乾電池。ラジオや懐中電灯、時計などに使用する人におすすめです。また2本で1セットなので、一人暮らしで大量の乾電池はいらない、という人にも便利です。
単四形の乾電池には、ポリオレフィン系素材を使用したエコパッケージが採用されており、環境に配慮した乾電池です。環境問題やエコが気になる人にも手に取りやすいですね。エコパッケージでもしっかり密封されているので、緊急時用の備えにもおすすめです。
三菱–マンガン乾電池R03UD(95円)
抜群のコストパフォーマンス
使用推奨期限は2年と短いので、長期保存や緊急時の備えとしてはあまり向いていません。しかし、コストパフォーマンスがよく使いやすいので、普段使いとしては最適です。たくさん使用しても経済的負担が少ないのもポイント。
小さな電流を必要とするテレビのリモコンや時計、短時間のみ使用するものなどに適しています。手軽に手に取りやすいだけでなく、しっかりパワフルで長持ちしてくれます。ひとつ持っておくと重宝すること間違いなし。
マクセル–マンガン乾電池ブラック(165円 )
使用後もリサイクル可能
マクセルは、乾電池の包装部材から塩化ビニールを取り除き、環境に配慮したパッケージを使用しています。またパッケージに使用される紙類も再生紙を使用しており、徹底した環境対応パッケージです。環境問題への関心がある人には最適。
さらに乾電池の使用後は資源としてリサイクルにできるので、ゴミの発生を抑えることができます。使用推奨期限は2年と短いため、長期保存や災害時の備えとしてはあまり向いていません。しかし、環境に配慮した製品であるため、ゴミの発生が気になる人にとっても普段使いとして使用しやすいというメリットがあります。
パナソニック-マンガン乾電池ネオ(195円 )
長持ちで使いやすい
休み休み使用することで電圧が回復するマンガン乾電池は、リモコンやラジオ、時計などの使用に最適です。マンガン乾電池ネオは従来のパナソニックのマンガン乾電池よりも長持ちで使いやすいのが特徴です。使い捨てでも長持ちさせたいという人には、パナソニックのマンガン乾電池ネオがおすすめ。
マンガン乾電池ネオの使用推奨期限は2年と短めです。そのため、長期保存や万が一の備えにはあまり向いていません。しかし、自宅で毎日使う時計やテレビのリモコンなどに使用でき、普段電池をさまざまな場所で使っている人には手軽に使えるのでおすすめです。
アルカリでおすすめの乾電池
三菱–アルカリ乾電池(1,130円)
コストパフォーマンスに優れている
三菱のアルカリ乾電池は、コストパフォーマンスに優れているのが特徴。長持ち性能にも優れているので、家でたくさん乾電池を使用するから、安くてなるべく長持ちする乾電池がほしいという人に最適の乾電池です。まとめ買いしても経済的負担が少ないのがいいですね。
使用推奨期限は4年なので、災害時や緊急時の備えとしてよりも普段使いにおすすめ。長期保存しても、性能劣化が少ないという信頼と実績を兼ね備えています。万が一、使用するのを忘れて3、4年経ってしまった、というときでも安心です。
パナソニック-エボルタNEO乾電池(1,650円 )
ギネス記録認定の長持ち度
単三形のエボルタNEO乾電池は、ギネス記録に認定された世界ナンバー1の長持ち度を誇ります。乾電池の持ちをなによりも重視したい人におすすめです。乾電池を使い始めてすぐに使えなくなるということがないのがいいですよね。
パナソニック独自の技術により、長持ち性能だけでなく、液漏れ防止性能にも特化しています。液漏れ防止性能で液漏れしにくく信頼性のおける安全設計。今まで使用していた乾電池は、数年使わずにいたら液漏れして使えなかったという経験のある人におすすめです。
パナソニック-アルカリ電池(999円)
信頼のおけるロングセラー
パナソニックのアルカリ乾電池の中でも、ロングセラーの人気を誇る信頼性のある乾電池です。長持ち性能で連続使用もでき、なおかつ幅広い機器に使用することができます。そのため、災害時や緊急時など、万が一長時間の使用や連続の使用が必要になった場合でも使用が可能。
パナソニック独自技術の液漏れ防止製法が組み込まれたアルカリ乾電池です。液漏れの原因の大半を占めるガスを、約15パーセント削減することにも成功した安心安全性も兼ね備えています。液漏れによる機器の破損が心配という人の不安を軽減してくれますよ。
マクセル–アルカリ乾電池ボルテージ(699円)
特許技術による液漏れ防止設計
マクセルのアルカリ乾電池ボルテージは、特許技術による液漏れ防止設計が特徴。10年間の液漏れ補償付きなので、万が一液漏れした場合でも交換、修理をしてもらうことができます。液漏れが心配で長期保存しておくのが心配という人におすすめですよ。
使用推奨期限も10年と長期のため、災害時や緊急時の備えとしても最適。しかも、パッケージにはミシン目が入っているので、使いたい分だけ切り取って使用することが可能です。封を切ったら乾電池がすべてバラバラになってしまうということがなく、使わないものはパッケージのままバックの中などに入れておけます。
マクセル–アルカリ乾電池LR6GD(398円)
老舗のアルカリ乾電池
日本で初めてアルカリ乾電池の商品化に成功したのがマクセルです。デジカメなどの大きな電流が必要な機器から、テレビのリモコンや時計などの小さな電力を必要とする機器まで、幅広い用途で使用できます。家にひとつあると大活躍間違いなし。
使用推奨期限は5年なので普段使いだけでなく、災害時や緊急時の備えとしても適している乾電池です。コストパフォーマンスもよく、経済的負担が少ないのもポイント。気軽に手に取れて性能抜群なので使いやすいです。
充電式でおすすめの乾電池
パナソニック-充電式エボルタ(754円)
1回の使用時間が長持ち
充電式エボルタのお手軽モデルは、テレビのリモコンなど消費電力の少ない製品に最適です。約1000回の繰り返し充電と使用が可能で、フル充電しておけば1年後でもパワーを維持したままの使用が可能です。1本1本つぎ足し充電も可能なので、使いたいときに使えて便利。
充電式の乾電池でも永遠に使用することができるわけではなく、使用後の処理が必要になります。充電式エボルタの場合は、約1000回使用した後にリサイクルできるので、ゴミにならず環境に配慮して処理することが可能です。環境問題やエコに興味があり、できる限りゴミを減らしたいという人におすすめ。
パナソニック–充電式乾電池エネループ (1,848円)
10年後でも使用可能
エネループのスタンダードモデルは、10年後でも残容量の約70パーセントを保持できるのが特徴です。また、液漏れ防止製法で液漏れによる破損の心配も少ないので、災害時や緊急時の備えとしてもおすすめです。液漏れや電池が使えなくなる心配があって災害時の電池の確保をしていなかった人でも、これなら安心して準備できますね。
約600回の繰り返し充電と使用が可能で、1回の充電は4本フル充電しても約1円と経済的です。充電できるタイプの電池はお金がかかりそう、という心配を払拭してくれる乾電池です。いつでも使いたいときに使えて、なおかつ金額が抑えられる電池を探している人におすすめ。
東芝–充電池インパルスTNH-3ME(880円)
1年後でもすぐに使用できる
インパルスのスタンダードタイプは、約2100回もの繰り返し充電と使用が可能です。電池1本ごとにつぎ足し充電も可能なので、すべての電池が使えない状態になる心配がありません。頻繁に電池を使用する、すぐに使える電池を確保しておきたいという人は持っておくと重宝すること間違いなし。
フル充電しておけば、1年放置しておいても90パーセントの容量を維持してくれる優れものです。前もって充電済みの乾電池を確保しておけば、旅行や遠出する直前に、充電し忘れていたというような失敗も防げます。1年以内に旅行の予定がある人は、今のうちに充電して準備しておくのがおすすめですよ。
パナソニック-充電池エネループプロ(2,068円)
高容量で長時間の機器の使用に便利
エネループのハイエンドモデルは高容量なので長時間機器を使用したいときに最適です。デジタルカメラや携帯充電器、電子辞書など、さまざまな大容量のパワーを必要とする機器に使用可能。旅行や遠出の外出などひとつ持っておくと大活躍してくれること間違いなしです。
約150回の繰り返し充電と使用が可能なだけでなく、フル充電しておけば1年後でも使用することができるのがポイント。低温特性に優れており、マイナス20度の場所でも乾電池の性能を発揮してくれる優れものです。夏のうちに充電しておいて、冬場のアウトドアで使用するといった使い方もできますよ。
東芝-充電池インパルスTNH-3AH(1,409円)
最新技術によって実現した長持ち性能
インパルスの高容量タイプは、フル充電しておくことで1年後でも85パーセントの容量で使用することができます。最新技術により乾電池の内容量が増加した高容量タイプは、スタンダードタイプに比べて、1回の充電で長く使用できるのがポイント。500回の繰り返し充電と使用が可能なのもポイントです。
デジカメや電気シェーバー、携帯電話用充電器などに最適な乾電池です。そのほかにも幅広い用途で使用できるので、ひとつ持っておくとかなり重宝するのでおすすめ。使用後は資源としてリサイクルできるので、持っていてもゴミとして出す必要がなくかさばりません。
まとめ
長持ちして性能抜群な乾電池がおすすめ
日常生活の必需品ともいえる乾電池は、長持ちして性能抜群な乾電池がおすすめです。乾電池は用途によって種類もサイズもさまざま。まずはふだん自分が使用している乾電池を確認してみるといいかもしれません。今回は、おすすめの乾電池をランキング形式でご紹介しました。ぜひ、自分が必要とする乾電池を見つけてみてくださいね。