ふと見たら腕時計が止まっていた。日付がずれ過ぎていて、毎回合わせるのが面倒くさい。そんなトラブルを感じたことがある方で、腕時計が機械式なら、ランキング形式で紹介しているワインディングマシーンがおすすめです。自動巻きならではのトラブルを上手く解決してくれるでしょう。ワインディングマシーンは腕時計専用に作られた収納用のケースで、機械式の特徴を利用して日時を維持してくれます。種類や選び方などを詳しく掘り下げていますので、腕時計を愛用している方は保管場所の参考にして下さい。
ワインディングマシーンとは?
普段使わない機械式腕時計の日時を維持するケース
機械式の腕時計を放置していると、大体は50時間から1週間くらいで動力が止まります。頻繁に使っていないと、使う前に時間や日付を合わせる必要がありますよね。ワインディングマシーンは、機械式の自動巻き上げという長所を利用して、時間や日付を維持してくれるケースです。
ワインディングマシーンの仕組み
機械式時計の仕組みを理解すると効力が解る
機械式の腕時計は、内部にローターという振り子のようなパーツがあり、歩く、腕を使うなど、普段の動作で動いています。ローターの動きにより、動力源のゼンマイを自動で巻いているのが特徴です。自動巻き上げと呼ばれるシステムで、手動巻きより楽に時計を管理できますよ。ワインディングマシーンが時間と日付の維持に利用している、機械式の長所です。
内部モーターが人の動きを代用する
ワインディングマシーンは電動式のケースで、時計をホルダーに入れて差し込みます。電源を入れるとモーターが回転。人の代わりにローターを動かし、機械式腕時計の動力を維持してくれます。普段使いしない機械式腕時計を自動で巻く、というのがワインディングマシーンの狙いです。
ワインディングマシーンの必要性
時計をデイリーユースしない場合は必要
週末のプライベートだけ時計を身に着けるなど、使う日が少ない場合はワインディングマシーンがあると便利です。また、機械式の管理に慣れない初心者や管理下手な人なども、使うと機械式腕時計を一般的な時計のように使えます。複数を持っている場合もおすすめ。デイリーユースしない時計があるときは、ワインディングマシーンで管理が楽になりますよ。
デイリーユースや機械式以外だとディスプレイ化する
機械式の腕時計は毎日使えば、故障以外で止まることがありません。また、手動で巻かないといけない手巻き時計や、電池で動く時計は自動巻き上げの必要がないでしょう。ワインディングマシーンに入れたとしても、ディスプレイの効力だけが残ります。主目的から外れますが、他のボルダーやコレクションボックスにしておくのも効果的です。
ワインディングマシーンのメリット
日本製を選びやすい
国産のワインディングマシーンは安定した高性能が多く、品質的に選びやすい傾向にあります。技術に長けたモーターメーカーがあり、心臓部がとても優秀です。また、日本メーカーの腕時計が技術的に優れていることは、世界的に知られていますよね。ワインディングマシーンに使われている歯車などパーツも、国産は高精度です。時計関連のジャンルは、日本製アイテムを選びやすいのがメリットです。
ディスプレイとして優秀
ワインディングマシーンは、一定リズムで小さな円を描いて低速回転します。普通の入れ物にはない見た目です。インテリアとしても設計されており、デザイン的に美しいモデルが豊富ですよ。収納した腕時計が見えるので、単なる付属ボックスよりディスプレイとして優秀。複数の時計を並べると、非常にラグジュアリーな感じが出ます。
急な着用がスムーズ
何かしらの時計が止まっていて、日時の調整に竜頭を何度も何度も回した経験があるかもしれません。時報を確認しながら行うなど、腕時計の時を合わせる作業は意外と手間ですよね。ワインディングマシーンに機械式の腕時計を入れておけば、急な着用があってもスムーズに持ち出せます。
機械式腕時計のオイル潤滑を維持する
時計は歯車などの消耗パーツにオイルを差しています。車のエンジンなどと同じです。定期的にパーツを動かしてオイル潤滑を保たないと、時計の動きが悪くなったりパーツの損耗が起こったりしますよ。ワインディングマシーンは自動巻きの放置を回避できるので、オイルの維持が非常に楽。偏りや凝固を防いでくれます。
丈夫な時計が多い機械式と相性がいい
細かく回転するワインディングマシーンは、腕時計のパーツに負担を掛けます。繊細なシステムの手巻き時計と、合わないことも少なくありません。また、コンセントやモーターが近くにあります。精密機械のデジタル時計は電磁波の影響を受ける可能性があり、丈夫なモデルが多い機械式腕時計に用いるのが一般的です。
ワインディングマシーンのデメリット
回転は時計にとって仇にもなる
ペットボトルに少し水を入れて回すと、水は遠心力で外側に寄りますよね。時計のオイルにも同じことが言えます。ワインディングマシーンに入れたまま放置すると、オイル寄りが生まれるのは想像しやすいところです。どんな時計も定期的に着けるのが、長く付き合うためのコツ。ワインディングマシーンのユーザーも同じです。
時計のメンテナンスを回避する道具ではない
時計のメンテナンスを回避するのが、ワインディングマシーンの役割ではありません。回転しているので、どんな時計にも一定の負担があります。時計店や時計メーカーの指示を守って、しっかりワインディングマシーンに収納している時計を管理して下さい。普段から着用している時計と同じで、定期的なメンテナンスとオーバーホールが必要です。
下位と上位の性能差が大きい
ワインディングマシーンは性能差が大きい容器です。例えば時計メーカーが技術を生かして開発したモデルは、回転の負担を軽減していたり、電磁波の影響を抑えていたりします。エントリー用などの下位モデルと比較したとき、寿命の長さも段違いでしょう。上位モデルは高額なので、ライフスタイルや時計、予算に合わせて忖度が要ります。種類や選び方を参考に、納得できるモデルを探して下さいね。
ワインディングマシーンの種類
アフターケア可能タイプ
数十年単位を想定した主要メーカーのモデル
ワインディングマシーンは365日活動しているので、数年も経てばパーツ類が消耗していきます。収納している時計と同じで、長く使うためには定期的なメンテナンスとオーバーホールが必要です。種類を分けるとき、アフターケア可能かどうかが最大の境界線になりますよ。
例えばロレックスやオメガなどの誰もが知るメーカーは、長期使用を想定して時計をデザインしています。ワインディングマシーンの主要メーカーも同じ。寿命が長い時計と共に歩めるよう、パーツ類を交換可能にしています。時計の負担を軽くする機能なども卒なく搭載。数十年単位のスパンを想定した、高度なモデルが多い傾向です。
消耗品タイプ
短期交換が主流の安価なモデル
ワインディングマシーンには筐体が開かないモデルもあります。頑張って開けたとしても交換部品がないので、消耗品として選ぶのが主流ですよ。例えば主要メーカーのソウルバード製は、充実したアフターケアがあります。5年から7年単位で10,000円ほど出してオーバーホールすると、半永久的に使えるでしょう。アフターケア不可能なら寿命は1、2年辺りです。
一方、価格にも大差があり、2,000円台から選べるのは大きなメリットになります。海外製などのリーズナブルなエントリー用が主軸。時計関連の主要メーカーではなく、第三メーカーが扱う傾向です。しかし、買い換えが効くビジネス時計くらいなら、エントリーモデルでも十分に効果的。高級な上位の時計はパーツの負担を軽減しやすい、アフターケア可能なモデルに任せるのがおすすめです。
ワインディングマシーンの選び方
回転方向で選ぶ
時計の記載を見て回転方向を合わせる
自動巻き上げは3パターンの区別があります。時計の説明書などを見て、CWと書かれている場合は右の時計回りです。CCWなら左向きの反時計回り。BOTHというのも一般的で、双方向の回転に対応しています。回転方向を間違うと自動巻き上げに支障が出ます。ワインディングマシーンの回転方向は、持っている時計に合わせて下さい。
回転方向を決定できるモデルが便利
回転方向は時計によって様々です。例えばロレックスやタグホイヤーは両方向に対応しています。一方、オメガ、カルティエなどは片方が主流。違うメーカーの時計を幾つか持っている場合は、自動巻き上げの方向も異なっている可能性があります。ワインディングマシーンの中には回転方向を選べるモデルが存在。時計に合わせて3パターンの回転方向を、スイッチなどで切り替えます。
収納数で選ぶ
持っている機械式腕時計の数に合わせる
ワインディングマシーンは1台につき、1本から14本くらいの腕時計を収納できます。収納数は、自分が持っている機械式腕時計の数に合わせるのがマストです。機械式がない場合は、効果面からワインディングマシーン以外のケースも検討。広い視野の中で入れ物を探して下さい。腕時計を使い分けているなら、普段使わない機械式の数に合わせるのがおすすめ。収納数を減らす方向で算段すると、コストをかなり抑えることができます。
回転しないホルダーがあるモデルも
ワインディングマシーンの中には、回転するホルダーと回転しないホルダー、両方を持つモデルがあります。回転するところに機械式の腕時計を入れ、その他は分けて収納できるタイプです。インテリアとしてラグジュアリーに見える、収納数が格段に多いなど、選ぶメリットが豊富ですよ。色々な時計を持っている方はチェックしてみるといいでしょう。
時計の負担を減らすモデルで選ぶ
回転調整の機能はパーツにもモーターにも優しい
ワインディングマシーンのモーターは、しばらく回転して停止し、また動き始めるというリズムを繰り返します。中には1日単位や1時間単位で、回転リズムを細かく調整できるモデルもありますよ。日本製やスイス製時計の自動巻き上げは、1時間で20から30回も回れば十分。細かいコントロールで回転を抑え、パーツの負荷を減らすことができます。また、モーターの損耗を防ぐことにもなり、一石二鳥の方法です。
なお、初めて稼働した際に、ずっと回っているワインディングマシーンがあります。モーターの調整をしている可能性があり、しばらくは様子見して下さい。おおよその場合は自然に停止します。
電気対策に言及したモデルもおすすめ
機械式は構造上、あまり電磁波の影響がないとされています。しかし、全くゼロとも言えないので、対策が得られるのは大きなメリットです。電磁波シールドなどの、特殊なパーツを内蔵しているモデルがおすすめでしょう。また、漏電対策の回路を設けているかも重要。貴金属である腕時計は電気の影響をモロに受けるので、故障を防ぐ効果が多分にあります。
便利な性能で選ぶ
置き場所によってはコンセント不要な電池式も役立つ
ワインディングマシーンは常に稼働させておくアイテムで、コンセントから給電するのが一般的です。一方、電池式のモデルもあります。電池交換こそ必要ですが、コンセントから遠い場所に置くことができ、配線の心配もありません。置き場所によっては非常に便利なので、電池式があることも覚えておくとよいでしょう。
機械式腕時計の持ち運びに、電池式のワインディングマシーンを推すケースがあります。少しナンセンスな意見で、移動は振動を伴いますよね。機械式ならワインディングマシーンに収納しなくても、自動巻き上げできます。電池式はコンパクトなモデルがあり、長期出張用などに選ぶのは効果的。機械式腕時計の管理ができます。
静音性の高さも便利な性能
ベッド自体、もしくはベッドサイドの家具に腕時計を置くことは、見失い防止になるので比較的よくあります。ワインディングマシーンのモーター音は基本的に静かですが、寝ているあいだも動いていることも想定して下さい。普段から物音が気になる方やベッド付近に置く方は、静音タイプを第一候補にするといいでしょう。マブチ製のモーターは非常に静音でタフ。搭載しているモデルはおすすめですよ。
ワインディングマシーンのおすすめブランド・メーカー
ORIENT(オリエント)
ヤマダ電機なども扱う庶民派メジャーモデルがある
セイコーエプソンの時計が有名なのは、ご存知の方も多いでしょう。世界的な知名度の腕時計を扱っています。傘下であるオリエントの腕時計も、強度やデザインが魅力的。オリエントスターは有名な機械式腕時計です。ヤマダ電機などがワインディングマシーンを扱っており、意外と庶民派なメーカー。アフターケアの充実したポピュラーモデルがあります。
Royal hausen(ロイヤルハウゼン)
静かで見た目も美しい
ロイヤルハウゼンは輸入物のワインディングマシーンで、正規代理店があります。マブチモーターを使用しており、とても静かです。木調の見た目が美しく、ディスプレイにも最適でしょう。並行輸入品を購入した場合はアフターケアが限られます。腕時計店を扱うショップ、例えば、ななぷれなどの正規品がおすすめです。
HOKUTO(ホクト)
ミドルクラスはエントリー時におすすめ
ホクトはカメラのレンズを湿気やカビから守る、ドライボックスが有名なメーカーです。時計関連ではありませんが、精密器の保護容器を得意としています。有能なミドルクラスのワインディングマシーンが存在。音も静かなので、エントリー時などにおすすめです。
IGIMI(イギミ)
オリジナルと他社のワインディングマシーンを扱う
五十君(いぎみ)商店のオリジナルブランドです。五十君はワインディングマシーンだけでなく時計関連の修理用具を扱っており、オーバーホールに関する明確な記載があります。オービタなど、老舗のワインディングマシーンをラインナップに加えているのも特徴。また、日本品質を求めやすく、イギミ製を選ぶときの大きなアドバンテージになっています。
おすすめ&人気のワインディングマシーンランキング
日本製でおすすめのワインディングマシーン
津島工作所-T’s products TMW01 (60,500円)
ハンドメイドの純国産ワインディングマシーン
職人気質の素朴なデザインが目を引きます。ハンドメイドで組まれている純国産のワインディングマシーンです。T’s productsは有名な百貨店や、大手ホームセンターの時計売り場で見かけることもありますよ。パーツの精度に信頼感があり、ハイグレードの中でも選びやすい品質でしょう。
TMW01は1本しか機械式腕時計を巻けませんが、TMW00からTMW05までシリーズがあります。最大で回転ホルダーが5つあり、TMW05は1から5本まで収納可能です。他のワインディングマシーンと違ってフタがなく、専用のアクリル板を被せて腕時計を保護しますよ。
テツヨシマツ-ワインディングマシーン (110,000円)
長期管理の環境が揃っている
最高級モデルの1つです。世界でもテツトヨシマだけが磁気シールドを用いたワインディングマシーンを設計しています。ロレックスのパーツを上手く応用するなど、磁気対策に言及。メイドインジャパンの繊細な技術が光る、完成されたソリッドなデザインも魅力です。
国内のアフターケアサポートがあり、最低2年の保証があります。また、オリジナルで組まれたモーターが高性能です。計算された低回転がワインディングマシーンと機械式腕時計、双方の負担を限りなく軽減。総合的な耐久度の高さ、時計を長期管理できる環境が揃っています。
おしゃれでおすすめのワインディングマシーン
オリエントスターRK0V0A00B1 (17,500)
高級純正として根強い実績があり選びやすい
オリエントスターと同シリーズのワインディングマシーンです。家電量販店で扱われており、購入店、セイコーエプソンの修理センターなどで修理できます。補修用部品が用意されている、アフターケア可能なモデル。非常に音が静かなことで知られています。
主に左回転のワインディングマシーンですが、4つのモードがあります。モード3がゆっくりした右回転です。低めの角度で傾斜しているユニークなフォルムは、腕時計の負担を最低限まで減らすための設計。デザインがいい高級純正として根強い実績があり、性能も安定しているので非常に選びやすいモデルです。
ロイヤルハウゼン-GC03-S31 (20,167円)
木調デザインがインテリアとしても魅力
比較的コンパクトなワインディングマシーンですが、収納力を確保しています。縦22㎝で横が19㎝、高さ25㎝ながら、回転ホルダーに機械式腕時計を2本セットすることが可能です。普通のホルダーも1つあり、計3本の腕時計を収納できますよ。
マブチモーターを搭載しており、左右と双方向の回転が可能です。回転ホルダーの右下にあるダイヤルで、回転数と共に調整します。ロイヤルハウゼンが得意な木調は、機械式腕時計を入れるとラグジュアリーさがアップ。小物のインテリアとしても魅力でしょう。時計店が扱う正規品なので出所も安心です。
イギミ-IGIMIオリジナル ワインディングマシーン (24,200円)
普遍的デザインなどの長く使える要素が揃っている
イギミのオリジナルワインディングマシーンです。中国の工場で生産していますが、イギミが作業工程をチェックしています。最終的な検査を日本で行っており、海外製ですが品質は信頼できるでしょう。左右の回転に対応した、静音マブチモーターを利用しています。
保証期間外でもイギミが修理を請け負っており、消耗パーツの交換ができます。ホームページで詳しい情報を公開していて、見積もりは無料です。アフターケアが充実している修理可能なタイプ。合皮を利用したデザインは普遍的で飽きが来ず、長く使える要素が揃っています。
立野機工-T005112 (13,200円)
コンパクトさと静かさに定評がる
T-SELECTIONSというブランドの、台湾製ワインディングマシーンです。富山県の立野機工が扱っており、スマートな外観と静かさに定評があります。色々な場所に馴染むデザインで大きさもコンパクト。置きどころが多く、エントリー用の定番になっていますよ。
1日単位で4モードから回転数を設定。右と左に加えて、双方向の回転に対応しています。購入後の修理に関しては立野機工が仲介しており、消耗品タイプですが早々に手放す心配がありません。コスパ重視の選び方なら要チェックでしょう。
エントリー用でおすすめのワインディングマシーン
ホクト-ワインディングマシーン (32,800円)
ディスプレイとして見せることも追求している
木調ボディの美しさに定評があります。LEDのライトを内蔵したり高透明度のガラスを採用したりと、機械式腕時計を美しく見せる工夫が魅力です。アナログチックな美しいデザインを眺めるのは、機械式腕時計を楽しむときの醍醐味と言えるでしょう。性能と共に、ディスプレイとしての価値も追求しています。
3種の回転方向に対応しており、回転数の調整も繊細です。モーターと機械式腕時計の負担を、上手く控えめにしています。バランスがいい性能で、幅広いグレードの機械式腕時計をセット可能。卒がないモデルとしてエントリー用におすすめですよ。
オービタ-SPARTA1 (38,500円)
ロングスパンで付き合えるためリーズナブル
オービタはアメリカのワインディングマシーンメーカーです。シェアは世界的で、時計の本場スイスをはじめ各国で扱われています。おすすめメーカーの1つであるイギミも、自社ショップのユーマルシェにラインナップ。通販市場で入手することができます。
交換しやすいユニット状のパーツを搭載。イギミなどの安心メーカーでアフターケアを受けられます。また、もっともベーシックと言える性能と、耐久度の信頼は抜群です。オービタ製は、商品アピールのために機械式腕時計とセットなることもありますよ。時計メーカーが積極的に選ぶ背景も、品質を推し量る要素になるでしょう。ロングスパンで付き合える可能性が高く、結果的にリーズナブル。エントリー用として非常におすすめです。
立野機工-T005120 (22,000円)
劣化しやすいゴムに変わってギア駆動を選んでいる
T-SELECTIONSのワインディングマシーンです。T005112と同じで消耗品タイプの主軸を担っています。AからDまでの4モードを、1日単位の回転数で設定。左右と双方向、3種類の回転に対応していて、収納できる機械式腕に幅を持たせています。
通常のワインディングマシーンは、駆動パーツの一部にゴムを使っています。アフターケアがない場合、劣化が原因で買い換えになることも少なくありません。一方、本機は駆動部にギア式を採用しています。1年のメーカー保証があり、マブチモーターを搭載。消耗品タイプとしては長持ちしやすく、エントリー用に便利です。
ショップワールド-【 LEDライト付き 】 ワインディングマシーン 1本 (3,990円)
手に取りやすいデザインが魅力
ワインディングマシーンは重厚感漂うデザインが多い傾向です。高級品のイメージがあり、価格的に尻込みする場合もあるでしょう。一方、少しライトなデザインと、リーズナブルな価格を採用している本機のようなモデルは、庶民的で手に取りやすいメリットがあります。
マブチモーター使用で静音性が高く、右左と双方向、3つの回転に対応しています。また、回転数もスタンダードで、エントリー用として選ぶなら十分な性能でしょう。アーバンな外観はライフスタイル系メディアにも紹介されており、インテリアとしても魅力があります。
まとめ
手持ちの腕時計に添ったワインディングマシーンがおすすめ
ワインディングマシーンは持っている機械式腕時計のグレードや、数に添って選ぶといいでしょう。アフターケアできる高度なモデルは、数十年単位を想定した時計におすすめです。パーツの負担を軽くして、時計と同じスパンで時を維持できます。高性能のワインディングマシーンは、買い換えしやすい時計にも合うでしょう。一方、リーズナブルさという観点から、普通の時計にはアフターケアなしを選ぶのも効果的です。