デスクの上をスッキリ見せたい。マルチモニターでゲームや映画を楽しみたい。そんなときは今回ランキング形式で紹介している、スリムベゼルモニターがおすすめです。スリムベゼルは非常にスマートなデザインで、通常より数センチほどモニターがコンパクト化します。種類や選び方について詳しく掘り下げますので、是非ともモニター選びの参考にして下さい。
スリムベゼルモニターとは?
画面の外にあるフレームが細いモニター
ベゼルはモニターの周りを囲っているフレームのことです。フレームが細いモニターを総称してスリムベゼルモニターと呼んでいます。また、フレームレスモニターという呼び名も一般的。メーカーや家電量販店、ユーザーごとで呼び方が分かれています。
トレンドに合うデザインがメリットを生んでいる
テレビは昔より薄くて広いモデルが増えましたよね。モニター業界はコンパクトなボディに大画面を詰め込むことで競いあっており、薄さや幅をミリ単位で削り合っています。その結果として生まれたのがスリムベゼルというデザイン。トレンドに合った設計で、フレームの細さが色々なメリットを生んでいます。
スリムベゼルモニターのメリット
通常枠のモニターより数センチほどコンパクト
外側ギリギリまで液晶を広げているスマホは、普通のスマホより大きな画面を持っていますよね。大画面スマホもスリムベゼルを用いている一例で、コンパクトボディに大きな液晶を詰め込んでいます。パソコンのディスプレイやテレビもスマホと同じで、大きさを比べれば差は一目瞭然。数センチ単位でコンパクトなボディになります。
省スペース運用できるサイズがある
モニターはデスクやパソコン専用のスタンドなど、面積が限定される場所に置くことも多いですよね。通常枠よりコンパクトなスリムベゼルなら、省スペースに設置できる可能性が上がります。仕事用やゲーム用にスリムベゼルが好まれるのは、デスク環境、スタンド環境での運用性に優れているからです。
画面が広く見える
太いフレームは見た目に重厚感があり、モニターを点けた状態でも意外と野暮ったく見えます。一方、スリムベゼルはスタイリッシュでスマートなフレームです。モニターのフレームギリギリまで液晶画面があり、広い表示領域を持っているのが特徴。同じインチ数でも広く感じることができ、映像に集中できる効果がありますよ。
境目が目立たずマルチモニターを組みやすい
スリムベゼルはモニターを並べたとき、通常フレームに比べて画面の境目が細くなります。映像の切れ目が目立たないので、視点を移すときに気を取られません。省スペース運用できることもあり、2台以上のマルチモニターを組みやすいのがメリットです。
スリムベゼルモニターのデメリット
映像の質を決める要素ではない
スリムベゼルは設置しやすい、マルチモニター化しやすいなど、主にデザイン面の優劣を担う要素です。一方、4kなどの画質要素は、液晶パネルの種類や解像度、機能が担っています。映像を映すというモニター本来の役割から、画質も忘れずに考慮して下さい。種類や選び方を参考にしながら、用途に合う画質を選ぶのがおすすめですよ。
スリムベゼルの記載がないことが多く見つけにくい
メーカーや家電量販店は通常、4kモニター、ゲーミングモニターなど、スリムベゼルより大枠のカテゴリーでモニターを扱います。スリムベゼルという記載がないモニターも少なくありません。見つけにくいワードなので、選ぶときは視野を広げるといいでしょう。画像から細いフレームを見つける、スペックに書かれているベゼル幅をチェックするなどの方法がおすすめです。
ゲーミングモニターの種類
TNパネル
平均的に高性能でゲーム用途にも使われる
液晶パネルには3つのタイプがあります。TNパネルとVAパネル、主流になりつつあるIPSパネルです。TNパネルは一番ポピュラー。デスクトップのモニターなどに使われており、プライベートにもビジネスにも広く普及しています。全体的に色が淡くなるため、コントラストを作り出すのが苦手。他のモニターより鮮やかさに欠けるのがネックです。
一方、色の立ち上がりがよく、ハイスピードで画像を動かすことに長けています。生産性が高い液晶パネルなので、平均的に高性能でリーズナブルなのがメリットです。ゲーム用に設計されたゲーミングモニターは素早い映像処理を求める観点から、よくTNパネルを採用していますよ。
VAパネル
映像を美しく見る用途に向いたパネル
VAパネルは少しニッチで、TNパネルとIPSパネルより選ばれるシーンが限られます。例えば文章作成などの作業は、映像の質をそれほど気にしないで済みますよね。少し安上がりで反応がいいTNパネルや、スマホなどで見慣れているIPSパネルを選ぶ方が、手軽で使用感も解りやすいという具合です。
一方、VAパネルはTNパネルが持つコントラストの弱点を補っています。色の差をハッキリと表現することができ、もっとも映像が美麗です。色の立ち上がりが遅いと言われるものの、高速化は可能。よくゲーミングモニターにも使われています。ゲームや映像鑑賞、動画編集など、映像を美しく観たいときに選ぶ液晶パネルです。
IPSパネル
主流でオールラウンドに使われている
かつて主流だったTNパネルに代わり、今ではIPSパネルが液晶の主流になりつつあります。ネックは色の立ち上がりが少し遅いこと。反応の速いモデルはゲーム用途に使われますが、スピードや値段を追求していくと、TNパネルに多くの需要があります。また、VAパネルよりコントラストが低め。全体的に白っぽさが増すので、例えば映画鑑賞や動画編集にはVAパネルがいいと言われています。
一方、スマホやテレビに使われている一般的な液晶です。見慣れていて違和感がない映像になるのは大きなメリットでしょう。また、角度で色が変わるTNパネルやVAパネルと違い、どの方向から見ても美しい映像になります。他2つのように抜きん出た部分はありませんが、液晶パネルとしてバランスがよく、どんな場面でも物おじせずに対応できます。
ゲーミングモニターの選び方
ベゼル幅の違いで選ぶ
10mm以下のベゼル幅を選ぶのが定石
モニターを調べる際にベゼル幅を調べておくと、スリムベゼルの記載がなくても判断がつきます。以前、ベゼルは10mm付近もあれば細いと言われていました。一方、近年は薄型化が進んでおり、10mmを切るモデルが一般化しています。明確なボーダーラインを定めていないので、太くてもメーカーがスリムベゼルを主張すればそれまで。しかし、現状では10mm以下が基準になり、定石の選び方と言えます。
非表示領域をプラスしているモデルは解りやすい
非表示領域は液晶パネルの周りにある黒色の部分です。テレビやパソコンを点けて画面に近づくと、フレームの内側に何も映っていない、黒い領域があることを確認できます。非表示領域が目立つと、スリムベゼルでも太く見えてしまうのがネック。しっかり長さを確認しておくのがおすすめです。なお、ベゼル幅に非表示領域をプラスして、合計を明記しているモデルがおすすめ。非常に解りやすくて実際に細く感じます。
映像に合う解像度で選ぶ
1,920×1,080のフルHDがスタンダード
モニターの画質を把握したいときは、解像度を調べるのが一番でしょう。解像度は画素数を表した数字で、見たい映像のレベルに合わせるのが自然です。液晶パネルは画素の集合体で、1つ1つに色付けして映像を動かすのが特徴。横に1,920、縦に1,080の区画が並んだフルHDは、約207万画素の映像を再現しています。スタンダードな番組や動画、ゲーム、Excelなどのソフトは、1,920×1,080の解像度で対応可能です。
4kコンテンツには3,840×2,160の解像度を
近年はテレビ番組をはじめ、動画サイトやゲームでも4kコンテンツを頻繁に見かけます。視聴するには4k対応モニターが必須で、解像度は3,840×2,160です。約829万画素を持ち超高精細な映像を映すのが特徴。写真や動画の編集にも4k対応の高画質が有利です。トレンド的におすすめでサービスが拡大していることから、4k対応のスリムベゼルモニターは将来的に役立つ可能性も高いでしょう。
ゲームや仕事にはウルトラワイドもおすすめ
ウルトラワイドは3,440×1,440と、2,560×1,080の解像度が主流です。3,840×1,600などの変わったサイズもあり、4kの次に高精細な表現ができます。5kなど、4kより高精細なモデルも一部にありますよ。通常の液晶パネルより横に広い画面を持ち、ゲームや映画など、ウルトラワイド対応のコンテンツを利用する際に人気。フルHDより画面上の作業スペースが広いため、仕事の場でも効率化を図るために採用されています。
モニターの形状で選ぶ
リーズナブルで置きやすい平型
モニターの形状は、平型と湾曲型の2つに分けることができます。平型はフラットな画面のスリムベゼルモニター。線や絵が真っ直ぐに見えます。湾曲型よりもリーズナブルで、幅広い中から選べるのは大きなメリットでしょう。また、薄くて直線的なので、奥行を気にする必要がありません。デスク環境などの省スペースにも素直に設置できます。
映像に迫力がある湾曲型
湾曲型は、ベゼルと液晶パネルが内向きに緩いカーブを描いています。線や絵がカーブして見えるため、例えば設計やイラスト作成などの、精密さが求められる分野には不向きです。ビジネス用で一般的に使いやすいのは、物が真っすぐ見える平型でしょう。一方、自分に向かって両サイドが迫っている形です。映像に迫力を生むのがメリットで、ゲームや映画鑑賞、スポーツ観戦などには湾曲型の特徴が生きます。
距離に合う画面サイズで選ぶ
デスク環境は小型から27インチ台までが見やすい
デスクに座ってパソコンを使う場合、画面から割と近い距離で作業することになります。そのため、40㎝から75㎝くらい距離を置くのが一般的です。デスク環境で映像全体を視野に捉えやすいのは、20インチ前後から27インチくらいまで。28インチを超えると画面端への視線移動が増え、観ていて少し疲れるケースも増えますよ。個人差はありますが27インチ台を1つの目安にするのがおすすめです。
デスク環境より遠い場合は大画面が便利
デスク環境より遠くにスリムベゼルモニターを置けるときは、27インチ以上の大きな画面でも全体を捉えるのが容易です。視点移動が少なくなって目の疲れも減ります。32インチなどの大画面も検討しやすいでしょう。インチ数が大きいと映像も大きくなり、純粋に迫力が増します。ゲームプレイや映画鑑賞などの用途では、迫力ある画面が映像を楽しむための根本的なアドバンテージになるでしょう。
VESA規格を利用して見やすい画面にする
VESAはネジ穴の間隔を一定にするための国際規格です。スリムベゼルモニター自身や、マウントと呼ばれる支えに使う土台が規格を共有しています。モニターを持ち上げたり角度を変えたりできるアーム、壁掛け用の金具、自立式スタンドなどが典型。省スペースのデスクでも、アームや壁掛けで立体的な位置取りができます。立体的に置けると画面の視認性がアップ。デスクや壁に土台を取り付けられる場合は、VESA規格対応のスリムベゼルモニターを検討するといいでしょう。
接続機器に合う入力端子で選ぶ
一般的な機器とはHDMI端子で繋ぐことが多い
スリムベゼルモニターはゲーム機やパソコン本体など、映像を送る側に繋げないと見ることができません。接続用のケーブルを差し込む部分が入力端子です。新旧や機器ごとで規格は色々ですが、もっともポピュラーなのはHDMIでしょう。テレビ、パソコン、PS4など、色々な家電が採用していますよ。なお、4k映像に対応している器機は1回り小さくて高性能な、マイクロHDMIを採用している場合があります。
高解像度の機器に多いDisplayPort
HDMIの次に多いのがDisplayPortと呼ばれる端子です。HDMIと起源を共にする兄弟ですが、性能は違っています。DisplayPortが高度なスペック。例えばビデオレコーダーやDVD、動画配信サービスを観るためのセットトップボックスなど、映像メインの機器が採用しています。スリムベゼルモニターが高解像度に対応しているときは、DisplayPortで4kなどの高度な画質を再現できますよ。
スリムベゼルモニターのおすすめブランド・メーカー
Dell(デル)
非表示領域込みで10mmを切るモニターが豊富
デルは世界最大規模のコンピューター関連企業ですパソコンとモニターは日常生活に深く根付いています。フレームレスデザインの名目でスリムベゼルを扱っており、ベゼル幅プラス非表示領域で10mmを切るモニターが豊富です。
LG(エルジー)
四方のベゼル幅を細くしている
韓国のメジャーメーカーであるエルジーは、日本でもテレビが非常に有名です。家電量販店などの店頭で見る機会が多くありますね。ベゼルが四方に細いため、上下左右にコンパクトなのが特徴。ゲームジャンルにも精通があり、美しさを追求した液晶パネルが豊富です。
ACER(エイサー)
ゼロフレームデザインが有名かつ優秀
エイサーは台湾のパソコン関連機器メーカーで、ゲーミングモニターを選ぶときは外せません。リーズナブルかつ高性能なモニターが揃っています。ゼロフレームというデザインが有名かつ優秀。全方向のベゼル幅を細くしており、モニター性能と合わせて優良な満足度を生み出しています。
アイリスオーヤマ
スリムベゼルの大画面VAパネルを用意
近年のモニター関連、特にゲーム用途では海外メーカー製が目立っています。国内外の家電メジャーが参入してくれるのは、選ぶ側にとって嬉しいところです。3年保証などのアフターケアが充実。スリムベゼルのVAパネルを用意しており、VESA規格にも対応しています。
おすすめ&人気のスリムベゼルモニターランキング
TNパネルでおすすめのスリムベゼルモニター
エイサー-KG251QJbmidpx (32,900円)
VESAに対応した使いやすいフレームレスモデル
HDMIとDisplayPortを一口ずつ搭載したスリムベゼルモニターです。他にDVI-Dという入力端子も使えます。DVI-Dは両側に留め具がある旧世代の端子。4kなどの超高画質が苦手で、新しい家電は廃止している傾向です。搭載していないスリムベゼルモニターも多いので、やや古めのパソコンを使っている場合は、本機のようなモデルをチェックするといいでしょう。
215.5mmと奥行が薄く、付属のスタンで角度を少し調整できます。デスク環境に置きやすいモデルでVESAマウント対応です。モニターのスピーカーで音が聴けるため、家庭用ゲーム機に繋ぐのも手。ゲーム用途に適したスペックがあり、パソコンでプレイしている場合はおすすめでしょう。
エイスース- VG278Q(34,292円)
コンパクトな27インチで設置に困らない
27インチのフルHDで、スピーカーを搭載しています。HDMIとDisplayPortに加えてDVI-Dが使えるので、少し古いパソコンを使っている場合もおすすめです。通常フレームの27インチだと、幅は630から650mmくらいが平均値。619mmの本機は上手く幅を削っており、スリムベゼルらしいコンパクトな仕上がりです。
奥行はスタンドを含めて22mm。大画面ながらデスク環境にも置きやすい、十分な薄さを実現しています。また、VESA規格に対応しているので、設置に困ることはないでしょう。目に優しい機能を多く搭載しており、長時間モニターを観る方におすすめです。
VAパネルでおすすめのスリムベゼルモニター
エルジー-32UN550-W (49,880円)
ベゼル幅2mmの細いフレームで映像に没入できる
解像度が3,840×2,160の、4kに対応したスリムベゼルモニターです。3面フレームレスというデザインで、上と左右のベゼルが細くなっています。ベゼル幅が2mmで非表示領域を合わせても8mm。大外まで画面が広がっており、映像に没入できます。
31.5インチの大画面で迫力があり、4k対応なので映像鑑賞などには最適です。また、目に優しい設計で、VAパネルの中では速度が良好なタイプ。ゲーム向けの機能も充実させており、パソコン環境でゲームをプレイする場合はおすすめでしょう。
エイサー-KA270HAbmidx (16,480円)
ゼロフレームデザインで狭いデスク環境にも対応
エイサーが自社のゼロフレームデザインを採用しています。幅が614mmなので、通常フレームの27インチと比較してもコンパクトな仕上がりです。奥行が200mmと薄く、VESAのアタッチメントに対応。狭いデスク環境にも問題なく適応できるでしょう。
解像度はフルHDの1,920×1,080で、コントラスト比に優れた精細な映像を観ることができます。映像鑑賞などに適したVAパネルですが、パソコンおよびゲーム機とマッチする入力端子です。ゲーム用のモニターとして使うのもおすすめでしょう。
アイリスオーヤマ-ILD-A27FHD-B (16,800円)
リーズナブルに鮮明な表現を楽しめる
フレームレスデザインのモニターです。フルHDで美しい映像を再現し、ゲーム向けの画質モードも搭載しています。一方、本格的なゲーム用としてはスペックが甘め。そのため、リーズナブルなゲーム向けとして紹介されることもありますよ。
スリムベゼルとしては優秀で、27インチながら615mmの幅を実現しています。奥行は207cmと薄型で、VESAへの対応も忘れてはいません。目の疲れを軽減するモードがあり、鮮明な表現を楽しめるモニター。本格的なゲーム用途には向きませんが、プライベートや仕事など、一般的な使い方なら十二分に対応できます。
ベンキュー-LCD GW2280 (12,800円)
鉛筆並みに細いウルトラスリムベゼルのモニター
BenQ(ベンキュー)は元々、おすすめメーカーであるエイサーのディスプレイ部門を担当していました。近年は独立し、日本に拠点があるリーズナブルなモニターブランドとして人気です。GW2280はVAパネルを搭載した高精細なモデル。21インチながら映像はリアルです。
Edge-to-Edgeパネルというウルトラスリムベゼルを採用しています。非常に細いフレームで、鉛筆が少し太く見えるくらいです。全体的に無駄がないスタイリッシュなボディが省スペースに適応。目に優しい技術を投入しており、長時間の使用も苦になりません。
IPSパネルでおすすめのスリムベゼルモニター
デル-フレームレス S2719DC (56,980円)
デスク環境に馴染み作業効率をアップする
2,560×1,440のWQHDという解像度で、ウルトラワイドを縦に長くしています。超薄型なのが特徴で奥行きは157.6mmです。幅も610.9mmとスリム。省スペースにおいての設置性は良好です。エッジの効いたスタイリッシュなデザインが、デスクに置くアイテムと馴染みます。
Apple社の端末と入力端子の相性がよく、Macユーザーにはおすすめのスリムベゼルモニターです。また、WQHDは非常に実用的な解像度と言われており、広い作業スペースを確保すると共に文字の視認性も確保できます。Macは仕事に用いられることが多いパソコン。タスク効率を上げるのに重宝するでしょう
エルジー-24ML600S-W (18,870円)
非表示領域込みで6mmとベゼル幅が細い
23.8インチのフレームレスモニターです。1,920×1,080のフルHDを採用しています。目に優しい設計でTNパネル並みのスピードを持ち、ゲーム向け機能を複数搭載。自前のスピーカーから音を流すことができ、ゲーミングモニターとして純粋におすすめです。
非表示領域込みでベゼル幅を表記しており、スリムな6mmを実現しています。四方とも非常に細く、フレームの大外ギリギリまで画面が広がったモニターです。フレームに気を取られず画面に集中できるため、仕事や映画鑑賞にもおすすめでしょう。
エイサー-VG280KBMIIPX (43,824円)
デスク距離から大画面で映画やゲームを楽しめる
解像度が3,840×2,160の4k対応モデルです。28インチですがゼロフレームデザインを採用することで、27インチの平均に近い637mm幅を実現しています。約10億7000万色を表現できるIPSパネルが圧倒的に高精細。搭載している機能で目の疲れを抑えます。
本機はエイサーがゲーミングモニターとして扱っており、ゲームに適した複数の機能があります。デスク環境に置きやすい28インチであり、フレームが極細なのでマルチモニター用としても人気です。4kであることも含め、デスク距離で大画面の映像やゲームを楽しみたい場合におすすめですよ。
HP-3WL46AA-AAAA (14,810円)
スリムベゼルに加えて超薄いボディを実現している
HPは世界トップのパソコンメーカーです。日本でも多くのパソコンやプリンターが使われています。モニター関連も信頼度が高く非常におすすめ。本機は23.8インチで、160.9mmの超薄い奥行を実現しています。
小画面ということもあり、奥行だけでなく491.7mmの幅も超コンパクトです。また、付属スタンドによって、角度を85度から110度のあいだで無段階調整できます。視認性を確保しやすく、VESAのアタッチメントがなくても省スペースに適応できるでしょう。
まとめ
用途に合う性能のスリムベゼルモニターがおすすめ
スリムベゼルモニターは、ベゼル幅10mm以下から決めるのが定石です。特に非表示領域込みで長さを記載している場合は、選ぶときに解りやすくなります。さらに、モニターのメイン要素である、画質を考慮するのも忘れないで下さい。仕事用、ゲーム用、趣味用など、自分に合わせて液晶パネルの種類や形状、解像度を決めるのがおすすめです。