おすすめの油粘土人気比較ランキング!【無臭タイプも】

子どものときに、誰もが一度は遊んだことのある油粘土。油粘土と言えば独特の香りや、ベタっとした手触りを思い出す方も多いのではないでしょうか。近年、油粘土も進化を遂げており、無臭に近いものや軽い手触りのものも増えてきました。今回は、粘土遊びやフィギュアの土台作りなどにおすすめの油粘土を目的別に詳しく紹介していきます。気分が明るくなる、カラフルな油粘土もありますよ。

油粘土のメリット

鉱物油や植物油がベースになっている

粘土には大きく分けて、油粘土と紙粘土があります。油粘土は、天然粘土鉱物であるカオリンや石灰石から採れる炭酸カルシウム、それに鉱物油などを混ぜて作られたもの。炭酸カルシウムに、パルプという食物繊維を混ぜ込んで作ると紙粘土が完成します。

固まりにくく何度でも作り直しができる

油粘土の最大の特徴は、固まりにくく何度も作り直しが出来るところではないでしょうか。気温によって粘土の状態が左右されることも少なく、時間が経っても柔らかいままです。気に入った作品が出来るまで繰り返し遊ぶことが出来ますよ。自然乾燥によるひび割れも起こりにくく、扱いやすい粘土です。

子供の想像力を鍛えることができる

お子さんの健やかな成長を助ける知育玩具として、教育の場でも良く使われるのが油粘土です。こねたり、ちぎったりすることによって手先の器用さも育てていきます。カラフルな油粘土を使用することで色彩感覚を伸ばしていけるでしょう。

油粘土のデメリット

固まらないぶん作品を残しておくには不向き

油粘土でとても気に入った作品が完成したとき、飾っておきたいと思うこともあるでしょう。しかし、油粘土は作品の保管には向いていません。粘土で作品を作り上げて、保管しておきたいと思う時には時間経過と共に固まる紙粘土や、オーブンで焼くと固まるシリコン粘土などを使うことをおすすめします。

油粘土の選び方

安全性の高さで選ぶ

自然素材の粘土を選べばお子様にも安心

粘土に混ぜ合わせる鉱物油を変更し、国産の米油を使用した油粘土なども発売されています。米油とは、米ぬかから抽出されるものを指します。玄米からわずか1%しか採ることが出来ないと言われている貴重な油です。お米が原料なので、アレルギーも起こりにくく安心ですね。小さなお子さんがいる家庭でも安全に遊ぶことができますよ。

抗菌加工の粘土ならより安心

最近では、抗菌加工が施されている油粘土も数多く発売されています。粘土の中に抗菌剤が練りこまれているため、非常に衛生的。抗菌とは、菌が繁殖するのを防ぐことをいいます。長期にわたって遊ぶことになる油粘土なので、あると嬉しい効果ですね。安心して粘土遊びを楽しみたいときは、粘土のパッケージに抗菌剤入りと書かれたものを選びましょう。

作りたい作品を想像しながら選ぶ

カラフルな色合いを選べば作品の幅が広がる

油粘土と言えば、灰色や緑色(エメラルドグリーン)が定番でしたが、カラフルな油粘土も増えてきています。紙粘土と違い、色付けが難しいとされていた油粘土も時代とともに進化を遂げました。自分好みのオリジナルカラーを作ることも可能です。カラフルな粘土を練り合わせて色の変化を楽しむことで、色彩感覚を養うことが出来ますよ。

飽きのこない色を選ぶなら白

冬空に舞い散る雪のように真っ白な油粘土を選べば、長い間にわたって粘土遊びを楽しめるのでおすすめ。繰り返し遊ぶことのできるのが大きなメリットなので、飽きのこない色を選ぶのは大切です。ホワイトの持つ軽やかさと、愛らしさと併せ持った作品つくりが出来ますね。シンプルで、大人っぽいカラーリングが好みの方にぴったりの色です。

付属品のセット内容で選ぶ

片づけを楽にしたいならケース付

油粘土を長持ちさせるためには、保管方法に気を付けなければなりません。袋入りの油粘土は、場所を取らないので省スペース。ですが、ほこりや乾燥を防ぐためにはケースに入れたほうが安心です。油粘土は、異物が混入すると劣化するスピードが速まってしまうので要注意。粘土ケースとセットになっているタイプを選ぶと、別にケースを用意する手間を省けて片づけも楽々です。

押し型付なら買ってきてすぐに遊べる

油粘土は、丸めたりこねたりするだけで十分に楽しめますが、型抜きをして様々な形を切り抜くともっと楽しめますよ。ハートや星、車の形や動物など手でこねるだけでは再現することが難しいものでも型抜きを使えば簡単。ケースの裏に押し型が付いているものもあります。型抜きの道具を、粘土と一緒に収納するタイプもあるので、必要に応じて選びましょう。

ヘラがついていれば切り分けが簡単に

粘土にヘラやローラーが一緒についている便利なセットも販売されています。ヘラがあると、硬めの油粘土も簡単に切り分けることができますね。使う分だけ切り分けて、ローラーで伸ばしておくと使い勝手が良くなります。粘土用のヘラには、真っすぐに切れるヘラのほか、ギザギザや波形に切れるヘラなどもあります。

油粘土のおすすめブランド・メーカー

中部電磁器工業

バラエティーに富んだラインナップ

中部電磁器工業は教材用から手芸用まで、様々な種類の粘土を取り扱っています。油粘土だけでも6種類が発売されていますよ。50年以上、粘土作りに関わってきた中部電磁器工業ならではの役に立つノウハウが詰まっています。

クツワ

アレルギーの出にくい粘土の取り扱いが多め

クツワは米粉や、とうもろこしの粉を使用した粘土など、アレルギー反応の出にくい粘土を沢山取り扱っています。どの粘土も、手触りが滑らかなのがクツワの粘土の大きな特徴です。カラー展開も豊富。パズル型つきの粘土などもあるので、楽しく遊びながら物の名前を覚えることが出来ます。

アーテック

学校教育にも使用される実力派

アーテックの粘土は、手や洋服につきにくく扱いやすいと高く評価されています。手作りのランタンや、貯金箱を造るためのキット販売も多く、粘土遊びに慣れていなくても本格的な粘土遊びを楽しむことが出来ます。また、無臭・抗菌加工が施されたものが多いので、初めての粘土遊びにおすすめのメーカーといえます。

デビカ

粘土用の工作アイテムの取り扱いが豊富

デビカは、あると便利なヘラや粘土板などの道具が数多くあります。本格的な粘土遊びを始めたいという方は、デビカの油粘土がおすすめ。大人も子供も扱いやすい粘土が揃っています。全体的にリーズナブルな価格設定で、必要な道具を揃えることができるので人気があります。

おすすめ&人気の油粘土ランキング

初めての粘土遊びにおすすめの油粘土

中部電磁器工業-ほいく粘土 (263円)

保育園や幼稚園で良く使われる定番粘土

中部電磁器工業のほいく粘土は、教育現場で広く使われている油粘土です。紫外線によるダメージや、年月が経過することによって起こるダメージが非常に少なく高品質を保つことができます。油絵具を使って色付けも可能。

柔らかい粘土でありつつ、コシはしっかりとしているので理想の形に仕上げることができます。その性質から、フィギュア等の型取りにも良く使われています。粘土遊びを始めたばかりの方だけでなく、玄人の方にもおすすめの油粘土です。

学林舎-軽量油ねんど エコ・ウッディ (860円)

木の廃材や木片を再利用していて環境に優しい

木をリサイクルして作られた粘土、エコ・ウッディ。この油粘土は、原材料の中に木の廃材や木片を使用しているのが最大の特徴です。大型の粘土ケースとヘラがセットになっているため、粘土遊びが終わった後に収納しやすくて助かりますね。

木の色を表現したナチュラルな色合いのため、温かみのある作品を作り上げることができます。エコ・ウッディは包材にも工夫がされており、焼却しても有害物質が発生しないようになっています。環境に非常に優しい粘土ですね。

銀鳥産業-かるかる油粘土 (466円)

手や洋服にくっつきにくい

銀鳥産業から発売されている、軽量タイプの油粘土です。かるかる油粘土は、今までの油粘土の半分の軽さになっています。そのため、握力が弱い方でも楽に扱うことができます。

粘土のカラーはエメラルドグリーン。柔らかい感触ですが、手にくっつきにくいのが特徴です。細かいパーツの成型に向いているので、手の込んだ作品作りにチャレンジしたいときにもおすすめです。

クツワ-米あぶらねんど (399円)

国産のコメ油を利用した油粘土

2017年度(第11回)キッズデザイン賞を受賞した、クツワの米あぶら粘土。大きな特徴として、原料に米油を使用しています。また、油以外の素材にもこだわって作られたという非常に安全性の高い油粘土です。

米あぶら粘土には、最初から粘土の表面に切り込みが入っているという嬉しい工夫が施されています。その切り込みがあることによって、ほんの少しの力を加えるだけでも簡単にちぎれると人気があります。手先が器用になり始めた頃に使いたい油粘土です。

デビカ-油ねんど白 (251円)

ビタミンカラーで明るいパッケージ

デビカの油粘土は、コストパフォーマンスが高いのが特徴。思いっきり粘土遊びを楽しみたい方向けです。大きめの作品を作ったり、型抜きをして遊んだりと自由な発想をしながら想像力を伸ばしていくことができます。

粘土のカラー展開はホワイトと、昔ながらのエメラルドグリーンの2色展開。手触りが良く、夏休みの自由研究に使う粘土としてもぴったりです。コシがあるため、立体的な作品に挑戦してみたい方におすすめです。

アート作品作りにおすすめの油粘土

デビカ-ウクカル油ねんど (440円)

水に浮くほど軽やかな油粘土

油粘土といえばずっしりとした重いイメージが一般的でした。ですが、デビカのウクカルはその名の通り水に浮いてしまうほどの軽量粘土です。その驚きの軽さで、通常の油粘土では表現しにくいものも簡単に作ることができますね。

柔らかい質感で好きな形に加工しやすいため、どんな方でも夢中になること間違いなし。非常に軽いのにコシがあり、形も崩れないので造形に向いています。うさぎの耳などピンっと立たせたい部分のパーツ作りにも最適です。

中部電磁器工業-ニューのびのび油ねんど (314円)

植物性油脂を使用しており安全性が高い

ニューのびのび油ねんどは、油粘土にありがちなベタベタした感触ではなく、なめらかな手触りの粘土です。のびのびという名前の通り、しっかりとしたコシがあり、作品作りの途中で粘土がだれることもありません。暑くなる夏場にもべたつかないのが特徴。

通常の油粘土とは違うため、少し変わった香りがしますがその独特な匂いもほとんど気になりません。使用可能期間も非常に長く、正しい保管方法で保管すれば3~4年程使うことができますよ。油粘土ならではの持ちの良さですね。

銀鳥産業-ザ・クレイ (413円)

汎用性の高いホワイトカラー

スタイリッシュでおしゃれなデザインのパッケージに入っています。ザ・クレイは汎用性の高いホワイトカラーの油粘土。ちぎったり、くっつけたりが容易で再現したい形を上手に作り上げることが出来るでしょう。

ずっしりとした重みのある粘土なので、ゆっくりと落ち着いて作品作りに励むことができます。立体的な作品を作りたい時におすすめ。700gの大容量でコスパも良く、普段の粘土遊びにも使いやすい油粘土です。

瀬戸製土 -レオン油土S (590円)

デザイナー御用達の最高級油粘土

レオン油土(ゆど)は、デザイナーや彫刻家が愛用している油粘土。フィギュアや模型を制作するときの、型取りに使用されることが多いです。美術系の学校でも、昔からの定番の油土として広く愛されています。

レオン油土は赤、黄、紫と3種類のパッケージが存在しており、カラーごとに硬さが違うのが特徴。使い始めは硬いので、粘土用のヘラで切り分けるのをおすすめします。用途に合ったヘラを一緒に用意して造形していくと、作品作りの幅が広がりますよ。

中部電磁器工業-モデリングクレイ (247円)

色鮮やかなカラー展開のクレイ粘土

中部電磁器工業は様々な種類の粘土を販売していますが、クレイ粘土も取り扱っています。モデリングクレイは、使い切りタイプの油粘土。イエローやレッド、パステルグリーンにネオンオレンジなど、計20色の色とりどりの粘土が揃えられています。

粘土同士を混ぜ合わせて、好きな色を作ることもできます。コシがしっかりとしているため、クレイアニメの作成などの長時間の作業に使用しても粘土がだれることはありません。色鮮やかな作品を作りたい方におすすめ。

匂いが少なくおすすめの油粘土

アーテック-油ねんど(499円)

無臭の油粘土を探している方へ

アーテックの油粘土は、無臭で抗菌作用のある油粘土となっています。パッケージに大きく無臭と書かれているため、探す時も簡単。油粘土の独特な香りが苦手で、使うのを避けていたという方にもおすすめです。

容量も1㎏と多めなので、1人でも大人数でも十分に楽しめますね。乾燥を気にすることなく、ゆったりと自分のペースで粘土遊びを進めていくことができます。存在感のある、大きめの作品を作って遊びたいときに選びたい粘土です。

昭和教材-あぶらねんど(カルピア)(600円)

爽やかなライトグリーンの油粘土

小学生向けの学習教材を取り扱う、昭和教材から発売されている油粘土です。水に浮く軽量タイプ。ライトグリーンの明るい色で、抗菌剤が入っています。そのため、小さいお子さんと一緒に安心して遊ぶことができます。

衝撃に強い樹脂素材を使用したケースが付属品となっています。お子様の小さな手でも開け閉めしやすいように、取っ手つき。ケース表面には、使うたびに楽しい気分になれる可愛らしい動物たちのイラストが描かれています。

パジコ-かるい油ねんど(438円)

厳しい基準にクリアしている安全な油粘土

パジコのかるい油粘土には、STマークがついています。STマークとは、Safety Toy(安全なおもちゃ)の略です。日本玩具協会が定めている、非常に厳しい基準をクリアしたおもちゃしか取得することができないマークです。

かるい油粘土はその安全性の高さはもちろん、扱いやすさにも定評があります。粘土の色はライトグレーで、落ち着いた印象の作品が作れます。水に浮くことのできる軽量タイプなので、オリジナルの船やヨットをデザインして浮かべてみるのも楽しいですね。

銀鳥産業-油ねんど(234円)

リーズナブルで大容量なのでコスパがいい

銀鳥産業の油粘土は、粘土の色を活かしたパッケージデザイン。可愛らしいキャラクターが魚釣りをしているイラストが描かれています。容量が500gと多めのため、大きめの作品も粘土の残りを気にすることなく作れます。

また、無臭・抗菌仕様なので抵抗なく粘土遊びが可能。弾力性にも優れている油粘土なので、ハリのあるしなやかな仕上がりを期待できますよ。リーズナブルな値段設定なので買い求めやすく、気軽に粘土遊びを楽しむことが出来ますね。

エコール教材-ずこう粘土ケース付きセット(891円)

粘土ケースとヘラがついていてすぐ遊べる

付属品の粘土ケースが可愛らしい、エコール教材の油粘土。こちらの粘土は無臭タイプで抗菌剤入り。粘土は直接手で触れて遊ぶものなので、安全なものを選びたいという方におすすめです。ケース付なので持ち運びにも便利。

ずこうねんどは、長時間粘土を捏ねていても手や粘土板などに残りにくいような工夫がされています。手がべとべとにならず、汚れにくいのは嬉しいポイントですね。そのほかの特徴として、今までの油粘土の1/2の軽さであるということが挙げられます。

まとめ

こだわりに合わせた油粘土を選ぶのがおすすめ

一口に油粘土と言ってもそれぞれ異なる特徴がありました。 今回は、粘土遊びからアート作品作りまで、目的別に使えるおすすめの油粘土をご紹介しました。匂いも軽減されて昔よりだいぶ扱いやすくなっているので、使いやすい油粘土を見つけてみてくださいね。

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