鰹節といえば、すでに削られたパック入りが主流ですが、1度は削りたてを味わってみたいものですよね。実際に削るとなると、鰹節はもちろん鰹節削り器も必須です。そこで、今回はおすすめの鰹節削り器をランキング形式でご紹介します。また、鰹節削り器は箱の材質や刃の種類が分かれており、選び方にもコツがあるため詳しく解説します。さらに、削り方と手入れの詳細もあるので、これなら使えると思える鰹節削り器を見つけて、削りたての美味しさを味わってみてくださいね。
鰹節削り器の特徴
大工道具の鉋に使われる刃を用いた鰹節専用の調理器具
鰹節削り器は、鰹節を薄く均一に削ることができます。その理由は、木材の表面を削ってなめらかに整える大工道具、鉋と同じつくりで刃も鉋に使用する鉋刃を使用しているため。大工道具の鉋は木材に当てた鉋を動かすため、刃は下向きに取り付けられており、削れた部分は上へとめくれていきます。鰹節削り器は鰹節を動かすため、刃は上向きです。削れた分は下へと落ちていき、備え付けの受け箱に溜まるようになっています。
削りたての削り節を使うことで料理の味が深まり減塩にもつながる
鰹節から削った削り節は風味がよく、料理の出汁をとるのにも最適です。鰹節をしっかり煮出してとった出汁は味と香りが強く、そのままでも美味しくいただけるほど。素材そのものの味を楽しめるようになると、塩や醤油の量がおのずと減ります。ほんの小さなことですが、将来の健康にもつながりますよ。
鰹節削り器の種類
鉋タイプ
自分の手で鰹節を動かして削る昔ながらの定番タイプ
鉋タイプの醍醐味は、削るという作業にも楽しみを見出せることです。刃に対する鰹節の当たり具合や力加減、シュッシュッと鰹節が削れていく音に香りなど、日常ではつい見過ごしがちな感覚に伝わるものがあります。慣れは必要ですがコツさえ掴めば、鰹節を削るひと手間さえ楽しい時間になりますよ。
鉋台と外箱ふくめて木製のものは和箪笥を思わせる、日本的なデザインが主流でした。今では昔ながらの台所のほか、洋風のキッチンにもぴったりなお洒落な鰹節削り器も登場。また、プラスチックや金属製もあるため、自分の好みに合わせて選べますよ。
ハンドルタイプ
ハンドルを回すだけの簡単操作で削り節ができる
鉋タイプとは異なり、ハンドルタイプは鰹節を自分の手で動かす必要がありません。取っ手のある鉛筆削りと同じで、鰹節をセットしたらハンドルをぐるぐる回すだけで削り節ができあがります。コツや力がいらないため、握力に自信のない方や子供でも簡単に使えますよ。
ハンドルタイプの鰹節削り器はキッチン家電と同じように定位置を決め、いつでも使えるようにしておくのがポイントです。見えるところにあれば自然と使う頻度が高くなりますし、料理のたびに出し入れする必要もありません。鰹節削り器が気になるものの、飽きずに使えるか心配な方にハンドルタイプはおすすめですよ。
鰹節削り器の選び方
刃の材質で選ぶ
お手軽価格で切れ味と研ぎやすさも兼ね備えたSK全鋼
SK全鋼とは鋼の種類のことです。スチールと工具をアルファベットにした際の頭文字から、SK全鋼もしくはSK材と呼ばれています。家庭用の包丁にも使用される金属であり、硬さと切れ味は申し分ありません。また、強度に優れながらも研ぎやすいためメンテナンス性にも優れています。鰹節削り器がどういったものか試してみたい方に、SK全鋼はおすすめですよ。
値段は張るが刃の持ち具合など長期的なコスパに優れる青紙
青紙とはSK全鋼から不純物を取り除き、別の特殊金属を配合させた鋼を指します。名前から青色の鋼をイメージしますが、色は一般的な鋼と同じです。製造開発の際に、できあがった鋼のラベリングに青い紙を使用したのが名前の由来となっています。性能としては青紙はSK全鋼よりも硬く、粘り強いのが特徴。刃先を鋭く研げるため、切れ味は長く持ちますよ。
鉋台と受け箱の材質で選ぶ
出しっぱなしでもお洒落に見せられるのは昔ながらの木製
木製の鰹節削り器は、自然素材ならではの温かみと趣のある佇まいが魅力です。意外と耐久性もよく、高品質のものを選べば世代をまたいで使えます。また、経年による変化を楽しめるのも木製ならでは。もともとの木材の色味が深まったりツヤが出たり、木目がはっきりと浮かぶなど個性が際立ちます。長く使い続けられる鰹節削り器を探しているのであれば、木製がおすすめですよ。
毎回きちんと洗って使いたいなら丸洗い可能な樹脂製
プラスチック樹脂を用いた鰹節削り器は、木製に比べて軽量かつ丸洗いできる点がポイント。残りカスを払う手間を省けますし、乾燥の時間が少ないため後片づけが楽ちんです。木製とは異なり、日頃から使っている調理器具と同じ感覚で扱えます。とくに、削りたての鰹節を使いたいけれど、毎日は使わないという方に樹脂製はおすすめですよ。
サイズで選ぶ
出汁をとるために鰹節を削るなら受け箱も大きい定番サイズ
日頃から和食をよく作っている方、出汁用の鰹節はたっぷり使いたい方は、従来からある大きめの鰹節削り器が最適です。大きい分だけ、削り節が溜まる受け箱のサイズにもゆとりがあり、一度でたくさんの削り節を入れておけます。また、鰹節削り器の本体に高さがあるため、立ち姿勢で使いやすいのもポイント。キッチンに定位置を決めておけば、料理中でもサッと使えますよ。
ミニサイズなら食卓でも邪魔にならず盛りつけ用に最適
生活スタイルの変化に伴い、今では従来のサイズよりも小さくて薄い鰹節削り器も登場しています。ミニサイズはコンパクトなため、食卓に置いていても邪魔になりません。また、さほど高さがない点から、椅子や座面に座った状態でも削りやすいのですよ。出汁をとるためではなく、料理のトッピング用として手元に置いておくのにおすすめです。
鰹節削り器のおすすめブランド・メーカー
台屋
鰹節削り器に見えないスマートさが現代風でおしゃれ
鉋の台座など大工道具を製造している山谷製作所が立ち上げたブランドで、和食のユネスコ無形文化遺産登録をきっかけに誕生しました。モダンかつ素朴さを感じるデザインは、ナチュラルテイストが好みの方にぴったり。また、台屋では事前に鰹節削り器の試し削りをしているため、はじめての購入でも安心ですよ。
貝印
樹脂製ながら木製の鰹節削り器を思わせるデザインで人気
数多くの調理器具を製造してきたメーカーで、鰹節削り器もそのうちの1つ。従来品を改良し、忙しい人でも手軽に削り節を使えるように工夫した鰹節削り器は評判も上々です。受け箱を半透明にして量を確認しやすくするなど、削っている最中のひと手間を減らしてくれますよ。
にんべん
鰹節の専門店が選ぶ一台はデパートでも扱われるほど
料理には欠かせない、出汁を専門的に扱うメーカーです。鰹節一筋でオリジナルの鰹節削り器も生み出しており、材質から組み上げまで職人技術が詰め込まれています。信頼できるメーカーの鰹節削り器を探しているのであれば、にんべん謹製の一台はおすすめですよ。
トマル水産
鰹節とセットの鰹節削り器は贈り物として人気
おもに鰹節の製造を手がけているメーカーで、専門店ならではの目利きに優れています。なかでも、鰹節と鰹節削り器のセットが大人気。両親や祖父母へのプレゼントに多く選ばれており、子供の頃を思い出すと喜ばれています。また、鰹節とのセットで手軽にはじめられる点から、和食に挑戦したい20代30代からも評判ですよ。
おすすめ&人気の鰹節削り器ランキング
木製でおすすめの鰹節削り器
台屋-かつおぶし削り器 (15,400円)
すっきりデザインが美しさを感じさせる新しい鰹節削り器
見た目の美しさと使い勝手のよさを両立させた鰹節削り器です。台屋の鰹節削り器は、すべて試し削り済み。鉋刃はベストな状態に調整されているため、手元に届いたらすぐに使えます。はじめて鰹節削り器を使う方や贈り物にもおすすめですよ。
サイズは幅が8cmで長さは24.7cm、高さは5.5cmです。従来の鰹節削り器に比べて薄く、テーブルに置いて椅子に座った状態でも使いやすいのがポイント。高さがなく見た目もシンプルなので、食卓に出しっぱなしでも気になりませんよ。
にんべん-鰹節 削り器 (14,300円)
工芸品なみの技術が詰まったオリジナルの鰹節削り器
鰹節一筋のメーカー、にんべんのこだわりが見られます。箱材は防虫腐食に強い桐材で、組み立ては強度のあるロッキング方式。パズルのように凹凸を組むため、削る際のガタつきやズレを防止します。鉋は大工職人が使用する本白樫に、1枚ずつ手で鍛造した三条鉋の組み合わせです。いいものを使いたい本格派に最適ですよ。
サイズは横幅が12.5cmで縦の長さは27.5cm、高さは13cmです。本体重量は約1.3kgあるため、都度出し入れしての使用よりも定位置を決めて使うのがおすすめ。目に留まるところに置いておけば、鰹節を削るのが日常的になりますよ。
トマル水産-かつお節手削り入門セット けずりっ子 (7,810円)
日本鰹節協会のお墨付きのコンパクトな鰹節削り器
刃にも桐箱にも職人技術が詰まっています。鉋刃は2枚の金属を合わせた付鋼。粘りと硬さのある金属を組み合わせ、スムーズな切れ味を長く保てます。鉋台には厚さ2.3cmの白樫を使用。硬い白樫はたわみが生じにくく、安定した削り心地を体感できますよ。
サイズは横幅が9cmで長さが24.5cm、高さは6.5cmです。高さが低めなのは、受け箱から引き出しをなくしたため。また、受け箱そのものの高さも低めに設計されており、仕舞っておくための場所探しに苦労することはありませんよ。
エルグラードおぐら-かつお節削り器 らくらく君 鰹節2本セット (16,940円)
傾斜のある鉋台のおかげで力を込めずにらくらく削れる
ぱっと見は昔ながらの鰹節削り器ですが、名前のとおり鰹節をらくに削るための工夫が施されています。鉋台が水平ではなく、わずかに傾いているため鰹節をすべらせる際に余計な力を必要としません。鰹節をらくに削れる、鰹節削り器を探している方におすすめの一台です。
大きめで約1kgの重みがあるため、削っている最中にぐらつく心配はありません。また、箱にもバネ式のクッションが着いており、鉋台の揺れを抑えてくれます。見た目は定番のまま、使いやすさが進化した鰹節削り器ですよ。
トマル水産-鰹節削り器 削り名人NO.1 (38,880円)
職人技術と素材でつくりあげた最高級の鰹節削り器
一流の鉋刃と木材で仕上げられています。鉋刃は、高級刃物に使用される青紙2号を使用。硬く粘り強い鋼で、鰹節のように硬いものを削っても、一般的な刃物に比べて磨耗しにくくなっています。鉋台には、国内の木材でも強度に優れている白樫を採用。丈夫で長く愛用できる鰹節削り器を探している方に、ふさわしい一台ですよ。
横幅は12cmで長さは30cm、高さは16.7cmと大きめ。重さが約2kgあるため、ずっしりしており安定感は抜群です。土台がしっかりしていて削りやすいのがポイント。道具は、いいものを使い続けたいと考えている方におすすめの鰹節削り器です。
食卓での使用におすすめの鰹節削り器
台屋-かつおぶし削り器 赤香 AKAKOU (7,700円)
台屋で人気の鰹節削り器がよりコンパクトになって登場
従来の鰹節削り器よりも小さく、薄く設計された鰹節削り器です。大きさは幅が6.5cmで長さは20.5cm、高さは5.8cm。従来のものより、ちょうどひと回りほど小さいサイズ感です。家族が多くて手狭な食卓でも、1人暮らしや2人暮らしの小さなテーブルでも使いやすいですよ。
小さくとも刃と木材にはこだわっており、削り心地は従来の鰹節削り器に引けを取りません。刃は、家庭用の包丁にも用いられるSK全鋼を使用しています。鉋台には大工道具の鉋にも使われる白樫、箱にはあたたかみを感じるブナを使用。小さくても使い心地は妥協したくない方にぴったりです。
小柳産業-ミニ鰹箱 (3,245円)
ミニチュアサイズでもしっかり削れる本格派
家庭向けのなかでも、とにかくコンパクトに作られた鰹節削り器です。大きさは横幅が5.5cmで長さは13cm、高さは6.8cmと手乗りサイズ。長辺が一般的な鰹節削り器よりも短く、削る際に箱の角を指でしっかりと抑えられる点が使いやすさのポイントです。おすすめの使い場所は食卓で、とくに小さくなった鰹節を削るのに向いていますよ。
気になる削り具合ですが、一般的なサイズの鰹節削り器と比べても遜色ありません。鋼製の刃を取り付けているため硬さに優れており、削り心地はスムーズです。ミニサイズなのにきちんと削れるので、贈り物にしても喜ばれますよ。
ambai-鰹箱 かつお節削り (16,500円)
小さな箱に使いやすさと職人技術が詰まった鰹節削り器
テーブルウェアの卸問屋と製造メーカーのコラボによって誕生しました。製造元の高三(たかさん)は70年にわたって鉋台をつくり続けており、技術の高さは折り紙つきです。鉋台と刃は職人が調整を施して組み上げているため、削り心地はなめらか。選ぶなら、きちんとした鰹節削り器を選びたいという方におすすめです。
鰹箱には、ほかの鰹節削り器にはない専用ホルダーが付属しているのがポイント。ホルダーを鉋台にとりつけることで、小さくなった鰹節も最後まで安全に削ることができます。ちなみに、鉋台とホルダーは重ねての収納が可能です。すべてを箱に収めても、横幅7cmで長さ20cm、高さは6.8cmと場所をとりませんよ。
お手入れのしやすさでおすすめの鰹節削り器
貝印-Kai House SELECT 鰹ぶし削り器 (3,980円)
40年も愛された鰹節削り器がリニューアルして再登場
貝印の従来品をベースに、より使いやすさを追求した鰹節削り器です。注目は、クリアブラウンの受け箱。受け箱の手前が大きく開いていることで鉋台を乗せたまま、削り節を取り出せるのです。わざわざ鉋台を外す手間がかからないため、手早く簡単に削り節をつくれますよ。
カバーと受け箱のみ樹脂製で、鉋台には天然木を使用しています。鉋台と鰹節のこすれ具合は、従来からある木製の鰹節削り器と同等。また、鉋刃は貝印の刃物鋼を使用しており、抜群の削り心地です。木製と変わらない削り加減と使いやすさを求める方に、おすすめですよ。
愛工業株式会社-かつおぶし削り オカカ (6,600円)
鰹節を抑えてハンドルを回すだけで削り節ができあがる
2011年の発売当初から、手軽さで人気の鰹節削り器です。鉋タイプは手のひらで鰹節を抑えつつ動かす必要がありますが、オカカには一切不要。コツも力もいらないため、年配の方でも使いやすいですね。らくに鰹節を削りたい方に、まさにぴったりです。
引き出し式の受け箱は、幅と深さがあるため出汁用にたくさん削っても余裕があります。透明なので削っている最中に量を確認しながら、ほしい分量だけ削れるためムダも出ませんよ。また、水洗い可能なので削りカスが残る心配もなく、常に清潔に使い続けることが可能です。
海藻専門店たまも-鰹節削り器 太郎 (2,288円)
鉋台とケースのどちらも丸洗いできる鰹節削り器
形状は昔ながらの鉋タイプですが、ケースは強化プラスチックで鉋台はステンレス製です。木材を使用していないため、従来の鰹節削り器では不可能だった鉋台の水洗いも可能。お湯で洗えば乾きも早いため、調理器具は使用前に洗ってから使いたいという方におすすめですよ。
高さはたったの3.8cmです。薄さの理由は、受け箱に鉋台が収まる設計のおかげ。段重ねにしないことで余計な高さが生じず、使う際はもちろん収納の際も必要以上に場所を取りません。調理器具は見せずに隠すタイプかつ、コンパクトにまとめたい方にぴったりですよ。
鰹節削り器の使い方
鰹節を乾いたキッチンペーパーで拭いて削る準備をする
枯節や本枯鰹節の表面というのは、保存性のアップや風味を高めるためにカビ付けをしています。いいカビなので口にしても問題ありませんが、気になる場合は乾いたキッチンペーパーや布巾で軽く拭き取りましょう。このとき、濡れ布巾を使うのは厳禁。鰹節の味が落ちたり長期保存ができなったりしてしまいますよ。
鰹節削り器と鰹節の向きを確認する
鉋台は自分の体に対して垂直、刃先が自分の方に向くようにセット。鰹節は、頭から削ることでカールした削り節になるため、頭と尾を見分けます。見分けのポイントは、形状と皮の有無です。頭は房から外したバナナのようにくびれており、尾には皮がついているのが目印。頭側を刃に当てて皮が付いている方を外側に向ければ、準備は完了です。
鰹節を鉋の刃に当てて一気に削っていく
鰹節の頭側を鉋台に押し付けながら、奥へスライドさせると少しずつ削れていきます。はじめのうちは削りにくいと感じますが、削り面が平らに整うにつれてカールした削り節ができてきますよ。受け箱の中身を見つつ、必要な量を削ってみてください。
鰹節削り器のお手入れ方法
使用後は鉋刃の油分を拭いて切れ味をキープ
鰹節を削り終わったら、鉋刃をキッチンペーパーや布巾で乾拭きしましょう。刃についた油分や塩分を拭き取ることで、切れ味を長く保てると同時に、サビの予防にもなります。もし、汚れが気になるのであれば水洗いも可能です。洗ったあとは清潔な布で水分を拭き取り、完全に乾燥させてください。濡れたままだとサビの原因になります。
防虫対策のための秘訣は削り粉を残さないこと
受け箱に削り節を入れたままにしたり、削りカスが多く残っていたりすると、虫を引き寄せてしまう場合があります。また、カビの原因にもなるため使用後は簡単に掃除をしておきましょう。まずは、竹串や爪楊枝で鉋刃と鉋台、受け箱に詰まった削り粉を取り除きます。次に、固く絞った布巾で水拭きして乾拭きをすれば完璧です。
鉋刃の調整には木槌を使うことで1ミリ以下の調節が可能
鰹節削り器の刃は、使うたびに少しずつずれが生じるもの。以前よりも削りにくくなったり、粉ばかりが落ちたりする場合は鉋刃の調整が必要です。調整は鉋台を叩いて行いますが、このときに重宝するのが木槌。木槌を用いることで鉋台を傷つけず、わずかな調節が可能となります。鰹節削り器専用の木槌なら、手のひらサイズで使いやすくおすすめですよ。
刃の切れ味が落ちた場合は研ぎ直しで使い心地が復活
もし、鉋刃の出具合や向きを調整しても鰹節が削れなくなったら、刃の切れ味が落ちているサインです。鉋刃は包丁と同じで、研ぎ直すと切れ味は戻りますよ。このとき、研ぎ道具は必ず砥石を選びましょう。シャープナーは刃先を荒らすだけで、研げません。自分で研げない場合は、購入店や金物屋へ依頼しましょう。プロの手で、新品同様の切れ味に整えてもらえますよ。
まとめ
生活スタイルと用途に合う鰹節削り器がおすすめ
鰹節を削るとは、いつもの料理にひと手間を加えることです。時間と手を使う以上、鰹節削り器を買い求める際には事前に使うシーンなどを考えておくといいでしょう。例えば、ただの白ごはんをパパッと猫まんまにしたいなら食卓向きのミニサイズ、調理器具は食後に片付けるタイプだから丸洗いできる樹脂製といった具合です。今回は、おすすめの鰹節削り器をランキング形式でご紹介しました。ぜひ、鰹節削り器を手にして鰹節を自分で削る楽しさ、削りたてでしか味わえない美味しさを体感して、料理と食事の時間を豊かに過ごしてくださいね。