おすすめの万年筆ケース人気比較ランキング!【革製も】

万年筆を持つと、自分専用の特別な道具を所有している気分になり、ほかの筆記用具とは違う愛着が湧きますよね。傷つけず持ち歩きたい、きちんと保管したいと考えているのであれば、万年筆ケースを持つことをおすすめします。万年筆ケースがあれば、万年筆を気兼ねなく出先へ持ち運べたり、今後の万年筆収集にも役立ちますよ。そこで、今回はおすすめの万年筆ケースをランキング形式でご紹介。また、万年筆ケースは収納本数や素材、ケースの形状によって使い勝手が異なるため、選び方についても解説しています。日常で万年筆を使いたくなるもの、お手持ちの万年筆にぴったりなものが見つかると、今まで以上に万年筆ライフが充実したものになりますよ。

万年筆ケースの特徴

専用ケースを用意することで万年筆に対する愛着が増す

万年筆を専用のケースに収納すると、ほかの筆記用具とは一線を画す存在になります。ケースのおかげで目立つようになるため、おのずと万年筆が目に留まる機会が増加。すると、万年筆を使う回数も増えていきます。単純に使うだけでも愛着は湧きますが、拍車をかけるのが万年筆の特性です。万年筆の特性とは、使い込むほどペン先にクセが移るというもの。人がよく使う物に対して親しみを覚える特性と、万年筆が持つ特性の相乗効果により、万年筆がもっとも手に馴染む筆記用具だと認識するようになるのです。万年筆ケースは、万年筆に手が伸びるトリガーの役割を果たすため、万年筆を使いはじめた方にこそ必須ですよ。

カバーや仕切りなどの工夫により万年筆を傷からガード

一般的なペンケースに万年筆を入れた場合、カバーや仕切りがないため、擦れたりぶつかって、軸に傷がついてしまうことがあります。万年筆ケースは、万年筆同士を接触させることなく仕舞えるため、傷つく心配がありません。傷つけたくない、大切な万年筆が1本でもある方には、万年筆ケースは必需品ですよ。

万年筆ケースの種類

持ち運び型

お気に入りの万年筆を外出先にも気軽に持ち出せる

万年筆を1本だけ入れられるもの、ほかの筆記用具と一緒に収納できるなど、形状は様々です。筆記用具を複数入れられるものは、必ずペン差しやループなど、万年筆を固定できて傷から守る工夫があるのが特徴。持ち運び型の万年筆ケースがあれば、お気に入りの万年筆を傷つけることなく、どこにでも携帯できますよ。

持ち運び型は、万年筆デビューしたばかりの初心者にもおすすめ。筒タイプやフラップタイプは場所を取らないため、すでに使っているペンケースに後入れしやすく、鞄にも忍ばせやすいです。常日頃から持ち歩くクセをつけると、万年筆にふれる機会が増えます。使う回数が増えて使用時間が長くなれば、万年筆で書くことが習慣になりますよ。

据え置き型

収集している万年筆の保管やディスプレイに最適

据え置き型は、持ち歩かない万年筆の保管に最適です。よくありがちですが、万年筆を机の引き出しに入れたままだと、気づかぬうちに擦れて傷がつくことも。万年筆専用のケースなら、お互いに干渉することがないため傷を防止でき、ほこりからも守ってくれますよ。

据え置きタイプは、すでに万年筆を5本以上所持している方やこれから収集予定の方にぴったりです。もしくは、自宅での万年筆の置き場所を考えている方にもおすすめ。万年筆専用の収納スペースを確保できるため整理整頓にも役立ち、ずらりと並んだ万年筆を眺める楽しさも期待できますよ。

万年筆ケースの選び方

万年筆の収納本数で選ぶ

持ち歩く万年筆が限られているなら1本差しタイプ

万年筆を数本持っているものの持ち歩くものは厳選する、思い入れのある1本は肌身離さず持ち歩きたいという方におすすめです。1本差しタイプなら、幅も厚みも万年筆1本分とほぼ同等。薄いものに絞り込めばケースに入れた状態でもコンパクトで、衣服のポケットに入れて持ち歩けます。場所を取らないため、ケースに入れたまま別のペンケースに収納することも可能ですよ。

万年筆と他の文房具も持ち歩くなら3本から9本タイプ

万年筆ケースの中でも豊富に揃っているのが、3本から9本を収納できるタイプです。素材も革や布などから選べて、形状も様々。ペン差しのほか小物を収納できるポケット付きもあり、予備のカートリッジインクを仕舞っておけます。本数が増えると万年筆同士、ほかの筆記用具との接触が気になるところ。あらかじめ、ペン差しの間隔にゆとりがあるか、ペン差しで覆えない部分をカバーできるフラップがあるかをチェックすると安心ですよ。

万年筆の収集を目指すなら今後を見越して10本タイプ

1本所有すると、自然と次の1本を探し求めてしまうのが万年筆の魅力です。年々、万年筆の本数が増えている、これからもお気に入りを見つけていきたい方は、大容量タイプの万年筆ケースを準備しておきましょう。中身が見えず収納が省スペースで済むジッパータイプ、万年筆をインテリアへと昇華させるコレクションケースもあります。こっそり自分だけで楽しむなら見えないタイプ、お気に入りの万年筆は目に留まるようにしたいなら、見えるタイプがおすすめですよ。

素材で選ぶ

長く愛用する万年筆の相棒なら経年変化を味わえる革製

万年筆は使い込むことで、オリジナルの筆記用具へと変化します。同様にエイジングを楽しめる素材としておすすめなのが、革製の万年筆ケースです。使用している革の種類や染料、オイルによって変わり映えは異なるものの、次第にツヤが生まれてなめらかな質感になりますよ。より早く万年筆を自分好みに育て、革のエイジングも進められる方法は1つ。毎日使うことです。使うほど手に馴染む感覚は、ほかの物では味わえない奥深さがあるものですよ。

生地や色柄など様々なバリエーションを試したいなら布製

布は革と比べて生地そのものの種類が多く、デザインによって大きく印象が異なります。このため、好みの質感を持った生地、色味や柄のテイストが決まっていると、自分好みの万年筆ケースを探しやすくなりますよ。また、革よりも気軽に使えるのが布製のポイント。例えば、デニム生地の万年筆ケースならカジュアルな雰囲気があり、汚れたら洗えるため気兼ねなく使えるのですよ。

使いやすさよりも個性や保管性を求めるなら木製

木材を使用した万年筆ケースは、主に持ち運び型よりも据え置き型に多く見られます。革や布に比べても保管性がいいため、紫外線をはじめとする光の遮断など万年筆にとって適切な環境下で管理したい方にもおすすめです。とくに、高価なものや年代物の万年筆を所有している方に最適なのは、桐材で作成された万年筆ケース。桐材は湿気を通さないため、高温多湿になりがちな環境下でも大切な万年筆を守ってくれますよ。

万年筆ケースのつくりで選ぶ

万年筆の出し入れのしやすさを重視するなら筒タイプ

筒タイプは万年筆ケースの中で、もっともシンプルかつコンパクト。つくりが簡素な分だけ、各メーカーやブランドごとに注力している部分が際立ちます。素材なら生地の厚みや色合い、機能性なら取り出し口の形状という具合です。筒タイプの場合、ペン差し部分に万年筆を差すだけという利便性の高さがポイント。お気に入りの万年筆を必要な場面ですぐに取り出せるものを検討しているなら、筒タイプがおすすめですよ。

筒タイプに保護機能があればと思うならフラップタイプ

フラップタイプは、使い勝手がよさげな筒タイプが気になるものの、ふとした拍子に万年筆が飛び出してしまいそうで心配な方におすすめ。ケース背面の生地が長く、取り出し口までカバーできるため安心して使えます。フラップを留める部分は、スナップボタンにベルトと様々。慣れてしまえば片手で万年筆の出し入れができますよ。また、留める部分にブランドのシンボルが刻印されていることも多く、お洒落な印象を与えます。

失くす心配があるなら口を閉じられるジッパータイプ

過去に万年筆を失くしたことがある、筒タイプやフラップタイプはうっかり落としてしまいそうという方には、ジッパータイプがぴったり。ファスナーで確実に口を閉められるため、密閉度は持ち運び型の中でも断トツです。さらに、注目すべきポイントは中面の工夫。ケースに万年筆を固定するゴムベルトやループが付いています。中面がペン差しの場合、ペン差しの底がケースの開け口側にあるため、万が一のときでも万年筆が飛び出る心配はありませんよ。

利便性とセンスを重視するならおしゃれなロールタイプ

横長の生地に縫い付けられたポケットに万年筆を差し込み、端から巻いて付属の紐で留めて使用します。ポケットの数が多く、幅が広いと収納本数も多くなり、ケースによっては10本以上の万年筆を入れることも可能。加えて、飛び出しや擦れを防止するためのフラップがあるなど、使いやすさへのこだわりも見られますよ。風変わりでありつつ、使いやすい万年筆ケースを求めている方にこそ、ロールタイプはぴったりです。

万年筆をコレクションして飾るならボックスタイプ

ボックスタイプは、万年筆の愛好家向けの収納ケース。使っていない万年筆が机の引き出しで眠っている方におすすめです。ボックスタイプの中は波型のペントレイが敷いてあるため、万年筆を1本ずつ収納できます。蓋がガラスタイプなら、そのままコレクションケースに。これまで集めてきた万年筆を並べてみると、好みの移り変わりなどが見られて楽しいですよ。また、次はどういった万年筆を選ぼうかという夢も広がります。

万年筆ケースのおすすめブランド・メーカー

MONT BLANC(モンブラン)

本革使用の万年筆ケースは愛好家の間でも評判

ブランド名とシンボルマークに山の名を冠している、筆記用具メーカーです。万年筆ケースの革にはこだわりが見られ、高品質な仔牛の革を使用したものが人気。お気に入りの万年筆のためなら、万年筆ケースも相応のものを選びたいという方におすすめですよ。

Pelikan(ペリカン)

万年筆の所有本数からぴったりの万年筆ケースを探せる

スイスに本社を置く、オフィス用品のメーカーです。万年筆ケースは革製が多く、1本差しタイプから20本差しタイプまで幅広く展開。また、ケース内の仕切りを可動式にするなど、細かな工夫が見受けられます。カラー展開は、黒を基調にしたものが多く、ビジネスシーンでも使いやすいですよ。

SAILOR(セーラー万年筆)

求めやすい価格設定のおかげで初心者も手を出しやすい

日本を代表する、老舗の文房具製造メーカーです。レザーを用いた万年筆ケースも製造しており、本革を用いながらも価格は控えめ。万年筆もケースも、まずは手の届くものから揃えていきたいと考えている方におすすめですよ。

PILOT(パイロット)

メイドインジャパンにこだわった万年筆ケースは逸品

ステーショナリーの製造から販売を行っている日本企業です。万年筆ケースは革製が多く、革小物を専門に扱うブランドとのコラボレーション品が目を引きます。過去のコラボレーションにおいては、牛革に漆塗りを施した珍しい革を採用するなど、日本の技術力や伝統美を発揮。日本製の万年筆ケースを探している方におすすめですよ。

おすすめ&人気の万年筆ケースランキング

筒タイプでおすすめの万年筆ケース

Pent×dunn-ワンペンカバー 太軸タイプ (2,420円)

携帯性抜群の理由は1mm以下の薄さと2つのスリット

ステーショナリーショップとレザーショップのコラボにより誕生した、薄型の万年筆ケースです。dunnの革製品の特徴といえば、使用している革の薄さ。ワンペンカバーも極薄の革で仕立てられており、万年筆を差した状態でもかさばらず、携帯時も邪魔になりません。スーツのポケットに入れても違和感のないもの、ペンケースに入れるときの傷防止カバーを探している方におすすめですよ。

ワンペンカバーはどのような万年筆にも対応できるように、上下の2か所に深さの異なるスリットがあります。スリットの長さはそれぞれ10mmと20mm。万年筆のペンクリップの位置によって使い分けが可能です。あらゆる万年筆に使えるため、時と場合で持ち歩く万年筆を変えているという方にもおすすめですよ。

INDUSTRIA-フラットペンケース2ショート (4,400円)

ショートサイズの万年筆をお洒落に使いこなせる

サイズは横幅が75mmで長さは135mm、厚さはわずか4mmとコンパクト。ジャケットやスーツの胸ポケットにも無理なく入れられます。また、取り出し口がUの字にカットされており、片手でさっと万年筆を取り出せるのが特長。ショートサイズの万年筆を愛用している方で、さらにスマートに使いこなしたいと方に打ってつけの万年筆ケースですよ。

カラー展開は5色。面積の多いおもて面にはネイビーやアイボリーなど、落ち着きのあるベーシックカラーで仕上げています。反対に、中面とステッチにピンクなどのビビッドな色を用いることで、遊び心のあるコントラストが誕生。わずかに覗く色の組み合わせは、お洒落な印象を与えますよ。

フラップタイプでおすすめの万年筆ケース

MONT BLANC-カーフレザーペンケース (15,290円)

フルグレインカーフレザーを用いた贅沢な万年筆ケース

フルグレインとは天然皮革のことを指します。一般的な革製品の場合は体毛を除いたあと、やすりがけや磨きがあるため、自然の風合いは薄くなりがちです。フルグレインの場合、あえて磨きなどをしないため、革に動物特有のきめを残しています。また、カーフとは生後6か月までの仔牛こと。きめが細かく牛革の中でも高品質です。万年筆と同じように、万年筆ケースにもこだわりたい本格派におすすめですよ。

サイズは長さが約15cm、厚みは約2.8cm。横幅は3cmと3.1cm、3.5cmの3段階なので、自分の万年筆に合うものを選べます。例えば、同じモンブランブランドの万年筆なら長さが149mmまでの、149サイズの万年筆が1本ぴったりと収まるサイズ感です。お気に入りの1本を持ち歩くのに最適な万年筆ケースですよ。

Pelikan-レザーケース TG-21 (7,040円)

可動式の仕切りで太さが異なる組み合わせでも収納可能

2本差しタイプの万年筆ケースですが、中の仕切りに秘密があります。仕切りは固定式ではなく、自由に動かせる可動式。収納部分を均等に分けないことで、軸の直径が異なる万年筆同士でも収納可能になっています。例えば、同じペリカンブランドのペンなら、スーベレーンのM800と細身のボールペンの組み合わせもきちんと収まりますよ。

サイズは横幅が約40mmで縦の長さは約135mm、厚さは約25mmで、重さはたったの24gほどです。手に収まるコンパクトさと軽さは、まさに持ち運びにぴったり。実際に手にした人からも、お気に入りの万年筆を持ち歩くのにちょうどよいと評価されています。スーツの内ポケットや鞄に入れやすいため、日頃から外回りの多いビジネスマンにおすすめですよ。

PILOT-ペンシース1本差 CLS1-01-L (33,000円)

革から塗装にいたるまで職人技術と伝統が詰まった逸品

革小物のブランドである、キプリスとのコラボレーションによって誕生した万年筆ケースです。ほかの革製品には見られない特有のグラデーションは、日本の伝統工芸の1つである漆塗りによるもの。職人が手塗りで仕上げているため、1つずつ表情が異なるのが特徴です。人とは違う万年筆ケースを探している方、日本製にこだわる方におすすめですよ。

サイズは横幅35mmで長さが170mm、厚みは23mmです。全体的に余裕を持たせており、軸幅20mmまでの万年筆が収納可能。例えば、大型に分類されるPILOTのカスタムURUSHIなども入れられます。また、細軸の万年筆を2本収納する使い方も。万年筆の間に、めがね拭きなど柔らかい布を挟めば、細軸2本用の万年筆ケースとしても重宝しますよ。

ジッパータイプでおすすめの万年筆ケース

SAILOR-万年筆ポータブルケース 37-9040-220 (4,400円)

ゴム材の仕切りで細軸から太軸まで安心して収納可能

3本の万年筆をコンパクトに収納でき、気軽に持ち運べるケースです。ペン差し部分の素材には、どのようなサイズにも適応するゴムバンドを採用。同じセーラー万年筆の中でも大型万年筆に分類される、キングプロフィットサイズも無理なく収納できます。ペン差し同士の間にはすき間が設けられているため、隣り合ったキャップの擦れを心配する必要はありません。太軸の万年筆を出先でも使いたい方におすすめです。

内側のつくりに限らず、外側のつくりも使いやすさが追求されています。ケースの角がゆるやかに丸みを帯びているため、開け心地はスムーズです。ジッパータイプにありがちな、角での引っかかりがありません。また、ケース全体とジッパーのつまみには本革を使用しています。本革は合皮よりも耐久性が高いため、開け閉めの際にかかる負荷にも十分耐えられます。長く使い続けられる、シンプルなケースを探している方にもぴったりですよ。

MONT BLANC-ジップトップ ペンポーチ (18,820円)

見える部分も見えない部分にもこだわった万年筆ケース

外見は一般的なペンポーチで、そのまま万年筆を入れると擦れてしまうように見えますが、心配は不要です。中面の底には2本のループがついており、万年筆を固定して収納できます。また、高さが5cmでマチは4cmあるため、万年筆2本に加えてほかの筆記用具も入れられます。2本以上入れる際は、万年筆を柔らかい布でカバーすると傷を防止できますよ。

使用している革は、牛革に型押し加工を施したサフィアーノレザー。イタリアで開発された革で、世界中の高級ブランドで愛用されています。型押しによる細かい溝が陰影を生み出し、深みのある表情が魅力的です。また、傷や汚れにも強いのがポイント。もしも、傷がついても模様のおかげで目立たず、インクが付いてもシミになりにくいのです。見た目と機能性のどちらも重視する方に最適ですよ。

Pelikan-ペンケース TGX-20 (22,000円)

コレクションと持ち運びを両立させた万能万年筆ケース

収納できる万年筆の本数は、最大で20本。実際の愛用者は、万年筆をすでに10本以上持っている方が多く、リピーターもいるほどです。また、万年筆を飾って楽しむ据え置き型とは異なり、コレクションを丸ごと持ち運べて、使いたいときに使いやすい点がポイント。万年筆は飾って楽しむよりも、使って楽しむために集めているという方にぴったりですよ。

ペン差し部分の形状はループタイプで、最大直径14mmまでの万年筆を差し込めます。ペリカンの万年筆であれば、直径13mmのM800や14mmのM1000がぴったりサイズ。ループの長さがグリップほどあるため、差し込んだ万年筆がブレることなく、しっかり固定してくれます。中軸から中太軸の万年筆を仕舞うのに最適ですよ。

ロールタイプでおすすめの万年筆ケース

unravel’s stationery-デニムロールペンポーチ (1,320円)

万年筆を気取らずに使いたい初心者におすすめのケース

お手頃価格のカラフルな万年筆を選んだ、万年筆ビギナーにぴったり。万年筆ケースはフォーマルなものが主流で、所有している万年筆によってはケースとの見た目の相性がちぐはぐになってしまいます。デニム生地を使用することで、気取った印象のないカジュアルな印象に仕立てられているため、気軽に万年筆を使いたい方におすすめですよ。

カラー展開は、くすんだブルーと赤の2色。ブルーは単色および白とボーダーがあり、赤は白のボーダーの組み合わせが可愛らしい印象です。ボーダーと言えば、マリンルックの定番イメージ。名前に水兵の意味をもつセーラー万年筆と組み合わせるなど、自分だけの楽しみ方もできますよ。

KNOX-PEARCE PREMIUM LINE ロールペンケース (10,450円)

ロールタイプの紐で留める手間をスナップボタンで解消

老舗ブランドの人気シリーズから登場した、ロールタイプの万年筆ケースです。外側には高級な水牛革、ペンホルダーの内側にはスエード調の生地を使用。手にふれる革の感触、万年筆へのホールド具合のどちらもソフトです。革製品は愛用するほど手に馴染むため、使うほど愛着が湧いてきますよ。

ペンポケットの数は4つ。厳選したお気に入りのみを差したり、万年筆のほかシャープペンシルとボールペンを差して持ち運ぶのもおすすめです。2つのスナップボタンで留めるため、すっぽり抜け落ちてしまう心配はありませんよ。

ボックスタイプでおすすめの万年筆ケース

ybaymy-ペンディスプレイボックス (7,601円)

収納しておきたい飾っておきたいの両方を叶えるケース

上下二段式の万年筆ケースです。上段下段を合わせると、合計で23本もの万年筆を収納できます。下段は引き出し式なので、上段の万年筆との入れ替えも簡単。数多くの万年筆を所有しており、ディスプレイと収納を1つのケースにまとめたい方におすすめですよ。

サイズは横幅が30.5cmで奥行は21cm、高さは7.5cmと存在感があります。木枠は赤茶系の色味をしているため、高級家具のような雰囲気。中のベージュの仕切りとのコントラストで、収めた万年筆を品よく見せてくれますよ。

WANCHER-最高級桐製万年筆コレクションケース WA183 (33,000円)

アンティークや高級嗜好の万年筆収集家におすすめ

桐を贅沢に使用した万年筆ケースです。桐材は昔から高級品の収納、タンスにも用いられた木材で、湿度の多い日本で重宝されてきました。桐材の万年筆ケースが必要になるのは、高級万年筆を所有している、あるいは今後コレクション予定のある方。一部の高級万年筆は保管に気を配る必要があり、とくにセルロイド製は光と湿気が大敵になるため、専用の万年筆ケースは必須ですよ。

全体のサイズは横幅が29.3cmで縦幅は18.7cm、高さは6.8cmです。二段式になっており一段に8本、合計16本の万年筆が収納可能。16個のケースは1つずつ独立しているため、ほかの万年筆と接触することはありません。ケースのサイズは横幅2cmで長さ16.5cm、高さが2cmとゆとりのある設計です。万年筆がぴったり収まっている様子は、美しさを感じますよ。

サンテックストア-万年筆収納ケース (4,980円)

トランクを思わせるデザインとシックな色合いがお洒落

天然の革ではなく合皮を用いることで、据え置き型でありながら求めやすい価格を実現した、ボックスタイプの万年筆ケースです。合皮のうち、PUレザーを使用しているため、仕上がりの質感は限りなく本革に近いものとなっています。中の仕切りにはネルシャツで馴染みのある、フランネル生地を採用。ほどよい柔らかさで、万年筆を優しく受け止めてくれますよ。

ケースのカラーは4種類から選択可能。ケースを置く予定の部屋や机の雰囲気に合わせたり、万年筆の軸色との兼ね合いから選ぶのもおすすめですよ。例えば、定番カラーのブラックやコーヒーは重厚感のある雰囲気になり、ワインレッドやオレンジは華やいだ印象になります。

まとめ

ペン差しが深いか仕切りのある万年筆ケースがおすすめ

お気に入りの万年筆を傷つけずに収納するためには、軸の露出を最小限に抑え、ほかの万年筆などの接触を避けることが必須。例えば、ペン差しが深いものやルーブが長いもの、仕切りの間隔が広いものがおすすめです。今回は、おすすめの万年筆ケースをランキング形式でご紹介しました。持ち運び型、置き型を問わず、万年筆ケースがあるとより万年筆への愛着が湧いてきます。書くことの楽しさも増えるため、自分の万年筆にあった万年筆ケースを見つけて、ぜひ万年筆ライフを楽しんでみてくださいね。

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