庭やベランダに小鳥が遊びに来ると素敵ですよね。バードフィーダーと呼ばれる鳥のえさ台を設置すれば、家にいながら手軽にバードウォッチングを楽しめます。えさが少ない時期にフルーツやひまわりの種をえさ台に置いておくと、小鳥が食べに来ますよ。バードフィーダーは素材や形もさまざまなので、庭やベランダなど使う環境にぴったりのバードフィーダーを選ぶことが大切です。ここでは、おすすめのバードフィーダーをランキング形式でご紹介します。
バードフィーダーとは?
庭やベランダに鳥のえさを置いておく台や入れ物
バードフィーダーとは、野鳥のためのえさを置いておく台のことをいいます。庭の木に吊り下げたり、土に差し込んだり、塀に置いたりして設置します。えさ台部分の大きさや形状によって、置けるえさにも違いがありますよ。置くえさによって集まる鳥の種類も変わります。
家にいながらバードウォッチングを楽しめる
庭やベランダのバードフィーダーに小鳥が集まれば、間近で小鳥を観察することができます。家の中から見える位置に設置すれば、いつでも鳥を眺めてバードウォッチングを楽しめますよ。透明な素材でできたバードフィーダーなら、家の中からでも鳥を観察しやすいですよ。
バードフィーダーの種類
スタンド型
地面に置くか差し込んで設置する
地面に置くタイプは、設置が最も簡単です。バードフィーダーの背が高い場合は、風の影響を受けやすいので、重りを置くなどの工夫が必要です。おしゃれなものが多いので、エクステリアにこだわる方におすすめですよ。
土などに差し込んで設置するタイプは、しっかり固定されるので風に強く、倒れる心配がありません。風の強い地域に住んでいる方におすすめです。また、コンクリートには設置できないので、庭に土部分があるお家におすすめですよ。
吊り下げ型
木の枝などに吊り下げて設置する
木の枝に吊り下げる場合は、屋根が付いているバードフィーダーだと軽い雨のときにも雨宿りができます。また、吊り下げ型は、吊り下げる紐や金具がワイヤーなど丈夫な紐だと安心ですよ。強風時には、落下してしまうのを防ぐために外しておいた方が安心ですね。
吊り下げ型のバードフィーダーは、ベランダの物干し竿などに設置できます。ベランダに吊り下げる場合は、大きな鳥が来ないようにえさ台部分が小さいタイプがおすすめですよ。ベランダに設置する利点として、雨の影響を受けにくいところがあります。そのため、屋根がない形のバードフィーダーでも大丈夫ですよ。
バードフィーダーの選び方
素材で選ぶ
素朴な雰囲気が好きなら木製
木製は、庭の木に1番馴染みやすい素材です。木製は陽の光の反射もないため、ほかの素材と比べて鳥が警戒することも少ないですよ。大きな屋根が付いている巣箱のようなバードフィーダーが多いので、軽い雨の日に小鳥が雨宿りするのにも使えます。庭の木の枝にひっかけて使う方におすすめです。ナチュラルな雰囲気になりますよ。
耐久性重視ならステンレスなどの金属製
ステンレスは錆びに強く丈夫なので、雨に濡れる外に設置しても長持ちします。バードフィーダーでおしゃれなデザインのものは、アイアンが多いです。アイアンの場合は錆び止めのスプレーをすると、長く使えますよ。アイアンはアンティーク風の加工がしてあるものも多く、デザイン性が高いです。ガーデニングにこだわりがある方におすすめですよ。
扱いやすさ重視ならプラスチック製
プラスチック製は、最も軽いのでつけ外しや洗浄などの管理が楽です。えさを入れる部分が筒になっていて、えさを雨から守れるところも魅力ですよ。透明なので、えさの残量がわかりやすいです。軽い分、風の影響を受けやすいので、風が強くない場所に設置するのがおすすめです。透明で視界を遮らないので、小鳥の様子が見やすいですよ。
鳥の種類で選ぶ
メジロなど小さな鳥なら入り口が5cm以下の吊り下げタイプ
メジロは体長約12cmで、雀よりも小さな鳥です。小鳥が中に入るタイプのバードフィーダーは大きな鳥が入れないので、小さな鳥専用のえさ台にできますよ。大きな鳥とえさを取り合うと、どうしても小さい鳥はえさを食べられなくなってしまいがちです。メジロや雀など小さな鳥が好きな方には、小さなバードフィーダーがおすすめですよ。
ヒヨドリなど大きな鳥が好きならしっかり固定できるスタンドタイプ
ヒヨドリは体長約27cmで、カラスよりは小さいですが、大きめの鳥です。大きめの鳥は、小さいバードフィーダーだと乗れないのでえさを食べられません。大きめの鳥はえさを食べる量も多いので、しっかりした造りのバードフィーダーが必要ですよ。スタンドタイプや置けるタイプは、えさの量が多くても安定感があるのでおすすめです。
鳥の数で選ぶ
鳥が2羽程度なら直径10cmの小さなえさ台
小さなえさ台は、置けるえさの量も少なくなります。雀などがたくさん来る場合は、小さなえさ台だと足りない場合もありますよ。また、小さなえさ台だと乗れるスペースも小さいので、大きな鳥はえさを食べられません。カラスなどにえさを取られる心配がなくなりますよ。カラスが多い地域の方は、小さなえさ台がおすすめです。
鳥がたくさん来るならけんかにならない直径20cm以上のえさ台
直径20cm以上のえさ台は、小鳥が集まっても同時にえさを食べられます。えさ自体を入れられる容量も大きくなるので、たくさんの鳥に対応できますよ。えさが周囲を囲むように外側に出てくるタイプだと、より多くの小鳥が食べられます。鳥はえさを食べられなくてけんかをするとストレスになってしまうので、鳥の数が多いなら大きなバードフィーダーが必要です。
バードフィーダーのおすすめブランド・メーカー
村田屋産業
アイアンのバードフィーダー
ガーデニンググッズのメーカーです。ブリキのカエルで有名ですよ。雑貨からフェンスなどの大きなガーデングッズまで揃います。スタンド型で存在感のあるバードフィーダーを販売しています。小鳥が止まっているデザインがかわいいですよ。
evasolo(エヴァソロ)
デザイン性の高いバードフィーダー
デンマークのメーカーで、キッチンやインテリアの分野の商品があります。2人のデザイナーがデザインする機能的なグッズが揃っています。バードフィーダーもデザイン性が高く、シンプルでおしゃれですよ。
東洋石創
ガーデングッズのメーカーで色々なバードフィーダーが揃う
石材やガーデニング用品のメーカーです。アンティーク調のバードフィーダーを販売しています。さまざまなタイプがありますが、小鳥の人形が乗っているものが多くてかわいいですよ。庭をおしゃれに演出してくれます。
ガーデニングと手作り雑貨Patio(パティオ)
木製でおしゃれなバードフィーダー
バードフィーダーのほかに、木製のポストやかわいい飾りなどのガーデニング雑貨を企画して制作するメーカーです。ナチュラルで手作りのような風合いで庭に馴染みますよ。天然木にアンティーク風の加工がされているバードフィーダーがかわいいです。
おすすめ&人気のバードフィーダーランキング
木製でおすすめのバードフィーダー
ガーデニングと手作り雑貨Patio-アンティークウッドのバードフィーダー 三角屋根タイプ (5,445円)
ナチュラルな風合いが魅力
アンティーク風の塗装がおしゃれなバードフィーダーです。えさ台には、半分にカットした2リットルのペットボトルを入れられます。ペットボトルに小さな穴を開けておけば、えさが自動的に出てくるようにできますよ。
えさ台部分のサイズは幅23.5cmで奥行き21.5cmです。大きめなので、鳥がたくさん来ても大丈夫で、掃除などのお手入れもしやすいですよ。紐付きなので、木の枝やベランダの高い部分に設置できます。
吉和民家-焼杉バードフィーダー背板有り (2,970円 )
スズメなどの小鳥にぴったり
こちらは、焼杉を使用したバードフィーダーです。焼杉は耐久性が高く、腐食にも強いため住宅の外壁にも使われるほど長持ちしますよ。背板の上部に穴が開いているので、紐で吊り下げたりねじで固定したりして設置できます。
サイズは幅14cmで奥行18.5cmです。スズメなどの小さな鳥に向いていますよ。屋根があるので、多少の雨なら雨宿りにもなりますし、えさも水濡れから守れます。木製で丈夫なバードフィーダーをお探しの方におすすめですよ。
北国の良品工房フジモク-バードカフェ (8,150円)
おしゃれな木製のバードフィーダー
木材が斜めに配置されているので、見る角度によって印象が変わります。屋根の上に吊り下げ用の金具が付いているので、紐で木の枝などに引っ掛けて設置できますよ。サイズは幅28cmで高さ30cmと大きめです。
屋根はアスファルトシングルという素材で作られています。アメリカやカナダで住宅の屋根にも使われる素材で、割れや錆にも強いですよ。丈夫でデザイン性の高いバードフィーダーをお探しの方におすすめです。
園芸ネットプラス-野鳥の餌台 No2 (1,982円)
プラ板の仕切りがあるバードフィーダー
こちらは、木製のバードフィーダーに、プラスチックの透明な仕切りが付いています。透明なのでえさの残量が見やすいですよ。プラスチックの下部の半円状の穴から、えさが受け皿に少しずつ出てくる仕組みになっています。
サイズは、15cm四方で高さが20.5cmです。吊り下げ紐がワイヤーなので、丈夫ですよ。安定感がある造りなので、吊り下げるほかに、塀などに置いて使用することもできます。木製とプラスチックのいいところが組み合わせられたバードフィーダーです。
金属製でおすすめのバードフィーダー
コベントガーデン-ポールバードフィーダー (2,200円)
アイアン調の小鳥がかわいらしい
土に差し込んで設置する、ポール型のバードフィーダーです。全長は95cmですが、安定するまで深く差し込む必要があります。真ん中に約3cmの輪があり、ホースホルダーとしても使うことができますよ。
サイズは、えさ台部分が12cmと小さめです。小鳥が1羽だけえさを食べられる大きさになっています。アンティーク風の加工や、貝殻のデザインでとてもおしゃれですよ。小さな鳥だけに来て欲しい方におすすめです。
TOURI-スパイラルバードフィーダー (899円)
ステンレスで錆びにくい
スパイラル状のバードフィーダーで、フルーツや固形のえさを入れられるようになっています。全体がステンレス製なので、雨に濡れても錆びにくいですよ。鳥がらせん部分に乗って、えさをつつくタイプです。
えさを入れる上部の直径は7cmで、カットした林檎やバードケーキと呼ばれる練りえさなどを入れられます。4つセットなので、庭のいろいろな場所に設置できますよ。安価で手軽なバードフィーダーをお探しの方におすすめです。
東洋石創-バードフィーダー ハウス (4,180円)
おしゃれな家型のバードフィーダー
アイアンのバードフィーダーです。錆び止めスプレーをすることで、アイアンでも長く使えます。アンティーク調の加工がされているので、とてもおしゃれですよ。小鳥のオブジェが乗っているので、小鳥が来ないときでもかわいいですね。
サイズは、幅20.5cmで高さ29cmです。高さがあるところが特徴のバードフィーダーです。重さは900gで、吊り下げ部分は丈夫な鎖ですよ。屋根付きでしっかりした作りになっているので、風が吹いても安心です。
Esschert Design-バードフィーダーピン (1,000円)
果物を取り付けられる
フルーツを挿して吊るしておける、手軽なバードフィーダーです。パウダーコーティングされた金属性なので、約60gと軽量ですよ。ハンガーのように引っ掛ける部分が曲がっているので、つけ外しが簡単です。
サイズは全長40cmと長いので、木の高い部分にも設置しやすいですよ。オランダのプロダクトデザイナーがデザインしたバードフィーダーでおしゃれです。1番下の部分がねじで取り外しできるので、リンゴなどの設置も簡単です。
村田屋産業-バードフィーダースタンド (5,480円)
スタンド型でお庭に映える
スタンドタイプで置いて設置するバードフィーダーです。アイアンの猫足や曲線が美しく、アンティーク風のデザインになっています。植物を飾る台としても使えるので、バードフィーダーとして使えない間も1年中楽しめますよ。
直径41cmで高さ76cmと大きいので、庭に置くと存在感があり目立ちますね。1.5kgなので、強風時には家の中に入れることをおすすめします。器に深さがあるので、えさはもちろんバードバスとしても使えますよ。
プラスチック製でおすすめのバードフィーダー
Four Piece-バードフィーダー (1,980円)
大容量でたくさんの小鳥向け
6角形で受け皿部分が広めの造りなので、たくさんの小鳥が集まってもえさを同時に食べられます。透明なのでえさが外から見やすく、管理しやすいですよ。屋根が付いているので、雨濡れからえさを守れます。
サイズは、幅23.5cm奥行20.5cm高さ18.5cmです。えさが最大で1kg入る、大容量のバードフィーダーです。吊り下げ紐はワイヤーなので丈夫ですよ。鳥がたくさんえさを食べにくる庭におすすめですよ。
eバード-野鳥用給餌器 (1,518円)
えさが散らかりにくい
野鳥やひよこのためのバードフィーダーです。野鳥用に使用するときは、木やベランダに吊り下げて設置します。丸い穴がたくさん開いていて、そこからえさを突いて食べる形状なので、えさが散らかりにくいですよ。
受け皿の直径は28cmなので、小鳥がたくさんいても同時にえさを食べられる大きさです。屋根が付いているので、多少の雨なら濡れませんよ。長さを調節できる紐が付いているので、バードフィーダーの高さ調節ができて便利です。
ペッズイシバシ-バードレストラン (213円)
ペットボトルに取り付けられて手軽
ペットボトルの飲み口に本体を設置するバードフィーダーです。ペットボトルに吊り下げ用の持ち手をひっかける穴を開けると、持ち手を取り付けられますよ。ペットボトルからえさが出てきて、バードフィーダーの受け皿に溜まります。
32gと軽量なので、設置や管理が楽ですよ。ペットボトル部分はいつでも交換できるので、清潔を保ちやすいところも魅力です。ダークグリーンなので、庭に馴染みます。手軽にバードウォッチングを楽しみたい方におすすめです。
Lanscoee-バードフィーダー 吸盤 (5,076円)
すべてが透明なバードフィーダー
アクリルで作られた透明なバードフィーダーで、窓に吸盤を直接貼り付けるタイプです。吸盤も透明なので、視界を遮るものがなく、鳥が観察しやすいですよ。窓の見やすい高さに設置することをおすすめします。
サイズは、幅20cm高さ19cm奥行10cmです。全面が大きく開いているので、大きめの鳥も食べる可能性があります。えさは下の部分をスライドさせることで出し入れできますよ。透明なので、えさの残量が見やすいです。
evasolo-ウィンドウバードフィーダー (9,900円)
ラバーとガラスの小さなバードフィーダー
ラバー製の部品を窓に貼りつけて、ガラスのバードフィーダーを引っ掛けるタイプです。透明なので、家の中の目の前でバードウォッチングを楽しめますよ。素材は、ガラスとラバーとステンレスなので、耐久性が高いですよ。
直径は約14cmで入り口の大きさは約5cmなので、メジロなど小さな鳥用です。耐霜ガラスなので、冬でもガラスの中が見やすいですよ。えさは90ml入ります。取り外しや消毒などの管理がしやすいのでおすすめです。
バードフィーダーの使い方
春から夏は設置せず清潔を保つことが重要
春から夏は昆虫などのえさが豊富です。昆虫以外の不適切なえさを与えてしまうと、ヒナが育たないこともあるので、春から夏はバードフィーダーを設置しないようにします。また、不衛生なえさ台から、野鳥の感染症が広がることもありますよ。ゴミや糞はこまめに取り除く必要があります。月に1度は塩素系の消毒液で漂白したり、5分以上の熱湯消毒をしたりして清潔を保つことが大切です。
まとめ
えさの減り具合がわかりやすいバードフィーダーがおすすめ
衛生的な面からも、えさは1度に大量に置くのではなく、食べ切れる量にする必要があります。中身が見やすいバードフィーダーなら管理がしやすいですよ。バードフィーダーを設置する際には参考にしてみてください。