家庭で親子丼を作ってみたけど玉子が固くなってしまったり、逆にべちゃっとしてしまった経験はないでしょうか。そんな時におすすめなのが親子鍋です。親子鍋を使えば、ご家庭でもお店に出てくるようなふわとろ親子丼がかんたんに作れますよ。そこで今回は、おすすめの親子鍋をランキング形式でご紹介します。親子鍋の種類や素材、選び方についても詳しく解説するので購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
親子鍋の特徴
自宅で気軽に親子丼が作れる
親子鍋とは、その名の通り親子丼を作ることに特化した鍋です。鍋とはいっても形状はフライパンに似ており、深さはフライパンよりやや浅め。玉子へ均一に火を通しやすいのでふわとろな親子丼を作ることができますよ。
カツ丼などの玉子とじや目玉焼き作りにも最適
玉子へ均一に火を通しやすい形状の親子鍋は、親子丼だけじゃなくカツ丼などの玉子とじや目玉焼きの調理にも最適です。カツが親子鍋より大きい場合は玉子とじだけ作って、どんぶりの上のカツにサッとかけると良いでしょう。ほどよく出汁が染み込んだ、サクサクのカツ丼の調理もかんたんにできます。
親子鍋の種類
立柄タイプ
調理時に場所をとらないので複数の同時調理に便利
親子鍋での親子丼調理は一人前ずつ行います。複数人分の調理をする際、人数によっては最初に作った親子丼が冷めてしまったり、ご飯に出汁が染み込み過ぎてべちゃっとしてしまうことも。コンロが2口以上ある環境の場合、立柄タイプなら調理時に場所をとらないので複数の同時調理が可能です。
関東型とも呼ばれる立柄タイプは、鍋に対して持ち手が直角になっています。コンロに並べた時に他の調理器具の邪魔になりにくく、てこの原理による負荷が少ないので持ち上げやすいです。重くなりにくいので、ご飯の上にサッと盛り付けることができますよ。
横柄タイプ
フライパンのような形状なので扱いやすい
関西型とも呼ばれる横柄タイプは、鍋に対して約30度の角度で持ち手が付いています。フライパンに似た形状をしているので初心者でも取っ付きやすいのが特徴。どんぶりに盛り付ける際もフライパンと同じ要領で扱うことができます。
立柄タイプと比べると調理の際に場所をとってしまいますが、収納性が高いのは横柄タイプです。フライパンの上に重ねて収納することが可能で、壁に引っ掛けても邪魔になりにくいですよ。キッチンが狭い環境の方や一人暮らしの方におすすめです。
親子鍋の選び方
素材で選ぶ
熱伝導率の高さとリーズナブルな価格が魅力のアルミ製
価格をおさえて親子鍋を購入するならアルミ製がおすすめです。アルミ製はリーズナブルな価格で商品数も多く、熱伝導率に優れているのでふわとろな親子丼の調理に最適。デメリットとして傷や変形に弱い点が挙げられますが、大切に扱えば長く使うことができます。焦げ付いた際は、水に浸して沸騰させればするっと落とすことができますよ。
耐久性が高くお手入れがかんたんなステンレス製
お手入れのしやすさや、耐久性の高さを重視するならステンレス製の親子鍋がおすすめです。ステンレス製は傷や変形に強く、サビにも強いのでお手入れがかんたん。デメリットとしては熱伝導率の低さが挙げられます。他の素材と比べて調理に時間をかけてしまうことで親子丼のおいしさが失われないように、熱伝導率の低さをカバーできる多層構造のタイプを選ぶと良いでしょう。
本格的なふわとろ親子丼が作れる熱伝導率に優れた銅製
親子丼の味を追求するなら銅製の親子鍋がおすすめです。銅製は他の素材と比べて最も熱伝導率に優れ、具材や玉子へ均一に火を通すことができるので見た目にも美味しいふわとろな親子丼を作ることができます。しかし、価格が高くお手入れが大変というデメリットも。調理後はすぐにどんぶりに料理を移し、洗うときは柔らかいスポンジで優しく洗って良く乾かしてから保管しましょう。
サイズで選ぶ
女性や一人暮らしの方には小さめの16cm
親子鍋はフライパンと比べて底の浅いものが多く、盛り付けの際にこぼしてしまわないように注意が必要です。持ち上げた際に重くないように、女性の方には小さめの16cmくらいの親子鍋がおすすめ。16cmは小さめといっても親子丼の調理に不足の無いサイズ感です。コンパクトなのでキッチンスペースの狭い一人暮らしの方にもおすすめですよ。
18cm以上なら大きめの具材の調理にぴったり
親子鍋のサイズの大きさはおよそ16~20cmです。その中でも18cm以上の親子鍋を選べば、大きめの具材で親子丼を調理することが可能。カツ丼などや他の調理にも最適で、親子鍋の料理の幅がぐっと広がります。大きめといっても小さめのフライパンくらいの大きさなので、横柄タイプなら収納場所に困ることもありませんよ。
機能性で選ぶ
ノンスティック加工なら焦げ付きにくく調理がかんたん
親子鍋を選ぶときは素材だけでなく、ノンスティック加工が施されているかどうかも確認しましょう。コーティングがされていることにより鍋に玉子がくっつきにくく、どんぶりにサッと移すことができます。焦げ付きをおさえ、油汚れもかんたんに洗い流すことが可能。とても便利なノンスティック加工ですが、コーティングが剥がれてしまわないように、調理後の鍋を水で急激に冷やさないなどの注意が必要です。
キッチンの熱源がIHコンロなら対応しているかチェック
コンロがIHの方は購入の前に、親子鍋がIHに対応しているかどうかを必ずチェックしましょう。ガスコンロでしか使えないタイプや、ガスとIHの両方に対応したタイプもあります。大切に扱えば長く使うことができる親子鍋。現在はガスコンロを使用していても、引っ越し先がオール電化ということもあるので両方に対応していると安心ですね。
親子鍋のおすすめブランド・メーカー
パール金属
アルミやステンレス素材など親子鍋の種類が豊富
パール金属とは、新潟県三条市に本社を置く国内メーカーです。幅広い種類の調理器具を製造しており、親子鍋も豊富なラインナップからアルミやステンレスと素材を問わず選ぶことができます。価格がお手頃なのも嬉しいポイントです。
谷口金属
機能的なアルミ素材の親子鍋が人気
谷口金属は調理器具や、洗濯ハンガーなど便利な生活用品を幅広く製造する国内メーカーです。熱伝導率が高いアルミ素材の親子鍋が人気。貼底にステンレス鋼を使用することで強度がアップした製品など、豊富なラインナップからお気に入りの親子鍋を選ぶことができます。
アカオアルミ
アルミ素材にこだわった国内メーカー
アカオアルミとは、名前の通りアルミ素材にこだわった家庭用や業務用製品を製造販売する国内メーカーです。親子鍋をはじめとする硬質アルミを使用したDONシリーズは、耐食性や耐摩耗性に優れ強度抜群。傷が付きやすいアルミ製品でありながらもゴシゴシ洗うことができます。
中村銅器製作所
質の高い銅製品を製造する老舗の国内メーカー
中村銅器製作所とは、東京の下町で親子4代にわたって銅鍋を製造する老舗の国内メーカーです。質の高い銅鍋はプロの料理人から高い支持を獲得。銅製品ということもありコストは高めですが、それ以上の満足感を得ること間違いなしです。
おすすめ&人気の親子鍋ランキング
アルミ製でおすすめの親子鍋
アカオアルミ-DON 親子鍋 (724円)
価格がお手頃なアルミ製の親子鍋
熱伝導率と保温性に優れた打出シリーズのアルミ製親子鍋。アルミ素材の表面を槌打ちすることで凹凸を付け、表面積を広げて材質を締め込んでいます。これにより熱伝導率と保温性を高めることができました。
生産が安心の日本製というのも大きなポイント。リーズナブルな価格なので親子鍋を試してみたい方におすすめです。傷が付きやすいアルミ製品ですが、硬質アルミを使用したDONシリーズは強度が強くゴシゴシ洗うことができます。
パール金属-クックマイン 親子鍋 16cm フタ付 (1,218円)
フッ素樹脂加工で具材がこびり付きにくい親子鍋
アルミ製は熱伝導率が高く親子丼やカツ丼の調理に最適です。フッ素樹脂加工が施されているので具材がこびり付きにくく、持ち手と本体が取り外せてお手入れもかんたん。コンパクトに収納できるのも魅力ですね。
サイズは16cmと小さめですが、一人前の親子丼を調理するのに十分な大きさです。持ち手部分は熱くなりにくい天然木を採用。蒸気抜き穴付のフタが付属しており、目玉焼きなどの調理にもおすすめの逸品です。
パール金属-風味亭 親子鍋 16cm IH対応 (1,240円)
お手入れかんたんなフッ素加工を施したIH対応親子鍋
熱伝導率に優れたアルミ製素材の親子鍋です。内面にフッ素加工を施すことで具材がこびり付きにくく、油汚れもサッと洗い流せてお手入れがかんたん。持ち手部分にはぬくもりあふれる天然木を採用しています。
貼底にステンレス鋼を使用することで頑丈な仕上がりになっています。サイズは16cmとコンパクトなので、女性の方や一人暮らしの方にもおすすめ。ガスコンロやIHコンロはもちろん、様々な熱源に対応した使い勝手の良い逸品です。
北陸アルミニウム-TKG共柄厚板アルミ親子鍋 16.5cm IH対応 (1,825円)
具材がこびり付きにくいテフロン加工を施した親子鍋
内面にテフロン加工を施すことで、具材のこびり付きをおさえたアルミ製の親子鍋です。油汚れもすっきり洗い流せてお手入れがかんたん。ガスコンロだけじゃなくIHコンロにも対応している使い勝手の良い逸品です。
ステンレス製の持ち手部分には、熱くなりにくいようにシリコンコーティング加工がされています。アルミ製の本体は熱伝導率に優れているので親子丼などのどんぶりものや、目玉焼きなどの調理にも最適。横柄タイプなので初心者でも扱いやすく、小さいフライパンとしても使用できます。
谷口金属-和の職人 親子丼用鍋 17cm フタ付 (1,900円)
家庭でプロの味を楽しめるガス火専用親子鍋
メディアでも紹介されたガス火専用の親子鍋です。伝統的な槌目加工が施された輪の職人シリーズのこちらの親子鍋は、強度が20%増した特別限定バージョン。持ち手の金具は安全性を重視し、かしめ加工による3点リベットとなっています。
アルミ製なので熱伝導率が高く、具材へ均一に火を通すことが可能です。本体重量が180gで非常に軽いのも嬉しいポイント。フタが付いているので玉子をふっくらとした仕上がりにできます。プロの味を家庭で楽しめるおすすめの逸品です。
谷口金属-メルフィル 親子鍋 17cm IH対応 (2,457円)
フッ素樹脂加工でお手入れかんたんな万能鍋
ガスコンロはもちろん、IHコンロにも対応した親子鍋です。フッ素樹脂加工が施されているので具材がこびり付きにくく、どんぶりに盛り付けしやすいですよ。お手入れがかんたんで、どんな料理にも幅広い対応が可能な万能鍋です。
本体は熱伝導率が高いアルミ素材なので、具材へまんべんなく火を通すことができます。貼底にステンレス鋼を使用することで頑丈な仕上がりに。調理に便利な注ぎ口と目盛りが付いており、初心者はもちろんプロの方にもおすすめです。
ステンレス製でおすすめの親子鍋
ヒロショウ-パルトール 親子鍋 16cm IH対応 (1,243円)
高級感のあるオールステンレス製親子鍋
オールステンレス製の高級感と清潔感あふれる親子鍋です。サイズは16cmとコンパクトなので収納性が高く、一人前の親子丼を作るのにちょうど良い大きさ。ワイヤーハンドルなので壁に掛けてもおしゃれですね。
ガスコンロやIHコンロはもちろん、電子レンジとオーブンレンジを除く全ての熱源に対応しています。リーズナブルな価格で、お手入れもかんたんなのでプレゼントにもぴったり。コンパクトなので一人暮らしの方にもおすすめですよ。
ヨシカワ-親子鍋 16cm IH対応 (1,350円)
耐久性に優れた内面ミラー仕上げの親子鍋
内面ミラー仕上げにより耐久性と耐触性に優れたステンレス製の親子鍋です。見た目がおしゃれなうえに、お手入れがかんたんなので楽しく料理ができますね。コンパクトなので女性や一人暮らしの方におすすめです。
持ち手部分は濡れた手で持っても滑りにくい、手になじみやすい木製のハンドルになっています。具を移しやすい形状なのできれいな形の親子丼を作ることが可能。ガスコンロやIHコンロの他、あらゆる熱源に対応した親子鍋です。
パール金属-アルティス 親子鍋 16cm フタ付 (1,683円)
熱伝導率に優れた3層構造のステンレス製親子鍋
熱伝導率に優れたアルミニウムを、ステンレス鋼でサンドした厚底3層構造のステンレス製親子鍋です。焦げ付きにくく保温性能に優れているので、親子丼やカツ丼などの調理に最適。ガスコンロの他にIHコンロなど、あらゆる熱源に対応しています。
鍋の縁部分がカーブになっており、どんぶりへ直接盛りつけやすい形状になっています。持ち手と鍋本体は取り外せるので洗いやすく、コンパクトに収納することが可能。蒸気抜き穴付きのフタが付属したお得な親子鍋です。
赤川器物製作所-シルクウェア 親子鍋 18cm (1,722円)
大きめサイズのステンレス製親子鍋
内面にフッ素樹脂塗料やシルクウェアを施したステンレス製の親子鍋です。食材がこびり付きにくいのでお手入れがかんたん。ガスコンロやIHコンロはもちろん、あらゆる熱源に対応した使い勝手の良い逸品です。
ステンレス製の本体はサビに強く、耐久性に優れています。木製のハンドルは熱くなりにくくて持ちやすいのもポイント。18cmと少し大きめサイズの親子鍋なので、具だくさんの親子丼やカツ丼などの調理に最適ですよ。
宮崎製作所-オブジェ 親子鍋 18cm IH対応 (1,772円)
3層構造で熱伝導率をカバーしたステンレス製親子鍋
熱伝導率の高いアルミ芯を通した3層構造のステンレス製親子鍋です。具材に熱が伝わりやすく、保温性にも優れています。もちろんステンレス製なのでお手入れがかんたん。シンプルなデザインも魅力的ですね。
ガスコンロはもちろん、IHコンロでも調理が可能です。深さ2.5cm、サイズは18cmと少し大きめなので、具だくさんの親子丼やカツ丼の調理に最適。ステンレス製は耐久性が高いので、しっかりお手入れすれば長く使うことができますよ。
シモリュウ-ライフクッカー 親子鍋 17cm IH対応 (2,079円)
3層構造で熱伝導率と保温性の高いステンレス製親子鍋
熱伝導率が高く、保温性に優れた全面3層構造のステンレス製親子鍋です。アルミ製のように熱が伝わりやすく、ステンレス製なので傷やサビに強くてお手入れかんたん。IHコンロに対応しているのも嬉しいですね。
持ち手にはぬくもり感じる木製ハンドルを採用。縦柄タイプなので初心者の方には慣れが必要ですが、親子丼やカツ丼などの調理や盛り付けに最適な親子鍋です。日本製というのも安心できる大きなポイントですね。
銅製でおすすめの親子鍋
丸新銅器-親子鍋 (1,353円)
お手頃価格の銅製親子鍋
熱伝導率に優れた銅製の親子鍋です。まんべんなく火を通すことにより具材が焦げ付きにくく、ふわとろな親子丼を作ることが可能。デリケートな素材なので、お手入れの際は傷をつけないように注意しましょう。
価格が高いイメージのある銅製の親子鍋の中でも、こちらの親子鍋は2,000円を切る価格で購入することができます。銅製の調理器具はお手入れが大変ですが、お手頃価格なのでお試しにぴったり。扱いやすい横柄タイプなので初心者の方にもおすすめですよ。
中村銅器製作所-親子鍋 小 (5,531円)
プロも使っている銅製の親子鍋
昔ながらの製法で職人が銅板を金槌で叩き、一つ一つ手作業で制作した銅製の親子鍋です。プロも使っているこの鍋は、使い込むほど味わい深い色合いに変化。大切に扱えば一生ものの調理道具として大活躍してくれます。
熱伝導率が非常に高い銅製の親子鍋は、カツ丼や玉子丼などの調理にも最適です。具材へ均一に火を通すことができるので、ふわとろな親子丼を作ることが可能。お手入れが大変なのは難点ですが、親子丼の味を追求する方におすすめですよ。
まとめ
リーズナブルで気軽に扱えるアルミ製の親子鍋がおすすめ
毎日の料理で気軽に親子丼を楽しむなら、価格とパフォーマンスのバランスが良いアルミ製の親子鍋がおすすめです。熱伝導率が高い反面、耐久性に難のあるアルミ素材ですが、硬質アルミや貼底にステンレス鋼を使用することで強度を増すことが可能。優しく大切にお手入れをして、美味しい親子丼を楽しんでくださいね。