おすすめの漬物石人気比較ランキング!【処分方法も】

漬物作りに欠かせないアイテム、漬物石。詳しい理由は分からないけれど、漬物を作る時にはとりあえず漬物石を乗せているという人も多いのではないでしょうか。今回はそんな漬物石についてご紹介します。昔ながらの天然石製やおしゃれなガラス製のものなど、幅広くピックアップしました。処分方法についてもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

漬物石とは?

野菜を漬ける時に使う重石

漬物石は、漬物を作る時に野菜に重みをかけるための重石のこと。重さは1kg程度のものから20kg以上あるものまで幅広く、野菜の分量や種類によって使用する重さが違います。野菜に均等に重みがかかるように、落とし蓋の上に置いて使う場合もあります。

漬物石の特徴

漬物をおいしくする効果がある

漬物石を置いて野菜を漬けると、余計な水分が出て、味が引き締まる効果があります。塩分を加えるだけでも水分は出ますが、適度な重さをかけると浸透圧が高まります。味がよくなじむので、漬物がよりおいしく仕上がりますよ。

漬物石の必要性

重みをかけることで野菜の水分が抜けやすくなる

重みをかけて野菜から余計な水分を抜くと、漬物が風味よく仕上がります。また、野菜から出た水分に浸しておくことで空気と触れず、変質を防ぐ効果も。ですが、漬物石が重すぎると漬物が固くなってしまいますので、重さには注意が必要です。

漬物石の種類

ポリエチレン製

現代では最も一般的

ホームセンターなどでもよく見かける漬物石は、ポリエチレン製であることが多いです。中はコンクリートで、外側をポリエチレンでコーティングしたものになります。形や重さの種類が豊富で、最も使われている漬物石ですよ。

ポリエチレン製は、長年使っているとキズがつき劣化するため、長く愛用できないというデメリットもあります。ですが、値段が手ごろで使い勝手も良いので、漬物を始めてみたいという初心者におすすめです。また、重さのバリエーションが豊かなため、大量の野菜をつける時など重い漬物石が必要な場合にも重宝します。

陶器製

劣化しにくく長く使える

陶器製はシンプルで使いやすいのが特徴です。和風の見た目で、日本人の生活によく馴染みます。ほとんどが丸型で、重さも1kgから3kg程度が一般的。それ以上の重さが必要な場合には、重ねて置けるタイプを選ぶと良いでしょう。

上品な質感と色合いで、飽きの来ないデザインが魅力的。取手が取れてしまうなどの可能性が低いため、一度購入したら長く使えるというメリットがあります。浅漬けなど、普段から頻繁に漬物を作る人におすすめですよ。

鉄製

鉄分が溶け出して鉄分補給も可能に

鉄自体の重さを生かした漬物石は、ぬか床に使うのに最適。鉄釘を入れるよりも安全で、ナスやきゅうりなどのいろツヤがよくなります。また、鉄分が自然に溶け出すので、漬物に鉄分が浸透し、よりおいしい漬物に仕上がります。

鉄なので、漬物に使うと塩分と水分によって錆びます。健康に問題はありませんが、都度ぬるま湯で洗って落とすなどのお手入れが必要です。ですが、お手入れをすれば寿命は数十年。親から子、子から孫へ受け継いで使えます。

漬物石の選び方

重さで選ぶ

目安は漬けたい野菜の重量の2倍程度

漬物石の適切な重さは、野菜の重量や漬け方によって違います。基本の浅漬けを作るなら、目安は野菜の2倍程度。重すぎると漬物が固くなり、軽すぎると味がぼやけ上手に漬かりません。白菜半分の重さが約1kgなので、だいたい2kgの漬物石を選ぶか、二度漬けすることを考えて1kgのものを2つ用意すると使いやすいでしょう。

二度漬けする場合には重石は一度目の半分の重さに

より味わい深い漬物を楽しみたいのなら、二度漬けがおすすめ。二度漬けとは、塩をまぶして下漬けした後に上がってきた水を捨て、さらに昆布やゆずなどを加えて風味付けをほどこし、本漬けをする方法です。その際の漬物石の重さの目安は、野菜と同じ重さ。つまり、下漬けで使用した漬物石を半分の重さにすると、おいしく漬かりますよ。

形で選ぶ

一般的なのは丸型や四角型

漬物石は、持ちやすい形状を選ぶのがおすすめです。10kg以上の重いものは両手で、1kg程度の軽いものは片手で持ち運べるような、取手やくぼみがついているものが良いでしょう。普段使いのものなら、洗いやすさも重要なチェックポイント。丸型や四角型などのシンプルなデザインほど洗いやすく、いつもきれいに使えます。

容器の形に合ったものなら均等に重さをかけられる

漬物容器の形に合ったものなら、隅まで均等に力がかかるので、ムラなく上手に漬けられます。きゅうりが1本丸ごと横に入るような、長方形の容器を使用する場合には、漬物石も容器に合わせた長方形のものを選ぶのがおすすめです。浅漬けや梅干しなどには、壺などの丸い容器を使うことが多いので、円形の漬物石を選ぶと良いでしょう。

大きさで選ぶ

容器の大きさに合うかどうかチェック

漬物石の大きさには、様々な種類があります。使いたい容器の内径以上の大きさの漬物石は使用できません。ですので、購入する前に漬物容器の内径を測っておくと安心です。また、小さすぎたり軽すぎたりしても、上手く漬けられません。使いたい容器の大きさと、野菜に対して必要な重さを考慮して、適切な大きさの漬物石を選びましょう。

小さすぎると均等に漬からない

普段使いの漬物容器の大きさは、円形のものでだいたい直径15cmから20cm程度。漬物石は、それよりワンサイズ小さいものがおすすめです。ですが、漬物石は大きいものでも直径40cm程しかありません。大きな容器で大量に漬け込む場合には、容器と同程度の大きさの落とし蓋の上に、漬物石を乗せて使うと良いでしょう。

漬物石のおすすめブランド・メーカー

トンボ

重さや大きさの種類が豊富

ホームセンターなどでも手に入る、代表的な漬物石のメーカーです。ポリエチレン製で、値段もリーズナブル。種類も豊富で、重さは1kgから20kgまで、形は円形や四角型が用意されており、用途に合った漬物石を選べます。

長谷園

伊賀焼でつくられたシンプルな陶器

長谷園は三重県伊賀市に窯をもつ、1832年から創業されている伊賀焼のメーカー。食卓は遊びの広場だという理念で、土鍋や茶碗などのキッチン製品を扱っています。伊賀焼の伝統と技術によって作られた陶器の漬物石は使い勝手がよく、シンプルで飽きないデザインと機能性を兼ね備えています。

AJIPROJECT

天然の庵治石を使ったあたたかみのある手仕事

AJIPROJECTは、香川県高松市の東部に位置する庵治町付近で産出される、庵治石を使った石製品を扱っています。庵治石には、1000年以上前から使われていたと言われるほど、長い歴史があります。花崗岩の自然な美しさが特徴で、デザインが洗練されており、インテリアとしても人気。

池永鉄工

伝統工芸品である南部鉄器を使用

池永鉄工は、日本の鉄を愛する創業80年の老舗メーカー。南部鉄器の400年以上ある歴史を受け継いで作られています。主に鉄瓶や丸鍋などを扱っており、繊細でありながら重厚な味わいは、海外でも人気です。

おすすめ&人気の漬物石ランキング

ポリエチレン製でおすすめの漬物石

トンボ-つけもの石 2.5型(480円)

オーソドックスな重さと形

カブや大根、白菜などを浅漬けにして食べる際、野菜の重量はだいたい1kg前後。このため、2.5kgの重石は一般家庭でちょうど良い重さの漬物石になります。サイズも直径15.5cmの円形で、使いやすい大きさです。

取手が持ちやすく、落としにくくなっています。同じ大きさのものを、2つ重ねて置くことも可能。二度漬けする時など、重さを半分に減らしたい場合に便利です。漂白剤の使用もできるので、清潔に使い続けられます。

トンボ-角型つけもの石 10型(1,880円)

一度に大量の漬物を仕込む時に便利な重さ

重さ10kgでサイズが縦23cmの横が38cmある、角型の漬物石です。安定感があり、大根のような長い野菜を並べて漬ける時に便利。水抜き穴がついているので、水が上がってきても浮き上がらず、しっかりと漬かります。

持ち運びやすいように、取手が両手分ついています。大きくて平たいので、サイズの違う漬物石でも、安定して重ねられます。白菜や大根などを丸ごと大量に仕込む場合は、このサイズと形が使いやすいでしょう。

リス-漬物重石 10R(740円)

漬物を始めるならまずはこれから

浅漬けのように1日で食べ切れるような、少しの量を漬けたい時に便利な1kgの漬物石です。手軽に漬けられる重さで、毎日の食卓に浅漬けを作りたいという方におすすめ。これから漬物を始める方にもぴったりです。

直径が9.5cmなので、小さめの容器にも使用できます。場所も取らないため、ひとつ持っておくと便利な一品。持ち手もしっかりしているので、持ち上げたら取手が外れてしまう、という心配もありません。

陶器製でおすすめの漬物石

長谷園-伊賀焼 窯元重石(2,090円)

伝統ある伊賀焼製で上品な質感

重さが650gでサイズは直径10.5cmの、小型の漬物石です。1日分の浅漬けを作るのにちょうど良い重さで、毎日違う野菜で漬物を楽しみたい方など、日々の漬物作りにおすすめ。これがあれば、余った野菜でサッと漬物が作れます。

古き良き日本の伝統を感じられる、味わい深い土の風合いが伊賀焼の特徴です。シンプルなデザインと手に馴染む質感で、末長く愛用できます。お祝いなどのプレゼントにしても喜ばれる、間違いのない漬物石です。

開洋製陶-常滑焼 オトシ蓋 3.5kg(3,100円)

なめらかで洗いやすい

陶器としては重い、3.5kgの常滑焼の漬物石です。同じものを重ねて使用でき、重さを調節したい時にも便利です。一般的な漬物壺にも合う色合いで、余計なものがついておらず、使い勝手の良さが人気です。

落とし蓋を兼ねている平らな形状で、直径25.5cmと大きめサイズ。白菜などの浅漬けにはもちろん、色移りもしないので梅干しや味噌作りにも重宝します。また、水を吸わないので洗いやすく、日常的な使用にも便利です。

株式会社ショウカンパニー-新浅漬け名人(14,457円)

容器とセットでムラなく漬けられる

陶器製の漬物セット一式です。漬物容器と漬物石だけでなく、落とし蓋や蓋もついています。漬物作りに必要なものが全てそろっているので、これから漬物生活を始める方や、手ごろな大きさの漬物セットを求めている方におすすめ。

付属の落とし蓋は厚みがあり、野菜に均等に力がかかる工夫がされています。漬物名人という商品名だけあって、初心者でもムラなく漬けられるのが魅力です。また、本体は滑りにくい加工がされており、なめらかな陶器でも落とす心配なく使えます。

鉄製でおすすめの漬物石

池永鉄工-お漬物重石(1,840円)

鉄分補給もできてぬか床に最適

ナスときゅうりが描かれた、南部鉄器製の漬物石です。サイズは横幅15.5cmで縦が10cm、重さは830gありながら厚さ1.5cmと薄いので、タッパーなどのシール容器に使える大きさ。中心に指穴があり、持ちやすい工夫がされています。

鉄製なので、漬けている間に鉄分が染み出し、色ツヤの良い漬物に仕上がります。また、鉄分補給もできるので、鉄分不足が気になる方にもおすすめですよ。値段も手ごろで数十年使えるので、コスパが良い漬物石です。

ガラス製でおすすめの漬物石

KINTO-ミニ浅漬鉢(1,100円)

あともう一品欲しい時に

ガラス製のおしゃれな漬物鉢。同じくガラス製の漬物石とセットになっています。台所にあるちょっとした野菜を手軽に漬けられます。他の器に盛り直さずに、そのまま食卓に出せるデザインもおすすめポイントです。

厚めに切ったきゅうり1本分がちょうど漬かるサイズ。直径10.2cmで高さが8.5cmなので、冷蔵庫に入れても邪魔になりません。一人暮らしや夫婦2人で浅漬けなどの即席漬けを楽しむのにおすすめです。

HARIO-ガラスの一夜漬け器 GTK-S ホワイト満水500ml(2,420円)

電子レンジでも使える

ガラスメーカーとして有名なHARIOのガラス製漬物鉢。漬物石もガラス製で、パッキンの蓋もついています。電子レンジでの使用ができるので、漬かりにくい根菜類を漬けたい時に、時短できるので便利です。

清涼感のあるシンプルなデザイン。蓋がついているので、冷蔵庫に入れて保存をする場合に、匂いうつりを気にする必要がありません。また、透明感のあるガラス容器なので、漬かり具合を外側から確認できます。

月夜野工房-我が家の一杯 浅漬鉢(2,750円)

手作りガラスの一点もの

幻想的な色合いで、毎日使いたくなるガラス製の漬物鉢と重石のセット。創業100年以上の歴史あるガラス工房で作られています。ひとつひとつ手作りのため、色の出方などが違い、個性のある漬物鉢に仕上がっています。

直径12cmで高さ10cmの、2人から3人で食べ切れるサイズ。重石も十分な重さで、おいしい浅漬けを楽しめます。漬かったらそのまま食卓に出せるデザインで、長く使っても飽きが来ないデザインです。

天然石でおすすめの漬物石

AJIPROJECT-POUND(5,390円)

インテリアにもなるおしゃれなデザイン

良質な花崗岩である庵治石製の漬物石です。庵治石は、花崗岩のダイヤモンドとも呼ばれるほどキメが細かく、優美な美しさが特徴。漬物石として使わない時は、ドアストッパーとして使用してもお部屋の雰囲気を邪魔しません。

重さ約2kgで、白菜半分の量を漬け込むのに使いやすい重さ。直径が15cmなので、一般的に売られている1号から2号の壺にちょうど良いサイズです。取手の縄は長く持ちやすいだけでなく、庵治石の風合いを生かすデザインです。

NUTMEG-Picklestone150 漬物瓶(10,780円)

漬物瓶とセットでスタイリッシュに

冷蔵庫のサイドポケットに入るすっきりとしたデザインの漬物瓶と、庵治石製の漬物石のセットです。Picklestone150は少し大きめの缶詰サイズ。手ごろな大きさなので、常備菜として漬物を作る時にサッと使えて便利です。

当て木にヒノキを使用しているので、漬物が香り良く仕上がります。蓋もついているので、冷蔵庫内などで使用しても匂いうつりが気になりません。当て木などのパーツは公式サイトで買い換えることも可能。衛生的に長く使えます。

マスキ-天然石の漬物石3個セット(1個約7.9kg)(3,500円)

御影石を使った昔ながらの漬物石

御影石は特に耐久性に優れ、壊れにくい性質の天然石。吸水性が低く、長い期間を風雨にさらされても耐えられるので、漬物石に適しています。天然石の中でも劣化しにくいことで有名で、半永久的な使用が可能です。

7.9kgの漬物石が3個入ったセットなので、漬ける野菜の量に合わせて乗せる個数を調節できます。また、質感はざらざらしていてサイドに溝があるので、滑りにくく持ち上げやすいのも嬉しいポイント。余計な加工がされていないので、化学物質の心配なく漬物を作れます。

漬物石の処分方法

石ではあるが川には捨てず燃えないゴミとして出す

漬物石は、石と名前がついているので、川や山に捨てても良い気がしてしまいますが、不要になった漬物石はゴミとなります。川や山に捨てれば不法投棄になりますので、きちんと燃えないゴミとして処分しなければなりません。なお、自治体によっては燃えないゴミではなく、粗大ゴミに分類される場合もあります。漬物石が不要になったら、まずは自治体に問い合わせましょう。

まとめ

野菜の重量に合った漬物石がおすすめ

漬物石の重さや形は、おいしい漬物を作るのに重要です。重さや形が合っていないと漬かり方にムラができてしまったり、仕上がりが固くなってしまったりします。重さなどがよくわからない場合には、漬物容器とセットになっているものを購入すると、失敗なく作れます。野菜に合った適切な漬物石を選んで、漬物ライフを楽しみましょう。

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