パソコンで扱うデータやファイルを、個人でも安全に管理できたら良いですよね。そんな時におすすめしたいのがUSB指紋認証リーダーです。USB指紋認証リーダーがあれば、仕事で使うパソコンのデータを、安全に管理できますよ。そこで、今回はおすすめの人気USB指紋認証リーダーをランキング形式でご紹介します。また、USB指紋認証リーダーには様々な種類があり、選び方にもポイントがあるので詳しく解説します。是非お気に入りの1つを見つけて、個人で使うパソコンのデータやファイルを安全に保管してくださいね。
USB指紋認証リーダーのメリット
Windows10以降ならセキュリティが万全に
Windows10以降のデバイスであれば、Windows Helloという機能で指紋認証をセットアップすることができます。Windows Helloは基本的にWindows10に標準搭載されているため、すぐに設定を行うことが可能。デバイス内のデータやファイルなどを、より安心安全に管理することができますよ。
パスワードを打ち込む必要がなく時短に
パソコン自体に指紋センサーが付いているものもあれば、紹介する外付けの指紋認証リーダーでパソコンにログオンできるようにする方法もあります。指紋認証であればキーボードでパスワードを打ち込む手間を省くことができ、1秒ほどで認証を終えることが可能。素早いログオンを求めている方に最適ですよ。
USB指紋認証リーダーのデメリット
パソコンがmacの場合は使えない
外付けのUSB指紋認証リーダーはほとんどがWindows Helloという機能に対応したデバイスなので、macでは使えないことが多いです。また、macにはTouch IDを備えたモデルがあるため、そもそもUSB指紋認証リーダーを必要としないケースも。外付けのリーダーを使用する場合は、Windows10であるかどうかの確認が必要です。
USB指紋認証リーダーの種類
ドングルタイプ
コンパクトで持ち運びに便利
パソコンのUSBポートに差し込み、USBメモリほどのコンパクトなサイズ感で使用することが可能。差し込んでいても場所をとらず、USBポートに固定して使えるのが魅力です。USB指紋認証リーダーを差し込んだまま、パソコンを持ち運びたい方におすすめですよ。
パソコンのUSBポートに固定して使わなければいけないため、逆に使用しづらい場合も。リーダー自体がコンパクトなこともあり、パソコン周りのケーブルなどとかさばると使用しづらくなります。パソコン周りがすっきりしている場合や、外出先での使用に最適と言えますね。
有線タイプ
自由に動かせるため家での利用に最適
ドングルタイプに比べてサイズが大きく、指紋認証をしやすいのが特徴。有線によって指紋認証リーダーを手元まで引き寄せることができるので、広いスペースがある場合は楽に使用できます。自宅でしっかり使用したい方におすすめですよ。
有線でサイズが大きいため、外出先への持ち運びには不向きです。パソコン周りのスペースが狭い場合の使用や、ケーブルの引っ掛かりにも注意が必要。比較的ゆとりのあるスペースで、ケーブルの引っ掛かりを防げる場所での使用が最適ですね。
USB指紋認証リーダーの選び方
指紋の登録件数で選ぶ
自分だけが使うなら1人用
USB指紋認証リーダーには指紋を登録できる件数が決まっています。使っているパソコンが自分専用という場合は、1件しか登録できないリーダーでも問題ありません。複数の指紋を登録できるリーダーであっても、1件のみを登録して自分1人で使うという選択肢も。自分専用の場合で、自分の複数の指を登録して使うということもできますよ。
家族と共有するなら複数人用
家族と共有しているパソコンにUSB指紋認証リーダーを付けたいという場合は、複数の指を登録できるものがおすすめ。パソコンにログオンする際に表示されるアカウントが認証した指紋によって決まるなど、他の人にアクセスされないようにすることも。複数人で1つのパソコンを共有しながら、プライバシーを守ることができますよ。
認証方法で選ぶ
認証にはタッチする指の角度も影響
USB指紋認証リーダーは、実際に指をタッチして認証する際に、指の角度によって正しく認証されないことがあります。パスワードを打ち込む煩わしさを減らしたり、ログオンを速くできることにも魅力がある指紋認証で、すぐに指が認識されないのは不利益です。指紋認証に関してはリーダーによって違いがあるので、注意が必要ですよ。
少しでも時間短縮するなら360度認証タイプ
USB指紋認証リーダーには、どの角度から指をタッチしても認証される360度認証タイプのものがあります。タッチする角度によって認証されなくなることがなくなり、スピーディ且つ簡単にパソコンにログオンすることが可能。認証失敗によるストレスもなくなります。少しでも指紋認証による手間を省きたい方におすすめですよ。
認証精度で選ぶ
精度を上げるならFRRとFARの低いリーダー
USB指紋認証リーダーの精度には、本人拒否率を表すFRRと他人許容率を表すFARという指標があります。FRRとFARはどちらも数値が低いほど精度が高いことを表し、具体的な数値としてはFRRは3%以下、FARは0.002%以下が基準です。認証精度の高いものを選びたい方は、FRRとFARの数値が低いものがおすすめと言えますね。
2段階認証するならFIDO U2F対応リーダー
FIDO U2Fとは、2段階認証を行うことでセキュリティを強化する認証技術とその規格。特定のオンラインサービスなどに適用することができ、より安心安全にパソコンでサービスを利用できるようになります。FIDO U2F対応リーダーは、パソコンで管理するデータなどのセキュリティをより高度にしたい方におすすめですよ。
USB指紋認証リーダーのおすすめブランド・メーカー
Kensington(ケンジントン)
FIDO U2F対応リーダーを揃える
Windows HelloとFIDO U2Fによる2段階認証をサポートする指紋認証リーダーを揃え、使いやすく高度のサイバーセキュリティを誇ります。ノートパソコンに使われるセキュリティスロットも有名なため、信頼性があるのも特徴です。
mouse(マウス)
コンパクトで高機能なリーダーが特徴
mouseのリーダーは、低重量でパソコンからの飛び出し範囲も狭いコンパクトさが特徴。外出先への持ち運びにも便利で、常に装着していても邪魔になりません。外でのパソコン使用を考えている方は、mouseのリーダーが最適です。
AuthenTrend(オーセントレンド)
360度認証に対応したリーダーが特徴
360度どの角度からも認証できるワンタッチ認証が特徴で、1秒以内の素早いログオンが可能。スマートラーニングセンサーを搭載したものもあり、指紋認証する度にロック解除が速くなります。ストレスの少ない指紋認証が魅力ですよ。
PQI(ピーキューアイ)
0.15秒以内の高速認証リーダーを揃える
0.15秒以内の高速且つ正確な応答性を備えたリーダーが特徴。静電容量方式タッチテクノロジーによって、その特徴が支えられています。高速ログオンが可能なリーダーを探している方におすすめと言えますね。
おすすめ&人気のUSB指紋認証リーダーランキング
ドングルタイプでおすすめのUSB指紋認証リーダー
PQI-My Lockey(4,507円)
薄型パソコンでも気にならないコンパクトサイズ
正確さと応答性に優れた静電容量方式タッチテクノロジーで、0.15秒以内の高速指紋認証が可能。360度どの角度から指でタッチしても認証されるため、使い勝手が良いです。指紋認証のストレスを減らすことができますよ。
FIDOアライアンスに認定された、強固なセキュリティを誇っています。ウィルスなどによるパスワードの漏洩対策を行っており、より安全に使用することが可能。信頼性のあるUSB指紋認証リーダーを探している方におすすめですよ。
AuthenTrend-ATKey.Hello(4,977円)
LEDインジケーターで認証の確認が簡単
スマートラーニングセンサーが付いており、指紋認証する度に解析が速くなっていきます。最終的には、ロックを解除するのに1秒かからないほどに。パソコンを使用する頻度が高いほど、効果を発揮すると言えますね。
センサーには、世界的に信頼と実績のあるEgis Technology社の指紋センサーを採用しています。FRRは3%でFARは0.002%と基準値を満たしているため、安心して使用することが可能。指紋認証リーダーの安全性を重視する方におすすめですよ。
AuthenTrend-ATKey.Hello Type-C(4,815円)
スマートラーニング機能で素早く指紋認識
Windows Helloに対応したUSB Type-C専用の指紋認証リーダーです。指紋の認証と非認証が一目で分かるLEDインジケーター付き。視覚的に認証状況が確認できる便利なリーダーとなっています。
USB指紋認証リーダー本体を保護できる、シリコン製の保護ケースが付いてます。リーダーの紛失や故障するリスクを抑えることができ、持ち運びにも便利。外出先でパソコンを頻繁に使用する方におすすめと言えますね。
Kensington-VeriMark(5,005円)
パスワードマネージャーにも対応
最大10件の指紋を登録しておけるUSB指紋認証リーダー。家族や仕事のチームなどで共有できるマルチユーザー対応なため、非常に利便性の高いリーダーです。パソコン一台を複数人で使う場合に効果的ですよ。
FIDO U2Fに対応しているため、よりセキュリティを強固にすることが可能に。2段階認証によって、パソコンで利用するクラウドサービスなどへの不正アクセスを防ぐことができます。より安全にオンラインサービスを利用したい方におすすめです。
Kensington-VeriMark IT(9,120円)
耐久性のある亜鉛合金素材を使用
FRRが2%でFARが0.001%という、基準値より高いセキュリティを誇るUSB指紋認証リーダーです。数値が低いほど高セキュリティなのがFRRとFARであるため、業界水準より高いセキュリティ保護を実現しています。
企業などにおける使用に最適な指紋認証リーダーで、様々な既存のITインフラに使用することが可能です。IT管理者は従業員のアクセスやパスワード管理が簡単になり、ユーザーは安全にログオンすることができます。
mouse-FP01(2,780円)
マルチユーザー対応で家族との共有もできる
360度認証タイプで、指をタッチする角度に関係なく認証することが可能です。1秒以内の高速指紋認識でもあるため、パソコンにログオンするのに手間いらず。素早くパソコンを使用できる便利なリーダーですよ。
コンパクトサイズで持ち運びに便利なのが特徴の指紋認証リーダーです。重量が約5g、装着時の飛び出し範囲が約10mmで、パソコンに取り付けたまま持ち運ぶことも。外出先でパソコンを使用する場合に最適ですよ。
PQI-指紋認証USBメモリ(7,797円)
最大10件の指紋登録が可能
信頼のPQIによる強固なセキュリティを実現。FRRが1%以下、FARが0.001%以下という基準値を大きく上回る認証精度を誇ります。指紋認証の速さも約0.1秒以下となっているため、パソコンへの素早いログオンが可能ですよ。
指紋認証によってアクセスのロックや解除ができるセキュリティUSBメモリです。USBドライブへのアクセスは指紋認証によってのみ可能なので、データやファイルの管理と持ち運びを安全にしたい方に最適と言えますね。
SANWA SUPPLY-FP-RD3(8,600円)
FRRとFARの数値が低い高認証精度のリーダー
最大で10件までの指紋を登録することが可能。個人での使用だけでなく、家族などの複数人でパソコン一台を共有する場合でも、セキュリティ対策を実施できます。自宅の家族共用パソコンなどにもおすすめのリーダーです。
ドングルタイプのUSB指紋認証リーダーですが、付属のUSB延長ケーブルで有線タイプのように使用することが可能。手元までリーダーを寄せることで、より快適に指紋認証を行えます。自宅と外出先で上手に使い分けられるのが魅力です。
ミヨシ-USE-FP01(3,608円)
専用ソフトウェアで様々な機能を使える
センサーサイズの小面積化など、USB指紋認証リーダー本体のコンパクト化を実現。指紋全面を認識せず、指の角度や指紋の一部だけでも認証ができます。ノートパソコンに付けたまま、持ち運ぶことも可能ですよ。
優れた指紋認証センサーを搭載しており、高速でロック解除を行えます。約0.15秒でのログオンが可能で、タッチする指の角度を気にする必要がない360度認証タイプのリーダーです。パソコンへのログオン時にストレスを感じたくない方におすすめですよ。
3R SYSTEM-USB指紋認証リーダー(2,990円)
専用ドライバでWindows7、8でも使用可能
無料の専用ソフトウェアを使うことで、パソコン内にあるフォルダを指紋認証によって暗号化することが可能。個人情報や会社資料などをより安全に保護できます。指紋認証を使って、フォルダ管理のセキュリティを強化することが可能ですよ。
指紋認証リーダー本体の重量が5g、USBポート装着時の飛び出し範囲が7mmのコンパクトサイズ。パソコンに付けていても、気にならないほどのサイズで邪魔になりません。外へパソコンを頻繁に持ち運ぶ方におすすめと言えますね。
AuthenTrend-ATKey.Pro(8,264円)
コンパクトで軽量化されたデザインが特徴
FIDO U2Fに対応したUSB指紋認証リーダーであり、Google ChromeやGmailなどのFIDO準拠のアプリで使用可能です。2段階認証によってセキュリティの強化ができるため、より安全にパソコンでサービスを利用できるようになりますよ。
FRRが2%以下で基準値より低いため、高精度の指紋認証を実現しています。360度認証タイプのリーダーで、1秒未満での認証が可能。パスワードなしの素早いパソコンへのログオンを求めている方におすすめです。
有線タイプでおすすめのUSB指紋認証リーダー
Dell-指紋認証リーダー付き有線マウス(9,473円)
円弧形の形状で快適に使用できる
マウスに指紋認証機能が付いた有線のリーダーとなっています。Windows Helloで安全にパソコンへログオンできるようになり、指紋によるセキュリティの保護が可能。FIDO準拠による安全性や信頼性もあるため安心です。
指紋認証リーダー付きマウスなら、USBポートを1つで済ませられるメリットも。マウスに触れる手元ですぐに指紋認証を行えるので、即座にログオンできますよ。パソコン周りの機器をすっきりまとめたい方におすすめです。
サンワサプライ-指紋認証マウス(6,682円)
360度認証タイプの有線マウス
追加でソフトウェアをインストールする必要がありません。マウスから伸びるUSBをパソコンに差し込むだけで使用可能。マウスと指紋認証が一体となっているので、シンプルで利便性が高く、使い勝手が良いリーダーですよ。
マウスが左右対称の形状になっており、利き手を問わずに使用できます。最大10件の指紋を登録しておけるので、家族などとの共用にも。利き手問わず複数人とのパソコン共有をしたい方におすすめと言えますね。
プリンストン-指紋認証システム(8,980円)
富士通製の半導体センサーによるセキュリティ
Windows2000やXPといった、古いタイプのOSに対応した指紋認証リーダーです。本体の重量が222gと、他と比べて大型になっているのが特徴。有線タイプとして、自宅でのパソコン使用時に最適と言えますね。
U-CLEF/Fというソフトウェアをインストールする必要があり、ファイルの暗号化や読み込みにも使用。ユーザーがログオンを行ったアクセスログも記録しています。古いOSでも安全に管理したい方におすすめですよ。
まとめ
ドングルタイプのUSB指紋認証リーダーがおすすめ
USB指紋認証リーダーで手軽にパソコン内のデータやファイルを保護したいのなら、ドングルタイプのUSB指紋認証リーダーがおすすめです。ドングルタイプの指紋認証リーダーは、有線タイプの指紋認証リーダーに比べて、コンパクトで持ち運びにも便利。外出先でパソコンを使用する場合にも、USBポートに差し込んだまま持ち運ぶことができます。指紋認証をするのに場所を取らないので、パソコン周りもすっきりしますよ。今回はおすすめのUSB指紋認証リーダーをランキング形式でご紹介しました。ぜひ自分に合ったUSB指紋認証リーダーを手に入れて、パソコン内のデータやファイルをしっかり保護してくださいね。